JPS6227786A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示装置に係り、液晶−パネルとフレキ
シブル基板との電極間の接続構造に関する。

〔従来の技術〕

従来の液晶表示装置では、第４図に示すように、液晶パ
ネル１は、透明ガラスからなる前面および棲面パネル１
ａ、　Ｉｂ間に液晶材料、液晶絵素を構成する複数のセ
グメント電極２が配置され、この前面パネル１ａの端面
にそのセグメント電極２からリード電極３が導出されて
おり、このリード電極３にセグメント電極２に通電する
ためのフレキシブル基板４が接続される。このフレキシ
ブル基板４は、例えばポリイミド樹脂にて形成された絶
縁性のカバーレイ５，５間に導電パターン６が形成され
、下側のカバーレイ５の端部に形成された接続開口部７
から臨む導電パターン６をリード電極３にはんだ８を介
して熱圧着により接続するようになっていた。

そして、フレキシブル）ス板４と液晶パネル１との接続
の補強のために、フレキシブル基板４の接続開口部７お
よびこの接続開口部７を構成するカバーレイ５の縁部と
、液晶パネルの裏面との間の角部分を、例えばエポキシ
系の接着剤９で接着固定するようになついた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の液晶表示装置では、フレキシブル基板４と液晶パ
ネル１とを接続の補強のために接着剤９により接着する
が、フレキシブル基板４のカバーレイ５は接着剤９との
接着力が弱く、フレキシブル基板４の動きによって容易
に接着剤９がはがれやすい問題があり、フレキシブル基
板４と液晶パネル１との接続の信頼性が低かった。

本考案は上述のような点に鑑みなされたもので、液晶パ
ネルとフレキシブル基板との接続を強固にした液晶表示
＠置を提供することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の液晶表示装置は、端面にリード電極１５を導出
した液晶パネル１１と、カバーレイ２３にて絶縁しこの
カバーレイ２３の接続開口部２４から上記リード電極１
５に接続される導電パターン２２を臨ませたプレキシプ
ル基板２１とを具備し、リード電極１５に接続開口部２
４から臨む導電パターン２２を接続するとともに、フレ
キシブル基板２１の接続間口部２４の縁部と液晶パネル
１１との間を接着剤３２により接着したものにおいて、
上記フレキシブル基板２１の接続開口部２４を構成する
カバーレイ２３の内縁部の接着剤３２が接着される位置
に、導電パターン２２が臨む接続孔２５を形成したもの
である。

〔作用〕

本発明は、フレキシブル基板と液晶パネルとの接続の補
強のために、フレキシブル基板と液晶パネルとの間に接
着される接着剤が、接続孔から接着剤との接着力を強固
に得られる導電パターンに接着するようにしたものであ
る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。

第１図ないし第３図において、１１は液晶パネルで、こ
の液晶パネル１１は、透明なガラスにて形成された前面
パネル１２と後面パネル１３との間に液晶材料を封入し
たもので、その各パネル１２．１３の各対向面には、液
晶絵素を構成する透明なセグメント電極１４．１４が離
間対向してマトリックス状に複数配置され、この複数の
セグメント電極１４．１４から前面パネル１２の上端面
に複数のリード電極１５が前面パネル１２の前後面方向
に沿って導出配置されている。そして、この液晶パネル
１１は、前面パネル１２と後面パネル１３との各セグメ
ント電極１４．１４間に電圧を加えることにより、液晶
材料の分子の配列が変化して発色し、液晶表示の絵素を
構成する。

２１はフレキシブル基板で、このフレキシブル基板２１
は、複数並列に配置された例えば銅箔からなる導電パタ
ーン２２の各上下面を例えばポリイミド樹脂からなる絶
縁性を有したカバーレイ２３．２３により囲繞して、フ
レキシブルに富んだ平板状に構成されている。このフレ
キシブル基板２１の一端部下面には、カバーレイ２３が
切欠かれて複数の［ｉパターン２２の各端部が露出し、
この導電パターン２２を液晶パネル１１の各リード電極
１５に接続するための接続開口部２４が形成されている
とともに、この接続開口部２４を構成するカバーレイ２
３の内縁部の後述する接着剤３２が接着される位置に、
導電パターン２２が臨む接続孔２５が接続開口部２４と
平行に形成され、この接続孔２５と接続開口部２４との
間に、その接続孔２５および接続開口部２４を構成する
カバーレイ突部２６がフレキシブル基板２１の端部と平
行に形成されている。また、このフレキシブル）λ板。

２１の下面には、各セグメント電極１４に電圧を加える
ための制御用の集積回路２７が各導電パターン２２と接
続配置されている。

次に、液晶パネル１１にフレキシブル基板２１を電気接
続するには、フレキシブル基板２１の端部と液晶パネル
１１の表面とを一致させて、各リード電極１５とそれに
対応する各導電パターン２２との間にはんだ３１を配置
して熱圧着することにより、リード電極１５と導電パタ
ーン２２とははんだ２６を介して電気接続される。

また、フレキシブル基板２１と液晶パネル１１との接続
の補強のために、フレキシブル基板２１の下面と液晶パ
ネル１１の裏面との間の角部分に例えばエポキシ系の接
着剤３２を接着する。この接着剤３２は、フレキシブル
基板２１のカバーレイ２３との接打力が弱いが、接続開
口部２４および接続孔２５から、接着剤３２との接着ノ
〕を強固に得られる導電パターン２２に接着されるため
、フレキシブル基板２１と液晶パネル１１との接続が強
固である。

また、フレキシブル基板２１のカバーレイ突部２６は、
液晶パネル１１の後面パネル１３の上縁部に近接し、フ
レキシブル基板２１と液晶パネル１１とのはんだ付は時
に、熔けたはんだ３１が後面パネル１３の集面に漏れる
のを防止するようになっている。

なお、この液晶パネル１１は、多数の液晶パネル１１が
その前面を平面にして上下左右に配置されて、一つの大
形液晶表示装置を構成するようになっており、この装置
の組立時等に、フレキシブル基板２１が液晶パネル１１
から容易に外れることはない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、フレキシブル基板の接続開口部を構成
するカバーレイの内縁部の接着剤が接着される位置に、
導電パターンが臨む接続孔を形成したので、フレキシブ
ル基板と液晶パネルとの接続の補強のために、フレキシ
ブル基板と液晶パネルとの間に接着剤を接着ずれば、こ
の接着剤が接続孔から接着剤との接着力を強固に得られ
る導電パターンに接着されるため、フレキシブル基板と
液晶パネルとの接続が強固になり、フレキシブル基板の
動きに対して接着剤が容易にはがれることはなく、フレ
キシブル基板と液晶パネルとの接続の信頼性が高いもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の液晶表示装置の一実施例を示す縦断面
図、第２図はそのフレキシブル基板の底面図、第３図は
その全体の斜視図、第４図は従来の液晶表示装置の縦断
面図である。 １１・・液晶パネル、１５・・リード電極、２１・・フ
レキシブル基板、２２・・導電パターン、２３・・カバ
ーレイ、２４・・接続開口部、２５・・接続孔、３２・
・接着剤。 □］胛肥 皿

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）端面にリード電極を導出した液晶パネルと、カバ
   ーレイにて絶縁しこのカバーレイの接続開口部から上記
   リード電極に接続される導電パターンを臨ませたフレキ
   シブル基板とを具備し、リード電極に接続開口部から臨
   む導電パターンを接続するとともに、フレキシブル基板
   の接続開口部の縁部と液晶パネルとの間を接着剤により
   接着したものにおいて、 上記フレキシブル基板の接続開口部を構成するカバーレ
   イの内縁部の接着剤が接着される位置に、導電パターン
   が臨む接続孔を形成したことを特徴とする液晶表示装置
   。