JPH06330793A - エンジンガバナ制御装置 - Google Patents

エンジンガバナ制御装置

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Publication number
JPH06330793A
JPH06330793A JP14552293A JP14552293A JPH06330793A JP H06330793 A JPH06330793 A JP H06330793A JP 14552293 A JP14552293 A JP 14552293A JP 14552293 A JP14552293 A JP 14552293A JP H06330793 A JPH06330793 A JP H06330793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
response speed
engine
governor
governor valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14552293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ota
勤 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP14552293A priority Critical patent/JPH06330793A/ja
Publication of JPH06330793A publication Critical patent/JPH06330793A/ja
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答速度を変更できるエンジンガバナ制御装
置を提供する。 【構成】 ステップ210で応答速度の設定値を読み込
む。応答速度の設定値は、応答速度設定スイッチを操作
して設定する。ステップ212ではその設定値の判定処
理を行う。設定値の判定に応じて、それぞれアドレス値
4〜6をRAMにセットする(ステップ214〜21
8)。ガバナバルブの開度制御では、RAMにセットさ
れた各アドレス値に基づいてROMから目標回転数及び
応答速度に関するパラメータデータを読み込むととも
に、エンジン回転数及びガバナバルブ開度を入力し、所
定の制御プログラムに基いて目標ガバナバルブ開度をフ
ァジィ演算する。目標回転数を設定された応答速度で達
成するため、ガバナバルブの開度可変用モータに対して
PWM(パルス幅変調)信号を出力しデューティ制御を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの回転数を制
御するエンジンガバナ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン回転数を目標回転数に制御する
には、現時点のエンジン回転数と目標回転数の偏差を入
力し、エンジンガバナ制御装置が所定の制御プログラム
に基づいてガバナバルブの開度を制御することにより行
っている。通常この時の応答速度(目標回転数に到達す
るまでの時間t)は、図7に示すように最適値として設
定されていて、任意に変更することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用状
況等に応じて目標回転数に到達するまでの応答速度を、
変更したいという要請がある。本発明は上記要請に応え
るためになされたもので、応答速度を変更できるエンジ
ンガバナ制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの具体的構成として、図1に示すようにエンジン回転
数検出手段51と、目標回転数設定手段52と、前記エ
ンジン回転数検出手段51の検出するエンジン回転数
と、前記目標回転数設定手段52により設定された目標
回転数とを入力して、ガバナバルブの開度を演算制御す
るガバナバルブ開度制御手段53とを有するエンジンガ
バナ制御装置において、前記目標回転数に到達するまで
の応答速度を設定する応答速度設定手段54を設けたこ
とを特徴とするエンジンガバナ制御装置が提供される。
【0005】
【作用及び発明の効果】上記エンジンガバナ制御装置に
よれば、応答速度設定手段54により設定された応答速
度により、ガバナバルブの開度が演算制御され目標回転
数に制御される。従って、使用状況に応じた最適感覚で
エンジン回転数の制御を行うことができる効果がある。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図2はエンジンガバナ制御装置の制御系を示すブロック
図である。図において1はエンジン、2はガバナバル
ブ、3はガバナバルブ2の開度可変用モータ、4はガバ
ナバルブ開度制御部、5は応答速度設定スイッチであ
る。また、6は目標回転数設定スイッチであり、目標回
転数設定手段をなす。ガバナバルブ開度制御部4は、C
PU,ROM,RAM及び各種インターフェース(何れ
も図示しない)等から構成され、所定の制御プログラム
に基づいてガバナバルブ開度を制御する。ガバナバルブ
開度制御部4には、ガバナバルブの開度及びエンジン回
転数が、それぞれ図示しないセンサにより検出されフィ
ードバックされる。
【0007】応答速度設定スイッチ5の具体例を図3
(a)〜(c)に示す。図3(a)は可変抵抗器11を
用いたものである。可変抵抗値11の抵抗値を無段階に
変更し、ガバナバルブ開度制御部4へ入力する電圧値を
変更する。これによりガバナバルブ開度制御部4がガバ
ナバルブ2の開度を制御して、エンジン1の回転数が目
標回転数に到達するまでの応答速度が設定される。
【0008】図3(b)は、複数の抵抗12を直列結線
した抵抗回路13と切替スイッチ14とを組み合わせた
ものである。切替スイッチ14により、抵抗回路13の
分圧値を段階的に切り替える。ガバナバルブ開度制御部
4へ入力する電圧値が段階的に変更される。また、図3
(c)は、複数のスイッチ24を複数の回路25により
ガバナバルブ開度制御部4に結線したもので、スイッチ
24の選択的操作により回路25が切り替わり、これに
より目標回転数に到達するまでの応答速度が設定され
る。
【0009】図4は、ガバナバルブ開度制御部4のメイ
ンルーチンを示すフローチャートである。処理がスター
トすると、ステップ100でエンジン回転数及びガバナ
バルブ開度を読み込む。続いてステップ102で、RA
Mにセットされた各アドレス値に基づいてROMからパ
ラメータデータを読み込む。ROMには各アドレス値に
対応して、目標回転数に関するパラメータデータ及び応
答速度の設定値に関するパラメータデータが書き込まれ
ている。ステップ104では、エンジン回転数、ガバナ
バルブ開度及びパラメータデータを入力し、所定の制御
プログラムに基いて目標ガバナバルブ開度をファジィ演
算する。ステップ106では演算された目標ガバナバル
ブ開度を設定された応答速度で達成するため、ガバナバ
ルブの開度可変用モータ2に対してPWM(パルス幅変
調)信号を出力しデューティ制御を行う。
【0010】上記ガバナバルブ開度制御部4のメインル
ーチンのNサイクル毎に、目標回転数及び応答速度の設
定変更処理が行われる。図5は、その設定変更処理を示
すフローチャートである。処理がスタートするとステッ
プ200で、エンジンの目標回転数の設定値を読み込
む。エンジンの目標回転数は、ガバナバルブ開度制御部
4に入力される目標回転数設定スイッチ6により設定さ
れる。ステップ202では、目標回転数の判定処理を行
う。目標回転数の判定に応じて、それぞれアドレス値1
〜3をRAMにセットする(ステップ204〜20
8)。続いてステップ210で応答速度の設定値を読み
込む。応答速度の設定値は、応答速度設定スイッチ5を
操作して設定する。ステップ212ではその設定値の判
定処理を行う。設定値の判定に応じて、それぞれアドレ
ス値4〜6をRAMにセットする(ステップ214〜2
18)。
【0011】上記したようにメインルーチンのNサイク
ル毎に、エンジンの目標回転数及び応答速度の設定値の
判定処理が行われ、変更ある毎にRAMにセットされる
アドレス値が更新される。これに基づいて、エンジンの
目標回転数に制御するためのガバナバルブの開度が演算
されるとともに、設定された応答速度により制御され
る。図6は目標回転数に到達するまでのエンジン回転数
と時間の関係を示した特性図である。(a)は応答速度
が一番速い場合であって、オーバシュートを生じた後目
標回転数に収束する。(b)はオーバシュートを生じる
ことなく目標回転数に収束する場合である。また、
(c)は応答速度が一番遅い場合である。
【0013】上記実施例は、応答速度設定スイッチ4を
操作してエンジンガバナ制御装置の制御系の応答速度
を、アイドリング時や緊急時等の使用状況に応じて設定
することが可能となり、使用者の感覚に応じたエンジン
回転数の最適制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】エンジンガバナ制御装置の制御系を示すブロッ
ク図である。
【図3】応答速度設定スイッチの例示図である。
【図4】ガバナバルブ開度制御部のメインルーチンを示
すフローチャートである。
【図5】目標回転数及び応答速度の設定変更処理を示す
フローチャートである。
【図6】目標回転数に到達するまでのエンジン回転数と
時間の関係を示した特性図である。
【図7】応答速度が一定場合のエンジン回転数と時間の
関係を示した特性図である。
【符号の説明】
1...エンジン 2...ガバナバルブ 3...ガバナバルブの開度可変用モータ 4...ガバナバルブ開度制御部 5...応答速度設定スイッチ 6...目標回転数設定スイッチ 51...エンジン回転数検出手段 52...目標回転数設定手段 53...ガバナバルブ開度制御手段 54...応答速度設定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン回転数検出手段と、目標回転数
    設定手段と、前記エンジン回転数検出手段の検出するエ
    ンジン回転数と、前記目標回転数設定手段により設定さ
    れた目標回転数とを入力して、ガバナバルブの開度を演
    算制御するガバナバルブ開度制御手段とを有するエンジ
    ンガバナ制御装置において、 前記目標回転数に到達するまでの応答速度を設定する応
    答速度設定手段を設けたことを特徴とするエンジンガバ
    ナ制御装置。
JP14552293A 1993-05-24 1993-05-24 エンジンガバナ制御装置 Pending JPH06330793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14552293A JPH06330793A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 エンジンガバナ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14552293A JPH06330793A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 エンジンガバナ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06330793A true JPH06330793A (ja) 1994-11-29

Family

ID=15387176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14552293A Pending JPH06330793A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 エンジンガバナ制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06330793A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101029212B1 (ko) * 2004-12-07 2011-04-12 두산인프라코어 주식회사 퍼지제어를 이용한 디지털 가버너 제어장치 및 방법

Cited By (1)

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KR101029212B1 (ko) * 2004-12-07 2011-04-12 두산인프라코어 주식회사 퍼지제어를 이용한 디지털 가버너 제어장치 및 방법

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