JPH075103A - 磁気インキ検出装置 - Google Patents
磁気インキ検出装置Info
- Publication number
- JPH075103A JPH075103A JP17079793A JP17079793A JPH075103A JP H075103 A JPH075103 A JP H075103A JP 17079793 A JP17079793 A JP 17079793A JP 17079793 A JP17079793 A JP 17079793A JP H075103 A JPH075103 A JP H075103A
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- printed matter
- magnetic
- magnetic material
- magnetic ink
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- Pending
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷インキに磁性材が含有されているか、否
かを光学的に検出するようにした、磁気インキ検出装置
の提供を主たる目的とする。 【構成】 基本的には赤外線を発光し、これを印刷物の
表面に投射する発光素子と、この発光素子の投射光線の
反射光線を受光する受光素子とで、印刷物の印刷インキ
の磁性を光学的に検出するようにしたことを主たる特徴
とする磁気インキ検出装置である。
かを光学的に検出するようにした、磁気インキ検出装置
の提供を主たる目的とする。 【構成】 基本的には赤外線を発光し、これを印刷物の
表面に投射する発光素子と、この発光素子の投射光線の
反射光線を受光する受光素子とで、印刷物の印刷インキ
の磁性を光学的に検出するようにしたことを主たる特徴
とする磁気インキ検出装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、印刷物における磁気イ
ンキの磁性を光学的に検出する磁気インキ検出装置に関
し、詳しくは、例えば、紙幣識別機において、紙幣の真
偽を判定するための検査装置に実施して最適な磁気イン
キ検出装置に関する。
ンキの磁性を光学的に検出する磁気インキ検出装置に関
し、詳しくは、例えば、紙幣識別機において、紙幣の真
偽を判定するための検査装置に実施して最適な磁気イン
キ検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来例としては、磁気抵抗素子を応用し
た磁気キンキの印刷パターンを認識するセンサー（磁気
ヘッド）により、検査すべき印刷物の印刷面を接触させ
て磁性の有無を判定していた。
た磁気キンキの印刷パターンを認識するセンサー（磁気
ヘッド）により、検査すべき印刷物の印刷面を接触させ
て磁性の有無を判定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】磁気インキ検出装置
は、印刷面上の極微弱な磁気を検知するため、磁気ヘッ
ドを利用した上記従来例にあっては、磁気ヘッドが印刷
面に常に平滑に且つ、安定して接触する構成がとられて
おり、従って、機械的には複雑となるのみならず、各部
材の素材にも限定があった。
は、印刷面上の極微弱な磁気を検知するため、磁気ヘッ
ドを利用した上記従来例にあっては、磁気ヘッドが印刷
面に常に平滑に且つ、安定して接触する構成がとられて
おり、従って、機械的には複雑となるのみならず、各部
材の素材にも限定があった。
【０００４】又、電気的には極微弱な磁気、即ち、超微
小信号を大きく増幅するので、ノイズ対策上の問題があ
った。
小信号を大きく増幅するので、ノイズ対策上の問題があ
った。
【０００５】そこで、本発明は、上記従来例の各問題を
解決すべく光学的手段を利用した磁気インキ検出装置を
提供せんとするものである。
解決すべく光学的手段を利用した磁気インキ検出装置を
提供せんとするものである。
【０００６】
【発明が解決するための手段】上記従来例技術が有す
る、問題点を解決することを問題として、本発明は、赤
外線を発光する発光素子と、この発光素子から発光され
る発光波長帯にマッチングする受光素子とで磁気インキ
の磁性を反射検出する磁気インキ検出装置を請求項１と
するものである。
る、問題点を解決することを問題として、本発明は、赤
外線を発光する発光素子と、この発光素子から発光され
る発光波長帯にマッチングする受光素子とで磁気インキ
の磁性を反射検出する磁気インキ検出装置を請求項１と
するものである。
【０００７】更に、磁気インキに含まれている磁性材料
を、光学的スペクトル分布を利用して組成的に反射検出
する磁気インキ検出装置を請求項２とするものである。
を、光学的スペクトル分布を利用して組成的に反射検出
する磁気インキ検出装置を請求項２とするものである。
【０００８】
【作用】本発明は、上記構成により、赤外線発光ダイオ
ードからなる発光素子から発光された赤外線は磁気イン
キで印刷された印刷物を非接触状態下で反射され、これ
をフォト、トランジスターからなる受光素子で受光す
る。この受光の明暗のパターンの中の一部のスペクトル
は磁性材に対して吸収率が高い為に、通常のインキより
も明暗の差が大きく、従って、より明確な明暗パターン
を得ることが出来る。
ードからなる発光素子から発光された赤外線は磁気イン
キで印刷された印刷物を非接触状態下で反射され、これ
をフォト、トランジスターからなる受光素子で受光す
る。この受光の明暗のパターンの中の一部のスペクトル
は磁性材に対して吸収率が高い為に、通常のインキより
も明暗の差が大きく、従って、より明確な明暗パターン
を得ることが出来る。
【０００９】
【実施例】以下本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。図１は本発明の光学式の磁気インキ検出装置の
基本的な原理説明図を示す。同図において、（１）は赤
外線発光ダイオード（以下ＩＲ−ＬＥＤと云う）で、
（２）はこのＩＲ−ＬＥＤ（１）の反射光軸上に配され
た受光素子（以下フォトＴＲと云う）である。上記ＩＲ
−ＬＥＤ（１）の発光焦点は、同ＩＲ−ＬＥＤ（１）と
印刷物との相関関係において上記印刷物上に結ぶように
する。
明する。図１は本発明の光学式の磁気インキ検出装置の
基本的な原理説明図を示す。同図において、（１）は赤
外線発光ダイオード（以下ＩＲ−ＬＥＤと云う）で、
（２）はこのＩＲ−ＬＥＤ（１）の反射光軸上に配され
た受光素子（以下フォトＴＲと云う）である。上記ＩＲ
−ＬＥＤ（１）の発光焦点は、同ＩＲ−ＬＥＤ（１）と
印刷物との相関関係において上記印刷物上に結ぶように
する。
【００１０】上記構成において、印刷物（３）の通過時
に、ＩＲ−ＬＥＤ（１）から発光された赤外線で、その
表面を投射して、その反射光線をフォトＴＲ（２）で受
光する。この受光の明暗のパターンを検出することによ
って、同印刷物（３）の印刷パターンを検知することが
出来る。
に、ＩＲ−ＬＥＤ（１）から発光された赤外線で、その
表面を投射して、その反射光線をフォトＴＲ（２）で受
光する。この受光の明暗のパターンを検出することによ
って、同印刷物（３）の印刷パターンを検知することが
出来る。
【００１１】上記印刷物（３）が磁性材を含有した磁気
インキで印刷されている場合には、ＩＲ−ＬＥＤ（１）
から発光された赤外線の中の一部のスペクトルは磁性材
に対して吸収率が高い為に磁性材の含有されていない通
常のインキよりも明暗差が大きい。この特性を応用して
検出した明暗パターン信号を例えば図２に示すように、
増幅器（４）で所望値に増幅し、これを ／ コンパー
タ（５）でデジタル信号に変換し、これをソフトウエア
（６）で処理して例えば、ＹＥＳ、ＮＯの判定を行う。
インキで印刷されている場合には、ＩＲ−ＬＥＤ（１）
から発光された赤外線の中の一部のスペクトルは磁性材
に対して吸収率が高い為に磁性材の含有されていない通
常のインキよりも明暗差が大きい。この特性を応用して
検出した明暗パターン信号を例えば図２に示すように、
増幅器（４）で所望値に増幅し、これを ／ コンパー
タ（５）でデジタル信号に変換し、これをソフトウエア
（６）で処理して例えば、ＹＥＳ、ＮＯの判定を行う。
【００１２】この判定は例えば、印刷物固有の明暗パタ
ーンのデーターをマイコンに登録しておき、前回処理し
たデーターと比較するようにすれば、一度にパターンの
比較と磁性材の有無とを判定することが出来る。
ーンのデーターをマイコンに登録しておき、前回処理し
たデーターと比較するようにすれば、一度にパターンの
比較と磁性材の有無とを判定することが出来る。
【００１３】ここで、紙幣識別機を例にとれば、同紙幣
識別機の単一の紙幣挿入口より、例えば１、０００円、
５、０００円、１０、０００円の紙幣のうち、何れか一
校を差し込むと、送り機構により同紙幣は上記光学式検
出装置に送り込まれる。ここで、上述した明暗のパター
ン信号が得られ、この信号を基にして上記判定が行われ
る。
識別機の単一の紙幣挿入口より、例えば１、０００円、
５、０００円、１０、０００円の紙幣のうち、何れか一
校を差し込むと、送り機構により同紙幣は上記光学式検
出装置に送り込まれる。ここで、上述した明暗のパター
ン信号が得られ、この信号を基にして上記判定が行われ
る。
【００１４】即ち、この判定の結果が、ＹＥＳの場合に
は、正規の紙幣とみなされ、ＮＯの場合は、偽物とみな
されて紙幣識別機の紙幣挿入口又は、紙幣返却口へ返却
される。
は、正規の紙幣とみなされ、ＮＯの場合は、偽物とみな
されて紙幣識別機の紙幣挿入口又は、紙幣返却口へ返却
される。
【００１５】本発明は、上述した紙幣識別機に限定され
ることなく、紙幣を取り扱う機器全てに実施することが
出来る。又、紙幣に限定されることなく、印刷の明暗パ
ターンを光学的に検出する全ての機器に実施することが
出来る。
ることなく、紙幣を取り扱う機器全てに実施することが
出来る。又、紙幣に限定されることなく、印刷の明暗パ
ターンを光学的に検出する全ての機器に実施することが
出来る。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、上述したように、印刷物の明
暗パターンを光学的検出するようにしとものであるか
ら、従来の磁気ヘッド利用による上述した問題点を解決
し得ると共に、特に、磁気インキの印刷による明暗パタ
ーン化を赤外線で行うようにしたから、通常のインキよ
りも、その明暗差が顕著に表すことが出来る。総じて、
本発明は構成簡単にして、安価に提供することが出来る
と共に、印刷物の識別等の判定を正確に且つ、迅速に行
うことが出来る等の多くの利点を有する。
暗パターンを光学的検出するようにしとものであるか
ら、従来の磁気ヘッド利用による上述した問題点を解決
し得ると共に、特に、磁気インキの印刷による明暗パタ
ーン化を赤外線で行うようにしたから、通常のインキよ
りも、その明暗差が顕著に表すことが出来る。総じて、
本発明は構成簡単にして、安価に提供することが出来る
と共に、印刷物の識別等の判定を正確に且つ、迅速に行
うことが出来る等の多くの利点を有する。
【図１】本発明の磁気インキ検出装置の説明図である。
【図２】本発明は磁気インキ検出装置の出力側に接続さ
れる処理回路のブロック図である。
れる処理回路のブロック図である。
（１） 発光素子 （２） 受光素子 （３） 印刷物
Claims (2)
- 【請求項１】赤外線を発光する発光素子と、この発光素
子から発光される発光波長帯にマッチングする受光素子
とで、印刷物の印刷インキの磁性を反射検出することを
特徴とする磁気インキ検出装置。 - 【請求項２】磁気インキに含有された磁性材料を光学的
スペクトル分布を利用して、組成的に反射検出すること
を特徴とする上記請求項１に記載の磁気インキ検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17079793A JPH075103A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 磁気インキ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17079793A JPH075103A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 磁気インキ検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075103A true JPH075103A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15911537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17079793A Pending JPH075103A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 磁気インキ検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075103A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60230290A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | 株式会社東芝 | 印刷物の判別装置 |
| JPH01141338A (ja) * | 1987-10-26 | 1989-06-02 | De La Rue Co Plc:The | インク検出方法および装置 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP17079793A patent/JPH075103A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60230290A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | 株式会社東芝 | 印刷物の判別装置 |
| JPH01141338A (ja) * | 1987-10-26 | 1989-06-02 | De La Rue Co Plc:The | インク検出方法および装置 |
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