JPH0751016B2 - コンバインにおける刈高さ制御装置 - Google Patents

コンバインにおける刈高さ制御装置

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JPH0751016B2
JPH0751016B2 JP13097886A JP13097886A JPH0751016B2 JP H0751016 B2 JPH0751016 B2 JP H0751016B2 JP 13097886 A JP13097886 A JP 13097886A JP 13097886 A JP13097886 A JP 13097886A JP H0751016 B2 JPH0751016 B2 JP H0751016B2
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JP
Japan
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reference value
setting
ultrasonic sensor
setting dial
sensor
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JP13097886A
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JPS62289106A (ja
Inventor
文夫 吉邨
弘喜 小野
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンバインにおける刈高さ制御装置に係るも
のである。
(従来技術) 従来、ポジションセンサー設定ダイヤルを任意調節する
ことにより制御装置を介してフレームに対する刈取装置
の刈高さを自動制御する機構と、前記設定ダイヤルによ
る刈高さで刈取作業を開始したとき超音波センサーによ
り実際の刈高さを所望回数測定して基準値を得て得られ
た基準値に基づき刈高さを制御する機構とを有するもの
は公知である。
(発明が解決しようとする課題) 公知のものは、圃場の凹凸等により、超音波センサーに
より得られた基準値が前記設定ダイヤルによる任意調節
の刈高さの範囲より外れたとき(圃場がたまたま部分的
に凹んでいたり突出してたりすると、設定ダイヤルによ
り設定された地上高の範囲より外れることがある)、お
よび前記超音波センサーによる基準値設定中、前記設定
ダイヤルを再調節して動かした場合は、前記超音波セン
サーの自動的基準値測定作動が狂うという問題がある
(設定ダイヤルを動かすと、刈取装置の高さが変わるの
で、測定基準値が変化する)。
(課題を解決するための手段) よって、本発明は、ポジションセンサー設定ダイヤルを
任意調節することにより制御装置を介してフレームに対
する刈取装置の位置を調節して該刈取装置の地上高を自
動制御する機構と、前記設定ダイヤルにより設定された
地上高で刈取作業を開始したとき超音波センサーにより
実際の地上高を所望回数測定して基準値を得てその基準
値に基づき超音波制御する機構とを有するものにおい
て、前記超音波センサーにより測定された基準値が前記
設定ダイヤルにより設定された設定値の範囲より外れた
とき、及び前記超音波センサーによる基準値設定中前記
設定ダイヤルを動かした場合は、いずれも前記超音波セ
ンサーによる基準値設定は自動的に停止させ、刈取装置
の地上高が前記設定ダイヤルによる設定値になったとき
は前記超音波センサーによる基準値設定を新たに開始す
る構成としたコンバインにおける刈高さ制御装置とした
ものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1はコンバ
インのフレーム、2は走行装置、3はフレーム1上に設
けた自動送込式脱穀装置、4はフレーム1の前方に設け
た刈取装置である。刈取装置4は、フレーム1に設けた
左右方向の横軸5を中心として先端が矢印イのように上
下動するように取付られる。6は刈取装置4の支持フレ
ーム、7は上下動装置(シリンダー)で、一端はフレー
ム1側に軸8で軸着され、他端は支持フレーム6側に軸
9で軸着されていて、シリンダー7が伸縮すると刈取装
置4は横軸5を中心に上下動する。10は刈取装置4の最
前端の分草体、11は分草体10の後方に設けた引起装置、
12は刈刃、13は掻込装置、14は穀稈引継搬送装置、15は
穀稈供給装置、16は運転席である。
前記軸5の近傍位置のフレーム1側にはポジションセン
サー17が設けられる。18はポジションセンサー17のセン
サー突起で、センサー突起18に刈取装置4側の押圧片19
が当接している。
しかして、刈取装置4の下部位置には超音波センサー20
を取付ける。第2図の21は超音波センサー20を支持フレ
ーム6に取付ける取付プレートであり、超音波センサー
20は刈取を開始すると自動的に地面高さを測定して基準
値を定め、その基準値に基づいて刈取装置4の地上高を
自動制御する。22は突っ込み防止センサーである。
また、24は刈取装置4を手動で上下させる手動レバー、
25はポジションセンサー設定ダイヤル、26はオートリフ
トスイッチであって、ONにすると刈取装置4を自動上下
させる。
27は車速センサー、28は切替バルブで、フレーム1の任
意の位置に取付けられ、一定速度以下では、超音波セン
サー20の検出結果に基づく制御装置29による上下動装置
7が作動なくなるように接続される。しかして、ポジシ
ョンセンサー設定ダイヤル25を所望の位置に調節する
と、その設定に基づき制御装置29は作動する。
前記超音波センサー20は制御装置29に接続されるが、超
音波センサー20において基準値測定中ポジションセンサ
ー設定ダイヤル25を動かしたときは超音波センサー20に
よる基準値測定は停止し、刈取装置4が動かしたポジシ
ョンセンサー設定ダイヤル25により定められた所定の位
置になると、改めて基準値設定が行われるように構成さ
れる。
また、超音波センサー20による基準値設定は、刈取装置
4が圃場のくぼみとか凸部に差し掛ってポジションセン
サー17によるポジション設定値からはずれた場合は停止
し、再びポジション設定値に戻ると復帰する。30は操作
部である。
(作用) 次に作用を述べる。
可変抵抗であるポジションセンサー設定ダイヤル25を回
転調節すると、制御装置29内のフレーム1に対する刈取
装置4の開き角度が設定されるので、その設定値に基づ
き上下動装置7のシリンダーは伸縮し、刈取装置4を所
定の角度に開く。このことにより刈取装置4は例えば5c
mというような地面高さに調節される。なお、上記設定
ダイヤル25による調節は、運転者の経験で決めるから、
おおよそである。
この状態で、圃場内を前進すると、分草体10により分草
し、引起装置11により引起し、刈刃12で根元を切断し、
掻込装置13で掻き込み、穀稈引継搬送装置14により自動
送込式脱穀装置3の穀稈供給装置15に引き継ぎ、脱穀す
るが、上記刈取作業開始直後、超音波センサー20によ
り、自動的に地上高を複数回測定して平均値を求め、こ
れを基準値として設定し、基準値が設定されると以後は
その設定された基準値に基づいて超音波制御が行なわれ
る。
しかして、前記超音波センサー20による基準値は、圃場
がたまたま部分的に凹んでいたり突出してたりすると、
ポジションセンサー設定ダイヤル25により設定された前
記地上高の例えば5cmの範囲より外れることがあり、超
音波センサー20による基準値が正しく設定されないこと
があるので、本願においては、超音波センサー20による
基準値設定作業は停止させ、前記設定ダイヤル25による
地上高さに戻した後、改めて超音波センサー20よる基準
値設定を行なう。
また、超音波センサー20による基準値の設定中に、ポジ
ションセンサー設定ダイヤル25を動かしてしまうときも
あり、設定ダイヤル25を動かすと、超音波センサー20に
よる基準値設定が狂うことがあるので、この場合も超音
波センサー20による基準値設定作業は停止させ、動かし
た設定ダイヤル25によるポジション設定値になったあ
と、超音波センサー20よる基準値設定を開始する。
(効果) 本発明は、ポジションセンサー設定ダイヤル25を任意調
節することにより制御装置を介してフレーム1に対する
刈取装置4の位置を調節して該刈取装置4の地上高を自
動制御する機構と、前記設定ダイヤル25により設定され
た地上高で刈取作業を開始したとき超音波センサー20に
より実際の地上高を所望回数測定して基準値を得てその
基準値に基づき超音波制御する機構とを有するものにお
いて、前記超音波センサー20により測定された基準値が
前記設定ダイヤル25により設定された設定値の範囲より
外れたとき、及び前記超音波センサー20による基準値設
定中前記設定ダイヤル25を動かした場合は、いずれも前
記超音波センサー20による基準値設定は自動的に停止さ
せ、刈取装置4の地上高が前記設定ダイヤル25による設
定値になったときは前記超音波センサー20による基準値
設定を新たに開始する構成としたコンバインにおける刈
高さ制御装置としたから、 イ、超音波センサー20により得られた実際の刈高さが例
えば2cmで、前記設定ダイヤル25による任意調節の刈高
さの範囲である5cmより外れたときは、超音波センサー2
0による基準値設定は自動的に停止させるから、極端に
高い刈高さとか極端に低い刈高さにならないですませら
れる。
ロ、超音波センサー20による基準値設定中、前記設定ダ
イヤル25を誤って(意識的に)動かすことがあり、前記
設定ダイヤル25の動かし方によっては、極端に高い刈高
さとか極端に低い刈高さになることもあるが、このとき
は、超音波センサー20による基準値設定は自動的に停止
させるようにしたから、これを防止できる。
ハ、前記イ項の場合、超音波センサー20による基準値設
定が自動的に停止したのち、前記設定ダイヤル25による
設定値になったときは、超音波センサー20による基準値
設定が新たに開始される構成としたので、正しい制御が
可能になる。
ニ、前記ロ項の場合、前記設定ダイヤル25による再調節
が終了すると、超音波センサー20による基準値設定が新
たに開始される構成としたので、正しい制御が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体側面図、第2図は超音波センサーの取付
図、第3図はブロック図、第4図と第5図はフローチャ
ート図である。 符号の説明 1……フレーム、2……走行装置、3……自動送込式脱
穀装置、4……刈取装置、5……横軸、6……支持フレ
ーム、7……シリンダー、8……軸、9……軸、10……
分草体、11……引起装置、12……刈刃、13……掻込装
置、14……穀稈引継搬送装置、15……穀稈供給装置、16
……運転席、17……ポジションセンサー、18……センサ
ー突起、19……押圧片、20……超音波センサー、21……
取付プレート、22……突っ込み防止センサー、23……穀
稈有無センサー、24……手動レバー、25……ポジション
センサー設定ダイヤル、26……オートリフトスイッチ、
27……車速センサー、28……切替バルブ、29……制御装
置、30……操作部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポジションセンサー設定ダイヤルを任意調
    節することにより制御装置を介してフレームに対する刈
    取装置の位置を調節して該刈取装置の地上高を自動制御
    する機構と、前記設定ダイヤルにより設定された地上高
    で刈取作業を開始したとき超音波センサーにより実際の
    地上高を所望回数測定して基準値を得てその基準値に基
    づき超音波制御する機構とを有するものにおいて、前記
    超音波センサーにより測定された基準値が前記設定ダイ
    ヤルにより設定された設定値の範囲より外れたとき、及
    び前記超音波センサーによる基準値設定中前記設定ダイ
    ヤルを動かした場合は、いずれも前記超音波センサーに
    よる基準値設定は自動的に停止させ、刈取装置の地上高
    が前記設定ダイヤルによる設定値になったときは前記超
    音波センサーによる基準値設定を新たに開始する構成と
    したコンバインにおける刈高さ制御装置。
JP13097886A 1986-06-05 1986-06-05 コンバインにおける刈高さ制御装置 Expired - Lifetime JPH0751016B2 (ja)

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JPS62289106A JPS62289106A (ja) 1987-12-16
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