JPH0753482Y2 - 水槽の機器収納用扉体装置 - Google Patents

水槽の機器収納用扉体装置

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Publication number
JPH0753482Y2
JPH0753482Y2 JP4703993U JP4703993U JPH0753482Y2 JP H0753482 Y2 JPH0753482 Y2 JP H0753482Y2 JP 4703993 U JP4703993 U JP 4703993U JP 4703993 U JP4703993 U JP 4703993U JP H0753482 Y2 JPH0753482 Y2 JP H0753482Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
door body
water tank
equipment storage
storage base
body device
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Expired - Lifetime
Application number
JP4703993U
Other languages
English (en)
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JPH077417U (ja
Inventor
直弘 安田
Original Assignee
株式会社安田
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、上部に各種の水槽部分
を有し、下部に各種機器類を収納する土台の役目を果た
す機器収納基台を設け、その側壁に装設する開閉自在の
扉体に係るものであり、詳しくは水槽の機器収納用扉体
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の堅型の水槽装置は、下部の
機器収納基台内にポンプ、モーター又は冷凍機等を装設
する関係で、内部に熱が発生して温度が上昇するもので
ある。また、この機器収納基台の内部に収納する各種機
器の出し入れ及び交換、修理等の際に開閉する扉体が装
設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来で述べた前者
においては、開閉扉体が閉鎖されていると、機器収納基
台の内部が高温となり、上部の水槽部分にも悪い影響を
与えると共に、熱により各機器が故障したり、破損しや
すい問題点がある。また、後者における開閉扉体は、開
閉機構として蝶番部分が外部に突出するため、破損や水
による錆が容易に発生すると云う問題点があつた。本考
案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、その
主たる目的とする所は、機器収納基台の内部の温度を扉
体に設けた上下部の間隙部によつて内部の高温となつた
空気を流通循環すると共に、開閉する扉体を相対するベ
ルベツト式フアスナーの脱離によつて静かに容易に開閉
できる水槽の機器収納用扉体装置を提供しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における水槽(1)の扉体装置は、上部に水
槽部(2)を有する下部の機器収納基台(3)には、側
壁の一部に開口部(6)を設けると共に、開口部(6)
の外周壁に凹段部(7)を形成する。該凹段部(7)に
は、上下の所定位置に数個のベルベツト式フアスナー
(8)(8)を固着する。また、該凹段部(7)に着脱
自在に嵌合する扉体(5)の外周裏面には、相対する他
方のベルベツト式フアスナー(12)(12)を固着す
る。この該扉体(5)には、上部に上部間隙部(10)
を形成すると共に、下部に空気侵入用の下部間隙部(1
1)を形成する構成となつている。
【0005】
【作用】この扉体装置によれば、機器収納基台の凹段部
に固定したベルベツト式フアスナーと、相対応する扉体
の裏面に固定したベルベツト式フアスナーとの接着及び
分離によつて機器収納基台内の点検、修理等の操作を容
易とする。また、扉体を閉じた状態の下方の下部間隙部
より空気が侵入して上方の上部間隙部より機器収納基台
の高温となつた空気を循環排出され、内部の温度が上昇
することなく常時一定に維持するようにしたものであ
る。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面について説明すると、
各種堅型等の鑑賞用等の水槽(1)は、上部に円型等の
水槽部(2)を有し、下部には該水槽部(2)を載置す
る機器収納基台(3)を構成してある。この該機器収納
基台(3)の内部には、濾過装置、ポンプ、ブロア及び
冷凍機等の各機器が収納されている。前記機器収納基台
(3)には、外部側壁の一部に開口部(6)を穿設す
る。この開口部(6)の外周壁の全体に凹段部(7)を
形成する。該凹段部(7)には、相対する垂直方向の上
下に所定間隔を設けて数個のベルベツト式フアスナー
(8)(8)……を接着剤等の手段を以て固着してあ
る。
【0007】次に、該開口部(6)を閉鎖する該凹段部
(7)に嵌装する同形の扉体(5)には、該凹段部
(7)に取着されたベルベツト式フアスナー(8)
(8)に対応する裏面側に一対となる他方のベルベツト
式フアスナー(12)(12)を固着してある。前記扉
体(5)には、その上方に空気排出用の上部間隙部(1
0)を欠除して形成する。また、下方に空気が侵入する
下部間隙部(11)を欠除形成してある。そして、該扉
体(5)の該下部間隙部(11)より侵入した空気は、
機器収納基台(3)内で温度が上昇した空気を上部間隙
部(10)より外部に排出して常時循環して冷却するも
のである。
【0008】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、機
器収納基台に装着する扉体の開閉操作が簡単確実にでき
ると共に、蝶番及び停止金具が不要なためにモーター等
による振動及び金属の錆等を極力防止できる効果と、機
器収納基台内の空気換気が自然に達成できると云う効果
がある。そして、該機器収納基台の側壁に設けた開口部
の外周壁に凹段部を形成したので、扉体の閉嵌が容易確
実であると共に、扉体部分が表面に突出せずに側壁が美
麗に仕上がると云う効果がある。また、凹段部に設けた
ベルベツト式フアスナーと扉体の裏面の相対応する位置
に設けた他方のベルベツト式フアスナーによつて簡単に
結合及び分離ができ、操作上にも大変に便利な効果があ
る。更に、該扉体の上下部に設けた上部間隙部と下部間
隙部とによつて、該機器収納基台の内部が高温となるの
を確実に防止できる効果と、下部間隙部と上部間隙部と
は、下方よりの自然侵入の対流によつて常時安定した状
態で作動使用できると云う便利な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の扉体装置を背面に装設した正面図であ
る。
【図2】同じく機器収納基台の扉体を分離した斜面図で
ある。
【図3】同じく機器収納基台の一部欠除した拡大分離斜
面図である。
【図4】本考案の図1A−A線の横断平面図である。
【符号の説明】
1 水槽 2 水槽部 3 機器収納基台 5 扉体 6 開口部 7 凹段部 8 ベルベツト式フアスナー 10 上部間隙部 11 下部間隙部 12 ベルベツト式フアスナー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に水槽部を有し、下部に機器収納部
    を有する水槽の機器収納用扉体装置において、前記機器
    収納基台には、側壁の一部に開口部を設け、該開口部の
    外周壁に凹段部を形成し、該凹段部には、上下に数個の
    ベルベツト式フアスナーの一方を固定し、該凹段部に嵌
    装する同形の扉体には、該ベルベツト式フアスナーの他
    方を固定し、且つ該扉体には、上部に熱排出用の上部間
    隔部を欠除すると共に、下部に空気侵入用の下部間隔部
    を形成したことを特徴とする水槽の機器収納用扉体装
    置。
JP4703993U 1993-06-30 1993-06-30 水槽の機器収納用扉体装置 Expired - Lifetime JPH0753482Y2 (ja)

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JP4703993U JPH0753482Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 水槽の機器収納用扉体装置

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JP4703993U JPH0753482Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 水槽の機器収納用扉体装置

Publications (2)

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JPH077417U JPH077417U (ja) 1995-02-03
JPH0753482Y2 true JPH0753482Y2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=12764028

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