JPH0752B2 - 仏 壇 - Google Patents

仏 壇

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JPH0752B2
JPH0752B2 JP8311991A JP8311991A JPH0752B2 JP H0752 B2 JPH0752 B2 JP H0752B2 JP 8311991 A JP8311991 A JP 8311991A JP 8311991 A JP8311991 A JP 8311991A JP H0752 B2 JPH0752 B2 JP H0752B2
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理孔 高橋
義信 高橋
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理孔 高橋
義信 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外扉と厨子扉との間に
中扉を設けることにより荘厳さと重厚さを向上した仏壇
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、仏壇にあっては、見映えに変化を
与えるとともに豪華さを増しかつ重厚さと荘厳さとを向
上するために、仏壇外箱の前面を開閉する外扉と、その
内部に形成される厨子を開閉する厨子扉との間に、中扉
を増設することが望まれており、例えば図7aに示すご
とき構造のものが一部提案されている。
【0003】このものは外扉aの内側に、該外扉aに近
接して中扉bを設け、その開放に際しては、同図に一点
鎖線で示すように外扉aとともに外箱c両側に張出すご
とくウイング状に展開する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構造のものでは、外扉aと中扉bとの衝合を避
けるべく、外扉aは、中扉bの枢着点K背方の側部から
屈曲する例えば三つ折れ戸状に形成するか、もしくは図
7bに示すように、枢着点K背方に向かって側板dに沿
って後方移動可能に形成する必要があるなど扉構造の複
雑化を招く。
【0005】又このものは、外扉aと中扉bとが近似の
展開を示すため変化に乏しくしかも見映えが悪いという
問題がある。
【0006】本発明は、中扉を、箱体の側板近傍で一端
が枢支される第1の中扉片と、この第1の中扉片の他端
で前に折曲げ可能に枢支される第2の中扉片とを有する
折戸状の一対の中扉体で形成することを基本として前記
問題点を解決しうる仏壇の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の仏壇は、背板と該背板の両側縁から前に突出
する側板とを有する箱体の前開放部を開閉する外扉と、
前記背板に接して箱体内部に設ける厨子を開閉する厨子
扉と、前記外扉と厨子扉との間に配され該外扉と厨子扉
との間において前記箱体を開閉する中扉とを具え、かつ
前記中扉は、前記側板の近傍の枢着点で一端が枢着され
る第1の中扉片と、この第1の中扉片の他端でかつ前に
折曲げ可能に一端が枢支されしかも折曲げにより前記側
板間を開放するとともに展開によって他端が箱体中心に
位置することにより側板間を閉止しかつ前記第1の中扉
片と略同巾の第2の中扉片とを有する一対の中扉体から
なるとともに、前記第2の中扉片を、電動機を有する中
扉開閉手段の前記側板と直角な横方向に移動する移動片
に連係するとともに、前記箱体に、前記枢着点の近傍か
ら横方向に前記中心に向かってのびる第1の溝部と、前
記中心近傍から側板に向かって横方向にのびかつ前記第
1の溝部よりも前方に位置する第2の溝部と、第1の溝
部と第2の溝部とを継ぐ斜めの第3の溝部とを具えかつ
前記第2の中扉片の他端近傍を案内するガイド溝を設け
ている。
【0008】
【作用】このように構成する仏壇は、中扉を、側板の近
傍に枢着される第1の中扉片と、該第1の中扉片に前折
れ自在に枢支される第2の中扉片とを具える前折れ戸状
の中扉体により形成しているため、開放の際、前記側板
内面に沿ってコンパクトに折畳んで収納でき、箱体内部
スペースの低下を抑制しうる。
【0009】又中扉は、側板間で開閉動するため、外扉
との衝合を防止でき、従って、中扉の開閉動の自動化を
可能とするとともに、外扉を例えば側板前端に蝶着する
二つ折れ戸状の扉体によって形成することができるなど
その構造を簡易化しうる。
【0010】又第2の中扉片を案内するガイド溝は、側
板側から箱体の中心に向かって横向きにのびる第1の溝
部と、箱体の中心側から側板に向かって横向きにのびる
第2の溝部とを前後に位置を違えて形成しており、しか
も第1の溝部は第1の中扉片の枢着点近傍を通る。従っ
て、互いに略同巾の扉片を連結した中扉体において、ガ
イド溝は、第2の中扉片のより他端近傍を案内でき、前
記中扉体の自動開閉の際の展開・折たたみ動作を円滑に
かつ安定して行いうる。
【0011】しかも第2の溝部は枢着点近傍より前方に
偏位しているため、横移動する移動片が作動する際、中
扉体の枢着点及び枢支点により高い回転モーメントを付
与させることができ、特に閉止扉状態からの中扉体の折
たたみを円滑とし、その開閉動作を安定かつ確実にしか
も見映えよく行いうる。
【0012】又このような中扉は、外扉との間の開放姿
勢に大巾な変化を与えうる他、側板内面の外観を開放に
よる重なりによって変化でき、見映えをより高めうると
ともに荘厳さと重厚さとを向上しうる。しかも中扉は、
前折れ状に屈曲するため、背方の厨子扉と近接させて配
することができ、箱体の奥行寸法の低減にも役立つ。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において仏壇1は、箱体2の前開放部3を開閉す
る外扉11と、前記箱体2内部に設ける厨子5を開閉す
る厨子扉12との間に中扉13を具えるとともに、本例
では該中扉13と厨子扉12とを電動機Mを有する扉開
閉手段9に連係している。
【0014】箱体2は、仏壇1の外箱であって、背板2
1とその両側縁から前方に突出する側板22とを有する
コ字状の胴部の上下に、上覆部24と底部26とを設け
た前開放状をなし、該箱体2の前開放部3は両開きにか
つ手開き可能な外扉11によって開閉される。
【0015】該外扉11は、前記側板22の前端縁に一
端縁を外折れ自在に蝶着した第1の外扉片15Aと、そ
の他端縁に一端縁を内折れ自在に蝶着した第2の外扉片
15Bとを有する二つ折戸状の一対の外扉体15から形
成される。又外扉11は、前記第2の外扉片15Bの他
端縁を互いに近接させることにより前記前開放部3を閉
止するとともに、手操作によって前記側板22を側方に
こえてウイング状に展開させることにより前開放部3を
開放する。
【0016】なお前記覆部24は、周囲の飾り壁27の
上下に屋根板29、天井板30を設けることによりその
内部に空所Hを形成しており、該空所Hには前記扉開閉
手段9を収納する。
【0017】又前記箱体2内部には、本例では前記底部
26前縁から後方に控えた位置で該底部26から小高さ
で隆起する台座32が箱体2の略全巾に亘って設けられ
るとともに、該台座32上面には、背板21から前方に
のびる厨子5形成用の祭壇部33が隆起して形成され
る。
【0018】該祭壇部33は、本例ではその周壁34
を、背板21と略平行な前壁片34Aと、前壁片34A
両端から斜め背方にのびる斜壁片34Bと、その後端か
ら背板21に向かう側壁片34Cとで形成しており、又
祭壇部33は、前記背板21から側壁片34Cに沿って
前方にのびる側板片35によって祭壇部33と天井板3
0とを継ぐことにより、祭壇部33上面と、天井板30
と、側板片35と背板21とによって周囲を囲みかつ内
部に仏像等の崇拝物を安置しうる前開放の厨子5を形成
する。
【0019】そして本発明にあっては、該厨子5は、厨
子扉12によって開閉されるとともに、厨子扉12と外
扉11との間には該厨子扉12と外扉11との間におい
て箱体2を開閉する中扉13が設けられる。
【0020】中扉13は、図2、5に示すように、端部
を突き合わせて横に並べた第1の中扉片16Aと第2の
中扉片16Bとの前記端部間を蝶着することにより、各
扉片16A、16Bの背面が互いに向き合う側に屈曲可
能に、即ち前に折曲り可能に連結した一対の中扉体16
からなり、該中扉体16は、その一端を、側板22近傍
の枢着点P1で枢着している。
【0021】すなわち中扉体16は、側板22近傍の枢
着点P1で一端が枢着される第1の中扉片16Aの他端
に、第2の中扉片16Bの一端を前に折曲げ可能に枢支
した折れ戸状をなす。又各中扉片16A、16Bは互い
に略同巾を有し、従って中扉体16は、図2に示すよう
に、その開放によって各中扉片16A、16Bが互いに
整一して側板22に重なりあう2つ折れ状に折たたまれ
る。又中扉体16は、第2の中扉片16Bの他端が前記
箱体2の中心COで互いに近接する閉止状態Y1におい
て、略く字状に展開し、該他端の近接位置よりも前記枢
着点P1を後方側に設けることにより、前記閉止状態Y
1において第2の中扉片16Bは、背板21と略平行な
横向きとなる。
【0022】なお前記中扉体16は、例えば図3に示す
枢着具71によって枢着される。枢着具71は本例で
は、天井板30の裏面にビス止めされる取付板72に、
前記天井板30を貫通して垂直に突出する枢支軸73を
設けた枢着金具74と、前記枢支軸73を遊挿する軸受
孔75を有しかつ前記第1の中扉体16Aの一端上面の
盲孔77に嵌着される軸受76とを具える。なお中扉体
16の下端も同様な枢着具71によって支持される。
【0023】そしてこのような中扉体16は、本例では
天井板30に透設するガイド溝8、8によって閉止状態
Y1から開放状態Y2に至り案内される。
【0024】ガイド溝8は、図2、4に示すように、前
記枢着点P1の近傍から横方向に前記中心COに向かっ
てのびる第1の溝部8Aと、該第1の溝部8Aよりも前
方、本例では閉止状態Y1の第2の中扉片16Bの上方
に位置して前記中心CO近傍から側板22に向かって横
方向にのびる第2の溝部8Bと、該第1、2の溝部8
A、8B間を継ぐ斜めの第3の溝部8Cとを具え、各溝
部8A、8B、8Cの交わり部分Mは、円弧によって滑
らかに連続する。
【0025】又第2の中扉片16Bの上端面には、開放
状態Y2における該上端面が第1の溝部8Aと交わる交
わり位置Zに、ガイド軸7が立設し、該ガイド軸7がガ
イド溝8を挿通しかつその軌跡に沿って移動することに
より、中扉体16を案内する。
【0026】なお前述のごとく第1、第2の中扉片16
A、16Bが互いに略同巾を有しかつ第1の溝部8Aが
枢着点P1近傍を通ることにより、ガイド軸7が立設す
る前記交わり位置Zは、第2中扉片16Bの他端に近接
して形成される。従ってこのようなガイド溝8は例えば
第2の溝部8Bを延長してなる直線状のガイド溝に比し
て第2の中扉片16B他端のより近傍を案内することが
でき、中扉体16の開閉動作を円滑化しうる。
【0027】又本例では図5に示すように、第1の中扉
片16Aの他端端面もしくは第2の中扉片16Bの一端
端面、第2の中扉片16Bの他端背面、及び側板22の
内面の夫々には、フエールト材、ゴム材、クッション材
等からなる緩衝体78、79、80が貼着され、中扉体
16の展開状態及び折たたみ状態におけるガタ付き、衝
撃等を緩和・吸収し、中扉体16の姿勢を安定して保つ
とともに開閉動作をさらに円滑化しうる。
【0028】又前記厨子扉12は、前記天井板30、祭
壇部33間に亘る高さを有する一対の厨子扉体17、1
7からなる両開きの折戸状をなす。
【0029】厨子扉体17は、厨子5の両側部、即ち本
例では前記側板片35の前端縁に一端縁が外折れ自在に
枢支される第1の厨子扉片17Aと、その他端縁で内折
れ自在に枢支される第2の厨子扉片17Bとを具え、第
2の厨子扉片17Bの外縁が互いに近接することにより
前記厨子5を閉止する。
【0030】なお第2の厨子扉片17Bは、閉止状態に
おいて前記祭壇部33の前壁片34Aと平行かつ背方に
控える平板状をなすとともに、第1の厨子扉片17A
は、該第2の厨子扉片17Bと一直線状に並ぶ前片部1
7A1と、側板片35と一直線状に並ぶ側片部17A2
との間を斜壁片34Bと平行な斜片部17A3で継ぐ折
れ板状をなし、厨子扉体17は、祭壇部33の前縁から
後方に控えつつ厨子5を囲んで閉止しうる。
【0031】又厨子扉体17には、本例では、その外縁
を前記閉止位置T1から前記枢着点P1後方の開放位置
T2に向かって側方に略一直線状に案内するガイド溝1
8が連係され、該開放位置T2において厨子扉体17
は、折り畳まれた前記中扉体16の背部にかつ該中扉体
16と略一直線状に第2の厨子扉片17Bを位置させて
展開する。
【0032】なおガイド溝18は、前記ガイド溝8と同
様に、第2の厨子扉片17Bに立設するガイド軸19が
挿通することにより厨子扉体17を案内し、本例では図
4に示すように天井板30は、中央COを通って前記ガ
イド溝8、18間を横切る補強材36によってその剛性
強化が計られる。
【0033】又前記中扉13及び厨子扉12は、扉開閉
手段9に連係する。扉開閉手段9は、本例では図4に示
すように、前記ガイド軸7を駆動する中扉開閉手段9A
と、ガイド軸19を駆動する厨子扉開閉手段9Bとから
形成される。なお本例では、各扉開閉手段9A、9Bは
夫々略同構成であり、従って以下厨子扉開閉手段9Bを
代表してその構造を説明する。
【0034】厨子扉開閉手段9Bは、図6に示すごと
く、取付板41に固定するレール42を具え、又レール
42には、本例ではその上、下に開口部を巾狭とした案
内溝43、43を並設している。又案内溝43、43に
は例えば合成樹脂などからなり、各案内溝43に沿って
横方向に移動する移動片44、、44が取付けられ、又
移動片44、44に支持金具45、46を取着する。な
お支持金具45、 46は、その水平片に互いに交差す
る方向にのびる比較的長いアーム47、49を枢着して
いる。なお支持金具45、46、アーム47、49は移
動片44がレール42の全長さに亘って移動するに際し
て、互いに干渉しないよう、取付け高さを違えて配設さ
れる。
【0035】又レール42両端の鎖車51、52に巻装
するチェーン等の無端連紐53の上、下走行線53a、
53bには、夫々対称位置に前記支持金具45、46が
接続される。なお鎖車51は、前記取付板41の一端に
フランジ止めする電動機Mの出力軸上に、又鎖車52
は、取付板41の他端で枢支する支軸に枢支され、前記
無端連紐53は電動機Nの駆動により周回する。なお鎖
車51と出力軸とは一定のトルクをこえることにより、
該鎖車51をスリップさせる、周知構成のトルク制限器
54を介して接合している。又レール42には、その上
方部に、前記支持金具45上端の突片45Aと衝合し、
移動片44のストローク両端を規制するマイクロスイッ
チなどの検知器55、56が取付けられる。
【0036】又前記アーム47、49は、同長さであ
り、かつその他端には、前記ガイド軸19の挿通端が係
合される。
【0037】従って、支持金具45が一方の検知器55
と当接し、支持金具46が他方の検知器56の向きに位
置する状態において、厨子扉体17、17は、その外縁
が互いに近接し厨子5を閉じるとともに夫々他端に移動
し、前記ガイド軸19が前記ガイド溝18に沿い厨子扉
体17を展開することによって、厨子5を開放しうる。
【0038】又中扉開閉手段9Aは、前記アーム47、
49にガイド軸7の挿通端を嵌着し、第2の中扉片16
Bを介して中扉13を自動開閉する。
【0039】又本発明では第2の溝部8Bを、枢着点P
1近傍を通る第1の溝部8Aの前方に偏位して形成して
いる。従って図5に示すように、閉止状態Y1における
ガイド軸7の中心P2の位置と、中扉体16の枢支点P
3の位置とを結ぶ直線Lのより後方側に前記枢着点P1
を形成することが可能となる。その結果、移動片44の
作動によって、ガイド軸7に横方向の力が作用する際、
前記枢着点P1及び枢着点P3により高い回転モーメン
トを与えることができ、閉止状態Y1からの中扉体16
の折たたみをより円滑に行うことができる。
【0040】このように本発明の仏壇1は、外扉11と
厨子扉12との間に、中扉13を設けているため、仏壇
1の豪華さを増しかつ荘厳さと重厚さとを向上する。
【0041】又中扉13は側板12、12間で開閉動し
かつ側板22内面に重なって前折れ状に折畳まれるた
め、外扉11との衝合がなく外扉11の扉構造を簡易化
しうるとともに、外観に変化を与え見映えを大巾に向上
しうる。又コンパクトに折畳んで収納しうるため箱体2
の内部スペースを減じることがなく、しかも前折れ状を
なすため背方側の厨子扉12と近接して配置でき箱体2
の奥行寸法を低減しうる。
【0042】又厨子扉体17は、本例ではその外縁を側
方に向かって略一直線状に案内されるため、開閉動の
際、厨子扉体17が前方側にせり出すせり出し量gを低
減でき、従って例えば中扉13の閉止状態において厨子
扉12が作動する誤動作の場合においても中扉13と厨
子扉12との衝合を防止しうる。又厨子扉体17は、開
放の際、第2の厨子扉片17Bを、折畳んだ中扉体16
の背部にかつ該中扉体16と略一直線状に位置させてウ
イング状に展開するため、厨子5両外側の背板21及び
側板22を目隠しすることができ、しかも開放によって
厨子扉体17の裏面を露出でき、その外観に大きな変化
を与えうる。
【0043】
【発明の効果】叙上のごとく本発明の仏壇は、構成して
いるため、中扉をコンパクトに折畳んで収納でき、箱体
内部スペースの有効活用を計りうるとともに外扉の扉構
造を簡易化しうる。しかも第2の中扉片を案内するガイ
ド溝を第1、第2、第3の溝部で形成しているため、中
扉体の開閉動作をより安定かつ円滑に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】中扉及び厨子扉の開放状態を示す略線図であ
る。
【図3】枢着状態を示す分解斜視図である。
【図4】扉開閉手段を示す平面図である。
【図5】中扉体の開閉状態を拡大して示す線図である。
【図6】扉開閉手段を示す斜視図である。
【図7】a、b従来技術を説明する略線図である。
【符号の説明】
2 箱体 3 前開放部 5 厨子 8 ガイド溝 8A 第1の溝部 8B 第2の溝部 8C 第3の溝部 9B 中扉開閉手段 11 外扉 12 厨子扉 13 中扉 16 中扉体 16A 第1の中扉片 16B 第2の中扉片 21 背板 22 側板 44 移動片 CO 箱体の中心 P1 枢着点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背板と該背板の両側縁から前に突出する側
    板とを有する箱体の前開放部を開閉する外扉と、前記背
    板に接して箱体内部に設ける厨子を開閉する厨子扉と、
    前記外扉と厨子扉との間に配され該外扉と厨子扉との間
    において前記箱体を開閉する中扉とを具え、かつ前記中
    扉は、前記側板の近傍の枢着点で一端が枢着される第1
    の中扉片と、この第1の中扉片の他端でかつ前に折曲げ
    可能に一端が枢支されしかも折曲げにより前記側板間を
    開放するとともに展開によって他端が箱体中心に位置す
    ることにより側板間を閉止しかつ前記第1の中扉片と略
    同巾の第2の中扉片とを有する一対の中扉体からなると
    ともに、前記第2の中扉片を、電動機を有する中扉開閉
    手段の前記側板と直角な横方向に移動する移動片に連係
    するとともに、前記箱体に、前記枢着点の近傍から横方
    向に前記中心に向かってのびる第1の溝部と、前記中心
    近傍から側板に向かって横方向にのびかつ前記第1の溝
    部よりも前方に位置する第2の溝部と、第1の溝部と第
    2の溝部とを継ぐ斜めの第3の溝部とを具えかつ前記第
    2の中扉片の他端近傍を案内するガイド溝を設けてなる
    仏壇。
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