JP2003222898A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2003222898A
JP2003222898A JP2002022387A JP2002022387A JP2003222898A JP 2003222898 A JP2003222898 A JP 2003222898A JP 2002022387 A JP2002022387 A JP 2002022387A JP 2002022387 A JP2002022387 A JP 2002022387A JP 2003222898 A JP2003222898 A JP 2003222898A
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Tetsuya Miyazaki
哲也 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】FPCを液晶表示パネルに対して強固に取着さ
せることができ、且つ表示ムラの発生を有効に防止する
ことが可能な液晶表示装置を提供する。 【解決手段】透光性を有する支持基板9の一主面を表示
領域Aと非表示領域Bとに区画するとともに、前記表示
領域Aに液晶材料10を介して上基板8を重ね、前記非
表示領域Bに表示領域Aの表示状態を制御する四角形状
のドライバーIC3及び該IC3の近傍より支持基板9
の端部に向かって導出される信号配線6を取着させた液
晶表示パネル1と、一部が前記IC3の一辺に沿って支
持基板9上に重畳され、該重畳部で前記信号配線6に接
続される配線導体7を有したFPC2とからなる液晶表
示装置において、前記FPC2は、配線導体7と信号配
線6との接続部の両側位置が前記IC3の両側まで延出
され、且つ、該延出部11を含めたFPC2と支持基板
9との重畳部全域に異方性導電接着剤を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータや携帯電話等の表示デバイスとして組み込まれる
液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりパーソナルコンピュータ等の表
示デバイスとして、液晶表示装置が用いられている。
【0003】かかる従来の液晶表示装置は、例えば図5
に示す如く、ガラス基板からなる支持基板21の一主面
を表示領域Aと非表示領域Bとに区画するとともに、前
記表示領域Aに液晶材料22を介して上基板23を、前
記非表示領域Bに表示領域Aの表示状態を制御する四角
形状のドライバーIC24及び該ドライバーIC24の
近傍より支持基板21の端部に向かって導出される複数
個の信号配線25を取着させた液晶表示パネル20と、
一部が前記ドライバーIC24の一辺に沿って支持基板
21上に重畳され、該重畳部で前記信号配線25に電気
的に接続される複数個の配線導体26を有したフレキシ
ブル配線板27(FPC)とで構成されており、前記ド
ライバーIC24の駆動に伴って、表示領域A内にマト
リックス状を成して配置されている画素内の液晶材料2
2に電圧を選択的に印加し、液晶材料22の光透過率を
画素毎に制御することによって表示領域Aに画像が表示
される。
【0004】尚、前記フレキシブル配線板27は、液晶
表示パネル20のドライバーIC24に外部からの電気
信号等を供給するためのものであり、複数個の配線導体
26と支持基板21上の対応する信号配線25との間に
半田等の導電性接着剤28を介在させておくことにより
両者が電気的に接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の液晶表示装置においては、前記フレキシブル配
線板27が、前記配線導体26と信号配線25との接続
部でのみ支持基板21に対して取着されており(図6参
照)、それゆえ、液晶表示装置を小型化するために非表
示領域Bの面積を小さくしようとすると、ドライバーI
C24の取着領域と支持基板21のエッジとの間隔が狭
くなり、この部分にフレキシブル配線基板27を強固に
取着させるのに十分なスペースを確保することが困難に
なる。そのため、液晶表示装置を搬送したり、パーソナ
ルコンピュータ等に組み込んだりする際に、液晶表示パ
ネル20とフレキシブル配線板27との接続部に外力が
印加されると、フレキシブル配線板27が比較的容易に
剥がれてしまい、液晶表示装置としての機能が喪失され
る欠点を有していた。
【0006】また、上述した従来の液晶表示装置20を
長時間にわたって使用した場合、ドライバーIC24の
発した熱が支持基板21を形成するガラスの内部に多量
に蓄積されることとなるため、これらの熱が支持基板2
1を介して表示領域Aの液晶材料22に伝達されると、
液晶材料22の光透過特性が変化し、表示むらを発生す
る欠点が誘発される。
【0007】本発明は、上記欠点に鑑み案出されたもの
で、その目的は、フレキシブル配線板を液晶表示パネル
に対して強固に取着させることができ、且つ表示ムラの
発生を有効に防止することが可能な液晶表示装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、透光性を有する支持基板の一主面を表示領域と非表
示領域とに区画するとともに、前記表示領域に液晶材料
を介して上基板を、前記非表示領域に表示領域の表示状
態を制御する四角形状のドライバーIC及び該ドライバ
ーICの近傍より支持基板の端部に向かって導出される
複数個の信号配線を取着させた液晶表示パネルと、一部
が前記ドライバーICの一辺に沿って支持基板上に重畳
され、該重畳部で前記信号配線に電気的に接続される複
数個の配線導体を有したフレキシブル配線板とからなる
液晶表示装置において、前記フレキシブル配線板は、配
線導体と信号配線との接続部の両側位置がドライバーI
Cの両側まで延出されており、且つ、該延出部を含めた
フレキシブル配線板と支持基板との重畳部全域に異方性
導電接着剤を介在させたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の液晶表示装置は、前記ドラ
イバーICの両側に位置するフレキシブル配線板の延出
部同士が、ドライバーICに対して表示領域側で連結さ
れるとともに、該連結部に、支持基板上に設けられる透
明電極と電気的に接続する補強パターンが形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0010】更に、本発明の液晶表示装置は、前記フレ
キシブル配線板の延出部に金属パターンが配されている
ことを特徴とするものである。
【0011】また更に、本発明の液晶表示装置は、前記
金属パターンが前記配線導体の一部により形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0012】本発明の液晶表示装置によれば、液晶表示
パネルに接続されるフレキシブル配線板の一部を液晶表
示パネルの支持基板上に取着されたドライバーICの両
側まで延出させ、該延出部を含めたフレキシブル配線板
と支持基板との重畳部全域に異方性導電接着剤を介在さ
せるようにしたことから、液晶表示装置の小型化に伴い
ドライバーICの取着領域と支持基板のエッジとの間隔
が狭くなっても、ドライバーICの両側にフレキシブル
配線板を液晶表示パネルに対して強固に取着させるのに
十分なスペースを確保することができ、液晶表示装置の
信頼性を向上させることが可能となる。
【0013】また、本発明の液晶表示装置によれば、前
記ドライバーICの両側に位置するフレキシブル配線板
の延出部同士を、ドライバーICに対して表示領域側で
連結し、該連結部に透明電極と電気的に接続される補強
パターンを形成しておくことにより、支持基板上の液晶
表示装置の高画素化、小型化に伴って各透明電極の線幅
が極めて細くなる場合であっても、ドライバーICから
の駆動電圧は、その一部が、補強パターンを介して液晶
セルに印加されるようになるため、透明電極における大
きな電圧降下の発生が有効に防止され、液晶セルに、所
望する電圧を印加することができるようになる。従っ
て、電圧降下に起因した表示ムラを発生することはな
く、画像データに対応した正確な画像を表示することが
可能となる。
【0014】更に、本発明の液晶表示装置によれば、前
記フレキシブル配線板の延出部に金属パターンを配して
おくことにより、ドライバーICから発熱した熱は前記
フレキシブル配線板に伝達され、前記金属パターンを介
して大気中やフレキシブル配線板全体にわたって速やか
に拡散されるようになる。これにより、液晶表示装置を
長時間にわたって使用する場合であっても、液晶表示パ
ネルは常に良好な温度状態に維持されるようになり表示
ムラの発生をより確実に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を単純マトリックス
タイプの液晶表示装置を例にとって詳細に説明する。図
1は本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の断面
図、図2は図1に示す液晶表示装置の平面図であり、同
図に示す液晶表示装置は、液晶表示パネル1及びフレキ
シブル配線板2(FPC)を主構成としている。
【0016】液晶表示パネル1は、支持基板9の一主面
を表示領域Aと非表示領域Bとに区画するとともに前記
表示領域Aに液晶材料10を介して上基板8を重ね合わ
せ、前記非表示領域Bに表示領域Aの表示状態を制御す
る四角形状のドライバーIC3と、該ドライバーIC3
の近傍より支持基板9の端部に向かって導出される複数
個の信号配線6とを取着した構造を有する。
【0017】前記支持基板9は、ガラスやプラスチック
等の透明な電気絶縁性材料により矩形状を成すように形
成されており、その一主面で液晶材料10や上基板8ド
ライバーIC3等を支持する支持母材として機能する。
【0018】尚、前記支持基板9は、ガラスからなる場
合、例えば、従来周知のフロート法を採用することによ
りガラス板を得、これを所定の形状に外形加工すること
により製作される。
【0019】また、表示領域Aにおいて支持基板9―上
基板8間に封入される前記液晶材料10としては、例え
ば、ネマチック型液晶分子やネマチック型液晶にカイラ
ル材としてコレステリック型液晶を混合したもの等が好
適に用いられ、支持基板9及び上基板8の対向面上には
所定の方向にラビング処理されたポリイミド樹脂製の配
向膜(図示せず)が形成されているため、前記液晶材料
10は、電圧が印加されていない状態では、支持基板9
―上基板8間で、例えば180°以上ねじれた形にツイ
スト配列され、電圧が印加された状態では、支持基板9
及び上基板8に対して垂直な方向に分子配列の向きを変
える性質を有する。
【0020】さらに、前記上基板8は、例えばガラスや
プラスチック等の電気絶縁性材料により矩形状を成すよ
うに形成されており、支持基板9の表示領域A上に、支
持基板9の間に液晶材料10を注入するため、例えば
3.0μm〜8.0μmの間隙を形成している。
【0021】尚、前記上基板8としては、例えば、液晶
表示パネル1が透過型である場合、前記支持基板9と同
様に透明な電気絶縁性材料が用いられ、支持基板9と同
様の方法により製作される。
【0022】そして上述した液晶表示パネル1の支持基
板9及び上基板8には、両者の対向する面にはストライ
プ状に配された多数の透明電極12が被着されており、
この2つの透明電極群が直交するように支持基板9及び
上基板8を配置させることで、透明電極同士が交差する
領域に個々の画素をマトリックス状に形成している。従
って、各画素領域内の液晶材料10に前記透明電極12
を介して所定の電圧を印加することにより液晶分子の分
子配列が変化し、これによって各画素領域に入射される
光の透過率が調節される。
【0023】このような透明電極12は、ITO(Indi
um Tin Oxide)等の透明な導電材料からなり、かかる透
明導電材料を従来周知のスパッタリング法等によって各
基板8、9の上面もしくは下面に被着させ、これを従来
周知のフォトエッチング法を採用し、所定パターンに加
工することにより形成される。
【0024】一方、前記非表示領域Bには、先に述べた
表示領域Aの前記透明電極12の一端が導出されてお
り、該導出部でドライバーIC3の出力端子に電気的に
接続されている。
【0025】前記ドライバーIC3は、その外形が四角
形状を成し、下面には、スイッチングトランジスタ、シ
フトレジスタ、ラッチ回路等の電子回路と前記透明電極
12の導出部に電気的に接続される多数の出力端子と後
述する信号配線6に電気的に接続される複数個の入力端
子とを有し、外部より供給される表示用の画像データに
基づいて液晶材料10に印加される電圧のオン・オフを
切り替え、各画素がその光透過率を制御する作用を為
す。
【0026】尚、前記ドライバーIC3は、従来周知の
フェイスダウンボンディング等を採用することによって
支持基板9上に搭載され、各端子と透明電極12及び、
信号配線6との電気的接続には、異方性導電接着剤5等
が好適に用いられる。
【0027】また、上述したドライバーIC3の入力端
子と接続されている信号配線6は、前記ドライバーIC
3の近傍より支持基板9の端部に向かって導出されてお
り、該信号配線6は支持基板9の端部付近でフレキシブ
ル配線板2の配線導体7と電気的に接続され、外部から
の画像データ等をドライバーIC3に供給する作用を為
す。尚、前記信号配線6も透明電極12と同様の導電材
料、形成法により支持基板9の非表示領域Bに被着・形
成される。
【0028】そして上述した液晶表示パネル1に接続さ
れるフレキシブル配線板2は、ポリイミドやポリエステ
ル等の絶縁性材料からなるベースフィルムと、銅等の金
属材料からなる配線導体7と、ポリイミドやポリエステ
ル等の絶縁性材料からなるカバーフィルムとを、ポリエ
ステル系等の接着剤で順次貼り合わせた構造を有してい
る。
【0029】前記フレキシブル配線基板2は、外部から
の画像データや電力等を液晶表示パネル1のドライバー
IC3に供給するためのものであり、その一端がドライ
バーIC3の一辺に沿って配されるように一部を支持基
板9上に重畳され、該重畳部で配線導体7と支持基板9
上の信号配線6とが異方性導電接着剤5を介して電気的
に接続されるようになっている。
【0030】尚、フレキシブル配線板2は、前記ベース
フィルムの表面に銅箔等の金属箔を接着剤により貼着す
るとともに、該金属箔を従来周知のフォトグラフィー技
術及びフォトエッチング法を採用することにより所定パ
ターンに加工して配線導体7を形成し、しかる後、該配
線導体7を挟むようにカバーフィルムをベースフィルム
の表面に貼り付けることにより製作され、また、得られ
たフレキシブル配線板2は、配線導体7を信号配線6に
対し、異方性導電接着剤5を介して熱圧着させることに
より、液晶表示パネルに接続される。
【0031】また、前記異方性導電接着剤5としては、
例えば、熱硬化性樹脂中に導電粒子を分散させたペース
ト状又はフィルム状の接着剤が用いられ、熱硬化性樹脂
には、エポキシ系樹脂が、また、導電粒子には、金、
銅、アルミニウム、ニッケル等の金属粒子や半田等の合
金、プラスチックボール等の絶縁物質に金メッキ施した
粒子等が用いられる。
【0032】そして本実施形態の液晶表示装置における
最も特徴的な点は、フレキシブル配線板2の接続部(信
号配線6との接続部)の両側位置がドライバーIC3の
両側まで延出されており、且つ、該延出部11を含めた
フレキシブル配線基板2と支持基板9との重畳部全域に
異方性導電接着剤5を介在させた点である。
【0033】このような構成をとることにより、前記フ
レキシブル配線板2は信号配線6との接続部のみならず
ドライバーIC3の両側に設けた延出部11でも異方性
導電接着剤5によって液晶表示パネル1の支持基板9に
対して接着・固定されることとなり、液晶表示装置の小
型化に伴いドライバーIC3の取着領域と支持基板9の
エッジとの間隔が狭くなる場合であっても、ドライバー
IC3の両側にフレキシブル配線板2を液晶表示パネル
1に対して強固に取着させるのに十分なスペースを確保
することができ、液晶表示装置の信頼性を向上させるこ
とが可能となる。
【0034】また、前記フレキシブル配線板2の延出部
11に銅箔等の金属箔から成るダミーパターン(図示せ
ず)を配しておけば、異方性導電接着剤5より伝達され
る熱は前記ダミーパターンを介して大気中やフレキシブ
ル配線板2全体にわたって速やかに拡散されるため、上
述した表示ムラの防止の作用をより確実なものとするこ
とができる。
【0035】従って、前記フレキシブル配線板2の延出
部11に銅箔等の金属箔から成るダミーパターンを配し
ておくことが好ましい。
【0036】かくして、上述した本実施形態の液晶表示
装置は、前記ドライバーIC3の駆動に伴って表示領域
A内にマトリックス状に配置されている画素内の液晶材
料10に電圧を選択的に印加し、液晶材料10の光透過
率を画素毎に制御することによって画像データに対応し
た所定の画像が表示される。
【0037】尚、本発明は、上述の実施形態例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変更、改良等が可能である。
【0038】例えば、上述の実施形態において、図3及
び図4に示す如く、ドライバーIC3の両側に位置する
フレキシブル配線板4の延出部11同士を、ドライバー
IC3に対して表示領域側で連結させるとともに、該連
結部に、支持基板9上の透明電極12と異方性導電接着
剤5を介して電気的に接続される金属性の補強パターン
13を設けておけば、支持基板9上の液晶表示装置の高
画素化、小型化に伴い各透明電極12の線幅が極めて細
くなる場合であっても、ドライバーIC3からの駆動電
圧は、その一部が補強パターン13を介して液晶セルに
印加されるようになるため、透明電極12における電圧
降下の発生が有効に防止され、液晶セルに、所望する電
圧を印加することができるようになる。従って、大きな
電圧降下に起因した表示ムラを発生することはなく、画
像データに対応した正確な画像を表示することが可能と
なる。
【0039】また、上述の実施形態において、前記フレ
キシブル配線板4の延出部11に金属性のダミーパター
ンを設けたが、前記フレキシブル配線板4を構成する配
線導体7の一部を前記フレキシブル配線板4の延出部1
1に導出させ、この導出部を使って熱を拡散させてもよ
い。
【0040】更に、上述の実施形態においては、単純マ
トリックスタイプの液晶表示装置を例にして説明した
が、その他の液晶表示装置、例えば、TFTなどのアク
ティブ型の液晶表示装置にも本発明は適用可能である。
【0041】また更に、上述の実施形態においては、前
記ドライバーIC3の各端子と透明電極12の電気的接
続には、異方性導電接着剤5を用いることを例にして説
明したが、例えば、半田等の導電性接着剤でも本発明は
適用可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置によれば、液晶表
示パネルに接続されるフレキシブル配線板の一部を液晶
表示パネルの支持基板上に取着されたドライバーICの
両側まで延出させ、該延出部を含めたフレキシブル配線
板と支持基板との重畳部全域に異方性導電接着剤を介在
させるようにしたことから、液晶表示装置の小型化に伴
いドライバーICの取着領域と支持基板のエッジとの間
隔が狭くなっても、ドライバーICの両側にフレキシブ
ル配線板を液晶表示パネルに対して強固に取着させるの
に十分なスペースを確保することができ、液晶表示装置
の信頼性を向上させることが可能となる。
【0043】また、本発明の液晶表示装置によれば、前
記ドライバーICの両側に位置するフレキシブル配線板
の延出部同士を、ドライバーICに対して表示領域側で
連結し、該連結部に透明電極と電気的に接続される補強
パターンを形成しておくことにより、支持基板上の液晶
表示装置の高画素化、小型化に伴って各透明電極の線幅
が極めて細くなる場合であっても、ドライバーICから
の駆動電圧は、その一部が、補強パターンを介して液晶
セルに印加されるようになるため、透明電極における大
きな電圧降下の発生が有効に防止され、液晶セルに、所
望する電圧を印加することができるようになる。従っ
て、電圧降下に起因した表示ムラを発生することはな
く、画像データに対応した正確な画像を表示することが
可能となる。
【0044】更に、本発明の液晶表示装置によれば、前
記フレキシブル配線板の延出部に金属パターンを配して
おくことにより、ドライバーICから発熱した熱は前記
フレキシブル配線板に伝達され、前記金属パターンを介
して大気中やフレキシブル配線板全体にわたって速やか
に拡散されるようになる。これにより、液晶表示装置を
長時間にわたって使用する場合であっても、液晶表示パ
ネルは常に良好な温度状態に維持されるようになり表示
ムラの発生をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の断面
図である。
【図2】図1の液晶表示装置の要部を拡大して示す平面
図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る液晶表示装置の要
部を拡大して示す平面図である。
【図4】図3の液晶表示装置の断面図である。
【図5】従来の液晶表示装置の断面図である。
【図6】従来の液晶表示装置の要部を拡大して示す平面
図である。
【符号の説明】
1・・・液晶表示パネル 2、4・・・フレキシブル配線板 3・・・ドライバーIC 5・・・異方性導電接着剤 6・・・信号配線 7・・・配線導体 8・・・上基板 9・・・支持基板 10・・・液晶材料 11・・・(フレキシブル配線板の)延出部 12・・・透明電極 13・・・補強パターン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性を有する支持基板の一主面を表示領
    域と非表示領域とに区画するとともに、前記表示領域に
    液晶材料を介して上基板を、前記非表示領域に表示領域
    の表示状態を制御する四角形状のドライバーIC及び該
    ドライバーICの近傍より支持基板の端部に向かって導
    出される複数個の信号配線を取着させた液晶表示パネル
    と、 一部が前記ドライバーICの一辺に沿って支持基板上に
    重畳され、該重畳部で前記信号配線に電気的に接続され
    る複数個の配線導体を有したフレキシブル配線板とから
    なる液晶表示装置において、 前記フレキシブル配線板は、配線導体と信号配線との接
    続部の両側位置がドライバーICの両側まで延出されて
    おり、且つ、該延出部を含めたフレキシブル配線板と支
    持基板との重畳部全域に異方性導電接着剤を介在させた
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記ドライバーICの両側に位置するフレ
    キシブル配線板の延出部同士が、ドライバーICに対し
    て表示領域側で連結されるとともに、該連結部に、支持
    基板上に設けられる透明電極と電気的に接続する補強パ
    ターンが形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記フレキシブル配線板の延出部に金属パ
    ターンが配されていることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記金属パターンが前記配線導体の一部に
    より形成されていることを特徴とする請求項3に記載の
    液晶表示装置。
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