JPH0650699U - 回転玩具 - Google Patents

回転玩具

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JPH0650699U
JPH0650699U JP8835092U JP8835092U JPH0650699U JP H0650699 U JPH0650699 U JP H0650699U JP 8835092 U JP8835092 U JP 8835092U JP 8835092 U JP8835092 U JP 8835092U JP H0650699 U JPH0650699 U JP H0650699U
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disk
disc
lid
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JP8835092U
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JPH0753679Y2 (ja
Inventor
秀治 師岡
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株式会社学習研究社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アルミニウム等の非鉄金属で形成された円板が
器蓋の平滑な円板載置面上で回転するという不思議な現
象を見せることができる、アラゴの円板の原理を応用し
た興趣性の高い回転玩具を構成簡単にして安価に提供す
ることにある。 【構成】アルミニウム等の磁力吸引されない非鉄金属で
形成された円板1を磁石の回転による電磁誘導作用で回
転させる回転玩具であって、内部中心にモータ保持部6
を有する器体5と、前記円板1を載置する水平で平滑な
円板載置面9を有し器体5の上端開口部に嵌合保持され
る磁気透過可能な器蓋8と、器体5のモータ保持部6に
縦向きに嵌合固定され器体収納電池7aによって回転作
動されるモータ12と、両端に磁石17,18を保持し
該磁石が前記器蓋8の円板載置面9下に接近する水平面
内で回転するように前記モータ12の回転軸に固定され
る回転アーム16とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はアルミニウム等の磁力吸引されない非鉄金属で形成された円板を磁石 の回転による電磁誘導作用で回転させる回転玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、渦電流の発生を示す実験装置として、アラゴの円板(フランスのアラゴ が1824年に初めて行った実験)が知られている。これは銅の円板の上に磁石 を吊したもので、銅円板を回転させると磁石がそれにつれて回り、反対に磁石を 回すと銅円板がそれにつれて回転するというものであり、その原因は銅円板と磁 石とを相対的に回転しようとすると、磁石の両極に近い銅円板の部分に電磁誘導 による渦電流が生じ、これが相対的な回転を妨げるためである。 ところで、前記アラゴの円板は渦電流の発生を示す実験装置であって、この原 理を応用した回転玩具は従来まったく存在しなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、銅やアルミニウム等の非鉄金属で形成された円板が器蓋の平 滑な円板載置面上で回転するという不思議な現象を見せることができる、「アラ ゴの円板」の原理を応用した興趣性の高い回転玩具を構成簡単にして安価に提供 しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案の回転玩具は、アルミニウム等の磁力吸 引されない非鉄金属で形成された円板を磁石の回転による電磁誘導作用で回転さ せるようにしたものであって、内部中心にモータ保持部を有する器体と、前記円 板を載置する水平で平滑な円板載置面を有し前記器体の上端開口部に嵌合保持さ れる磁気透過可能な器蓋と、前記器体のモータ保持部に縦向きに嵌合固定され器 体収納電池によって回転作動されるモータと、両端に磁石を保持し該磁石が前記 器蓋の円板載置面下に接近する水平面内で回転するように前記モータの回転軸に 固定される回転アームとを具備する構成とした。
【0005】
【作用】
前記構成の回転玩具は、器蓋の円板載置面上に円板を載置し、前記モータを回 転作動させると、回転アームの両端に保持された磁石が前記器蓋の円板載置面下 に接近する水平面内で回転され、この磁石の回転による電磁誘導作用で前記円板 を回転させることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従い具体的に説明する。
【0007】 図中1は磁力吸引されないアルミニウム板を直径70mm程度の大きさに打抜い て形成した円板で、下面中心に突出する小突起1aを有し、上面外周部には図3 に示すような占い表示2が等間隔で表示され、その中央の円形空白部3には渦巻 模様(図示せず)が施されている。なお、この円板1は銅板であっても良い。
【0008】 5は上面が開口した合成樹脂製の器体で、平面が図2に示すような楕円形をな し、内底部の中心にモータ保持部6を突設し、このモータ保持部6の前側位置に は電池7aを装着する電池収納部7を設けた構成となっている。
【0009】 8は前記器体5の上端開口部に嵌合保持される磁気透過可能な合成樹脂製の器 蓋で、この器蓋8は前記円板1を載置する水平で平滑な円板載置面9を有した星 形の平面形状をなし、その星形突出部の先端上面に前記円板1の滑動脱落を防止 する複数個のストッパ突起10を突設し、前側突出部の上面に占い表示2の回転 停止位置を決める図3に示すような矢印表示11を設けた構成となっている。
【0010】 12は前記器体5のモータ保持部6に縦向きに嵌合固定されるモータで、器体 収納電池7aによって回転作動されるようになっている。13は前記モータ12 を作動させたり停止させたりするスイッチで、枢支点14aを支点として上下方 向に回動されるスイッチレバー14と、このスイッチレバー14の回動操作によ って電池7aの陽極に接離される可動の接点金具15とから構成されている。
【0011】 16は両端に磁石17,18を保持した回転アームで、この回転アーム16は 中心軸支部16aを有し、前記磁石17,18が器蓋8の円板載置面9下に接近 する水平面内で回転するように前記モータ12の回転軸に図1の如く固定されて いる。
【0012】 而して、前記器蓋8の円板載置面9上に円板1を載置し、前記モータ12をス イッチ13の操作で回転作動させると、回転アーム16の両端に保持された磁石 17,18が前記器蓋8の円板載置面9下に接近する水平面内で高速回転され、 この磁石17,18の回転による電磁誘導作用で前記円板1が中心突起1aを支 点として独楽のように高速回転されるようになる。
【0013】
【考案の効果】
この考案の回転玩具は、前記のようなものであるから、銅やアルミニウム等の 非鉄金属で形成された円板1が器蓋8の平滑な円板載置面9上で回転するという 不思議な現象を見せることができる効果があり、「アラゴの円板」の原理を応用 した興趣性の高い回転玩具を構成簡単にして安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による回転玩具を示した中央
縦断面図。
【図2】図1のAーA線に沿う横断平面図。
【図3】図1を上から見た平面図。
【符号の説明】
1…円板、1a…円板中心の小突起、2…占い表示、5
…器体、6…モータ保持部、7…電池収納部、7a…電
池、8…器蓋、9…円板載置面、10…ストッパ突起、
12…モータ、13…スイッチ、16…回転アーム、1
6a…アーム中心軸支部、17,18…磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム等の磁力吸引されない非鉄
    金属で形成された円板を磁石の回転による電磁誘導作用
    で回転させる回転玩具であって、内部中心にモータ保持
    部を有する器体と、前記円板を載置する水平で平滑な円
    板載置面を有し前記器体の上端開口部に嵌合保持される
    磁気透過可能な器蓋と、前記器体のモータ保持部に縦向
    きに嵌合固定され器体収納電池によって回転作動される
    モータと、両端に磁石を保持し該磁石が前記器蓋の円板
    載置面下に接近する水平面内で回転するように前記モー
    タの回転軸に固定される回転アームとを具備してなる回
    転玩具。
JP8835092U 1992-12-24 1992-12-24 回転玩具 Expired - Lifetime JPH0753679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8835092U JPH0753679Y2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 回転玩具

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JP8835092U JPH0753679Y2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 回転玩具

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Publication Number Publication Date
JPH0650699U true JPH0650699U (ja) 1994-07-12
JPH0753679Y2 JPH0753679Y2 (ja) 1995-12-13

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ID=13940381

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JP8835092U Expired - Lifetime JPH0753679Y2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 回転玩具

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JPH0753679Y2 (ja) 1995-12-13

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