JP2007298728A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示パネルと他の電子部品とを組合わせてなる表示装置において、表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板上の部品実装エリアを縮小することができるとともに、コストを削減することのできる表示装置を提供すること。
【解決手段】 表示パネル2の端子部5に、接続用配線9a,9bが配設されており、前記接続用配線9a,9bを介して表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板12と他の電子部品10,11に接続された副フレキシブル配線基板13,14とを電気的に接続する。
【選択図】 図2
【解決手段】 表示パネル2の端子部5に、接続用配線9a,9bが配設されており、前記接続用配線9a,9bを介して表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板12と他の電子部品10,11に接続された副フレキシブル配線基板13,14とを電気的に接続する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、表示パネルと他の電子部品とを組合わせてなる表示装置に係り、特に、部品点数を減らし、コストを削減することのできる表示装置に関する。
従来から、表示パネルとバックライト装置などの他の電子部品を組合わせて構成される表示装置において、表示パネルと他の電子部品を接続する際に、例えば表示パネルの電極端子に接続されたフレキシブル配線基板にコネクタを実装し、コネクタに電子部品に接続されたフレキシブル配線基板を接続することにより表示装置を構成していた。
このような従来の表示装置の一例としては、液晶表示パネルに他の電子部品としてバックライト装置とタッチパネル装置を備えたものがある。
前記液晶表示パネル、前記バックライト装置および前記タッチパネル装置には、それぞれフレキシブル配線基板が接続されている。
そして、液晶表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板の表面および裏面にはそれぞれコネクタが実装されており、これらのコネクタに前記バックライト装置用フレキシブル配線基板および前記タッチパネル装置用フレキシブル配線基板をそれぞれ接続させることにより、液晶表示パネル、バックライト装置およびタッチパネル装置が電気的に接続されて表示装置が構成されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前述したような従来の表示装置においては、表示パネルと組合わされる電子部品の数と同数のコネクタを表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板に実装していたため、この表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板に複数のコネクタを実装する電極を形成するためのスペースを確保する必要があり、コネクタの部品点数とコストの増加、ならびに、コネクタを実装するためのコストが掛かってしまうということが問題となっていた。
そこで、本発明は、表示パネルと他の電子部品とを組合わせてなる表示装置において、表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板上のコネクタ等の部品実装エリアを縮小することができるとともに、コネクタ等の部品点数を減らしコストを削減することのできる表示装置を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため本発明に係る表示装置の特徴は、表示パネルと他の電子部品とを備え、前記表示パネルの端子部に電極端子が配設され、前記表示パネルの端子部に接続された表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板と、前記他の電子部品に接続された副フレキシブル配線基板とを有する表示装置に置いて、前記表示パネルの端子部に接続用配線が配設され、前記主フレキシブル配線基板と前記副フレキシブル配線基板とが前記接続用配線を介して電気的に接続されている点にある。
このような構成を採用したことにより、主フレキシブル配線基板にコネクタを実装することなく他の電子部品を主フレキシブル配線基板に接続することができる。
また、本発明に係る表示装置の他の特徴は、前記接続用配線は前記表示パネルの電極端子と隣接配置されている点にある。
このような構成を採用したことにより、表示パネルの端子部の面積を小さく形成することができる。
また、前記接続用配線は、電流制御用の保護抵抗をかねてもよい。このことにより、さらに部品点数を削減することができる。
本発明の表示装置によれば、コネクタと、コネクタを実装するための電極を配設する必要がなくなり、コストを削減することができる。また、表示パネルの端子部に、表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板と、他の電子部品にそれぞれ接続された副フレキシブル配線基板とをそれぞれ接続する接続用配線を配設するだけでよいので、表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板上の部品実装エリアを縮小することができる。
以下、本発明に係る表示装置を図面に示す実施形態により説明する。
図1は本実施形態の表示装置の構成を示す概略斜視図、図2は図1の要部拡大図である。
本実施形態の表示装置1は、図1に示すように、表示パネルの一例としての液晶表示パネル2と、他の電子部品としてのバックライト装置10およびタッチパネル装置11とから構成されている。
前記液晶表示パネル2には表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板(メインフレキ)12が接続されており、前記バックライト装置10は副フレキシブル配線基板13により前記液晶表示パネル2に接続され、前記タッチパネル装置11は副フレキシブル配線基板14により前記液晶表示パネル2に接続されている。
前記メインフレキ12、前記副フレキシブル配線基板13および前記副フレキシブル配線基板14は、それぞれポリイミド等の可撓性を有する絶縁性樹脂からなる長尺なフィルム基板から形成されており、それぞれ一方の面に所定パターンに形成された銅箔等からなる電極(図示せず)が形成されている。そして、両端を除いた前記電極の表面が絶縁性樹脂からなるカバーフィルム(図示せず)により被覆されており、露出した前記電極の表面にはニッケルおよび金などのメッキ(図示せず)が施され、それぞれ制御回路基板(図示せず)、液晶表示パネル2、バックライト装置10あるいはタッチパネル装置11に接続される接続端子(図示せず)が形成されている。
前記液晶表示パネル2は、透明なガラスなどからなり表面にITOにより所定パターンの電極が配設された一対の透明電極基板3,4が対向して配置されている。そして、前記各透明電極基板3,4の周辺に接着材を兼ねたシール材(図示せず)を配設して貼り合わせ、前記シール材にあらかじめ設けられた注入口から液晶(図示せず)が注入され、その後、注入口を封止して構成されている。
そして、前記透明電極基板3には前記透明電極基板4よりも側方に張り出した張出部3aが形成されており、その表面は、図2に示すように、多数の液晶駆動用配線6が引き回されているとともに、この液晶駆動用配線6上には液晶駆動用IC7が搭載された端子部5とされている。
前記液晶駆動用IC7には、長手方向に沿った相対向する長辺である上辺および下辺に多数のIC電極(図示せず)が形成されており、前記液晶駆動用IC7の出力側の多数のIC電極は、前記液晶駆動用配線6の出力配線6aと電気的に接続されている。また、前記液晶駆動用IC7の入力側の多数のIC電極は、前記液晶駆動用配線6の入力配線6bと電気的に接続されている。そして、前記入力配線6bは前記端子部5の端縁近傍に引き回され、前記メインフレキ12が電気的に接続される電極端子8とされている。
そして、本実施形態の液晶表示パネル2の前記端子部5には、前記メインフレキ12と前記副フレキシブル配線基板13とを電気的に接続するための接続用配線9aと、前記メインフレキ12と前記副フレキシブル配線基板14とを電気的に接続するための接続用配線9bとが形成されている。
そして、前記液晶表示パネル2の電極端子8と各接続用配線9a,9bの一方の端部に異方性導電膜ACF(図示せず)により前記メインフレキ12が接続され、前記液晶表示パネル2が前記メインフレキ12を介して前記制御回路基板と接続されている。
そしてさらに、前記液晶表示パネル2の接続用配線9aのもう一方の端部に異方性導電膜ACF(図示せず)により前記副フレキシブル配線基板13が接続されるとともに、接続用配線9bのもう一方の端部に異方性導電膜ACF(図示せず)により前記副フレキシブル配線基板14が接続され、前記液晶表示パネル2、前記バックライト装置10および前記タッチパネル装置11が前記メインフレキ12に接続されて表示装置1が構成される。
以上説明した本実施形態の表示装置1によれば、従来のように表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板12にコネクタを実装し、各コネクタにそれぞれ副フレキシブル配線基板13および副フレキシブル配線基板14を接続する必要がなくなるため、各コネクタの部品としてのコストと、表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板12に各コネクタを実装するための電極を配設するコストとを削減することができる。
また、従来は表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板12に各コネクタを実装するための電極をそれぞれ配設していたのに対し、本実施形態の表示装置1においては、液晶表示パネル2の端子部5に接続用配線9a,9bを配設するだけでよいので、表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板12上のコネクタ等の部品実装エリアを縮小することができる。
さらに、このような構成を採用したことにより、副フレキシブル配線基板13が接続される接続用配線9aのITOの抵抗成分を調節することにより、例えばバックライト装置10の電流制御用の保護抵抗を兼用することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
上述の説明では液晶表示装置に適用した場合について説明したが、本発明は例えば、有機EL表示装置などの他の表示装置に適用することも可能である。
1 表示装置
2 液晶表示パネル
3 透明電極基板
4 透明電極基板
5 端子部
6 液晶駆動用配線
7 液晶駆動用IC
8 電極端子
9a,9b 接続用配線
10 バックライト装置
11 タッチパネル装置
12 表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板
13 副フレキシブル配線基板
14 副フレキシブル配線基板
2 液晶表示パネル
3 透明電極基板
4 透明電極基板
5 端子部
6 液晶駆動用配線
7 液晶駆動用IC
8 電極端子
9a,9b 接続用配線
10 バックライト装置
11 タッチパネル装置
12 表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板
13 副フレキシブル配線基板
14 副フレキシブル配線基板
Claims (3)
- 表示パネルと他の電子部品とを備え、前記表示パネルの端子部に電極端子が配設され、前記表示パネルの端子部に接続された表示パネル駆動用の主フレキシブル配線基板と、前記他の電子部品に接続された副フレキシブル配線基板とを有する表示装置に置いて、
前記表示パネルの端子部に接続用配線が配設され、前記主フレキシブル配線基板と前記副フレキシブル配線基板とが前記接続用配線を介して電気的に接続されていることを特徴とする表示装置。 - 前記接続用配線は前記表示パネルの電極端子と隣接配置されている請求項1に記載の表示装置。
- 前記接続用配線は電流制御用の保護抵抗を兼ねている請求項1または2に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006126301A JP2007298728A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006126301A JP2007298728A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 表示装置 |
Publications (1)
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JP2007298728A true JP2007298728A (ja) | 2007-11-15 |
Family
ID=38768275
Family Applications (1)
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JP2006126301A Pending JP2007298728A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 表示装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010145712A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Sony Corp | マトリックス型表示装置及びマトリックス型表示装置の検査方法 |
JP2016139057A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示モジュール |
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2006
- 2006-04-28 JP JP2006126301A patent/JP2007298728A/ja active Pending
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