JPH0750877Y2 - 超音波モータ付電子機器 - Google Patents

超音波モータ付電子機器

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JPH0750877Y2
JPH0750877Y2 JP7523389U JP7523389U JPH0750877Y2 JP H0750877 Y2 JPH0750877 Y2 JP H0750877Y2 JP 7523389 U JP7523389 U JP 7523389U JP 7523389 U JP7523389 U JP 7523389U JP H0750877 Y2 JPH0750877 Y2 JP H0750877Y2
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JP
Japan
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piezoelectric element
vibrating body
lead wire
support plate
circuit block
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JP7523389U
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JPH0314992U (ja
Inventor
鈴木  誠
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、超音波モータを用いた電子機器に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、超音波モータ付電子機器おいて、振動体支
持板に固定した圧電素子リード基板と、圧電素子リード
基板に導通をとるように配置し、圧電素子に所定の駆動
信号を出力する回路ブロックと、一端を圧電素子に接続
し他端を圧電素子リード基板に接続するとともに振動体
支持板に支持されたリード線とを有する構成として、圧
電素子の振動の効率を落とすことなく組立性の良い電子
機器を得るようにした。
〔従来の技術〕
従来、電子機器に応用する超音波モータに関して、圧電
素子と回路ブロックとを継ぐ具体的な構造を開示したも
のがなかった。
〔考案が解決しようとする課題〕 第6図に示すように、振動体支持板に支持ピン,ロー
タ,振動体,圧電素子を持って構成された超音波モータ
において、振動体の一平面上に取り付けられた圧電素子
と回路ブロックとの導通をとる為にリード線を使用する
が、回路ブロックに圧電素子を直接接続するのは組立作
業性が悪く、又、リード線の圧電素子に対する接続位置
や非接続部でのリード線の圧電素子への接触による圧電
素子の振動を減衰させないようにする必要があった。
そこで、この考案の目的は上記課題を解決する為、リー
ド線を回路ブロックと圧電素子へ直接接続せず、又、リ
ード線が垂れ下がり圧電素子への接触による圧電素子の
振動を減衰させない構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決する為に、この考案は振動体支持板にリ
ード線の一部を接着してリード線の垂れ下がりを無く
し、圧電素子リード基板と圧電素子とをリード線で継
ぎ、圧電素子リード基板を介して回路ブロックへの導通
をとるようにしたものである。
〔作用〕
上記のように構成されたリード線は、圧電素子リード基
板へ半田付けする事によって、回路ブロックとは別に組
み立てが行える為、作業性が向上し、リード線を振動体
支持板に支持固定する事によってリード線の圧電素子が
たるむことにより接触することが無くなり、振動体の振
動を減衰させないようにすることができる。
〔実施例〕
以下に、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、振動体支持板1には支持ピン7が固定
されており、この支持ピン7に圧電素子3を接着した振
動体8を固定後、ロータ9を挟みネジ11で加圧して構成
された超音波モータは、第2図に示すように振動体支持
板1の3ヶ所を、ネジ2によってムーブメント10へ固定
する構造とした。リード線4は、その1端を圧電素子3
の内周近傍に半田付けし、振動体支持板1の接着剤挿入
用の穴位置へ引き接着後、振動体支持板1の切り欠き部
へ出してもう1度接着し、この1端を振動体支持板1の
上に接着された圧電素子リード基板5のパターン部に半
田付する。この圧電素子リード基板5と回路ブロック6
には、双方重なる位置へパターンが形成されており、回
路ブロックを上に重ねてネジ止めする事によって導通が
取れる構造とした。
第3図は圧電素子リード基板5の接着する場所を変えた
時の他の実施例を示すもので、回路ブロック6が画面に
パターンを形成しており、どちらの面からでも導通がと
れる場合、振動体支持板1の下に、圧電素子リード基板
5を接着して、回路ブロック6の上に重ねてネジ止めし
導通をとる構造とした。
第4図は、リード線4を振動体支持板1に接着する場合
の他の実施例を示すもので、リード線4の1端を圧電素
子3の内周近傍に半田付後、他端を振動体支持板1の通
し穴から上へ出し、たるまない程度に引っ張り振動体支
持板1の上面付近に接着剤、振動体支持板1の上面に圧
電素子リード基板5の方向へ掘られた溝にリード線4を
通して、最低でも1ヶ所溝で接着してから、圧電素子リ
ード基板5にリード線4の他端を半田付けする構造とし
た。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように圧電素子と回路ブロッ
クの導通をとる為に、圧電素子リード基板を設け、リー
ド線を浮かして継ぐ構造とした事で圧電素子の振動を減
衰させる事なく、又、回路ブロックと圧電素子を直接リ
ード線で継がない事で、双方を別々に組める為、組立作
業性が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は本考案
の実施例を示す平面図、第3図及び第4図は本考案の他
の実施例を示す断面図、第5図は本考案の他の実施例を
示す平面図、第6図は従来の構造を示す断面図である。 1……振動体支持板 2……ネジ 3……圧電素子 4……リード線 5……圧電素子リード基板 6……回路ブロック 7……支持ピン 8……振動体 9……ロータ 10……ムーブメント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の面に圧電素子を固定した振動体と、 前記振動体の第二の面に所定の圧力で接触するロータ
    と、 前記振動体を支持する振動体支持板と、 前記振動体支持板に固定した圧電素子リード基板と、 前記圧電素子リード基板に導通をとるように配置し、前
    記圧電素子に所定の駆動信号を出力する回路ブロック
    と、 一端を前記圧電素子に接続し、他端を前記圧電素子リー
    ド基板に接続するとともに、前記振動体支持板に支持さ
    れたリード線と、 を有することを特徴とする超音波モータ付電子機器。
JP7523389U 1989-06-27 1989-06-27 超音波モータ付電子機器 Expired - Lifetime JPH0750877Y2 (ja)

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JP7523389U JPH0750877Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 超音波モータ付電子機器

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Publication Number Publication Date
JPH0314992U JPH0314992U (ja) 1991-02-14
JPH0750877Y2 true JPH0750877Y2 (ja) 1995-11-15

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