JPH0751946Y2 - スライドトレイのガイド構造 - Google Patents
スライドトレイのガイド構造Info
- Publication number
- JPH0751946Y2 JPH0751946Y2 JP1988072625U JP7262588U JPH0751946Y2 JP H0751946 Y2 JPH0751946 Y2 JP H0751946Y2 JP 1988072625 U JP1988072625 U JP 1988072625U JP 7262588 U JP7262588 U JP 7262588U JP H0751946 Y2 JPH0751946 Y2 JP H0751946Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide tray
- ribs
- slide
- guide structure
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はスライドトレイのガイド構造に関する。
(従来の技術) 自動車の室内は、スペースが限られているため、空いて
いるスペースを有効に利用してトレイを備えつける必要
がある。このため、インパネにスライドトレイを装着で
きるようにしたものがある。
いるスペースを有効に利用してトレイを備えつける必要
がある。このため、インパネにスライドトレイを装着で
きるようにしたものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このようにスライドトレイを設けた場合には、
スライドトレイのインナをアウタに出し入れする場合
に、がたつきが生じたりするという問題点がある。
スライドトレイのインナをアウタに出し入れする場合
に、がたつきが生じたりするという問題点がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
は、開閉時のがたつきを少なくすることができるスライ
ドトレイのガイド構造を提供することにある。
は、開閉時のがたつきを少なくすることができるスライ
ドトレイのガイド構造を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段及び作用) スライド方向に延設されるレールと、対をなして略ハ字
状を形成しそれぞれが上記レールに対して傾斜すると共
にそれぞれに切り欠きの溝が形成されたリブとを備えた
スライドトレイアウトと、裏面に一体成形され上記レー
ルに案内されるガイドリブと、収納しきる直前にそれぞ
れの上記リブの側面を摺動して、収納時に上記溝に係合
すると共に同係合側の上記リブに略平行な切り欠きが形
成された一対のボスとを備えたスライドトレイインナと
を具備したことを特徴とするスライドトレイのガイド構
造である。
状を形成しそれぞれが上記レールに対して傾斜すると共
にそれぞれに切り欠きの溝が形成されたリブとを備えた
スライドトレイアウトと、裏面に一体成形され上記レー
ルに案内されるガイドリブと、収納しきる直前にそれぞ
れの上記リブの側面を摺動して、収納時に上記溝に係合
すると共に同係合側の上記リブに略平行な切り欠きが形
成された一対のボスとを備えたスライドトレイインナと
を具備したことを特徴とするスライドトレイのガイド構
造である。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の一実施例に係わるスライド
トレイのガイド構造について説明する。第1図はスライ
ドトレイのインナを斜め下から見た斜視図である。第1
図において、11はスライドトレイインナである。このス
ライドトレイインナ11の一側面には後述するスライドト
レイアウタ21に設けられるレール受け部22内を摺動する
レール12が設けられている。さらに、スライドトレイイ
ンナ11の裏面にはインナ開閉時のガタつきを防止するた
めの一対のガイドリブ131,132が設けられている。そし
て、このガイドリブ131,132はスライドトレイアウタ21
のガイドリブ231,232に案内される。さらに、一対のガ
イドリブ131,132間にはトレイを閉じた場合のロックの
味だし及びストッパのボス141,142には摺動及び係合す
る側のリブ251,252に略平行な切り欠きが設けられてい
る。ここで、ロックの味出しは、ロック状態時手前から
ロック状態になりつつあるという感覚を操作者に判るよ
うにすることを意味する。
トレイのガイド構造について説明する。第1図はスライ
ドトレイのインナを斜め下から見た斜視図である。第1
図において、11はスライドトレイインナである。このス
ライドトレイインナ11の一側面には後述するスライドト
レイアウタ21に設けられるレール受け部22内を摺動する
レール12が設けられている。さらに、スライドトレイイ
ンナ11の裏面にはインナ開閉時のガタつきを防止するた
めの一対のガイドリブ131,132が設けられている。そし
て、このガイドリブ131,132はスライドトレイアウタ21
のガイドリブ231,232に案内される。さらに、一対のガ
イドリブ131,132間にはトレイを閉じた場合のロックの
味だし及びストッパのボス141,142には摺動及び係合す
る側のリブ251,252に略平行な切り欠きが設けられてい
る。ここで、ロックの味出しは、ロック状態時手前から
ロック状態になりつつあるという感覚を操作者に判るよ
うにすることを意味する。
また、第3図はスライドトレイアウタ21の底面24を斜め
上から見た斜視図である。この底面24には上記ガイドリ
ブ231,231の他に、トレイを閉じた場合のロックの味だ
し及びストッパのリブ251,252が設けられている。
上から見た斜視図である。この底面24には上記ガイドリ
ブ231,231の他に、トレイを閉じた場合のロックの味だ
し及びストッパのリブ251,252が設けられている。
次に、上記のように構成された本考案の一実施例の動作
について説明する。まず、スライドトレイのインナ11を
アウタ21に収納させる場合には、インナ11のガイドリブ
131及び132をアウタ21のガイドリブ231,232間を摺動さ
せながら、収納させていく。そして、インナ11をアウタ
21に収納しきる直前にボス141,142はリブ251,252の側面
Aを摺動しながら矢印方向に進み、第4図に示すように
溝Cにはまり込む。このようにして、ロックされる。
について説明する。まず、スライドトレイのインナ11を
アウタ21に収納させる場合には、インナ11のガイドリブ
131及び132をアウタ21のガイドリブ231,232間を摺動さ
せながら、収納させていく。そして、インナ11をアウタ
21に収納しきる直前にボス141,142はリブ251,252の側面
Aを摺動しながら矢印方向に進み、第4図に示すように
溝Cにはまり込む。このようにして、ロックされる。
一方、スライドトレイのインナ11をアウタ21から引き出
す場合には、インナ11を引いてボス141,142をリブ251,2
52から外した後、さらにインナ11を引くことにより行わ
れる。このように、スライドトレイアウタ21のリブ251,
252側面とスライドトレイインナ11のボス141,142との摺
動によりロック味出しとしての機能を、リブの溝とボス
との係合によりストッパとしての機能を両立させること
ができる。
す場合には、インナ11を引いてボス141,142をリブ251,2
52から外した後、さらにインナ11を引くことにより行わ
れる。このように、スライドトレイアウタ21のリブ251,
252側面とスライドトレイインナ11のボス141,142との摺
動によりロック味出しとしての機能を、リブの溝とボス
との係合によりストッパとしての機能を両立させること
ができる。
また、ボス141,142にリブ251,252と略平行な切り欠きを
設けているため、リブ251,252の側面とボス141,142との
摺動が適度な抵抗となってロックの味だし機能を活して
いるものである。
設けているため、リブ251,252の側面とボス141,142との
摺動が適度な抵抗となってロックの味だし機能を活して
いるものである。
さらに、溝とボス141,142が係合した場合、つまりスラ
イドトレイインナ11がスライドトレイアウタ21内に収納
された場合には、リブ251,252がハ字状をしているため
収納方向に更にスライドすることが全くなく確実なスト
ッパーとしての機能を果たすことができる。
イドトレイインナ11がスライドトレイアウタ21内に収納
された場合には、リブ251,252がハ字状をしているため
収納方向に更にスライドすることが全くなく確実なスト
ッパーとしての機能を果たすことができる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、スライドトレイイ
ンナをアウタに収納する場合に、インナのがたつきを防
止すると共に、ロックの味出しを行なうことができるス
ライドトレイのガイド構造を提供することができる。
ンナをアウタに収納する場合に、インナのがたつきを防
止すると共に、ロックの味出しを行なうことができるス
ライドトレイのガイド構造を提供することができる。
第1図は本考案の一実施例に係わるスライドトレイのイ
ンナの斜視図、第2図はスライドトレイのアウタの斜視
図、第3図はスライドトレイのアウタの内側要部を示す
斜視図、第4図はボスがリブにはまった状態を示す図で
ある。 11…インナ、131,132…ガイドリブ、141,142…ボス、23
1,232…ガイドリブ、251,252…リブ。
ンナの斜視図、第2図はスライドトレイのアウタの斜視
図、第3図はスライドトレイのアウタの内側要部を示す
斜視図、第4図はボスがリブにはまった状態を示す図で
ある。 11…インナ、131,132…ガイドリブ、141,142…ボス、23
1,232…ガイドリブ、251,252…リブ。
Claims (1)
- 【請求項1】スライド方向に延設されるレールと、対を
なして略ハ字状を形成しそれぞれが上記レールに対して
傾斜すると共にそれぞれに切り欠きの溝が形成されたリ
ブとを備えたスライドトレイアウトと、 裏面に一体成形され上記レールに案内されるガイドリブ
と、収納しきる直前にそれぞれの上記リブの側面を摺動
して、収納時に上記溝に係合すると共に同係合側の上記
リブに略平行な切り欠きが形成された一対のボスとを備
えたスライドトレイインナとを具備したことを特徴とす
るスライドトレイのガイド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072625U JPH0751946Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | スライドトレイのガイド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072625U JPH0751946Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | スライドトレイのガイド構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01175453U JPH01175453U (ja) | 1989-12-13 |
JPH0751946Y2 true JPH0751946Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=31297783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988072625U Expired - Lifetime JPH0751946Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | スライドトレイのガイド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751946Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016117355A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 電子機器および電子機器の取り付け構造 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5420923U (ja) * | 1977-07-12 | 1979-02-10 | ||
JPS6131862Y2 (ja) * | 1981-01-14 | 1986-09-17 | ||
JPS60139647U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | 三菱自動車工業株式会社 | 樹脂製物品収納ボックス |
JPS6226248U (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-18 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP1988072625U patent/JPH0751946Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016117355A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 電子機器および電子機器の取り付け構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01175453U (ja) | 1989-12-13 |
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