JPH0752763A - 洗車機におけるトップブラシの面圧制御装置 - Google Patents

洗車機におけるトップブラシの面圧制御装置

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JPH0752763A
JPH0752763A JP19937093A JP19937093A JPH0752763A JP H0752763 A JPH0752763 A JP H0752763A JP 19937093 A JP19937093 A JP 19937093A JP 19937093 A JP19937093 A JP 19937093A JP H0752763 A JPH0752763 A JP H0752763A
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JP
Japan
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swing
top brush
arm
weight
shaft
Prior art date
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Application number
JP19937093A
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English (en)
Inventor
Shigeo Takeuchi
茂夫 竹内
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Takeuchi Iron Works Corp
Original Assignee
Takeuchi Iron Works Corp
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行フレームに揺動腕を介して揺動自在に支
持したトップブラシが車体に当接する面圧を、該トップ
ブラシの揺動位置に関わらず一定に保つ。 【構成】 走行フレーム1に揺動軸11を介して枢支し
た揺動腕12の先端にトップブラシ7を回転可能に支持
する。揺動腕12の反対側に延びるウエイト腕13の先
端にウエイト軸17を介してバランスウエイト18を枢
支し、揺動軸11の外周に嵌合して走行フレーム1に固
着された小径ギヤ19を、バランスウエイト18に固着
した大径ギヤ20に噛合させる。トップブラシ7が垂下
位置から上方に揺動して車体に当接する面圧が増加する
と、その面圧増加を相殺するようにウエイト軸17回り
にバランスウエイト18が揺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームに支持された
揺動軸と、この揺動軸を中心として揺動可能に支持され
た揺動腕と、この揺動腕の先端に回転可能に支持された
トップブラシとを備えた洗車機におけるトップブラシの
面圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フレームに左右方向に支持した揺動軸に
揺動腕の基端を前後揺動可能に枢支し、この揺動腕の先
端にトップブラシを軸支して回転駆動することにより、
車両のボンネット面、フロントガラス面、ルーフ面、リ
ヤガラス面及びトランク面等の高さの異なる上面を洗浄
する洗車機は周知である。
【0003】ところで、かかる洗車機は揺動腕、トップ
ブラシ及び該トップブラシの反対側に設けたバランスウ
エイト等の重量によってトップブラシが車体に当接する
面圧を発生させているが、トップブラシの面圧は揺動腕
が水平姿勢になったときに最大になり、そこから揺動腕
が下方又は上方に揺動するに伴って減少するため、揺動
腕を揺動させながら車両の上面各部を洗浄する際にトッ
プブラシの面圧が不均一になって洗浄効果が低下する問
題がある。
【0004】そこで、揺動腕と一体に設けたウエイト支
持枠の内部にバランスウエイトを移動自在に収納し、揺
動腕の揺動に伴ってバランスウエイトを自重で移動させ
ることによりトップブラシの面圧の均一化を図ったもの
が、特公昭57−49414号公報により提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のものは、揺動腕の揺動角が連続的に変化するのに対し
て、バランスウエイトがウエイト支持枠の両端の何れか
一方の位置しか取り得ないため、トップブラシの面圧を
一定の状態に保持することができなかった。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、揺動腕の揺動角に関わらずトップブラシの面圧を一
定に保つことが可能なトップブラシの面圧制御装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フレームに支持された揺動軸と、この揺
動軸を中心として揺動可能に支持された揺動腕と、この
揺動腕の先端に回転可能に支持されたトップブラシとを
備えた洗車機において、前記揺動腕に連動して揺動する
ウエイト腕と、このウエイト腕に前記揺動軸と平行に配
設されたウエイト軸と、このウエイト軸を中心として揺
動可能に支持されたバランスウエイトと、このバランス
ウエイトを前記揺動腕の揺動に伴って前記ウエイト腕に
対して相対的に揺動させるバランスウエイト揺動手段と
を備えたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】先ず、図1〜図5に基づいて本発明の第1実
施例を説明する。
【0009】図1及び図2に示すように、洗浄すべき車
両を跨ぐように門型に形成された走行フレーム1はガイ
ドレール2,2上を転動する駆動輪3,3及び従動輪
4,4を備えており、モータ5,5の駆動力をチェーン
6,6を介して駆動輪3,3に伝達することによりガイ
ドレール2,2に沿って往復走行する。走行フレーム1
は、車両の上面を洗浄するトップブラシ7と、車両の前
後面及び両側面を洗浄する左右一対のサイドブラシ8,
8と、車両の上面を乾燥するトップノズル9と、車両の
両側面を乾燥する左右一対のサイドノズル10,10と
を備える。
【0010】走行フレーム1には左右一対の揺動軸1
1,11が水平に且つ回転可能に支持されており、各揺
動軸11,11の内端にそれぞれ揺動腕12,12及び
ウエイト腕13,13が固着される。一方の揺動腕12
及びウエイト腕13は揺動軸11を挟んで反対方向に延
びる一部材から成り、同様に他方の揺動腕12及びウエ
イト腕13も揺動軸11を挟んで反対方向に延びる一部
材から成る。左右の揺動腕12,12の先端間に、前記
トップブラシ7を支持する回転軸14が架設される。他
方のウエイト腕13の先端に設けたモータ15と回転軸
14とがチェーン16を介して接続されており、モータ
15の駆動力によってトップブラシ7が回転駆動され
る。尚、モータ15はバランスウエイトを兼ねている。
【0011】図3を併せて参照すると明らかなように、
一方のウエイト腕13の中間部に揺動軸11,11と平
行に延びるウエイト軸17が回転自在に支持されてお
り、このウエイト軸17にバランスウエイト18の腕部
181 が固着される。一方の揺動軸11の外周に同軸に
嵌合して走行フレーム1に固着された小径ギヤ19が、
ウエイト軸17に固着した大径ギヤ20に噛合する。走
行フレーム1に一端を枢支した格納シリンダ21の他端
が一方の揺動軸11の中間部に固着したシリンダアーム
22に接続されており、格納シリンダ21を伸長作動さ
せることにより、トップブラシ7は一方の揺動軸11に
固着したストッパアーム23が走行フレーム1に設けた
上限ストッパ24に当接する上限位置(図2及び図3の
鎖線位置)に向けて揺動し、また格納シリンダ21を不
作動にすることにより、トップブラシ7は前記ストッパ
アーム23が走行フレーム1に設けた下限ストッパ25
に当接する下限位置(図2及び図3の実線位置)に向け
て自重で揺動する。前記小径ギヤ19及び大径ギヤ20
は本実施例のバランスウエイト揺動手段Sを構成する。
尚、図3における矢印Aはトップブラシ7の回転方向を
示している。また、小径ギヤ19と大径ギヤ20との歯
数比は1:3である。
【0012】次に、本実施例の作用を図4及び図5に基
づいて説明する。
【0013】まず、図4(B)に示すように、回転軸1
4、揺動軸11,11、ウエイト軸17、バランスウエ
イト18の重心gを水平線上に、かつ一直線上に整列さ
せる。この状態にあるときに、トップブラシ7の面圧が
洗浄に必要な適切な面圧になるよう設定する。即ち、こ
のとき揺動軸11より後方(左側)にあるトップブラシ
7、回転軸14、揺動腕12,12等の重量によって発
生する反時計方向のモーメントM1と、揺動軸11より
前方(右側)にあるモータ15、ウエイト腕13,13
等の重量によって発生する時計方向のモーメントM2と
の差により発生して、トップブラシ7を下降させようと
する反時計方向のモーメントMは最大となっている。ま
た、バランスウエイト18により発生する時計方向のモ
ーメントM′も最大となっている。そして、モーメント
MとモーメントM′との差によって、適切なトップブラ
シ7の面圧が与えられるようになっている。
【0014】(B)の状態からトップブラシ7が(A)
に示す下限位置に下降していくにしたがって、前記モー
メントMは減少する。また、トップブラシ7の下降に伴
って、バランスウエイト18はウエイト腕13に対して
反時計方向に揺動する。この揺動によりバランスウエイ
ト18をウエイト腕13に固着した場合に比べモーメン
トM′の減少率が大きくなる。このモーメントM′の減
少率が大きくなることにより、トップブラシ7が下降す
るにしたがって面圧が適切な面圧より小さくなるのを防
止して、トップブラシ7の面圧を適切な面圧とすること
ができる。
【0015】また、(B)の状態からトップブラシ7が
(C)に示す上限位置に上昇していくにしたがって、前
記モーメントMは減少する。またトップブラシ7の上昇
に伴って、バランスウエイト18はウエイト腕13に対
して時計方向に揺動する。この揺動によりバランスウエ
イト18をウエイト腕13に固着した場合に比べモーメ
ントM′の減少率が大きくなる。このモーメントM′の
減少率が大きくなることにより、トップブラシ7が上昇
するにしたがって面圧が適切な面圧より小さくなるのを
防止して、トップブラシ7の面圧を適切な面圧とするこ
とができる。
【0016】次に図5を用いて、走行フレーム1を左端
から右へ往行させながらトップブラシ7で乗用車タイプ
の車両Vを前端から後端に向けて洗浄するときを説明す
る。
【0017】格納シリンダ21を不作動にして、トップ
ブラシ7を図4(A)に示す下限位置にしてトップブラ
シ7を回転させ、走行フレーム1を往行させる。このと
き前述したようにバランスウエイト18はウエイト腕1
3に対して反時計方向に揺動した位置にあり、車両Vの
前端を適切な面圧で洗浄する。
【0018】走行フレーム1が往行して、トップブラシ
7がボンネット面へ移動するにしたがって揺動腕12,
12はトップブラシ7と車両Vとの接触により時計方向
へ揺動し、これによりモーメントMが増加する。しか
し、このとき揺動腕12,12の揺動に伴って、バラン
スウエイト18がウエイト腕13に対して時計方向に揺
動するためモーメントM′も増加する。これにより、ボ
ンネット面を適切な面圧で洗浄できる。
【0019】更に走行フレーム1が往行して、トップブ
ラシ7がフロントガラス面、ルーフ面へと移動するにし
たがって、揺動腕12,12はトップブラシ7と車両V
との接触により更に時計方向へ揺動し、これによりモー
メントMは増加する。しかし、このとき揺動腕12,1
2の揺動に伴って、バランスウエイト18がウエイト腕
13に対して時計方向に揺動するためモーメントM′も
増加する。途中、揺動腕12,12が水平となりモーメ
ントM,M′は最大となる。
【0020】この揺動腕12,12が水平な状態から更
にトップブラシ7が上昇するにしたがってモーメントM
は減少する。しかしモーメントM′も減少し、前述した
ように、ルーフ面を適切な面圧で洗浄できる。
【0021】更に走行フレーム1が往行して、トップブ
ラシ7がルーフ面からリヤガラス面、トランク面へと移
動するにしたがって、揺動腕12,12はトップブラシ
7と車両Vとの接触により反時計方向へ揺動し、これに
よりモーメントMは増加する。しかし、このとき揺動腕
12,12の揺動に伴って、バランスウエイト18がウ
エイト腕13に対して反時計方向へ揺動するためモーメ
ントM′も増加する。途中、揺動腕12,12が水平と
なりモーメントM,M′は最大となる。この揺動腕1
2,12が水平な状態から更にトップブラシ7が下降す
るにしたがってモーメントMは減少する。しかし、モー
メントM′も減少し、前述したようにトランク面を適切
な面圧で洗浄できる。
【0022】トップブラシ7が後端を過ぎると、トップ
ブラシ7は下限位置となる。
【0023】尚、乗用車タイプより車高の高いワンボッ
クスタイプの車両のルーフ面を洗浄するときは、トップ
ブラシ7は図4(C)に示す上限位置の近傍となり、前
述したように、適切な面圧で洗浄できる。
【0024】上述のように、揺動腕12,12の揺動に
伴って、該揺動腕12,12の揺動方向と同方向にバラ
ンスウエイト18を相対的に揺動させることにより、車
両Vの洗浄時における揺動腕12,12の揺動範囲内の
全ての位置において、トップブラシ7に車両の洗浄に適
した面圧を与えて洗浄効果を向上させることができる。
【0025】次に、図6〜図10に基づいて本発明の第
2実施例を説明する。
【0026】この第2実施例は、揺動軸11,11の高
さを任意に変えられるようになっており、そのために第
1実施例で走行フレーム1に回転不能に固着されていた
小径ギヤ19が、平行リンク機構を介して回転不能かつ
一方の揺動軸11と一体で昇降可能に支持される。
【0027】即ち、図6〜図8に示すように、走行フレ
ーム1に左右方向に配設された左右一対の支持軸26,
26に、スプロケット27,27を固着した一対の支持
腕28,28が揺動自在に支持される。各支持腕28,
28の先端には揺動腕12,12及びウエイト腕13,
13を支持する前記揺動軸11,11が回転自在に支持
される。揺動軸11,11の外端に固着されたスプロケ
ット29,29と、支持軸26,26の中間に固着され
た前記スプロケット29,29と同歯数のスプロケット
30,30とはチェーン31,31によって連結されて
おり、一方の支持軸26の外端に固着したシリンダアー
ム22に走行フレーム1に一端が枢支された格納シリン
ダ21の他端が連結される。
【0028】走行フレーム1の上部に回転自在に支持さ
れた同調軸32の両端部にはスプロケット33,33が
固着されており、これらスプロケット33,33はチェ
ーン34,34を介して支持腕28,28と一体の前記
スプロケット27,27に連結される。また前記同調軸
32の一端に固着されたスプロケット35は、チェーン
36を介して走行フレーム1に設けられたモータ37の
スプロケット38に連結される。従って、モータ37を
駆動することによって同調軸32が回転し、この同調軸
32に接続された一対の支持腕28,28は互いに同期
して揺動する。これにより、支持腕28,28の先端に
支持した揺動軸11,11の高さを任意に調整すること
ができる。
【0029】また、格納シリンダ21を伸長させること
により、シリンダアーム22を介して一方の支持軸26
が回転し、更にこの支持軸26の回転はチェーン31を
介して揺動軸11に伝達されて、揺動腕12,12を上
面ブラシ7が上昇するように揺動させる。格納シリンダ
21を不作動にすると、上面ブラシ7は自重によって下
方に揺動する。このとき、前記シリンダアーム22の反
対側に一体に形成したストッパアーム23が走行フレー
ム1に設けられた上限ストッパ24及び下限ストッパ2
5に当接することにより、揺動腕12,12の上下の揺
動範囲が制限される。
【0030】バランスウエイト18に固着した大径ギヤ
20は、一方の揺動軸11の外周に相対回転自在に嵌合
する小径ギヤ19に噛合する。小径ギヤ19に上端を固
定された縦リンク39の下端はピン40を介して横リン
ク41の一端に枢支されており、この横リンク41の他
端はピン42を介して走行フレーム1に枢支される。前
記縦リンク39、横リンク41及び支持腕28は平行リ
ンク機構を構成しており(図7参照)、支持腕28が上
下に揺動しても縦リンク39は常に鉛直姿勢に保たれ
る。従って、この縦リンク39に固着された小径ギヤ1
9が支持腕28の揺動に伴って上下動する際に、走行フ
レーム1に対して相対回転することなく一定の姿勢で平
行移動する。
【0031】この第2実施例において、小径ギヤ19及
び大径ギヤ20の歯数関係、並びに揺動腕12,12及
びバランスウエイト18の位相関係は、前述の第1実施
例と同一となるように設定されている。前記小径ギヤ1
9、大径ギヤ20、支持腕28、縦リンク39及び横リ
ンク41は本実施例のバランスウエイト揺動手段Sを構
成する。
【0032】而して、図9に示すように、支持腕28,
28を固定して揺動軸11,11の高さを一定に保った
状態で揺動腕12,12が実線位置(下限位置)から鎖
線位置(上限位置)へと矢印C方向(時計方向)に揺動
すると、走行フレーム1に対して一定の姿勢を保つ小径
ギヤ19に噛合する大径ギヤ20が回転することによ
り、この大径ギヤ20と一体のバランスウエイト18が
ウエイト軸17回りに時計方向に揺動し、揺動腕12,
12に対して実線位置から鎖線位置へと相対移動する。
これにより、第1実施例と同様に揺動腕12,12の上
方への揺動に伴ってバランスウエイト18を同方向に揺
動させ、車両Vの洗浄時における揺動腕12,12の揺
動範囲内の全ての位置においてトップブラシ7の面圧を
適切な大きさに保つことができる。
【0033】また、図10に示すように、揺動軸11,
11の位置を上昇させるべく支持腕28,28を矢印D
方向に揺動させると、縦リンク39は小径ギヤ19と共
に鉛直姿勢を保ったまま矢印E方向に上昇する。従っ
て、小径ギヤ19に噛合する大径ギヤ20は回転せずに
バランスウエイト18は揺動腕12,12に対して元の
位置に保持され、支持腕28,28が揺動してもトップ
ブラシ7の面圧に影響を与えることが防止される。
【0034】次に、図11〜図13に基づいて本発明の
第3実施例を説明する。
【0035】この第3実施例は、前述した第2実施例の
バランスウエイト揺動手段Sの縦リンク39及び横リン
ク41に代えてスプロケット及びチェーンを用いたもの
である。
【0036】即ち、揺動軸11の外周に相対回転自在に
支持された小径ギヤ19にスプロケット43を一体に固
着し、走行フレーム1に支持軸26と同軸に固着したス
プロケット44と前記スプロケット43とがチェーン4
5を介して接続される。前記両スプロケット43,44
は同一歯数を有しており、支持腕28,28の揺動に伴
って小径ギヤ19の位置が変化しても、該小径ギヤ19
は走行フレーム1に対して相対回転せずに平行移動す
る。本実施例では、小径ギヤ19、大径ギヤ20、スプ
ロケット43、スプロケット44及びチェーン45がバ
ランスウエイト揺動手段Sを構成する。
【0037】而して、図12に示すように、揺動腕1
2,12が実線位置から鎖線位置に向けて矢印F方向に
揺動するに伴って前記小径ギヤ19に噛合する大径ギヤ
20を回転させ、バランスウエイト18をウエイト軸1
7回りに実線位置から鎖線位置に向けて揺動腕12,1
2の揺動方向と同一方向に揺動させることにより、トッ
プブラシ7の面圧を一定に保つことができる。また、図
13に示すように、揺動軸11,11の位置を上昇させ
るべく支持腕28,28を矢印G方向に揺動させた場
合、前述のように小径ギヤ19に噛合する大径ギヤ20
は回転せずにバランスウエイト18は揺動腕12,12
に対して元の位置に保持され、支持腕28,28が揺動
してもトップブラシ7の面圧に影響を与えることが防止
される。
【0038】次に、図14及び図15に基づいて本発明
の第4実施例を説明する。
【0039】図14に示すように、この第4実施例は小
径ギヤ19及び大径ギヤ20の2部材でバランスウエイ
ト揺動手段Sを構成し、その小径ギヤ19を支持腕28
に一体に固着したものである。
【0040】図15に示すように、前記各実施例と同様
に、揺動腕12,12が実線位置から鎖線位置に揺動す
るに伴って前記小径ギヤ19に噛合する大径ギヤ20を
回転させ、バランスウエイト18をウエイト軸17回り
に実線位置から鎖線位置に向けて揺動させてトップブラ
シ7の面圧を一定に保つことができる。
【0041】但し、揺動軸11,11の高さを調整すべ
く支持腕28,28を揺動させると、一方の支持腕28
に固着した小径ギヤ19が走行フレーム1に対して相対
回転するため、前記第2実施例及び第3実施例の場合と
異なりバランスウエイト18の揺動角が僅かに変化す
る。しかしながら、支持腕28,28の揺動角が小さい
場合には実用上特に問題はなく、その代わりに部品点数
の削減と構造の簡略化とが可能となる。
【0042】次に、図16及び図17に基づいて本発明
の第5実施例を説明する。
【0043】図16に示すように、この第5実施例は揺
動軸11,11の高さが固定された第1実施例の変形で
あって、バランスウエイト揺動手段Sが小径スプロケッ
ト46、大径スプロケット47、チェーン48、第1ギ
ヤ49及び第2ギヤ50から構成される。小径スプロケ
ット46は揺動軸11の外周に同軸に嵌合して走行フレ
ーム1に固着されており、ウエイト腕13の中間部に突
設したブラケット13 1 に植設した中間軸51に回転自
在に支持した大径スプロケット47と前記小径スプロケ
ット46とがチェーン48で接続される。そして大径ス
プロケット47と一体に形成された第1ギヤ49がバラ
ンスウエイト18に固着した第2ギヤ50に噛合する。
【0044】小径スプロケット46及び大径スプロケッ
ト47の歯数比は、第1実施例の小径ギヤ19及び大径
ギヤ20の歯数比と同一に設定される。また、第1ギヤ
49及び第2ギヤ50は同一歯数を備えており、大径ス
プロケット47の回転を反転させてバランスウエイト1
8に伝達する機能を有する。
【0045】この第5実施例では大径スプロケット47
の回転方向が第1実施例の大径ギヤ20の回転方向と逆
になるため、その大径スプロケット47の回転方向を第
1ギヤ49及び第2ギヤ50で反転させて前記大径ギヤ
20の回転方向に一致させている。従って、図17から
明らかなように、揺動腕12,12の揺動に伴ってバラ
ンスウエイト18は第1実施例と同じ運動を行い、トッ
プブラシ7の面圧を一定に保つことができる。
【0046】次に、図18及び図19に基づいて本発明
の第6実施例を説明する。
【0047】図18に示すように、この第6実施例は前
記第5実施例の変形であって、バランスウエイト揺動手
段Sが小径スプロケット46、大径スプロケット47、
チェーン48及びリンク52から構成される。リンク5
2は一端がピン53で大径スプロケット47に枢支され
るとともに、他端がピン54でバランスウエイト18に
枢支される。このリンク42は第5実施例の第1ギヤ4
9及び第2ギヤ50と同一の機能を有するもので、大径
スプロケット47の回転を反転させてバランスウエイト
18に伝達する。
【0048】而して、図19から明らかなように、この
第6実施例によっても前記第5実施例と同一の効果を達
成することができる。
【0049】次に、図20〜図24に基づいて本発明の
第7実施例を説明する。
【0050】前述した第1実施例〜第6実施例はトップ
ブラシ7を揺動軸11,11より後方へのみ揺動させて
車両Vの洗浄を行うものであるが、この第7実施例は走
行フレーム1の往行中はトップブラシ7を後方へ、また
復行中は前方へ揺動させて車両Vの洗浄を行うものであ
り、そのために揺動腕12,12が揺動軸11,11を
通る鉛直線から前後両方向に揺動できるようになってい
る。
【0051】図20及び図21に示すように、一方の揺
動軸11の外周に相対回転自在に支持された小径ギヤ1
9は転位アーム55を一体に備えており、この転位アー
ム55と走行フレーム1とが転位シリンダ56で接続さ
れる。転位シリンダ56が収縮作動又は伸長作動して小
径ギヤ19の位相が変化すると、それぞれの状態が2つ
の転位スイッチ57,58(図22及び図23参照)に
よって検出される。
【0052】格納シリンダ21はロッドを上向きに突出
させた短シリンダ21S とロッドを下向きに突出させた
長シリンダ21L とを背中合せに結合したもので、短シ
リンダ21S のロッドが走行フレーム1に枢支されると
ともに、長シリンダ21L のロッドが一方の揺動軸11
に設けたシリンダアーム22に枢支される。他方の揺動
軸11に固着した取付板59の先端には磁石60が設け
られており、この磁石60によって作動する一対のリー
ドスイッチ61,62が走行フレーム1に設けられる。
リードスイッチ61は揺動腕12,12が垂下位置から
後方(図21の左側)に所定角度(例えば10°)揺動
するとONし、リードスイッチ62は揺動腕12,12
が垂下位置から前方(図21の右側)に所定角度(例え
ば10°)揺動するとONするように設定される。
【0053】揺動腕12,12が垂下位置から後方に所
定角度揺動してリードスイッチ61がONしたとき、格
納シリンダ21を伸長作動させることにより揺動腕1
2,12を左上方に強制的に揺動させることができ、ま
た揺動腕12,12が垂下位置から前方に所定角度揺動
してリードスイッチ62がONしたとき、格納シリンダ
21を伸長作動させることにより揺動腕12,12を右
上方に強制的に揺動させることができる。また、短シリ
ンダ21S のみを伸長作動させて長シリンダ21 L を不
作動とすれば、揺動腕12,12の揺動可能範囲を垂下
位置から前後に20°以上に制限し、揺動腕12,12
の下降を規制するストッパとして機能させることができ
る。
【0054】エアー供給源63と長シリンダ21L の反
ロッド側との間、及びエアー供給源63と短シリンダ2
S の反ロッド側との間に、それぞれ電磁弁64及び電
磁弁65が介装される。短シリンダ21S のロッド側及
び長シリンダ21L のロッド側は、共に大気に開放され
る。またエアー供給源63と転位シリンダ56の反ロッ
ド側及びロッド側との間に、それぞれ電磁弁66及び電
磁弁67が介装される。
【0055】制御装置68には、前記転位スイッチ5
7,58、リードスイッチ61,62及び4個の電磁弁
64〜66のソレノイドが接続されており、各電磁弁6
4〜66は通電されていないOFF状態にあるときに6
1 〜661 の位置を取るようになっている。
【0056】さて、走行フレーム1を往行させながらト
ップブラシ7で車両Vの上面を洗浄するに先立って洗車
機がスタート位置に待機しているとき、各電磁弁64〜
66は通電されていないOFF状態にあり、転位シリン
ダ56は転位スイッチ57がONする収縮状態にあり、
また短シリンダ21S 及び長シリンダ21L は共に伸長
してトップブラシ7は図21に鎖線で示す格納位置にあ
る。
【0057】この状態から制御装置68に設けた図示せ
ぬスタートスイッチを押すと、電磁弁64がONして長
シリンダ21L が不作動となり、揺動腕12,12が下
方に揺動して垂下位置から後方に20°揺動した図22
の実線位置になる。このとき、バランスウエイト18は
揺動腕12の軸線から反時計方向に角度αだけ揺動した
状態(即ち、図4(A)と同じ状態)にある。
【0058】而して、図22及び図24(A)に示すよ
うに、トップブラシ7を矢印I方向に回転させながら走
行フレーム1を矢印J方向に往行させてトップブラシ7
で車両Vの上面を洗浄する際に、前記第1実施例〜第6
実施例と同様に、揺動腕12,12の矢印K方向の揺動
に伴ってバランスウエイト18を揺動腕12,12に対
して相対的に揺動させることにより、トップブラシ7の
面圧を一定に保つことができる。
【0059】往行洗浄が終了すると、電磁弁65がON
して短シリンダ21S が不作動となり、それまで垂下位
置から後方に20°揺動した位置にあった揺動腕12,
12は重力で下降し、慣性で垂下位置を越えて前方に揺
動する。揺動腕12,12が前方に揺動したことをリー
ドスイッチ62が検出すると、電磁弁65がOFFして
短シリンダ21S が伸長作動し、揺動腕12,12は垂
下位置から前方に20°揺動した図23の実線位置とな
る。続いて、電磁弁66及び電磁弁67がONし、転位
スイッチ58がONする状態まで転位シリンダ56が伸
長作動する。その結果、小径ギヤ19が回転してバラン
スウエイト18は図23の鎖線位置から実線位置に向け
て矢印P方向に揺動し、これにより揺動腕12,12、
トップブラシ7及びバランスウエイト18は、図22に
示す往行洗浄開始時と前後対称な状態となり、復行洗浄
の準備が完了する。
【0060】而して、図23及び図24(B)に示すよ
うに、トップブラシ7を矢印L方向に回転させながら走
行フレーム1を矢印N方向に復行させ、トップブラシ7
で車両Vの上面を洗浄する。その間、揺動腕12,12
の矢印O方向への揺動に伴ってバランスウエイト18を
往行時と前後対称的に揺動させ、トップブラシ7の面圧
を一定に保つことができる。
【0061】走行フレーム1がスタート位置に戻ると、
走行フレーム1の復行及びトップブラシ7の回転を停止
する。続いて、電磁弁65をONして短シリンダ21S
を不作動とし、揺動腕12,12が後方に揺動したこと
をリードスイッチ61が検出すると、電磁弁64及び電
磁弁65をOFFして短シリンダ21S 及び長シリンダ
21L を伸長作動させ、トップブラシ7を図21に鎖線
で示す格納位置に上昇させるともに、電磁弁66及び電
磁弁67をOFFして転位シリンダ56を収縮作動さ
せ、バランスウエイト18を図22に示す往行時の状態
に復帰させる。
【0062】尚、揺動腕12,12及びトップブラシ7
を図22の状態から図23の状態に重力で揺動させると
き、電磁弁65をONして短シリンダ21S を不作動に
するのと同時に電磁弁66及び電磁弁67をONして転
位シリンダ56を伸長作動させ、その反動で揺動腕1
2,12及びトップブラシ7の揺動を補助することがで
きる。同様に、揺動腕12,12及びトップブラシ7を
図23の状態から図22の状態に重力で揺動させると
き、電磁弁65をONして短シリンダ21S を不作動に
するのと同時に電磁弁66及び電磁弁67をOFFして
転位シリンダ56を収縮作動させ、その反動で揺動腕1
2,12及びトップブラシ7の揺動を補助することがで
きる。
【0063】また、第7実施例では転位シリンダ56で
小径ギヤ19を回転させているために該小径ギヤ19の
回転角が180°以下となり、図22及び図23に鎖線
で示すように、揺動腕12,12が水平状態に達する手
前で該揺動腕12,12とバランスウエイト18とが一
直線上に整列するが、適宜の手段で小径ギヤ19を18
0°回転させれば、図4(B)に示すように揺動腕1
2,12が水平状態に達したときに該揺動腕12,12
とバランスウエイト18とを一直線上に整列させること
ができる。
【0064】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことができる。
【0065】例えば、第1実施例〜第7実施例において
揺動腕12及びウエイト腕13を一部材で構成している
が、それらを別部材で構成して揺動軸11或いは揺動軸
11に連動して回転する回転軸上の異なる位置に設ける
ことができる。また、第2実施例〜第6実施例において
走行フレーム1の復行時にもトップブラシ7による洗浄
を行なえるようにするには、第2実施例では小径ギヤ1
9と縦リンク39との間に、第3実施例ではスプロケッ
ト44と走行フレーム1との間に、第4実施例では小径
ギヤ19と支持腕28との間にそれぞれ転位シリンダ5
6を設ければ良く、また第5、第6実施例では小径スプ
ロケット46を転位させるように転位シリンダ56を設
ければ良い。尚、本発明の面圧制御装置は、本発明の前
提条件を備えて車両の車体表面をポリシングして艶出し
を行う艶出し装置に対して実施することが可能である。
この場合、車体表面をポリシングするトップブラシの面
圧を一定に保持して艶出し効果を高めることができる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、揺動腕
に連動して揺動するウエイト腕にウエイト軸を設け、こ
のウエイト軸に揺動可能に支持したバランスウエイトを
揺動腕の揺動に伴って該揺動腕に対して相対的に揺動さ
せているので、凹凸のある車体上面にトップブラシを均
一な面圧で当接させて洗浄効果を高めることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る洗車機の全体正面図
【図2】図1の2−2線矢視図
【図3】図1の3−3線拡大矢視図
【図4】作用の説明図
【図5】作用の説明図
【図6】第2実施例に係る洗車機の全体正面図
【図7】図6の7−7線矢視図
【図8】図6の要部拡大図
【図9】図6の9−9線拡大矢視図
【図10】図9に対応する作用の説明図
【図11】第3実施例に係る、前記8に対応する図
【図12】図11の12−12線矢視図
【図13】図12に対応する作用の説明図
【図14】第4実施例に係る、前記8に対応する図
【図15】図14の15−15線矢視図
【図16】第5実施例に係る、前記8に対応する図
【図17】図16の17−17線矢視図
【図18】第6実施例に係る、前記8に対応する図
【図19】図18の19−19線矢視図
【図20】第7実施例に係る洗車機の全体正面図
【図21】図20の21−21線矢視図
【図22】図20の22−22線拡大矢視図
【図23】図22に対応する作用の説明図
【図24】作用の説明図
【符号の説明】
1 走行フレーム(フレーム) 7 トップブラシ 11 揺動軸 12 揺動腕 13 ウエイト腕 17 ウエイト軸 18 バランスウエイト S バランスウエイト揺動手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】例えば、第1実施例〜第7実施例において
揺動腕12及びウエイト腕13を一部材で構成している
が、それらを別部材で構成して揺動軸11或いは揺動軸
11に連動して回転する回転軸上の異なる位置に設ける
ことができる。また、第2実施例〜第6実施例において
走行フレーム1の往行時はトップブラシ7を後方へ、ま
た復行時は前方へ揺動させて車両Vの洗浄を行なえるよ
うにするには、第2実施例では小径ギヤ19と縦リンク
39との間に、第3実施例ではスプロケット44と走行
フレーム1との間に、第4実施例では小径ギヤ19と支
持腕28との間にそれぞれ転位シリンダ56を設ければ
良く、また第5、第6実施例では小径スプロケット46
を転位させるように転位シリンダ56を設ければ良い。
尚、本発明の面圧制御装置は、本発明の前提条件を備え
て車両の車体表面をポリシングして艶出しを行う艶出し
装置に対して実施することが可能である。この場合、車
体表面をポリシングするトップブラシの面圧を一定に保
持して艶出し効果を高めることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(1)に支持された揺動軸(1
    1)と、この揺動軸(11)を中心として揺動可能に支
    持された揺動腕(12)と、この揺動腕(12)の先端
    に回転可能に支持されたトップブラシ(7)とを備えた
    洗車機において、 前記揺動腕(12)に連動して揺動するウエイト腕(1
    3)と、このウエイト腕(13)に前記揺動軸(11)
    と平行に配設されたウエイト軸(17)と、このウエイ
    ト軸(17)を中心として揺動可能に支持されたバラン
    スウエイト(18)と、このバランスウエイト(18)
    を前記揺動腕(12)の揺動に伴って前記ウエイト腕
    (13)に対して相対的に揺動させるバランスウエイト
    揺動手段(S)とを備えたことを特徴とする、洗車機に
    おけるトップブラシの面圧制御装置。
JP19937093A 1993-08-11 1993-08-11 洗車機におけるトップブラシの面圧制御装置 Pending JPH0752763A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19937093A JPH0752763A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 洗車機におけるトップブラシの面圧制御装置

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ID=16406631

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101318143B1 (ko) * 2012-08-14 2013-10-15 주식회사 에스제이엠 자동세차기의 수평브러시 구동장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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