JPH0346798Y2 - - Google Patents

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JPH0346798Y2
JPH0346798Y2 JP17464185U JP17464185U JPH0346798Y2 JP H0346798 Y2 JPH0346798 Y2 JP H0346798Y2 JP 17464185 U JP17464185 U JP 17464185U JP 17464185 U JP17464185 U JP 17464185U JP H0346798 Y2 JPH0346798 Y2 JP H0346798Y2
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JP
Japan
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rail
windmill
rotating body
support
magnetized
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JP17464185U
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JPS6282100U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、おもちやまたは装飾用などに使用す
る風車に関するものである。
(従来の技術) おもちやまたは装飾用などに使用される風車
は、やや厚手の紙または合成樹脂などで形成され
たものが知られているが、これらはいずれも風車
の中心部に設けた支軸を手その他で支持して回転
させるものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の風車は、手軸が手その他で固定的に
支持されて回転するのみである。したがつて、こ
れをおもちやとして使用した場合は、支軸を持つ
て走るなどして回すのみであるから、極めて変化
に乏しいものである。また、装飾用として使用す
る場合も同様であつて、支軸を適所に取り付けて
回すのみであり、装飾効果が乏しい問題がある。
本考案は、前記風車の単調さを解決するために
なされたものであつて、風車の回転力を活用し
て、移動をする風車をうることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の風車は、支軸に、その周囲に突出させ
て一対の支持部を互いに間隔をおいて取り付けて
なる回転体と、前記支持部間にスライド可能に挿
入されるレールを備え、かつ支軸またはこの支軸
の周囲において支持部を磁化部にするとともに、
少なくとも前記回転体の磁化部に接するレールの
部分が磁性金属で形成され、支軸の軸心に軸心を
ほぼ一致させて風車が、その回転で前記磁化され
た支軸または支持部を回転させるように、回転体
に取り付けられたことを特徴とする。
(作用) この風車は、回転体の一対の支持部間にレール
を挿入し、かつ回転体の磁化部をその磁力でレー
ルに吸着させることで、回転体を介して風車をレ
ールに取り付ける。そして、風車が風を受けて回
転すると、その回転力によつて、回転体の少なく
とも磁化されてレールに吸着している支軸または
支持部を回転させる。したがつて、レールに磁力
で吸着している支軸または支持部が、その回転に
よつて、ラツクに対するピニオンのように、レー
ルに沿つて移動することで、回転している風車を
レールに沿つて移動させるものであつて、レール
をエンドレスにしておけば、風車は回転しながら
連続的に移動する。
(実施例) 本考案の風車の実施例を図面について説明す
る。
第1図において、1は鉄などの磁性金属で形成
された支軸で、その周囲に突出させて一対の円板
状の支持部2a,2bを、互いに間隔をおいて取
り付け回転体3が構成されている。4は紙、アル
ミニウムまたは合成樹脂製などのシートを折曲し
て形成した風車で、その軸心を支軸1の軸心にほ
ぼ一致させて支持部2aに固着されている。5は
支持部2a,2b間にスライド可能に挿入される
板状のレールである。
前記回転体3の支持部2a,2bは、第2図に
示したように、支軸1の両端に磁石6a,6bを
配置し、かつ磁石6a,6bの外周を合成樹脂よ
るカバー7で被覆して構成され、また支軸1と支
持部2a,2bは互いに固着されている。すなわ
ち、この実施例では、磁石6a,6bで支軸1を
磁化している。この場合、磁石6a,6bは、そ
の同極側を相対して、互いに反発状態に配置する
方が、支軸1の磁力を大きくすることができる
が、磁石6a,6bを互いに吸着の状態に配置す
ることもできる。
そして、支軸1の両端に磁石を配置すること
が、支軸1の磁力を大きくすることに対して適す
るが、1個の磁石でも所要の磁力をうることが可
能なときは、支軸1の一端のみに磁石を配するこ
とも可能である。磁石を1個にするときは、バラ
ンスの関係から風車4がない支持部2b側に配置
することが適する。また、支軸1の両端に磁石6
a,6bを設ける場合も、それらを同じにする必
要はなく、例えば支持部2aに1個の磁石6a
を、支持部2bに2個の磁石6bを設けるなど任
意になしうる。
前記レール5は、合成樹脂などの非磁性体製
で、支持部2a,2b間に入いる板状の基体8の
支軸1と接する位置に、鉄などの磁性金属製の被
吸着体9を固着し構成されている。
この風車は、その回転体3の支持部2a,2b
間にレール5を挿入し、支軸1をレール5の被吸
着体9に吸着させることで、回転体3を介して風
車4をレール5に取り付ける。そして、例えばレ
ール5を持つて走るなどして風車4に風を当る
か、または扇風機などの前に置くか、空調装置の
吹出し口の前にレール5を取り付けるなどして、
風車4に風を当ててそれを回わす。すると、風車
4と共に回転体3が回転し、かつその支軸1は磁
力でレール5に吸着しているから空転することな
く、ラツクに対するピニオンのように、レール5
に沿つて移動し、風車4を移動させる。
なお、レール5を基体8と被吸着体9とで構成
し、かつ基体8を非磁性体製としたのは、磁石6
a,6bの磁力が基体8に作用しないようにする
ことで、回転体3のレール5に対する磁力による
吸着力を調整して、レール5に対する回転体3の
回転を円滑にするためである。したがつて、磁石
6a,6bの磁力がレール5に作用しない、また
は作用しても、その吸着力が小さいか、風車4の
回転力が大きくて回転体3の回転に支障がないと
きは、レール5の全体を鉄板などで構成すること
も可能である。
第3図はおもちやにした一例を示すものであつ
て、レール5をエンドレスにして、その一部にハ
ンドル10を設けている。したがつて、ハンドル
10を持つてレール5を移動させれば、風車4は
回転しながらレール5に沿つて連続移動をする。
そして、レール5は水平垂直などの任意の方向に
して使用することができ、変化に富んだおもちや
になり楽しく遊ぶことができる。またレール5は
波形その他の任意の形状にすることが可能であつ
て、風車4はレール5の形状に沿つて移動するか
ら、その動きに変化を付けることが容易で、より
楽しく遊ぶことができる風車のおもちやをうるこ
とができる。
第3図に示したレール5のハンドル10を、レ
ール5の支脚に変えて室内などの風が当る場所に
置くようにすれば、移動する風車4の装飾品にな
る。
第4〜6図は、空調装置の吹出口などに取り付
けるようにした実施例を示すものである。これは
レール5がリング状に構成され、その長さ方向の
中央部に固着した取付板11に長円状の取付孔1
2が形成されている。13は空調装置の吹出口
(図示省略)に対する装着板で、これに立設した
支持棒14ん先端をやや偏平にして取付孔12に
揺動可能に挿入している。すなわち、支持棒14
に対して取付孔12がを介して取付板11が、第
6図に実線と鎖線とで示したように揺動して、レ
ール5をシーソ状に上下動させる。
したがつて、空調装置から吹き出した風が風車
4に当つて風車4が回転しながら移動し、取付板
11の位置を通過すると、重心の移動によつてレ
ール5が第4図の実線と鎖線の状態にシーソ状に
スイングすることを反復する。このため、空調装
置が作動していることを簡単に知ることができる
とともに、風車4が回転しながら移動し、しか
も、シーソ状にも動くから、変化に富んだ動きを
する装飾用の風車として使用することができる。
第7図は、回転体3の磁化部を支持部2bに設
けた実施例を示すものであつて、磁石15を支軸
1の周囲に表出させて配置しており、この磁石1
5をレール5の側面に吸着させるものである。こ
の場合、支軸1を鉄などの磁性金属で形成すれば
支軸1も磁化され、支軸1を合成樹脂などで形成
すれば、これは磁化されない。したがつて、風車
4の重量などに応じて支軸1の磁化をすれば、磁
力による回転体3の吸着を確実化できる。
第8図は風車4の他の実施例を示すものであつ
て、中心体16の周囲に複数の羽根17を突設し
たものである、風車4としては、その他任意の構
成のものが使用できる。
前記実施例では、回転体3の一端にのみ風車4
と取り付けているが、回転体3の両端に風車4を
取り付けることもできる。そして、支持部2a,
2bの相対した面は、レール5と接触するから、 支持部2a,2bの相対した面を、ふつ素樹脂
のように摩擦抵抗が小さい材料で被覆しておけ
ば。回転体3の回転移動を円滑にすることに対し
て適する。レール5をリング状にしたときは、そ
の外周縁に回転体3を吸着させることもできる。
そして、レール5は、リング状にすることなく、
適当な形状の板で形成し、その外周縁に回転体3
を吸着させることも可能である。
(考案の効果) 本考案の風車は上記のように、断面H字状に形
成され、かつ磁化部を有する回転体に風車を取り
付け、この回転体の磁力によつて風車をレールに
吸着させたものであつて、風車が回転すると、そ
の回転力で前記磁化部が回転してレールに沿つて
移動し、回転している風車を移動させる。そし
て、回転体は磁力でレールに吸着しているから、
上方などの任意の方向に風車を移動させることが
可能で、変化に富んだ動きを風車にさせることが
できる。また、レールをエンドレスにすれば風車
の連続移動が可能であるとともに、レールの形状
に沿つて風車が移動するから、楽しい風車のおも
ちやをまたは装飾用品をうることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はレールから回転体を分離した斜視図、
第2図は側面図、第3図はおもちやにした実施例
の正面図、第4図は装飾品にした実施例の正面
図、第5図は動拡大断側面図、第6図は同取付板
部の拡大正面図、第7図は回転体の他の実施例の
断正面図、第8図は風車の他の実施例の正面図で
ある。 1:支軸、2a,2b:支持部、3:回転体、
4:風車、5:レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支軸に、その周囲に突出させて一対の支持部を
    互いに間隔をおいて取り付けてなる回転体と、前
    記支持部間にスライド可能に挿入されるレールを
    備え、かつ支軸またはこの支軸の周囲において支
    持部が磁化部にされるとともに、少なくとも前記
    回転体の磁化部に接するレールの部分が磁性金属
    で形成され、支軸の軸心に軸心をほぼ一致させて
    風車が、その回転で前記磁化された支軸または支
    持部を回転させるように、回転体に取り付けられ
    た風車。
JP17464185U 1985-11-13 1985-11-13 Expired JPH0346798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17464185U JPH0346798Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17464185U JPH0346798Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6282100U JPS6282100U (ja) 1987-05-26
JPH0346798Y2 true JPH0346798Y2 (ja) 1991-10-03

Family

ID=31113215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17464185U Expired JPH0346798Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

Country Status (1)

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JP (1) JPH0346798Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6282100U (ja) 1987-05-26

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