JPH0753785Y2 - プレス装置に於けるダイホルダ取付構造 - Google Patents
プレス装置に於けるダイホルダ取付構造Info
- Publication number
- JPH0753785Y2 JPH0753785Y2 JP5357090U JP5357090U JPH0753785Y2 JP H0753785 Y2 JPH0753785 Y2 JP H0753785Y2 JP 5357090 U JP5357090 U JP 5357090U JP 5357090 U JP5357090 U JP 5357090U JP H0753785 Y2 JPH0753785 Y2 JP H0753785Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die holder
- wedge
- wedge surface
- mounting structure
- supporting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、プレス装置に於けるダイホルダ取付構造に関
し、特にダイホルダを本体側のダイホルダ支持部材に対
し着脱可能に固定するダイホルダ取付構造に関するもの
である。
し、特にダイホルダを本体側のダイホルダ支持部材に対
し着脱可能に固定するダイホルダ取付構造に関するもの
である。
(従来の技術) 従来一般に、タレットパンチプレスの如きプレス装置に
於ては、ダイを保持するダイホルダは下部タレットディ
スクの如き本体側のダイホルダ支持部材に対しボルト等
によってダイ交換に際しての取外しを考慮せずに固定さ
れている。
於ては、ダイを保持するダイホルダは下部タレットディ
スクの如き本体側のダイホルダ支持部材に対しボルト等
によってダイ交換に際しての取外しを考慮せずに固定さ
れている。
また一部のタレットパンチプレスに於ては、ダイホルダ
が上部ダイホルダと下部ダイホルダとに分割され、下部
ダイホルダが下部タレットディスクに固定装着され、上
部ダイホルダが下部ダイホルダに対してボルト等により
着脱可能に取付けられたものがある。
が上部ダイホルダと下部ダイホルダとに分割され、下部
ダイホルダが下部タレットディスクに固定装着され、上
部ダイホルダが下部ダイホルダに対してボルト等により
着脱可能に取付けられたものがある。
(考案が解決しようとする課題) ダイホルダが下部タレットディスク等の本体側のダイホ
ルダ支持部材に対しダイ交換に際しての取外しを考慮せ
ずに固定されているものに於ては、ダイ交換はダイホル
ダがダイホルダ支持部材に対し固定された状態にて行わ
れることになり、このため、特にタレットパンチプレス
の如く、ダイホルダ支持部材である下部タレットディス
クと上部タレットディスクとの間に大きい間隙がない場
合には、上下タレットディスク間に手が入らないことか
ら、下部タレットディスクの下方より棒部材等を用いて
ダイをダイホルダより突出する必要があり、これは非常
に作業性が悪いものである。
ルダ支持部材に対しダイ交換に際しての取外しを考慮せ
ずに固定されているものに於ては、ダイ交換はダイホル
ダがダイホルダ支持部材に対し固定された状態にて行わ
れることになり、このため、特にタレットパンチプレス
の如く、ダイホルダ支持部材である下部タレットディス
クと上部タレットディスクとの間に大きい間隙がない場
合には、上下タレットディスク間に手が入らないことか
ら、下部タレットディスクの下方より棒部材等を用いて
ダイをダイホルダより突出する必要があり、これは非常
に作業性が悪いものである。
ダイホルダが下部ダイホルダと上部ダイホルダとに分割
されて上部ダイホルダが下部ダイホルダに対し着脱可能
に設けられている場合には、ダイの交換時には上部ダイ
ホルダを下部ダイホルダより、換言すれば下部タレット
ディスクの如きダイホルダ支持部材より取外した状態に
て行うことが可能になり、この場合にはダイホルダより
ダイを取外す作業が容易に行われ得るようになる。しか
し上部ダイホルダを下部ダイホルダより取外す場合には
上部ダイホルダを下部ダイホルダに対し固定しているボ
ルトを取外すために工具が必要であり、このことがダイ
交換の作業時間を長くする原因になっている。
されて上部ダイホルダが下部ダイホルダに対し着脱可能
に設けられている場合には、ダイの交換時には上部ダイ
ホルダを下部ダイホルダより、換言すれば下部タレット
ディスクの如きダイホルダ支持部材より取外した状態に
て行うことが可能になり、この場合にはダイホルダより
ダイを取外す作業が容易に行われ得るようになる。しか
し上部ダイホルダを下部ダイホルダより取外す場合には
上部ダイホルダを下部ダイホルダに対し固定しているボ
ルトを取外すために工具が必要であり、このことがダイ
交換の作業時間を長くする原因になっている。
本考案は、上述の如き問題点に鑑み、工具を全く必要と
することなく、ダイホルダを下部タレットディスクの如
きダイホルダ支持部材より取外し、また取付けることが
できるプレス装置に於けるダイホルダ取付構造を提供す
ることを目的としている。
することなく、ダイホルダを下部タレットディスクの如
きダイホルダ支持部材より取外し、また取付けることが
できるプレス装置に於けるダイホルダ取付構造を提供す
ることを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上述の如き目的は、本考案によれば、プレス装置の本体
側のダイホルダ支持部材に楔作用方向に移動可能に設け
られた楔面を有する楔部材と、プレス装置の本体側のダ
イホルダ支持部材に対し着脱可能に設けられ前記楔部材
を抜差し可能に受入れ、前記楔部材の楔面と対接する楔
面を備えた楔受入れ部を有するダイホルダと、前記楔部
材の楔面を前記ダイホルダの楔面に押付けて前記ダイホ
ルダを前記ダイホルダ支持部材に対し固定するクランプ
位置と前記楔部材の楔面を前記ダイホルダの楔面より引
離して前記ダイホルダを前記ダイホルダ支持部材より取
外し可能状態とするアンクランプ位置との間に前記楔部
材を楔作用方向に移動させる自己保持可能なトグルリン
ク装置とを有していることを特徴とするプレス機械に於
けるダイホルダ取付構造によって達成される。
側のダイホルダ支持部材に楔作用方向に移動可能に設け
られた楔面を有する楔部材と、プレス装置の本体側のダ
イホルダ支持部材に対し着脱可能に設けられ前記楔部材
を抜差し可能に受入れ、前記楔部材の楔面と対接する楔
面を備えた楔受入れ部を有するダイホルダと、前記楔部
材の楔面を前記ダイホルダの楔面に押付けて前記ダイホ
ルダを前記ダイホルダ支持部材に対し固定するクランプ
位置と前記楔部材の楔面を前記ダイホルダの楔面より引
離して前記ダイホルダを前記ダイホルダ支持部材より取
外し可能状態とするアンクランプ位置との間に前記楔部
材を楔作用方向に移動させる自己保持可能なトグルリン
ク装置とを有していることを特徴とするプレス機械に於
けるダイホルダ取付構造によって達成される。
(作用) 上述の如き構成によれば、楔部材がクランプ位置とアン
クランプ位置のいずれか一方に選択的に位置することに
よってダイホルダがダイホルダ支持部材に対し固定或い
は取外し可能状態になり、楔部材は自己保持可能なトグ
ルリンク装置によって前記クランプ位置と前記アンクラ
ンプ位置のいずれか一方に保持される。
クランプ位置のいずれか一方に選択的に位置することに
よってダイホルダがダイホルダ支持部材に対し固定或い
は取外し可能状態になり、楔部材は自己保持可能なトグ
ルリンク装置によって前記クランプ位置と前記アンクラ
ンプ位置のいずれか一方に保持される。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明
する。
する。
第1図乃至第3図は本考案によるプレス装置に於けるダ
イホルダ取付構造の一つの実施例を示している。図に於
て、符号1はプレス装置の本体側のダイホルダ支持部材
としての下部タレットディスクを示している。下部タレ
ットディスク1上には下部ダイホルダ3が図示されてい
ない固定手段により実質的に一体的に固定されている。
イホルダ取付構造の一つの実施例を示している。図に於
て、符号1はプレス装置の本体側のダイホルダ支持部材
としての下部タレットディスクを示している。下部タレ
ットディスク1上には下部ダイホルダ3が図示されてい
ない固定手段により実質的に一体的に固定されている。
下部ダイホルダ3上には上部ダイホルダ5が取外し可能
に載置されており、上部ダイホルダ5は複数個のダイ受
入孔7にて各々ダイ9を保持している。
に載置されており、上部ダイホルダ5は複数個のダイ受
入孔7にて各々ダイ9を保持している。
上部ダイホルダ5の図にて右側、即ち下部タレットディ
スク1の中心側の端部には楔受入凹部11が形成されてい
る。楔受入凹部11の下部タレットディスク中心側の端面
は、ダイホルダ載置面、即ち水平面に対し傾斜した楔面
13となっている。
スク1の中心側の端部には楔受入凹部11が形成されてい
る。楔受入凹部11の下部タレットディスク中心側の端面
は、ダイホルダ載置面、即ち水平面に対し傾斜した楔面
13となっている。
上部ダイホルダ5の楔受入凹部11には楔部材15が係脱可
能に係合するようになっている。楔部材15は、スリーブ
17によって下部タレットディスク1及び下部ダイホルダ
3より上下動可能に支持された支持軸19の上端部に固定
装着され、支持軸19によって楔面21が、第1図に示され
ている如く、上部ダイホルダ5の楔面13に係合する降下
位置、即ちクランプ位置と、第2図に示されている如
く、楔面21が上部ダイホルダ5の楔面13より離れ且つ全
体が上部ダイホルダ5の上面5aより上方に突出するアン
クランプ位置との間に移動されるようになっている。
能に係合するようになっている。楔部材15は、スリーブ
17によって下部タレットディスク1及び下部ダイホルダ
3より上下動可能に支持された支持軸19の上端部に固定
装着され、支持軸19によって楔面21が、第1図に示され
ている如く、上部ダイホルダ5の楔面13に係合する降下
位置、即ちクランプ位置と、第2図に示されている如
く、楔面21が上部ダイホルダ5の楔面13より離れ且つ全
体が上部ダイホルダ5の上面5aより上方に突出するアン
クランプ位置との間に移動されるようになっている。
支持軸19が上部ダイホルダ5を貫通する部分はその一方
の端面に対し開口した切欠溝23(第3図参照)となって
おり、これにより上部ダイホルダ5は、楔部材15が前記
アンクランプ位置にある時には下部ダイホルダ3の上面
に沿って図にて左方へ、即ち下部タレットディスク1の
外周側へ向けて引出され得るようになっている。
の端面に対し開口した切欠溝23(第3図参照)となって
おり、これにより上部ダイホルダ5は、楔部材15が前記
アンクランプ位置にある時には下部ダイホルダ3の上面
に沿って図にて左方へ、即ち下部タレットディスク1の
外周側へ向けて引出され得るようになっている。
支持軸19には圧縮コイルばね25が係合しており、圧縮コ
イルばね25は、支持軸19を図にて上方へ、即ちアンクラ
ンプ位置へ向けて付勢している。
イルばね25は、支持軸19を図にて上方へ、即ちアンクラ
ンプ位置へ向けて付勢している。
支持軸19の下端部にはローラ27が設けられており、ロー
ラ27には端面カム29が係合している。端面カム29は、三
つのリンク要素31、33、35によって構成されたトグルリ
ンク装置37と駆動連結され、トグルリンク装置37によっ
て図に左右方向に駆動され、傾斜面29aをもってローラ2
7を圧縮コイルばね25のばね力に抗して押下げるように
なっている。
ラ27には端面カム29が係合している。端面カム29は、三
つのリンク要素31、33、35によって構成されたトグルリ
ンク装置37と駆動連結され、トグルリンク装置37によっ
て図に左右方向に駆動され、傾斜面29aをもってローラ2
7を圧縮コイルばね25のばね力に抗して押下げるように
なっている。
トグルリンク機構37のリンク要素31は、一端にてピン39
により端面カム29と駆動連結されていると共にトグル案
内板41に設けられた水平方向に延在する案内長孔43に係
合し、他端にてピン45によりリンク要素35の上端と枢動
連結されている。もう一つのリンク要素33は、一端に設
けられたピン47によってトグル案内板41に水平方向に延
在して設けられた案内長孔49と係合し、他端にてピン45
によりリンク要素35の上端に枢動連結されている。
により端面カム29と駆動連結されていると共にトグル案
内板41に設けられた水平方向に延在する案内長孔43に係
合し、他端にてピン45によりリンク要素35の上端と枢動
連結されている。もう一つのリンク要素33は、一端に設
けられたピン47によってトグル案内板41に水平方向に延
在して設けられた案内長孔49と係合し、他端にてピン45
によりリンク要素35の上端に枢動連結されている。
トグル案内板41は支持部材53によって下部タレットディ
スク1の下底部に図にて左右方向に所定量のみ移動可能
に設けられていると共にばね51によって図にて左方へ付
勢されている。またトグル案内板41にはピン45が係脱可
能に係合する垂直な案内溝55が設けられている。
スク1の下底部に図にて左右方向に所定量のみ移動可能
に設けられていると共にばね51によって図にて左方へ付
勢されている。またトグル案内板41にはピン45が係脱可
能に係合する垂直な案内溝55が設けられている。
トグルリンク装置37は、第1図に示されている如く、一
対のリンク要素31、33が拡開した状態に於ては、ピン45
がピン39と47とを結ぶ直線を越えた位置に位置してトグ
ル案内板41の案内溝55の上端部に当接するようになって
いる。これによりトグルリンク装置37は自己保持作用を
奏する。
対のリンク要素31、33が拡開した状態に於ては、ピン45
がピン39と47とを結ぶ直線を越えた位置に位置してトグ
ル案内板41の案内溝55の上端部に当接するようになって
いる。これによりトグルリンク装置37は自己保持作用を
奏する。
リンク要素35は連結部材57によって流体圧シリンダ装置
59のピストンロッド61と連結され、流体圧シリンダ装置
59によって上下動されるようになっている。
59のピストンロッド61と連結され、流体圧シリンダ装置
59によって上下動されるようになっている。
上部ダイホルダ5の他端部、即ち下部タレットディスク
1の外周側にはベルト63によって位置決めピン65が固定
されている。位置決めピン65は下部ダイホルダ3の外側
端部に設けられたU字状の切欠溝67に係脱可能に係合
し、主に上部ダイホルダ5の周方向の位置決めを行うよ
うになっている。
1の外周側にはベルト63によって位置決めピン65が固定
されている。位置決めピン65は下部ダイホルダ3の外側
端部に設けられたU字状の切欠溝67に係脱可能に係合
し、主に上部ダイホルダ5の周方向の位置決めを行うよ
うになっている。
第1図に示されている如く、下部ダイホルダ3上に固定
された上部ダイホルダ5を取外す場合は、流体圧シリン
ダ装置59によってトグルリンク装置37のリンク要素35を
押下げることにより行われる。リンク要素35が押下げら
れると、ピン45の位置が下方に移動することに伴いリン
ク要素31及び33が各々互いにV字状になるように回動変
位しつつピン39及び47が各々案内長孔43、49に案内され
て互いに近付く方向に移動し、これに伴い端面カム29が
図にて右方へ駆動され、傾斜面29aとローラ27との係合
によって支持軸19が圧縮コイルばね25のばね力により図
にて上方へ変位し、楔部材15が第2図に示されている如
きアンクランプ位置に位置するようになる。この時には
楔部材15の全体が上部ダイホルダ5の上面5aより上方に
突出することにより、上部ダイホルダ5は第1図で見て
左方へ、即ち下部タレットディスク1の外周側へ引出さ
れるようになる。これによって上部ダイホルダ5は下部
ダイホルダ3より取外されるようになる。
された上部ダイホルダ5を取外す場合は、流体圧シリン
ダ装置59によってトグルリンク装置37のリンク要素35を
押下げることにより行われる。リンク要素35が押下げら
れると、ピン45の位置が下方に移動することに伴いリン
ク要素31及び33が各々互いにV字状になるように回動変
位しつつピン39及び47が各々案内長孔43、49に案内され
て互いに近付く方向に移動し、これに伴い端面カム29が
図にて右方へ駆動され、傾斜面29aとローラ27との係合
によって支持軸19が圧縮コイルばね25のばね力により図
にて上方へ変位し、楔部材15が第2図に示されている如
きアンクランプ位置に位置するようになる。この時には
楔部材15の全体が上部ダイホルダ5の上面5aより上方に
突出することにより、上部ダイホルダ5は第1図で見て
左方へ、即ち下部タレットディスク1の外周側へ引出さ
れるようになる。これによって上部ダイホルダ5は下部
ダイホルダ3より取外されるようになる。
下部タレットディスク1上に載置された上部ダイホルダ
5を下部ダイホルダ3に対し固定する場合は、流体圧シ
リンダ装置59によってリンク要素35を押上げることによ
り行われる。リンク要素35が押上げられると、ピン45の
位置が上昇し、これに伴いピン39及び47が各々案内長孔
43、49に案内されて互いに離される方向に移動し、これ
に伴い端面カム29が第1図で見て左方へ移動し、これの
傾斜面29aによってローラ27と共に支持軸19が圧縮コイ
ルばね25のばね力に抗して押下げられるようになる。こ
の支持軸19の降下により楔部材15の楔面21が上部ダイホ
ルダ5の楔面13に押付けられ、楔係合によって上部ダイ
ホルダ5が下部ダイホルダ3に対し固定されるようにな
る。ピン45はピン39と47とを結ぶ直線(中立水平線)を
乗越えて図にて上方に位置するようになり、これにより
トグルリンク装置37に自己保持機能が作用し、流体圧シ
リンダ装置59の駆動が停止されても端面カム29がローラ
27を押下げる位置に保持されるようになる。
5を下部ダイホルダ3に対し固定する場合は、流体圧シ
リンダ装置59によってリンク要素35を押上げることによ
り行われる。リンク要素35が押上げられると、ピン45の
位置が上昇し、これに伴いピン39及び47が各々案内長孔
43、49に案内されて互いに離される方向に移動し、これ
に伴い端面カム29が第1図で見て左方へ移動し、これの
傾斜面29aによってローラ27と共に支持軸19が圧縮コイ
ルばね25のばね力に抗して押下げられるようになる。こ
の支持軸19の降下により楔部材15の楔面21が上部ダイホ
ルダ5の楔面13に押付けられ、楔係合によって上部ダイ
ホルダ5が下部ダイホルダ3に対し固定されるようにな
る。ピン45はピン39と47とを結ぶ直線(中立水平線)を
乗越えて図にて上方に位置するようになり、これにより
トグルリンク装置37に自己保持機能が作用し、流体圧シ
リンダ装置59の駆動が停止されても端面カム29がローラ
27を押下げる位置に保持されるようになる。
以上に於ては、本考案を特定の実施例について詳細に説
明したが、本考案は、これに限定されるものではなく、
本考案の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当
業者にとって明らかであろう。
明したが、本考案は、これに限定されるものではなく、
本考案の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当
業者にとって明らかであろう。
[考案の効果] 上述の如き実施例の説明より明らかな如く、本考案によ
るプレス装置に於けるダイホルダ取付構造によれば、楔
部材がクランプ位置とアンクランプ位置のいずれか一方
に選択的に位置することによってダイホルダがダイホル
ダ支持部材に対し固定或いは取外し可能状態になり、楔
部材は自己保持可能なトグルリンク装置によって前記ク
ランプ位置と前記アンクランプ位置のいずれか一方に保
持されるようになり、これによりトグルリンク装置の駆
動によって工具を必要とすることなく、ダイホルダがダ
イホルダ支持部材に対し着脱されるようになる。
るプレス装置に於けるダイホルダ取付構造によれば、楔
部材がクランプ位置とアンクランプ位置のいずれか一方
に選択的に位置することによってダイホルダがダイホル
ダ支持部材に対し固定或いは取外し可能状態になり、楔
部材は自己保持可能なトグルリンク装置によって前記ク
ランプ位置と前記アンクランプ位置のいずれか一方に保
持されるようになり、これによりトグルリンク装置の駆
動によって工具を必要とすることなく、ダイホルダがダ
イホルダ支持部材に対し着脱されるようになる。
第1図は本考案によるプレス装置に於けるダイホルダ取
付構造の一つの実施例をクランプ状態について示す縦断
面図、第2図は同じくそれをアンクランプ状態について
要部のみを示す縦断面図、第3図は第1図に示された本
考案によるダイホルダ取付構造の平面図である。 1……下部タレットディスク 3……下部ダイホルダ、5……上部ダイホルダ 11……楔受入れ凹部、13……楔面 15……楔部材、21……楔面 19……支持軸、29……端面カム 37……トグルリンク装置 59……流体圧シリンダ装置
付構造の一つの実施例をクランプ状態について示す縦断
面図、第2図は同じくそれをアンクランプ状態について
要部のみを示す縦断面図、第3図は第1図に示された本
考案によるダイホルダ取付構造の平面図である。 1……下部タレットディスク 3……下部ダイホルダ、5……上部ダイホルダ 11……楔受入れ凹部、13……楔面 15……楔部材、21……楔面 19……支持軸、29……端面カム 37……トグルリンク装置 59……流体圧シリンダ装置
Claims (1)
- 【請求項1】プレス装置の本体側のダイホルダ支持部材
に楔作用方向に移動可能に設けられた楔面を有する楔部
材と、プレス装置の本体側のダイホルダ支持部材に対し
着脱可能に設けられ前記楔部材を抜差し可能に受入れ、
前記楔部材の楔面と対接する楔面を備えた楔受入れ部を
有するダイホルダと、前記楔部材の楔面を前記ダイホル
ダの楔面に押付けて前記ダイホルダを前記ダイホルダ支
持部材に対し固定するクランプ位置と前記楔部材の楔面
を前記ダイホルダの楔面より引離して前記ダイホルダを
前記ダイホルダ支持部材より取外し可能状態とするアン
クランプ位置との間に前記楔部材を楔作用方向に移動さ
せる自己保持可能なトグルリンク装置と、を有している
ことを特徴とするプレス装置に於けるダイホルダ取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5357090U JPH0753785Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | プレス装置に於けるダイホルダ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5357090U JPH0753785Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | プレス装置に於けるダイホルダ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417325U JPH0417325U (ja) | 1992-02-13 |
JPH0753785Y2 true JPH0753785Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=31574872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5357090U Expired - Lifetime JPH0753785Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | プレス装置に於けるダイホルダ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753785Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP5357090U patent/JPH0753785Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417325U (ja) | 1992-02-13 |
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