JPH075213B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH075213B2
JPH075213B2 JP60071737A JP7173785A JPH075213B2 JP H075213 B2 JPH075213 B2 JP H075213B2 JP 60071737 A JP60071737 A JP 60071737A JP 7173785 A JP7173785 A JP 7173785A JP H075213 B2 JPH075213 B2 JP H075213B2
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昌雄 保坂
久 酒巻
忠 荒川
勝一 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 (分 野) 本発明は、指定された記録シート及び挿入シートを給送
可能な記録装置に関する。
(背景) 従来、複写機などの記録装置で記録された記録紙に色の
ついた仕切り紙を挿入して製本する場合、仕切り紙の挿
入は人手によって行っていた。
(問題点) 仕切り紙の挿入を自動化するには複写機の給紙段に仕切
り紙をセットして、仕切り紙を挿入したい頁のところで
仕切り紙がセットされた給紙段を選択するよう制御する
ことが考えられるが、様々な使用者の好みの色の仕切り
紙を挿入できるようにするためには夫々の色のシートが
セットされる給紙段を多数設けなければならず、装置が
大型化してしまう問題がある。
(目的) 本発明の目的は、画像を記録した複数の記録シートを排
出する途中で使用者の所望の色の挿入シートを排出する
コンパクトな記録装置を提供することにある。
(概要) 本発明は、画像を記録した複数の記録シートを排出する
途中で所望の色の挿入シートを排出する記録装置におい
て、複数色のシートを収納する収納手段と、前記収納手
段からシートを搬送する搬送手段と、前記収納手段から
搬送されるシートの色を各シート毎に検出する検出手段
と、画像が記録されたシート及び指定された挿入シート
の色と前記検出手段により検出された色が一致するシー
トを前記搬送手段から受ける第1の受け手段と、指定さ
れた挿入シートの色と前記検出手段により検出された色
が一致しないシートを前記搬送手段から受ける第2の受
け手段と、を有することにより上記目的を達成するもの
である。
(実施例) 第1図に卓上型自動両面複写機の断面図を示す。複写機
の機能を大別すると給紙搬送系、露光系、作像系、それ
に制御系の4つのブロツクで構成される。まずコピーし
ようとするオペレータは1の原稿台カバーを開けてオリ
ジナル(原稿)をセツトする。図示してない操作部よ
り、縮小又は拡大する場合は、変倍キーによって必要に
応じて変倍率をセツトする。さらにコピー枚数、濃度の
オート、マニユアルの選択、コピーモード、片面又は両
面の選択をそれぞれのキーによって行う。両面コピーの
例で話を進めよう。両面モードに選択して、コピースタ
ートキーをONする。3のハロゲンランプが点灯し、感光
体ドラム20が回転し、13の帯電コロナが付勢される。3
と第1ミラーは同一の構造体になっており、原稿面をス
キヤンして行く、画像は第1ミラー4、第2ミラー5、
第3ミラー6それにズームレンズ11を通って第4ミラー
7、第5ミラー8、第6ミラー9による光軸が形成さ
れ、ドラム面に結像される。ドラム面上の像は(潜像)
15のイレースランプによって、紙サイズに応じて、像の
乗っていない部分の表面電位が除去される。さらに現像
部17でトナーが電位ののっている領域に付着して潜像は
顕像化される。一方選択されたカセツト22又は24より給
紙された転写紙はレジストローラ30で待機している。所
定のタイミングで30が回転し、ドラム面上の像と位置合
せが行なわれて、14の転写コロナの付勢によってドラム
面上の像は転写紙に転写される。次に31の分紙ローラに
よって転写紙はドラムと分離して、32の紙搬送ベルトに
よって33の定着部へ運ばれる。ここで熱と圧力を加えら
れて、トナーは融着する。次に34の紙ガイド板は、両面
モードであるから37の排紙ローラに導き両面排紙台38に
一旦運ばれる。ここに運ばれた紙は、重力によって自然
に下方に滑って39のローラに加えこまれて、中間カセツ
ト26にストツクされる。なお38の両面排紙台に紙はスト
ツクされる事はなく1枚毎に滑り、落ちて行く。このよ
うにしてセツトした枚数分、表面コピーされた紙は中間
カセツトに貯えられて行く。一方転写の終了したドラム
面上の像は19のクリーニング部でドラム面の洗浄が行な
われる。ドラム面に付着していた残トナーは除去され
る。さらに18の除電ランプが照射されてドラム面上の残
留電位の除去が行なわれる。次に13の帯電コロナによっ
て新たに帯電され所定の表面電位がドラムにのって新た
な画像が形成される。
次に片面(表面)のコピーが終了した時、オペレータは
オリジナルを変えて次のコピー動作(裏面コピー)を行
う。オリジナルをセツトして新たにコピースタートキー
(図示してない)をONすると、裏面のコピー動作が開始
する。所定のタイミングで26の中間トレーより25の給紙
ローラが回転して給紙される。ガイド板29によって紙は
反転してレジストローラ30に加え込まれる。画像の先端
合せを行うため所定のタイミングでスタート信号がある
まで待機している。
画先を合せるため、所定のタイミングによって、レジス
トローラ30が回転し、感光体ドラム20上に形成された画
像の転写が行なわれる。この時、所定のタイミングで転
写コロナ14が付勢され裏面に画像が転写される。31の分
離ローラでドラムと分離され、搬送ベルト32で定着部33
に運ばれる。ここでトナーは融着される。次に40のロー
ラに加え込まれる。34のガイド板は今度は36の排紙台に
導くようにガイドされ、両面にコピーされた転写紙は36
にストツクされる。このようにして両面コピーのプロセ
スが完了する。通常の片面のみのコピーの場合はガイド
板は36の排紙台に導いている。又裏面のみのコピーの時
カセツト22又は24から給紙された紙は、紙搬送系のみ付
勢されて白紙の状態で中間カセツト26に移送される。こ
の時作像系の動作は一切行なわないで、22又は24の給紙
カセツトから紙を給紙して、26の中間カセツトに紙を搬
送する系のみが動作する。コピーの品質を良くするた
め、自動露光機能がついている。これは感光体にのる表
面電位を一定値に制御して原稿濃度に関係なく、常に良
好な濃度を得る事が可能なようにコントロールするもの
である。コピーの開始の前にまず表面電位のモニターが
行なわれる。これは、標準反射板10で反射した光を感光
体20に照射して、16の表面電位センサーでモニターして
適正な値になるようにまず13のコロナ電圧のコントロー
ルを行うコピー動作の時、ユーザがオートに選択した
時、光学系は原稿モニターのためにプリスキヤンを行
い、原稿の濃度のモニターを行ってコロナ電圧、バイア
ス値の設定を行う。1回コピー毎にモニターを行うため
にプリスキヤン動作が面倒な場合はリアルタイムで逐次
原稿濃度をモニターしながら適正濃度になる様、現像バ
イアスの値をコントロールする。連続コピーの場合(1
枚面の原稿から複数枚のコピーをとること)は2枚目か
らコロナ電圧、ランプの光量をコントロールして適正濃
度にする事が出来る。又原稿濃度を原稿面にあてた反射
光をサンプリングして適正濃度と原稿サイズの検知を行
うこともある。以上卓上型自動両面コピーマシーンに付
いて簡単に説明した。
本体機械の外にADF(原稿フィーダー)、ソーター又は
コレーターペーパーデツキ、料金カウンタ等が機械の周
辺に装着する場合がある。
即ち、システム化する事に機械の機能を向上しユーザの
使い勝手を良くしてコピー作業の効率化を計っている。
第3図に周辺装置を含めたシステムの構成例を示した。
(制御のシステム構成) 第4図は本例における複写機の制御回路の構成を示し
た。CPUにワンチツプコントローラ、インテルフアミリ
ーの80512ケI/O拡張チツプ82552ケより構成される。805
1はCMOSのチツプを用い、バツテリバツクUPによって電
源1や断時の情報の保持を可能にしている。CPU1は複写
機の給紙、搬送、ドラム回転、その他機構要素のタスク
の実行を行い、CPU2は光学系スキヤナー用サーボモータ
ー、変倍用ズームレンズ移動用のパルスモータ、それに
操作表示部のキースキヤンコントロール、表示部の液晶
のコントロールを行う。なお液晶は偏光板によって、バ
ツクライトを照射して2色の発色が可能である。コピー
可能な状態の時には緑が、コピー不可の状態においては
赤が発色される。
第4図においてCPU1には原稿濃度パターン検知による原
稿サイズ検知とAE(自動露光用のセンサ(P.D)、感光
体の表面電位センサ(S.E)、温度コントロールセンサ
(NTC)、それにノイズレベルの高い信号入力として1
チヤンネル、計4チヤンネルモのA/Dコンバータを使用
している。CPU1にはA/Dコンバーター内蔵型のワンチツ
プマイコンを使用する例が多い。
複写機のタイミング制御はドラム駆動モーターの回転に
よって発生するエンコーダーパルスをカウントしてタイ
ミングを進めて行くT1のイベントカウンターにこのパル
スを入力する。
T0にはACのゼロクロスパルスを入力し、タイマー用のカ
ウントパルス、温度、露光ランプ、コントロールにおけ
る、AC電源のゼロクトストリガーに利用される。その他
入出力ポートは、CPU本体とI/O拡張チツプにはセンサ
ー、機械制御用のソレノイド、クラツチ等を持続してこ
れらの付勢を行う。コピープロセスは給紙、帯電、露
光、現像、転写、搬送、定着、排紙、それに感光体のク
リーニングによってコピー動作は完了する。それに異常
状態の検知、即ち重異常として定着温度の異常上昇、露
光ランプの異常点灯、紙詰まり、軽異常として紙無し、
トナー無し、等があげられる。それにコピー前に異常が
あるかないかをチエツクする診断を行う。
これらはセンサー入力とソフトウエアの処理によって判
定される以上の説明からも容易に理解されると思うがア
ナログ複写機は、入出力数が多いのと実時間処理の多い
のが特徴と言える。
本システムにおいてはCPUの周辺をゲートアレー化する
事によって回路システムを簡素化し、プリント基板の実
装面積を小さくし、信頼性を向上させた、本提案はこれ
が目的でなく両面複写機の構造とそのアルゴリズムに関
するものである。ゲートアレー化の詳細についてのは省
略する。第2図で説明したように両面モードにセツトし
た片面コピーが完了した時紙ガイド板38の両面排紙台
(第2図)に導く。38の両面排紙台にストツクされた
後、紙の自重で下方に滑ってローラ39に加え込まれて、
中間カセツト26にストツクされて、全ての片面コピーが
終わった後に、所定のタイミングで25の給紙ローラが回
転して紙の裏面に画像が転写されて34の紙ガイド板は今
度は36の排紙台に導く。ここで34の紙ガイド板は裏面コ
ピーの時のみ、片面コピーの終了時に38の両面排紙台に
導くが、本提案の特徴は通常の片面モードコピーの際、
特に大量コピーを行う際、排紙台36,37の2つに分けて
排紙する。しばしば大量コピーを行う際、トラブルの原
因として排紙台にコピーがストツクされすぎて排紙ロー
ラの所でジヤムを発生する事がある。排紙台36の最大積
載量が100枚とした時、101枚目からガイド板34は下の両
面排紙台に導き、ストツクする。もし両面排紙台の最大
積載量が例えば50枚を限度とした場合、コピー動作を中
断して排紙台よりコピーを取り去る様にオペレーターに
表示又は音声等によって警告する。もしオペレーターは
36の排紙台のコピーを取った場合次のコピーからガイド
板34は36の排紙台に導く、それぞれ、36,38の排紙台に
はマイクロスイツチ、又はフオトセンサーによって紙の
有り無しが検出される。このようにして両面複写に使用
する38のバツフア用排紙台を大量コピー用の排紙台に兼
用する事に特徴がある。
さらに本提案はこの両面排紙台を用いて2枚までのペー
ジ揃えを行う事が出来る。例えば、オペレーターは2頁
のコピー50枚セツトしたとしよう。1枚目の原稿のコピ
ーは36に50枚ストツクされ、次にガイド板34は38の排紙
台に導き2頁分のコピー50枚は排紙台38にストツクされ
る。このように本提案は両面複写機のメカ機構をシンプ
ルにするために滑り台とも言うべき両面排紙台を設けた
事、さらに大量コピー用に通常コピー(片面)の際の排
紙台を両面排紙台を利用する事、さらに紙ガイド板と2
つの排紙台によってコピーの頁揃えを行う事に特徴があ
る。実際コピー作業は1枚だけのコピーが最も多く、次
に報告書等2枚のコピーが多い、従って本機構を用いれ
ば、両面も含めると2枚、3枚、4枚の頁揃いが可能に
なる。即ち3頁のページ揃いは、両面コピーをした後36
の排紙台に、3頁目のコピーは片面のみであるから38の
排紙台にストツクされる。4頁のコピーのページ揃いは
1〜2頁をまず両面コピーに排紙台36に次に3〜4頁を
両面コピーして排紙台38にストツクする。
次にゲートアレー化について若干説明しよう。アナログ
複写機は、入出力数が多いのと実時間処理の多いのが特
徴と言える。以上入出力機能を整理して、代表的なもの
を図示すると第5図の様になる。
先にも述べた様に複写機の制御部の主な特徴は次の通り
である。
入出力ポート数が多い 回路基板が小さい リアルタイム制御・表示 きわめてコストの低減を求めねばならない 従って、ROM,RAM,TIMER,I/O端子を全て内蔵したワンチ
ップマイコンを用いることによりLSIの数を減少すると
同時に、このワンチツプマイコンを複数用いることによ
り、I/Oポート数の増加、リアルタイム性の確保ROM,RAM
容量の増加が計られている。
しかしながら最近の複写機は、その高機能性、表示機
能、画面のコピー等の多機能化がなされていいるため、
I/Oポート数の増加が著しく、ワンチツプマイコン内蔵
のI/O端子のみでは必要なI/O数が確保できないのが現状
である。
さらに一般的にマイクロコンピユーターの入出力ポート
のドライブ、スインク電流は数10μA程度で、とても大
きな負荷のドライバー(トランジスタ)を付勢する事は
出来ない。従って第5図に示すように制御対象部品への
トリガーには実際にはドライバー回路を直接付勢出来な
いからドライバー回路の前にバツフアをおく、又はドラ
イバー回路そのものがハイブリツトICになっており、そ
の前段にTTL又はCMOS等のバツフアをおいている。以
下、その例について示す。
第6図はCDソレノイドを直接ドライブする例でマイクロ
コンピユータ(CPU)のI/OポートよりTTLのバツフアを
介してダーリントントランジスターをドライブしてSOL
を付勢する。即ちMC(一般的にLSIは)はポートからの
ドライブ電流は通常20μA程度である。従って直接ダー
リントントランジスタをポートよりドライブしてもhfe2
000倍のものであっても40mA程度しか通電出来ない。従
ってTTL又はCMOS等のバツフアで一担持ち上げてダーリ
ントントランジスタのゲートに数mA流すようにする。負
荷の大きさによって電流を加減するため、抵抗値の設定
を行う。
なおTTLとダーリントントランジスタ間の抵抗はハイブ
リツトとしてダーリントントランジスタの内部に入って
いる場合もある。
第7図はSSR(ソリツドステートリレー)をドライブし
てドライアツクを導通させてACモーターを付勢する例を
示した。
この場合SSRは、その一次側はフオトカプラーであるか
ら、フオトダイオードを導通させるだけの電流値で良い
からせいぜい10mA以下で十分である。従ってCMOSのCD40
49、又はTTLで十分である。
以上2種類の負荷の駆動例について述べた。
上面(第8図)は入力例を示した。マイクロスイツチか
らの入力信号をマイクロコンピユータのポートに入力す
る例である。これも外部よりのノイズがプリント基板
(PCB)の入口で排除出来る様に抵抗R2でプルアツプし
てバツフアU1で波形整形してマイクロコンピユータの入
力ポートに導く。通常の信号入力は第8図で十分である
が、高速のパルス入力は第8図の方法では、ノイズ除
去、波形整形も十分であるから第9図のようにコンパレ
ーターでバツフアして、さらにCRでパルスをなまらせて
さらにノイズ成分をカツトしてシユミツト回路によって
さらに波形整形してマイクロコンピユータMCのイベント
カウンターに導く。このような応用例はエンコーダパル
ス、シリアル通信等によく使用される。第9図はマイク
ロコンピユータ8051のカウンタ入力Tφにタイミングパ
ルス、Rxdにシリアル通信入力パルスをバツフアリング
する例を示した。シリアル通信は他のマイコンの同期を
とるために使用される。
上面はシリアル入力のA/Dコンバータとのインタフエー
スの例を示した。この例はMCよりクロツクを出してA/D
コンバータのOUT端子よりアナログ信号に応じた出力ク
ロツクがMCに入力される。CHφ〜CH3の切り換えはマイ
クロコンピユータよりCφ、C1のHIGH、LOW出力の関係
でセレクトされる。なお変換時間は50μsである。
以上のインタフエースを1まとめにしてI/O拡張素子も
含めて1チツプのゲートアレーにする事によって、第4
図のシステム構成はI/O拡張用素子8255とその周辺回路
も含めて第11図のようにマイクロコンピユータを中心に
3チツプで構成出来る。バツフア、ドライバー、A/Dコ
ンバータも全てゲートアレーで構成し、なお、マイクロ
コンピユータの内部RAMでは不足するRAMをゲートアレー
の中に例えば256バイトもたせればさらに機能は向上す
る。
本提案はこのようにマイクロコンピユータ周辺回路をゲ
ートアレー化する事によって回路基板面積を小さくし
て、かつI/O数の増加にもかかわらず、基板の実行面積
が減少した事である。抵抗、コンデンサ、ディスクリー
ト部品が1つのチツプ化する事によってよりシンプルに
なり、耐ノイズ性、信頼性の向上につながった。ゲート
数は600のSMOSゲートアレイ、フラツトパッケージを使
用し、入力、出力用のゲートアレイを揃えて標準化し、
機械の機能の増減にフレキシビリテイをもたせた。
アナログ複写機の特性上、I/Oをゲートアレイ化して回
路構成そのものを単純化して信頼性の向上と、基板の面
積を小さくする事が目的である。この適用によってコス
ト、信頼性が向上した事は言うまでもない。
本提案はこのような両面複写機の機能、それに最近特に
進展の著しいマイクロコンピユーターとその周辺をゲー
トアレイにまとめのコントロール機能のコストパーフオ
マンスを向上させた。この様な機能を用いて大量コピー
用の仕訳を行うのが提案の目的である。
両面形複写機の構造については第2図で詳細に説明し
た。第2図の構造中、中間カセツトを101図の様にユー
ザの手によって自由に出し入れ可能な様にしておく。図
−2の機械構造は簡易両面コピー装置で表面、裏面の画
先の方向が逆になる。本機は耐量コピー用の高機能な両
面複写機とは異なり、安価な卓上形のパーソナル両面複
写機であるから、実用上画先方向が表・裏逆になっても
支障ない。紙の有効利用という点においては効率が良
い。従来仕訳装置は、例えば、ある事業所においてある
部内10ケ所に10枚のコピーを作りたい場合第3図に示す
ような仕訳機を周辺装置の外に設けねばならなかった。
ユーザはこうすると又コストUPになり、はなはだ効率が
悪かった。第2図に示すような卓上形の本機のようなも
のは特に最近パーソナルユースとして使用される傾向に
なって来た。例えば簡易仕訳方法として中間カセツトに
色紙を入れておき、オペレーターが10枚毎に仕分けした
い場合、10枚コピー毎に中間カセツトより色紙を給紙さ
せればよい。ただこの場合中間カセツトより給紙された
紙はガイドローラの所で反転するから、紙が収納された
状態で、どちらか片方が色がついていない場合は、色の
ついている方を裏面にカセツトしなければならない。
又、給紙カセツトが2段ある場合は色を2色使う事が出
来る。例えば10枚毎に赤を20枚毎に黄という具合に交互
にこのような仕訳のための合紙(アイシ)を給紙しても
良い。又合紙の色紙にも画像を転写しても良い。
近年色識別センサーが安価に市販されるようになって、
第14図は中間カセツトより給紙された紙が反転する所に
色識別センサーをおいておき、ユーザが合紙に指定した
色かどうかの指定を行い、もし指定した色でなければ、
もう一方の使用してない排紙台、両面排紙台に一担排紙
しておく、従ってこの場合は、中間カセツトに種々な色
紙を入れておけば自動的に、ユーザの好みの合紙を機械
が運んでくれる。色識別センサーの構造の詳細について
は説明を省略するか、第14図の場合は、発光、受光素子
の組合せで、反射光を、受光素子上にかぶせた半導体の
色フイルタによって弁別するものである。又色識別セン
サ2は給紙部より給紙される転写紙の色のセンシングを
行う、この場合は、ユーザが転写紙の色を選定した場合
である。従ってこのようなセンサを設けておけば、合
紙、転写紙の色の選択が自由に出来る。さらにカセツト
にバラバラに種々の色紙を入れておいても支障なく好み
の色を選択出来る。
好みの色の選択から漏れた紙を一旦両面排紙台に排紙し
て、それを次のタイミングで中間カセツトに転送して又
それを再利用すれば、合紙、転写紙の好みの色の選択を
リサイクルして使用出来る。色センサはシートカセツト
収納装置の上面近くの本体に設けることができる。
第13図は本提案による操作表示部を示してある。液晶の
表示器には1〜100枚まで10枚毎に赤の合紙がはさまれ
ている事、100〜150枚までは20枚ごとに黄色の合紙が挿
入されてコピーが終った事を示してある。ユーザーは第
13図の操作表示部よりコピー枚数をセツトした後、仕訳
したい枚数を仕訳キーを押して仕訳枚数をセツトすれば
良い。アイシ上のコピーキーはここをONすると合紙上に
も画像が転写される。合紙の色指定は図(102)におい
ては赤(R)、黄(T)、緑(G)、オレンジ(O)、
黒(B)が選べる。又仕訳キーを押さないで色指定した
場合は、転写紙が指定した色が給紙される。
転写紙に色紙を指定した場合は、仕分け紙は通常の白紙
か又は指定した他の色紙が合紙に自動的に選ばれる。
次に第15図は100枚コピーで10枚毎に赤の合紙を仕分け
に使用したフロー図を示す。
STEP−101 電源がONされてコントロール回路のイニシ
ヤライズを行う、CPUが走り出す。
STEP−102 機械の診断を行い異常がないかどうかのチ
エツクを行う STEP−103 機械のメカニカルな初期化、即ちポジシヨ
ニング、位置決めを行う。
STEP−104 メカニカルな機構、電気的処理機能でコピ
ー可能な状態になればレデイ信号を出す複写機の定着部
の温度の立上り、所定の温度になったか否か)用紙のセ
ツト状態等を全て可能であればOKの信号を出す。
STEP−105 コピー情報をインプツトするこの場合100枚
コピーで、10枚毎に“赤”の合紙を挿入して仕分けを行
う。合紙にはコピーしないとオペレータは入力した。
STEP−106 コピースタートキーを押したか否かのテス
トを行いコピーキーが押されていれば、次ステツプへ進
みコピープロセスが行なわれる。
STEP−107 一連のコピープロセスの実行を行う。即
ち、給紙、搬送、定着、排紙のメカニカルなプロセス、
帯電、露光、走査、現像、転写、除電等、複写機に必要
なメカニカル、プロセスの一連の作像、動作を行う。
STEP−108 10枚のコピーが終ったか否かテストし終っ
ていなければSTEP−107にブランチしてコピープロセス
をくり返す。
STEP−109 −110 −111 10枚のコピーを終了したか
ら合紙を通す。そして中間カセツトにある色紙の中から
赤の紙を選択して10枚コピー後の次に赤の色紙を排紙台
に搬送する。この場合STEP−105でオペレータは合紙に
は転写しないと入力したから作像系は停止し紙搬送機構
のみ動作する。又中間カセツトより給送された赤以外の
紙は全て両面排紙台にストツクされる。
STEP−112 −113 100枚全てコピーが終了したか否か
テストし終了したら、コピープロセスの後工程(除電、
クリーニング等)を行うと同時に、両面排紙台にストツ
クされた指定色以外の色紙を再び中間カセツトに搬送す
る。
STEP−114 搬送完了すれば、ここでのプロセスは終了
する。
次に図−105は黄の転写紙を給紙カセツト、中間カセツ
トより選んで転写するフロー図を示した。以下このフロ
ー図の説明を行なう。
STEP−201 電源がONされてコントロール回路のイニシ
ヤライズを行う。CPUが走り出す。
STEP−202 機械の診断を行い異常がないかどうかのチ
エツクを行う。
STEP−203 機械のメカニカルな初期化、即ちポジシヨ
ニング、位置決めを行う。
STEP−204 メカニカルな機構、電気的処理機能でコピ
ー可能な状態になればレデイ信号を出す複写機の定着部
の温度を立上り(所定の温度になったか否か)用紙のセ
ツト状態等を全て可能であればONの信号を示す。
STEP−205 オペレータはコピーに必要な情報のインプ
ツトを行う、本例として10枚のコピーを黄色の転写紙で
行う事を入力した。モードは片面のみ。
STEP−206 コピースタートキーを押したか否かのテス
トを行う。
STEP−207 黄色の転写紙を探す、この場合給紙カセツ
トになければ中間のカセツトより探す。例えば給紙カセ
ツトより10枚送ってなければ中間カセツトより送って赤
を見つける。もち論色紙は中間カセツトにあるとしてお
けば、色指定したら中間カセツトより優先的に送り込ん
でも良いが、ユーザが紙をセツトする時に何色をセツト
したか機械にインプツトしておき、現在ある色紙の色を
あらかじめ表示しておいても良い。
STEP−208 一連のコピープロセスの実行を行う。即
ち、給紙、搬送、定着、排紙のメカニカルなプロセス、
帯電、露光、走査、現像、転写、除電等、複写機に必要
なメカニカル、プロセスの一連の作像、動作を行う。
STEP−209 セツトした枚数、この場合10枚のコピーが
終了したか否かテストする。
STEP−210 後工程即ち、次回のコピーがスムーズに行
く様、クリーニング、除電、ポジシヨニングを行う、そ
して終了して待機している。
以上仕訳を色紙で行い、その色の判別を色識別センサー
で行い、簡易仕訳装置を構成した。かつ転写紙も指定の
色が選択出来る様色識別センサを設けて転写用紙の色の
選択を自由に行なえる様にした事に特徴がある。この色
識別センサーは第4図のフオトセンサーの構成の所でそ
のうちの何種類かを識別センサとして用いれば良い、こ
れらは近年特に進展の著しい、マイクロコンピユータを
中心に周辺をゲートアレーでまとめた事に特徴がある。
(効果) 以上説明したように、本発明によれば、複数色のシート
を収納する収納手段と、収納手段からシートを搬送する
搬送手段と、収納手段から搬送されるシートの色を各シ
ート毎に検出する検出手段と、画像が記録されたシート
及び指定された挿入シートの色と検出手段により検出さ
れた色が一致するシートを搬送手段から受ける第1の受
け手段と、設定された挿入シートの色と検出手段により
検出された色が一致しないシートを搬送手段から受ける
第2の受け手段とを設けたので、複数の色のシートが収
納手段に混在していても、指定された色のシートを捜し
出して記録シートに挿入することができ、また指定され
た色のシートを捜し出す過程で搬送された指定されてい
ない色のシートが記録シートに挿入されないようにする
ことができるコンパクトな記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の断面図、第2図はシステム図、第3
図、第4図は複写機の回路図、第5図は入出力部、第6
図〜第11図はゲートアレイ回路図、第12−1図,第12−
2図は収納部断面図、第13図は操作表示部、第14図はシ
ート通路図、第15−1図〜第15−3図は制御フローチヤ
ート図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 勝一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 良行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−173842(JP,A) 特開 昭59−190139(JP,A) 特開 昭59−49557(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を記録した複数の記録シートを排出す
    る途中で所望の色の挿入シートを排出する記録装置にお
    いて、 複数色のシートを収納する収納手段と、 前記収納手段からシートを搬送する搬送手段と、 前記収納手段から搬送されるシートの色を各シート毎に
    検出する検出手段と、 画像が記録されたシート及び指定された挿入シートの色
    と前記検出手段により検出された色が一致するシートを
    前記搬送手段から受ける第1の受け手段と、 指定された挿入シートの色と前記検出手段により検出さ
    れた色が一致しないシートを前記搬送手段から受ける第
    2の受け手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
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