JPH0753679Y2 - 回転玩具 - Google Patents

回転玩具

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JPH0753679Y2
JPH0753679Y2 JP8835092U JP8835092U JPH0753679Y2 JP H0753679 Y2 JPH0753679 Y2 JP H0753679Y2 JP 8835092 U JP8835092 U JP 8835092U JP 8835092 U JP8835092 U JP 8835092U JP H0753679 Y2 JPH0753679 Y2 JP H0753679Y2
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JP
Japan
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disk
mounting surface
rotating
motor
magnets
Prior art date
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Application number
JP8835092U
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JPH0650699U (ja
Inventor
秀治 師岡
Original Assignee
株式会社学習研究社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はアルミニウム等の磁力吸
引されない非鉄金属板で形成された円板こまを磁石の回
転による電磁誘導作用で回転させる回転玩具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、渦電流の発生を示す実験装置とし
て、アラゴの円板が知られている。これは銅またはアル
ミニウムの円板を自由に回転できるように軸支し、この
円板に沿って磁石を円板円周方向に移動させると、この
磁石の動きにつれて円板も磁石の電磁誘導作用で磁石回
転方向と同一方向に回転するというものである。
【0003】このアラゴの円板の原理を応用した回転玩
具は、自由に回転できるように中心を軸支した銅または
アルミニウムの円板と、この円板に沿って円板円周方向
に回転移動される磁石とを具備する構成となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記のような構成の回
転玩具では、前記円板が定位置で回転するだけであり、
前記円板を水平面内でこまのように回転移動させること
ができないので、興趣性に欠ける問題があった。
【0005】本考案は前記従来の問題を解消するために
案出されたもので、その目的は銅やアルミニウム等の非
鉄金属で形成された円板こまが器蓋の水平で平滑な円板
載置面上で回転しながら移動するという興趣性の高い回
転玩具を構成簡単にして安価に提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本考案の回転玩具は、下面中心に突出する小突起
1aを有し磁力吸引されないアルミニウム等の非鉄金属
板で形成された円板こま1と、内部中心にモータ保持部
6を有する上面が開口した器体5と、前記円板こま1を
回転滑動させる水平で平滑な円板載置面9を有した星形
の平面形状をなしその星形突出部の先端上面に前記円板
こま1の滑動脱落を防止する複数個のストッパ突起10
を突設した前記器体5の上端開口部に嵌合保持される磁
気透過可能な器蓋8と、前記器体5のモータ保持部6に
縦向きに嵌合固定され器体収納電池7aによって回転作
動されるモータ12と、両端に磁石17,18を保持し
該磁石が前記器蓋8の円板載置面9下に接近する水平面
内で回転するように前記モータ12の回転軸に固定され
る回転アーム16とを具備し、前記器蓋8の円板載置面
9上に設置した円板こま1が磁石17,18の回転によ
る電磁誘導作用で回転しながら円板載置面9上を移動で
きるようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記構成の回転玩具は、器蓋8の円板載置面9
上に円板こま1を載置し、前記モータ12を回転作動さ
せると、回転アーム16の両端に保持された磁石17,
18が器蓋8の円板載置面9下に接近する水平面内で回
転され、この磁石17,18の回転による電磁誘導作用
で円板こま1が水平で平滑な円板載置面9上を回転しな
がら移動するように作動する。
【0008】そして、この円板こま1の回転移動に際す
る円板載置面9からの脱落は、星形突出部の先端上面に
突設した複数個のストッパ突起10によって阻止するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従い具体的
に説明する。図中1は磁力吸引されないアルミニウム板
を直径70mm程度の大きさに打抜いて形成した円板こま
で、この円板こま1は下面中心に突出する小突起1aを
有し上面外周部には図3に示すような占い表示2が等間
隔で表示され、その中央の円形空白部3には渦巻模様
(図示せず)が施されている。なお、この円板こま1は
銅板であっても良い。
【0010】5は上面が開口した合成樹脂製の器体で、
平面が図2に示すような楕円形をなし、内底部の中心に
モータ保持部6を突設し、このモータ保持部6の前側位
置には電池7aを装着する電池収納部7を設けた構成と
なっている。
【0011】8は前記器体5の上端開口部に嵌合保持さ
れる磁気透過可能な合成樹脂製の器蓋で、この器蓋8は
円板こま1を載置して回転滑動させる水平で平滑な円板
載置面9を有した星形の平面形状をなし、その星形突出
部の先端上面に円板こま1の滑動脱落を防止する複数個
のストッパ突起10を突設し、前側突出部の上面に占い
表示2の回転停止位置を決める図3に示すような矢印表
示11を設けた構成となっている。
【0012】12は前記器体5のモータ保持部6に縦向
きに嵌合固定されるモータで、器体収納電池7aによっ
て回転作動されるようになっている。13は前記モータ
12を作動させたり停止させたりするスイッチで、枢支
点14aを支点として上下方向に回動されるスイッチレ
バー14と、このスイッチレバー14の回動操作によっ
て電池7aの陽極に接離される可動の接点金具15とか
ら構成されている。
【0013】16は両端に磁石17,18を保持した回
転アームで、この回転アーム16は中心軸支部16aを
有し、前記磁石17,18が器蓋8の円板載置面9下に
接近する水平面内で回転するように前記モータ12の回
転軸に図1の如く固定されている。
【0014】而して、前記器蓋8の円板載置面9上に円
板こま1を小突起1aが当接する状態に位置決めして載
置し、前記モータ12をスイッチ13の操作で回転作動
させると、回転アーム16の両端に保持された磁石1
7,18が円板載置面9下に接近する水平面内で高速回
転され、この磁石17,18の回転による電磁誘導作用
で円板こま1が中心小突起1aを支点として高速回転し
ながら円板載置面9上を移動(滑動)するように作動す
る。
【0015】
【考案の効果】この考案の回転玩具は、前記のようなも
のであるから、銅やアルミニウム等の非鉄金属で形成さ
れた円板こま1が器蓋8の水平で平滑な円板載置面9上
で回転しながら移動するという不思議な現象を見せるこ
とができ、また円板こま1の回転移動に際する円板載置
面9からの脱落を複数個のストッパ突起10によって阻
止することができるいう効果があり、従来のものより興
趣性の高い回転玩具を構成簡単にして安価に提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による回転玩具を示した中央
縦断面図。
【図2】図1のAーA線に沿う横断平面図。
【図3】図1を上から見た平面図。
【符号の説明】
1…円板こま、1a…円板こまの中心小突起、5…器
体、6…モータ保持部、7a…器体収納電池、 8…器
蓋、 9…円板載置面、 10…ストッパ突起、12…
モータ、13…スイッチ、16…回転アーム、17,1
8…磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面中心に突出する小突起(1a)を有
    し磁力吸引されないアルミニウム等の非鉄金属板で形成
    された円板こま(1)と、内部中心にモータ保持部
    (6)を有する上面が開口した器体(5)と、前記円板
    こま(1)を回転滑動させる水平で平滑な円板載置面
    (9)を有した星形の平面形状をなしその星形突出部の
    先端上面に前記円板こま(1)の滑動脱落を防止する複
    数個のストッパ突起(10)を突設した前記器体(5)
    の上端開口部に嵌合保持される磁気透過可能な器蓋
    (8)と、前記器体(5)のモータ保持部(6)に縦向
    きに嵌合固定され器体収納電池(7a)によって回転作
    動されるモータ(12)と、両端に磁石(17)(1
    8)を保持し該磁石が前記器蓋(8)の円板載置面
    (9)下に接近する水平面内で回転するように前記モー
    タ(12)の回転軸に固定される回転アーム(16)と
    を具備し、前記器蓋(8)の円板載置面(9)上に設置
    した円板こま(1)が磁石(17)(18)の回転によ
    る電磁誘導作用で回転しながら円板載置面(9)上を移
    動できるようにしたことを特徴とする回転玩具。
JP8835092U 1992-12-24 1992-12-24 回転玩具 Expired - Lifetime JPH0753679Y2 (ja)

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JP8835092U JPH0753679Y2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 回転玩具

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JP8835092U JPH0753679Y2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 回転玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0650699U JPH0650699U (ja) 1994-07-12
JPH0753679Y2 true JPH0753679Y2 (ja) 1995-12-13

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ID=13940381

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