JPH07508479A - 駆動滑り制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 駆動滑り制御装置 従来技術 駆動車輪が空回り運転したときまたは空回り運転が予想されたとき、空回り回転 を防止するためにこれらの車輪にブレーキを作動させたりまたはエンジンの駆動 トルクを低減したりする駆動滑り制御装置は既知である。アンチスキッド制御装 置および駆動滑り制御装置において、タイヤ直径がたとえばタイヤ圧力差のため に相互に異なり、したがって車輪速度と車両速度との間の滑りがシミュレートさ れたときに、誤って制御が開始されることもまた知られている。

従来技術においては、誤った制御の開始を回避するために、車輪直径が計算によ り相互に修正される。

発明の利点 この問題を解決するために、本発明は従来技術とは異なり、滑りしきい値を高く 設定するという別の方法をとっている。この解決方法は実施が容易である。ＡＳ Ｒにおいて、先行特許出願Ｐ・・・・・・に記載のように、滑りしきい値がある 高い初期値から出発しである低いしきい値まで連続的に低減されるところの方法 が使用される場合、本発明は、差が検出されたときに、滑りしきい値を高いしき い値に設定するかまたはしきい値をその値に保持することにより実施することが できる。

その他の従ｇＲ請求項は、タイヤ公差のモニタリングが行われる条件およびそれ がどのように実行可能かを記載している。

実施例の説明 図面により本発明の実施態様を詳細に説明する。図において、１および２により 非駆動車輪（前輪）の車輪速度センサが、また３および４により駆動車輪の車輪 速度センサが示されている。５はＡＳＲ制御装！であり、前記ＡＳＲ制御装置は 、センサ信号を受けとりかつ空回り回転の危険性がある場合に、駆動車輪に付属 のブレーキ圧力制御弁６および７および／またはたとえば絞り弁に対し作用する 要素８のための制御信号を発生ずる。

制御装置５において、非駆動車輪の速度信号から基準信号が発生され、駆動車輪 の速度信号が前記基準信号と比較される。車輪速度信号が基準信号を所定滑り値 λ５だけ上回ると、たとえば駆動車輪にブレーキが作動される。滑り値λ３（滑 りしきい値）は上限値および下限値λ。およびλＵの間で変化可能であり、ここ で滑り値は制御開始時に上限値λ。がら出発して、少なくとも１つの車輪が不安 定なときおよび不安定である限り前記滑り値はλＵまで連続的に低下される。次 に到達された滑り値λ工がら出発して、滑り値はいずれの車輪も不安定ではない 限りλ０に至るまで連続的に上昇される。その後それぞれ到達された滑り値λＸ から出発して、滑り値は少なくとも１つの車輪が不安定であるがまたは両方の車 輪が不安定であるかに応じて再び上昇されたり低下されたりする。

このとき本発明によれば、車輪直径が相互に異なり、したがって誤った制御が開 始される危険性が存在するとき、滑りしきい値λ５は高い滑り値に設定されるか またはその値に保持されることになる。

許容できない差のチェックは、ブロック９において次のことが確認されたときの み実行されるニ ー　ブレーキライト信号ＢＬＳが存在しないニー　ＡＢＳ、ＡＳＲおよびブレー キ圧力またはエンジントルクのその他の制御のいずれも作動していないニ ー　アクセルペダルが作動されていないＤＫＶ＜ＤＫＶ、、、；および−コーナ リング走行が行われていない１ＶＮＡＬ−ＶＮＡＲｌ　＜ＶＭＮＡ（非駆動車輪 の平均速度）。

さらに次の条件を考慮してもよい・ −車両速度〉たとえば２５ｋｍ／ｈ；および−大きなエンジン回転速度変化がな い（Ｍ、、＋＞２２５０ｒｐｍ／ｓ）。

これらの条件が満たされたとき、ブロックっけＡＮＤゲートＩＣＩおよび１１に 信号を供給する。

ブロック１２において、次の条件のチェックにより差が存在することが確認され たとき、誤った制御開始か行われる可能性がある。

次のいずれかである場合、許容できない差が存在するものとみなされる１、両車 軸の車輪の平均速度が非駆動車輪の平均速度の所定パーセント割合Ｘだけ相互に 異なっている（ＶＭＡＮ−ＶＭＮＡ）＞ｘＶＭＮＡまたは ２、駆動車輪の差の値が非駆動車輪の平均速度のパーセント割合Ｘより大きくＩ ＶＨＬ−ＶＨＲｌ　＞ｘＶＭＮＡ かつさらに次のいずれかである： （ＶＨＬ−ＶＨＲ）＞０　および （ＶＮＡＲ−ＶＨＲ）＜ｘＶＭＮＡ；または（ＶＨＬ−ＶＨＲ）＜Ｏおよび （ＶＮＡＬ−ＶＨＬ）＜ｘＶＭＮＡ。

両方の条件１　または２．のいずれかが満たされると、ブロック１２は信号を発 生し：同時にブロック９の信号がＡＮＤゲート１０に存在し、これによりＡＮＤ ゲート１０はパルス発生器１３のパルスをカウンタ１４へ通過させ、カウンタ１ ４は初期値（たとえば０）から出発してカウントを上昇させる。ある時間経過後 カウンタ１４が所定のカウント位置（たとえば１２００）に到達すると、カウン タ１４は信号を発生しかつ双安定要素１５をその第２の位置に設定する。このと き発生されたこの要素１５の出力信号は、このとき滑りしきい値λ、を高い滑り 値に設定する。

条件１．または２．がもはや満たされない場合、ＡＮＤゲート１０の代わりにパ ルス発生器１６のパルス用のＡＮＤゲート１１を通過可能にする。これらのパル スはカウンタ１４を逆方向にカウントさせる。カウンタ１４が出発位置に到達す ると、双安定要素１５はリセットされる（ライン１７）。

Ｘの値は、双安定要素１５が信号を発生しているか（ｘ＝０．０１５）または発 生していないか（ｘ＝０．０２０）に応じて異なっていてもよい（ライン１８） 。

ブロック９の出力信号が消滅しかつブロック１５もまた出力信号を発生していな いとき、カウンタ１４は出発位置にリセットされる。双安定要素１５の出力信号 が存在するにもかかわらずブロック９の出力信号が消滅したとき、カウンタは所 定のカウント（たとえば１２００）に設定される。この作動はＡＮＤゲート１９ および２０が行う。

国際調査報告 １．ｌ＠ｌ１１６１１゜−１ｔ＋Ａｋｌ＃ｍｔｔ＋ｌｔｅ。ＰＣＴ／ＤＥ　９： １１００５４９ＡＩ’Ｊ）−Ｉ　ＡＩ’Ｊ　Ｇ　ＡｈＪＦＪＥＸ　ＡＮＮＥＸＥ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．少なくとも１つの駆動車輪の駆動滑りが所定の滑りしきい値を超えたとき、 車輪にブレーキが作動されるかおよび／またはエンジンの駆動トルクが低減され 、および駆動車輪がタイヤ直径の差についてモニタされ、かつ許容できない差が 検出されたとき切換信号が発生されるところの駆動滑り制御装置において、前記 切換信号が前記所定の滑りしきい値を上昇させるように作動することを特徴とす る駆動滑り制御装置。
2. ２．前記所定滑りしきい値が制御の間に高い滑りしきい値から出発して低減され 前記切換信号が前記滑りしきい値を前記高い滑りしきい値に設定するかまたはそ こに固定保持することを特徴とする、請求項１の駆動滑り制御装置。
3. ３．ブレーキ作動がなく、エンジントルクが小さく、コーナリング走行がなくか つブレーキ圧力および／またはエンジントルクの制御が行われていない期間に許 容されない差のモニタリングが行われることを特徴とする請求項１または２の駆 動滑り制御装置。
4. ４．駆動車輪の平均速度が非駆動車輪の平均速度から少なくとも所定値だけかつ 所定時間にわたり異なっているときに、許容されない差が検出されることを特徴 とする請求項１ないし３のいずれか一つの駆動滑り制御装置。
5. ５．駆動車輪の速度差の値が非駆動車輪の平均車輪速度のあるパーセント割合よ り大きく、かつ車両の片側の駆動後輪と車両の反対側の駆動後輪との速度差が０ より大きくしかも車両の反対側の非駆動車輪と車両の反対側の駆動車輪との速度 差が非駆動車輪の平均速度のあるパーセント割合より小さいか、または車両の片 側の駆動後輪と車両の反対側の駆動後輪との速度差が０より小さいかまたは０に 等しく、かつ車両の片側の非駆動車輪と車両の片側の駆動車輪との速度差が非駆 動車輪の平均速度のあるパーセント割合より小さいか、のいずれかであるとき、 許容されない差が検出されることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか一つ の駆動滑り制御装置。
6. ６．カウンタが設けられ、所定の差の値を上回ったとき前記カウンタは初期値か ら出発して増大または低減され、所定のカウントに到達したのちに前記切換信号 が発生されることを特徴とする請求項４または５のいずれかの駆動滑り制御装置 。
7. ７．前記所定のカウントに到達したのち、それに続く低減により前記初期値に到 達するまで前記切換信号がそのまま保持されることを特徴とする請求項６の駆動 滑り制御装置。