JPH07509642A - 血管内粥種切除用の医療器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 血管内粥種切除用の医療器具 本発明は、請求項１の上位概念に記載の形式の医療器具に関する。

このような形式の、例えば米国特許第４７６５３３２号明細書に記載されたよう な従来の医療器具の場合。

引張り方向に向いたカッティング区分を備えた、はぼ円筒形の基体が設けられて いる。これらのカッティング区分もやはり円筒形である。カッティング区分の鋭 い縁部は内方から外方に向かってテーパされている。

このことは健康な血管をも傷つける恐れがある。さらにこの公知の医療器具が有 する別の欠点は、動脈壁もしくは静脈壁への適合が、制限された範囲内でしか行 なわれないことにある。

上記従来技術から出発して、本発明の課題は、上位概念に記載の形式の医療器具 を改良して、医療器具の作用横断面が簡単に拡大され、静脈に適合されるような 医療器具を提供することである。

この課題は請求項１に記載の特徴により解決される。

このような医療器具は、カテーテルによって血管内に、それも造影剤によって検 出可能な部位にまで導入することができる。カテーテルとボデーとは、沈着物が このボデーとカテーテルとの間に位置するように配置される。次いで引張り手段 が操作され、所定の部位が掻き取られる。このような動作は、平滑な内壁が得ら れるまでしばしば繰り返される。切削時に生じた切屑は吸取られるか、または４ 処置後に動脈から引出されるボデーによって連行される。

本発明の別の有利な構成は請求項２以下から得られる。

本発明の有利な構成では、ホゾ−内に突入する、基体の区分が管区分として形成 されており、この管区分に、カッティング体に対してボデーを相対的に位置調節 するための機構が配置されている。

前記機構が、外方から操作可能な管部分または線材部分として構成されていると 有利である。この機構を操作することによって、カッティング体に押圧力カ；カ ロえられるので、この操作により、カンティング体の作用横断面は、ボデーが使 用者に向かって運動する力）、または使用者から離れる方向で運動するかによっ て、大きくなるかまたは小さくなる。

本発明のさらに別の構成では、カッティング体の旋回軸がボデーの引張り方向に 対して横方向に延びてしＮる。これにより、カッティングエツジが使用者（こ向 ｐｚて、カッティング体が作用ポジションもしくは非作用ポジションを取ること が保証される。本発明の思想の範囲内では、カッティングエツジが１腕式またＩ ｔ　２腕式の梃子として形成され、この梃子がその非作業位置において完全にま たはほぼ完全にボデー内に収納されていると特に有利でおる。この場合、基体が ストッパ区分を有していてよい。このストッパ区分はカッティング体の非作業位 置において、ボデーの一方の端面に対して殆ど間隔を有さすに配置されている。

このような手段の利点は、特に、血管内への医療器具の導入が著しく容易になる ことにある。それというのは、この場合、カッティングエツジが血管には接触し ないからである。

本発明のさらに別の有利な構成では、ボデーがほぼ中空円筒体として形成されて おり、この中空円筒体がカンティングエツジをその非作業位置において収容する 。

本発明のさらに別の有利な構成では、ボデーの、使用者から離反した端面が、引 張り方向に延びる開口を有している。この開口はガイド手段、例えば細し１線材 部分を収容するために役立つ。この線材部分によって、所定の部位への医療器具 の導入が容易になる。ボデーの、使用者から離反した端面が凸面状であり、縁部 を有していないと有利である。

本発明のさらに別の特に有利な構成では、共通の旋回軸と、各１つの伝力アーム および負荷アームとを備えた２つのカッティング体が設けられている。ボデーの 内壁が抑圧体を有しており、この押圧体が作業位置においては、それぞれの伝力 アームに押圧結合され、非作業位置においては、カッティング体のそれぞれの負 荷アームに押圧結合されている。これらの押圧体はスライド曲線を備えた半径方 向突起として形成されてよい。このような手段の利点は、引張り方向におけるボ デーの軸線方向のシフトによって、カッティング体が開閉されることにある。開 放時にはカッティング体がボデーから走出する。カッティング体のそれぞれの伝 力アームに、ボデーの側方から押圧力が加えられるので、カッティング体が開放 され、ボデー外部に配置される。カッティング体のカッティングエツジは、ボデ ー外部に配置された円または楕円を規定する。カッティング体を連続的に操作可 能にするために、それぞれのカッティング体縦断面の外輪郭がアーチ状に形成さ れている。このような手段により、カッティング体の開閉が徐々に行なわれるこ とが保証される。

本発明のさらに別の有利な構成では、網部分、管部分または線材部分として形成 された機構がクランプ体を支持しており、これらのクランプ体が、カッティング 体の作業位置に関連して、それぞれのカッティング体の伝力アームもしくは負荷 アームと協働する。これらのクランプ体は軸線方向横断面において楔状に形成さ れて、クランプ体のテーバされた端面が互いに向き合っていてよい。さらに、２ つのクランプ体が設けられており、これらのクランプ体相互間に、カッティング 体の旋回軸が配置されていると特に有利である。これらのクランプ体のうちの一 方が基体によって支持されて、弾性変形可能な材料から成っていてよい。この場 合、クランプ体のうちの一方のみがカッティング体の旋回軸に対して相対運動を 行なう。

本発明のさらに別の有利な構成では、カッティング体の前記カッティングエツジ に続いて設けられた側面が、少なくとも部分的にカッティング区分を備えている 。このような手段によって、カッティング体の閉鎖時に、端面のカッティングエ ツジだけでなく、カッティング体の長手方向に延びる縁部もが、カッティング機 構として作用することが保証される。

本発明のさらに別の有利な構成では、カッティング体が、一体成形された板ばね 及び又は、記憶作用を備えた金属合金（形状記憶合金金属）から成っている。

本発明のこのような構成は、規定の金属が変形後に元の形状を成すという事実を 利用している。従って、カッティング体が元の位置において所望の作業ポジショ ンを取るように、これらのカッティング体を形成することができる。この医療器 具を使用するまえに、カッティング体が変形させられ（走入ポジション）、規定 の温度で貯えられる。静脈内部において、医療機器の作業温度が変化し、カッテ ィング体が弛緩して、作業位置を取る。これによりカッティング体の枢着とシフ トと位置調節とのための複雑な機構が不要になる。

本発明のさらに別の有利な構成では、ボデー内に少なくとも部分的に突入する基 体が設けられており、この基体に、引張り方向に延びるカッティング体が、例え ばねじ締結、溶接、硬ろう接、冷間変形加工等によって固く結合されており、作 業位置もしくは非作業位置が、引張り方向においてボデーを位置調節することに よって規定可能である。本発明のさらに別の有利な構成では、カッティング体が 、金属、七うミックス、プラスチックのような弾性変形可能な材料、または合金 から成っている。本発明の思想の範囲内で、ボデーと基体とカッティング体の構 成部とが導電性材料から成っており、鋭いカッティングエツジを除いて、絶縁体 、例えばテフロンによって被覆されている。

本発明のさらに別の特に有利な構成によれば、複数の対を成すカッティング体が 連続して接続されており、これにより、沈着物の除去をより迅速に行なうことが できる。

本発明の実施例を図面に概略的に示し、以下に詳しく説明する。

第１図は、医療器具の第１実施例の一部を、作業位置で示した軸線方向の横断面 図である。

第２図は、第１図に示した医療器具を非作業位置で示した図である。

第３図は、医療器具の第２実施例を作業位置で示した図である。

第４図は、第３図に示した医療器具を非作業位置で示した図である。

第５図は、Ａ−Ａ線に沿って示した断面図である。

第６図は、医療器具の別の実施例を作業位置で示した図である。

第７図は、医療器具のさらに別の実施例を閉鎖位置で示した図である。

第８図は、抑圧体を備えた医療器具を作業位置で示した図である。

第９図は、第８図に示された医療器具を非作業位置で示した図である。

第１０図は、クランプ体と横方向孔とを備えた医療器具を、作業位置で示した図 である。

第１１図は、弾性的なりランプ体を備えた医療器具を、作業位置で示した図であ る。

第１２図は、第１図の医療器具を、タンデム状に配置した状態で示した図である 。

これらの図面には、動脈壁及び又は静脈壁における沈着物を除去する医療器具が 示されている。これらの医療器具は、血管内に導入可能な、少なくとも部分的に 中空のボデー１０〜１４を備えている。これらのボデーは、血管から導出可能な 引張り手段及び又は操作手段２０と、引張り方向に向いた、沈着物を除去するカ ッティング体２１．２２を備えている。このカッティング体は、カッティングエ ツジ２４を備えている。

ボデー１０〜１４内に少なくとも部分的に突入した基体２６．２７が設けられて いる。この基体には、引張り方向に延びるカッティング体２１．２２が枢着され ており、これらのカッティング体の作業位置もしくは非作業位置は、引張り方向 においてボデー１０〜１４を位置調節することによって規定可能である。それぞ れのボデー１０〜１４内に突入する前記基体２６，２７の区分３０は、管区分と して形成されている。この管区分内には、カンティング体２１．２２に対してボ デー１０〜１４を相対的に位置調節するための機構３２．３４が配置されている 。この機構３２．３４は、外方から操作可能な管部分または線材部分として構成 されている。カッティング体２１．２２の旋回軸３６はボデー１０〜１４の引張 り方向に対して横方向に延びている。

両カッティング体２１．２２は２腕式の梃子として形成されているのが判る。こ れらの梃子は非作業位置では完全にまたはほぼ完全にボデー１０〜１４内に収容 されている。基体２６；２７はストッパ区分３８を有している。このストッパ区 分は、カッティング体２１．２２の非作業位置において、それぞれのボデー１０ 〜１４の一方の端面４０に対して殆ど間隔無しに配置されている。それぞれのボ デー１０〜１４は、はぼ中空円筒体として形成されている。この中空円筒体は、 カッティング体２１．２２をこれらの非作業位置において収容する。それぞれの ボデー１０〜１４の、使用者から離反した端面４１は、引張り方向に延びる開口 ４２を有している。この開口には、機構３２；３４の端部が突入して、この場所 で固定されている。それぞれのボデー１０〜１４の、使用者から離反した端面４ １は凸面状であり、縁部を有していない。

さらにこれらの図面からは、共通の旋回軸３６と、各１つの伝力アーム４３およ び負荷アーム４４を備えた両カッティング体２１．２２が設けられているのが判 る。それぞれのボデー１０．１１．１２の内壁は押圧体４６を有している。これ らの抑圧体はその作業位置においてはそれぞれの伝力アーム４３に押圧結合され 、非作業位置においては、カッティング体２１１２２のそれぞれの負荷アーム４ ４に抑圧結合される。これらの抑圧体４６は、軸方向に延びるスライド曲線カム を備えた半径方向の突起として形成されている。それぞれのカッティング体の縦 断面の外輪郭はアーチ形なので、カッティング体の連続的な開放もしくは閉鎖が 保証される。

網部分、管部分または線材部分として形成された機構３２．３４はクランプ体４ ８，４９．５０　（第８図〜第１１図参照）を支持している。これらのクランプ 体は、カッティング体２１．２２の作業位置に関連して、それぞれのカッティン グ体２１．２２の伝力アーム４３もしくは負荷アーム４４と協働する。クランプ 体４８．４９．５’Ｏは、軸線方向の横断面で見て、楔形に形成されており、こ れらのクランプ体のテーパされた端面が互いに向き合っている。この場合、それ ぞれ２つのクランプ体４８，４９．５０が設けられており、これらのクランプ体 相互間には、カッティング体２１．２２の旋回軸が配置されている。第１１図に 示されたクランプ体５０は、基体２６によって支持されて、弾性変形可能な材料 から成っている。

第１図および第２図に示された医療器具の部分の特徴は、ボデー１０がカッティ ング体２１．２２を、これらの非作業位置（第２図）において完全には収容しな いことである。しかしながら、カッティングエツジ２４がストッパ区分３８の前 に配置されているので、この場合、カッティング動作は行なわれない。ボデー１ ０と旋回軸３６との間隔がほぼ最大になって初めてカッティング動作が保証され る。このカッティング動作時には、ボデーの押圧体４６が伝力アーム４３に押圧 力を加えて、両カッティングエツジ２４が互いに最大限に離反するように配置さ れ、基体２６を超えて突出するようになる。すなわち、基体２６の外周面が、両 カンティングエツジ２４の外周面よりも小さくなる訳である。カッティングエツ ジ２１．２２が、管部分として形成された区分３０に枢着されているので、やは り管部分として形成された機構３２がシフトされると、ボデー１０が遠ざかり、 伝力アーム４３に力が加えられる。機構３２内には、ガイド体、例えば線材部分 を導入することができる。この線材部分は、開口４２から突出して、血管への医 療器具の導入のために役立つことができる。機構３２が矢印の・方向に操作され ると、ボデー１０と旋回軸３６との間隔が最小限にされる。この場合、抑圧体４ ６が負荷アーム４４に押圧力を加えるので、医療器具は第２図に示されたポジシ ョンを取る。

第３図〜第５図には別の医療器具の一部が示されている。この医療器具は、第１ 図および第２図に示した医療器具と次の点で異なっている。すなわち、ボデー１ １の寸法設定が、このボデーが医療器具の閉鎖位置つまり非作業位置において、 両カッティング体２１゜２２を完全に収容することができる（第４図）ように行 なわれている。ボデー１１の横断面の外輪郭は円形である。基体２６も同じ横断 面を有しているので、ボデー１１は基体２６と整合することができる。このよう な手段の利点は、血管内への医療器具の導入が特に容易であることにある。

第５図から判るように、医療器具の引張り方向に延びる側面５４．５５も、カッ ティング体として形成されて、端面だけではなく、長手方向面もカッティングの ために役立つ。機構３２の寸法設定は、同時にこの機構が血管内顕微鏡２とガイ ド体１とを案内するためにも役立つように行なわれている。

第７図に示した医療器具の特徴は、ボデー１２が真ん中の領域で直径減小部を有 していて、これによりそれぞれのカンティング体の伝力アームもしくは負荷アー ムの操作のための突起が形成されるようになっていることにおる。基体２７は側 方の横方向孔６１を有している。この横方向孔には、ガイド体が導入可能である 。このガイド体の自由端は開口４２から突出することができる。この場合、機構 ３４は線材部分として形成されてよい。

第６図に示された医療器具も類似の横方向孔６１を備えている。ボデー１１の寸 法設定は、第３図に示した医療器具の場合と同様に、このボデーがカッティング 体を完全に収容することができるように行なわれている。

第８図〜第１１図に示した医療器具の特徴は先ず、網部分、管部分または線材部 分として形成された機構３２；３４がクランプ体４８，４９．５０を支持してお り、これらのクランプ体が、カッティング体２１゜２２の作業位置に関連して、 それぞれのカッティング体２１．２２の伝力アーム４３もしくは負荷アーム４４ と協働することにある。基体２６に対して機構３２を相対的に位置調節すること によって、クランプ体４８．４９も旋回軸３６に対して位置調節される。クラン プ体はそれぞれの負荷アームもしくは伝力アームに内側で圧力を加えるので、負 荷アームもしくは伝力アームは内方もしくは外方に旋回させられる。第１０図に 示した医療器具の場合、機構３２は線材部分である。

この実施例の場合にもボデー１４を直管内に問題なく導入可能にするために、ボ デー１４の端面側の端部には横方向孔６０が形成されている。この横方向孔には 、ガイド線材部分が導入可能である。

第１１図に示した医療器具の特徴は、クランプ体５０が区分３０に固く結合され ており、弾性変形可能な材料から成っていることである。従って、クランプ体４ ８をシフトすることしか必要とならない。クランプ体４８が伝力アーム４３と係 合していない場合、クランプ体５０が負荷アーム４４に力を加えるので、これら の負荷アームは外方旋回させられ、第１１図に示したようなポジションを取る。

第１２図に示した医療器具の部分の特徴は、２対のカッティング体２１．２２が 連続して配置されており、同じ操作手段２０によって位置調節可能である。一般 的には、３対、４対または５対以上のカッティング体を使用してよい。カッティ ング体２１．２２が、記憶作用を備えた金属合金から成る一体成形された板ばね として形成されてもよい。一般的に、カッティング体は、請求項において規定さ れているように製造することができる。

本発明による医療器具を主として構成する部分は、次のようにまとめて規定する ことができる。

すなわち、基体２６．２７が設けられており、これらの基体に、少なくとも２つ のカッティング体が枢着されており、これらのカッティング体が、ボデーもしく はクランプ体を位置調節することによって、鋏状に開放もしくは閉鎖される。作 業状態において、カッティングエツジ２４は、はぼボデー外部に配置されている 。これらのカッティングエツジは基体２６を超えて突出して、引張り方向にこの 医療器具を操作すると、血管内壁に作用結合されるようになっている。

Ｆｉｇ、３ Ｆｉｇ、６ Ｆｉｇ、８ Ｆｉｇ、９ Ｆｉｇ、１０ Ｆｉｇ、１１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．動脈壁及び又は静脈壁における沈着物を除去する医療器具であって、血管内 に導入可能な少なくとも部分的に中空のボデー（１０〜１４）が設けられており 、該ボデーが、血管から導出可能な引張り手段及び又は操作手段（２０）と、引 張り方向に向いた、沈着物を除去するカッティング体（２１，２２）とを備えて おり、該カッティング体がカッティングエッジ（２４）を備えている形式のもの において、ボデー（１０〜１４）内に少なくとも部分的に突入する基体（２６， ２７）が設はられており、該基体に、引張り方向に延びるカッティング体（２１ ，２２）が枢着されていることを特徴とする、動脈壁及び又は静脈壁における沈 着物を除去する医療器具。 ２．ボデー（１０〜１４）内に突入する前記基体（２６，２７）の区分（３０） が管区分として形成されており、該管区分内に、カッティング体（２１，２２） に対してボデー（１０〜１４）を相対的に位置調節するための機構（３２，３４ ）が配置されている、請求項１記載の医療器具。 ３．機構（３２，３４）が、外方から操作可能な管部分または線材部分として形 成されている、請求項１または２記載の医療器具。 ４．カッティング体（２１，２２）の旋回軸（３６）が、ボデー（１０〜１４） の引張り方向に対して横方向に延びている、請求項１から３までのいずれか１項 記載の医療器具。 ５．カッティング体（２１，２２）が１腕式または２腕式の挺子として形成され ており、該挺子が非作業位置において、完全またはほぼ完全にボデー（１０〜１ ４）内に収納されている、請求項１から４までのいずれか１項記載の医療器具。 ６．基体（２６，２７）が、ストッパ区分（３８）を有しており、該ストッパ区 分が、カッティング体（２１，２２）の非作業位置において、ボデー（１０〜１ ４）の一方の端面（４０）に対してほぼ間隔無しに配置されている、請求項１か ら５までのいずれか１項記載の医療器具。 ７．ボデー（１０〜１４）がほぼ中空円筒体として形成されており、該中空円筒 体が、カッティング体（２１，２２）を非作業位置において収容している、請求 項１から６までのいずれか１項記載の医療器具。 ８．使用者から離反した前記ボデー（１０〜１４）の端面（４１）が、引張り方 向に延びる開口（４２）を有している、請求項１から７までのいずれか１項記載 の医療器具。 ９．使用者から離反した前記ボデー（１０〜１４）の端面（４１）が凸面状に、 かつ縁部無しに形成されている、請求項１から８までのいずれか１項記載の医療 器具。 １０．共通の旋回軸（３６）と、各１つの伝力アーム（４３）および負荷アーム （４４）とを備えた２つのカッティング体（２１，２２）が設けられている、請 求項１から９までのいずれか１項記載の医療器具。 １１．ボデー（１０，１１，１２）の内壁が押圧体（４６）を有しており、該押 圧体が作業位置において、カッティング体（２１，２２）のそれぞれの伝力アー ム（４３）に押圧結合されており、非作業位置においては、カッティング体（２ １，２２）のそれぞれの負荷アーム（４４）に押圧結合されている、請求項１か ら１０までのいずれか１項記載の医療器具。 １２．押圧体（４６）が、スライド曲線を備えた半径方向突起として形成されて いる、請求項１から１１までのいずれか１項記載の医療器具。 １３．それぞれのカッティング体の縦断面の外輪郭がアーチ状である、請求項１ から１２までのいずれか１項記載の医療器具。 １４．綱部分、管部分または線材部分として形成された機構（３２，３４）がク ランプ体（４８，４９，５０）を支持しており、該クランプ体が、カッティング 体（２１，２２）の作業位置に関連して、それぞれのカッティング体（２１，２ ２）の伝力アーム（４３）もしくは負荷アーム（４４）と協働する、請求項１か ら１３までのいずれか１項記載の医療器具。 １５．クランプ体（４８，４９，５０）が、軸線方向横断面において楔状に形成 されており、クランプ体のテーパされた端面が互いに向き合っている、請求項１ から１４までのいずれか１項記載の医療器具。 １６．２つのクランプ体（４８，４９，５０）が設けられており、該両クランプ 体の間に、カッティング体（２１，２２）の旋回軸が配置されている、請求項１ から１５までのいずれか１項記載の医療器具。 １７．クランプ体のうちの一方のクランプ体（５０）が、基体（２６）によって 支持されており、弾性変形可能な材料から成っている、請求項１から１６までの いずれか１項記載の医療器具。 １８．ボデー（１０〜１４）及び又は基体（２６，２７）が、ガイド手段のため の横方向孔（６０，６１）を有している、請求項１から１７までのいずれか１項 記載の医療器具。 １９．カッティング体（２１，２２）が、室として形成された中空室（５２）を 規定しており、該中空室を貫通するように前記機構（３５）が延びている、請求 項１から１８までのいずれか１項記載の医療器具。 ２０．カッティングエッジ（２４）に続いて設けられた前記カッティング体（２ １，２２）の側面（５４，５５）が、少なくとも部分的にカッティング区分を備 えている、請求項１から１９までのいずれか１項記載の医療器具。 ２１．カッティング体（２１，２２）が、一体成形された板ばね、及び又は記憶 作用を有する金属合金（形状記憶合金金属−ＳＭＥ）から成っている、請求項１ から２０までのいずれか１項記載の医療器具。 ２２．ボデー（１０〜１４）に、少なくとも部分的に突入する基体（２６，２７ ）が設けられており、該基体に、引張り方向に延びるカッティング体（２１，２ ２）が、例えばねじ締結、溶接、硬ろう接、冷間変形加工またはこれに類似のも のによって固く結合されており、カッティング体の作業位置もしくは非作業位置 が、引張り方向においてボデー（１０〜１４）を位置調節することにより規定可 能である、請求項１から２１までのいずれか１項記載の医療器具。 ２３．カッティング体（２１，２２）が、金属、セラミックス、プラスチックの ような弾性変形可能な材料から成っているか、または合金から成っている、請求 項１から２２までのいずれか１項記載の医療器具。 ２４．ボデー（１０〜１４）と基体（２６，２７）とカッティング体（２１，２ ２）の部分とが、導電性材料から成っており、鋭いカッティングエッジを除いて 、絶縁体で被覆されている、請求項１から２３までのいずれか１項記載の医療器 具。 ２５．少なくとも２対のカッティング体（２１，２２）が連続して配置されてい る、請求項１から２４までのいずれか１項記載の医療器具。