JP2526865B2 - コンバインにおける刈高さ制御装置 - Google Patents

コンバインにおける刈高さ制御装置

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JP2526865B2
JP2526865B2 JP61130979A JP13097986A JP2526865B2 JP 2526865 B2 JP2526865 B2 JP 2526865B2 JP 61130979 A JP61130979 A JP 61130979A JP 13097986 A JP13097986 A JP 13097986A JP 2526865 B2 JP2526865 B2 JP 2526865B2
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position sensor
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manual lever
sensor
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文夫 吉邨
弘喜 小野
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンバインにおける刈高さ制御装置に係るも
のである。
(従来技術) 従来、コンバインの機体フレームに刈取装置を横軸に
より上下回動自在に軸止して、手動レバーを操作する
と、刈取装置は一定範囲上下動するようにし、また、刈
取装置はポジションセンサーにより手動レバーの上下動
範囲より小幅で一定範囲上下動できるようにしたものは
公知である。
なお、従来公知の、実開昭55−88635号公報には、コ
ンバインの機体フレームに刈取装置を横軸により上下回
動自在に軸止して、手動レバーを操作すると、刈取装置
は一定範囲上下動するようにし、また、刈取装置には対
地追従センサーを設け、人為切替スイッチにより手動レ
バーの上下調節を対地追従センサーの対地追従調節に変
更できるようにしたものが記載されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、公知の、手動レバーによる上下動調節と、ポ
ジションセンサーによる上下動調節のある装置の切替え
は、いちいちオペレーターが手動で行っていたので、面
倒であった。また、前記公知公報記載のものも、人為切
替スイッチの人為切替えにより切替るものであるから、
操作面倒であった。
(課題を解決するための手段) よって、本発明は、コンバインの機体フレーム1に横
軸5により上下回動自在に軸止した上下動自在の刈取装
置4と、前記刈取装置4の前記機体フレーム1に対する
高さを上限位置と下限位置との間の調節域で自動調節し
うるポジションセンサー17と、該ポジションセンサー17
の前記調節域を変更させうるポジション設定ボリューム
25と、前記刈取装置4を前記ポジションセンサー17に優
先して前記調節域より大きく上下動させうる手動レバー
24を設けたものにおいて、前記刈取装置4は、前記手動
レバー24の操作により前記ポジションセンサー17による
調節域を越えて上動しても前記刈取装置4が再び前記ポ
ジションセンサー17の調節域になった状態で前記手動レ
バー24の操作を中止したときは自動的に前記ポジション
センサー17による自動制御に切替わるように構成したコ
ンバインにおける刈高さ制御装置としたものである。
また、前記コンバインにおける刈高さ制御装置におい
て、前記刈取装置4が手動レバー24の操作により前記ポ
ジションセンサー17による調節域を越えて上動していて
も前記ポジションセンサー17による調節域なり且つその
後機体が一定距離前進したときは自動的に前記ポジショ
ンセンサー17による自動制御に切替わるように構成した
ものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1はコン
バインの機体フレーム、2は機体フレーム1の下方に設
けた走行装置、3は機体フレーム1の上方に設けた自動
送込式脱穀装置、4は機体フレーム1の前方に設けた刈
取装置、5は機体フレーム1の前方の上部位置に設けた
横軸、6は上端が前記横軸5に軸着されている刈取装置
4の刈取支持フレーム、7は刈取装置4の上下動装置
(シリンダー)で、上下動装置7の一端は機体フレーム
1側に軸8で軸着され、他端は刈取支持フレーム6側に
軸9で軸着されていて、上下動装置7が伸縮すると刈取
装置4は横軸5を中心にイ方向に上下動する。10は最前
端の分草体、11は分草体10の後方に設けた引起装置、12
は刈刃、13は掻込装置、14は穀稈搬送装置、15は穀稈供
給装置、16は運転席である。
前記横軸5の近傍位置の機体フレーム1側には、ポジ
ションセンサー17が設けられ、ポジションセンサー17の
センサー突起18に刈取支持フレーム6側の押圧片19が当
接している。ポジションセンサー17は機体フレーム1と
刈取装置4の角度を決めることにより、機体フレームに
対する高さを決めるものである。
しかして、刈取装置4の下部位置には超音波センサー
20を取付ける。超音波センサー20は、超音波により刈取
装置4の地上高を検出するものである。21は超音波セン
サー20を刈取支持フレーム6に取付けるプレートであ
り、超音波を地面に発射して、刈取装置4の地上高を自
動制御する。22は突っ込み防止センサーである。突っ込
み防止センサー22は地上にある衝碍物を検出するもので
ある。
又、26は手動レバー24の手動操作でON、OFFするスイ
ッチであって、手前に引くとポジションセンサー17の調
節域に優先して刈取装置4を上動させ、前側に倒すとポ
ジションセンサー17の調節域に優先して刈取装置4を下
動させる。
前記ポジションセンサー17は、ポジション設定ボリュ
ーム25を操作することにより上限位置と下限位置の調節
域を変更できる。即ち、品種品質により高刈りか低刈り
に調節される。27は車速センサー、28は上下動装置7の
切替バルブ、29は制御装置である。車速センサー27はコ
ンバインの速度を検出する。第3図のように、前記ポジ
ションセンサー17は、刈取支持フレーム6が上下動装置
7の伸縮で上下回動すると、その押圧片19がセンサー突
起18を押圧して、自動的に刈取装置4の機体フレーム1
との角度を検出し、ポジション設定ボリューム25により
定めた範囲になしうる。
なお、調節域を越えて上動した刈取装置4が下降して
ポジションセンサー17の調節範囲になると、その後一定
距離(一定時間)後、自動的にポジションセンサー17制
御に切替わる。
(作用) 次に作用を述べる。
走行装置2を駆動して前進すると、分草体10により分
草し、引起装置11で引起し、刈刃12で根元を切断し、掻
込装置13で掻込み、穀稈搬送装置14により穀稈供給装置
15に引継ぎ、自動送込式脱穀装置3で脱穀する。
しかして、ポジション設定ボリューム25により、どの
程度の刈高さを希望するかにつき設定しておき、この状
態で刈取作業をすれば、刈取支持フレーム6が超音波セ
ンサー20により地上高の測定に応じ上下動装置7を伸縮
させて回動し、その押圧片19がセンサー突起18を押圧す
る方向に移動させたり解除する方向に移動させたりする
から、ポジション設定ボリューム25で設定した範囲内
で、自動的に刈取装置4は上下動する。
なお、行手に衝碍物があるときは、突っ込み防止セン
サー22によりこれを検知し、前記ポジション設定ボリュ
ーム25で設定した範囲を越えて自動的に刈取装置4は上
動させ、突っ込みを防止する。
そして、畝越えのようなときは、手動レバー24を手前
に引けば、前記ポジション設定ボリューム25で設定した
範囲を越えてポジションセンサー17による制御に優先し
て第5図のメカ上限位置まで上昇し、安定に畝越えでき
る。また、点検のときのようなとき、手動レバー24を前
方に倒せば、ポジションセンサー17によれ制御に優先し
て第5図のメカ下限位置まで下降しメンテナンスができ
る。このメカ上限とメカ下限の幅は、勿論ポジションセ
ンサー17による調節幅よりも広い。
しかして、畝越えのため手動レバー24を操作してメカ
上限位置まで上動した刈取装置4が、再び前記ポジショ
ンセンサー17の調節域になった状態で前記手動レバー24
の操作を中止したときは、自動的にポジションセンサー
17による制御に切換る。
又、第3図の実施例では、車速センサー27が機体前進
の速度(距離)を検知し、ポジションセンサー17による
調節域の範囲内になった後、一定距離前進すると、制御
装置29にその旨入力し、ポジション設定ボリューム25の
設定の範囲でポジションセンサー17を作動させ、切替パ
ルブ28を切替えてポジションセンサー17による上下動制
御を行なう。
(効果) 本発明は、コンバインの機体フレーム1に横軸5によ
り上下回動自在に軸止した上下動自在の刈取装置4と、
前記刈取装置4の前記機体フレーム1に対する高さを上
限位置と下限位置との間の調節域で自動調節しうるポジ
ションセンサー17と、該ポジションセンサー17の前記調
節域を変更させうるポジション設定ボリューム25と、前
記刈取装置4を前記ポジションセンサー17に優先して前
記調節域より大きく上下動させうる手動レバー24を設け
たもにおいて、有記刈取装置4は、前記手動レバー24の
操作により前記ポジションセンサー17による調整域を越
えて上動しても前記刈取装置4が再び前記ポジションセ
ンサー17の調節域になった状態で前記手動レバー24の操
作を中止したときは自動的に前記ポジションセンサー17
による自動制御に切替わるように構成したコンバインに
おける刈高さ制御装置としたものであるから手動レバー
24を操作してポジションセンサー17の調節域を越えて上
動した刈取装置4が、下動してポジションセンサー17に
よる制御の調節域内になると、自動的にポジションセン
サー17制御に切替わるので、操作が頗る容易になる。
また、前記コンバインにおける刈高さ制御装置におい
て、前記刈取装置4が手動レバー24の操作により前記ポ
ジションセンサー17による調節域を越えて上動していて
も前記ポジションセンサー17による調節域なり且つその
後機体が一定距離前進したときは自動的に前記ポジショ
ンセンサー17による自動制御に切替わるように構成した
ものであるから、ポジションセンサー17による制御の調
節域内になっても直ちには切替わらず、その後一定距離
前進したとき始めて自動的に前記ポジションセンサー17
による自動制御に切替わるので、安全性と操作性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体側面図、第2図は超音波センサーの取付
図、第3図はブロック図、第4図はフローチャート図、
第5図は説明図である。 符号の説明 1……機体フレーム、2……走行装置、3……自動送込
式脱穀装置、4……刈取装置、5……横軸、6……刈取
支持フレーム、7……上下動装置、8……軸、9……
軸、10……分草体、11……引起装置、12……刈刃、13…
…掻込装置、14……穀稈搬送装置、15……穀稈供給装
置、16……運転席、17……ポジションセンサー、18……
センサー、19……押圧片、20……超音波センサー、21…
…プレート、22……突っ込み防止センター、23……穀稈
有無センター、24……手動レバー、25……ポジション設
定ボリューム、26……オートリフトスイッチ、27……車
速センサー、28……切替バルブ、29……制御装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンバインの機体フレーム1に横軸5によ
    り上下回動自在に軸止した上下動自在の刈取装置4と、
    前記刈取装置4の前記機体フレーム1に対する高さを上
    限位置と下限位置との間で調節域で自動調節しうるポジ
    ションセンサー17と、該ポジションセンサー17の前記調
    節域を変更させうるポジション設定ボリューム25と、前
    記刈取装置4を前記ポジションセンサー17に優先して前
    記調節域より大きく上下動させうる手動レバー24を設け
    たものにおいて、前記刈取装置4は、前記手動レバー24
    の操作により前記ポジションセンサー17による調節域を
    越えて上動しても前記刈取装置4が再び前記ポジション
    センサー17の調節域になった状態で前記手動レバー24の
    操作を中止したときは自動的に前記ポジションセンサー
    17による自動制御に切替わるように構成したコンバイン
    における刈高さ制御装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記刈取
    装置4が手動レバー24の操作により前記ポジションセン
    サー17による調節域を越えて上動していても前記ポジシ
    ョンセンサー17による調節域なったとき且つその後機体
    が一定距離前進したときは自動的に前記ポジションセン
    サー17による自動制御に切替わるように構成したコンバ
    インにおける刈高さ制御装置。
JP61130979A 1986-06-05 1986-06-05 コンバインにおける刈高さ制御装置 Expired - Lifetime JP2526865B2 (ja)

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JPS62289105A JPS62289105A (ja) 1987-12-16
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