JPH0750827Y2 - 分岐接続箱 - Google Patents
分岐接続箱Info
- Publication number
- JPH0750827Y2 JPH0750827Y2 JP1988150766U JP15076688U JPH0750827Y2 JP H0750827 Y2 JPH0750827 Y2 JP H0750827Y2 JP 1988150766 U JP1988150766 U JP 1988150766U JP 15076688 U JP15076688 U JP 15076688U JP H0750827 Y2 JPH0750827 Y2 JP H0750827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- terminal
- pressure contact
- contact portion
- male contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧接端子を用いた分岐接続箱において、極数
の異なる圧接端子の配列が自由で、端子間の絶縁を確保
することができるようにした、分岐接続箱に関する。
の異なる圧接端子の配列が自由で、端子間の絶縁を確保
することができるようにした、分岐接続箱に関する。
ワイヤーハーネス内のジョイント接続部を吸収する分岐
接続箱として、従来、第4図に示すようなものがある。
これは、アッパーケース1とロアケース2にワイヤーハ
ーネスWから引き出した複数の接続電線3を一様のピッ
チPで並列に収容して挟着し、1極ないし3極の圧接端
子41,42,43…の雄形接触部5を挿着孔8bからケース1
の上面に突き出してワイヤーハーネスWから引き出した
接続電線3′の端末コネクタ7に対する挿着部(方形の
絶縁ハウジング)8を形成すると共に、ケース1の裏面
に突き出た前記圧接端子の圧接部6のU字状スロット6a
に前記挟着電線3を圧入接続し、電線3,3′群を圧接端
子41,42,43…を介して相互に接続し、分岐回路を形成
するようにしたものである(特開昭61−45575号公
報)。
接続箱として、従来、第4図に示すようなものがある。
これは、アッパーケース1とロアケース2にワイヤーハ
ーネスWから引き出した複数の接続電線3を一様のピッ
チPで並列に収容して挟着し、1極ないし3極の圧接端
子41,42,43…の雄形接触部5を挿着孔8bからケース1
の上面に突き出してワイヤーハーネスWから引き出した
接続電線3′の端末コネクタ7に対する挿着部(方形の
絶縁ハウジング)8を形成すると共に、ケース1の裏面
に突き出た前記圧接端子の圧接部6のU字状スロット6a
に前記挟着電線3を圧入接続し、電線3,3′群を圧接端
子41,42,43…を介して相互に接続し、分岐回路を形成
するようにしたものである(特開昭61−45575号公
報)。
第5図は3極の圧接端子43の拡大斜視図を示し、U字状
スロット6aと同一の縦軸心Q上にある雄形接触部5aを中
心として左右に雄形接触部5b,5cを連結片9を介して前
記電線のピッチPに合わせて並設したものである。この
連結片9をたとえば左右の点線R,R′部分またはその一
方を接続分離すると、1極の圧接端子41または2極の圧
接端子42が形成される。
スロット6aと同一の縦軸心Q上にある雄形接触部5aを中
心として左右に雄形接触部5b,5cを連結片9を介して前
記電線のピッチPに合わせて並設したものである。この
連結片9をたとえば左右の点線R,R′部分またはその一
方を接続分離すると、1極の圧接端子41または2極の圧
接端子42が形成される。
第6図は1〜3極の圧接端子41〜43をコネクタ挿着部8
の底部8aにおける挿着孔8bに圧入固定した状態の断面図
を示す。
の底部8aにおける挿着孔8bに圧入固定した状態の断面図
を示す。
底部8aがフラット状であれば、複数の挿着孔8bが前記ピ
ッチPと同一ピッチで設けられているから極数の異なる
圧接端子41〜43を任意の配列で挿着することができる。
ッチPと同一ピッチで設けられているから極数の異なる
圧接端子41〜43を任意の配列で挿着することができる。
しかし、この場合には、隣接する圧接端子間の絶縁を確
保できないという問題が残る。この対策として、符号8c
で示されるような絶縁リブを挿着孔8b間に突設すること
が考えられるが、絶縁リブ8c間の距離Lによってそこに
圧入固定される圧接端子41〜43の極数(配列)が限定さ
れて、自由度が無くなるという新たな問題が生じる。
保できないという問題が残る。この対策として、符号8c
で示されるような絶縁リブを挿着孔8b間に突設すること
が考えられるが、絶縁リブ8c間の距離Lによってそこに
圧入固定される圧接端子41〜43の極数(配列)が限定さ
れて、自由度が無くなるという新たな問題が生じる。
また、隣接する圧接端子41,42などの間隙Hが小さいた
めに、たとえば水滴の付着などによりリークするおそれ
がある。
めに、たとえば水滴の付着などによりリークするおそれ
がある。
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、圧接
端子の配列が極数によって制限されずに該端子間の絶縁
を確保することができる分岐接続箱を提供することを課
題とする。
端子の配列が極数によって制限されずに該端子間の絶縁
を確保することができる分岐接続箱を提供することを課
題とする。
前記の課題を達成するため、本考案の分岐接続箱は、コ
ネクタ挿着部の底部に所定のピッチで複数の挿着孔を設
け、該挿着孔に圧接端子の一側に設けた雄形接触部を圧
入して前記コネクタ挿着部内に突出させ、圧接端子の他
側に設けた圧接部のスロットに電線を圧入接続して成る
分岐接続箱において、前記底部の端子圧入側には隣合う
前記挿着孔間に絶縁リブが突設され、前記圧接端子は前
記圧接部のスロットと同軸上にある雄形接触部とから成
る単極の圧接端子と前記同軸上の雄形接触部の一側に連
結片を介して1または2以上の雄形接触部を前記ピッチ
に合わせて連成した複極の圧接端子とを含んでいること
を特徴とする。
ネクタ挿着部の底部に所定のピッチで複数の挿着孔を設
け、該挿着孔に圧接端子の一側に設けた雄形接触部を圧
入して前記コネクタ挿着部内に突出させ、圧接端子の他
側に設けた圧接部のスロットに電線を圧入接続して成る
分岐接続箱において、前記底部の端子圧入側には隣合う
前記挿着孔間に絶縁リブが突設され、前記圧接端子は前
記圧接部のスロットと同軸上にある雄形接触部とから成
る単極の圧接端子と前記同軸上の雄形接触部の一側に連
結片を介して1または2以上の雄形接触部を前記ピッチ
に合わせて連成した複極の圧接端子とを含んでいること
を特徴とする。
以上、上記構成を実施例を示す図面を参照して具体的に
説明する。
説明する。
第1図ないし第3図において、11はアッパーケース、12
はロアケースを示し、両ケース間にロック爪11aとロッ
ク孔12aとから成るロック手段が設けられている。
はロアケースを示し、両ケース間にロック爪11aとロッ
ク孔12aとから成るロック手段が設けられている。
アッパーケース11の長手方向の側壁11bに直交する端壁1
1cと内部隔壁11dの下端面には、電線13を所定のピッチ
Pで配列するための複数の載置溝11eが設けられてい
る。また、アッパーケース11内の底部11fには、上記ピ
ッチPと対応して1極ないし3極の圧接端子141〜143の
雄形接触部15に対する挿着孔11gがマトリックス状に設
けられるとともに、挿着孔11gの各列間には電線13の軸
方向と平行に絶縁リブ11hが突設されている。
1cと内部隔壁11dの下端面には、電線13を所定のピッチ
Pで配列するための複数の載置溝11eが設けられてい
る。また、アッパーケース11内の底部11fには、上記ピ
ッチPと対応して1極ないし3極の圧接端子141〜143の
雄形接触部15に対する挿着孔11gがマトリックス状に設
けられるとともに、挿着孔11gの各列間には電線13の軸
方向と平行に絶縁リブ11hが突設されている。
3極の圧接端子143は、第2図に拡大して示すように、
U字状のスロット16aをもつ圧接部16と同一軸上にある
雄形接触部15aをベースとして、一方の側に連結片17を
介して2本の雄形接触部15bおよび15cを上記ピッチPに
合わせて連成した構造を有する。最外側の雄形接触部15
cと連結片17にはテーパ状の肩部17aが形成され、ベース
となる雄形接触部15aの他方の側にはコ字状の連結片1
7′を介して補強用の対となる圧接部16′が設けられて
いる。
U字状のスロット16aをもつ圧接部16と同一軸上にある
雄形接触部15aをベースとして、一方の側に連結片17を
介して2本の雄形接触部15bおよび15cを上記ピッチPに
合わせて連成した構造を有する。最外側の雄形接触部15
cと連結片17にはテーパ状の肩部17aが形成され、ベース
となる雄形接触部15aの他方の側にはコ字状の連結片1
7′を介して補強用の対となる圧接部16′が設けられて
いる。
1極の圧接端子141および2極の圧接端子142は、それぞ
れ連結片17を点線S,S′に沿って切断分離することによ
り形成される。
れ連結片17を点線S,S′に沿って切断分離することによ
り形成される。
18はアッパーケース11の上面側に設けられたコネクタ挿
着部、19は電線20群に接続されたコネクタ、21はコネク
タカバーをそれぞれ示す。
着部、19は電線20群に接続されたコネクタ、21はコネク
タカバーをそれぞれ示す。
第3図に示すように、1極ないし3極の圧接端子141〜1
43をその雄形接触部15(15a〜15c)をそれぞれ挿着孔11
gに圧入固定し、コネクタ挿着部18内に突出させるのは
従来例と同様である。
43をその雄形接触部15(15a〜15c)をそれぞれ挿着孔11
gに圧入固定し、コネクタ挿着部18内に突出させるのは
従来例と同様である。
しかし、本考案にあっては、絶縁リブ11hによって各雄
形接触部15を含めて隣接する圧接端子141と142間、142
と143間が隔絶されて沿面距離が大きく、かつ肩部17aの
形成によって隣接端子の連結片17′との間隔H′を十分
大きくすることができる。これにより、水滴の付着など
を防止し、隣接端子間のリーク電流発生を防止し、絶縁
を確保することができる。
形接触部15を含めて隣接する圧接端子141と142間、142
と143間が隔絶されて沿面距離が大きく、かつ肩部17aの
形成によって隣接端子の連結片17′との間隔H′を十分
大きくすることができる。これにより、水滴の付着など
を防止し、隣接端子間のリーク電流発生を防止し、絶縁
を確保することができる。
また、絶縁リブ11hは、圧接端子141〜143の極数とは関
係なく、雄形接触部15のピッチに合せて設けてあるの
で、極数の異なる圧接端子の自由な配列が可能である。
係なく、雄形接触部15のピッチに合せて設けてあるの
で、極数の異なる圧接端子の自由な配列が可能である。
以上説明したように、本考案によれば、極数の異なる圧
接端子の配列を自由に変えることができ、隣接端子間の
絶縁を確保することができる。
接端子の配列を自由に変えることができ、隣接端子間の
絶縁を確保することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す分岐接続箱の分解斜視
図、 第2図は同上の3極の圧接端子の拡大斜視図、 第3図は同上の組立状態の断面図、 第4図は従来の分岐接続箱の分解斜視図、 第5図は同上の3極の圧接端子の拡大斜視図、 第6図は同上の組立状態の断面図である。 11……アッパーケース、12……ロアケース、13……電
線、141〜143……圧接端子、15,15a〜15c……雄形接触
部、16……圧接部、16a……スロット、17……連結片、1
7a……肩部。
図、 第2図は同上の3極の圧接端子の拡大斜視図、 第3図は同上の組立状態の断面図、 第4図は従来の分岐接続箱の分解斜視図、 第5図は同上の3極の圧接端子の拡大斜視図、 第6図は同上の組立状態の断面図である。 11……アッパーケース、12……ロアケース、13……電
線、141〜143……圧接端子、15,15a〜15c……雄形接触
部、16……圧接部、16a……スロット、17……連結片、1
7a……肩部。
Claims (2)
- 【請求項1】コネクタ挿着部の底部に所定のピッチで複
数の挿着孔を設け、該挿着孔に圧接端子の一側に設けた
雄形接触部を圧入して前記コネクタ挿着部内に突出さ
せ、圧接端子の他側に設けた圧接部のスロットに電線を
圧入接続して成る分岐接続箱において、 前記底部の端子圧入側には隣合う前記挿着孔間に絶縁リ
ブが突設され、前記圧接端子は前記圧入部のスロットと
同軸上にある雄形接触部とから成る単極の圧接端子と前
記同軸上の雄形接触部の一側に連結片を介して1または
2以上の雄形接触部を前記ピッチに合わせて連成した複
極の圧接端子とを含んでいることを特徴とする分岐接続
箱。 - 【請求項2】請求項1の複極の圧接端子の前記同軸上の
雄形接触部から最外側に位置する雄形接触部にテーパ状
の肩部が形成されている分岐接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988150766U JPH0750827Y2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 分岐接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988150766U JPH0750827Y2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 分岐接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0272620U JPH0272620U (ja) | 1990-06-04 |
JPH0750827Y2 true JPH0750827Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31424199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988150766U Expired - Fee Related JPH0750827Y2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 分岐接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750827Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2603926Y2 (ja) * | 1992-01-29 | 2000-04-04 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
JP5471512B2 (ja) * | 2010-01-27 | 2014-04-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6145575A (ja) * | 1984-08-07 | 1986-03-05 | 住友電装株式会社 | 分岐接続器 |
JPH058745Y2 (ja) * | 1986-06-25 | 1993-03-04 |
-
1988
- 1988-11-21 JP JP1988150766U patent/JPH0750827Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0272620U (ja) | 1990-06-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |