JPH0751601Y2 - プログラム制御装置 - Google Patents
プログラム制御装置Info
- Publication number
- JPH0751601Y2 JPH0751601Y2 JP1989036537U JP3653789U JPH0751601Y2 JP H0751601 Y2 JPH0751601 Y2 JP H0751601Y2 JP 1989036537 U JP1989036537 U JP 1989036537U JP 3653789 U JP3653789 U JP 3653789U JP H0751601 Y2 JPH0751601 Y2 JP H0751601Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- program
- target value
- program pattern
- control
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、例えば予め決められた時間に対する制御量の
変化を示すプログラムに従って温度、湿度、圧力、流量
等の現象を制御する調節計に用いて好的なプログラム制
御装置に関するものである。
変化を示すプログラムに従って温度、湿度、圧力、流量
等の現象を制御する調節計に用いて好的なプログラム制
御装置に関するものである。
［従来の技術］ 例えば調節計を例にとって説明すると、調節計では電気
炉の熱電対からの入力値と予め決められた時間に対する
制御量の変化を示すプログラムパターンの目標値とを比
較してその偏差が小さくなるようにプログラムパターン
に従って現象を追従制御している。また、一般にこの種
の調節計では上述した制御に並行して電気炉内の現象を
より効率的に制御するべく、ヒーターやファン等のシス
テムの経路を切換えるための制御信号を補助的に出力し
ている。この制御信号は使用者がプログラムパターンを
決める際に並行して装置の前面に設けられた操作パネル
のキー操作によって入力設定されるもので、プログラム
パターンを見ながら制御信号を出力する時間の設定を行
なっていた。
炉の熱電対からの入力値と予め決められた時間に対する
制御量の変化を示すプログラムパターンの目標値とを比
較してその偏差が小さくなるようにプログラムパターン
に従って現象を追従制御している。また、一般にこの種
の調節計では上述した制御に並行して電気炉内の現象を
より効率的に制御するべく、ヒーターやファン等のシス
テムの経路を切換えるための制御信号を補助的に出力し
ている。この制御信号は使用者がプログラムパターンを
決める際に並行して装置の前面に設けられた操作パネル
のキー操作によって入力設定されるもので、プログラム
パターンを見ながら制御信号を出力する時間の設定を行
なっていた。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、上述した従来の装置において、システム
の経路を切換える制御信号を出力させるためには、使用
者がプログラムパターンの設定を行なう際に、この設定
に並行してプログラムパターンの各ステップ毎に行なわ
なければならず、その操作に時間がかかり面倒であっ
た。
の経路を切換える制御信号を出力させるためには、使用
者がプログラムパターンの設定を行なう際に、この設定
に並行してプログラムパターンの各ステップ毎に行なわ
なければならず、その操作に時間がかかり面倒であっ
た。
そこで、本考案は上述した問題点に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、例えばヒーター、クーラ、ファ
ンの駆動として、あるいはシステム経路の切換えに用い
られる制御信号等のようにプログラムパターンの時間内
に出力される信号を予め設定されるプログラムパターン
の目標値に応じて自動的に生成できるプログラム制御装
置を提供することにある。
であって、その目的は、例えばヒーター、クーラ、ファ
ンの駆動として、あるいはシステム経路の切換えに用い
られる制御信号等のようにプログラムパターンの時間内
に出力される信号を予め設定されるプログラムパターン
の目標値に応じて自動的に生成できるプログラム制御装
置を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本考案によるプログラム制御
装置は、制御対象からの測定値と、予め設定されたプロ
グラムパターンの目標値とを比較してその偏差が小さく
なるように前記制御対象を制御するプログラム制御装置
において、 前記プログラムパターンのステップ間における目標値の
切換わりのタイミングで、前記目標値が上昇している時
間又は下降している時間に相当する制御信号を生成する
信号生成手段を備えたことを特徴としている。
装置は、制御対象からの測定値と、予め設定されたプロ
グラムパターンの目標値とを比較してその偏差が小さく
なるように前記制御対象を制御するプログラム制御装置
において、 前記プログラムパターンのステップ間における目標値の
切換わりのタイミングで、前記目標値が上昇している時
間又は下降している時間に相当する制御信号を生成する
信号生成手段を備えたことを特徴としている。
［作用］ プログラムパターンの設定がなされると、信号生成手段
は目標値が上昇している時間又は下降している時間に相
当する制御信号を、プログラムパターンのステップ間に
おける目標値の切換わりのタイミングで生成する。そし
て、目標値が上昇している間の時間に相当する制御信号
により、例えばヒーターを動作させて制御対象の温度を
上げ、目標値が下降している間の時間に相当する制御信
号により、例えばクーラやファンを動作させて制御対象
の温度を下げる。
は目標値が上昇している時間又は下降している時間に相
当する制御信号を、プログラムパターンのステップ間に
おける目標値の切換わりのタイミングで生成する。そし
て、目標値が上昇している間の時間に相当する制御信号
により、例えばヒーターを動作させて制御対象の温度を
上げ、目標値が下降している間の時間に相当する制御信
号により、例えばクーラやファンを動作させて制御対象
の温度を下げる。
［実施例］ 第１図は本考案によるプログラム制御装置の一実施例を
示すブロック構成図である。
示すブロック構成図である。
この実施例によるマイクロコンピュータ等を用いたプロ
グラム制御装置は、例えば制御対象となる電気炉内の各
現象（温度、湿度、圧力、流量等）を予め設定記憶され
たプログラムパターンに従って制御を行なう調節計に用
いられ、プログラムパターンの設定時にヒーターやファ
ン等のシステムの経路を切換えるための制御信号を自動
的に出力するもので、記憶部１、設定部２、プログラム
駆動部３、偏差演算部４、PID演算部５、信号生成部６
を備えて概略構成されている。
グラム制御装置は、例えば制御対象となる電気炉内の各
現象（温度、湿度、圧力、流量等）を予め設定記憶され
たプログラムパターンに従って制御を行なう調節計に用
いられ、プログラムパターンの設定時にヒーターやファ
ン等のシステムの経路を切換えるための制御信号を自動
的に出力するもので、記憶部１、設定部２、プログラム
駆動部３、偏差演算部４、PID演算部５、信号生成部６
を備えて概略構成されている。
記憶部１には第２図に示すように電気炉内の各現象を制
御するための時間に対する制御量（目標値）の変化を示
すプログラムパターン1aが複数種類記憶されている。ま
た、この記憶部１には設定部２におけるキー操作に基づ
いて設定されたプログラムパターン1aの各ステップ毎に
細かい設定（各ステップの制御時間および制御量（目標
値）、PID定数、制御出力量の上・下限値、警報等）を
行なうためのパラメータ1bが記憶されている。
御するための時間に対する制御量（目標値）の変化を示
すプログラムパターン1aが複数種類記憶されている。ま
た、この記憶部１には設定部２におけるキー操作に基づ
いて設定されたプログラムパターン1aの各ステップ毎に
細かい設定（各ステップの制御時間および制御量（目標
値）、PID定数、制御出力量の上・下限値、警報等）を
行なうためのパラメータ1bが記憶されている。
プログラム駆動部３は電気炉内の熱電対から出力される
測定値の入力に伴うプログラムパターン1a上の目標値に
対応する信号を偏差演算部４に出力している。
測定値の入力に伴うプログラムパターン1a上の目標値に
対応する信号を偏差演算部４に出力している。
偏差演算部４は測定値とプログラム駆動部３から出力さ
れる目標値とのレベルを比較してその偏差を求め、その
結果得られる偏差信号をPID演算部５に出力している。
れる目標値とのレベルを比較してその偏差を求め、その
結果得られる偏差信号をPID演算部５に出力している。
PID演算部５では偏差演算部４からの偏差信号をPID演算
して外部に出力しており、この出力信号に基づいて電気
炉における温度等の現象の制御がプログラムパターン1a
に従って行なわれる。
して外部に出力しており、この出力信号に基づいて電気
炉における温度等の現象の制御がプログラムパターン1a
に従って行なわれる。
信号生成部６は設定部２によって設定されたプログラム
パターン1aの状態に応じ、このプログラムパターン1aの
制御時間内において所定時間でオン・オフする信号を複
数種類生成して外部に出力している。この信号は例えば
第２図に示すような５つのステップS1〜S5（制御時間
ｔ）からなるプログラムパターン1aに従って電気炉内の
温度を制御する場合では、ヒーター、クーラ、ファン等
の駆動用の制御信号として用いられる。具体的にヒータ
ーを動作させて電気炉内の温度を上げるための信号は、
プログラムパターン1aにおいて目標値が上昇している時
間t1，t2で生成し、また、クーラやファンを動作させて
電気炉内の温度を下げるための信号は、プログラムパタ
ーン1aにおいて目標値が下降している時間t3で生成して
いる。すなわち、この信号はプログラムパターン1aの変
化の変わり目部分、つまり、各ステップ間における目標
値の切換わりのタイミングで生成されるようになってい
る。
パターン1aの状態に応じ、このプログラムパターン1aの
制御時間内において所定時間でオン・オフする信号を複
数種類生成して外部に出力している。この信号は例えば
第２図に示すような５つのステップS1〜S5（制御時間
ｔ）からなるプログラムパターン1aに従って電気炉内の
温度を制御する場合では、ヒーター、クーラ、ファン等
の駆動用の制御信号として用いられる。具体的にヒータ
ーを動作させて電気炉内の温度を上げるための信号は、
プログラムパターン1aにおいて目標値が上昇している時
間t1，t2で生成し、また、クーラやファンを動作させて
電気炉内の温度を下げるための信号は、プログラムパタ
ーン1aにおいて目標値が下降している時間t3で生成して
いる。すなわち、この信号はプログラムパターン1aの変
化の変わり目部分、つまり、各ステップ間における目標
値の切換わりのタイミングで生成されるようになってい
る。
次に、上記のように構成されるプログラム制御装置の動
作について説明する。
作について説明する。
設定部２の設定操作により所定のプログラムパターン1a
が選択されて各パラメータの設定が行なわれると、この
設定されたプログラムパターン1aに従って電気炉内の温
度の制御が行なわれる。
が選択されて各パラメータの設定が行なわれると、この
設定されたプログラムパターン1aに従って電気炉内の温
度の制御が行なわれる。
この際、信号生成部６においては、上述した制御に並行
して第２図に示すようなプログラムパターン1aに応じた
２種類の制御信号TS1，TS2が自動的に出力されそして、
この制御信号TS1，TS2の一方の信号TS1でヒーターが、
また、他方の信号TS2でクーラおよびファンの駆動が制
御される。
して第２図に示すようなプログラムパターン1aに応じた
２種類の制御信号TS1，TS2が自動的に出力されそして、
この制御信号TS1，TS2の一方の信号TS1でヒーターが、
また、他方の信号TS2でクーラおよびファンの駆動が制
御される。
ところで、上述した実施例では調節計に適用した場合を
例にとって説明したが、例えば第１図において一点鎖線
で囲まれた部分から構成される設定器に用い、その出力
を調節計に入力させて使用してもよい。
例にとって説明したが、例えば第１図において一点鎖線
で囲まれた部分から構成される設定器に用い、その出力
を調節計に入力させて使用してもよい。
［考案の効果］ 以上説明したように、本考案によるプログラム制御装置
は、予め設定されるプログラムパターンのステップ間に
おける目標値の切換わりのタイミングで、目標値が上昇
している時間又は下降している時間に相当する制御信号
を生成する構成なので、例えばヒーター、クーラ、ファ
ン等の駆動やシステム経路の切換えに用いられる制御信
号を、プログラムパターンの設定と同時に自動的に生成
して出力することができ、簡単な操作により設定の短縮
が図れる。
は、予め設定されるプログラムパターンのステップ間に
おける目標値の切換わりのタイミングで、目標値が上昇
している時間又は下降している時間に相当する制御信号
を生成する構成なので、例えばヒーター、クーラ、ファ
ン等の駆動やシステム経路の切換えに用いられる制御信
号を、プログラムパターンの設定と同時に自動的に生成
して出力することができ、簡単な操作により設定の短縮
が図れる。
【図面の簡単な説明】 第１図は本考案によるプログラム制御装置の一実施例を
示すブロック構成図、第２図は同装置における信号生成
部で生成される信号のプログラムパターンに対する出力
タイミングを示す図である。 1a……プログラムパターン、２……設定部、３……プロ
グラム駆動部、６……信号生成部、TS1，TS2……制御信
号。
示すブロック構成図、第２図は同装置における信号生成
部で生成される信号のプログラムパターンに対する出力
タイミングを示す図である。 1a……プログラムパターン、２……設定部、３……プロ
グラム駆動部、６……信号生成部、TS1，TS2……制御信
号。
Claims (1)
- 【請求項１】制御対象からの測定値と、予め設定された
プログラムパターンの目標値とを比較してその偏差が小
さくなるように前記制御対象を制御するプログラム制御
装置において、 前記プログラムパターンのステップ間における目標値の
切換わりのタイミングで、前記目標値が上昇している時
間又は下降している時間に相当する制御信号を生成する
信号生成手段を備えたことを特徴とするプログラム制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989036537U JPH0751601Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | プログラム制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989036537U JPH0751601Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | プログラム制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02130002U JPH02130002U (ja) | 1990-10-26 |
| JPH0751601Y2 true JPH0751601Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=31542853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989036537U Expired - Lifetime JPH0751601Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | プログラム制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751601Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6113302A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-21 | Yamatake Honeywell Co Ltd | プログラム発信器内蔵の調節計 |
| JPS63311505A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-20 | Fuji Electric Co Ltd | プログラムコントロ−ラ |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1989036537U patent/JPH0751601Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02130002U (ja) | 1990-10-26 |
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