JPH07509703A - 3‐および5‐置換1,2,3,4‐オキサトリアゾール‐5‐イミン化合物,その製造方法,前記化合物を含む医薬組成物,および薬物製造用の前記化合物の使用 - Google Patents
3‐および5‐置換1,2,3,4‐オキサトリアゾール‐5‐イミン化合物,その製造方法,前記化合物を含む医薬組成物,および薬物製造用の前記化合物の使用Info
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- JPH07509703A JPH07509703A JP6504904A JP50490493A JPH07509703A JP H07509703 A JPH07509703 A JP H07509703A JP 6504904 A JP6504904 A JP 6504904A JP 50490493 A JP50490493 A JP 50490493A JP H07509703 A JPH07509703 A JP H07509703A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3−および5−置換1.2.3.4−オキサトリアゾール−5−イミン化合物、
その製造方法、前記化合物を含む医薬組成物、および薬物製造用の前記化合物の
使用発明の分野
本発明は、心血管疾患(血餅)および喘息の処置に適当な生物学的作用を有する
従来未知の、3−および5−置換1. 2. 3. 4−オキサトリアゾール−
5−イミン化合物、その調製方法および前記化合物を含む医薬組成物に関する。
さらに、本発明は薬物を製造するために前記化合物を用いることに関する。
背景技術
エフ。ノー、フィネガン(N、 G、 Finnegan)等のrJ、 Org
、 CI+et 30、第567〜575頁(1065) Jには、3−シクロ
へキンルー1. 2. 3. 4−オキサトリアゾール−5−イミノ塩酸塩化合
物か開示されている。しかし、前記化合物の生物学的作用は言及されていない。
ケイ、マスダ(K、 Masuda)等のrchem、 Pbarm、 Bul
l、 19(3)、第559−563頁(1971) Jには、3−アリール−
1,2,3,4−オキサトリアゾール−5−イミン化合物およびそのアシル誘導
体が開示されており、そのアリール基は1個のメチルまたはハロゲンにより置換
することかできる。これらの化合物は新規降圧剤の発見を期待して合成されたか
、これらの化合物の生物学的作用は説明されていない。
ンー クリストファーセン(C,Christophersen)等のrAct
a Chemica 5candinavica 、 25、第625〜(i3
0頁(+971) Jには、3−置換−1,2,3,4−オキサトリアゾール−
5−イミノ化合物か開示されており、その3置換基はプロピルもしくはフェニル
または/クロヘキシルでよい。しかし、前記化合物の生物学的作用は説明されて
いない。
ハンリー(Ilanley)等のrJ、 C,S、 Perkin Trans
I、736〜740 (1’1179) Jには、3−アリール−1,2,3
,4−オキサトリゾール−5−イミン化合物か開示されており、そのアリール基
はメチルまたはハロゲンを用いてモノ置換することができる。しかし、これらの
化合物の生物学的作用は説明されていない。
特公ff1145−20904号オヨヒ45−21102号公報ニハ、3−ff
i換−1,2,3,4−オキサトリアゾール−5−イミン塩およびそのアノル誘
導体が開示されており、3−置換基はアリール基でよく、随意に塩素またはメチ
ルを用いてモノ置換することかできる。前記化合物の血管拡張因子活性が生物学
的作用として述べられている。
英国特許明細書箱2015878号には、3−フェニル−1,2,3,4−オキ
サトリアゾール−5−イミン化合物か開示されており、これらの化合物について
、農藁および/またはペスト殺卵性および/または除草活性が見出されている。
米国特許明細書箱4.320.355号には、本発明の化合物に似た構造の無水
−5−イミノ−1,2,3,4−オキサトリアゾリウム水酸化物が開示されてい
る。しかし、この特許明細書に記載されたこれらの化合物はガンの処置に有用で
あると言及されているにすきない。
さらに、rJ、 C,S、 I’erkin Trans I、747−751
(1979) Jには本発明の化合物に似た構造の化合物か記載されている。
しカル、前記化合物の生物学的作用は2己載されていない。
発明の開示
本発明は次の一般式Iて示す、従来未知の、3−および5−置換1. 2. 3
゜4−オキサ)−リアゾール−5−イミン化合物に関し、式中R1は同一または
異なる基でよく、1〜3個の炭素原子ををするアルキルもしくはアルコキシ基、
ハロゲン、トリフルオロメチル、ニトロ、シアノ、フェニルまたはアルキルスル
フォニル基を表し、nは1〜3であり、ただしn=1の場合、R1はハロゲンま
たはアルキルではなく、Xは−S○2または−C(0)NH−であり、Yは、−
(CIIR” )、、−であり、ここでm−1〜4で、さらにR1は−CH。
−アリール、アルキル、水素であり、または直接結合であり、またQはIO−カ
ンフアリル、−C(0)O−アルキル、アリール、−SO,−アルキルまたは一
3O2−アリールを意味し、アリールはフェニルまたは4−アルキル−1,3−
チアゾール−5−イルを意味し、アリール基は1〜3個の基Zで置換し、ただし
Zは−Nl−1−C(0) C+−sアルキル、 C(0)OC+−aアルキル
または−0−(CHR″) p OHヲ:!味し、式中p=1〜4で、R”t;
iHまたはOHをを味し、また、−3O7−アリールのアリール基かフェニル基
である場合、Zはさらにメトキンを意味することを特徴とする3−および5−置
換1、 2. 3. 4−オキサ)−リアゾール−5−イミン化合物である。
本発明の化合物はその化学的構造において上記従来の化合物と異なる。その理由
は、オキサトリアゾール環の3位および/または5位に異なる置換基を有するか
らである。さらに、本発明の化合物は生物学的作用に関して上記特許に記載の化
合物とは異なる。これらの化合物か血小板凝集を阻害し気管の弛緩作用を有する
からである。
さらに、本発明は医薬として許容することができる担体または希釈剤と一緒に式
1で示す化合物を活性成分として含むことを特徴とする医薬組成物に関する。
また、本発明は一般式1で示す、前記3−および5−置換1. 2. 3. 4
−オキサトリアゾール−5−イミン化合物を製造する方法に関し、前記方法は次
の一般式11
で示され、式中R1およびrlは式Iと同一の意味を有するl−アリールチオセ
ミhルバノト誘導体を、0〜10℃の酸性条件下に1〜6個の炭素原子を有する
窒化アルキルまたは窒化アルカリ金属で処理して、閉環し、その後得られた塩を
対応する遊離化合物に転化し、しかる後ClSO2Y Qまたは0=C=N−’
I−Q型の化合物、ただし、式中YおよびQが式Iと同一の意味を有する化合物
と反応させることを特徴とする。
この1〜6個の炭素原子を有する窒化アルキルを用いる環閉鎖反応は従来未知で
あり本発明の化合物の製造に好ましい。それは結果として精製前に定量的な収量
か得られるからである。
本発明の方法では、1〜6個の炭素原子を有する窒化アルキルとして窒化エチル
を用いるのか好ましく、さらに窒化すトリウムかアルカリ金属窒化物として好ま
しい。
1.4−二置換チオセミカルハントを亜硝酸(窒化ナトリウムと酸)で環化して
3−置換]、2. 3. 4−オキサトリアゾール−5−イミンを形成すること
はそれ自体既知である。この反応の収率は18〜57%と言われている。
1等量の1−アリール−チオセミカルバ/1・訪導体を、1〜6個の炭素原子を
有する窒化アルキルと反応させるために、2〜2.5等量の窒化アルキルを1〜
6個の炭素原子を有するアルキルアルコールのような、適切な溶媒中で用い、3
−アリール置換1. 2. 3. 4−オキ→ノ゛トリアゾールー5−イミン塩
を実質的に定量的な収量で得るのか好ましい。沈殿した硫黄を濾過し溶媒を蒸発
させた後、必要に応し、生成物を例えば1〜6個の炭素原子を有するアルキルア
ルコール、アセトニトリルまたはニトロメタンから再結晶する。こうして得られ
る精製物の収率は通常60〜950oである。
1〜6個の炭素原子を有するアルキルアルコールとしては、メタノールまたはエ
タノールか好ましい。
一般式IIて示される必要な出発化合物は、対応する塩酸アリールヒトランンを
チオンアノ酸アルカリまたはチオンアノ酸アンモニウムと、アルコールまたは水
のような適切な溶媒中で、例えばホウヘン−ウニイル(Houben−Weyl
) : )Melboden Der Organisct+cn Cl+em
ie E−IJ 、尤513頁に記載されたように、還流装置を用いて6〜18
時間、反応させることによる、それ自体既知の方法で製造することができる。
出発物質の製造
1−(3−クロロ−2−メチルフェニル)チオセミカルバジドの製造19.3g
(0,1モル)の3−クロロ−2−メチルフェニルヒドラジン塩酸塩を200
m1の無水エタノールに溶解した。If、 64g (0,12モル)のチオシ
アン酸カリウムをこの溶液に添加し、さらに混合物を16時間還流しながら加熱
した。次に混合物を冷却し、これにより生成物を部分的に沈殿させ、その後さら
に混合物をローチートリーエバポレータを用い蒸発させて乾燥した。生成物を2
0軸lの水および250m1のメタノールから再結晶し、濾過して分離し水で完
全に洗浄した。
収率・17.8g =82.5%
融点:192〜193°C
元素分析 Cm )LoCI Ni S :計算値 C: 44.54% H:
4.67% N : 19.48% S : 14.86%実験値 C:44.
22% H・4.58% N : 19.60% S:14.67%500 M
llz ’HNMR(d、−DMSO) :δ9.33(br s、 ltl、
NH) 、δ7.80(br s、 IIl、 N11) 、67.72(b
r s、 IH,NH)、δ7.52(br s、 Ill、 N11) 、δ
6.80(m、 311. ArH) 、δ2.18(s、 3H,Cl1x)
3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,3,4−オキサトリアゾー
ル−5−イミン塩酸塩の製造
8.6g (40ミリモル)の1−(3−クロロ−2−メチルフェニル)チオセ
ミカルバジドを100m1のメタノールと5mlの37%塩酸に、室温でかき混
ぜながら溶解した。混合物を水浴を用いて0〜5℃に冷却し、さらにその後6.
3g (7ml)の窒化エチルを約5分間にわたって少量づつ添加した。混合物
は亜硝酸蒸気により暗く着色するか、数分後遊離の硫黄か沈殿したと同時に明る
く変化した。混合物を10分間かき混ぜ、次にさらに追加の0.9g (1ml
)の窒化エチルを添加し、その後反応混合物を約20分間かき混ぜなから放置し
た。濾過して硫黄を分離し混合物を30℃の浴温で回転するエバポレータで蒸発
させた。所望の場合、混合物をトルエン/エタノールと一緒に蒸発させて脱水し
た。結晶をジエチルエーテルとがき混ぜ、濾過して分離しさらに少量のジエチル
エーテルで洗浄した。
収率 9.2g=94%
融点 194〜195℃(分解)
IR: 1700cm−’
元素分析 cm H,CI NI O,HC1,1/4 Hl O計算値 C:
38.19% H:3.41% N : 22.28% Cl : 28.1
8%実測値 C: 38.07 %H: 3.19% N : 22.30%
Cl : 28.58%500 Mllz ’HNMR(D、0) :67.5
2(m、 311. Ar11) 、δ2.38(s、 311. C1b)実
施例1
3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,3,4−オキサトリアゾー
ル−5−(N−フェニル スルフォニル カルバモイル)イミン194g (2
0ミリモル)の3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2゜3.4−オ
キサトリアゾール−5−イミノ塩酸塩を100m1の水に溶解し次に2.1g
(25Eリモル)の炭酸水素ナトリウムをかき混ぜながら添加した。二酸化炭素
の発生か停止した後、l0hlのクロロホルムを添加し、その後沈殿した物質が
溶解した。激しくかき混ぜながら3.85g (2159モル)のベンゼン ス
ルフォニルイソンアナ−1・を混合物に添加し6O分間がき混ぜ、これにより沈
殿を形成させた。この沈殿を濾過して分離しクロロホルム相を50+n lのI
N塩酸で3回、次いで水で洗浄し、その後濃縮した。濃縮により形成された生成
物を濾過で分離した沈殿と混合しこの混合物をその後少量のエーテルとがき混ぜ
、しかる後混合物を濾過して分離し乾燥した。
収率・6.7g=84.6%
融点 163〜165℃
IR: I(i95cm−’、l(i85cm−’、1330cm−’、II6
0cm−’ (N−−5O,−) ; 1O50cm−’ iN−
−C0−N1+)
元素分析 Cl5H22CI Ns SCL :計算値 C:45.46% H
:3.07% N : 17.79% CI・8.14%実測値 C:45.4
6% H:3.14% N・17.31% C1・7.92%1.95g (7
,9ミリモル)の3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,3,4−
オキサトリアゾール−5−イミン塩酸塩を30m1のピリジンに溶解/懸濁し、
さらにその後2.0g (7,9ミリモル)の2−アセトアミド−4−メチル−
5−トリアゾール スルフォニル クロライドをかき混ぜながら添加した。混合
物を室温で75分間かき混ぜ、その後混合物を激しくかき混ぜなから350+a
lの水に注いだ。沈殿生成物を濾過して分離し、水とジエチルエーテルで完全
に洗浄して減圧下で乾燥した。
収率 1.7]g=50.4%
融点:158〜159℃
IR: 1600cm−’ (−Nll−CO−) ; 1610cm−’、
1320C[l−’、1155cm−’ (N−−5O,−j
元素分析: C,、H,2CI N、Ot S、 、H,O:計算値 C:37
.61% H:3.38% N : 18.81% S : 14.34%実測
値 C: 37.63% H:3.32% N+18.84% s:tt6o%
4.94g (20ミリモル)の3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1
,2゜3.4−オキサトリアゾール−5−イミン塩酸塩を70m1のピリジンに
溶解/!3!濁し、さらにその後4.67g (20ミリモル)のN−アセチル
スルファニル クロライドをかき混ぜながら添加した。次に混合物を室温で7
5分間かき混ぜ、その後激しくかき混ぜながら900m1の水に注いだ。沈殿生
成物を濾過して分離し、その後水とジエチルエーテルで完全に洗浄して減圧下で
乾燥した。
収事二G、87g=84.2%
融、ζHj22.i〜225℃
IR: 1700cm−’ (−Nil−Co−) ; 1630cm−’、1
320cm−’、1155cm−’ (N−−5O2−)元素分析 C1cH+
tc I Ns 5otB1算1直 C:47.12 % H:3.46% N
+17.18 % Sニア、86%実測値 C:47.10% II:3.2P
6 N:16゜83% 3ニア、98%、4.94g (20ミリモル)の3−
(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2゜3.4−オキサトリアゾール−
5−イミン塩酸塩を70m1の水に溶解し、さらにそのi!4.2g (50ミ
リモル)の炭酸水素ナトリウムをかき混ぜながら添加した。二酸化炭素の発生か
停止した後、70m1のジクロロメタンを添加し、その後沈殿生成物を溶解した
。5.02g (20ミリモル)の(Is)−(+)−カンフアル−10−スル
フ士、酸クロライドを激しくかき混ぜながら混合物に添加し、次に混合物を16
時間かき混ぜた。有機相を分離し、次にIN塩酸で、その後水で洗浄し、しかる
後濃縮して曲状物とし、少量のエタノール中に放置し、前記曲状物か緩徐に沈殿
を生成した。この沈殿を濾過して分離しその後減圧下で乾燥した。
収率 3.76g = 43.0%
融占、126〜128 °C
IR: 1740cm−’ (−CO−) + 1630cm−’、1315c
m−’、1150cm−’ (N−−5O2−)元素分析 Cl1H21CI
N(SO+JlfillrLC:50.88°6H:4.98%N+13.19
%Sニア、55%実測値 C:50.806oH: 4.96% N : 13
.14% S : 7.6906実施例5
4.9 g (20ミリモル)の3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1
,2゜3.4−オキサトリアゾール−5−イミン塩酸塩を5軸1の水に溶解し、
これにその後2.0g (2459モル)の炭酸水素ナトリウムをかき混ぜなが
ら添加した。二酸化炭素の発生か停止した後、50m1のジクロロメタンを添加
し、その後沈殿生成物を溶解した。3.82g (20ミリモル)の4−イソノ
アナートー安息香酸エチルエステルを激しくかき混ぜなから前記混合物に添加し
、これによりほぼ同時に最終生成物か沈殿した。さらに混合物を30分間かき混
ぜ、しかる後沈殿生成物を濾過して分離し、水とその後にジエチルエーテルで完
全に洗浄し、減圧下で乾燥した。
収率: 7.07g=88.0%
融点・ 183〜185°C
IR: 1680cm−’、1270cm−’、lllocm−’ (エステル
) + 1635cn+−’(N−CO−Nll)元素分析: C,,1(、G
CI NS ot 、 l/3 H20:計算値 C: 53.01% H:4
.12% N:17.18%実測値 C:53.03% !(:4.04% N
: 16.83%4.94g (20ミリモル)の3−(3−クロロ−2−メ
チルフェニル)−1,2゜3.4−オキサトリアゾール−5−イミン塩酸塩を7
0m lの水に溶解し、これにその後2.5g(30ミリモル)の炭酸水素ナト
リウムをかき混ぜながら添加した。二酸化炭素の発生か停止した後、70m1の
ジクロロメタンを添加し、その後沈殿生成物か溶解した。4.5g(21ミリモ
ル)の4−メトキノ ベンゼン スルフォニルイノノアナートを激しくかき混ぜ
ながら混合物に添加し、さらに次いで混合物を2時間かき混ぜ、しかる後有機相
を分離した。有機相を50m1のIN塩酸で3回、その換水で洗浄し、しかる後
混合物を濃縮した。残留物を100+alのジエチルエーテルと完全にかき混ぜ
、その後生成物を濾過して分離し乾燥した。
収率: 6.34g=72.7%
融点 135℃
IR: 1690cm−’、1330cm−’、1160cm−’(N−−5O
x−) ; 1620c+s−’(N−−CO−NH) :@1260
cm ’(OCH+)
元素分析・C15H++CI Ns Oi S :JI算(直 C:45.34
% H:3.33% N:16.53X Sニア、36%実測値 C: 45
.05 %H: 3.34%N : 16.38% Sニア、23%2.47g
(10ミリモル)の3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2゜3.
4−オキサトリアゾール−5−イミン塩酸塩を30+o lの水に溶解し、その
後0゜9g(IO,7Eリモル)の炭酸水素ナトリウムをかき混ぜながら添加し
た。二酸化炭素の発生か停止した後、30m1のジクロロメタンを添加し、その
後沈殿生成物が溶解した。1.15g (10ミリモル)のカルボエトキノ エ
チル イソシアナートを激しくかき混ぜながら混合物に添加し、しかる後混合物
を30分間がき混ぜた。有機相を分離して水で洗浄し、しかる後混合物を濃縮し
て残留物をエーテルで洗浄した。その後生成物を濾過して分離し乾燥した。
収率・ 2.55g = 78.3%
融点 123〜127℃
IR: 1770cm ’、1200cm−’ (エステル) ; 1640c
11−’(N−−Co−Nfl)元素分析 C12111□ClN30+ ・計
算値 C:44.25% H:3.71% N:21.50%実測値 C:44
.18% 1.(+ 3.7296N + 21.08%3−(3−クロロ−2
−メチルフェニル)−1,2,3,4−オキサトリアシー4.9g (20ミリ
モル)の3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2゜3.4−オキサト
リアゾール−5−イミン塩酸塩を6抛lの水に溶解し、その後1゜8g(21ミ
リモル)の炭酸水素ナトリウムをかき混ぜながら添加した。二酸化炭素の発生が
停止した後、60!+1のジクロロメタンを添加し、その後沈殿生成物が溶解し
た。2.5g (20ミリモル)のエトキシ カルボニル メチル イソシアナ
ートを激しくかき混ぜなから混合物に添加し、しかる後混合物を30分間かき混
ぜ、これにより沈殿を形成した。ジクロロメタンを添加して沈殿を溶解した。有
機相を分離し次いで水で洗浄しさらに濃縮し、しかる後残留物を少量のエーテル
とがき混ぜ、濾過して分離しさらに乾燥した。
収率 5.9g=86.8%
融点、163〜165°C
IR: 1755c+n−’、1200cr’ (エステル) ; 1645c
+o−’、1635cm−’ (N−−CO−Nll)元素分析: C+3H1
4CI Ns O4:計算l1II C: 45.96% H:4.15% N
: 20.61%実測値 C:46.10% H:4.22% N : 20
.36%4.9g (20ミリモル)の3−(3−クロロ−2−メチルフェニル
)−1,2,3,4−オキサトリアゾール−5−イミン塩酸塩を60u+Iの水
に溶解し、その後1.8g(24ミリモル)の炭酸水素ナトリウムをかき混ぜな
がら添加した。二酸化炭素の発生か停止した後、60m1のジクロロメタンを添
加し、しかる後沈殿生成物が溶解した。4.38g (20ミリモル)の2−イ
ソシアナト−3−フェニル プロピオン酸エチルエステルを激しくかき混ぜなが
ら混合物に添加し、その後混合物を30分間かき混ぜた。有機相を分離し、次い
でIN塩酸で、その換水で洗浄し、しがる後混合物を濃縮した。残留物を少量の
ジエチルエーテルで洗浄し、その後濾過して分離し減圧下で乾燥した。
収率 5. Og = 58.2%
融点 127〜128°C
IR: 1745cm=、IIり10cm−’ (エステル) ; 1000c
m−’、1630cm−’ (N−−CO−Nll)元素分析 C,、[(、、
ClN50.:旧算値 C・55.88% 1−1・469% N : 16.
29%実測値 C:55.79% H: 4.5396 N + 16.04%
4.9g (20ミリモル)の3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,
2,3,4−オキサトリアゾール−5−イミン塩酸塩を6軸1の水に溶解し、そ
の後18g(2,1ミリモル)の炭酸水素ナトリウムをかき混ぜながら添加した
。二酸化炭素の発生か停止した後、601111のジクロロメタンを添加し、そ
の後沈殿生成物か溶解した。2.58g (20ミリモル)の2−イソシアナー
ト プロピオン酸メチルエステルを激しくかき混ぜなから混合物に添加し、その
後混合物を30分間かき混ぜた。有機相を分離し、次いてIN塩酸で、その換水
で洗浄し、しかる後混合物を濃縮した。残留物を少量のジエチルエーテルで洗浄
し、その後濾過して分離し減圧下で乾燥した。
収率 3.5g=51.5°。
融占、66〜69℃
IR: 1745cm−’、1200cm−’ (−r−ステル) ; 100
0cm−’、1635cm−’(N−−Co−NH)元素分析 C1alLtC
I Ns O。
計算値 C: 45.!][i 0o H: J、15% N:20.(i1%
実測値 C: 45.54 :’6 11 : 4.14% N:20.11%
薬理試験
1 血小板凝集の阻害
本発明の化合物か血小板(栓球)の集合(凝集)を阻害することについて試験し
た。この阻害は血餅(血栓)の形成の第1期に起こる。かかる阻害は血栓と診断
された後に血餅の形成を妨げ、新しい血栓の発生を阻害することができる。
この作用を示す方法は所謂アブレボメータ測定法であり、この方法は最初にボー
ン(Born)によりrNaLure(Lond、 )194.927〜929
.1962Jに記載されている。
クエン酸で安定化させた(終濃度、0.38%のクエン酸ナトリウム)健康被験
者からの静脈血を用いた。被験者は少なくとも8日間薬物を使用しなかった。軽
く遠心分離(160Xgで10分間)してピペットで移しPRP (血小板が豊
富な血漿)を得た。PPP (血小板か少ない血漿)を残りの血液を強く遠心分
離(3,OOOXgで10分間)して得た。光透過性はアブレボメータ〔クロノ
ログ(CIIRONOLOG) )を用いて測定した。PRPはほとんと光透過
性か認められないか、PPPは完全に光を透過する。I’RPを37°Cて磁石
によりかき混ぜながらアブレボメータに配置する。プロ凝集物質を添加すること
によりPRPは徐々に凝集し同時に光透過性が増加する。完全に凝集するとPP
Pに相当する先透過性か得られる。アデノンンニリン酸(ADP)をプロ凝集物
質として用い、前記物質は血小板の凝集に関し基本的な生化学的機構を示す。試
験物質を、磁石でかき混ぜなから37℃でアブレボメータに配置したPRP中で
3分間インキユヘーンヨンした。次に予め設定した凝集を起こす投与量のアデノ
ンンニリン酸(ADP) (2〜4μM)を添加した。少なくとも3種類の濃度
の試験物質を試験して凝集か投与量に依存して阻害されることを示した。
所謂ICs。値(対照の凝集に対し50%だけ凝集を阻害する濃度である)を各
試験物質について直線回帰分析(横座標に定数として対数濃度μMと縦座標に変
数として阻害%をとる)により計算する。次の既知の対照物質を用いた二ニトロ
グリセリン(GTN) 、ニトロプルノド すトリウム(NNP)および5IN
−1(モルシドミンの活性代謝産物)。
本発明の10種の化合物および3種の対照物質についての結果を表1に示す。
表1から、本発明の化合物か一般に対照物質の最良のものより実質的に優れてい
ることかわかる。ニトログリセリンはこの試験では不活性である。
表1 血小板凝集の阻害
本発明の化合物か予め収縮した気管を弛緩する能力について試験した。粘液膜の
膨張と組み合わさって気道か収縮することは喘息状態の生体因子を示す。収縮し
た気道の弛緩または拡張は喘息状態を改善する。
予め収縮した気管の弛緩を示す方法はエマージンとマノケイ(E+nmcrso
n & MacKay)のrJ、 r’l+arm、 Pl+armacol
、31.798.1979Jに記載されている。モルモットから単離した気管を
用いる。環状筋肉組織を維持したストリップを調製した後、器官ストリップを等
しい寸法の2つの部分に分離する。2つの気管ストリップをそれぞれの器官浴(
organ barb)にツ濁させ、器官の収縮および弛緩を記録計により記録
するトランスデユーサに接続する。2つの気管ストリップを37°Cのクレブス
緩lti液に連続して漬け、カルボジエン(95%の02および5%のCO,)
で絶えず泡立たせる。約3時間平衡にさせた後器官ストリップを、ポーラスで直
接浴に添加(03μM)する、カルバミルコリンに対する感度(収縮性)につい
て試験した。収縮か十分な場合、器官ストリップを同一濃度のカルバミルコリン
を含むクレブス緩衝液に移す。次に器官ストリップを絶えずカルバミルコリンに
曝し永久収縮(「喘息」)か緩徐に生ずる。試験化合物をポーラスの形態で器官
浴に直接添加する。最大の作用(弛緩)に達したら、系に添加した物質を洗浄除
去し、永久収縮状態に戻す。少なくとも3種の濃度の試験化合物を試験し器官の
投与量依存性弛緩をめる。EC,。値(最大弛緩に対して50%だけ器官を弛緩
する濃度)を各試験化合物について直線回帰分析(横座標に定数として対数濃度
μMと縦座標に変数として阻害%をとる)により計算する。対照化合物としてニ
トロプルシド ナトリウム(NNP)および5IN−1を用いた。
本発明の10種の化合物および2種の対照化合物に関する結果を表2に示す。
表2から、本発明の化合物が予め収縮させた気管ストリップに対し強力な弛緩作
用を有し、前記作用かNNPおよび5IN−1の作用に一致することかわかる。
しかし、さらに本発明のこれらの化合物の作用は対照化合物より長く永続する。
本発明を好適例を参照して説明した。しがし、本発明の範囲を逸脱することなく
種々の変更を加えることかできる。
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(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
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)、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 Ni
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、 PT、 R○、 RU。
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(72)発明者 ペブルセン ソーレンポルスデンマーク国 デーカー−265
0ハヴイドヴレ ヴエステルケルスヴエイ 7
(72)発明者 コレル ティム ニスデンマーク国 デーカー−2800リン
ビーグローンランドスヴエイ 7ベー
(72)発明者 アレーデ ブールゲ イングヴアル フリツシュ
デンマーク国 デーカー−2670グレヴエストランド リペリングヴエイ 8
Claims (10)
- 1.次の一般式Iで示す、3−および5−置換1,2,3,4−オキサトリアゾ ール−5−イミン化合物であって、 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中R1は同一または異なる基でよく 、1〜3個の炭素原子を有するアルキルもしくはアルコキシ基、ハロゲン、トリ フルオロメチル、ニトロ、シアノ、フェニルまたはアルキルスルフォニル基を表 し、nは1〜3であり、R1がハロゲンまたはアルキルでなく、n=1の場合、 Xは−SO2または−C(O)NH−であり、Yは、−(CHR2)m−、ここ でm=1〜4で、さらにR2は−CH2−アリール、アルキル、水素であり、ま たは直接結合であり、またQは10−カンファリル、−C(O)O−アルキル、 アリール、−SO2−アルキルまたは−SO2−アリールを意味し、アリールは フェニルまたは4−アルキル−1,3−チアゾール−5−イルを意味し、アリー ル基は1〜3個の基Zで置換し、Zは−NH−C(O)−C1−6アルキル、− C(O)O−C1−6アルキルまたは−O−(CHR3)p−OHを意味し、式 中p=1〜4で、R3はHまたはOHを意味し、また、−SO2−アリールのア リール基がフェニル基である場合、Zはさらにメトキシを意味することを特徴と する3−および5−置換1,2,3,4−オキサトリアゾール−5−イミン化合 物。
- 2.3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,3,4−オキサトリア ゾール−5−(N−(IS)−(+)−10−カンファリルスルファモイル)イ ミンである請求項1に記載の化合物。
- 3.3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,3.4−オキサトリア ゾール−5−(N−2−アセトアミド−4−メチル−5−トリアゾールスルファ モイル)イミンである請求項1に記載の化合物。
- 4.3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,3,4−オキサトリア ゾール−5−(N−4−(メトキシフェニルスルフォニルカルバモイル)イミン である請求項1に記載の化合物。
- 5.医薬として許容することができる担体または希釈剤と一緒に、活性成分とし て請求項1に記載の一般式Iで示す化合物を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 6.請求項1に記載の一般式Iで示す、3−および5−置換1,2,3,4−オ キサトリアゾール−5−イミン化合物を製造するにあたり、次の一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II)で示し、式中R1およびnが式Iと 同一の意味を有する、1−アリールチオセミカルバジド誘導体を、0〜10℃の 酸性条件下に1〜6個の炭素原子を有する窒化アルキルまたは窒化アルカリ金属 で処理して、閉環し、その後得られた塩を対応する遊離化合物に転化し、しかる 後CISO2−Y−QまたはO=C=N−Y−Q型の、式中YおよびQが式Iと 同一の意味を有する化合物と反応させることを特徴とする3−および5−置換1 ,2,3,4−オキサトリアゾール−5−イミン化合物の製造方法。
- 7.請求項1に記載の一般式Iで示す、3−および5−置換1,2,3,4−オ キサトリアゾール−5−イミン化合物を喘息処置用薬物を製造するために使用す ること。
- 8.請求項1に記載の一般式Iで示す、3−および5−置換1,2,3,4−オ キサトリアゾール−5−イミン化合物を血小板凝集阻害作用を有する薬物を製造 するために使用すること。
- 9.請求項1に記載の一般式Iで示す、3−および5−置換1,2,3,4−オ キサトリアゾール−5−イミン化合物を不能症に対し効果的な薬物を製造するた めに使用すること。
- 10.請求項1に記載の一般式Iで示す、3−および5−置換1,2,3,4− オキサトリアゾール−5−イミン化合物を子癇前症に対し効果的な薬物を製造す るために使用すること。
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