JPH075270B2 - フォークリフトのフォーク自然落下防止装置 - Google Patents

フォークリフトのフォーク自然落下防止装置

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JPH075270B2
JPH075270B2 JP28808987A JP28808987A JPH075270B2 JP H075270 B2 JPH075270 B2 JP H075270B2 JP 28808987 A JP28808987 A JP 28808987A JP 28808987 A JP28808987 A JP 28808987A JP H075270 B2 JPH075270 B2 JP H075270B2
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fork
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永 北村
義隆 加藤
義行 寺田
佳之 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明はフォークリフトのフォークの昇降制御に係
り、詳しくはフォークの自重又は荷の重量によってフォ
ークの揚高位置が自然に落下(降下)するを防止するフ
ォーク自然落下防止装置に関するものでる。
(従来技術) 従来、フォークの自重又は荷の重量によってフォークの
揚高位置が自然に落下(下降)することが多々生じてい
た。その結果、例えば荷を持ち上げた状態でフォークリ
フトが停止中にフォークが差し込まれたパレットが地面
に着いてしまうと、フォークの差し込みが外れ荷をその
場に置き忘れて行ってしまう場合があった。殊に、無人
フォークリフトの場合には全くこのことに気づくことな
く次の目的地にまで走行してしまうことから特に問題と
なっていた。
このフォークの自然落下はフォークの自重又は荷の重量
に基くリフトシリンダを駆動する作動油のリークに起因
するものと考えられる。そこで、このリークを阻止する
目的で油圧回路中にチェック弁を設けてなるリフトロッ
ク装置が実開昭60-77864号公報にて提案されている。
又、パレットが地面に着かないように、機械的なストッ
パ部材を設け、それ以上のフォークの下降を阻止するこ
とも提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、リークを阻止する目的で油圧回路中にチ
ェック弁を設けてなるリフトロック装置においては油圧
回路中にチェック弁を設ける必要性から回路が複雑にな
るとともに、コスト的にも問題があった。又、ストッパ
部材を設けるものについては、例えば床面での荷取り作
業の場合にフォークをより低い位置に下げなければなら
ないことから、同ストッパ部材が邪魔にならないように
工夫する必要があり、構造が非常に複雑となる問題があ
った。
尚、実公昭52-30686号公報にはオーダピッカフォークリ
フトのプラットフォームを所定の位置に停止させる停止
装置が開示されているが、これは手動のスイッチを用い
て目的の位置に停止させるためのものであり、フォーク
の自然落下を防止するためのものが開示されているもの
ではない。
この発明の目的は上記問題点を解消し、簡単な構成で確
実にフォークの自然落下を防止することができるフォー
クリフトのフォーク自然落下防止装置を提供することに
ある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は上記目的を達成すべく、フォークを昇降動作
させるリフトシリンダと、リフトシリンダに供給する作
動油を電磁切換弁にて切換制御して同シリンダを伸縮動
させる油圧回路と、フォーク若しくは同フォークの昇降
動作に関連して上下動する可動部材に取着された被検出
体と、車体に対して上下動不能に設けられた固定部材に
取着され前記被検出体を介してフォークの基準揚高位置
を検知する基準位置検出手段と、固定部材に取着され前
記被検出体を介して前記基準揚高位置より下方にフォー
クが位置していることを検知するフォーク落下検出手段
と、フォークの揚高位置がフォーク落下検出手段にて検
知されると、フォークをリフトシリンダにて上昇させる
べく前記油圧回路の電磁切換弁を切換制御する上昇制御
手段と、上昇制御手段にて上昇しているフォークの揚高
位置が基準位置検出手段にて検知されると、前記フォー
クの上昇動作を停止させるべく油圧回路を駆動制御する
停止制御手段とからなるフォークリフトのフォーク自然
落下防止装置をその要旨とするものである。
(作用) フォークが自然落下し始め、その自然落下をフォーク落
下検出手段が検知すると、上昇制御手段はフォークをリ
フトシリンダにて上昇させるべく油圧回路を駆動制御す
る。そして、フォークが上昇を開始し、基準位置検出手
段がフォークが基準揚高位置まで上昇したことを検知す
ると、停止制御手段はフォークの上昇動作を停止させる
べく油圧回路を駆動制御する。このように、2つの検出
手段に基いてフォークを上昇・停止をさせるという簡単
な構成でフォークは再び基準揚高位置に保持される。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
第2図はフォークリフトのフォーク昇降機構の要部のみ
を示した正面図であって、下端部が車体に対して前後方
向に回動可能に支持された固定部材としての左右一対の
平断面コ字状のアウタマスト1はその下端後側間及び上
部後側間がそれぞれ互いに下部及び上部連結部材2,3に
て連結されている。前記左右一対のアウタマスト1の内
側にはそれぞれインナマスト4が同アウタマスト1に沿
って上下動可能に配設されている。そして、アウタマス
ト1の後側に配設されたリフトシリンダ5のピストンロ
ッド6の先端がインナマスト4の上部後端と連結され、
同ロッド6の伸縮動に伴って同インナマスト4が上下動
される。
左右一対のインナマスト4の内側にはフォーク7を取着
した可動部材としてリフトブラケット8が同インナマス
ト4に沿って上下動可能に配設されていて、同ブラケッ
ト8とアウタマスト1とはインナマスト4の上部に取着
されたスプロケットホイール(図示せず)に掛装された
チェーン(図示せず)で連結されている。従って、イン
ナマスト4の上下動に伴ってリフトブラケット8は上下
動、即ちフォーク7は昇降動される。
アウタマスト1の下部間を連結固定した前記下部連結部
材2の上面には基板9が固設され、その前部が第4図に
示すようアウタマスト1間まで延出されている。基板9
の前部右側には固定部材としての支持板10がアウタマス
ト1に沿って上方に延出形成されていて、その上部に基
準位置検出センサとしての第1の近接スイッチ11とフォ
ーク落下検出手段としての第2の近接スイッチ12が取着
されている。第1の近接スイッチ11は後記するドグ13を
検出してフォーク7の予め設定した揚高位置(本実施例
の場合、原点位置)を検知する。又、第2の近接スイッ
チ12は第1の近接スイッチ11より下側でかつ前側に設け
られ、同じくドグ13を検出してしてフォーク7が前記原
点位置より予め定めた下方位置に下降したことを検知す
る。
尚、原点位置は本実施例ではフォーク7がパレットを差
込んだ状態で走行する際のフォーク7の基準となる揚高
位置であって、同パレットの下面と地面に接することが
ない充分なフォーク揚高位置とするとともに、原点位置
より予め定めた下方位置はパレットの下面が地面と接触
する直前のフォーク揚高位置としている。
前記右側リフトブラケット8の内側には先端被検出部が
T状に形成された被検出体としてのドグ13が取着されて
いる。そして、T状に分割された後部被検出部13aはフ
ォーク7が原点位置にあるとき、前記第1の近接スイッ
チ11と相対向するとともに、前部被検出部13bはフォー
ク7が予め定めた前記下方位置にあるとき、前記第2の
近接スイッチ12と相対向するようにドグ13、第1及び第
2の近接スイッチ11,12は相対配置されている。
次に、上記のように構成されたフォークリフトに搭載さ
れたフォーク落下防止装置の電気的構成を第1図に示す
電気ブロック回路に従って説明する。
上昇制御手段及び停止制御手段としてのマイクロコンピ
ュータ14は読出し及び書き替え可能なメモリ(以下、RA
Mという)15aを内蔵した中央処理装置(以下、CPUとい
う)15、落下防止制御のためのプログラムを記憶してい
る読出し専用のメモリ(以下、ROMという)16及び入出
力インターフェイス17a,17bとから構成されている。CPU
15は前記第1及び第2の近接スイッチ11,12と入出力イ
ンターフェイス17aを介して接続されているとともに、
入出力インターフェイス17bを介してバルブ駆動回路18
に接続されている。
そして、CPU15は第1の近接スイッチ11のオン信号を入
力した時、同オン信号に基いてフォーク7が原点位置に
あること判断し、第2の近接スイッチ12のオン信号を入
力した時、同オン信号に基いてフォーク7が予め定めた
下方位置にあることを判断する。又、CPU15はバルブ駆
動回路18に駆動制御信号を出力し、同駆動回路18を介し
て前記リフトシリンダ5のピストンロッド6の伸縮動を
制御する油圧回路に設けられた電磁切換バルブ19を切換
え制御する。
次に、自然落下防止装置の作用をマクロコンピュータ14
の動作に基いて説明する。
今、フォーク7が原点位置より上方位置から降下し、同
原点位置に到達すると、それに伴って右側リフトブラケ
ット8に取着されたドグ13も下降し後部被検出部13aが
第1の近接スイッチ11と相対向してオンする。CPU15は
このオン信号に応答してフォーク17が原点位置にきたと
判断して、フォーク7をその原点位置で停止させるべく
バルブ駆動回路18を介してピストンロッド6を停止させ
るための電磁切換バルブ19の切換えを行いリフトシリン
ダ5の縮動を停止させその状態を保持する。
電磁切換バルブ19の切換えにてフォーク7が原点位置に
保持されている状態で、何等かの原因でリフトシリンダ
5の作動油がリークすると、それに伴ってロッド6が縮
動しフォーク7が自然落下し始める(この時、第1の近
接スイッチ11はオフとなる)。フォーク7が予め定めた
下方位置まで自然落下すると、ドグ13も下降し前部被検
出部13bが第2の近接スイッチ11と相対向してオンす
る。CPU15はこのオン信号に応答してフォーク7が下方
位置にきたと判断して、フォーク7を原点位置まで上昇
させるべくバルブ駆動回路18を介してピストンロッド6
を伸動させるための電磁切換バルブ19の切換えを行いリ
フトシリンダ5の伸動させる。
リフトシリンダ5が伸動しフォーク7は上昇すると、ド
グ13の後部被検出部13aが第1の近接スイッチ11と相対
向してオンする。CPU15はこのオン信号に応答してフォ
ーク7が原点位置にきたと判断して、フォーク7をその
原点位置で停止させるべくピストンロッド6を停止させ
るための電磁切換バルブ19の切換えを行いリフトシリン
ダ5の縮動を停止させその状態を保持する。
従って、フォーク7は油圧回路のリーク等に起因して自
然落下しても原点位置に自動的に復帰することになる。
このように、本実施例においてはフォークの自然落下防
止のために油圧回路中にリーク防止のためのチェック弁
を設けたり、ストッパ部材を設けたりすることなく、簡
単な構成で確実に自然落下を防止することができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば原点位置を適宜変更したり、原点位置と下方位置
との間隔を適宜変更して実施してもよい。又、基準位置
検出手段及びフォーク落下検出手段を近接スイッチ11,1
2に代えてリミットスイッチ等その他の検出手段に変更
して実施してもよい。さらに、前記実施例では被検出体
としてのドグをリフトブラケットに設けたが、フォーク
又はフォークの昇降動作に関連して上下動するそのた可
動部材に設けて実施してもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば、簡単な構成で
確実にフォークの自然落下を防止することができる優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したフォーク自然落下防止装
置の電気的構成を示す電気ブロック回路図、第2図はフ
ォークリフトの要部正面図、第3図は同じく要部平面
図、第4図は第1及び第2近接スイッチとドグの配置関
係を説明する説明図である。 図中、1はアウタマスト、2は下部連結部材、4はイン
ナマスト、5はリフトシリンダ、6は可動部材としての
リフトブラケット、7はフォーク、8はリフトブラケッ
ト、9は基板、10は固定部材としての支持板、11は基準
位置検出手段としての第1の近接スイッチ、12はフォー
ク落下検出手段としての第2の近接スイッチ、13は被検
出体としてのドグ、13aは後部被検出部、13bは前部被検
出部、14は上昇制御手段及び停止制御手段としてのマイ
クロコンピュータ、15はCPU、16はROM、18はバルブ駆動
回路、19は電磁切換バルブである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 義行 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 藤田 佳之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォークを昇降動作させるためのリフトシ
    リンダと、 前記リフトシリンダに供給する作動油を電磁切換弁にて
    切換制御して同シリンダを伸縮動させる油圧回路と、 前記フォーク若しくは同フォークの昇降動作に関連して
    上下動する可動部材に取着された被検出体と、 車体に対して上下動不能に設けられた固定部材に取着さ
    れ、前記被検出体を介してフォークの基準揚高位置を検
    知する基準位置検出手段と、 前記固定部材に取着され、前記被検出体を介して前記基
    準揚高位置より下方にフォークが位置していることを検
    知するフォーク落下検出手段と、 前記フォークの揚高位置が前記フォーク落下検出手段に
    て検知されると、前記フォークをリフトシリンダにて上
    昇させるべく前記油圧回路の電磁切換弁を切換制御する
    上昇制御手段と、 前記上昇制御手段にて上昇しているフォークの揚高位置
    が基準位置検出手段にて検知されると、前記フォークの
    上昇動作を停止させるべく前記油圧回路の電磁切換弁を
    切換制御する停止制御手段と からなるフォークリフトのフォーク自然落下防止装置。
  2. 【請求項2】可動部材はフォークを取着したリフトブラ
    ケットである特許請求の範囲第1項に記載のフォークリ
    フトのフォーク自然落下防止装置。
JP28808987A 1987-11-13 1987-11-13 フォークリフトのフォーク自然落下防止装置 Expired - Lifetime JPH075270B2 (ja)

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JP5388145B2 (ja) * 2012-02-14 2014-01-15 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフト
JP5388144B2 (ja) * 2012-02-14 2014-01-15 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフト

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