JPH0752069Y2 - 角 樽 - Google Patents

角 樽

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JPH0752069Y2
JPH0752069Y2 JP1990039195U JP3919590U JPH0752069Y2 JP H0752069 Y2 JPH0752069 Y2 JP H0752069Y2 JP 1990039195 U JP1990039195 U JP 1990039195U JP 3919590 U JP3919590 U JP 3919590U JP H0752069 Y2 JPH0752069 Y2 JP H0752069Y2
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JP
Japan
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barrel
spout
inner bag
plug
square
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JP1990039195U
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JPH03129291U (ja
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政夫 津留崎
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、贈答用などに使用される角樽に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
昨今の角樽においてはその生産性の向上や製造コストの
低減などを図るために、第4,5図に示すように、角樽1
を、角樽本体2とこの角樽本体2の内部に配置した酒が
充填された内袋3とから構成されている。そして前記内
袋3に縦長胴部4aを有する注出口栓40が設けられてい
て、この注出口栓40を角樽本体2の注出口2aに配置し内
部を刳貫いた外栓5によって覆うようにしていた。また
前記外栓5が刳貫かれていない場合には前記注出口栓40
を押し込んで角樽本体2内に配置していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来の角樽においては、角樽本体の内容積が或
る程度限定されていて、そこにできるだけ多くの酒を収
納するように内袋に充填することから内袋が丸く張った
状態となり、そして上記注出口孔2aに配置した注出口栓
40の縦長胴部4aの取付部分が大きく変形していた。すな
わち角樽としての形状上、注出孔が角樽本体の中心部分
から離れた位置に開口しているため、注出口栓の縦長胴
部の取付部分(例えば溶着にて取り付けられている)に
変形による力が集中してピンホールや裂け目(収納する
清酒を保護するために内袋は複数のフィルムを積層した
ラミネート構造となって比較的硬く、折り、曲げでピン
ホールなどが発生する)が生じ易い。
この対策として前記内袋を角樽本体に対応させて成形し
注出口栓を袋の中央部からズラした位置に取り付けるよ
うにすることも考えられるが、この角樽用として専用の
内袋を成形することになり、製造コストが上昇するとい
う不都合がある。
また、外栓に刳貫き穴がなく、注出口栓を角樽本体内に
押し込んで位置させる場合では、この注出口栓を倒し込
んだ状態で配置することになり、このため注出口栓の縦
長胴部の取付部分にピンホールが発生して内容物が漏れ
るという問題があった。
そこで本考案は、角樽本体内に内袋を収納する際に内袋
の注出口栓を取付部分に変形を生じさせず、また角樽の
外栓に刳貫き穴が無い場合でも、内袋に大きな変形を生
じさせることなく注出口栓を角樽本体内に配置できるよ
うにすることを課題とし、角樽における内容物の漏れを
防止することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記した課題を考慮してなされたもので、角
樽本体と、この角樽本体の注出孔に配置する縦長胴部の
注出口栓を有して角樽本体内に収納される内袋とからな
る角樽において、前記注出口栓を軟質材から成形しかつ
前記注出口栓の縦長胴部が屈曲部を有していることを特
徴とする角樽を提供して、上記課題を解消するものであ
る。
〔作用〕
本考案においては、袋中央に取り付けた注出口栓が内袋
の斜め上方にある角樽本体の注出孔にそのまま変形させ
ずに配置でき、この注出口栓の取付部分が大きく変形し
ないようになる。また外栓に刳貫き穴が無い場合には注
出口栓を縦長胴部の屈曲部で折り倒して角樽本体内にし
まい込みできるようになる。
〔実施例〕
つぎに、本考案を第1図から第3図に示す一実施例に基
づいて詳細に説明する。
角樽本体2の注出孔2aに対応して内袋3には、この内袋
3に溶着されたスパウト3aに密にして注出口性4が取り
付けられている。前記注出口栓4は、基端が前記スパウ
ト3aに合致し軟質材から成形された縦長胴部4aとこの縦
長胴部4aの先端に取着したキャップ4bとからなり、第1
図に示すように、前記縦長胴部4aは、内袋3の上部側面
から斜めに伸びて注出孔2aに位置するように屈曲部4cを
有している。
そして角樽1は、内袋3に酒を充填した状態で角樽本体
2内に配置されるとともに、前記注出口栓4が注出孔2a
から突出した状態で配置し、これを外栓5によって覆う
ようにしている。
また外栓5が刳貫かれていない場合には、注出口栓4の
縦長胴部4aを屈曲部4cで折り込んで角樽本体内にしまい
込むようにすればよく、上記スパウト3aの溶着部分に無
理な力がかからず、この部分の変形も少ない。
なお、上記縦長胴部4aの径を調節することによって、注
出時における内容物(酒)の出具合や脈動を抑え込むよ
うにすることが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、角樽は、角樽本
体と、この角樽本体の注出孔に配置する縦長胴部の注出
口栓を有して角樽本体内に収納される内袋とからなり、
前記注出口栓を軟質材から成形しかつ前記注出口栓の縦
長胴部が屈曲部を有しているので、角樽本体の注出孔に
注出口栓を配置しても内袋の注出口栓取付部分の変形が
無くなり、ピンホールの発生を防いで漏れを防止するこ
とができるようになる。また外栓に刳貫き穴が無い場合
でも注出口栓を折り曲げるだけて容易に対処でき、角樽
本体や内袋を何ら変更することなく漏れを防止した角樽
が得られるなど、実用性にすぐれた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る角樽の一実施例を示す説明図、第
2図は一実施例における注出口栓を示す説明図、第3図
は注出口栓を折り込んだ状態を示す説明図、第4図と第
5図は従来例を示す説明図である。 1……角樽 2……角樽本体 3……内袋 4……注出口栓 4a……縦長胴部 4c……屈曲部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】角樽本体と、この角樽本体の注出孔に配置
    する縦長胴部の注出口栓を有して角樽本体内に収納され
    る内袋とからなる角樽において、 前記注出口栓を軟質材から成形しかつ前記注出口栓の縦
    長胴部が屈曲部を有していることを特徴とする角樽。
JP1990039195U 1990-04-12 1990-04-12 角 樽 Expired - Lifetime JPH0752069Y2 (ja)

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JPH03129291U JPH03129291U (ja) 1991-12-25
JPH0752069Y2 true JPH0752069Y2 (ja) 1995-11-29

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