JPS6250880A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示装置に係り、液晶パネルとフレキシ
ブル基板との接続構造に関する。

（従来の技術） 従来の液晶表示装置は、端面にリード電極を導出した液
晶パネルと、この液晶パネルの裏面に接着された透光性
を有する拡散板と、上記液晶パネルの端面に導電接続さ
れるとともに拡散板の端面に接着されるフレキシブル基
板とから構成されている。そして、その拡散板は、液晶
パネルのパネル厚よりも薄く形成されており、この拡散
板の端面とフレキシブル基板との間を接着剤によって接
着して、フレキシブル基板と液晶パネルとの導電接続部
分の離反を防止するようになっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の液晶表示装置では、拡散板の厚みが薄くその端面
の厚み方向の幅寸法が狭く、フレキシブル基板との接＠
ｉ積が少ないので、接着強度が小さく、また、接着剤の
みでは、フレキシブル基板の動きによってフレキシブル
基板が拡散板の端面から容易にはがれやすく、そのため
、フレキシブル基板と液晶パネルの導電接続に影響を及
ぼし、フレキシブル基板と液晶パネルとの接続の信頼性
が低かっ・た。

本発明は上述のような点に鑑みなされたもので、液晶パ
ネルとフレキシブル基板との接続を強固にした液晶表示
装置を提供することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の液晶表示装置は、端面１１ａに電極部１６を形
成した液晶パネル１１と、この液晶パネル１１の裏面に
接着される透光性を有した拡散板１７と、上記液晶パネ
ル１１の端面１１ａに導電接続されるとともに拡散板１
７の端面１７ａに接着されるフレキシブル基板２１とを
具備し、上記拡散板１７は、その端面１７ａの厚み方向
の幅寸法をＥ記液晶パネル１１の端面１１ａの幅寸法よ
り広く形成し、上記フレキシブル基板２１は、上記拡散
板１１の端面１７ａに接続部材３２によって機械的に接
続される被接続部２５を形成したものである。

〔作用〕

本発明は、厚み方向の幅寸法を液晶パネルの端部の幅寸
法より広く形成した拡散板の端面とフレキシブル基板と
を接着するとともに、この拡散板の端部に被接続部を介
してフレキシブル基板を機械的に接続するものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。

１１は液晶パネルで１．この液晶パネル１１は、透明な
ガラスにて形成された前面パネル１２と後面パネル１３
との間に液晶材料を封入したもので、その各パネル１２
．１３の各対向面には、液晶絵素を構成する透明なセグ
メント電極１４．１４が離間対向してマトリックス状に
複数配置され、この複数のセグメント電極１４．１４か
ら前面パネル１２の端面１１ａに複数のリード電極１５
が前面パネル１２の前後面方向に沿って導出配置されて
電極部１６が構成されている。

そして、この液晶パネル１１は、前面パネル１２と後面
パネル１３との各セグメント電極１４．１４間に電圧を
加えることにより、液晶材料の分子の整列が変化して発
色し、液晶表示の絵素を構成する。

１７は液晶パネル１１の裏面に接着固定される拡散板で
、この拡散板１７は、透光性を有する乳白アクリル樹脂
から形成され、液晶パネル１１のパネル厚よりも厚く設
けられている。また、この拡散板１７の液晶パネル１１
の端面１１ａに対応する端面１７ａの両端部近傍には、
ねじ孔１８．１８が形成されている。

２１はフレキシブル基板で、このフレキシブル基板２１
は、複数並列に配置された例えば銅箔からなる導電パタ
ーン２２を例えばポリイミド樹脂からなる絶縁性を有し
たカバーレイ２３により囲繞して、フレキシブルに富ん
だ平板状に構成されており、このフレキシブル基板２１
の一端部下面には、カバーレイ２３が切欠かれて複数の
１ｆｆｉパターン２２の各端部が露出し、このＩＪ電電
食ターン２２液晶パネル１１の各リード電極１５に接続
するための接続開口部２４が形成されている。なお、こ
のフレキシブル基板２１には、上記拡散板１７のねり孔
１８．１８位置に対応して開口された丸孔からなる被接
続部２５．２５が形成され、また、このフレキシブル基
板２１の下面には、各セグメント電極１４に電圧を加え
るための制御用の集積回路２６が各導電パターン２２と
接続配向されている。

次に、本実施例の作用を説明する。

液晶パネル１１にフレキシブル基板２１を接続するには
、フレキシブル基板２１の端部と液晶パネル１１の表面
とを一致させて、各リード電極１５とそれに対応する各
導電パターン２２との間にはんだを配置して熱圧着する
ことにより、リード電極１５と導電パターン２２とはは
んだを介して電気接続される。

また、フレキシブル基板２１と拡散板１７とは、その間
を例えばエポキシ系の接着剤３１によって接着されると
ともに、ねじからなる接続部材３２．３２を被接続部２
５．２５を介してねじ孔１８．１８に螺合することによ
り機械的に接続固定される。そのため、組立後は、拡散
板１１とフレキシブル基板２１との接着面積が広いこと
から接着強度が大きいとともに、接続部材３２．３２に
よって機械的に接続することにより、フレキシブル基板
２１と液晶パネル１１との接続が強固である。

なお、上記実施例では、拡散板１１の全体の厚さを厚く
して端部の幅寸法を広くしていたが、拡散板１７の端面
１７ａのみの厚さを厚くして端面１７ａの幅寸法を広く
してもよい。

また、フレキシブル基板２１の被接続部２５および接続
部材３２は、上記実施例の孔とねじの構成に限定される
ものではなく、機械的に接続されればいずれの構成でも
よい。

なお、この液晶パネル１１は、多数の液晶パネル１１を
その各前面を平面的に上下左右に組合わせて配置するこ
とにより、一つの大形液晶表示装置を構成することがで
きる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、拡散板の端面の厚み方向の幅寸法を液
晶パネルの端面の幅寸法より広く形成するとともに、フ
レキシブル基板に拡散板の端面に接続部材よって機械的
に接続される被接続部を形成したので、フレキシブル基
板と拡散板の端面との接着面積が広くなって、接着強度
が大きくなるとともに、フレキシブル基板の被接続部を
介して拡散板に機械的に接続することにより、フレキシ
ブル基板と液晶パネルとの接続が強固になり、フレキシ
ブル基板の動きに対してフレキシブル基板が拡散板の端
面から容易にはがれることはなく、フレキシブル基板と
液晶パネルとの接続の信頼性も高く、製品の歩留が向上
してコストダウンが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の液晶表示装置の一実施例を示す縦断面
図、第２図はその一部を切欠いた平面図である。 １１・・液晶パネル、１１ａ　・・端面、１６φ・電極
部、１７・・拡散板、１７ａ　・・端面、２１・・フレ
キシブル基板、２５・・被接続部、３２・・接続部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）端面に電極部を形成した液晶パネルと、この液晶
   パネルの裏面に接着される透光性を有した拡散板と、上
   記液晶パネルの端面に導電接続されるとともに拡散板の
   端面に接着されるフレキシブル基板とを具備し、 上記拡散板は、その端面の厚み方向の幅寸法を上記液晶
   パネルの端面の幅寸法より広く形成し、上記フレキシブ
   ル基板は、上記拡散板の端面に接続部材によって機械的
   に接続される被接続部を形成したことを特徴とする液晶
   表示装置。