JPH075222Y2 - 制御型消音器の弁構造 - Google Patents
制御型消音器の弁構造Info
- Publication number
- JPH075222Y2 JPH075222Y2 JP10350388U JP10350388U JPH075222Y2 JP H075222 Y2 JPH075222 Y2 JP H075222Y2 JP 10350388 U JP10350388 U JP 10350388U JP 10350388 U JP10350388 U JP 10350388U JP H075222 Y2 JPH075222 Y2 JP H075222Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- spring
- exhaust pipe
- valve structure
- spring receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、制御型消音器の弁構造に係わり、特に排気管
の排気ガス流量を制御する制御型消音器の弁構造に関す
る。
の排気ガス流量を制御する制御型消音器の弁構造に関す
る。
近年、自動車には、排気管をデュアルタイプとし、一方
の排気管内に開閉弁を配置し、エンジン回転数に応じて
排気管を流通する排気ガス量を制御し、エンジンの低回
転時から高回転時における排気騒音の低減を図る制御型
消音器が搭載されるようになってきている。
の排気管内に開閉弁を配置し、エンジン回転数に応じて
排気管を流通する排気ガス量を制御し、エンジンの低回
転時から高回転時における排気騒音の低減を図る制御型
消音器が搭載されるようになってきている。
従来、このような制御型消音器に配置される開閉弁とし
ては、例えば、実開昭61−164443号公報に開示されるよ
うなものが知られている。
ては、例えば、実開昭61−164443号公報に開示されるよ
うなものが知られている。
第6図は、この種の制御型消音器の弁構造を示す物で、
図において、符号11は、排気ガスを流通する排気管を示
している。この排気管11の内部には弁体13が収容され、
この弁体13には排気管11を半径方向に挿通する回転軸15
が連結されている。
図において、符号11は、排気ガスを流通する排気管を示
している。この排気管11の内部には弁体13が収容され、
この弁体13には排気管11を半径方向に挿通する回転軸15
が連結されている。
この回転軸15は、排気管11外側に配置された二個の軸受
け17により、排気管11に対して回動自在に支持されてい
る。
け17により、排気管11に対して回動自在に支持されてい
る。
そして、回転軸15の排気管11外に位置する部分には、所
定間隔を置いて牽引板19とバネ受け21が固着されてい
る。この牽引板19には回転レバー23が固着され、この回
転レバー23には、図示しないアクチュエータからのワイ
ヤ24が連結されている。
定間隔を置いて牽引板19とバネ受け21が固着されてい
る。この牽引板19には回転レバー23が固着され、この回
転レバー23には、図示しないアクチュエータからのワイ
ヤ24が連結されている。
又、牽引板19とバネ受け21との間には、回転軸15の周り
を巻回するコイルバネ25が軸方向に圧縮した状態で介装
されている。このコイルバネ25の一端は牽引板19に固定
され、他端は、第7図に示すように、排気管11に固着さ
れたブラケット27に固定されている。又、牽引板19とバ
ネ受け21との間に配置されたコイルバネ25の内部には、
このコイルバネ25を案内するガイド部材29が配置されて
いる。
を巻回するコイルバネ25が軸方向に圧縮した状態で介装
されている。このコイルバネ25の一端は牽引板19に固定
され、他端は、第7図に示すように、排気管11に固着さ
れたブラケット27に固定されている。又、牽引板19とバ
ネ受け21との間に配置されたコイルバネ25の内部には、
このコイルバネ25を案内するガイド部材29が配置されて
いる。
このような制御型消音器の弁構造では、アクチュエータ
によりワイヤ24を介して回転レバー23に引張力が付与さ
れると、牽引板19が回転し、コイルバネ25に捩じり力が
付与され、弁体13が開とされる。一方、アクチュエータ
からの引張力が解除されると、コイルバネ25の弾性復元
力により、回転軸15が元の状態に戻り、弁体13が閉とさ
れる。
によりワイヤ24を介して回転レバー23に引張力が付与さ
れると、牽引板19が回転し、コイルバネ25に捩じり力が
付与され、弁体13が開とされる。一方、アクチュエータ
からの引張力が解除されると、コイルバネ25の弾性復元
力により、回転軸15が元の状態に戻り、弁体13が閉とさ
れる。
従って、このような制御型消音器の弁構造では、エンジ
ン回転数に応じて、弁体13を開閉させ、排気管11内を流
通する排気ガス流量を制御することができる。
ン回転数に応じて、弁体13を開閉させ、排気管11内を流
通する排気ガス流量を制御することができる。
しかしながら、このような従来の制御型消音器の弁構造
では、牽引板19とバネ受け21との間にコイルバネ25を軸
方向に圧縮した状態で介装したので、コイルバネ25端面
がバネ受け21を押圧しており、回転軸15の回転に伴い、
コイルバネ25がバネ受け21を摺動し、このバネ受け21の
摺動音及びコイルバネ25の共振により、コイルバネ25と
バネ受け21の干渉音が発生するという問題があった。
では、牽引板19とバネ受け21との間にコイルバネ25を軸
方向に圧縮した状態で介装したので、コイルバネ25端面
がバネ受け21を押圧しており、回転軸15の回転に伴い、
コイルバネ25がバネ受け21を摺動し、このバネ受け21の
摺動音及びコイルバネ25の共振により、コイルバネ25と
バネ受け21の干渉音が発生するという問題があった。
本考案は上記のよな問題点を解決するためになされたも
ので、バネ受けとコイルバネとの摺動音を従来よりも大
幅に低減することができる制御型消音器の弁構造を提供
することを目的とする。
ので、バネ受けとコイルバネとの摺動音を従来よりも大
幅に低減することができる制御型消音器の弁構造を提供
することを目的とする。
本考案に係わる制御型消音器の弁構造は、排気管内の弁
体に連結された回転軸の前記排気管外に位置する部分
に、所定間隔を置いて牽引板とバネ受けとを固着し、こ
れ等の牽引板とバネ受けとの間に、前記回転軸を囲んで
コイルバネを軸方向に圧縮した状態で介装すると共に、
前記コイルバネの一端を前記牽引板に固定し、他端を前
記排気管に固定してなる制御型消音器の弁構造におい
て、前記バネ受けと前記コイルバネ端面との間に、摺動
音防止部材を介装したものである。
体に連結された回転軸の前記排気管外に位置する部分
に、所定間隔を置いて牽引板とバネ受けとを固着し、こ
れ等の牽引板とバネ受けとの間に、前記回転軸を囲んで
コイルバネを軸方向に圧縮した状態で介装すると共に、
前記コイルバネの一端を前記牽引板に固定し、他端を前
記排気管に固定してなる制御型消音器の弁構造におい
て、前記バネ受けと前記コイルバネ端面との間に、摺動
音防止部材を介装したものである。
本考案においては、バネ受けとコイルバネとの間に、摺
動音防止部材を介装したので、コイルバネは摺動音防止
部材と当接しており、回転軸が回転されると、コイルバ
ネが摺動音防止部材を摺動される。
動音防止部材を介装したので、コイルバネは摺動音防止
部材と当接しており、回転軸が回転されると、コイルバ
ネが摺動音防止部材を摺動される。
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
する。
第1図及び第2図は、本考案の制御型消音器の弁構造の
一実施例を示すもので、図において、符号31は、排気ガ
スを流通する排気管を示している。この排気管31の内部
に収容された弁体33には、排気管31を半径方向に挿通す
る回転軸35が連結されている。
一実施例を示すもので、図において、符号31は、排気ガ
スを流通する排気管を示している。この排気管31の内部
に収容された弁体33には、排気管31を半径方向に挿通す
る回転軸35が連結されている。
この回転軸35は、排気管31外側に配置された二個の軸受
け37により、排気管31に対して回動自在に支持されてい
る。これ等の軸受け37の一方はラジアル軸受けとされ、
この軸受け37から突出する回転軸35の先端部には、円盤
状の牽引板39が配置され、この牽引板39と所定間隔を置
いて円盤状のバネ受け41が配置されている。このバネ受
け41には、中央に貫通孔42が形成され、この貫通孔42が
回転軸35に挿通され、回転軸35に形成された段部43に係
合されている。
け37により、排気管31に対して回動自在に支持されてい
る。これ等の軸受け37の一方はラジアル軸受けとされ、
この軸受け37から突出する回転軸35の先端部には、円盤
状の牽引板39が配置され、この牽引板39と所定間隔を置
いて円盤状のバネ受け41が配置されている。このバネ受
け41には、中央に貫通孔42が形成され、この貫通孔42が
回転軸35に挿通され、回転軸35に形成された段部43に係
合されている。
バネ受け41と牽引板39との間に位置する回転軸35には、
円筒状のガイド部材45が挿通されている。このガイド部
材45の両端は牽引板39とバネ受け41に当接されている。
円筒状のガイド部材45が挿通されている。このガイド部
材45の両端は牽引板39とバネ受け41に当接されている。
又、回転軸35の先端にはナット47が螺合され、このナッ
ト47を締め付けることにより、牽引板39が排気管31側に
押圧され、この牽引板39に当接しているガイド部材45に
よりバネ受け41の背面が段部43側に押圧され、牽引板3
9,ガイド部材45,バネ受け41が、それぞれ相互に押圧固
定されている。
ト47を締め付けることにより、牽引板39が排気管31側に
押圧され、この牽引板39に当接しているガイド部材45に
よりバネ受け41の背面が段部43側に押圧され、牽引板3
9,ガイド部材45,バネ受け41が、それぞれ相互に押圧固
定されている。
さらに、牽引板39には回転レバー49が固着され、この回
転レバー49には、図示しないアクチュエータからのワイ
ヤ50が連結されている。
転レバー49には、図示しないアクチュエータからのワイ
ヤ50が連結されている。
又、牽引板39とバネ受け41との間に配置されたガイド部
材45の外側には、このガイド部材45の周りを巻回するコ
イルバネ51が介装されている。このコイルバネ51は、軸
方向の振動を防止するため、軸方向に圧縮した状態で介
装されている。このコイルバネ51の一端は牽引板39に固
着され、他端は、例えば、第7図におけるコイルバネ25
のように、排気管31に固着されたブラケットに固定され
ている。
材45の外側には、このガイド部材45の周りを巻回するコ
イルバネ51が介装されている。このコイルバネ51は、軸
方向の振動を防止するため、軸方向に圧縮した状態で介
装されている。このコイルバネ51の一端は牽引板39に固
着され、他端は、例えば、第7図におけるコイルバネ25
のように、排気管31に固着されたブラケットに固定され
ている。
そして、この実施例では、第1図に示したように、バネ
受け41とコイルバネ51端面との間には、環状に形成され
た摩擦抵抗の小さい耐熱性の摺動音防止部材53が介装さ
れている。
受け41とコイルバネ51端面との間には、環状に形成され
た摩擦抵抗の小さい耐熱性の摺動音防止部材53が介装さ
れている。
この摺動音防止部材53は、例えば、第3図に示すよう
に、多数の小孔54が形成されたステンレス薄板55を二枚
積層して配置し、二枚のステンレス薄板55の間に潤滑材
として作用するグラファイト59を介在させて構成されて
いる。
に、多数の小孔54が形成されたステンレス薄板55を二枚
積層して配置し、二枚のステンレス薄板55の間に潤滑材
として作用するグラファイト59を介在させて構成されて
いる。
即ち、コイルバネ51端面が摺動音防止部材53の上部を摺
動することにより、ステンレス薄板55の小孔54等から、
潤滑材として作用するグラファイト59が滲み出るように
構成されている。
動することにより、ステンレス薄板55の小孔54等から、
潤滑材として作用するグラファイト59が滲み出るように
構成されている。
以上のように構成された制御型消音器の弁構造では、ア
クチュエータによりワイヤ50を介して回転レバー49に引
張力が付与されると、牽引板39が回転し、コイルバネ51
端面が摺動音防止部材53の上部を摺動され、コイルバネ
51に捩じり力が付与され、弁体33が開とされる。一方、
アクチュエータからの引張力が解除されると、コイルバ
ネ51の弾性復元力により、コイルバネ51端面が摺動音防
止部材53の上部を摺動され、回転軸35が元の状態に戻
り、弁体33が閉とされる。
クチュエータによりワイヤ50を介して回転レバー49に引
張力が付与されると、牽引板39が回転し、コイルバネ51
端面が摺動音防止部材53の上部を摺動され、コイルバネ
51に捩じり力が付与され、弁体33が開とされる。一方、
アクチュエータからの引張力が解除されると、コイルバ
ネ51の弾性復元力により、コイルバネ51端面が摺動音防
止部材53の上部を摺動され、回転軸35が元の状態に戻
り、弁体33が閉とされる。
従って、以上のように構成された制御型消音器の弁構造
では、バネ受け41とコイルバネ51端面との間に、摺動音
防止部材53を介装したので、アクチュエータからワイヤ
50を介して引張力が付与され、或いは、除去されると、
回転軸35が回転され、コイルバネ51端面が摩擦抵抗の小
さい摺動音防止部材53を摺動され、コイルバネ51端面が
摺動音防止部材53を滑らかに摺動することができ、コイ
ルバネ51とバネ受け41との摺動音を従来よりも大幅に低
減することができ、コイルバネ51とバネ受け41の干渉音
を大幅に低減することができる。
では、バネ受け41とコイルバネ51端面との間に、摺動音
防止部材53を介装したので、アクチュエータからワイヤ
50を介して引張力が付与され、或いは、除去されると、
回転軸35が回転され、コイルバネ51端面が摩擦抵抗の小
さい摺動音防止部材53を摺動され、コイルバネ51端面が
摺動音防止部材53を滑らかに摺動することができ、コイ
ルバネ51とバネ受け41との摺動音を従来よりも大幅に低
減することができ、コイルバネ51とバネ受け41の干渉音
を大幅に低減することができる。
又、この実施例では、摺動音防止部材53を、多数の小孔
54が形成された上下のステンレス薄板55の間に、グラフ
ァイト59を介在させたので、コイルバネ51端面が摩擦抵
抗の小さいステンレス薄板55を摺動され、これに伴い、
上下のステンレス薄板55に介在されているグラファイト
59が小孔54から滲み出され、コイルバネ51端面とステン
レス薄板55との摩擦抵抗をさらに小さくすることがで
き、コイルバネ51とバネ受け41との摺動音を従来よりも
大幅に低減することができる。
54が形成された上下のステンレス薄板55の間に、グラフ
ァイト59を介在させたので、コイルバネ51端面が摩擦抵
抗の小さいステンレス薄板55を摺動され、これに伴い、
上下のステンレス薄板55に介在されているグラファイト
59が小孔54から滲み出され、コイルバネ51端面とステン
レス薄板55との摩擦抵抗をさらに小さくすることがで
き、コイルバネ51とバネ受け41との摺動音を従来よりも
大幅に低減することができる。
第4図及び第5図に示す制御型消音器の弁構造では、バ
ネ受け41とコイルバネ51端面との間に摺動音防止部材53
が介装され、されに、円筒状のガイド部材59の内側に
は、回転軸35よりも少々大径の押圧部材61が回転軸35に
挿通されている。
ネ受け41とコイルバネ51端面との間に摺動音防止部材53
が介装され、されに、円筒状のガイド部材59の内側に
は、回転軸35よりも少々大径の押圧部材61が回転軸35に
挿通されている。
この押圧部材61の両端は回転軸35近傍の牽引板39とバネ
受け41に当接しており、この押圧部材61により、牽引板
39とガイド部材59の牽引板39側先端との間には間隙Sが
形成されている。又、ガイド部材59はバネ受け41に固着
されている。そして、回転軸35の先端のナット47を締め
付けることにより、牽引板39が排気管31側に押圧され、
この牽引板39に当接している押圧部材61によりバネ受け
41の背面が段部43側に押圧され、牽引板39,押圧部材61,
バネ受け41が、それぞれ相互に押圧固定されている。
受け41に当接しており、この押圧部材61により、牽引板
39とガイド部材59の牽引板39側先端との間には間隙Sが
形成されている。又、ガイド部材59はバネ受け41に固着
されている。そして、回転軸35の先端のナット47を締め
付けることにより、牽引板39が排気管31側に押圧され、
この牽引板39に当接している押圧部材61によりバネ受け
41の背面が段部43側に押圧され、牽引板39,押圧部材61,
バネ受け41が、それぞれ相互に押圧固定されている。
このような制御型消音器の弁構造では、摺動音防止部材
53により、コイルバネ51とバネ受け41との摺動音を従来
よりも大幅に低減することができると共に、ナット47を
締め付けることにより、押圧部材61により牽引板39及び
バネ受け41の回転軸35近傍をそれぞれ相互に押圧し、牽
引板39,押圧部材61,バネ受け41を相互に押圧固定したの
で、押圧部材61により押圧力が作用する位置が回転軸35
に近くなり、牽引板39及びバネ受け41に作用する曲げモ
ーメントを大幅に小さくすることができ、牽引板39及び
バネ受け41の変形を防止することができ、これに伴い、
ナット47を緩みを確実に防止することができる。
53により、コイルバネ51とバネ受け41との摺動音を従来
よりも大幅に低減することができると共に、ナット47を
締め付けることにより、押圧部材61により牽引板39及び
バネ受け41の回転軸35近傍をそれぞれ相互に押圧し、牽
引板39,押圧部材61,バネ受け41を相互に押圧固定したの
で、押圧部材61により押圧力が作用する位置が回転軸35
に近くなり、牽引板39及びバネ受け41に作用する曲げモ
ーメントを大幅に小さくすることができ、牽引板39及び
バネ受け41の変形を防止することができ、これに伴い、
ナット47を緩みを確実に防止することができる。
尚、上記実施例では、摺動音防止部材53を、多数の小孔
54が形成された上下のステンレス薄板55の間に、グラフ
ァイト59を介在して構成した例について説明したが、本
考案は上記実施例に限定されるものではなく、摺動音防
止部材53を、摩擦抵抗の小さい他の材料、或いは、摺動
音を吸収する材料により構成しても良いことは勿論であ
る。
54が形成された上下のステンレス薄板55の間に、グラフ
ァイト59を介在して構成した例について説明したが、本
考案は上記実施例に限定されるものではなく、摺動音防
止部材53を、摩擦抵抗の小さい他の材料、或いは、摺動
音を吸収する材料により構成しても良いことは勿論であ
る。
以上述べたように、本考案の制御型消音器の弁構造で
は、バネ受けとコイルバネ端面との間に、摺動音防止部
材を介装したので、コイルバネは摺動音防止部材と当接
しており、回転軸が回転されると、コイルバネが、例え
ば、摩擦抵抗の小さい摺動音防止部材の上部を摺動さ
れ、コイルバネと摺動音防止部材との摩擦抵抗を小さく
することができ、コイルバネとバネ受けとの摺動音を従
来よりも大幅に低減することができる。
は、バネ受けとコイルバネ端面との間に、摺動音防止部
材を介装したので、コイルバネは摺動音防止部材と当接
しており、回転軸が回転されると、コイルバネが、例え
ば、摩擦抵抗の小さい摺動音防止部材の上部を摺動さ
れ、コイルバネと摺動音防止部材との摩擦抵抗を小さく
することができ、コイルバネとバネ受けとの摺動音を従
来よりも大幅に低減することができる。
第1図は本考案に係る制御型消音器の弁構造を示す縦断
面図である。 第2図は第1図のII−II線に沿う横断面図である。 第3図は第1図の摺動音防止部材を示す斜視図である。 第4図は本考案に係る制御型消音器の弁構造における牽
引板とバネ受けとの間に押圧部材を配置した状態を示す
縦断面図である。 第5図は第4図のV−V線に沿う横断面図である。 第6図は従来の制御型消音器の弁構造を示す縦断面図で
ある。 第7図は従来の制御型消音器の弁構造及びその近傍を示
す側面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 31……排気管 33……弁体 35……回転軸 39……牽引板 41……バネ受け 51……コイルバネ 53……摺動音防止部材。
面図である。 第2図は第1図のII−II線に沿う横断面図である。 第3図は第1図の摺動音防止部材を示す斜視図である。 第4図は本考案に係る制御型消音器の弁構造における牽
引板とバネ受けとの間に押圧部材を配置した状態を示す
縦断面図である。 第5図は第4図のV−V線に沿う横断面図である。 第6図は従来の制御型消音器の弁構造を示す縦断面図で
ある。 第7図は従来の制御型消音器の弁構造及びその近傍を示
す側面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 31……排気管 33……弁体 35……回転軸 39……牽引板 41……バネ受け 51……コイルバネ 53……摺動音防止部材。
Claims (1)
- 【請求項1】排気管内の弁体に連結された回転軸の前記
排気管外に位置する部分に、所定間隔を置いて牽引板と
バネ受けとを固着し、これ等の牽引板とバネ受けとの間
に、前記回転軸を囲んでコイルバネを軸方向に圧縮した
状態で介装すると共に、前記コイルバネの一端を前記牽
引板に固定し、他端を前記排気管に固定してなる制御型
消音器の弁構造において、前記バネ受けと前記コイルバ
ネ端面との間に、摺動音防止部材を介装したことを特徴
とする制御型消音器の弁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350388U JPH075222Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 制御型消音器の弁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350388U JPH075222Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 制御型消音器の弁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226719U JPH0226719U (ja) | 1990-02-21 |
JPH075222Y2 true JPH075222Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31334395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10350388U Expired - Lifetime JPH075222Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 制御型消音器の弁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075222Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP10350388U patent/JPH075222Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0226719U (ja) | 1990-02-21 |
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