JPS61173877A - 三次元位置設定補助装置 - Google Patents

三次元位置設定補助装置

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JPS61173877A
JPS61173877A JP1210285A JP1210285A JPS61173877A JP S61173877 A JPS61173877 A JP S61173877A JP 1210285 A JP1210285 A JP 1210285A JP 1210285 A JP1210285 A JP 1210285A JP S61173877 A JPS61173877 A JP S61173877A
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head
setting
teaching
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bright spot
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JP1210285A
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俊光 須山
蚊戸 俊一
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、対象物上に表示された位置設定点に対するヘ
ッドの三次元位置を所定の相対位置関係となるように設
定する際に使用する三次元位置設定補助装置の改良に関
する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
例えば、製造ラインにおける製品の組立て工程や材料の
切断工程および加工工程等に設置される産業用ロボット
においては、実際に稼働させる前にロボットに対して作
業ヘッドの移動経路および動作手順を三次元的な被加工
物の形状に即して教え込む必要がある。この作業ヘッド
の三次元動作を教え込む作業をティーチングと言うが、
このティーチングは従来より一般に作業者の手動操作に
よって行なっている。例えば、CO2レーザ切断ロボッ
トにティーチングを行なう場合は、作業者がティーチン
グペンダントを操作しながら加工ヘッドを対象物として
のワーク表面に描かれたけがき線の教示点に接近させ、
しかるのち上記教示点に対し加工ヘッドの三次元位置を
所定の相対位置関係となるように位置設定してこのとき
の上記三次元位置情報を記憶させることによりティーチ
ングを行なっている。ところが、この様な従来のティー
チング作業は、作業者が教示点に対する加工ヘッドの三
次元位置を直接目視しながら行なうものであるため、テ
ィーチングに手間と時間を要し、しかも正確な位置設定
を行なうためには熟練を要するという欠点がある。
そこで、最近ではティーチング作業の能率向上のために
、例えば加工ヘッドの近傍に磁気センサを配置し、この
磁気センサによりワークに生じた渦電流の大きさを検出
してその検出値から加工へラドとワーク表面との距離を
算出し、この算出結果に基づいてワークに対する加工ヘ
ッドの対向距離を設定することが行なわれている。しか
しこの様な従来の位置設定用補助装置を使用した場合で
は、ワークに対するヘッドの対向距離については確かに
簡単に設定することができるが、磁気センサは検出面積
が大きいためヘッドの微少領域に対するワークの対向距
離の測定精度が低く、またワークに対する加工ヘッドの
対向姿勢については依然として作業者の目視設定に頼ら
ざるを得ないため、ティーチング能率および精度の大幅
な向上は望めなかった。
〔発明の目的〕
本発明は、短時間にしかも熟練を要することなく正確に
ティーチングを行なえるようにし、これによりティーチ
ング作業の能率および精度の大幅な向上を実現できる三
次元位置設定補助装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、上記目的を達成するために、ヘッドに、対象
物上に斜め方向から投光して対向距離設定用の第1の輝
点を形成する第1の投光器と、対象物上に投光して上記
第1の輝点とともに少なくとも三角形を構成する複数の
第2の輝点を形成する第2の投光器とを設けるとともに
、これらの投光器により対象物上に形成された各輝点お
よび対象物上に予め表示された位置設定点を撮像する撮
像器を設け、このINfII器により撮像された上記各
輝点および位if設定点を画像表示器に表示し、かつこ
の画像表示器の表示画面上に上記位置設定点の位置合わ
せ目標となりかつ対象物上の位置設定点に対するヘッド
の三次元位置が所定の相対位置関係になったときに上記
第1の輝点と一致するべく位置決めされた第1の基準位
置マークを固定的に表示するとともに、対象物上の位置
設定点に対するヘッドの三次元位置が所定の相対位置関
係になったときに上記複数の第2の輝点と一致するよう
に位置決めされた複数の第2の基準位置マークを固定的
に表示し、ヘッドの位置設定時に、上記画像表示部を目
視しながら上記各基準位置マークに各輝点をそれぞれ一
致させるように対象物に対するヘッドの対向距離および
対向姿勢をそれぞれ調整することによりヘッドの二次元
位置を設定できるようにし、かつ上記第1および第2の
投光器の投光角度を可変設定する手段と撮像器の焦点距
離を可変設定する手段とを設け、これらの手段により投
光角度および焦点距離を適宜可変設定することにより、
対象物に対しヘッドを遠方に配置した状態での精度の粗
い三次元位置設定と、対象物に対しヘッドを近接配置し
た状態での精密な三次元位置設定とをそれぞれ行なえる
ようにしたものである。
〔発明の実施例〕
第2図は、本発明の一実施例における三次元位置設定補
助装置を備えた切断用ロボットのヘッド部分の構成を示
すもので、1はヘッド本体を示している。このヘッド本
体1の一方の取付は面にはレーザ加工ヘッド2が取着さ
れ、またこのレーザ加工ヘッド2の取付は面と反対側の
面にはティーチングヘッド3が取着されている。またヘ
ッド本体1はロボットアーム4に対し回動機構6により
回動可能に連結されており、ヘッド本体1を回動させる
ことによりティーチング時にはティーチングヘッド3を
対象物としてのワーク9表面に対向させ、切断時にはレ
ーザ加工ヘッド2をワーク9表面に対向させることがで
きるようになっている。
さて、本実施例の三次元位置設定補助装置は、第1図に
示す如く上記ティーチングヘッド3と、このティーチン
グヘッド3内の後述する撮像器により石像された画像信
号を表示するCRTディスプレイからなる画像表示器7
と、この画像表示器7に基準位置パターンを表示させる
基準位置パターン発生回路8とから構成される。
ティーチングヘッド3は、上側筺体30aと下側筺体3
0bとからなるヘッド筐体30内に、4個の投光器31
〜34と、撮像器35とを収容し、かつ上記投光器31
〜34の投光角度を可変する投光角度可変機構と、上記
撮像器35の焦点距離を可変する焦点可変機構とを設け
たものである。
第3図(第1図の■−■断面矢視図)および第4図(第
3図のI−I断面矢視図)は、その構成を示すもので、
各投光器31〜34はそれぞれ集光レンズを備えた半導
体レーザ装置31a〜34aと反射!j131t)〜3
4bとから構成されている。
半導体レーザ装置31a〜34aはヘッド筐体30の内
壁面の中間部に固定され、また反射鏡31b〜34bは
ヘッド筐体30の内壁面の下側部位に投光角度可変機構
36に支持された状態で配置される。この投光角度可変
機構36は、反射鏡31b〜34bの中央部を揺動可能
に支持する支点部36aと、プランジャ機構36bと、
ストッパ36cとから構成され、プランジャ機構36b
をオンオフさせることにより反射a3ib〜34bの角
度を2段階に可変し、これによりワーク9へのレーザ光
の投光角度を可変設定するものである。しかして投光器
31〜34は、半導体レーザ装置31a〜34aから発
生されたレーザ光を反射鏡31b〜34bでそれぞれ所
定角度で反射してワーク9表面に投光し、これによりワ
ーク9表面上に第1図に示す如く対向距離設定用の輝点
S1および対向姿勢設定用の輝点S2〜S4をそれぞれ
形成する。尚、上記各反射1i31b〜34bにはそれ
ぞれ絞り孔316〜34dを有する絞り板31c〜34
Cが設けてあり、この絞り板31c〜34Cと前記半導
体レーザ装置31a〜34aの集光レンズとの協働によ
り、ワーク9表面に形成されるレーザ光のビーム径を制
限している。
一方撮搬器35は、固体撮像素子35aとこの固体撮像
素子35aに対し光学像を結像させる光学系35bとか
らなり、この光学系35t)は焦点距離可変機構37に
支持されている。この焦点距離可変機構37は、上記光
学系35bを支持する支持部材37aと、この支持部材
37aが歯合するラック37aと、このラック37bを
軸支する軸受部37Cと、上記ラック37bを回転させ
るモータ37dとから構成され、モータ37dの回転に
より上記光学系35bを矢印へ方向に移動させ、これに
より光学系35bのワーク9表面に対する焦点距離を可
変する。しかしてこの様な撮像器35は、ワーク9表面
上に前記各投光器31〜34により形成された輝点S1
〜S4およびワーク9表面に予め表示されたけかき線に
上の教示点Pをそれぞれ撮像する。尚、37eはジヨイ
ント、38は防塵用の光フィルタ、39はティーチング
ヘッド3を前記ヘッド本体1に取付けるために使用され
るとともに、半導体レーザ装置31a〜34aの電気的
性質を満足させるためにティーチングヘッド3をヘッド
本体1から電気的に絶縁する絶縁部材からなるベースで
ある。
基準位置パターン発生回路8は、ワーク9に対するヘッ
ドの対向距離を設定するために使用する第1の基準位置
マークM1と、ワーク9に対するヘッドの姿勢を設定す
るために使用する3個の第2の基準位置マークM2〜M
4とをそれぞれ発生するもので、これらの各基準位置マ
ークM1〜M4をそれぞれ第1図に示す如く画像表示器
7の表示画面上の所定の位置に前記撮像器35からのm
e画鍮信号に重畳して表示させる。
次に、以上のように構成された装置の作用を位置設定操
作手順に従って説明する。尚、ここではワーク9表面に
表示されたけかき線に上の教示点POに対しティーチン
グヘッド3の三次元位置を設定する場合を例にとって説
明する。
画像表示器7の表示画面上には、基準位置パターン発生
回路8から発生された各基準位置マークM1〜M4がそ
れぞれ第1図に示す如く所定の位置に固定的に表示され
ている。この状態で作業者は、先ず精度の粗いティーチ
ングを行なう。すなわち、先ずティーチングヘッド3の
移動操作に先立ち、各投光角度可変機構36のプランジ
ャ機構36bをプランジャを引込めた状態(オフ状態)
とし、これによりレーザ光の投光角度を大きな角度(9
0°に近い角度)に設定する。また同時に焦点距離可変
機構37を駆動し、光学系35bの位置をワーク9に近
い位置に移動させて撮像器35を遠距離撮像用に設定す
る。そしてこの状態で、ティーチングペンダントを操作
してティーチングヘッド3をワーク9上のある程度離れ
た任意の位置に停止させる。そうすると、ティーチング
ヘッド3の各投光器31〜34から発せられた光ビーム
がワーク9表面に照射されて輝点S1〜S4が形成され
る。そしてこれらの輝点S1〜S4は、ワーク9表面に
表示されたけがき線におよび教示点POとともにm像型
35により撮像されて画像表示器7に画像表示される。
さて、この状態で作業者は、上記画像表示器7の表示画
像を目視しながらティーチングペンダントを操作して、
先ず表示画面上に固定表示されている第1の基準位置マ
ークM1に教示点POの撮像画像が一致するようにティ
ーチングヘッド3をワーク9表面に沿って移動させる。
そして教示点POの画像と第1の基準位置マークM1と
の表示位置が一致すると、次に表示画面上の輝点S1に
注目して、この輝点S1と第1の基準位置マークM1と
の位置関係に基づいて輝点S1が第1の基準位置マーク
M1と一致するように、ワーク9に対するヘッド3の距
離を調整する。例えば、第5図(b)に示す如く輝点S
1が第1の基準位置マークM1から画面下方向にずれて
いる場合は、第5図(a)のようにヘッド3がワーク9
表面からまだ離れ過ぎていることになるため、表示画像
を目視しながらヘッド3をワーク9から少しずつ近付け
、輝点S1が第1の基準位置マークM1と一致したとこ
ろでヘッド3を停止させる。尚、9′はマークM1に輝
点81’ が一致したときのヘッド3からのワーク9の
位置を示すものである。かくしてワーク9に対するヘッ
ド3の対向距離の設定が行なわれる。この対向距離の設
定が終了すると作業者は、今度は輝点S2〜S4に注目
してこれらの輝点S2〜$4と第2の基準位置マークM
2〜M4との位置関係からワーク9表面に対するヘッド
3の姿勢を判断し、表示画像を目視しながらティーチン
グペンダントを操作して上記各輝点S2〜S4が第2の
基準位置マークM2〜M4と位置が一致するようにヘッ
ド3の姿勢を調整する。例えば、第6図(b)に示す如
く輝点S2の位置だけがマークからずれている場合は、
第6図(a)に示す如くワーク9表面に対しヘッド3が
輝点S1とS2とを結ぶ方向に傾斜していると判断して
ワーク9表面に対するヘッド3の傾きを輝点S2がマー
クM2と位置が一致するまで変化させ、これによりワー
ク9表面に対するヘッド3の対向状態を撮像器35の光
軸が垂直になるように設定する。一方第7図(b)に示
す如く輝点83゜S4が対応するマークM3.M4から
ずれている場合は、ヘッド3が第7図(a)に示す如く
輝点83.81.84を通る線の方向に傾斜していると
判断してヘッド3の傾きを上記各輝点83゜S4がマー
クM3.M4と一致するまで変化させ、これによりワー
ク9表面に対するヘッド3の対向状態を垂直に設定する
。また、輝点S2および輝点83.84がそれぞれ対応
するマークM2およびM3.M4の位置からずれている
場合は、各方向毎に上記した傾きの調整を行なってワー
ク9表面に対するヘッド3の姿勢を調整する。かくして
ワーク9表面に対するヘッド3の対向姿勢の設定が行な
われる。
そうして、ワーク9に対するヘッド3の精度の粗い位置
設定、つまり仮設定が終了すると作業者は、続いて精度
の高い位置設定を行なう。すなわち、先ず各投光角度可
変機構36のプランジャ機構36bをオン状態としてレ
ーザ光の投光角度を小さく設定する。またそれとともに
、焦点距離可変機構37のモータ37dを駆動して光学
系35bの位置を固体撮像素子35a側に後退させてe
ta器35を近距離Wi画像に設定する。そしてこれら
の設定を完了した後、ティーチングヘッド3を例えば第
5図(a)のイに示す如くさらにワーク9に近付け、こ
の状態で画像表示器7に表示される各輝点R1〜R4お
よび各基準位置マークM1〜M4の位ra関係を目視し
ながら、前記精度の粗い場合の位置設定操作と同様にワ
ーク9の教示点POに対するティーチングヘッド3の三
次元位置の設定を行なう。尚、このとき上記ティーチン
グヘッド3の遠距離撮像状態から近距離撮像状態への移
動は、両撮像状態の間に特定の関係が成立するので、テ
ィーチングペンダントの簡単なキー操作により行なうこ
とができる。第8図(a)。
(b)は、それぞれこの高精度の三次元位置設定を終了
した状態でのワーク9とヘッド3との位置間係および画
像表示器7の表示画像を示すものである。
かくして高精度の位置設定を完了すると作業者は、ティ
ーチングペンダントのティーチングボタダンを操作して
この状態でのティーチングヘッド3の三次元位置の情報
をロボットの制御部に記憶させ、これを以て教示点PO
に対するティーチングヘッド3の三次元位置の設定操作
を終了し、次の教示点に対するティーチング操作に移行
する。
このように本実施例であれば、作業者は画像表示器7の
表示画面を目視しながら、各輝点S1〜S4又はR1へ
R4が基準位置マークM1〜M4の表示位置と一致する
ようにワーク9表面に対するヘッド3の三次元位置を調
整すれば良く、この結果対向距離および対向姿勢のいず
れをも作業者の勘に頼ることなく正確にしかも短時間で
設定することができ、これによりティーチング能率およ
び精度を大幅に向上させることができる。また投光角度
可変機1436および焦点距離可変機構37により、レ
ーザ光の投光角度および撮像器35の焦点距離を遠距離
用および近距離用の2段階に可変設定できるようにした
ので、作業者は始めにワーク9の広い範囲を画像表示器
7に写し出して、基準位置マークM1に対する教示点P
Oの位置合わせおよび基準位置マークM1〜M4に対す
る各輝点S1〜S4の位置合わせ操作を行なうことがで
き、これによりたとえ小さなワーク9に対しても迅速に
位置設定対象である教示点を見付は出し、位置設定を行
なうことができる。ざらに、この位置設定で十分なティ
ーチング精度が得られなくても、ワーク9に対しヘッド
3を近接させて高精度の三次元位置設定を行なうことか
ら、極めて高精度のティーチングを行なうことができる
。すなわち本発明であれば、高速にしかも高精度のティ
ーチングを行なうことができる。
また、教示点に位置が一致する対向距離設定専用の輝点
S1および第1の基準位置マークM1を設けたことによ
って、次のような効果を奏する。
すなわち、ワーク9の表面形状によっては小さな凹凸が
存在し、例えば第9図(a)に示す如くこの様な凸部上
に教示点Pが設定される場合があるが、この様な場合例
えば第10図に示す如く対向距離設定用の輝点および基
準位置マークを設けずに4個の輝点および基準位置マー
クから対向距離と対向姿勢とをそれぞれ設定しようとす
ると、凸部上の教示点とヘッド3との対向距離が所定の
距離になっていなくても各輝点と基準位置マークとの位
置が一致してしまうことがある。この状態でティーチン
グを行なうと、レーザ切断加工等を行なった際に加工ヘ
ッドから教示点までの距離が規定値と異なるためにレー
ザの焦点がずれて所定の切断を行なえなくなったり、著
しい場合には加工ヘッドの先端部がワークの凸部に接触
してヘッドが損傷するといった不具合を生じる恐れがあ
る。
これに対し本発明であれば、教示点Pと基準位置マーク
M1との位置を一致させ、この基準位置マークM1に対
して輝点R1を一致させることにより対向距離の設定を
行なうようにしたので、第9図(a)に示す如く小さな
凸部上に教示点Pがある場合でも、必ずこの凸部上の教
示点Pに対して対向距離の設定を行なうことができる。
このため、誤った位置状態でティーチングしてしまう不
具合は防止され、この結果ワーク表面の状態に影響を受
けずに常に正確なティーチングを行なうことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、上記実施例では対向姿勢設定用の基準位置マーク
および輝点を3個設定した場合について述べたが、その
数は2個(−例としてM3かM4のいずれか一方を削除
する)であってもよく、また4個以上であってもよい。
また基準位置マークおよび輝点の配置は、必ずしも直角
三角形となるように設定しなくてもよく、三角形であれ
ば如何なる位置に配置してもよい。また画像表示器に画
像処理回路および演算回路を設け、この画像処理回路に
より表示画面上の各輝点の位置座標を求め、かつこの位
置座標から三角測量法の演算を行なってワークに対する
ヘッドの対向距離および傾斜角度を算出し、この算出結
果と予め設定しである目標位置情報とを比較してその差
を零にするようにティーチングヘッドの姿勢を自動調整
するようにしてもよい。さらにティーチングヘッド3内
に照明器36を設けてもよく、この照明器を設ければワ
ーク9表面のけがき線におよび教示点P等を明るく画像
表示器7に表示することができ、教示点Pの位置をより
正確に判断することができる。またこの場合、照明器に
投光器と同様に半導体レーザ装置を用い、これにより輝
度の高い輝点をワーク上に形成しかつ教示点等を照明す
るようにすれば、外乱光の影響を受けることなく明確な
両縁を得ることができ、非常に有用である。また、反射
131b 〜34bの各絞り板310〜34cは、遠距
離N像状態および近距離撮像状態の選定の仕方によって
は輝点S1〜S4の大きさが対向距離の可変設定により
それほど変化しない場合もあり、このような場合は必ず
しも使用しなくてもよい。その他、投光器、撮像器(工
業用テレビジョンカメラでも可)、画像表示器(CRT
以外に液晶ディスプレイ等でも可)、投光角度可変手段
および焦点距離可変手段の構成についても、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、短時間にしかも熟
練を要することなく正確にティーチングを行なうことが
でき、これによりティーチング作業の能率および精度の
大幅な向上を図り得る三次元位置設定補助装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例における三次元位置設定補助装置
を説明するためのもので、第1図は同装置の構成を示す
斜視図、第2図は第1図の装置を採用したロボットのヘ
ッド部分の構成を示す斜視図、第3図および第4図はそ
れぞれティーチングヘッドの構成を示すもので、第3図
は第1図のIF−II断面矢視図、第4図は第3図のI
−I断面矢視図、第5図(a)、(b)乃至第9図(a
)。 (b)はそれぞれ作用説明に用いるためのもので、各図
(a)はヘッドとワークとの位置関係を示す模式図、(
1))は画像表示器の表示画像を示す模式図、第10図
は効果の説明に用いる従来の基準位置マークおよび輝点
の配置の一例をを示す模式1・・・ヘッド本体、2・・
・加工ヘッド、3・・・ティーチングヘッド、4・・・
ロボットアーム、7・・・画像表示器、8・・・基準位
置パターン発生回路、9・・・ワーク、30・・・ヘッ
ド筐体、31〜34・・・投光器、31a〜34a・・
・半導体レーザ装置、31b〜34b・・・反rJ4鏡
、32G・・・絞り板、35・・・撮像器、35a・・
・固体w4鍮素子、35b・・・光学系、36・・・投
光角度可変機構、36b・・・プランジャ機構、37・
・・焦点距離可変機構、37b・・・ラック、37(j
・・・モータ、38・・・光フィルタ、39・・・ベー
ス、81.R1・・・対向距離設定用の輝点、S2〜8
4、R2−R4・・・対向姿勢設定用の輝点、Ml・・
・第1の基準位置マーク、M2〜M4・・・第2の基準
位置マーク、K・・・けがき線、P、PO・・・教示点
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 の− C) ■ II       D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対象物上に表示された位置設定点に対するヘッド
    の三次元位置を所定の相対位置関係に設定する際に使用
    する三次元位置設定補助装置において、前記ヘッドに設
    けられ前記対象物上に斜方投光して対向距離設定用の第
    1の輝点を形成する第1の投光器と、前記ヘッドに設け
    られ前記対象物上に投光して前記第1の輝点と少なくと
    も三角形を構成する対向姿勢設定用の複数の第2の輝点
    を形成する第2の投光器と、前記ヘッドに設けられ前記
    第1および第2の投光器により前記対象物上に形成され
    た第1および第2の各輝点と対象物上に表示された前記
    位置設定点とをそれぞれ撮像する撮像器と、この撮像器
    により撮像された各輝点および位置設定点を表示する画
    像表示器と、この画像表示器に表示される前記位置設定
    点の位置合わせ目標となりかつ前記対象物上の位置設定
    点に対するヘッドの三次元位置が所定の相対位置関係に
    なったときに前記第1の輝点と一致するべく前記画像表
    示器の表示画面上の所定の位置に固定的に表示される第
    1の基準位置マークと、前記対象物上の位置設定点に対
    するヘッドの三次元位置が所定の相対位置関係になった
    ときに前記複数の第2の輝点とそれぞれ一致するべく前
    記画像表示器の表示画面上の所定の位置に固定的に表示
    される複数の第2の基準位置マークと、前記対象物に対
    するヘッドの対向距離に応じて前記第1および第2の投
    光器の投光角度を可変設定する投光角可変手段と、前記
    対象物に対するヘッドの対向距離に応じて前記撮像器の
    焦点距離を可変設定する手段とを具備したことを特徴と
    する三次元位置設定補助装置。
  2. (2)画像表示器は、表示画面に表示された第1および
    第2の輝点の位置を電気的に検出する画像処理部と、こ
    の画像処理部で検出された各輝点の位置座標から対象物
    に対するヘッドの対向距離および対向姿勢の情報を算出
    する演算部とを備えたものである特許請求の範囲第(1
    )項記載の三次元位置設定補助装置。
  3. (3)第1および第2の投光器は、第1および第2の輝
    点の明るさと外乱光の明るさとの中間の任意の明るさで
    対象物表面を照明する照明器を備えるものである特許請
    求の範囲第(1)項記載の三次元位置設定補助装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62282882A (ja) * 1986-05-31 1987-12-08 株式会社東芝 三次元位置計測装置
JPH03117582U (ja) * 1990-03-15 1991-12-04

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