JPH0752564B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH0752564B2
JPH0752564B2 JP57069111A JP6911182A JPH0752564B2 JP H0752564 B2 JPH0752564 B2 JP H0752564B2 JP 57069111 A JP57069111 A JP 57069111A JP 6911182 A JP6911182 A JP 6911182A JP H0752564 B2 JPH0752564 B2 JP H0752564B2
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signal
circuit
control
track
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充郎 守屋
俊次 金丸
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
    • G11B21/081Access to indexed tracks or parts of continuous track
    • G11B21/083Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
    • G11B21/085Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs with track following of accessed part

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録された信号のトラックあるいは信号を記録
する為のトラックを有する記録担体と、記録担体上のト
ラック上より信号を再生するあるいはトラック上に信号
を記録する為の変換手段と、変換手段の走査位置と記録
担体を記録担体上の略々トラック方向に相対的に移動す
る為の第1の移動手段と、変換手段の走査位置と記録担
体を記録担体上のトラック方向と略々垂直な方向に相対
的に移動する為の第2の移動手段と、変換手段の走査位
置が常に記録担体上のトラック上に位置するように第2
の移動手段を駆動して制御する制御手段(以下この制御
のことをトラッキング制御と呼ぶ)と、トラッキング制
御ループを不動作にする為の開閉手段とを有する記録再
生装置に関するものである。
上述した装置において、変換手段の走査位置を隣りのト
ラックまたは他のトラック上に移動させるトラック飛び
越し走査が極めて重要な役割を果している。
例えば、映像信号が記録されている回転駆動される円盤
状の記録担体より信号を再生する光学式ビデオディスク
装置において、スローモーション再生,クイックモーシ
ョン再生等の特殊再生は上記トラック飛び越し走査を行
なわせている。
また、記録担体上のトラックに番地信号を記録してお
き、この番地信号を基にして所望するトラックを検索す
る検索装置においても、トラック飛び越し走査を行なわ
せて所望するトラックの検索を行なっている。また多数
の曲が記録されている記録担体より音声信号を再生する
ディジタル・オーディオ・ディスク装置において、曲の
頭出しはトラック飛び越し走査によって行なっている。
上述した光学式ビデオディスク装置における特殊再生,
検索装置における所望するトラックの検索あるいはディ
ジタル・オーディオ・ディスク装置における曲の頭出し
等は、高速かつ高信頼性を要求されており、これらの要
求を満たす為には、トラック飛び越し走査を高速かつ安
定に行なわせることが極めて重要である。
本発明の目的は、安価かつ簡単な構成で高速かつ安定な
トラック飛び越し走査を行なわせる記録再生装置を提供
せんとすることである。
従来のトラック飛び越し走査について、光学式記録再生
装置を例にとって説明する。
光学式記録再生装置は、半導体レーザ等の光源から発生
する光ビームを強弱に変調して記録担体に信号を記録
し、光源から発生する光ビームを一定にして記録担体に
記録されている信号を再生する装置であり、以下この装
置の構成を簡単に説明する。
装置に使用する円盤状の記録担体(以下記録円盤と呼
ぶ)は、第1の移動手段例えばモータの回転軸に取り付
けられて所定の回転数で回転している。記録円盤は基
材,同心円状の凹凸の溝(以下トラックと呼ぶ)を有す
る層,記録材料層及び保護層より構成されており、各ト
ラックには内周から外周に向って順次の番地信号が設け
てある。変換手段は光源,光源より発生した光ビームを
記録円盤の基材側より照射し記録材料層上に収束させる
為の光学系及び記録円盤からの反射光を検出する為の光
検出器より構成されている。光学系の一部分は第2の移
動手段に取り付けてあり、第2の移動手段によって記録
円盤上に照射している光ビームがトラック方向と略々垂
直な方向に狭い範囲に渡って移動するように構成されて
いる。第2の移動手段及び変換手段全体は移送台に取り
付けてあり、第3の移動手段例えばリニアモータによっ
て移送台と一体となって記録円盤の半径方向に移動し、
この時の移送台の移動量は外部スケール例えばリニアエ
ンコーダによって計測出来るように構成されている。ま
た第3の移動手段はトラッキング制御が動作している場
合、第2の移動手段が自然の状態を中心に移動するよう
に制御(以下この制御を移送制御と呼ぶ)されている。
以上光学式記録再生装置の構成について説明したが、こ
の装置における所望するトラックの検索について以下説
明する。
検索のシステムは、マイクロコンピュータ(以下マイコ
ンと呼ぶ)を使って構成されている。装置に所望するト
ラックの番地A0を入力すると、マイコンは現在光ビーム
が位置しているトラックの番地A1を読み取り、(A1
A0)を計算し、|A1−A0|≧N(Nは正の整数)なら
ば、トラッキング制御及び移送制御を不動作にし、第3
の移動手段を駆動して記録円盤上の光ビームを移動させ
る。マイコンは移送台の移動量を外部スケールより計測
し、所望するトラック付近に光ビームが来たことを検出
して第3の移動手段を停止させ、その後にトラッキング
制御及び移送制御を動作させて光ビームが位置している
トラックの番地A2を読み取る。A0=A2であれば検索は終
了するが、|A2−A0|≧Nであれば再度上述したように
第3の移動手段を駆動する。また|A2−A0|<Nであれ
ば、マイコンはトラッキング制御及び移送制御を不動作
にして第2の移動手段を駆動し、記録円盤上の光ビーム
が横切ったトラックを計数して所望するトラック上に光
ビームが来たことを検出し、第2の移動手段を停止させ
た後に再びトラッキング制御及び移送制御を動作させ
(以下このことをジャンピング走査と呼ぶ)、光ビーム
が位置しているトラックの番地A3を読み取る。A0=A3
あれば検索は終了であるが、A0≠A3であれば上述たこと
を繰り返して行ない、所望するトラックを検索する。
上述した従来の装置における欠点は、外部スケールを使
用している為に装置が複雑かつ高価となり、また移送台
の質量が大きくなり移送台を高速に移送する為に第3の
移動手段は高出力のものを使用せねばならなかった。
また記録円盤を第1の移動手段で回転させると記録円盤
上のトラックは偏心を生じる。トラッキング制御を動作
させた時に光ビームが位置しているトラックを必ず追跡
するには、光ビームとトラックの最大相対速度に対して
トラッキング制御系が引き込む応答性を有する必要があ
り、この為にはトラッキング制御系のループゲインを極
めて大きくしなければならない。トラッキング制御系の
ループゲインを大きくとる為には、トラッキング制御信
号のS/N(信号対雑音比)及び第2の移動素子の特性を
良好にすることは言うまでもないが、記録円盤の反射率
変化,塵埃等による光量減少,光源から発生する光ビー
ムの光量変化等種々のトラッキング制御系のゲイン変化
に対する余裕を考える必要があり、上述したようなトラ
ッキング制御系のループゲインを得るように制御系を設
計することは極めて困難である。従来の装置において
は、トラッキング制御系のループゲインが低く、トラッ
キング制御を動作させた時に光ビームが位置しているト
ラックに引き込まれず、光ビームとトラックの相対速度
が遅くなった時初めて光ビームがトラックを追跡するよ
うにトラッキング制御がかかることがあり、従ってトラ
ッキング制御を動作させた時から実際にトラッキング制
御がかかるまでの時間(以下これをトラッキング制御系
の引き込み時間と呼ぶ)が長くなることがしばしばあっ
た。またトラッキング制御系のループゲインが低い為に
ジャンピング走査も安定せず、所望するトラックを検索
する時間(以下これを検索時間と呼ぶ)が長くなってい
た。
本発明の目的は、上記従来装置の欠点を除去し、トラッ
キング制御系のループゲインを上げることなく、制御精
度を向上させると共に引き込み時間をも短縮でき、安定
な検索を行わせることのできる装置を提供することであ
る。
本発明は、上記目的を達成するために、記録担体上に記
録されている信号を再生するあるいはトラック上に信号
を記録するための変換手段と、変換手段の走査位置と記
録担体をトラック方向に相対的に移動する第1の移動手
段と、変換手段の走査位置と記録担体をトラック方向と
略垂直な方向に相対的に移動する第2の移動手段と、変
換手段の走査位置と記録担体をトラック方向と略垂直な
方向に相対的に移動する第3の移動手段と、変換手段の
走査位置が常にトラック上に位置するように第2及び第
3の移動手段を駆動して制御する制御手段と、制御手段
が動作している状態の制御手段の制御系の信号を記憶す
る記憶手段とを備え、記憶手段の信号を第2及び第3の
移動手段に加えるように構成したものである。
本発明は上記構成により、記憶手段の信号が第2及び第
3の移動手段に加えられているので、制御手段が動作し
ている状態においては制御精度が極めて向上する。ま
た、制御手段が不動作の状態においては記録担体上のト
ラックと交換手段の走査位置の相対速度が減少するの
で、制御手段の制御系の引き込みが極めて向上する。
記憶手段はアナログ信号をディジタル信号に変換するA-
D変換器と、ディジタル信号を記憶する記憶回路と、デ
ィジタル信号をアナログ信号に変換するD-A変換器とで
構成する。記憶回路に信号を記憶させる場合、制御手段
の制御系の信号を第1の移動手段の移動に同期してA-D
変換器でディジタル信号に変換し、このA-D変換器の信
号を記憶回路に記憶させる。記憶回路に記憶されている
信号を読み出す場合、第1の移動手段の移動に同期して
読み出し、読み出した信号をD-A変換器でアナログ信号
に変換する。
第1の移動手段は所定の周期で移動しており、記憶手段
に第1の移動手段の1周期以上に相当する制御手段の制
御系の信号を記憶させてもよいが、簡単かつ安価にする
為に記憶手段に第1の移動手段のほぼ1周期に相当する
制御手段の制御系の信号を記憶させるように構成するこ
とが望ましい。従って記憶手段に記憶されている信号を
読み出す場合、第1の移動手段の移動に同期して読み出
すが、ほぼ第1の移動手段の1周期に相当する制御手段
の制御系の信号を連続して読み出すように構成する。
装置の電源をONにした場合、記憶手段の記憶回路がどの
ような状態になっているか定まっていない。また新たに
記録担体を装填した場合、以前装填していた記録担体上
のトラックの状態と新たに装填した記録担体上のトラッ
クの状態は第1の移動手段の移動に対して変化する。従
って装置の電源をONさせた場合あるいは新たに記録担体
を装填した場合に記憶手段の信号を第2の移動手段及び
第3の移動手段に加えると、制御手段が誤動作し正常に
動作しないことがある。
また第1の移動手段が正常に移動していない状態で第1
の移動手段の移動に同期して制御手段の制御系の信号を
記憶手段に記憶させても、その記憶手段に記憶された信
号は制御手段の引き込みを良好にすることはなく、むし
ろ悪くする場合がある。
また制御手段の制御系の信号を記憶手段に記憶させる場
合、記憶手段に記憶させながら、同時に第2の移動手段
及び第3の移動手段に加えると、制御手段が誤動作する
ことがあり、また記憶手段に記憶させた信号は記録担体
上のトラックの状態に対する制御手段の制御系の信号を
記憶させたことにならず、記憶手段に記憶させた信号を
第2の移動手段及び第3の移動手段に加えると制御手段
の引き込みを悪くする場合がある。
また第1の移動手段が正常の動作をしている状態で記憶
手段に制御手段の制御系の信号を記憶させ、その記憶さ
せた信号を第2の移動手段及び第3の移動手段に加えて
も、第1の移動手段が正常の動作をしていない場合に
は、制御手段は記憶手段の信号によって誤動作すること
があり、また制御系の引き込みも悪くなることがある。
上述した欠点を除去する為に、本発明は装置の電源をON
した場合あるいは記録担体を装填した場合に、第1の移
動手段が所定の移動状態になった後に、制御手段が動作
している状態の制御手段の制御系の信号を記憶手段に記
憶させ、その後に記憶手段に記憶させた信号を第2の移
動手段及び第3の移動手段に加えるように構成し、また
第1の移動手段が所定の移動状態でなくなった場合に
は、ただちに第2の移動手段及び第3の移動手段に記憶
手段の信号が加わらないようにし、第1の移動手段が所
定の移動状態になった後に再び記憶手段の信号を第2の
移動手段及び第3の移動手段に加えるように構成する。
また記憶手段が記憶を完了するまで、装置は準備状態を
表わす表示を行なうと共に、如何なる命令(例えば希望
するトラックの検索等の命令)も受け付けないように構
成する。
新たに記録担体を装填したことの検出は、第1の移動手
段がある一定の移動速度よりも低下し再び所定の移動状
態になったのを検出して行なうことが出来る。また第1
の移動手段がノイズ等により異常をきたすことは極めて
まれであり、従って第1の移動手段が所定の移動状態か
らはずれ再び所定の移動状態になったのを検出し、新た
に記録担体を装填したものとみなすように構成してもよ
い。
第1の移動手段が基準の信号に同期して移動されている
場合に、この基準信号または基準信号に同期した信号に
よって記憶手段の記憶及び読み出しを行なわせるように
構成してもよい。
また記憶手段は第1の移動手段の周期のある一定の所か
ら記憶及び読み出しを開始し、第1の移動手段を所定の
速度で移動させる為の基準信号または基準信号に同期し
た信号に同期して記憶及び読み出しを行なわせるように
構成してもよいし、第1の移動手段の周期に対応した基
準信号に同期して記憶及び読み出しを開始し、第1の移
動手段の移動に同期して記憶及び読み出しを行なわせる
ように構成してもよい。
長時間装置が動作し続けると、温度あるいは湿度変化等
によって記録担体が変形して制御手段の制御系の信号が
変化することがある。また記録担体の場所によってトラ
ックの形状が多少変化している為に記録担体の場所によ
って制御手段の制御系の信号が変化することがある。記
憶手段が記憶した時のトラックの形状と異なった形状の
トラック上で制御手段を不動作にすると、変換手段の走
査位置とトラックの相対速度が大きくなり、前述したよ
うに制御手段の引き込みが悪くなり、トラック飛び越し
走査が安定に行なわれなくなる。
上述したような状態が生じた場合、本発明は再度記憶手
段に制御手段の制御系の信号を記憶させ、制御手段を不
動作にした時変換手段の走査位置とトラックの相対速度
が常にある範囲内になるように構成する。例えば、記憶
手段の読み出し信号と制御手段の制御系の信号を比較す
る比較手段を設け、制御手段が動作している状態におけ
る比較手段の値がある一定の値より大きくなった場合
に、記憶手段の信号を第2の移動手段及び第3の移動手
段に加えるのを停止させ、再度制御手段の制御系の信号
を記憶手段に記憶させるように構成してもよいし、また
制御手段の制御系の信号がある一定の値より大きくなっ
た場合に再度制御手段の制御系の信号を記憶手段に記憶
させるように構成してもよい。
第2の移動手段と第3の移動手段の関係は前述したよう
に第2の移動手段は変換手段の走査位置が記録担体上の
トラック上に位置するように制御され、第3の移動手段
は第2の移動手段が自然の状態を中心に移動するように
制御される。第3の移動手段で移動する質量は第2の移
動手段で移動する質量よりも大きく、従って第2の移動
手段の応答性は第3の移動手段の応答性より高速であ
り、一般に第3の移動手段は第1の移動手段の所定の周
期の周波数に応答しないように設計されている。しか
し、第3の移動手段が第1の移動手段の所定の周期の周
波数に全く応答しないようにすることは困難であり、従
って記憶手段の信号を第2の移動手段のみに加えるよう
に構成すると制御手段を不動作にした時、変換手段の走
査位置と記録担体上のトラックとの相対速度が大きくな
る。本発明において、記憶手段の信号を第2の移動手段
及び第3の移動手段の両方に加えるように構成したの
は、上記欠点を除去する為である。
制御手段が動作している状態で、記憶手段の信号を制御
手段の制御系の信号に重畳して加えれば、制御手段の制
御精度は向上するが、制御手段が不動作状態すなわち、
検索時におけるジャンピング走査等のトラック飛び越し
走査時のみ、記憶手段の信号を第2の移動手段及び第3
の移動手段に加えるように構成しても、ほぼ同様に制御
系の引き込みを向上させることが出来る。
このように構成した場合にも前述したのと同様に、装置
の電源をONした場合、あるいは記録担体を装填した場合
に、第1の移動手段が所定の移動状態になった後に、制
御手段が動作している状態の制御手段の制御系の信号を
記憶手段に記憶させ、記憶手段が制御手段の制御系の信
号を記憶するまでは、制御手段が不動作状態であっても
記憶手段の信号が第2の移動手段及び第3の移動手段に
伝達されないように構成する。
新たに記録担体を装填したことの検出は前述したのと同
様にして行なうことが出来、また制御手段が動作してい
る状態において、制御手段の制御系の信号と記憶手段の
信号を比較し、この比較した信号がある一定の値より大
きい場合には、再度制御手段の制御系の信号を記憶手段
に記憶させる。
また制御手段が不動作状態であっても、第1の移動手段
が所定の移動状態でない場合には、記憶手段の信号が第
2の移動手段及び第3の移動手段に伝達されないように
構成することが望ましい。
本発明を適応すれば、制御手段を不動作にした時、変換
手段の走査位置と記録担体上のトラックとの相対速度が
極めて小さくなる為に、第3の移動手段を移動させて所
望するトラックを検索する場合に、従来第3の移動手段
の移動量をリニアエンコーダ等の外部スケールを使用し
ていたが、その代りに変換手段の走査位置が記録担体上
のトラックを横切った信号で第3の移動手段の移動量を
簡単に検出することが出来る。制御手段を不動作にした
時、変換手段の走査位置と記録担体上のトラックとの相
対速度が大きい場合には、変換手段の走査位置が同じト
ラックを何回も横切ることがあり、従って少なくとも第
3の移動手段の移動速度が遅い時変換手段の走査位置が
記録担体上のトラックを横切った方向をも検出する必要
があるが、本発明を適応すれば方向を検出する必要はな
い。
本発明の適応出来る範囲は極めて広く、磁気式記録再生
装置,光磁気式記録再生装置,容量式再生装置等にも適
応することが出来る。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。尚、図面
の説明に用いる番号において、同じものについては同一
番号を用いる。
第1図は光学式記録再生装置に本発明を適応した一実施
例であり、この装置の構成について説明する。
記録円盤1はアクリル等の基材,この基材上に設けられ
た同心円状の凹凸の溝を有するUV層(ウルトラバイオレ
ット層),そのUV層上に設けられた記録材料層およびそ
の記録材料層上に設けられた保護層より構成されてお
り、溝には予め内周から外周方向に向って順次の番地信
号が記録されている。この記録円盤1はモータ2の回転
軸3に取り付けられており、後に詳述するも装置を動作
させている通常の状態においては、所定の回転状態で回
転されている。半導体レーダ4より発生した光ビーム5
は、カップリングレンズ6及びビームスプリッター7を
通過して反射鏡8によって反射され、収束レンズ9によ
って記録円盤1の基材側から記録材料層上に照射され、
その反射光10は再び収束レンズ9を通過し、反射鏡8及
びビームスプリッター7によって反射されて光検出器11
上に照射されるように構成されている。装置が動作して
いる通常の状態においては、記録円盤1上に照射されて
いる光ビーム5は記録材料層上に収束するように焦点制
御されているが、本発明と直接関係しないので詳述を避
ける。また記録再生時において、記録円盤1の記録材料
層上に収束されている光ビーム5は、凹凸の溝(トラッ
ク)上に位置するようにトラッキング制御されている
が、トラッキング制御については後に詳述する。光源4,
カップリングレンズ6,ビームスプリッター7,反射鏡8,ト
ラッキング素子12,光検出器11及び速度検出器の可動部1
3は移送台14に取り付けられており、一体となって記録
円盤1の半径方向に移動出来るように構成されている。
トラッキング素子12はトラッキング制御する為の素子で
あり、収束レンズ9を記録円盤1の半径方向に移動出来
るように構成されている。また速度検出器は移送台14の
移動速度を検出する為のものであり、可動部13と固定部
15により構成されている。
モータ2の回転制御について簡単に説明する。周波数発
生器16はモータ2の回転速度に応じた周波数の信号を発
生するものであり、回転部と固定部とに分かれており、
回転部は回転軸3と共に回転するように構成されてい
る。一回転検出器19は固定部17と回転軸3と共に回転す
る回転部18とより構成されており、モータ2が一回転す
るたびに信号を発生する。回転速度検出回路20には周波
数発生器16の信号が入力されており、モータ2の回転速
度を検出出来るように構成されている。波形整形回路21
には1回転検出器19の信号が入力されており、波形整形
回路21は1回転検出器19の信号を波形整形する。基準信
号発生回路22はモータ2を回転させる為の基準信号を発
生するものである。位相比較器23には、波形整形回路21
及び基準信号発生回路22の信号が入力されており、位相
比較器23はこの2つの信号の位相に応じた信号を出力す
る。合成回路24には位相比較器23及び回転速度検出回路
20の信号が入力されており、合成回路24はこの2つの信
号を合成した信号を出力し、合成回路24の出力はスイッ
チ25を介してモータ2に入力されている。スイッチ25は
記録円盤1を交換する場合等においてモータ2の回転を
停止させる為のものであり、スイッチ25の開閉はA端に
入力される信号によって行なわれる。スイッチ25が開放
にされていて、モータ2が停止している状態で、A端に
モータ2を回転させる為の信号が入力されると、スイッ
チ25は短絡し、合成回路24の信号がモータ3に伝達され
てモータ2は回転を始める。モータ2は所定の回転速度
になるように速度制御されると共に、基準信号発生回路
22の信号と1回転検出器19の信号が所定の位相関係にな
るように位相制御される。
トラッキング制御について説明する。光検出器11は2分
割構造になっており、その分割線の方向は反射光10に含
まれるトラックパターンのトラック方向である。光検出
器11のそれぞれの出力は差動増幅器26に入力されてお
り、差動増幅器26は光検出器11のそれぞれの出力の差信
号を出力する。差動増幅器26の出力が記録円盤1上の光
ビーム5とトラックの位置関係を表わす信号となること
は既知である。差動増幅器26の出力は、トラッキング制
御系の位相を補償する為の位相補償回路27,トラッキン
グ制御及び後に詳述するも移送制御を共に不動作にする
為のスイッチ28,合成回路29,トラッキング素子12を駆動
する為の駆動回路30を介してトラッキング素子12に加え
られトラッキング素子12は収束レンズ9を記録円盤1の
半径方向に移動させることによって記録円盤1に照射し
ている光ビーム5をトラックと略々垂直な方向に移動出
来るように構成されている。スイッチ28が短絡されてい
る場合には、記録円盤1上に収束された光ビームがトラ
ック上に位置するようにトラッキング制御されると共
に、差動増幅器26の信号は位相補償回路27,スイッチ28,
合成回路29及びリニアモータ31を駆動する為の駆動制御
回路32を介してリニアモータ31に加えられ、リニアモー
タ31は移送台14を記録円盤1の半径方向に移送し、差動
増幅器26の出力が平均的に零になるように、すなわちト
ラッキング素子12が自然の状態を中心に移動するように
移送制御される。速度検出器の固定部15の信号、すなわ
ち移送台14の移動速度信号は駆動制御回路32に入力され
ており、速度制御をかけることによって、リニアモータ
31の駆動制御をより安定にしている。スイッチ28が開放
にされている場合には、トラッキング制御及び移送制御
は共に不動作となる。
信号の記録及び再生について簡単に説明する。記録円盤
1が所定の回転状態にありかつ焦点制御,トラッキング
制御及び移送制御が動作している状態で、記録信号に応
じて光源4から発生する光ビーム5を強弱に変調する
と、強い光ビーム5が照射された所の記録材料が変化し
て信号が記録される。記録材料としてはTe系の酸化物等
種々のものが知られているが、本発明と直接関係しない
ので詳述するのを避ける。記録されている信号を再生す
る場合には、光ビーム5を弱い一定の光量にし、反射光
10を光検出器11で受光し、光検出器11のそれぞれの合成
信号を得て行なっている。
トラッキング制御系の信号を記憶させ、その後に記憶さ
せたトラッキング制御系の信号をトラッキング制御系及
び移送制御系に加える構成について説明する。装置の電
源がONされモータ2が回転を始めた場合、あるいはA端
にモータ2を回転させる信号が入力された場合、モータ
2は前述したように所定の回転速度になるように速度制
御されると共に、基準信号発生回路22の信号と1回転検
出器19の信号が所定の位相関係になるように位相制御さ
れる。回転速度検出回路20及び位相比較器23の信号は同
期検出回路33に入力されており、同期検出回路33はモー
タ2が所定の回転状態に制御されたことを検出し、HIGH
信号を記憶指令回路34に伝達する。同期検出回路33の出
力がHIGH状態となると、記憶指令回路34はHIGH信号をOR
回路35に伝達し、OR回路35の出力はHIGH状態となる。OR
回路35の出力はスイッチ28の開閉を動作させるための入
力端に入力されており、OR回路35の出力がHIGH状態とな
るとスイッチ28は短絡し、トラッキング制御及び移送制
御が動作する。トラッキング制御及び移送制御が共に動
作した後に、記憶指令回路34はモータ2の1回転期間HI
GH状態となる記憶指令信号をAND回路36,37及び38に伝達
する。周波数発生器16の信号はAND回路40に、AND回路40
の出力はモノステーブルマルチバイブレータ41(以下モ
ノマルチ41と呼ぶ)に、モノマルチ41の出力はAND回路3
8及び計数器42のCK入力端に、波形整形回路21の出力は
計数回路42のCLR入力端に、計数回路42の計数出力は比
較回路43及び記憶回路44のアドレス入力端にそれぞれ入
力されている。モノマルチ41は、AND回路40の信号の立
上りにより動作し所定の幅のパルス信号を発生し、計数
回路42はモノマルチ41の信号を計数し、かつ波形整形回
路21の信号により零にクリヤーされ、比較回路43は計数
回路42の計数出力が所定の値に達するとLOW信号を出力
する。モータ2が1回転する期間で発生する周波数発生
器16のパルス数をN0(N0は正の整数)とすると、比較回
路43の比較数値N1はN0以下の正の整数に設定する。比較
回路43の出力は、計数回路42が波形整形回路21の信号に
より零にクリヤーされたのと同時にHIGH状態となり、計
数回路42の計数出力がN1になったのと同時にLOWとな
る。従って計数回路42の計数出力はN1より大きい値とな
ることはない。AND回路38の信号はフリップフロップ回
路45(以下F-F回路45と呼ぶ)のS入力端に、位相補償
回路27の出力はサンプルホールド回路46(以下S&H回
路46と呼ぶ)に、S&H回路46の出力はアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA-D変換器47に、F-F回路45の
出力はS&H回路46のサンプルホールド動作をさせる為
の入力端及びモノマルチ48に、モノマルチ48の出力はA-
D変換器47の変換動作を開始させる為の入力端に、A-D変
換器47の変換終了信号はモノマルチ49及び50に、モノマ
ルチ49の出力はF-F回路45のR入力端及びAND回路36に、
モノマルチ50の出力はAND回路37に、AND回路36の出力は
A-D変換器47の変換した値を出力させる為の入力端に、A
ND回路37の出力は記憶回路44の記憶動作をさせる為の入
力端に、A-D変換器47の変換出力は記憶回路44にそれぞ
れ入力されている。前述したように記憶指令回路34が記
憶指令信号を出力すると、AND回路38はモノマルチ41の
パルス信号をF-F回路45に伝達し、F-F回路45はモノマル
チ41のパルス信号の立上りと同時にHIGH状態となる。S
&H回路46はF-F回路45の出力がHIGH状態となる直前の
値をホールドし、この値をA-D変換器47に伝達する。ま
たモノマルチ48はF-F回路45の出力の立上りに同期して
所定の幅のパルス信号を出力し、この信号をA-D変換器4
7に伝達する。A-D変換器47はモノマルチ48の信号により
変換を開始しS&H回路46のアナログ出力をディジタル
信号に変換する。A-D変換器47は変換が終了するとHIGH
信号をモノマルチ49及び50に伝達し、モノマルチ49及び
50はA-D変換器47の変換終了信号の立上りに同期して所
定の幅のパルス信号をそれぞれ出力する。モノマルチ49
の出力のパルス幅はモノマルチ50の出力のパルス幅より
も広く設定されている。モノマルチ49にパルス信号が出
力されると、F-F回路45はLOW状態となり、S&H回路46
はホールド動作を停止する。またモノマルチ49のパルス
信号はAND回路36を介してA-D変換器47に伝達され、A-D
変換器47はモノマルチ49の出力がHIGH状態の期間だけ変
換した値を記憶回路47に伝達し、モノマルチ50のパルス
信号はAND回路37を介して記憶回路44に伝達される。記
憶回路44はAND回路37の出力がHIGH状態の期間のみ記憶
モードとなり、計数回路42の計数出力の番地にA-D変換
器47の変換出力を記憶する。以上の動作を繰り返して行
ない、記憶回路44は1番地からN1番地までトラッキング
制御系の信号、つまり実施例においては位相補償回路27
の信号をモータ2の回転に同期してディジタル的に記憶
する。
トラッキング制御系の信号を記憶回路44に記憶させる動
作のタイミング波形図を第2図に示す。第2図のタイミ
ング波形図は、比較回路43の比較数値N1をモータ2が1
回転する期間で発生する周波数発生器16のパルス数N0
した場合のものであり、波形(2-a)は波形整形回路21
の信号波形、波形(2-b)は記憶指令回路34からAND回路
36,37及び38に入力される記憶指令信号波形、波形(2-
c)は周波数発生器16の信号波形、波形(2-d)はF-F回
路45の信号波形、波形(2-e)はモノマルチ48の信号波
形、波形(2-f)は比較回路43の信号波形、波形(2-g)
はA-D変換器47からモノマルチ49及び50に入力される変
換終了信号波形、波形(2-h)はモノマルチ49の信号波
形、波形(2-i)はモノマルチ50の信号波形をそれぞれ
表わしている。波形(2-c)に記入してある数字は波形
(2-b)の信号がHIGH状態になった時からの立上りエッ
ジに順次の番号をつけたものである。t0は波形(2-c)
のN0番目の立上りエッジから波形(2-a)の立上りエッ
ジまでの期間を表わしており、t1は波形(2-c)のN0
目の立上りエッジから波形(2-i)の立下りエッジまで
の期間を表わしている。t0≧t1になるように1回転検出
器19と周波数発生器16の位置関係を調整しておく。t0
t1のようになっている場合、波形(2-c)に示したN0
目の立上りエッジから変換を開始したA-D変換器47の変
換信号が記憶回路44のN0番地に記憶されたり記憶されな
かったりすることがある。記憶回路44のN0番地にトラッ
キング制御系の信号が記憶されていないのにN0番地の信
号を読み出すと、トラッキング制御系及び移送制御系に
悪い影響を与え、場合によっては他のトラックに飛んで
しまうことがある。モータ2が1回転する期間で発生す
る周波数発生器16のパルス数N0が多く、1回転検出器19
と周波数発生器16の位置関係をt0<t1になるように調整
するのが困難の場合には、比較回路43の比較数値N1
(N0−1)にすれば、1回転検出器19と周波数発生器16
の位置関係を調整する必要がない。比較回路43の比較数
値N1を(N0−1)にしても、モータ2が1回転する期間
で発生する周波数発生器16のパルス数N0が多い場合には
ほとんど問題がない。
記憶回路44に記憶したトラッキング制御系の信号を読み
出すことについて説明する。記憶指令回路34より出力さ
れる記憶指令信号がLOW状態となると、AND回路37の出力
がLOW状態となり記憶回路44は読み出しモードとなる。
同時に記憶指令回路34はLOW信号をOR回路35に伝達し、H
IGH信号を情報処理制御装置51及びスイッチ52の開閉動
作を行なわせる為の入力端に伝達する。スイッチ52は短
絡され、記憶回路44は計数回路42の計数出力に応じて1
番地からN1番地まで記憶した信号をモータ2の回転に同
期して出力する。記憶回路44の出力はディジタル信号を
アナログ信号に変換する為のD-A変換器53に入力されて
おり、D-A変換器51は変換したアナログ信号をスイッチ5
2を介して合成回路29に伝達し、合成回路29はスイッチ2
8の信号とスイッチ52の信号を合成した信号を駆動回路3
0及び駆動制御回路32に伝達する。
トラッキング制御系の信号はモータ2の回転に同期した
成分、特にモータ2の回転周波数成分がほとんどであ
り、スイッチ28が短絡、スイッチ52が開放でトラッキン
グ制御及び移送制御がかかっている状態の位相補償回路
27の出力とD-A変換器53の出力がほぼ等しくなるように
調整されている。従ってスイッチ28及び52が短絡されて
トラッキング制御及び移送制御がかかっている状態にお
いては、位相補償回路27の出力信号のうち回転に同期し
た成分は極めて小さくなる。また、スイッチ28及び52が
開放の状態で、記録円盤1上に収束されている光ビーム
5が横切るトラックの本数が極めて多い場合すなわち記
録円盤1の偏心が大きい場合にも、スイッチ28が開放、
スイッチ52が短絡されていれば、トラッキング素子12及
びリニアモータ31がD-A変換器53の信号に応じて移動す
る為に光ビーム5が横切るトラックの本数は極めて減少
し、記録円盤1の偏心が減少したのと等価となる。
記憶指令回路34がHIGH信号を情報処理制御装置51に送る
と、情報処理制御装置51は準備状態から動作可能状態と
なり、記録再生及び検索が出来る状態となる。準備状態
の時、情報処理制御装置51はLOW信号をOR回路35に伝達
し、動作可能状態になると、HIGH信号をOR回路35に伝達
し、トラッキング制御及び移送制御を動作させる。
所望するトラックの検索について簡単に説明する。駆動
制御回路32には計数回路が含まれており、情報処理制御
装置51はこの計説回路に数値をプリセット出来るように
構成されている。差動増幅器26の信号は波形整形回路54
に入力されており、波形整形回路54は差動増幅器の信号
を波形整形し、この信号は駆動制御回路32に含まれてい
る計数回路のクロック入力端に入力されている。所望す
るトラックを検索する為に番地入力装置55に所望するト
ラックの番地B0が入力されると、情報処理制御装置51は
光ビーム5が位置しているトラックの番地B1を読み取
り、(B0−B1)を計算し、(B0−B1)の絶対値が|B0
B1|≧Nであれば、駆動制御回路32に含まれる計数回路
に(B0−B1)の値をプリセットし、同時にトラッキング
制御及び移送制御を不動作にする為のLOW信号をOR回路3
5に伝達する。駆動制御回路32はリニアモータ31を駆動
して移送台14を記録円盤1の半径方向に移送する。移送
台14が移送されると、波形整形回路54の出力には光ビー
ム5がトラックを横切った信号が出力される。駆動制御
回路32に含まれている計数回路はこの光ビームが横切っ
たトラック数を計数し、|B0−B1|本目のトラック上に
光ビームが来た時にリニアモータ31の移送を停止させ、
同時に一致信号を情報処理制御装置51に伝達する。情報
処理制御装置51はトラッキング制御及び移送制御を動作
させる為のHIGH信号をOR回路35に伝達し再び光ビーム5
が位置しているトラックの番地B2を読み取る。B0=B2
あれば検索を終了するが、|B0−B2|≧Nであれば再度
上述したようにリニアモータ31を駆動する。|B0−B2
<Nであれば、情報処理制御装置51はジャンピング走査
(省略)を行なわせる。ジャンピング走査はトラッキン
グ制御及び移送制御を不動作にしてトラッキング素子12
を駆動し、光ビーム5がトラックを横切ったのを検出
し、この検出された信号を計数することによって|B0
B2|本目のトラック上に光ビーム5が来たことを検出
し、再びトラッキング制御及び移送制御を動作させて行
なう。ジャンピング走査が終了すると、情報処理制御装
置51は光ビーム5が位置しているトラックの番地B3を読
み取り、B0≠B3の場合は上述したことを繰り返し所望す
るトラックを検索する。
長時間装置を動作させ続けると、記録円盤1の熱的変形
等により、偏心状態が変化することがあり、本発明は記
憶回路44に記憶した偏心の状態と記録円盤1のトラック
の実際の偏心の状態がある範囲内で合っているかどうか
のチェックをもしている。これについて説明すると、チ
ェック回路56には位相補償回路27の信号と情報処理制御
装置51のトラッキング制御及び移送制御を動作させる信
号が入力されている。チェック回路56は情報処理制御装
置51がトラッキング制御及び移送制御を動作させている
状態のときの位相補償回路27の信号の大きさを判定し、
ある一定の大きさより大きい場合にはLOW信号を記憶指
令回路34に伝達する。記憶指令回路34はトラッキング制
御及び移送制御を動作させる為のHIGH信号をOR回路35に
伝達し、同時に情報処理制御装置51及びスイッチ52にLO
W信号を伝達し、情報処理制御装置51を準備状態にさせ
るのと共に、スイッチ52を開放にさせる。また情報処理
制御装置51はLOW信号をOR回路35及びチェック回路56に
伝達する。記憶指令回路34は前述した記憶指令信号をAN
D回路36,37及び38に伝達し、記憶回路44に新たにトラッ
キング制御系の信号を記憶させる。記憶回路44が記憶を
終了すると、記憶指令回路34はLOW信号をOR回路35に伝
達し、同時にHIGH信号を情報処理制御装置51及びスイッ
チ52に伝達する。スイッチ52は短絡し、情報処理制御装
置51は準備状態から動作可能状態となる。
回転速度検出回路20について第3図と共に説明する。第
1図と第3図の関係を説明すると、入力端Cには周波数
発生器16の信号が入力され、出力端Dの信号は合成回路
24及び同期検出回路33に入力されている。入力端Cの信
号は1/2に分周する為の分周回路62に入力されている。
分周回路62の信号はモノマルチ63及び台形波発生回路64
に入力されており、モノマルチ63は分周回路62の信号の
立上りに同期し所定の幅のパルス信号を出力し、台形波
発生回路64は分周回路62の信号の立下りに同期して所定
の傾きで立下り,立上りでHIGH状態となる台形波信号を
発生する。モノマルチ63の信号はモノマルチ65に入力さ
れており、モノマルチ65はモノマルチ63の信号の立下り
に同期して所定の幅のパルス信号を発生する。台形波発
生回路64の信号及びモノマルチ65の信号はS&H回路66
に入力されており、S&H回路66はモノマルチ65の信号
がLOW状態となる直前の台形波発生回路64の信号をホー
ルドし、この信号を出力端Dに伝達する。
第4図はモータ2が所定の回転速度で回転している時の
タイミング波形図を表わしたものであり、波形(4-a)
は入力端Cの信号、波形(4-b)は分周回路62の信号、
波形(4-c)は台形波発生回路64の信号、波形(4-d)は
モノマルチ63の信号、波形(4-e)はモノマルチ65の信
号、波形(4-f)はS&H回路66のサンプルホールド信
号のそれぞれの波形を表わしている。
モータ2が所定の速度より速く回転すると、モノマルチ
63のパルス幅は変化しないが、分周回路62の周期が短か
くなる為にS&H回路66の出力は小さくなる。またモー
タ2が所定の速度より遅く回転すると、分周回路62の周
期が長くなり、S&H回路66の出力は大きくなる。
第5図と共に位相比較器23を説明する。第1図と第5図
の関係を説明すると、入力端Eには基準信号発生回路22
の信号が入力され、入力端Fには波形整形回路21の信号
が入力されている。また出力端Gの信号は合成回路24及
び同期検出回路33に入力されている。入力端Eの信号は
台形波発生回路71に入力されており、台形波発生回路71
は基準信号発生回路22の信号の立上りに同期して所定の
傾きで立上り,立下りでLOW状態となる台形波信号を出
力する。S&H回路72には台形波発生回路71及び入力端
Fの信号がそれぞれ入力されており、S&H回路72は入
力端Fの信号がLOW状態となる直前の台形波発生回路71
の信号をホールドし、この信号を出力端Gに伝達する。
第6図はモータ2が所定の回転状態で回転している場合
のタイミング波形図を表わしたものであり、波形(6-
a)は入力端Eの信号、波形(6-b)は台形波発生回路71
の信号、波形(6-c)は入力端Fの信号、波形(6-d)は
S&H回路72の信号のそれぞれ波形を表わしている。
入力端Fの信号の位相が進むとS&H回路72の出力は小
さくなり、位相が遅れると大きくなる。
同期検出回路33について第7図と共に説明する。第1図
と第7図の関係を説明すると、入力端Hには回転速度検
出回路20の信号が入力され、入力端Iには位相比較器23
の信号が入力され、出力端Jの信号は記憶指令回路34に
入力されている。入力端Hの信号は比較回路81及び82に
入力され、入力端Iの信号は比較回路83及び84に入力さ
れている。比較回路81,82,83,84は入力信号が所定の値
(スレッショウルドレベル)よりも大きい時にHIGH信号
を出力し、入力信号が所定の値よりも小さい時にLOW信
号を出力する。比較回路82の信号は信号の極性を反転す
る為の反転回路85に、比較回路81及び反転回路85の信号
はAND回路86に、比較回路84の信号は反転回路87に、比
較回路83及び反転回路87の信号はAND回路88にそれぞれ
入力されている。入力端Hの信号レベルをVH,入力端I
の信号レベルをVI,比較回路81のスレッショウルドレベ
ルをV1,比較回路82のスレッショウルドレベルをV2,比
較回路83のスレッショウルドレベルをV3,比較回路84の
スレッショウルドレベルをV4とすると、AND回路86の出
力は入力端Hの信号レベルVHがV1<VH<V2の時HIGH状態
となり、AND回路88の出力は入力端Iの信号レベルVIがV
3<VI<V4の時HIGH状態となる。AND回路86及び88の出力
が共にHIGH状態の時、モータ2が所定の回転状態で回転
しているように比較回路81,82,83,84のスレッショウル
ドレベルを調整する。AND回路88の信号は遅延回路89
に、遅延回路89の信号はAND回路90にそれぞれ入力され
ている。遅延回路89はAND回路88の信号がHIGH状態にな
ってから所定の時間後にHIGH信号を出力し、AND回路88
の信号がLOW状態になると瞬時にLOW信号を出力するよう
に構成されている。モータ2が回転を開始し所定の回転
状態になる時位相制御がハンチングすることがあり、遅
延回路89はこのハンチングが終了した後に出力がHIGH状
態となるように動作する。遅延回路89及びAND回路86の
信号はAND回路90に入力され、AND回路90の出力端は出力
J端に接続されている。AND回路90はAND回路86及び遅延
回路89の出力が共にHIGH状態の時HIGH状態となり、AND
回路90の出力がHIGH状態の時モータ2は所定の回転状態
で回転している。
記憶指令回路34について第8図と共に説明する。第1図
と第8図の関係を説明すると、同期検出回路33及びチェ
ック回路56の信号は入力端K及びLに、波形整形回路21
の信号は入力端Mにそれぞれ入力されている。出力端P
の信号はAND回路36,37及び38に、出力端Qの信号は情報
処理制御装置51及びスイッチ52の開閉を動作させる為の
入力端に、出力端Rの信号はOR回路35にそれぞれ入力さ
れている。入力端K及びLの信号はAND回路101に、入力
端Mの信号はAND回路102に、AND回路101の信号はAND回
路103及び反転回路104に、反転回路104の信号は計数回
路105のCLR入力端に、AND回路102の信号は計数回路105
のCK入力端にそれぞれ入力されている。計数回路105の
出力端Q1の信号は反転回路106及び3入力のAND回路107
に、出力端Q2の信号は反転回路108に、出力端Q3の信号
はAND回路107及び3入力のAND回路109にそれぞれ入力さ
れている。反転回路108の信号はAND回路107及び109に、
反転回路106の信号はAND回路109に、AND回路107の信号
は反転回路110及び出力端Qに、反転回路110の信号はAN
D回路102及び103に、AND回路103の信号は出力端Rに、A
ND回路109の信号は出力端Pにそれぞれ入力されてい
る。計数回路105はCLR入力端がHIGH状態のとき計数動作
を停止すると共に出力端Q1,Q2及びQ3はLOW状態となり、
CLR入力端がLOW状態のとき、CK入力端のクロック信号を
計数する。計数回路105は3桁の2進カウンターであり
出力端Q1は1桁,出力端Q2は2桁,出力端Q3は3桁の信
号を出力する。入力端KあるいはLの少なくとも一方の
信号がLOW状態となると、AND回路101の出力はLOW状態、
反転回路104の出力はHIGH状態、出力端P,Q及びRはLOW
状態となる。入力端K及びLがHIGH状態でAND回路101の
出力がHIGHとなると、出力端RはHIGH状態となると共
に、計数回路105は入力端Mの信号を計数する。AND回路
101の出力がHIGH状態になった後に、計数回路105のCK入
力端に4個目のパルス信号が入力されたのと同時に出力
端PはHIGH状態となり、5個目のパルスが入力されたの
と同時に出力端P及びRはLOW状態、出力端QはHIGH状
態となる。
モータ2が停止している状態から回転を開始した時の第
8図のタイミング波形図を第9図に示す。尚この時後に
詳述するもチェック回路56の出力はHIGH状態となってい
る。波形(9-a)は入力端Kの信号、波形(9-b)は入力
端Mの信号、波形(9-c)は計数回路105の出力端Q1の信
号、波形(9-d)は計数回路105の出力端Q2の信号、波形
(9-e)は計数回路105の出力端Q3の信号、波形(9-f)
は出力端Pの信号、波形(9-g)は出力端Qの信号、波
形(9-h)は出力端Rの信号のそれぞれ波形である。前
述したように、波形(9-a)は同期検出回路33の出力波
形であり、LOW状態からHIGH状態になったのはモータ2
が所定の回転状態になったことを表わしている。波形
(9-f)は記憶指令信号であり、モータ2の1回転期間H
IGH状態となる。波形(9-g)がLOW状態からHIGH状態に
なったのは記憶回路44がトラッキング制御系の信号の記
憶を完了したことを表わしている。波形(9-h)はHIGH
状態の期間トラッキング制御及び移送制御を動作させて
いることを表わしている。波形(9-h)がHIGH状態にな
った時から波形(9-f)がHIGH状態になるまでの期間は
トラッキング制御及び移送制御が確実にかかった後にト
ラッキング制御系の信号を記憶させる為に設定したもの
であり、任意に設定することが出来る。
チェック回路56について第10図と共に説明する。第1図
と第10図の関係を説明すると、位相補償回路27の信号は
入力端Sに入力され、情報処理制御装置51のトラッキン
グ制御及び移送制御を動作させる為の信号は入力端Tに
入力され、出力端Uの信号は記憶指令回路34に入力され
ている。入力端Sの信号はスイッチ111を介して低域通
過フィルター回路112に伝達されるように構成されてい
る。低域通過フィルター回路112の信号は比較回路113及
び114に入力されている。比較回路113及び114は入力信
号が所定のスレッショウルドレベルよりも大きい時にHI
GH信号を出力し、入力信号が所定のスレッショウルドレ
ベルよりも小さい時にLOW信号を出力する。比較回路114
の信号は反転回路115及び比較回路113の信号はAND回路1
16にそれぞれ入力されている。低域通過フィルター回路
112の信号レベルをVS,比較回路113のスレッショウルド
レベルをV5,比較回路114のスレッショウルドレベルをV
6とすると、V5<V6に設定されており、AND回路116の出
力はV5<VS<V6の時HIGH状態となり、VS<V5あるいはVS
>V6のときLOW状態となるように構成されている。入力
端Tの信号は遅延回路117に、遅延回路117の信号はスイ
ッチ111の開閉を動作させる為の入力端に、AND回路116
の信号は出力端Uにそれぞれ入力されている。遅延回路
117は入力信号がLOW状態からHIGH状態になった時、所定
の時間後にHIGH信号を出力し、入力信号がHIGH状態から
LOW状態になった時は瞬時にLOW信号を出力するように構
成されている。トラッキング制御及び移送制御を動作さ
せた時、両制御系が安定するまでに時間がかかることが
あり、遅延回路117は両制御系が安定した後にスイッチ1
11を短絡させて入力端Sの信号を低域通過フィルター回
路112に伝達する為に設けられている。スイッチ111が開
放状態の時AND回路116はHIGH状態になるように調整され
ており、従ってAND回路116の信号はトラッキング制御及
び移送制御が安定している状態で入力端Sの信号が所定
のレベルよりも大きい場合にのみLOW信号を出力する。
以上第1図の一実施例を中心にして本発明を詳述した
が、本発明は実施例に何ら制限されることはない。
例えば周波数発生器16の信号に同期してトラッキング制
御系の信号を記憶回路44に記憶させるように構成してい
るが周波数発生器16の信号に同期させたさらに高い周波
数の信号をPLL回路(Phase Locked Loop回路)等で得
て、この信号に同期してトラッキング制御系の信号を記
憶回路44に記憶させるように構成してもよいし、基準信
号発生回路22の信号に同期した信号に同期してトラッキ
ング制御系の信号を記憶回路44に記憶させるように構成
してもよい。このように構成した場合、記憶回転44に記
憶させた信号を確実に読み出すようにする為に比較回路
43の比較数値N1はモータ2の回転変動あるいはPLL回路
等の信号の変動を考慮し、トラッキング制御系の信号を
記憶回路44に記憶させる為の信号がモータ2の1回転期
間に発生するパルス数よりも少なくとも小さい値に設定
する。
また実施例において、記憶指令回路34よりAND回路36,37
及び38に入力されている記憶指令信号は1回転検出器19
より得ているが、基準信号発生回路22の信号より得ても
よい。
また記憶回路44に記憶させた信号を確実に読み出すよう
にする為に比較回路42の比較数値N1を記憶回路44の記憶
モード時と読み出しモード時で数値をかえ、記憶モード
時の数値の方が読み出しモード時の数値よりも大きくな
るように構成し、トラッキング制御系の信号を記憶回路
44に記憶させた期間よりも短かい期間読み出すようにし
てもよい。
同期検出回路33において、基準信号発生回路22の信号と
波形整形回路21の信号が所定の位相関係になったかを位
相比較器23の出力より検出しているが、波形整形回路21
及び基準信号発生回路22の信号の位相差をディジタル的
に検出してもよい。
またモータ2が所定の回転状態になった場合あるいは以
前記憶したトラッキング制御系の信号が実際の偏心状態
と合致しなくなった場合、トラッキング制御及び移送制
御を動作させた後に、新たに記憶回路44にトラッキング
制御系の信号を記憶させるように構成しているが、トラ
ッキング制御及び移送制御がかかったのを検出し、その
後に新たに記憶回路44にトラッキング制御系の信号を記
憶させるように構成してもよい。
以上本発明を詳細に説明したが、本発明を適応すれば、
トラッキング制御系の信号を記憶させ、この信号でトラ
ッキング素子及びリニアモータを駆動している為に偏心
がほとんど無い状態と等価になり、トラッキング制御を
動作させた場合に瞬時にして極めて安定にトラッキング
制御がかかりまたジャンピング走査も極めて安定する。
また移送台14を移動させた時の移動量をトラッキング制
御信号すなわち差動増幅器26の信号を単に波形整形する
のみで検出することが出来、簡単かつ安価な構成で安定
した高速な検索を行なわせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は光学式記録再生装置に本発明を適応した一実施
例のブロック図、第2図は第1図の記憶回路の記憶モー
ド時の動作を説明する為のタイミング波形図、第3図は
第1図における回転速度検出回路の具体構成例を示すブ
ロック図、第4図は第3図の回転速度検出回路の動作を
説明する為のタイミング波形図、第5図は第1図におけ
る位相比較器の具体構成例を示すブロック図、第6図は
第5図の位相比較器の動作を説明する為のタイミング波
形図、第7図は第1図における同期検出回路の具体構成
例を示すブロック図、第8図は第1図における記憶指令
回路の具体構成例を示すブロック図、第9図は第8図の
記憶指令回路34の動作を説明する為のタイミング波形
図、第10図は第1図におけるチェック回路の具体構成例
を示すブロック図である。 1……記録円盤、2……モータ、4……半導体レーザ、
8……反射鏡、12……トラッキング素子、14……移送
台、20……速度検出回路、29……合成回路、30……駆動
回路、31……リニアモータ、32……駆動制御回路、44…
…記憶回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−53830(JP,A) 特開 昭56−7247(JP,A) 特開 昭56−16946(JP,A) 特開 昭58−147858(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状の記録担体上に記録されている信号
    を再生する変換手段と、記録担体を所定の速度で回転す
    る回転手段と、前記変換手段の走査位置が記録担体上の
    トラックを横切るように移動する走査位置移動手段と、
    前記走査位置移動手段が記録担体上のトラックを横切る
    ように移送する移送手段と、前記走査位置とトラックと
    の位置ずれ信号に基づいて前記走査位置移動手段と前記
    移送手段を駆動して前記走査位置がトラック上に位置す
    るように制御する制御手段と、前記制御手段の制御ルー
    プを開閉する開閉手段と、前記回転手段の回転に同期し
    た信号を発生する同期信号発生手段と、前記同期信号発
    生手段の信号に同期して前記制御手段の制御信号を記憶
    し、記憶した信号を前記同期信号発生手段の信号に同期
    して出力する記憶手段と、前記制御手段の制御信号に前
    記記憶手段の記憶信号を重畳して少なくとも前記移送手
    段に加える合成手段と、前記開閉手段により前記制御手
    段を動作させた状態で前記合成手段の重畳動作を不動作
    にして前記記憶手段に信号を記憶させ、その後に前記制
    御手段の制御信号に前記記憶手段の信号を重畳するよう
    に前記合成手段をコントロールするコントロール手段と
    を備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】コントロール手段は回転手段が所定の回転
    状態になった後に記憶手段に信号を記憶させることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の再生装置。
  3. 【請求項3】コントロール手段は装置の電源が投入され
    た直後に記憶手段に信号を記憶させることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の再生装置。
  4. 【請求項4】記録担体が交換された場合に、コントロー
    ル手段は新たに記憶手段に信号を記憶させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の再生装置。
  5. 【請求項5】制御手段が動作している状態において、記
    憶手段に記憶する信号と前記記憶手段に記憶した信号を
    比較し、この比較した値が所定の値よりも大きい場合に
    コントロール手段は再度前記記憶手段に信号を記憶させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の再生装
    置。
  6. 【請求項6】制御手段の制御信号に記憶手段の記憶信号
    を重畳して走査位置移動手段と移送手段の双方に加わる
    ように合成手段を構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の再生装置。
  7. 【請求項7】円盤状の記録担体上に記録されている信号
    を再生する変換手段と、記録担体を所定の速度で回転す
    る回転手段と、前記変換手段の走査位置が記録担体上の
    トラックを横切るように移動する走査位置移動手段と、
    前記走査位置移動手段が記録担体上のトラックを横切る
    ように移送する移送手段と、前記走査位置とトラックと
    の位置ずれ信号に基づいて前記走査位置移動手段と前記
    移送手段を駆動して前記走査位置がトラック上に位置す
    るように制御する制御手段と、前記制御手段の制御ルー
    プを開閉する開閉手段と、前記回転手段の回転に同期し
    た信号を発生する同期信号発生手段と、前記同期信号発
    生手段の信号に同期して前記制御手段の制御信号を記憶
    し、記憶した信号を前記同期信号発生手段の信号に同期
    して出力する記憶手段と、前記開閉手段により前記制御
    手段を動作させた状態で前記記憶手段に信号を記憶さ
    せ、前記制御手段を不動作にして所望するトラックを検
    索する際に前記記憶手段に記憶されている記憶信号を前
    記走査位置移動手段及び前記移送手段に加えるようにコ
    ントロールするコントロール手段とを備えたことを特徴
    とする再生装置。
  8. 【請求項8】コントロール手段は回転手段が所定の回転
    状態になった後に記憶手段に信号を記憶させることを特
    徴とする特許請求の範囲第7項記載の再生装置。
  9. 【請求項9】コントロール手段は装置の電源が投入され
    た直後に記憶手段に信号を記憶させることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項記載の再生装置。
  10. 【請求項10】記録担体が交換された場合に、コントロ
    ール手段は新たに記憶手段に信号を記憶させることを特
    徴とする特許請求の範囲第7項記載の再生装置。
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