JPH0753789Y2 - シーミングチャックの着脱装置 - Google Patents

シーミングチャックの着脱装置

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JPH0753789Y2
JPH0753789Y2 JP6432590U JP6432590U JPH0753789Y2 JP H0753789 Y2 JPH0753789 Y2 JP H0753789Y2 JP 6432590 U JP6432590 U JP 6432590U JP 6432590 U JP6432590 U JP 6432590U JP H0753789 Y2 JPH0753789 Y2 JP H0753789Y2
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JP
Japan
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seaming chuck
seaming
screw
notch
head
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6432590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0422145U (ja
Inventor
俊章 大脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は缶と缶蓋を巻締めする工具であるシーミングチ
ャックの着脱機構に関するものである。
(従来の技術) 第6図は従来のシーミングチャックの着脱機構を示し、
シーミングチャック1はシーミングヘッド2に通常左ネ
ジ3によって強く緊締される。このための工具は、アジ
ャスティングナット4、これに螺合するアジャスティン
グボルト5、同アジャスティングボルト5に担持された
カップリング6からなり、これを回動するラチェットハ
ンドル7、アジャスティングナット4の回り止めハンド
ル8及びシーミングチャック1下面の穴に係合するため
の係合ピン9を有する。そして、アジャスティングナッ
ト4とアジャスティングボルト5は、シーミングチャッ
ク1の左ネジ3と同じピッチを持つ左ネジで螺合されて
いる。なお、10は缶種によって適宜に選択されるキャン
ハイトスペーサ、11はリフターである。
シーミングチャック1を交換取付ける場合、シーミング
ヘッド2にチャック1を螺入し、その下面の穴に取付け
工具の係合ピン9を係合し、適宜の高さのキャンハイト
スペーサ10を選んでリフター11上に工具と共に載置し、
アジャスティングナット4が回動しないように回り止め
ハンドル8を片手で握り、他方の手でラチェットハンド
ル7を水平に往復回動させる。ラチェットハンドル7の
回動につれて、アジャスティングボルト5とこれに担持
されるカップリング6は左へ回動し、係合ピン9によっ
てシーミングチャック1はシーミングヘッド2に強く緊
定される。このとき、アジャスティングナット4とアジ
ャスティングボルト5はシーミングチャック1と同じピ
ッチの左ネジで螺合されているので、シーミングチャッ
ク1が回動してネジ3によって上下するのと同じ高さだ
けでアジャスティングボルト5が上下動するので、シー
ミングチャック1と係合ピン9とは常に同じ係合状態に
保たれる。また取外しの場合は、ラチェットハンドル7
の切換ピン12によってラチェットの回転方向を切換えれ
ばよい。
(考案が解決しようとする課題) 第6図のシーミングチャックの缶種に応じた交換作業に
おいては、シーミングチャックとシーミングヘッドの取
付け、取外しの作業を効率よく行なうため、図面に示す
ラチェットハンドル7、回り止めハンドル8のような工
具を使用する。即ち、ラチェットハンドル7による往復
運動を利用し、取付け、取外しの作業を、手ネジ込み緩
めより短時間に確実に行える方法が工夫されている。し
かし取付け精度、強度を保つためには、数個以上のネジ
山が必要であるため、シーミングチャックを取付け、取
外しするのに数回転以上回転させなければならないこと
になり、取付け、取外し時間の短縮にも限度があった。
更に第6図のような工具を使用するためには、缶種高さ
の相違による高さ調整用のスペーサ等を段取りする必要
があり、シーミングチャックの取付け、取外しの時間以
外の段取り時間も必要となるなどの欠点があった。
本考案はシーミングチャックの取付け、取外し時間の短
縮を図ることができるシーミングチャックの着脱機構を
提供し、前記従来の課題を解決しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、缶と缶蓋を巻締めする工具であるシ
ーミングチャックをシーミングヘッドに着脱する機構に
おいて、同シーミングチャックとシーミングヘッドの着
脱を雄雌ネジの係合により行なうと共に、両者の係合す
る雄雌ネジの夫々の対応する位置の複数個所を軸方向に
切欠してなる切欠部となし、同雄ネジの切欠残り巾部が
前記雌ネジの切欠部位置に位置した際には両者のネジ係
合が解除されるようにしてなるもので、これを課題解決
のための手段とするものである。
また本考案は、シーミングチャックとシーミングヘッド
の雄ネジの切欠残り巾と、雌ネジの切欠部の切欠巾を、
夫々隣接するもの同志において異ならせてなるもので、
これを課題解決のための手段とするものである。
(作用) 本考案ではシーミングチャックとシーミングヘッドの雄
雌ネジの締結部に、シーミングチャックのネジの残った
部分がシーミングヘッドに嵌まり込むような切欠を設け
た砲尾錠止めネジ機構を用いることにより、シーミング
チャックの取付け、取外しがシーミングチャックの何分
の1かの回転により可能となる。従って缶種対応取替部
品であるシーミングチャックの取付け、取外しが容易
で、かつ短時間にできるため、缶種対応型替時間の短縮
が可能となる。また雄ネジの切欠残り巾と雌ネジの切欠
部の切欠巾を、夫々隣接するもの同志において異なら
せ、シーミングチャックとシーミングヘッドの切欠残り
巾と切欠巾の所定のもの同志の嵌め込みにより、両者の
着脱を可能にする。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明すると、第1図
〜第5図は本考案の実施例を示し、第1図はシーミング
チャック111がシーミングヘッド112に砲尾錠止めネジ締
結部113(以降単にネジと称す)にてネジ締結されてい
る状態を示す。
第2図はシーミングチャック111とシーミングヘッド112
の取付け、取外し要領の横断面図を示し、図示の状態に
おいて、シーミングヘッド112のネジ締結部113の切欠残
り位置21,22,23に合わせて、ネジ締結部113を切欠いた
シーミングチャック111を嵌め込む。そしてこの状態に
おいてシーミングチャック111の取付け、取外しを行な
う。そして第2図の矢印24或いは25の方向にシーミング
チャック111を回転させることにより、シーミングチャ
ック111がシーミングヘッド112と締結される。第2図に
おいてはネジの右勝手、左勝手は限定しないため、図示
の如く矢印24,25のどちらでも締結可能となるが、シー
ミングチャック111の巻締回転方向によりネジが締まり
勝手になるネジ勝手を使用することが望ましい。また第
2図の状態でシーミングチャック111をシーミングヘッ
ド112から引き抜くことができる。また第2図では切欠
個所数を3個所としているが、切欠個所数は時に限定し
ないものとする。しかしネジの加工精度、強度より3個
所或いは4個所が適している。またネジの形状、ネジの
大きさ、ネジのピッチも限定しないが、ピッチはあまり
大きいものは好ましくなく、1.0〜2.0間のピッチが適し
ている。
更にシーミングチャック111の締付けの確実性を持たせ
ること及び増締め緩めを行なうため、シーミングチャッ
ク111に工具取付穴14を設けても差支えない。また工具
取付穴14の位置は、外周面でも下側でも良く、特に限定
しないが、作業性を考慮して第1図の如く下側に設ける
のが好ましい。この際工具取付穴14の大きさφd1、深さ
h及び個数も限定しない。
第3図はシーミングチャック111とシーミングヘッド112
の分解斜視図を示し、第4図はシーミングチャック111
の締結部の横断面図、第5図はシーミングヘッド112の
締結部の横断面図を示す。図においてシーミングチャッ
ク111の切欠巾W1と、シーミングヘッド112の切欠残り巾
W2の大きさは、切欠残り巾W2が切欠巾W1に嵌め込まれる
大きさであれば特に限定しないが、作業性とネジの強度
より切欠巾W1の方が切欠残り巾W2に比し1〜3mm大きい
切欠巾が適している。
またシーミングチャック111の切欠径φD1と、シーミン
グヘッド112の切欠径φd2の大きさは、シーミングヘッ
ド112のネジ締結部のネジ外径φd3がφD1に嵌め込まれ
る大きさ及びφd2がシーミングチャック111のネジ締結
部のネジ内径φD2に嵌め込まれる大きさであれば特に限
定しないが、作業性とシーミングチャック111、シーミ
ングヘッド112の強度面より、切欠径φD1とネジ外径φd
3ではφD1の方がφd3に比して直径で1〜3mm、ネジ内径
φD2と切欠径φd2ではφD2の方がφd2に比し直径で1〜
3mm大きい切欠巾が適している。
また本考案では、取付け、取外しの位置決めを明確にす
るため、第4図及び第5図の如くシーミングチャック11
1の切欠巾をW1,W3で異ならしめ、シーミングヘッド112
の切欠残り巾W2,W4も異ならせることにより、切欠巾W1
と切欠残り巾W2との嵌め込み、切欠巾W3と切欠残り巾W4
の嵌め込みしかできない切欠巾の組合せによる位置決め
構造としてなるものである。また取付け、取外しの位置
決めを明確にするために、シーミングチャック111の外
周面41〜43、シーミングヘッド112のネジ切欠部51〜53
の位置に、合マークを施すこともできる。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は構成されているので、
缶種対応取替部品である缶巻締工具のシーミングチャッ
クが、1回転以下(何分の1回転)での締付け、緩めに
より取付け、取外しが可能となる。なお、切欠個所を3
個所とした場合には、円周の6分の1(60°)の回転で
取付け、取外しが可能となる。従って本考案によると、
シーミングチャックの取付け、取外しが短時間で行える
ため、缶種対応段取替時間を大巾に短縮することが可能
となる。また本考案は雄ネジの切欠残り巾と雌ネジの切
欠部の切欠巾を、夫々隣接するもの同志において異なら
せたことにより、シーミングチャックをシーミングヘッ
ドに取付ける際、取付け、取外しの位置が明確になり、
取付け、取外しを更に迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るシーミングチャックの着
脱機構の縦断面図、第2図は同横断面図、第3図は同分
解斜視図、第4図は同シーミングチャックの横断面図、
第5図は同シーミングヘッドの横断面図、第6図は従来
のシーミングチャックの着脱機構を示す縦断面図であ
る。 図の主要部分の説明 14……シーミングチャック工具取付穴 21,22,23……シーミングヘッドネジ締結部切欠部 24,25……シーミングチャック回転方向 41〜43……シーミングチャック合マーク位置 51〜53……シーミングヘッド合マーク位置 111……シーミングチャック 112……シーミングヘッド 113……ネジ締結部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶と缶蓋を巻締めする工具であるシーミン
    グチャックをシーミングヘッドに着脱する機構におい
    て、同シーミングチャックとシーミングヘッドの着脱を
    雄雌ネジの係合により行なうと共に、両者の係合する雄
    雌ネジの夫々の対応する位置の複数個所を軸方向に切欠
    してなる切欠部となし、同雄ネジの切欠残り巾部が前記
    雌ネジの切欠部位置に位置した際には両者のネジ係合が
    解除されるようにしたことを特徴とするシーミングチャ
    ックの着脱装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシーミングチャックの着脱
    装置において、シーミングチャックとシーミングヘッド
    の雄ネジの切欠残り巾と、雌ネジの切欠部の切欠巾を、
    夫々隣接するもの同志において異ならせたことを特徴と
    するシーミングチャックの着脱装置。
JP6432590U 1990-06-18 1990-06-18 シーミングチャックの着脱装置 Expired - Lifetime JPH0753789Y2 (ja)

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JP6432590U JPH0753789Y2 (ja) 1990-06-18 1990-06-18 シーミングチャックの着脱装置

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JPH0422145U JPH0422145U (ja) 1992-02-24
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