JP2749710B2 - パンチプレス - Google Patents
パンチプレスInfo
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- JP2749710B2 JP2749710B2 JP2183986A JP18398690A JP2749710B2 JP 2749710 B2 JP2749710 B2 JP 2749710B2 JP 2183986 A JP2183986 A JP 2183986A JP 18398690 A JP18398690 A JP 18398690A JP 2749710 B2 JP2749710 B2 JP 2749710B2
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- JP
- Japan
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- mold
- turret
- operating
- engaging
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、パンチプレスに関する。
(従来の技術) 従来、タレットパンチプレスにおけるタレットに装着
された金型を備えた金型ホルダを取外すと共に、次に使
用する金型を備えた金型ホルダをタレットに装着するた
めに、金型交換装置を用いて行なわれている。
された金型を備えた金型ホルダを取外すと共に、次に使
用する金型を備えた金型ホルダをタレットに装着するた
めに、金型交換装置を用いて行なわれている。
そして、タレットに金型ホルダを固定するため、例え
ばタレット側に設けられた基準面に対し、金型ホルダを
突当てて位置決めし、タレット上に設けた固定用シリン
ダにて固定する方法が一般的であった。
ばタレット側に設けられた基準面に対し、金型ホルダを
突当てて位置決めし、タレット上に設けた固定用シリン
ダにて固定する方法が一般的であった。
(発明が解決しようとする課題) しかし、金型ホルダをタレットに固定するため、タレ
ットに固定用シリンダが設けてあって、この固定用シリ
ンダを作動させる配管等を考慮すると、タレットパンチ
プレスの構成が複雑化するという問題がある。
ットに固定用シリンダが設けてあって、この固定用シリ
ンダを作動させる配管等を考慮すると、タレットパンチ
プレスの構成が複雑化するという問題がある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき、従来の問題点を解決するために、本発
明においては、金型装着ベースに金型の交換を行う金型
交換領域を形成し、この金型交換領域に金型を保持する
金型ホルダを水平方向から着脱可能に支持する金型支持
部を設け、この金型支持部に支持された金型ホルダの交
換を行う金型交換装置を設けてなるパンチプレスにおい
て、 上記金型ホルダの下側に係合孔を備え、上記金型装着
ベースに下方向からこの係合孔に係合可能な係合部材を
昇降可能に設け、この係合部材にカムフォロアを設ける
と共に、この係合部材を上記係合孔に係合する上方向へ
付勢可能な付勢部材を設け、前記金型交換装置に作動方
向へ往復可能な作動部材を設け、この作動部材が作動方
向へ往動して前記カムフォロア上を乗り上げることによ
り、上記係合部材が上記付勢部材の付勢力に抗しつつ金
型支持部の支持面に対して下方向へ没入すると共に、こ
の作動部材が作動方向へ復動して前記カムフォロアから
離反することにより係合部材が付勢部材によって金型支
持部の支持面に対して上方向へ突出するように構成して
なることを特徴とするパンチプレス。
明においては、金型装着ベースに金型の交換を行う金型
交換領域を形成し、この金型交換領域に金型を保持する
金型ホルダを水平方向から着脱可能に支持する金型支持
部を設け、この金型支持部に支持された金型ホルダの交
換を行う金型交換装置を設けてなるパンチプレスにおい
て、 上記金型ホルダの下側に係合孔を備え、上記金型装着
ベースに下方向からこの係合孔に係合可能な係合部材を
昇降可能に設け、この係合部材にカムフォロアを設ける
と共に、この係合部材を上記係合孔に係合する上方向へ
付勢可能な付勢部材を設け、前記金型交換装置に作動方
向へ往復可能な作動部材を設け、この作動部材が作動方
向へ往動して前記カムフォロア上を乗り上げることによ
り、上記係合部材が上記付勢部材の付勢力に抗しつつ金
型支持部の支持面に対して下方向へ没入すると共に、こ
の作動部材が作動方向へ復動して前記カムフォロアから
離反することにより係合部材が付勢部材によって金型支
持部の支持面に対して上方向へ突出するように構成して
なることを特徴とするパンチプレス。
(作用) 前記の構成により、金型を保持する金型ホルダを金型
装着ベースにおける金型支持部から離脱をせしめる場合
には、作動部材が作動方向へ往動してカムフォロア上に
乗り上げることにより、係合部材が付勢部材の付勢力に
抗してカムフォロアと一体的に下降する。これによっ
て、係合部材が金型支持部の支持面に対して下方向へ没
入して、係合部材と係合孔の係合状態が解除されて、金
型支持部に対する金型ホルダの固定状態が解除される。
そして、金型交換装置により金型支持部から金型ホルダ
を水平方向へ離脱せしめる。
装着ベースにおける金型支持部から離脱をせしめる場合
には、作動部材が作動方向へ往動してカムフォロア上に
乗り上げることにより、係合部材が付勢部材の付勢力に
抗してカムフォロアと一体的に下降する。これによっ
て、係合部材が金型支持部の支持面に対して下方向へ没
入して、係合部材と係合孔の係合状態が解除されて、金
型支持部に対する金型ホルダの固定状態が解除される。
そして、金型交換装置により金型支持部から金型ホルダ
を水平方向へ離脱せしめる。
金型ホルダを空の金型支持部に装着せしめる場合に
は、作動部材が作動方向へ往動してカムフォロア上に乗
り上げることにより、係合部材が付勢部材の付勢力に抗
してカムフォロアと一体的に下降する。これによって、
係合部材が金型支持部の支持面に対して下方向へ没入す
る。次に、金型交換装置により金型支持部へ金型ホルダ
を水平方向から装着せしめる。そして、作動部材が作動
方向へ復動してカムフォロアに対して離反することによ
り、係合部材が付勢部材の付勢力によって上昇する。こ
れによって、係合部材が金型支持部の支持面に対して上
方向へ突出し、係合部材が係合孔に係合し、金型支持部
材に対して金型ホルダを固定せしめることができる。
は、作動部材が作動方向へ往動してカムフォロア上に乗
り上げることにより、係合部材が付勢部材の付勢力に抗
してカムフォロアと一体的に下降する。これによって、
係合部材が金型支持部の支持面に対して下方向へ没入す
る。次に、金型交換装置により金型支持部へ金型ホルダ
を水平方向から装着せしめる。そして、作動部材が作動
方向へ復動してカムフォロアに対して離反することによ
り、係合部材が付勢部材の付勢力によって上昇する。こ
れによって、係合部材が金型支持部の支持面に対して上
方向へ突出し、係合部材が係合孔に係合し、金型支持部
材に対して金型ホルダを固定せしめることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
タレットパンチプレスの構造はすでに公知であるた
め、概略的に説明する。第8図を参照するに、タレット
パンチプレス1は門型フレーム3を備えており、この門
型フレーム3内における中央には回転自在な上タレット
5と下タレット7とからなるタレット組9が門型フレー
ム3に支承されている。この上タレット5、下タレット
7の円周上には複数のパンチP、ダイDからなる金型が
相対向して装着されている。
め、概略的に説明する。第8図を参照するに、タレット
パンチプレス1は門型フレーム3を備えており、この門
型フレーム3内における中央には回転自在な上タレット
5と下タレット7とからなるタレット組9が門型フレー
ム3に支承されている。この上タレット5、下タレット
7の円周上には複数のパンチP、ダイDからなる金型が
相対向して装着されている。
前記タレット組9の左側には加工位置11が設けられて
おり、この加工位置11に前記金型から選択された金型が
割出されると共に、前記門型フレーム3の上部フレーム
に設けられた駆動装置により加工位置の上方に設けられ
たストライカの上下動により、パンチPとダイDとが協
働して加工位置に位置決めされたワークWの所望位置に
パンチング加工が行なわれることになる。
おり、この加工位置11に前記金型から選択された金型が
割出されると共に、前記門型フレーム3の上部フレーム
に設けられた駆動装置により加工位置の上方に設けられ
たストライカの上下動により、パンチPとダイDとが協
働して加工位置に位置決めされたワークWの所望位置に
パンチング加工が行なわれることになる。
前記門型フレーム3における下部には、固定したセン
タテーブル13が設けられており、このセンタテーブル13
の両側にはY軸方向(第8図において左右方向)へ移動
自在な可動テーブル15が設けられている。この可動テー
ブル15がY軸方向へ移動される際に、Y軸方向へ延伸し
た複数のガイド17に案内されてスムーズに移動される。
タテーブル13が設けられており、このセンタテーブル13
の両側にはY軸方向(第8図において左右方向)へ移動
自在な可動テーブル15が設けられている。この可動テー
ブル15がY軸方向へ移動される際に、Y軸方向へ延伸し
た複数のガイド17に案内されてスムーズに移動される。
前記可動テーブル15の左端上にはキャレッジベース19
がX軸方向(第8図において前後方向)へ延伸して設け
られており、このキャレッジベース19にはワーク移動位
置決め装置21が設けられている。すなわち、キャレッジ
ベース19にはX軸方向へ移動自在なキャレッジ23が設け
られており、このキャレッジベース23にはワークWを把
持する複数のワーククランプ25が取付けられている。
がX軸方向(第8図において前後方向)へ延伸して設け
られており、このキャレッジベース19にはワーク移動位
置決め装置21が設けられている。すなわち、キャレッジ
ベース19にはX軸方向へ移動自在なキャレッジ23が設け
られており、このキャレッジベース23にはワークWを把
持する複数のワーククランプ25が取付けられている。
上記構成により、可動テーブル15がY軸方向へ移動さ
れると共に、キャレッジ23がX軸方向へ移動されること
により、ワーククランプ25に把持されたワークWはX
軸、Y軸方向へ移動されて加工すべき所望の位置が加工
位置に位置決めされてパンチング加工されることとな
る。
れると共に、キャレッジ23がX軸方向へ移動されること
により、ワーククランプ25に把持されたワークWはX
軸、Y軸方向へ移動されて加工すべき所望の位置が加工
位置に位置決めされてパンチング加工されることとな
る。
前記タレット組9を中央にして左側にワーク移動位置
決め装置21が設けられていて、ワーク移動決め装置21の
反対側である右側の門型フレーム3内には、金型保持領
域27が設けられている。
決め装置21が設けられていて、ワーク移動決め装置21の
反対側である右側の門型フレーム3内には、金型保持領
域27が設けられている。
この金型保持領域27には複数のパンチPとダイDから
なる金型セット29がY軸方向へ適宜な間隔で複数配置さ
れ、かつ上下にも相対向して配置された金型セット収納
部31が設けられている。しかも、この金型セット収納部
31に配置された金型セット29はZ軸方向(第8図におい
て上下方向)へ移動できる構成となっている。
なる金型セット29がY軸方向へ適宜な間隔で複数配置さ
れ、かつ上下にも相対向して配置された金型セット収納
部31が設けられている。しかも、この金型セット収納部
31に配置された金型セット29はZ軸方向(第8図におい
て上下方向)へ移動できる構成となっている。
前記上タレット5と下タレット7からなるタレット組
9の円周上には、金型セット29を装着するために例えば
ほぼU字形状に切りかかれた金型交換領域33が複数(本
実施例では2個)適宜な間隔で設けられている。しか
も、第8図においてこの金型交換領域33のうちの1つの
位置が金型交換位置35となっている。
9の円周上には、金型セット29を装着するために例えば
ほぼU字形状に切りかかれた金型交換領域33が複数(本
実施例では2個)適宜な間隔で設けられている。しか
も、第8図においてこの金型交換領域33のうちの1つの
位置が金型交換位置35となっている。
この金型交換位置35並びに金型セット収納部31の前側
にX軸、Y軸方向へ移動自在な金型交換装置37が設けら
れており、この金型交換装置37には、前記複数の金型交
換領域33と少なくとも同一の金型装着部であるハウジン
グ39(本実施例では3個)が設けられている。
にX軸、Y軸方向へ移動自在な金型交換装置37が設けら
れており、この金型交換装置37には、前記複数の金型交
換領域33と少なくとも同一の金型装着部であるハウジン
グ39(本実施例では3個)が設けられている。
より詳細には、第8図、第9図および第10図を参照す
るに、タレットパンチプレス1の下部フレーム41には、
第9図において紙面に対し直交する方向であるY軸方向
へ延伸した複数のガイドレール43が平行に設けられてお
り、このガイドレール43には複数のガイド部材45を介し
て各ハウジング39が一体的に設けられている。
るに、タレットパンチプレス1の下部フレーム41には、
第9図において紙面に対し直交する方向であるY軸方向
へ延伸した複数のガイドレール43が平行に設けられてお
り、このガイドレール43には複数のガイド部材45を介し
て各ハウジング39が一体的に設けられている。
前記下部フレーム41の両側に設けられた軸承47にはボ
ールねじ49が回転自在に支承されており、このボールね
じ49にはナット部材51が螺合されている。このナット部
材51は前記ハウジング39の下部に取付けられている。
ールねじ49が回転自在に支承されており、このボールね
じ49にはナット部材51が螺合されている。このナット部
材51は前記ハウジング39の下部に取付けられている。
上記構成により、図示省略の駆動モータを駆動させる
と、ボールねじ49が回転するので、ナット部材51を介し
てハウジング39がY軸方向へ移動されることになる。な
お、ハウジング39がY軸方向へ移動される際、ガイドレ
ール43で案内されるのでスムーズに移動されることにな
る。前記ハウジング39の底板39U上には適宜な間隔で複
数のガイドレール53がX軸方向へ延伸して設けられてい
る。この各ガイドレール53には複数のガイド部材55を介
してX軸キャレッジ57が設けられている。
と、ボールねじ49が回転するので、ナット部材51を介し
てハウジング39がY軸方向へ移動されることになる。な
お、ハウジング39がY軸方向へ移動される際、ガイドレ
ール43で案内されるのでスムーズに移動されることにな
る。前記ハウジング39の底板39U上には適宜な間隔で複
数のガイドレール53がX軸方向へ延伸して設けられてい
る。この各ガイドレール53には複数のガイド部材55を介
してX軸キャレッジ57が設けられている。
前記ハウジング39における第9図において右側壁39F
にはX軸用シリンダ61が取付けられており、このX軸用
シリンダ61に装着されたピストンロッド63の先端が前記
X軸用キャレッジ57の上部右側壁に取付けられている。
にはX軸用シリンダ61が取付けられており、このX軸用
シリンダ61に装着されたピストンロッド63の先端が前記
X軸用キャレッジ57の上部右側壁に取付けられている。
上記構成により、X軸用シリンダ61を作動させると、
ピストンロッド63を介してX軸キャレッジ57がX軸方向
に移動されることになる。なお、X軸キャレッジ57がX
軸方向へ移動される際、ガイドレール53に案内されてス
ムーズに移動されることになる。
ピストンロッド63を介してX軸キャレッジ57がX軸方向
に移動されることになる。なお、X軸キャレッジ57がX
軸方向へ移動される際、ガイドレール53に案内されてス
ムーズに移動されることになる。
前記各ハウジング39には係止解除装置65が備えられて
いると共に、X軸キャレッジ57には金型セットを保持す
る金型保持部67が備えられている。すなわち、第9図お
よび第10図に示されているように、係止解除装置65とし
ては、前記各ハウジング39の上下両側には案内部材69を
介して作動部材71P、71DがX軸方向へ延伸して設けられ
ており、この作動部材71P、71Dはそれぞれ第9図におい
て右端部で連結部材73により連結されている。
いると共に、X軸キャレッジ57には金型セットを保持す
る金型保持部67が備えられている。すなわち、第9図お
よび第10図に示されているように、係止解除装置65とし
ては、前記各ハウジング39の上下両側には案内部材69を
介して作動部材71P、71DがX軸方向へ延伸して設けられ
ており、この作動部材71P、71Dはそれぞれ第9図におい
て右端部で連結部材73により連結されている。
前記各ハウジング39における第9図において右側壁39
Fには係止解除用シリンダ75が設けられており、この係
止解除用シリンダ75にはピストンロッド77が装着されて
いる。このピストンロッド77の先端は前記連結部材73に
取付けられている。
Fには係止解除用シリンダ75が設けられており、この係
止解除用シリンダ75にはピストンロッド77が装着されて
いる。このピストンロッド77の先端は前記連結部材73に
取付けられている。
上記構成により、係止解除用シリンダ75を作動させる
と、ピストンロッド77を介して連結部材73に連結された
作動部材71P、71DがX軸方向へ移動されることになる。
なお、作動部材71P、71DがX軸方向へ移動される際、各
案内部材69は各ハウジング39に沿って案内される。
と、ピストンロッド77を介して連結部材73に連結された
作動部材71P、71DがX軸方向へ移動されることになる。
なお、作動部材71P、71DがX軸方向へ移動される際、各
案内部材69は各ハウジング39に沿って案内される。
前記金型保持部67としては、第9図および第10図に示
されているように、前記X軸キャレッジ57における第9
図において左側上下には、金型セットを保持する保持バ
ー79が設けられており、この各保持バー79の先端にはチ
ャック装置81P、81Dが取付けられている。
されているように、前記X軸キャレッジ57における第9
図において左側上下には、金型セットを保持する保持バ
ー79が設けられており、この各保持バー79の先端にはチ
ャック装置81P、81Dが取付けられている。
前記各保持バー79は第9図において各X軸キャレッジ
57内で右側へ突出した連結バー83に一体化されており、
各連結バー83は連結部材85で連結されている。前記各X
軸キャレッジ57内には保持用シリンダ87が設けられてお
り、この保持用シリンダ87の先端(第9図において右
端)にはピストンロッド89が装着されていて、しかもピ
ストンロッド89の先端は前記連結部材85に取付けられて
いる。
57内で右側へ突出した連結バー83に一体化されており、
各連結バー83は連結部材85で連結されている。前記各X
軸キャレッジ57内には保持用シリンダ87が設けられてお
り、この保持用シリンダ87の先端(第9図において右
端)にはピストンロッド89が装着されていて、しかもピ
ストンロッド89の先端は前記連結部材85に取付けられて
いる。
上記構成により、保持用シリンダ87を作動させると、
ピストンロッド89、連結部材85、連結バー83を介してチ
ャック装置81P、81DがX軸方向へ移動されることにな
る。
ピストンロッド89、連結部材85、連結バー83を介してチ
ャック装置81P、81DがX軸方向へ移動されることにな
る。
前記タレット組9の上タレット5、下タレット7に設
けられた複数の金型装着領域33には交換可能な金型セッ
トが装着される。より詳細には、第1図〜第4図、第9
図に示されているように、上タレット5の金型装着領域
33としてU字形状の金型支持部5Vが形成されており、こ
の金型支持部5Vには適数(第9図においては2個)のパ
ンチPを装着したU字形状の金型ホルダ91が第3図にお
いて右方向から水平に装着されたり、あるいは取外しで
きるようになっている。なお、適数のパンチPが金型ホ
ルダ91に装着される構造はすでに公知のため詳細な説明
を省略する。
けられた複数の金型装着領域33には交換可能な金型セッ
トが装着される。より詳細には、第1図〜第4図、第9
図に示されているように、上タレット5の金型装着領域
33としてU字形状の金型支持部5Vが形成されており、こ
の金型支持部5Vには適数(第9図においては2個)のパ
ンチPを装着したU字形状の金型ホルダ91が第3図にお
いて右方向から水平に装着されたり、あるいは取外しで
きるようになっている。なお、適数のパンチPが金型ホ
ルダ91に装着される構造はすでに公知のため詳細な説明
を省略する。
前記金型ホルダ91の第3図において右側の上下(第2
図において左右両側)には例えば円錐形状の係合孔93を
有した被係合部材95が装着されている。また、この係合
孔93に係止する例えば係止ピンからなる係合部材97が前
記上タレット5内において上下方向へ摺動すべく設けら
れている。この係合部材97の下方部における上タレット
5には切欠き部5Cが形成されており、この切欠き部5Cに
はL字形状の支持ブロック99が複数のボルトで取付けら
れている。
図において左右両側)には例えば円錐形状の係合孔93を
有した被係合部材95が装着されている。また、この係合
孔93に係止する例えば係止ピンからなる係合部材97が前
記上タレット5内において上下方向へ摺動すべく設けら
れている。この係合部材97の下方部における上タレット
5には切欠き部5Cが形成されており、この切欠き部5Cに
はL字形状の支持ブロック99が複数のボルトで取付けら
れている。
この支持ブロック99には上下方向に貫通した孔が形成
されており、この孔にはねじ棒101が挿入されており、
このねじ棒101の先端は前記係合部材97に取付けられて
いる。このねじ棒101の下部はカムフォロア103を回転自
在に支承した支持ブロック105に一体化されている。前
記係合部材97と支持ブロック99との間にはスプリング10
7が介在されていて、スプリング107は常時付勢方向であ
る上方向へ付勢されている。
されており、この孔にはねじ棒101が挿入されており、
このねじ棒101の先端は前記係合部材97に取付けられて
いる。このねじ棒101の下部はカムフォロア103を回転自
在に支承した支持ブロック105に一体化されている。前
記係合部材97と支持ブロック99との間にはスプリング10
7が介在されていて、スプリング107は常時付勢方向であ
る上方向へ付勢されている。
前記金型支持部5Vに装着された金型ホルダ91の上面に
は、金型ホルダ91が上方へ突出して外れないように固定
用部材109が設けられている。この固定用部材109は、第
3図に示すごとくU字形状をなし、バー109aの適所にピ
ン111が挿入され、ピン111は上タレット5の上面に固着
した軸受113に支承されている。
は、金型ホルダ91が上方へ突出して外れないように固定
用部材109が設けられている。この固定用部材109は、第
3図に示すごとくU字形状をなし、バー109aの適所にピ
ン111が挿入され、ピン111は上タレット5の上面に固着
した軸受113に支承されている。
上記構成により、軸受113に設けたピン111を回動中心
として固定用部材109は揺動する。
として固定用部材109は揺動する。
前記レバー109aの先端下部には金型ホルダ91と当接す
る円弧状をした当接面115が形成され、固定用部材109の
基部109bは、上タレット5上に立設したボルト117に装
着され、このボルト117に巻回したコイルスプリング等
の弾機119により常時上方向(第1図において上方)へ
付勢されている。
る円弧状をした当接面115が形成され、固定用部材109の
基部109bは、上タレット5上に立設したボルト117に装
着され、このボルト117に巻回したコイルスプリング等
の弾機119により常時上方向(第1図において上方)へ
付勢されている。
一方、固定用部材109の基部109bの上方には、門型フ
レーム3より垂設されたブラケット121に固着した駆動
部材123が設けられている。この駆動部材123は例えば流
体圧にて作動するシリンダであり、ピストン125を備え
ている。
レーム3より垂設されたブラケット121に固着した駆動
部材123が設けられている。この駆動部材123は例えば流
体圧にて作動するシリンダであり、ピストン125を備え
ている。
上記構成により、駆動部材123であるシリンダを作動
させピストン125を突出させると、ピストン125は固定用
部材109の基部109bを弾機119の弾発力に抗して押圧す
る。固定用部材109のバー109aは、軸111を回動中心とし
て回動し、バー109aの当接面115は金型ホルダ91の上面
より離れる。この状態で金型ホルダ91を上タレット5よ
り抜取ったり、あるいは挿入することができる。
させピストン125を突出させると、ピストン125は固定用
部材109の基部109bを弾機119の弾発力に抗して押圧す
る。固定用部材109のバー109aは、軸111を回動中心とし
て回動し、バー109aの当接面115は金型ホルダ91の上面
より離れる。この状態で金型ホルダ91を上タレット5よ
り抜取ったり、あるいは挿入することができる。
駆動部材123であるシリンダを作動させてピストン125
を収縮させると、固定用部材109は弾機119の弾発力によ
り回動し、バー109aの先端に設けた当接面115は金型ホ
ルダ91の上面を押圧して固定する。
を収縮させると、固定用部材109は弾機119の弾発力によ
り回動し、バー109aの先端に設けた当接面115は金型ホ
ルダ91の上面を押圧して固定する。
前記タレット7の金型装着領域33としてU字形状の金
型支持部7Vには適数(第9図において2個)のダイDを
装着したU字形状の金型ホルダ127が第4図において右
方向から水平方向から装着されたり、あるいは取外しで
きるようになっている。なお、適数のダイDが金型ホル
ダ123に装着される構造はすでに公知のため詳細な説明
を省略する。
型支持部7Vには適数(第9図において2個)のダイDを
装着したU字形状の金型ホルダ127が第4図において右
方向から水平方向から装着されたり、あるいは取外しで
きるようになっている。なお、適数のダイDが金型ホル
ダ123に装着される構造はすでに公知のため詳細な説明
を省略する。
前記金型ホルダ127の第4図において右側の上下(第
2図において左右両側)には、例えば円錐形状の係合孔
129を有した被係合部材131が装着されている。また、こ
の係合孔129に係止する例えば係止ピンからなる係合部
材133が前記下部タレット7に取付けられた支持部材135
内において上下方向へ摺動すべく設けられている。この
係合部材133の下方部における下タレット7には切欠き
部7Cが形成されており、この切欠き部7CにはL字形状の
支持ブロック137が複数のボルトで取付けられている。
2図において左右両側)には、例えば円錐形状の係合孔
129を有した被係合部材131が装着されている。また、こ
の係合孔129に係止する例えば係止ピンからなる係合部
材133が前記下部タレット7に取付けられた支持部材135
内において上下方向へ摺動すべく設けられている。この
係合部材133の下方部における下タレット7には切欠き
部7Cが形成されており、この切欠き部7CにはL字形状の
支持ブロック137が複数のボルトで取付けられている。
この支持ブロック137には上下方向へ貫通した孔が形
成されており、この孔にはねじ棒139が挿入されてお
り、このねじ棒139の先端は前記係合部材133に取付けら
れている。このねじ棒139の下部はカムフォロア141を回
転自在に支承した支持ブロック143に一体化されてい
る。前記係合部材133と支持ブロック137との間にはスプ
リング145が介在されていて、スプリング141は常時付勢
方向である上方向へ付勢されている。
成されており、この孔にはねじ棒139が挿入されてお
り、このねじ棒139の先端は前記係合部材133に取付けら
れている。このねじ棒139の下部はカムフォロア141を回
転自在に支承した支持ブロック143に一体化されてい
る。前記係合部材133と支持ブロック137との間にはスプ
リング145が介在されていて、スプリング141は常時付勢
方向である上方向へ付勢されている。
前記金型ホルダ127および支持部材135の第4図におい
て上、下部の上面には、金型ホルダ127が上方へ突出し
ないように押え部材147が前記支持部材135に複数のボル
ト149で取付けられている。前記押え部材147の前側(第
4図において右側)内にはゴムなどの弾性部材151が複
数のボルト153で取付けられていて、金型ホルダ127が挿
入された際、金型ホルダ127に傷が付かない役目を果し
ている。
て上、下部の上面には、金型ホルダ127が上方へ突出し
ないように押え部材147が前記支持部材135に複数のボル
ト149で取付けられている。前記押え部材147の前側(第
4図において右側)内にはゴムなどの弾性部材151が複
数のボルト153で取付けられていて、金型ホルダ127が挿
入された際、金型ホルダ127に傷が付かない役目を果し
ている。
上記構成により、第1図に示されているように、作動
部材71P、71Dが第1図において左方向へ移動してきて、
作動部材71P、71Dの先端部の傾斜部がカムフォロア103,
141に乗り上げると、支持ブロック105,143、ねじ棒101,
139を介して係合部材97,133がスプリング107,145の付勢
力に抗して下降して被係合部材95,131の係合孔93,129か
ら抜けて解除されることにより、金型ホルダ91,127が上
タレット5、下タレット7の支持部材135がフリーとな
って、パンチP、ダイDを装着した金型ホルダ91,127が
金型交換領域33が取外しできる状態となる。
部材71P、71Dが第1図において左方向へ移動してきて、
作動部材71P、71Dの先端部の傾斜部がカムフォロア103,
141に乗り上げると、支持ブロック105,143、ねじ棒101,
139を介して係合部材97,133がスプリング107,145の付勢
力に抗して下降して被係合部材95,131の係合孔93,129か
ら抜けて解除されることにより、金型ホルダ91,127が上
タレット5、下タレット7の支持部材135がフリーとな
って、パンチP、ダイDを装着した金型ホルダ91,127が
金型交換領域33が取外しできる状態となる。
前記金型ホルダ91,127には第9図に示されているよう
に、チャック装置81P、81Dが第9図において左方向へ移
動して金型ホルダ91,127を保持するための例えばU字形
状の孔からなる保持穴155,157が形成されている。した
がって、チャック装置81P、81Dが保持穴155,157に装着
されると自動的に金型ホルダ91,127が保持されることに
なる。なお、前記チャック装置81P、81Dの構造はすでに
公知のコレットチャックのごとき構造で保持穴155,157
が装着されると、自動的に保持されるようになってい
る。
に、チャック装置81P、81Dが第9図において左方向へ移
動して金型ホルダ91,127を保持するための例えばU字形
状の孔からなる保持穴155,157が形成されている。した
がって、チャック装置81P、81Dが保持穴155,157に装着
されると自動的に金型ホルダ91,127が保持されることに
なる。なお、前記チャック装置81P、81Dの構造はすでに
公知のコレットチャックのごとき構造で保持穴155,157
が装着されると、自動的に保持されるようになってい
る。
次に、本実施例の金型セット29を金型セット収納部31
から取出し、金型交換位置35にあるタレット組9の金型
交換領域33へ装着したり、あるいは金型セット29を金型
交換位置にある金型交換領域33から取外し、金型セット
収納部31へ収納する金型交換の作用を説明する。
から取出し、金型交換位置35にあるタレット組9の金型
交換領域33へ装着したり、あるいは金型セット29を金型
交換位置にある金型交換領域33から取外し、金型セット
収納部31へ収納する金型交換の作用を説明する。
まず、金型交換装置37のハウジング39を第8図におい
てY軸方向の右方へ移動させて金型セット収納部31の必
要な位置に位置決めさせる。そして、X軸シリンダ61を
作動させてX軸キャレッジ57を金型セット収納部31の方
へ移動させ、さらに保持用シリンダ87を作動させてチャ
ック装置81P、81DがX軸方向の第8図において後方へ移
動し、パンチP、ダイDを装着した金型ホルダ91,127に
形成されている保持穴155,157に装着されて金型セット2
9を本実施例では2個保持する。その後、元の位置に戻
される。
てY軸方向の右方へ移動させて金型セット収納部31の必
要な位置に位置決めさせる。そして、X軸シリンダ61を
作動させてX軸キャレッジ57を金型セット収納部31の方
へ移動させ、さらに保持用シリンダ87を作動させてチャ
ック装置81P、81DがX軸方向の第8図において後方へ移
動し、パンチP、ダイDを装着した金型ホルダ91,127に
形成されている保持穴155,157に装着されて金型セット2
9を本実施例では2個保持する。その後、元の位置に戻
される。
次に、ハウジング39を第8図においてY軸方向の左方
へ移動せしめて、金型セット29が装着されていない空の
ハウジング39を金型交換位置35に停止させる。X軸用シ
リンダ61を作動させてX軸キャレッジ57を第9図におい
て左方へ移動せしめ、タレット組9の近傍にきたら停止
させる。
へ移動せしめて、金型セット29が装着されていない空の
ハウジング39を金型交換位置35に停止させる。X軸用シ
リンダ61を作動させてX軸キャレッジ57を第9図におい
て左方へ移動せしめ、タレット組9の近傍にきたら停止
させる。
一方、上タレット5に設けた固定用部材109は、駆動
部材123の作動により固定用部材109の基部109bに内蔵さ
れた弾機119の弾発力に抗してバー109aを押圧し、バー1
09aの当接面115を金型ホルダ91の上面より離隔させてお
く。
部材123の作動により固定用部材109の基部109bに内蔵さ
れた弾機119の弾発力に抗してバー109aを押圧し、バー1
09aの当接面115を金型ホルダ91の上面より離隔させてお
く。
次いで、係止解除用シリンダ75を作動させると、作動
部材71P,71Dが上タレット5、下タレット7の支持部材1
35に支持ブロック99,137を介して支持されているカムフ
ォロア103,141上に乗り上げることにより、係合部材97,
133が下降して被係合部材95,131の係合孔93,129から外
れて、金型ホルダ91,127がそれぞれ上タレット5、下タ
レット7の支持部材135に対してフリーな状態となる。
部材71P,71Dが上タレット5、下タレット7の支持部材1
35に支持ブロック99,137を介して支持されているカムフ
ォロア103,141上に乗り上げることにより、係合部材97,
133が下降して被係合部材95,131の係合孔93,129から外
れて、金型ホルダ91,127がそれぞれ上タレット5、下タ
レット7の支持部材135に対してフリーな状態となる。
その後、保持用シリンダ87を作動させて金型ホルダ9
1,127に設けられている保持穴155,157にチャック装置81
P、81Dが挿入されて金型ホルダ91,127を保持する。この
状態で作動部材71P、71Dを第1図において右方へ移動さ
せて元の位置に戻すことにより、金型セット29の金型ホ
ルダ91,127が金型交換領域33から取外される。なお、作
動部材71P、71Dが元の位置に戻ることにより、係合部材
97,133はスプリング107,145の付勢力により上方へ持上
げられた状態となる。次に、ハウジング39をY軸方向へ
わずか移動させて金型セット29を保持しているハウジン
グ39を金型交換位置35に位置決めして、X軸キャレッジ
57を第9図においてX軸方向へ移動させた後、係止解除
用シリンダ75を作動させて、係合部材97,133を下降させ
ると共に、金型セット29が金型交換領域33に挿入され
る。
1,127に設けられている保持穴155,157にチャック装置81
P、81Dが挿入されて金型ホルダ91,127を保持する。この
状態で作動部材71P、71Dを第1図において右方へ移動さ
せて元の位置に戻すことにより、金型セット29の金型ホ
ルダ91,127が金型交換領域33から取外される。なお、作
動部材71P、71Dが元の位置に戻ることにより、係合部材
97,133はスプリング107,145の付勢力により上方へ持上
げられた状態となる。次に、ハウジング39をY軸方向へ
わずか移動させて金型セット29を保持しているハウジン
グ39を金型交換位置35に位置決めして、X軸キャレッジ
57を第9図においてX軸方向へ移動させた後、係止解除
用シリンダ75を作動させて、係合部材97,133を下降させ
ると共に、金型セット29が金型交換領域33に挿入され
る。
金型セット29が金型交換領域33に挿入された状態で保
持用シリンダ83を作動させ、チャック装置81P、81Dを保
持穴155,157から抜くと共に、係止解除用シリンダ75を
作動させ、係止部部材71P、71Dを第9図において右方へ
移動させると、係合部材97,133がスプリング107,145の
付勢力で被係合部材95,131の係合孔93,129に係合され
て、金型セット29は金型交換領域33にセットされること
になる。
持用シリンダ83を作動させ、チャック装置81P、81Dを保
持穴155,157から抜くと共に、係止解除用シリンダ75を
作動させ、係止部部材71P、71Dを第9図において右方へ
移動させると、係合部材97,133がスプリング107,145の
付勢力で被係合部材95,131の係合孔93,129に係合され
て、金型セット29は金型交換領域33にセットされること
になる。
その後、駆動部材123であるシリンダを作動させピス
トン125を収縮させると、固定部材109は弾機119の弾発
力により回動し、バー109aの先端に設けた当接面115に
て金型ホルダ91を押圧固定する。
トン125を収縮させると、固定部材109は弾機119の弾発
力により回動し、バー109aの先端に設けた当接面115に
て金型ホルダ91を押圧固定する。
上述した要領で、上タレット5、下タレット7を回転
させて、別の金型交換領域33を金型交換位置35に割出し
た後、金型交換装置37を作動させて、金型交換領域33に
セットされている金型セット29を取外し、ハウジング39
に装着されている他の金型セット29を金型交換領域33に
装着するのである。
させて、別の金型交換領域33を金型交換位置35に割出し
た後、金型交換装置37を作動させて、金型交換領域33に
セットされている金型セット29を取外し、ハウジング39
に装着されている他の金型セット29を金型交換領域33に
装着するのである。
このように、金型交換装置37にて上,下タレット5,7
へ金型セット29の着脱交換ができ、上,下のタレット5,
7の金型ホルダ91,127を固定するには、スプリング107,1
45にて付勢された係合部材97,133が相手方被係合部材9
5,131に設けた円錐形状の係合孔93,129へ嵌装される。
このため、位置決め精度を向上させることができる。
へ金型セット29の着脱交換ができ、上,下のタレット5,
7の金型ホルダ91,127を固定するには、スプリング107,1
45にて付勢された係合部材97,133が相手方被係合部材9
5,131に設けた円錐形状の係合孔93,129へ嵌装される。
このため、位置決め精度を向上させることができる。
また、上タレット5に装着された金型ホルダ91は、固
定用部材109にて確実に固定することができ、固定用部
材109にて金型ホルダ91を押圧固定する駆動源である駆
動部材123は上タレット5上に設けず、門型フレーム3
に設けてある。このため、メンテナンスフリーとなり、
従来のごとくタレット上に流体圧作動のシリンダが設け
られている型式に比べ、構造がシンプルであり、駆動部
材123に不慮の事態が発生しても、突如として金型ホル
ダ9がゆるむという事故を防ぐことができる。
定用部材109にて確実に固定することができ、固定用部
材109にて金型ホルダ91を押圧固定する駆動源である駆
動部材123は上タレット5上に設けず、門型フレーム3
に設けてある。このため、メンテナンスフリーとなり、
従来のごとくタレット上に流体圧作動のシリンダが設け
られている型式に比べ、構造がシンプルであり、駆動部
材123に不慮の事態が発生しても、突如として金型ホル
ダ9がゆるむという事故を防ぐことができる。
更に、係合部材97,133を相手方被係合部材95,131より
離脱するには、金型交換装置37に設けた作動部材71P,71
Dを前進させることでカムフォロア103,141を押下げるこ
とによる。このため、動作が確実となる。
離脱するには、金型交換装置37に設けた作動部材71P,71
Dを前進させることでカムフォロア103,141を押下げるこ
とによる。このため、動作が確実となる。
上述したごとく、スペースの削減,応答性の向上を図
り、停止位置決め精度の向上とコストの低減を図ること
ができる。
り、停止位置決め精度の向上とコストの低減を図ること
ができる。
第5図、第6図および第7図には他の実施例が示され
ている。なお、第1実施例と同一部品には同一符号を付
して説明を省略する。
ている。なお、第1実施例と同一部品には同一符号を付
して説明を省略する。
この実施例の第1実施例と異なる部分は、上タレット
5に装着された金型ホルダ91を押圧固定する手段と、下
タレット7に装着された金型ホルダ127を押圧固定する
手段が異なっている。
5に装着された金型ホルダ91を押圧固定する手段と、下
タレット7に装着された金型ホルダ127を押圧固定する
手段が異なっている。
すなわち、上タレット5に装着された金型ホルダ91を
押圧する手段は、第5図および第6図を参照するに、固
定用部材159は、上タレット5上に設けた支持ブロック1
61に設けられている。この支持ブロック161に係止部材1
63が挿入され、この係止部材163にはねじ棒165が螺合さ
れ、ねじ棒165の上端にカムフォロア103が回転自在に装
着された支持ブロック105が一体的に設けられている。
なお、前記係止部材163と支持ブロック161間にスプリン
グ107が内蔵され、常時係止部材163は下方向へ付勢され
ている。
押圧する手段は、第5図および第6図を参照するに、固
定用部材159は、上タレット5上に設けた支持ブロック1
61に設けられている。この支持ブロック161に係止部材1
63が挿入され、この係止部材163にはねじ棒165が螺合さ
れ、ねじ棒165の上端にカムフォロア103が回転自在に装
着された支持ブロック105が一体的に設けられている。
なお、前記係止部材163と支持ブロック161間にスプリン
グ107が内蔵され、常時係止部材163は下方向へ付勢され
ている。
下タレット7に装着された金型ホルダ127を押圧する
手段は、第5図および第7図を参照するに、支持部材13
5の上面には金型ホルダ127が上方へ突出しないように押
え部材167が前記支持部材135に複数のボルト等にて取付
けられている。この押え部材167の内部には、係止部材1
69が前後(第5図において左右方向)に移動自在に設け
られ、係止部材169の下面には金型ホルダ127に形成した
傾斜面171に摺接する傾斜面173が形成されている。
手段は、第5図および第7図を参照するに、支持部材13
5の上面には金型ホルダ127が上方へ突出しないように押
え部材167が前記支持部材135に複数のボルト等にて取付
けられている。この押え部材167の内部には、係止部材1
69が前後(第5図において左右方向)に移動自在に設け
られ、係止部材169の下面には金型ホルダ127に形成した
傾斜面171に摺接する傾斜面173が形成されている。
更に、前記押え部材167に一体的に設けた支持板175に
案内棒177が装着され、この案内棒177に前記係止部材16
9が嵌合されている。この係止部材159と前記支持板175
との間にスプリング179が装着され、常時係止部材169は
突出方向(第5図において左右方向)へ付勢されてい
る。なお、符号181は係止部材169の移動段となる段部で
あり、符号183は図示を省略したが金型交換装置37に設
けた係止部材171が挿入される穴である。
案内棒177が装着され、この案内棒177に前記係止部材16
9が嵌合されている。この係止部材159と前記支持板175
との間にスプリング179が装着され、常時係止部材169は
突出方向(第5図において左右方向)へ付勢されてい
る。なお、符号181は係止部材169の移動段となる段部で
あり、符号183は図示を省略したが金型交換装置37に設
けた係止部材171が挿入される穴である。
上記構成により、図示を省略した金型交換装置37に設
けた作動部材71P,71Dの先端部の傾斜部がカムフォロア1
03,141と穴183に挿入される。カムフォロア103,141は乗
り上げ支持ブロック105,143、ねじ棒101,139,165を介し
て係合部材97,133,163がスプリング107,145の付勢力に
抗して移動し、被係合部材95,133の係合孔93,129から抜
けて解除され、係止部材163も金型ホルダ91上より離隔
する。
けた作動部材71P,71Dの先端部の傾斜部がカムフォロア1
03,141と穴183に挿入される。カムフォロア103,141は乗
り上げ支持ブロック105,143、ねじ棒101,139,165を介し
て係合部材97,133,163がスプリング107,145の付勢力に
抗して移動し、被係合部材95,133の係合孔93,129から抜
けて解除され、係止部材163も金型ホルダ91上より離隔
する。
また、穴183に挿入された作動部材71P,71Dにより、係
止部材169はスプリング179の付勢力に抗して移動し、金
型ホルダ127に設けた傾斜面171と係止部材169に設けた
傾斜面173とが離れ隙間があく。このため金型ホルダ91,
127が上タレット5、下タレット7の支持部材135がフリ
ーとなって、パンチP、ダイDを装着した金型ホルダ9
1,127が金型交換領域33から取外しできる状態となる。
常時、すなわち上,下のタレット5,7に金型ホルダ91,12
7が装着されている状態では、上タレット5の金型ホル
ダ91は、上面を係止部材163によりスプリング107の弾発
力により付勢されて押圧し、位置決めは係合部材97が被
係合部材95の係合孔93に嵌挿されて位置決めされる。下
タレット7の金型ホルダ127は、上面は係止部材169によ
りスプリング179の弾発力により付勢されて押圧し、位
置決めは係合部材133の係合孔129に嵌挿されて位置決め
される。
止部材169はスプリング179の付勢力に抗して移動し、金
型ホルダ127に設けた傾斜面171と係止部材169に設けた
傾斜面173とが離れ隙間があく。このため金型ホルダ91,
127が上タレット5、下タレット7の支持部材135がフリ
ーとなって、パンチP、ダイDを装着した金型ホルダ9
1,127が金型交換領域33から取外しできる状態となる。
常時、すなわち上,下のタレット5,7に金型ホルダ91,12
7が装着されている状態では、上タレット5の金型ホル
ダ91は、上面を係止部材163によりスプリング107の弾発
力により付勢されて押圧し、位置決めは係合部材97が被
係合部材95の係合孔93に嵌挿されて位置決めされる。下
タレット7の金型ホルダ127は、上面は係止部材169によ
りスプリング179の弾発力により付勢されて押圧し、位
置決めは係合部材133の係合孔129に嵌挿されて位置決め
される。
このため、その効果は第1実施例と同様な効果を発揮
することができる。
することができる。
なお、この発明は前述した各実施例に限定されること
なく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で
実施し得るものである。例えば、本実施例ではタレット
組9に金型交換領域33を2個、金型交換装置37に金型挿
着部であるハウジング39を3個用いた例で説明したが、
金型交換領域33をさらに増やし、金型交換装置37に少な
くとも金型交換領域33の個数と同一のハウジング39を備
えることでも対応可能である。
なく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で
実施し得るものである。例えば、本実施例ではタレット
組9に金型交換領域33を2個、金型交換装置37に金型挿
着部であるハウジング39を3個用いた例で説明したが、
金型交換領域33をさらに増やし、金型交換装置37に少な
くとも金型交換領域33の個数と同一のハウジング39を備
えることでも対応可能である。
また、駆動部材123として流体圧作動のシリンダを例
として説明したが、モータ等よりねじ機構により作動す
る駆動部材としても対応可能であり、たま、電磁式など
が採用可能である。
として説明したが、モータ等よりねじ機構により作動す
る駆動部材としても対応可能であり、たま、電磁式など
が採用可能である。
本実施例の発明の構成を求めると以下のようになる。
タレット5(7)に金型P(D)の交換を行う金型交
換領域33を形成し、この金型交換領域33に金型P(D)
を保持する金型ホルダ91(127)を水平方向から着脱可
能に支持する金型支持部5V(7V)を設け、この金型支持
部5V(7V)に支持された金型ホルダ91(127)の交換を
行う金型交換装置37を設けてなるタレットパンチプレス
1において、金型ホルダ91(127)の下側に係合孔93(1
29)を備え、タレット5(7)に下方向からこの係合孔
93(129)に係合可能な係合部材97(133)を昇降可能に
設け、この係合部材97(133)にカムフォロア103(14
1)を設けると共に、この係合部材97(133)を係合孔93
(129)に係合する上方向へ付勢可能なスプリング107
(145)を設け、金型交換装置37に作動方向(図1にお
いて左方向)へ往復動可能な作動部材71P(71D)を設
け、この作動部材71P(71D)が作動方向へ往動してカム
フォロア103(141)上を乗り上げることにより係合部材
97(133)がスプリング107(145)の付勢力に抗しつつ
金型支持部5V(7V)の支持面に対して下方向へ没入する
と共に、この作動部材71P(71D)が作動方向へ復動して
カムフォロア103(141)から離反することにより係合部
材97(133)がスプリング107(145)の付勢力によって
金型支持部5V(7V)の支持面に対して上方向へ突出する
ように構成してなることを特徴とする。
換領域33を形成し、この金型交換領域33に金型P(D)
を保持する金型ホルダ91(127)を水平方向から着脱可
能に支持する金型支持部5V(7V)を設け、この金型支持
部5V(7V)に支持された金型ホルダ91(127)の交換を
行う金型交換装置37を設けてなるタレットパンチプレス
1において、金型ホルダ91(127)の下側に係合孔93(1
29)を備え、タレット5(7)に下方向からこの係合孔
93(129)に係合可能な係合部材97(133)を昇降可能に
設け、この係合部材97(133)にカムフォロア103(14
1)を設けると共に、この係合部材97(133)を係合孔93
(129)に係合する上方向へ付勢可能なスプリング107
(145)を設け、金型交換装置37に作動方向(図1にお
いて左方向)へ往復動可能な作動部材71P(71D)を設
け、この作動部材71P(71D)が作動方向へ往動してカム
フォロア103(141)上を乗り上げることにより係合部材
97(133)がスプリング107(145)の付勢力に抗しつつ
金型支持部5V(7V)の支持面に対して下方向へ没入する
と共に、この作動部材71P(71D)が作動方向へ復動して
カムフォロア103(141)から離反することにより係合部
材97(133)がスプリング107(145)の付勢力によって
金型支持部5V(7V)の支持面に対して上方向へ突出する
ように構成してなることを特徴とする。
本実施例の作用についてまとめると以下のようにな
る。
る。
即ち、金型P(d)を保持する金型ホルダ91(127)
をタレット5(7)における、金型支持部5V(7V)から
離脱せしめる場合には、作動部材71P(71D)が作動方向
へ往動してカムフォロア103(141)上に乗り上げること
により、係合部材97(133)がスプリング107(145)の
付勢力に抗してカムフォロア103(141)と一体的に下降
する。これによって、係合部材97(133)が金型支持部5
V(7V)の支持面に対して下方向へ没入して、係合部材9
7(133)と係合孔93(129)の係合状態が解除されて、
金型支持部5V(7V)に対する金型ホルダ91(127)の固
定状態が解除される。そして、金型交換装置37により金
型支持部5V(7V)から金型ホルダ91(127)を水平方向
へ離脱せしめる。
をタレット5(7)における、金型支持部5V(7V)から
離脱せしめる場合には、作動部材71P(71D)が作動方向
へ往動してカムフォロア103(141)上に乗り上げること
により、係合部材97(133)がスプリング107(145)の
付勢力に抗してカムフォロア103(141)と一体的に下降
する。これによって、係合部材97(133)が金型支持部5
V(7V)の支持面に対して下方向へ没入して、係合部材9
7(133)と係合孔93(129)の係合状態が解除されて、
金型支持部5V(7V)に対する金型ホルダ91(127)の固
定状態が解除される。そして、金型交換装置37により金
型支持部5V(7V)から金型ホルダ91(127)を水平方向
へ離脱せしめる。
金型ホルダ91(127)を空の金型支持部5V(7V)に装
着せしめる場合には、作動部材71P(71D)が作動方向へ
往動してカムフォロア103(141)上に乗り上げることに
より、係合部材97(133)がスプリング107(145)の付
勢力に抗してカムフォロア103(141)と一体的に下降す
る。これによって、係合部材97(133)が金型支持部5V
(7V)の支持面に対して下方向へ没入する。次に、金型
交換装置37により金型支持部5V(7V)へ金型ホルダ91
(127)を水平方向から装着する。そして、作動部材71P
(71D)が作動方向へ復動してカムフォロア103(141)
に対して離反することにより、係合部材97(133)がス
プリング107(145)の付勢力によって上昇する。これに
よって、係合部材97(133)が金型支持部5V(7V)の支
持面に対して上方向へ突出し、係合部材97(133)が係
合孔93(129)に係合し金型支持部5V(7V)に対して金
型ホルダ91(127)を固定せしめる。
着せしめる場合には、作動部材71P(71D)が作動方向へ
往動してカムフォロア103(141)上に乗り上げることに
より、係合部材97(133)がスプリング107(145)の付
勢力に抗してカムフォロア103(141)と一体的に下降す
る。これによって、係合部材97(133)が金型支持部5V
(7V)の支持面に対して下方向へ没入する。次に、金型
交換装置37により金型支持部5V(7V)へ金型ホルダ91
(127)を水平方向から装着する。そして、作動部材71P
(71D)が作動方向へ復動してカムフォロア103(141)
に対して離反することにより、係合部材97(133)がス
プリング107(145)の付勢力によって上昇する。これに
よって、係合部材97(133)が金型支持部5V(7V)の支
持面に対して上方向へ突出し、係合部材97(133)が係
合孔93(129)に係合し金型支持部5V(7V)に対して金
型ホルダ91(127)を固定せしめる。
以上のごとき、本実施例の発明によれば、金型ホルダ
91(127)の下側に係合孔93(129)を備え、タレット5
(7)に下方向からこの係合孔93(129)に係合可能な
係合部材97(133)を昇降可能に設け、この係合部材97
(133)を係合孔93(129)に係合する上方向へ付勢可能
なスプリング107(145)を設けたことにより、固定用シ
リンダを用いることなく、簡単な構成によって、タレッ
ト5(7)における金型支持部5V(7V)に金型ホルダ91
(127)を安定した状態のもとで装着せしめることがで
き、パンチング加工時のタレット5(7)の振動等によ
って金型ホルダ91(127)が金型支持部5V(7V)から離
脱することがない。
91(127)の下側に係合孔93(129)を備え、タレット5
(7)に下方向からこの係合孔93(129)に係合可能な
係合部材97(133)を昇降可能に設け、この係合部材97
(133)を係合孔93(129)に係合する上方向へ付勢可能
なスプリング107(145)を設けたことにより、固定用シ
リンダを用いることなく、簡単な構成によって、タレッ
ト5(7)における金型支持部5V(7V)に金型ホルダ91
(127)を安定した状態のもとで装着せしめることがで
き、パンチング加工時のタレット5(7)の振動等によ
って金型ホルダ91(127)が金型支持部5V(7V)から離
脱することがない。
又、作動部材71P(71D)が作動方向へ往動してカムフ
ォロア103(141)上を乗り上げることにより係合部材97
(133)がスプリング107(145)の付勢力に抗しつつ金
型支持部5V(7V)の支持面に対して下方向へ没入すると
共に、この作動部材71P(71D)が作動方向へ復動してカ
ムフォロア103(141)から離反することにより係合部材
97(133)がスプリング107(145)の付勢力によって金
型支持部5V(7V)の支持面に対して上方向へ突出するよ
うに構成したことにより、金型交換装置37における作動
部材71P(71D)を作動方向へ往復動させることにより、
金型支持部5V(7V)に対する金型ホルダ91(127)の固
定状態の解除、固定が容易に行われ、作業能率向上の効
果を奏する。
ォロア103(141)上を乗り上げることにより係合部材97
(133)がスプリング107(145)の付勢力に抗しつつ金
型支持部5V(7V)の支持面に対して下方向へ没入すると
共に、この作動部材71P(71D)が作動方向へ復動してカ
ムフォロア103(141)から離反することにより係合部材
97(133)がスプリング107(145)の付勢力によって金
型支持部5V(7V)の支持面に対して上方向へ突出するよ
うに構成したことにより、金型交換装置37における作動
部材71P(71D)を作動方向へ往復動させることにより、
金型支持部5V(7V)に対する金型ホルダ91(127)の固
定状態の解除、固定が容易に行われ、作業能率向上の効
果を奏する。
[発明の効果] 以上のごとき、本発明によれば、金型ホルダの下側に
係合孔を備え、金型装着ベースに下方向からこの係合孔
に係合可能な係合部材を昇降可能に設け、この係合部材
を上記係合孔に係合する上方向へ付勢可能な付勢部材を
設けたことにより、簡単な構成によって、金型装着ベー
スにおける金型支持部に金型ホルダを安定した状態のも
とで装着せしめることができ、パンチング加工時の金型
装着ベースの振動等によって金型ホルダが金型支持部か
ら離脱することがない。
係合孔を備え、金型装着ベースに下方向からこの係合孔
に係合可能な係合部材を昇降可能に設け、この係合部材
を上記係合孔に係合する上方向へ付勢可能な付勢部材を
設けたことにより、簡単な構成によって、金型装着ベー
スにおける金型支持部に金型ホルダを安定した状態のも
とで装着せしめることができ、パンチング加工時の金型
装着ベースの振動等によって金型ホルダが金型支持部か
ら離脱することがない。
又、作動部材が作動方向へ往動してカムフォロア上を
乗り上げることにより係合部材が付勢部材の付勢力に抗
しつつ金型支持部の支持面に対して下方向へ没入すると
共に、この作動部材が作動方向へ復動してカムフォロア
から離反することにより係合部材が付勢部材の付勢力に
よって金型支持部の支持面に対して上方向へ突出するよ
うに構成したことにより、金型交換装置における作動部
材を作動方向へ往復動させることにより、金型支持部に
対する金型ホルダの固定状態の解除、固定が容易に行わ
れ、作業能率向上の効果を奏する。
乗り上げることにより係合部材が付勢部材の付勢力に抗
しつつ金型支持部の支持面に対して下方向へ没入すると
共に、この作動部材が作動方向へ復動してカムフォロア
から離反することにより係合部材が付勢部材の付勢力に
よって金型支持部の支持面に対して上方向へ突出するよ
うに構成したことにより、金型交換装置における作動部
材を作動方向へ往復動させることにより、金型支持部に
対する金型ホルダの固定状態の解除、固定が容易に行わ
れ、作業能率向上の効果を奏する。
第1図はこの発明の主要部を示し、第9図におけるI矢
視部の拡大断面図、第2図は第1図におけるII−II線に
沿った断面図、第3図は第1図における上タレットの平
面図、第4図は第1図における下タレットの平面図、第
5図乃至第7図は他の実施例を示し、第5図は断面図、
第6図は第5図における上タレットの平面図、第7図は
第5図における下タレットの平面図、第8図はこの発明
を実施する一実施例のタレットパンチプレスの斜視図、
第9図は第8図におけるIX矢視の拡大断面図、第10図は
第9図におけるX−X線に沿った断面図である。 1……タレットパンチプレス 5……上タレット 7……下タレット
視部の拡大断面図、第2図は第1図におけるII−II線に
沿った断面図、第3図は第1図における上タレットの平
面図、第4図は第1図における下タレットの平面図、第
5図乃至第7図は他の実施例を示し、第5図は断面図、
第6図は第5図における上タレットの平面図、第7図は
第5図における下タレットの平面図、第8図はこの発明
を実施する一実施例のタレットパンチプレスの斜視図、
第9図は第8図におけるIX矢視の拡大断面図、第10図は
第9図におけるX−X線に沿った断面図である。 1……タレットパンチプレス 5……上タレット 7……下タレット
Claims (1)
- 【請求項1】金型装着ベースに金型の交換を行う金型交
換領域を形成し、この金型交換領域に金型を保持する金
型ホルダを水平方向から着脱可能に支持する金型支持部
を設け、この金型支持部に支持された金型ホルダの交換
を行う金型交換装置を設けてなるパンチプレスにおい
て、 上記金型ホルダの下側に係合孔を備え、上記金型装着ベ
ースに下方向からこの係合孔に係合可能な係合部材を昇
降可能に設け、この係合部材にカムフォロアを設けると
共に、この係合部材を上記係合孔に係合する上方向へ付
勢可能な付勢部材を設け、前記金型交換装置に作動方向
へ往復動可能な作動部材を設け、この作動部材が作動方
向へ往動して前記カムフォロア上を乗り上げることによ
り、上記係合部材が上記付勢部材の付勢力に抗しつつ金
型支持部の支持面に対して下方向へ没入すると共に、こ
の作動部材が作動方向へ復動して前記カムフォロアから
離反することにより係合部材が付勢部材によって金型支
持部の支持面に対して上方向へ突出するように構成して
なることを特徴とするパンチプレス。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183986A JP2749710B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | パンチプレス |
US07/692,174 US5342276A (en) | 1990-05-01 | 1991-04-26 | Turret punch press with a die exchanging device |
DE69108282T DE69108282T2 (de) | 1990-05-01 | 1991-04-26 | Revolverstanze mit einer Matrizenwechseleinrichtung. |
DE69127474T DE69127474T2 (de) | 1990-05-01 | 1991-04-26 | Matrizenwechseleinrichtung |
EP19940114052 EP0648556B1 (en) | 1990-05-01 | 1991-04-26 | A die exchanging device |
EP19910106798 EP0455164B1 (en) | 1990-05-01 | 1991-04-26 | A turret punch press with a die exchanging device |
AT91106798T ATE120109T1 (de) | 1990-05-01 | 1991-04-26 | Revolverstanze mit einer matrizenwechseleinrichtung. |
AT94114052T ATE157287T1 (de) | 1990-05-01 | 1991-04-26 | Matrizenwechseleinrichtung |
FI912062A FI99095C (fi) | 1990-05-01 | 1991-04-29 | Revolverilävistyspuristin ja meistinvaihtolaite lävistyspuristinta varten |
CA 2041552 CA2041552C (en) | 1990-05-01 | 1991-04-30 | A turret punch press with a die exchanging device |
KR1019910007038A KR100192995B1 (ko) | 1990-05-01 | 1991-05-01 | 금형 교체 장치를 구비한 터릿 펀치 프레스 |
US08/216,607 US5451195A (en) | 1990-05-01 | 1994-03-23 | Turret punch press with a die exchanging device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183986A JP2749710B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | パンチプレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471733A JPH0471733A (ja) | 1992-03-06 |
JP2749710B2 true JP2749710B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=16145319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2183986A Expired - Fee Related JP2749710B2 (ja) | 1990-05-01 | 1990-07-13 | パンチプレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2749710B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005030570A (ja) | 2003-07-11 | 2005-02-03 | Nichias Corp | 防振遮熱板 |
JP2005030571A (ja) | 2003-07-11 | 2005-02-03 | Nichias Corp | 緩衝ワッシャ部材及びこれを備える防振遮熱板 |
JP4398222B2 (ja) | 2003-10-29 | 2010-01-13 | ニチアス株式会社 | 防振遮熱板 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0673707B2 (ja) * | 1986-07-16 | 1994-09-21 | アンリツ株式会社 | タレットパンチングプレス機の金型交換方法 |
-
1990
- 1990-07-13 JP JP2183986A patent/JP2749710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471733A (ja) | 1992-03-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |