JPH075083Y2 - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents
画像形成装置の給紙装置Info
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- JPH075083Y2 JPH075083Y2 JP1988005202U JP520288U JPH075083Y2 JP H075083 Y2 JPH075083 Y2 JP H075083Y2 JP 1988005202 U JP1988005202 U JP 1988005202U JP 520288 U JP520288 U JP 520288U JP H075083 Y2 JPH075083 Y2 JP H075083Y2
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- roller
- cutter
- sheet
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複写機等の画像形成装置に使用される給紙
装置に関し、特にロール紙を所定長に切断して給紙する
給紙装置に関する。
装置に関し、特にロール紙を所定長に切断して給紙する
給紙装置に関する。
第3図は、従来の給紙装置1を示す要部概念断面図で、
特に図示せぬロール紙を所定長に切断し、この切断され
たロール紙を図示せぬ画像形成装置本体へ給紙する給紙
装置を示している。
特に図示せぬロール紙を所定長に切断し、この切断され
たロール紙を図示せぬ画像形成装置本体へ給紙する給紙
装置を示している。
この給紙装置1は、装置本体2内の所定位置に配設され
た図示せぬロール紙を所定長に切断するカッタ部3と、
このカッタ部3により所定長に切断されたロール紙を、
カッタ部3の下流に配設された後述する用紙搬送路へ送
給する搬送ローラ4とから構成されている。なお、この
給紙装置1では、カッタ部3の下流に形成された用紙搬
送路は、第1と第2の二つの搬送路5、6に分岐され、
その分岐点には搬送された用紙を第1と第2の搬送路
5、6のうちいずれか一方に振分ける切替えバッフル7
からなる用紙搬送路切替手段8が配設されている。上述
した二つの搬送路5、6のうち、第1の用紙搬送路5
は、カッタ部3により所定長に切断されたロール紙を図
示せぬ画像形成装置本体内へ案内する搬送路で、この第
1の用紙搬送路5は駆動ローラ9と、この駆動ローラ9
に圧接する従動ローラ10とからなる用紙搬送手段11を有
し、この用紙搬送手段11によって第1の用紙搬送路5内
に案内されたロール紙をその先端部5aから図示せぬ画像
形成装置本体内へ給紙する。一方、第2の用紙搬送路6
は、用紙を装置本体2の外部へ案内する用紙排出シュー
ト12から構成されており、この第2の用紙搬送路6内に
搬送された用紙は、自重、即ち自由落下により用紙排出
シュート12を介し装置本体2の外部に排出される。な
お、第3図で符号13はカッタ部3により切断された用紙
を搬送ローラ4の周面に圧接させ、適当な搬送力を用紙
に与えるスリップボールである。
た図示せぬロール紙を所定長に切断するカッタ部3と、
このカッタ部3により所定長に切断されたロール紙を、
カッタ部3の下流に配設された後述する用紙搬送路へ送
給する搬送ローラ4とから構成されている。なお、この
給紙装置1では、カッタ部3の下流に形成された用紙搬
送路は、第1と第2の二つの搬送路5、6に分岐され、
その分岐点には搬送された用紙を第1と第2の搬送路
5、6のうちいずれか一方に振分ける切替えバッフル7
からなる用紙搬送路切替手段8が配設されている。上述
した二つの搬送路5、6のうち、第1の用紙搬送路5
は、カッタ部3により所定長に切断されたロール紙を図
示せぬ画像形成装置本体内へ案内する搬送路で、この第
1の用紙搬送路5は駆動ローラ9と、この駆動ローラ9
に圧接する従動ローラ10とからなる用紙搬送手段11を有
し、この用紙搬送手段11によって第1の用紙搬送路5内
に案内されたロール紙をその先端部5aから図示せぬ画像
形成装置本体内へ給紙する。一方、第2の用紙搬送路6
は、用紙を装置本体2の外部へ案内する用紙排出シュー
ト12から構成されており、この第2の用紙搬送路6内に
搬送された用紙は、自重、即ち自由落下により用紙排出
シュート12を介し装置本体2の外部に排出される。な
お、第3図で符号13はカッタ部3により切断された用紙
を搬送ローラ4の周面に圧接させ、適当な搬送力を用紙
に与えるスリップボールである。
このような給紙装置1によると、第3図で示すように新
たにセットされたロール紙の先端を整える目的で、カッ
タ部3により切断されたロール紙の小片(長さが150mm
程度のロール紙の小片)、即ち不要な用紙14は用紙搬送
路切替手段8の切替えバッフル7により第2の用紙搬送
路6内に案内され、かつこの不要な用紙14は自由落下に
より排出シュート12を介し装置本体2の外部へ排出され
ることとなる。
たにセットされたロール紙の先端を整える目的で、カッ
タ部3により切断されたロール紙の小片(長さが150mm
程度のロール紙の小片)、即ち不要な用紙14は用紙搬送
路切替手段8の切替えバッフル7により第2の用紙搬送
路6内に案内され、かつこの不要な用紙14は自由落下に
より排出シュート12を介し装置本体2の外部へ排出され
ることとなる。
ところで、上述した従来の給紙装置1によると、不要な
用紙14は、自由落下により、排出シユート12を介し装置
外部へ排出させる構成であるので、不要な用紙13がカー
ルしていたり、切断面が乱雑であったり、あるいは排出
シュート12に静電気が帯電していたりすると、落下すべ
き不要な用紙13が第3図で示すように排出シュート12の
途中で停止してしまい、確実に排出されなくなる問題点
があった。
用紙14は、自由落下により、排出シユート12を介し装置
外部へ排出させる構成であるので、不要な用紙13がカー
ルしていたり、切断面が乱雑であったり、あるいは排出
シュート12に静電気が帯電していたりすると、落下すべ
き不要な用紙13が第3図で示すように排出シュート12の
途中で停止してしまい、確実に排出されなくなる問題点
があった。
なお、上述した問題点を解決するためには、従来、特公
昭44−2024号公報、特公昭38−25476号公報、特開昭58
−139958号公報に記載されているように、用紙排出シュ
ートにパドルローラを配設し、このパドルローラにより
排出シュートに案内された用紙を強制的に装置の外部へ
排出させるようにしたものが考えられるが、上述した従
来例においては、装置の駆動とともにパドルローラが回
転し、その外周面が用紙搬送路を構成するシュートある
いはローラ等の表面に常時摺接することから、当該パド
ルローラの周面がすり減り易く、その寿命を長く保つこ
とができない難点があった。
昭44−2024号公報、特公昭38−25476号公報、特開昭58
−139958号公報に記載されているように、用紙排出シュ
ートにパドルローラを配設し、このパドルローラにより
排出シュートに案内された用紙を強制的に装置の外部へ
排出させるようにしたものが考えられるが、上述した従
来例においては、装置の駆動とともにパドルローラが回
転し、その外周面が用紙搬送路を構成するシュートある
いはローラ等の表面に常時摺接することから、当該パド
ルローラの周面がすり減り易く、その寿命を長く保つこ
とができない難点があった。
この考案は、上述した事情に鑑み、用紙を強制的に排出
するパドルローラのすり減りを可及的に低減させるよう
にした画像形成装置の給紙装置を提供することを目的と
する。
するパドルローラのすり減りを可及的に低減させるよう
にした画像形成装置の給紙装置を提供することを目的と
する。
上述した課題を解決するため、この考案の給紙装置で
は、カッタにより所定長に切断されたロール紙を送給す
る搬送ローラと、この搬送ローラの下流に分岐して形成
され、カッタにより所定長に切断されたロール紙を略上
方へ案内する第1の用紙搬送路と下方へ案内する第2の
用紙搬送路と、この第1と第2の用紙搬送路の分岐点に
配設され、軸を中心に回動してカッタにより所定長に切
断されたロール紙の送給方向を前記第1と第2の用紙搬
送路のうちいずれか一方へ切り替える切替バッフルと、
駆動軸に支承され、前記第2の用紙搬送路に案内された
用紙を、その回転の摩擦力により強制的に前記第2の用
紙搬送路の下流へ案内させるパドルローラと、該パドル
ローラを支承する前記駆動軸と前記搬送ローラの駆動軸
との間に介在され、前記搬送ローラの駆動力を前記パド
ルローラの駆動軸へ伝達する動力伝達ユニットと、該動
力伝達ユニットと前記切替バッフルとの間に介在され、
該切替バッフルが前記カッタにより切断された用紙を前
記第2の用紙搬送路へ案内させるべく一方向へ所定の回
転角度回転した際に、前記動力伝達ユニットによる動力
の伝達を許容するとともに、前記切替バッフルが前記カ
ッタにより切断された用紙を前記第1の用紙搬送路へ案
内させるべく他方向へ回転した際に、前記動力伝達ユニ
ットによる動力の伝達を遮断するアクチュエータとを具
備し、これによりパドルローラの駆動力をカッター直後
の搬送ローラから受取り、また搬送ローラからパドルロ
ーラへの駆動力の伝達とその解除とを用紙搬送路の切替
バッフルの動きに連動させて行うようにしている。
は、カッタにより所定長に切断されたロール紙を送給す
る搬送ローラと、この搬送ローラの下流に分岐して形成
され、カッタにより所定長に切断されたロール紙を略上
方へ案内する第1の用紙搬送路と下方へ案内する第2の
用紙搬送路と、この第1と第2の用紙搬送路の分岐点に
配設され、軸を中心に回動してカッタにより所定長に切
断されたロール紙の送給方向を前記第1と第2の用紙搬
送路のうちいずれか一方へ切り替える切替バッフルと、
駆動軸に支承され、前記第2の用紙搬送路に案内された
用紙を、その回転の摩擦力により強制的に前記第2の用
紙搬送路の下流へ案内させるパドルローラと、該パドル
ローラを支承する前記駆動軸と前記搬送ローラの駆動軸
との間に介在され、前記搬送ローラの駆動力を前記パド
ルローラの駆動軸へ伝達する動力伝達ユニットと、該動
力伝達ユニットと前記切替バッフルとの間に介在され、
該切替バッフルが前記カッタにより切断された用紙を前
記第2の用紙搬送路へ案内させるべく一方向へ所定の回
転角度回転した際に、前記動力伝達ユニットによる動力
の伝達を許容するとともに、前記切替バッフルが前記カ
ッタにより切断された用紙を前記第1の用紙搬送路へ案
内させるべく他方向へ回転した際に、前記動力伝達ユニ
ットによる動力の伝達を遮断するアクチュエータとを具
備し、これによりパドルローラの駆動力をカッター直後
の搬送ローラから受取り、また搬送ローラからパドルロ
ーラへの駆動力の伝達とその解除とを用紙搬送路の切替
バッフルの動きに連動させて行うようにしている。
以下、この考案に係わる給紙装置の一実施例を詳述す
る。
る。
第1図は、この考案に係わる給紙装置20の要部概念断面
図で、第6図と同一部分を同一符号で示す。
図で、第6図と同一部分を同一符号で示す。
この給紙装置20では、不要な用紙を自由落下により排出
させる用紙排出シュート12の上流にゴム等の弾性体で形
成された複数のパドルローラ30が配設されている。この
パドルローラ30は軸31に嵌挿した回転トルクが小さい中
空シャフト32に嵌着固定されている。また前記軸31には
パドルローラ30へ駆動力を伝達する動力伝達ユニット33
が回動自在に支承されている。この動力伝達ユニット33
は三つの従動歯車34、35、36と、これらの従動歯車34、
35、36を回動自在に支承するギヤボックス37とから構成
され、このギヤボックス37は前記軸31を中心に回動自在
に支承されている。そして、従動歯車34に駆動力が伝達
されると、その駆動力は歯車35及び前記中空シャフト32
に固着された歯車36を介してパドルローラ30へ伝達され
る。また、前記ギヤボックス37の一端下面に形成された
受圧部37aには装置本体2内に配設された板バネ38が常
時圧接し、前記ギヤボックス37を前記軸31を中心に反時
計方向へ回転させるように付勢している。一方、前記用
紙搬送路切替手段8を構成する切替えバッフル7には、
当該切替えバッフル7と一体に回動するアクチュエータ
39が固着され、このアクチュエータ39は、常時前記ギヤ
ボックス37の一端上面に圧接し当該ギヤボックス37を時
計方向へ回転させるように付勢している。また、用紙搬
送ローラ4の駆動軸4aには、前記ギヤボックス37が反時
計方向へ回転した際に、前記動力伝達ユニット33の従動
歯車34と歯合し、当該従動歯車34へ駆動力を伝達する駆
動歯車40が固着されている。従って、この駆動歯車40は
搬送ローラ4と一体に回転する。
させる用紙排出シュート12の上流にゴム等の弾性体で形
成された複数のパドルローラ30が配設されている。この
パドルローラ30は軸31に嵌挿した回転トルクが小さい中
空シャフト32に嵌着固定されている。また前記軸31には
パドルローラ30へ駆動力を伝達する動力伝達ユニット33
が回動自在に支承されている。この動力伝達ユニット33
は三つの従動歯車34、35、36と、これらの従動歯車34、
35、36を回動自在に支承するギヤボックス37とから構成
され、このギヤボックス37は前記軸31を中心に回動自在
に支承されている。そして、従動歯車34に駆動力が伝達
されると、その駆動力は歯車35及び前記中空シャフト32
に固着された歯車36を介してパドルローラ30へ伝達され
る。また、前記ギヤボックス37の一端下面に形成された
受圧部37aには装置本体2内に配設された板バネ38が常
時圧接し、前記ギヤボックス37を前記軸31を中心に反時
計方向へ回転させるように付勢している。一方、前記用
紙搬送路切替手段8を構成する切替えバッフル7には、
当該切替えバッフル7と一体に回動するアクチュエータ
39が固着され、このアクチュエータ39は、常時前記ギヤ
ボックス37の一端上面に圧接し当該ギヤボックス37を時
計方向へ回転させるように付勢している。また、用紙搬
送ローラ4の駆動軸4aには、前記ギヤボックス37が反時
計方向へ回転した際に、前記動力伝達ユニット33の従動
歯車34と歯合し、当該従動歯車34へ駆動力を伝達する駆
動歯車40が固着されている。従って、この駆動歯車40は
搬送ローラ4と一体に回転する。
次に、上述した給紙装置20の作用を説明し、併せて構成
をより詳細に説明する。
をより詳細に説明する。
図示せぬロール紙をカッタ部3により所定長に切断し、
その用紙を第1の用紙搬送路5の先端部5aから図示せぬ
画像形成装置本体へ供給する用紙給紙モードでは、切替
えバッフル7が第1図に示すように、用紙搬送路切替手
段8の図示せぬ駆動装置(例えばソレノイドプランジ
ャ)により時計方向へ所定回転角度回転し、第1の用紙
搬送路5を拡開させている。なお、切替えバッフル7が
時計方向へ所定回転角度回転すると、アクチュエータ39
も同時に軸7aを中心に時計方向へ所定角度回転する。こ
のようなアクチュエータ39が軸7aを中心に時計方向へ所
定角度回転すると、当該アクチュエータ39の先端が当接
する動力伝達ユニット33のギヤボックス37は、板バネ39
の付勢力に抗し軸31を中心に時計方向へ所定角度回転
し、第1図に示す位置に停止する。ギヤボックス37が第
1図に示す位置に停止すると、搬送ローラ4の駆動軸4a
に固着された駆動歯車40とギヤボックス37に支承された
従動歯車34との歯合は解除されることとなり、このため
用紙給紙モードはパドルローラ30は回転しないこととな
る。従って、カッタ部3により所定長に切断されたロー
ル紙41は搬送ローラ4により第1の用紙搬送路5内に案
内され、さらに駆動ローラ9と従動ローラ10とからなる
用紙搬送手段11により用紙搬送路5の先端部5aから図示
せぬ画像形成装置本体へ供給されることとなる。
その用紙を第1の用紙搬送路5の先端部5aから図示せぬ
画像形成装置本体へ供給する用紙給紙モードでは、切替
えバッフル7が第1図に示すように、用紙搬送路切替手
段8の図示せぬ駆動装置(例えばソレノイドプランジ
ャ)により時計方向へ所定回転角度回転し、第1の用紙
搬送路5を拡開させている。なお、切替えバッフル7が
時計方向へ所定回転角度回転すると、アクチュエータ39
も同時に軸7aを中心に時計方向へ所定角度回転する。こ
のようなアクチュエータ39が軸7aを中心に時計方向へ所
定角度回転すると、当該アクチュエータ39の先端が当接
する動力伝達ユニット33のギヤボックス37は、板バネ39
の付勢力に抗し軸31を中心に時計方向へ所定角度回転
し、第1図に示す位置に停止する。ギヤボックス37が第
1図に示す位置に停止すると、搬送ローラ4の駆動軸4a
に固着された駆動歯車40とギヤボックス37に支承された
従動歯車34との歯合は解除されることとなり、このため
用紙給紙モードはパドルローラ30は回転しないこととな
る。従って、カッタ部3により所定長に切断されたロー
ル紙41は搬送ローラ4により第1の用紙搬送路5内に案
内され、さらに駆動ローラ9と従動ローラ10とからなる
用紙搬送手段11により用紙搬送路5の先端部5aから図示
せぬ画像形成装置本体へ供給されることとなる。
一方、新たにセットされたロール紙の先端を整える目的
で、カッタ部3により切断されたロール紙の小片を排出
する用紙排出モードでは、第2図で示すように、切替え
バッフル7が反時計方向へ所定回転角度回転し、第1の
用紙搬送路5を閉塞して第2の用紙搬送路6を拡開させ
ている。なお、切替えバッフル7が反時計方向へ所定回
転角度回転すると、アクチュエータ39も同時に軸7aを中
心に時計方向へ所定角度回転するので、当該アクチュエ
ータ39の先端に当接する動力伝達ユニット33のギヤボッ
クス37は板バネ38の付勢力により軸31を中心に反時計方
向へ所定角度回転し第2図で示す位置に停止する。この
第2図で示すギヤボックス37の停止位置止によると、搬
送ローラ4の駆動軸4aに固着された駆動歯車40とギヤボ
ックス37に支承された従動歯車34とが歯合するので、搬
送ローラ4の駆動力は動力伝達ユニット33に伝達され、
パドルローラ30は中空シャフト32を中心に時計方向へ回
転することとなる。
で、カッタ部3により切断されたロール紙の小片を排出
する用紙排出モードでは、第2図で示すように、切替え
バッフル7が反時計方向へ所定回転角度回転し、第1の
用紙搬送路5を閉塞して第2の用紙搬送路6を拡開させ
ている。なお、切替えバッフル7が反時計方向へ所定回
転角度回転すると、アクチュエータ39も同時に軸7aを中
心に時計方向へ所定角度回転するので、当該アクチュエ
ータ39の先端に当接する動力伝達ユニット33のギヤボッ
クス37は板バネ38の付勢力により軸31を中心に反時計方
向へ所定角度回転し第2図で示す位置に停止する。この
第2図で示すギヤボックス37の停止位置止によると、搬
送ローラ4の駆動軸4aに固着された駆動歯車40とギヤボ
ックス37に支承された従動歯車34とが歯合するので、搬
送ローラ4の駆動力は動力伝達ユニット33に伝達され、
パドルローラ30は中空シャフト32を中心に時計方向へ回
転することとなる。
このような、用紙排出モードにおいて、パドルローラ30
が駆動されると、第2の用紙搬送路6を構成する排出シ
ュート12に案内された不要な用紙42は回転するパドルロ
ーラ30の摩擦力により強制的に排出シュート12の下流へ
案内されることとなる。従って不要な用紙42がカールし
ていたり、用紙の切断面が乱雑であったり、あるいは排
出シュート12に静電気が帯電していた場合でも、不要な
用紙42は排出シュート12の途中で停止することなく、確
実に排出シュート12を介し装置本体2の外部へ排出され
ることとなる。
が駆動されると、第2の用紙搬送路6を構成する排出シ
ュート12に案内された不要な用紙42は回転するパドルロ
ーラ30の摩擦力により強制的に排出シュート12の下流へ
案内されることとなる。従って不要な用紙42がカールし
ていたり、用紙の切断面が乱雑であったり、あるいは排
出シュート12に静電気が帯電していた場合でも、不要な
用紙42は排出シュート12の途中で停止することなく、確
実に排出シュート12を介し装置本体2の外部へ排出され
ることとなる。
なお、上記実施例では、動力伝達ユニット33を歯車伝導
装置により構成したが、勿論この考案は上記実施例に限
定されることなく、動力伝達ユニット33をベルト式の動
力伝導装置により構成するようにしてもよい。
装置により構成したが、勿論この考案は上記実施例に限
定されることなく、動力伝達ユニット33をベルト式の動
力伝導装置により構成するようにしてもよい。
また、上記実施例では、パドルローラ30を用紙搬送路切
替手段8の切替え動作に連動させ、用紙排出モードの際
のみ回転させるようにしたが、この考案は上記実施例に
限定されることなく、要は、パドルローラ30の摩擦力に
より強制的に用紙を排出させればよいので、用紙搬送路
切替手段8の切替え動作とは無関係に常時回転させるよ
うにしても良い。
替手段8の切替え動作に連動させ、用紙排出モードの際
のみ回転させるようにしたが、この考案は上記実施例に
限定されることなく、要は、パドルローラ30の摩擦力に
より強制的に用紙を排出させればよいので、用紙搬送路
切替手段8の切替え動作とは無関係に常時回転させるよ
うにしても良い。
以上説明したように、この考案の給紙装置では、パドル
ローラの駆動力をカッター直後の搬送ローラから受取
り、またこの搬送ローラからパドルローラへの駆動力の
伝達とその解除とを用紙搬送路の切替バッフルの動きに
連動させて行うようにしたから、パドルローラの駆動に
際し、独立した駆動装置が不要となるばかりでなく、必
要な時のみパドルローラが駆動されることから、従来の
如く装置駆動にともなってパドルローラが回転し、その
外周面が用紙排出シュート等の表面に常時摺接するもの
と比較して、パドルローラの周面がすり減りにくく、こ
のためパドルローラの寿命を可及的に長く保つことがで
きる。
ローラの駆動力をカッター直後の搬送ローラから受取
り、またこの搬送ローラからパドルローラへの駆動力の
伝達とその解除とを用紙搬送路の切替バッフルの動きに
連動させて行うようにしたから、パドルローラの駆動に
際し、独立した駆動装置が不要となるばかりでなく、必
要な時のみパドルローラが駆動されることから、従来の
如く装置駆動にともなってパドルローラが回転し、その
外周面が用紙排出シュート等の表面に常時摺接するもの
と比較して、パドルローラの周面がすり減りにくく、こ
のためパドルローラの寿命を可及的に長く保つことがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案に係わる用紙給紙装置の要部概念断面
図、第2図はこの考案の作用を示す用紙給紙装置の要部
概念断面図、第3図は従来の用紙給紙装置を示す要部概
念断面図である。 2…装置本体、3…カッタ部、12…用紙排出シュート、
30…パドルローラ、42…不要な用紙。
図、第2図はこの考案の作用を示す用紙給紙装置の要部
概念断面図、第3図は従来の用紙給紙装置を示す要部概
念断面図である。 2…装置本体、3…カッタ部、12…用紙排出シュート、
30…パドルローラ、42…不要な用紙。
Claims (1)
- 【請求項1】カッタ(3)により所定長に切断されたロ
ール紙を送給する搬送ローラ(4)と、 この搬送ローラ(4)の下流に分岐して形成され、カッ
タ(3)により所定長に切断されたロール紙を略上方へ
案内する第1の用紙搬送路(5)と下方へ案内する第2
の用紙搬送路(6)と、 この第1と第2の用紙搬送路(5、6)の分岐点に配設
され、軸(7a)を中心に回動してカッタ(3)により所
定長に切断されたロール紙の送給方向を前記第1と第2
の用紙搬送路(5、6)のうちいずれか一方へ切り替え
る切替バッフル(7)と、 駆動軸(31)に支承され、前記第2の用紙搬送路(6)
に案内された用紙を、その回転の摩擦力により強制的に
前記第2の用紙搬送路(6)の下流へ案内させるパドル
ローラ(30)と、 該パドルローラ(30)を支承する前記駆動軸(31)と前
記搬送ローラ(4)の駆動軸(4a)との間に介在され、
前記搬送ローラ(4)の駆動力を前記パドルローラ(3
0)の駆動軸(31)へ伝達する動力伝達ユニット(33)
と、 該動力伝達ユニット(33)と前記切替バッフル(7)と
の間に介在され、該切替バッフル(7)が前記カッタ
(3)により切断された用紙を前記第2の用紙搬送路
(6)へ案内させるべく一方向へ所定の回転角度回転し
た際に、前記動力伝達ユニット(33)による動力の伝達
を許容するとともに、前記切替バッフル(7)が前記カ
ッタ(3)により切断された用紙を前記第1の用紙搬送
路(5)へ案内させるべく他方向へ回転した際に、前記
動力伝達ユニット(33)による動力の伝達を遮断するア
クチュエータ(39)と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988005202U JPH075083Y2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 画像形成装置の給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988005202U JPH075083Y2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 画像形成装置の給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01109043U JPH01109043U (ja) | 1989-07-24 |
JPH075083Y2 true JPH075083Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31208375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988005202U Expired - Lifetime JPH075083Y2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 画像形成装置の給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075083Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620965B2 (ja) * | 1982-02-10 | 1994-03-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 排 紙 装 置 |
-
1988
- 1988-01-19 JP JP1988005202U patent/JPH075083Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01109043U (ja) | 1989-07-24 |
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