JP3077133U - コマ玩具 - Google Patents

コマ玩具

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JP3077133U
JP3077133U JP2000007514U JP2000007514U JP3077133U JP 3077133 U JP3077133 U JP 3077133U JP 2000007514 U JP2000007514 U JP 2000007514U JP 2000007514 U JP2000007514 U JP 2000007514U JP 3077133 U JP3077133 U JP 3077133U
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JP
Japan
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rotating shaft
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toy
top toy
shaft
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JP2000007514U
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弘之 松川
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パーツ交換によることなく回転特性を変えるこ
とができるコマ玩具。 【解決手段】以下の要件を備えたこと。 (イ)玩具本体2の下面中央には、筒状の第1の回転軸
3とその内部に配置された第2の回転軸4とが設けられ
ていること (ロ)第1の回転軸3と第2の回転軸4とは、相対的に
移動していずれか一方が接地できるように設けられてい
ること

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は回転特性を変えることができるコマ玩具に関する。
【0002】
【従来技術】
コマは回転力を付与することにより軸を中心に回転するものであるが、最近、 コマを形状や重さの異なる複数のパーツから構成し、これらのパーツを交換する ことによりいろいろな回転特性を与えることが行なわれている。例えば、重いパ ーツを加えて回転力を付加したり、外周縁に突起を有するパーツを加えて相手の コマにぶつかったときの衝撃力を高めたりするものが実施されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、パーツ交換により回転特性を変えるタイプのものは、パーツを 購入しなければならないという問題があった。
【0004】 本考案は上記問題点を解消し、パーツ交換によることなく回転特性を変えるこ とができるコマ玩具を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係るコマ玩具は、以下の要件を備えたこと を特徴とする。 (イ)玩具本体の下面中央には、筒状の第1の回転軸とその内部に配置された第 2の回転軸とが設けられていること(ロ)第1の回転軸と第2の回転軸とは、相 対的に移動していずれか一方が接地できるように設けられていること
【0006】 また、本考案に係るコマ玩具は、以下の要件を備えようにしてもよい。 (イ)玩具本体は上部本体と本体底部とから構成され、本体底部の下面中央には 筒状の第1の回転軸が突出形成され、第1の回転軸の内側には上部本体に保持さ れた第2の回転軸が配置されていること (ロ)上記本体底部は上部本体に対して上下動可能で、上部位置と下部位置とに 保持可能に設けられていること (ハ)上記本体底部が上部位置にあるときは第2の回転軸の先端が第1の回転軸 から下方に突出し、上記本体底部が下部位置にあるときは第2の回転軸が第1の 回転軸の内部に没入していること 前記第2の回転軸は前記上部本体に自由回転可能に保持するのが好ましい。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1及び図2において符号1はコマ玩具を示す。このコマ玩具1は、玩具本体 2に筒状の第1の回転軸3とその内部に配置された第2の回転軸4とを備えたも のである。
【0008】 玩具本体2は上部本体2aと本体底部2bとから構成され、第1の回転軸3は 本体底部2bに一体に形成され、第2の回転軸4は上部本体2aに保持されてい る。本体底部2bは上部本体2aに対して上下動可能で、上部位置と下部位置と に保持可能に設けられている。
【0009】 すなわち、上部本体2aは下層部材5と中層部材6と上層部材7とから構成さ れている。下層部材5はドーナツ形の張り出し縁8の内側下部に筒部9を形成し 、筒部9の下端内側に鍔部10を形成するとともに、筒部9の内周面には図3に 示すように1対の係合部11を対向形成したものである。また、上記張り出し縁 8の対向側には同図に示されるように外側開口溝12と内側開口溝13が形成さ れ、各外側開口溝12には半径方向に移動可能な係合片14が取り付けられてい る。
【0010】 下層部材5の中央には軸取付ヘッド15を介して第2の回転軸4が保持されて いる。軸取付ヘッド15は合成樹脂製で、上下2個の部材15a、15bから成 り、中央部には第2の回転軸4の保持用凹部16が形成されている。この凹部1 6には金属製の軸受部材17も取り付けられるように形成されている。また、軸 取付ヘッド15の側面両側には凹溝18が形成され、上端の側面両側には1対の 係止溝19が突出形成されている。
【0011】 第2の回転軸4は金属から成り、中間部に膨突部20が形成されている。第2 の回転軸4の上部は取付ヘッド15の凹部16に保持され、また上部は軸受部材 17に軸受けされている。したがって、第2の回転軸4は軸取付ヘッド15に対 して自由回転するように取り付けられている。
【0012】 中層部材6は重錘として機能するドーナツ状の金属プレートで、下層部材5の 張り出し縁8上に重合配置されている。
【0013】 上層部材7は中層部材6上に重合配置され、外縁部は鋸歯状に形成されている 。また、下面中央部には1対の鈎状片21が対向形成されている。
【0014】 そして、上部本体2aを組み立てるときは、下層部材5の筒部9の内側に軸取 付ヘッド15を配置し、取付ヘッド15の凹部16に対し、下層部材5の外側開 口溝12に設けられた係合片14を中心側に移動させて軸取付ヘッド15の凹溝 18に係合させることにより、下層部材5に軸取付ヘッド15を固定する。下層 部材5の上に中層部材6を重合し、さらにその上に上層部材7を配置して回動す ることにより軸取付ヘッドの係止溝19に上層部材7の下面中央部の鈎状片21 を係合させる。これにより、上部本体2aが完成する。
【0015】 これに対し、本体底部2bは上記筒部9の内側に嵌合可能な小径筒部23の下 部に円錐状の絞り部を形成し、小径筒部23の上端から外側に1対の鍔片24が 対向形成し、さらに絞り部の中央下端に上記第1の回転軸3を形成したもので、 第1の回転軸3の内側には第2の回転軸4が挿通されている。上記鍔片24の外 径は上記下層部材5の筒部9の下端の鍔部10の内径よりも大きくなるように形 成されている。このため、本体底部2bは上記下層部材5の筒部9内を上下に摺 動可能となっている。また、上記下層部材5内にはコイルバネ25が装着され、 本体底部2bの上面に係合している。したがって、本体底部2bは常時下方に付 勢されている。さらに、図3に示されるように、本体底部2bの両側の対向位置 には摘子片26が突出形成され、摘子片26は上記下層部材5の内側開口溝13 に臨むように配置されている。そして、摘子片26をつかんで本体底部2bをコ イルバネ25のバネ力に抗して上方に押し込み、上記内側開口溝13内で回動さ せることにより本体底部2bの鍔片24を下層部材5の筒部9の内面に形成され た1対の係合部11の上に係合させると、本体底部2bは上部位置に保持される 。逆に、摘子片26を反対側に回動させると、上記係合部11と鍔片24との係 合は外れるので、本体底部2bはコイルバネ25により、下方に移動して下部位 置に保持される。
【0016】 本体底部2bが上部位置に保持されるときは、第2の回転軸4が第1の回転軸 3の内部に没入する。また、本体底部2bが下部位置にあるときは第2の回転軸 4の先端が第1の回転軸3から下方に突出するように設定されている。このよう に、第1の回転軸3と第2の回転軸4とは、相対的に移動していずれか一方が接 地できるように設けられている なお、上記構成のコマ玩具1は、図示しない回転駆動装置によって回転される ように構成されているが、従来のひもで回転させる方式であってもよい。
【0017】 次に、上記構成のコマ玩具1の使用態様を、凹面状に形成された遊び盤上で回 転させる例について説明する。まず摘子片26をつかんで本体底部2bをコイル バネ25に抗して上方に押し込み回動し、本体底部2bの鍔片24を下層部材5 の筒部9の内面に形成された1対の係合部11の上に係合させると、本体底部2 bは上部位置に保持され、第2の回転軸4が第1の回転軸3の内部に没入する。 この状態で適宜の回転駆動手段によりコマ玩具1を回転させると、第1の回転軸 3が接地する。第1の回転軸3は筒状に形成され、先端は平らに形成されている ので、図4(a) (b) に示すように盤Aの凹面状の表面に偏心部分が接触すること になり、重心がブレるので、コマ玩具1は盤A上を高速で移動する。このため、 2個のコマ玩具1をぶつけて倒すバトルゲームをする場合に向いている。なお、 この場合はコイルバネ25がサスペンションの役割を果たす。
【0018】 次に、摘子片26を反対側に回動させると、上記係合部11と鍔片24との係 合を外して本体底部2bはコイルバネ25により下方に移動させて下部位置に保 持することにより、第2の回転軸4の先端が第1の回転軸3から下方に突出する 。この状態でコマ玩具1を回転させると、重心のブレが少ないので尖った軸先が 安定した回転を生み、盤Aの中央で長時間連続して回転する。また、第2の回転 軸4は自由回転できるので、持久力はより向上する。
【0019】 第1の回転軸3と第2の回転軸4とは、相対的に移動していずれか一方が接地 できるように設けられていればよい。したがって、例えば、玩具本体2に対して 第2の回転軸4のみを上下動できるように構成してもよい。
【0020】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、第1の回転軸と第2の回転軸とは、相対的に移 動していずれか一方が接地できるように設けられているから、いずれかの回転軸 を接地させることにより異なる回転特性を得ることができる。したがって、パー ツ交換などをする必要がない。
【0021】 請求項2に係る考案によれば、本体底部を上部位置又は下部位置に保持するこ とにより第1の回転軸か第2の回転軸のいずれかを選択的に接地させることがで きるから、これによって異なる回転特性を得ることができる。
【0022】 請求項3に係る考案によれば、第2の回転軸は上部本体に自由回転可能に保持 されているので、回転の持久力が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコマ玩具の斜視図
【図2】上記コマ玩具の縦断面図
【図3】下層部材と本体底部との関係を示す説明
【図4】(a) (b) はそれぞれ第1の回転軸で回転した場
合のコマ玩具の回転態様説明図
【符号の説明】
2 玩具本体 2a 上部本体 2b 本体底部 3 第1の回転軸 4 第2の回転軸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とするコ
    マ玩具。 (イ)玩具本体の下面中央には、筒状の第1の回転軸と
    その内部に配置された第2の回転軸とが設けられている
    こと (ロ)第1の回転軸と第2の回転軸とは、相対的に移動
    していずれか一方が接地できるように設けられているこ
  2. 【請求項2】 以下の要件を備えたことを特徴とするコ
    マ玩具。 (イ)玩具本体は上部本体と本体底部とから構成され、
    本体底部の下面中央には筒状の第1の回転軸が突出形成
    され、第1の回転軸の内側には上部本体に保持された第
    2の回転軸が配置されていること (ロ)上記本体底部は上部本体に対して上下動可能で、
    上部位置と下部位置とに保持可能に設けられていること (ハ)上記本体底部が上部位置にあるときは第2の回転
    軸の先端が第1の回転軸から下方に突出し、上記本体底
    部が下部位置にあるときは第2の回転軸が第1の回転軸
    の内部に没入していること
  3. 【請求項3】 前記第2の回転軸は前記上部本体に自由
    回転可能に保持された、請求項1又は2に記載のコマ玩
    具。
JP2000007514U 2000-10-19 2000-10-19 コマ玩具 Expired - Lifetime JP3077133U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3378544A1 (en) 2017-02-10 2018-09-26 Tomy Company, Ltd. Toy top
US20190111352A1 (en) * 2017-10-17 2019-04-18 Tomy Company, Ltd. Toy top
JP2020058684A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 株式会社タカラトミー コマ玩具

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