JPH0753521B2 - 廃物収集容器把持装置 - Google Patents

廃物収集容器把持装置

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JPH0753521B2
JPH0753521B2 JP61015574A JP1557486A JPH0753521B2 JP H0753521 B2 JPH0753521 B2 JP H0753521B2 JP 61015574 A JP61015574 A JP 61015574A JP 1557486 A JP1557486 A JP 1557486A JP H0753521 B2 JPH0753521 B2 JP H0753521B2
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フレツド・テイー・スミス
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    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は機械式把持装置に関し、より詳細には固形廃物
又は市街地廃物を処理する際に使用する形式の容器を把
持し搬送するとき使用する装置に関する。
従来の技術及びその課題 通常、市街地の固形廃物を収集する際使用されるトラッ
クは、容器を把持する把持装置を有している。この把持
装置は持上枠即ち揺動可能腕に載置されており容器がト
ラック上へ持上げられ、そこに放置される。容器は通常
90〜400ガロンの大きさを有している。この把持装置は
容器をしっかり把持せねばならず容器を持上げた際これ
が落下してはいけない。更にこの装置は容器を握りつぶ
してはならない。これまでの多くの構造体においては、
把持装置は、所定の容器と把持係合するように流体的に
枢動する一対のアームを有している。これらの把持アー
ムが所定の寸法及び形状の容器を収容できるようになっ
ている。異なる寸法の容器を取扱う場合には操作員が第
１の一組の把持アームを移動し、第２の一組の把持アー
ムと取替える必要があった。
通常、収集車は廃物収集路上における種々の異なる寸法
の容器を処理するため数種の把持アームを積んでいる。
からにされるべき容器寸法は90ガロン、150ガロン、400
ガロン等である。もし操作員が90ガロン容器を持上げる
把持具を有しているときに400ガロン容器に出会った場
合に操作員は、収集車から降りて90ガロン用把持具を取
はずし、90ガロン用把持具を保持ブラケットへ固定し、
２個の400ガロン用把持具を同様のブラケットから取り
はずしてこれを持上枠上に載置する必要があった。これ
らの把持具は一般に取付けが困難でありまた大変重た
い。
自治体は、把持具を交換することが最小となるような収
集ルートを考えているが、容器寸法に基づく収集ルート
の計画は効果的はルートをもたらすことは出来ない。
種々の寸法の廃物収納容器を把持する装置の一例が米国
特許第4,401,407号に示してある。
問題点を解決するための手段 このため、第１の発明では一つの把持具によって種々の
大きさの容器を破壊又は破損することなく安全に持ち上
げかつ処理出来る廃物収集容器を把持する装置を提供す
る。即ちこの第１の発明ではこの把持装置は種々の寸法
の容器を破損したり破壊したりすることなく容器をしっ
かり把持できる一対の関節状把持アームを含んでいる。
第１の発明にかかるこの容器把持装置は、容器に係合す
る基部と、容器の１側周りに伸びる第１の関節状把持ア
ームと、容器の他側周りに延びる第２の関節状把持アー
ムと、を含み、これらの関節状把持アームは把持装置の
基部へ容器を強制する構成となっている。第１の関節状
把持アームは一対の互いに枢着されたアーム部分を有し
ている。これらのアーム部分の一方は基部に枢支され、
第２のアーム部分は第１のアーム部分の自由端へ枢着さ
れている。基部と第２のアーム部分との間にはリンクが
設けてあり、このリンクは第２アーム部分の両端間の中
間付近へ枢着され、第１関節状把持アームが引戻位置と
把持位置との間を移動している間中、第２アーム部分が
第１アーム部分に関して枢動する。同様に第２関節状把
持アームが互いに枢着された一対のアーム部分を含んで
いる第１のアーム部分は基部へ接続され、第２アーム部
分が第１アーム部分へ枢着されている。基部と第２アー
ム部分との間にはリンクが設けてあり、このリンクが第
２アーム部分の両端間の中間付近へ枢着され、第２関節
状アームが引戻位置から把持位置まで動くとき、第２ア
ーム部分が第１アーム部分に関して枢着する。
関節状アームが引戻位置と容器把持位置との間を移動す
るため流体シリンダが設けてある。この流体シリンダ
は、一端が基部へ枢着され他端が複数の第１アーム部分
の一方へ接続している。接続リンクは、一端が複数の第
１アーム部分の一方へ枢着され他端が第１アーム部分の
他方へ枢着されて、この流体シリンダは第１アーム部分
の一方を引戻位置から把持位置まで動かし、接続リンク
が第１アーム部分の他方を引戻位置から把持位置まで動
かす。
また、第２の発明では、第１の発明にかかる廃物収集容
器を把持する装置を廃物収集車へ連結した装置を提供す
る。即ちこの第２の発明では固形廃物収集用容器を把持
し該容器内の廃物を収集車内へ投下する装置を提供す
る。このため第２の発明では、一端が車体へ枢着され他
端が容器把持装置を支持している持上枠であり、該持上
枠が揺動運動可能に支持され、これにより容器把持装置
を、固形廃物収集容器を把持出来る下方把持位置と、固
形廃物収集容器内の廃物を収集車内へ投下する上昇投下
位置と、の間で移動可能としている持上枠を有してい
る。
実施例 第１図は本発明特に第２発明を具体化した、廃物収集車
内へ廃物容器内の廃物をあけるための装置を備えた廃物
収集車10を示す。図示の装置において、この廃物収集車
10は車両の頂部へ落下される特定廃物を受入れる構造と
なっている。またこの車両は可動の張出し棒即ち持上枠
12を有しており、該持上枠12は第３図に示すように廃物
容器13を持上げたり降下したりする。従来通り、図示の
持上棒12は一端が車両のフレームに枢支され他端が把持
装置即ち保持装置14を支持している。図示していない流
体シリンダが公知のように設けられ、持上枠12を容器把
持位置と上方の容器投棄位置との間で選択的に移動させ
るようになっている。図示の例では持上枠12は側面投棄
式の廃物収集車として支持されているが、本発明は後面
投棄式の廃物収集車にも適用できるものである。後面投
棄式の収集車では投棄される廃物が入っている容器は車
両の側面ではなく後面に位置するものである。
第１発明及び第２発明に関する、持上枠12によって支持
された把持装置14をより詳細に検討するに、この把持装
置14は第２図〜第６図に示してあり、特に持上枠12の端
部へ固定された基部16と、該基部16によって互いに反対
方向位置に支持された一対の関節状アーム18、20と、か
ら成る。これらのアームは第１、２、４図に示すような
広がり位置即ち引戻し位置から第３、６図に示すような
容器把持位置まで移動できるようになっている。
基部16は、他の方法でも構成できるのであるが図示の例
では、この基部16は、容器13を支持するために該容器13
の外表面に係合するような曲状板22から成る。本発明の
１つの好ましい形態においては該曲状板22は把持装置に
よって把持される形式の大型容器の外表面に適合する曲
状形態を有する。この曲状板22は持上枠12の端部へ溶着
又はその他の手段で固定されかつ１又はそれ以上の支持
板24（第４図）によって保持されている。
関節状の把持アーム18の１つは互いに枢着された第１の
アーム部分28と第２のアーム部分30とから成る。第１の
アーム部分28は支持板24の後方角部へピン32によって枢
着された一端を有し、第１アーム部分28は基部16と持上
枠12とに関し被把持容器13の方へ又はそこからはなれる
方へ枢動可能となっている。図示の例ではこの枢動ピン
32が、第１アーム部分28を基部16へ結合し、該基部16の
一側上にあって曲状板22の容器支持面の後方に位置づけ
られている。この第１アーム部分28はまた第２アーム部
分30を枢支している反対端即ち自由端を有している。こ
の第１アーム部分28と第２アーム部分30とは部材29とピ
ン31（第３図）とによって枢着されている。第２アーム
部分30は第１アーム部分28の長さとほぼ等しい長さを有
している。第１アーム部分28と第２アーム部分30とは共
に曲状の容器係合面即ち第１表面部分34、第２表面部分
36を有している。これらの曲状面は容器へ係合するよう
になっておりかつ把持装置14により把持されるような形
式の大型の容器の表面にほぼ適合する形状を有してい
る。
更にまた第２アーム部分30を持上枠12へ接続しかつ第１
関節状アーム18が引戻位置から容器把持位置まで移動す
るとき第１アーム部分28に関して第２アーム部分30の相
対的枢動運動をもたらす装置が設けてある。この接続装
置は、一端がピン42によって持上枠12へ枢着され他端が
ピン44によって第２アーム部分30の中間に枢着された接
続リンク40を有している。このリンク40は持上枠12と第
２アーム部分30とに接続され、第１関節状アーム18が引
戻位置（第４図）になると第１及び第２のアーム部分2
8、30が互いにある角度をなすようになる。第１関節状
アーム18が第４図の引戻位置から第６図の位置まで移動
すると、接続リンク40が第２アーム部分30を延ばし、第
１及び第２のアーム部分28、30が互いに直状をなすよう
にし、次に接続リンク40が第２のアーム部分を容器周辺
に移動して基部16の方へもたらし、これにより第２アー
ム部分30の容器係合面36が容器へ係合できかつ容器を該
基部16の方へ引寄せることができるのである。
把持装置14はまた前記第１の関節状締付けアーム18の反
対方向に位置している第２の関節状アーム20を有してい
る。この第２の関節状アーム20は第１アーム部分46と第
２アーム部分48とを有する。第２関節状アーム20の第１
アーム部分46は蝶番ピン50によって基部へ枢着されてい
る。基部16へ対する第１アーム部分46の枢着部は基部16
の支持曲状板22に隣接しておりかつ該曲状板22に関し第
１関節アーム18と反対の位置に設けてある。第２関節ア
ーム20の第２アーム部分48は部材52及びピン54によって
第１アーム部分46の自由端へ枢支されている。該第２ア
ーム部分48は第１関節アーム18の第２アーム部分30の長
さよりも実質的に長くなっている。第２関節アーム20の
第１及び第２のアーム部分46、48は支持面56、58を有し
ており、これら支持面は把持装置によって把持される大
型の容器の側方外面の曲面に適合する曲面を有してい
る。
更に第２関節アーム20の第２アーム部分48を基部16へ接
続するための装置が設けてある。この装置は第２接続リ
ンク60を含んでいる。該リンク60の一端はピン62によっ
て基部16へ枢支されている。この枢支位置は第１アーム
部分46が基部16へ接続されている位置に隣接している。
第２接続リンク60の他端はピン64によって第２アーム部
分48へ枢着されている。この位置は第１アーム部分46に
対する第２アーム部分48の枢支点に近接している。第２
接続リンク60は第２アーム部分48の容器13の周りに動き
かつ該容器を基部16の方へ引寄せるために該容器へ係合
するよう運動する。
また基部16へ対して第２関節アーム20の１つを枢動させ
る装置が設けてある。枢動締付運動を生じるためには種
々の装置が可能であるが、図示の例では流体シリンダ66
（第５及び６図）が設けてある。該シリンダの一端はブ
ラケット68により持上枠12の後部へ枢着され他端は第２
関節アーム20の第１アーム部分46へピン70により枢着さ
れている。かかる枢着は基部16へ対する第１アーム部分
46の後方よりの枢着をもたらしているものである。第４
図〜６図のように、流体シリンダ66は持上枠12及び第２
関節アーム20の第１アーム部分46へ接続されており、該
流体シリンダ66の伸長により第２関節アーム20がピン50
周りに枢動しかつ第２関節アーム20が第４図の引戻位置
から第６図の把持位置まで把持運動を生じるのである。
第１関節アーム18の第１アーム部分28と第２関節アーム
20の第１アーム部分46とを接続する手段が設けてある。
この接続手段により、第２関節アーム20の枢動把持運動
が第１関節アーム18の枢動把持運動をもたらす。第１及
び第２の関節アーム18、20を接続する手段は他の構造と
することも出来るが、図示の例では、接続リンク80がピ
ン82によって第１アーム部分46へ枢着された一端を有し
ている。このピン取付位置は、第１アーム部分46へ対す
る流体シリンダ66の取付部に近接している。接続リンク
80の他端は、基部16へ対して第１アーム部分28を接続し
ているピン32の前方にて、ピン84によって第１アーム部
分28へ枢着されている。この接続構造によれば、第２関
節アーム20の第１アーム部分46が第４図〜第６図に示す
ように反時計方向へ枢動すると、第１アーム部分28が時
計方向に枢動して容器13を把持係合する。
この容器把持装置の作動において、第１及び第２の関節
アーム18、20が第４図〜第６図に示すような大型容器13
へ係合すると、第２アーム部分30、48が容器周辺に伸
び、容器13を基部16の方向へ引寄せ該基部でもって容器
を把持するのである。もし容器13が第３図に示すように
小さい場合には、関節アーム18、20は第２アーム30、48
の各端が互いに他方のアームへ重なり関節アームの一方
のアーム端部が他方のアーム上に位置するようにして容
器を包囲する。各アーム部分28、30、46、48及び基部16
は、例え容器13がかなり小さくてもその容器に係合出来
る。こうして容器はその周辺にほぼ均等に間隔づけられ
た５個の接触部分に把持され、またその容器との係合部
分は該容器の表面形状に実質的に適合する。
発明の効果 第１の発明による関節状把持アームの１つの基本的利点
は、種々の寸法の容器をしっかり把持出来、かつ容器へ
不要な把持力を加えず容器を変形したり破損したりする
ことなく投棄作業中該容器を保持制御出来ることであ
る。本発明の関節状把持アームは400ガロンから90ガロ
ンの容量の容器を処理でき、車の操作員はそのように異
なる寸法の容器の内容物を処理するため把持アームを別
の把持アームへ取替えることは必要ないのである。
本発明把持装置の別の利点は、関節状アームが容器を取
囲み、大きい容器を把持するときにはこれらのアームが
容器を基部即ち持上枠へ対して強制する。これにより大
型容器を持上げるのに使ったこれまでの装置により得ら
れたよりも一層優れた容器制御が可能となった。
この把持装置構造をなす関節アームの別の特徴は、小さ
い容器を把持するときに関節状把持アームの部分が、対
向する関節状アーム端部を互いに重なり合うように内方
へ動かし続けることである。各部の形状はアームと容器
とが係合する５つの接触部分を有し、これらの接触部分
は容器の周辺に実質的に均一に間隔づけらえている。こ
れらの部分において、アーム形状面は容器の表面に適合
する。これらの配置はまた小さい容器上へ勝れた制御性
を提供している。
本発明の別の特徴は、この関節状アームは、容器が別の
容器又は構造体に近接して位置していても１つの容器の
みを取囲みこれを把持できることである。
更に別の特徴は、シリンダの締付力が把持アームの関節
状部分へ実質的に分布され、容器へ対し各部分により付
与される力が実質的に同一である。
第２の発明によれば、第１の発明の利点を備えた容器把
持装置を持上枠によって廃物収集車に接続した新規な装
置を提供しており、これにより容器寸法の変動にかかわ
りなく、いずれの容器内の廃物をも迅速簡便に廃物収集
車へ収集することが出来るようになった。
本発明のこれ以外の特徴及び利点は上記実施例を参照す
ることにより明白であろう。
要するに本発明は、廃物用容器を把持する装置であって
この容器を把持し持上げて廃物収集用トラック内へ容器
内の廃物を投棄するものである。この把持装置は一対の
並んだ関節状把持アームを有し、これらのアームが容器
を破壊したり損傷したりすることなく実質的に種々の寸
法の容器をしっかり把持できるものである。
本発明は図解した構成及び配置に限定されるものではな
くこれ以外の具体例も可能でありまたこれ以外の種々の
方法にても実施出来る。またここに述べた用語は何ら限
定的意味を有するものでないことは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明を具体化した容器把持装置を有する廃物
収集車の斜視図、 第２図は第１図に示した容器把持装置の拡大斜視図、 第３図はかなり小さい廃物収集容器を把持している第２
図の容器把持装置を示す斜視図、 第４図は第２及び３図に示す容器把持装置の平面図であ
って開放関係にある状態図、 第５図は第４図と同様の図であって容器把持位置に近付
きつつある把持装置を示す図、 第６図は第４及び５図と同様の図であって大型容器を把
持している容器把持装置を示す図である。 符号の簡単な説明 10:廃物収集車、12:持上枠 13:廃物容器、14:把持装置 16:基部、18:関節状アーム 20:関節状アーム、22:曲状板 24:支持体、28:第１アーム部分 30:第２アーム部分、40:接続リンク 46:第１アーム部分、48:第２アーム部分 60:第２接続リンク、66:流体シリンダ 80:接続リンク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】廃物収集容器を把持する装置14であって、 基部16と； 第１アーム部分28と、第２アーム部分30と、を有してい
    る第１関節状締付アーム18であって、該第１アーム部分
    28が両端部を有し、その一方の端部が前記基部16へ枢着
    されており、該第２アーム部分30が両端部を有し、その
    一方の端部が前記第１アーム部分28の他方の端部に枢着
    されている、前記第１関節状締付アーム18と； 両端部を有している第１リンク40であって、その一方の
    端部が前記基部16へ枢着されており、他方の端部が前記
    第２アーム部分30の中間付近に枢着されている第１リン
    ク40と； 前記基部16に対して前記第１関節状締付アーム18と反対
    の方向に位置している第２関節状アーム20であって、該
    第１関節状アーム18との間において容器13を締付け係合
    するため該第１関節状アーム18の方向へ及びそこから離
    れる方向へ移動可能で、かつ、第１アーム部分46と、第
    ２アーム部分48と、を有しており、該第１アーム部分46
    が両端部を有し、その一方の端部が前記基部16へ枢着さ
    れており、該第２アーム部分48が両端部を有し、その一
    方の端部が前記第１アーム部分46の他方の端部に枢着さ
    れている、前記第２関節状アーム20と； 両端部を有している第２リンク60であって、その一方の
    端部が前記基部16へ枢着されており、他方の端部が前記
    第２アーム部分48の中間付近に枢着されている第２リン
    ク60と； から成る廃物収集容器把持装置。
  2. 【請求項２】前記第１関節アーム18と第２関節アーム20
    とを、引戻し位置と容器把持位置との間において移動さ
    せる起動手段であって、一端が前記基部16へ枢着され他
    端が前記第１アーム部分28、46の一方へ枢着されている
    両端を有する流体シリンダ66を含み、該流体シリンダの
    前記他端と前記第１アーム部分28、46の前記一方との枢
    着点70が、前記第１アーム部分28、46の前記一方と前記
    基部16との枢着点50からはなれている流体シリンダ66を
    含む起動手段を更に含んでいる特許請求の範囲第１項記
    載の廃物収集容器把持装置。
  3. 【請求項３】前記第１関節アーム18の前記第１アーム部
    分28を前記第２関節アーム20の第１アーム部分46へ接続
    する接続手段80を含み、これにより容器把持位置へ対す
    る前記第１関節アーム18の運動が容器把持位置へ対する
    第２関節アーム20の運動をもたらしている、接続手段80
    を含む特許請求の範囲第２項記載の廃物収集容器把持装
    置。
  4. 【請求項４】基部16が容器13を保持する前方面22を有
    し、両関節アーム18、20が容器13を締付係合したとき該
    両関節アーム18、20が基部16へ対して容器13を押し付
    け、第１関節アーム18の第１アーム部分28を第２関節ア
    ーム20の第１アーム部分46へ接続する前記接続手段80
    が、一端84を前記基部16へ対する第１関節アーム18の第
    １アーム部分28の枢着点32後方にて第１関節アーム18の
    第１アーム部分28へ接続し、他端82を前記基部16へ対す
    る第２関節アーム20の第１アーム部分46の枢着点50前方
    にて第２関節アーム20の第１アーム部分46へ枢着してい
    る、両端を有する接続リンク80を含んでいる特許請求の
    範囲第３項記載の廃物収集容器把持装置。
  5. 【請求項５】第１リンク40及び第２リンク60の一方が、
    前記基部16へ対する第１関節アーム18の第１アーム部分
    28の枢着点32から間隔をおいた関係にて前記基部16へ枢
    着されていて、前記接続リンク40、60の他方が、基部16
    へ対する両第１アーム部分28、46の他方の枢着点50付近
    に近接して前記基部16へ枢着されている特許請求の範囲
    第１項記載の廃物収集容器把持装置。
  6. 【請求項６】第１関節アーム18の第１アーム部分28が容
    器13へ選択的に係合する第１表面部34を有し、第１関節
    アーム18の第２アーム部分30が容器13へ選択的に係合す
    る第２表面部分36を有している特許請求の範囲第１項記
    載の廃物収集容器把持装置。
  7. 【請求項７】固形廃物収集用容器13を把持し該容器13内
    の廃物を収集車10内へ投下する装置であって、 一端が車体10へ枢着され他端が容器把持装置14を支持し
    ている持上枠12であり、該持上枠12が揺動運動可能に支
    持され、これにより容器把持装置14を、固形廃物収集容
    器13を把持出来る下方把持位置と、固形廃物収集容器13
    内の廃物を収集車10内へ投下する上昇投下位置と、の間
    で移動可能としている持上枠12を有し； 前記容器把持装置14が、 基部16と； 第１アーム部分28と、第２アーム部分30と、を有してい
    る第１関節状締付アーム18であって、該第１アーム部分
    28が両端部を有し、その一方の端部が前記基部16へ枢着
    されており、該第２アーム部分30が両端部を有し、その
    一方の端部が前記第１アーム部分28の他方の端部に枢着
    されている、前記第１関節状締付アーム18と； 両端部を有している第１リンク40であって、その一方の
    端部が前記基部16へ枢着されており、他方の端部が前記
    第２アーム部分30の中間付近に枢着されている第１リン
    ク40と； 前記基部16に対して前記第１関節状締付アーム18と反対
    の方向に位置している第２関節状アーム20であって、該
    第１関節状アーム18との間において容器13を締め付け係
    合するため該第１関節状アーム18の方向へ及びそこから
    離れる方向へ移動可能で、かつ、第１アーム部分46と、
    第２アーム部分48と、を有しており、該第１アーム部分
    46が両端部を有し、その一方の端部が前記基部16へ枢着
    されており、該第２アーム部分48が両端部を有し、その
    一方の端部が前記第１アーム部分46の他方の端部に枢着
    されている、前記第２関節状アーム20と； 両端部を有している第２リンク60であって、その一方の
    端部が前記基部16へ枢着されており、他方の端部が前記
    第２アーム部分48の中間付近に枢着されている第２リン
    ク60と； を有している固形廃物収集用容器13を把持し該容器13内
    の廃物を収集車10内へ投下する廃物投下装置。
  8. 【請求項８】前記第１関節アーム18と第２関節アーム20
    とを、引戻し位置と容器把持位置との間において移動さ
    せる起動手段であって、一端が前記基部16へ枢着され他
    端が前記第１アーム部分28、46の一方へ枢着されている
    両端を有する流体シリンダ66を含み、該流体シリンダの
    前記他端と前記第１アーム部分28、46の前記一方との枢
    着点70が、前記第１アーム部分28、46の前記一方と前記
    基部16との枢着点50からはなれている流体シリンダ66を
    含む起動手段を更に含んでいる特許請求の範囲第７項記
    載の廃物投下装置。
  9. 【請求項９】前記第１関節アーム18の前記第１アーム部
    分28を前記第２関節アーム20の第１アーム部分46へ接続
    する接続手段80を含み、これにより容器把持位置へ対す
    る前記第１関節アーム18の運動が容器把持位置へ対する
    第２関節アーム20の運動をもたらしている、接続手段80
    を含む特許請求の範囲第８項記載の廃物投下装置。
  10. 【請求項１０】基部16が容器13を保持する前方面22を有
    し、両関節アーム18、20が容器13を締付係合したとき該
    両関節アーム18、20が基部16へ対して容器13を押し付
    け、第１関節アーム18の第１アーム部分28を第２関節ア
    ーム20の第１アーム部分46へ接続する前記接続手段80
    が、一端84を前記基部16へ対する第１関節アーム18の第
    １アーム部分28の枢着点32後方にて第１関節アーム18の
    第１アーム部分28へ接続し、他端82を前記基部16へ対す
    る第２関節アーム20の第１アーム部分46の枢着点50前方
    にて第２関節アーム20の第１アーム部分46へ枢着してい
    る、両端を有する接続リンク80を含んでいる特許請求の
    範囲第９項記載の廃物投下装置。
  11. 【請求項１１】第１リンク40及び第２リンク60の一方
    が、前記基部16へ対する第１関節アーム18の第１アーム
    部分28の枢着点32から間隔をおいた関係にて前記基部16
    へ枢着されていて、前記接続リンク40、60の他方が、基
    部16へ対する両第１アーム部分28、46の他方の枢着点50
    付近に近接して前記基部16へ枢着されている特許請求の
    範囲第７項記載の廃物投下装置。
  12. 【請求項１２】第１関節アーム18の第１アーム部分28が
    容器13へ選択的に係合する第１表面部分34を有し、第１
    関節アーム18の第２アーム部分30が容器13へ選択的に係
    合する第２表面部分36を有している特許請求の範囲第７
    項記載の廃物投下装置。
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