JP2567869Y2 - ジョイントコネクタ - Google Patents

ジョイントコネクタ

Info

Publication number
JP2567869Y2
JP2567869Y2 JP7355793U JP7355793U JP2567869Y2 JP 2567869 Y2 JP2567869 Y2 JP 2567869Y2 JP 7355793 U JP7355793 U JP 7355793U JP 7355793 U JP7355793 U JP 7355793U JP 2567869 Y2 JP2567869 Y2 JP 2567869Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
joint
housing
chamber
joint chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7355793U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0742056U (ja
Inventor
正光 千島
豊 野呂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP7355793U priority Critical patent/JP2567869Y2/ja
Priority to US08/346,225 priority patent/US5556301A/en
Priority to DE4441727A priority patent/DE4441727A1/de
Publication of JPH0742056U publication Critical patent/JPH0742056U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567869Y2 publication Critical patent/JP2567869Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ジョイントコネクタに
関し、特に、先端に端子金具を備えた接続電線をハウジ
ング内に収容して所定の端子同士をショート端子にて電
気的に接続するジョイントコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のジョイントコネクタとし
て、特開昭61−277180号公報に示すものが知ら
れている。図6は同公報のジョイントコネクタを示して
いる。
【0003】同図において、雌側コネクタハウジング1
には、先端に雌端子2を接続された複数の接続電線3が
同一方向に配向されて収容されている。ジョイントコネ
クタハウジング4は一方に開口を有する筺状に形成さ
れ、当該開口内に上記雌側コネクタハウジング1の先端
部が挿入可能となっている。ジョイントコネクタハウジ
ング4の底板部分であって雌側コネクタハウジング1に
おける雌端子の配設位置に対応する部分には外側からシ
ョート端子5が挿入されている。当該ショート端子5は
両端部分を上記雌端子2に対応した雄端子の先端形状と
一致させるとともに中間部分の二ヵ所を屈曲せしめてコ
の字状としてある。また、ジョイントコネクタハウジン
グ4の底部分を外周から覆い被せるようにカバー6を配
設している。なお、カバー6の抜け止めを図るために、
カバー6の側には係合孔6aを形成し、ジョイントコネ
クタハウジング4の側には係合突起4aを形成してい
る。
【0004】かかる構成において、まず、互いに接続さ
せたい雌端子2に応じて一体のショート端子5を形成
し、当該ショート端子5の先端部分をジョイントコネク
タハウジング4の外側から内部に挿入させ、ショート端
子5の露出部分を被覆するため、ハウジング4の外周に
カバー6を取り付ける。この後、ジョイントコネクタハ
ウジング4の開口に雌側コネクタハウジング1を挿入す
ると、接続したい雌端子2にショート端子5が進入し、
各雌端子2同士が当該ショート端子5を介して導通す
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のジョイ
ントコネクタにおいては、ジョイントコネクタハウジン
グ4にカバー6を被覆させており、雌型コネクタハウジ
ング1をカバーする側のハウジングだけで二重になって
しまい、さらにこれに雌型コネクタハウジング1を加え
ると三重となり、外形が大きくならざるをえないという
課題があった。本考案は、上記課題にかんがみてなされ
たもので、外形を小型化することが可能なジョイントコ
ネクタの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる考案は、平板状のショート端子
と、接続電線の先端に接続されて軸線方向と直角な一方
向に突出する可撓性接続片と、当該接続片が突出する方
向と反対の方向に形成した係合用凹部とを備えた端子金
具と、平板状の上記ショート端子を収容して保持するジ
ョイント室と、このジョイント室と平行に隣接して複数
並設した端子収容室とを備えた筒体であって、同端子収
容室におけるジョイント室の側には、上記端子金具が挿
入して収容されたときに上記接続片が上記ジョイント室
に突出可能な連通孔を形成し、また、上記ジョイント室
と反対の側には周壁から当該周壁とは独立に端子収容室
内に突出して上記係合用凹部に係合可能な可撓性ロック
アームを形成したハウジングと、を備えた構成としてあ
る。
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる考案に
おいては、一体のハウジングにジョイント室と端子収容
室とが形成されており、ジョイント室に平板状のショー
ト端子を挿入しておいて当該ジョイント室に並設する端
子収容室に端子金具を収容すると、端子金具の軸線方向
に直角な方向に突出する接続片は端子収容室の連通孔を
介してジョイント室に突出してショート端子に接触して
導通する。複数の端子金具が同様にして端子収容室に挿
入されれば、互いにショート端子を介して導通する。ま
た、ショート端子はハウジング内に収容されているの
で、ショート端子の露出部分を被覆するためのキャップ
を設ける必要がなく、ハウジングの多重化を解消する。
【0008】一方、端子収容室におけるジョイント室と
反対の側には、端子収容室内に突出するロックアームを
形成してあり、当該ロックアームは端子収容室に挿入さ
れた端子金具の係合凹部に係合して端子金具が容易に移
動できないようにしている。また、ハウジングは筒状と
なっていて、前記ロックアームはそのハウジングの周壁
とは独立して突出形成されるので、ハウジングの外周部
に外界と連通する隙間はない。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、平板を収
容するジョイント室と並んで端子収容室を形成し、一体
のハウジング内にショート端子と端子金具とを収容する
ので、外形を小型化することが可能なジョイントコネク
タを提供することができる。ここにおいて、端子収容室
はジョイント室の側に連通孔を有するとともに反対の側
にロックアームを形成しているので、側面は隔壁だけが
あればよく、複数の端子収容室を並設して形成でき、小
型化に貢献している。また、ハウジングを被覆するカバ
ーを設ける必要がないことも小型化に貢献している。
【0010】また、ハウジングは筒状となっていて、ロ
ックアームはそのハウジングの周壁とは独立して突出形
成され、ハウジングの外周部に外界と連通する隙間はな
いので、ハウジングを被覆するキャップを設けなくと
も、大電力を流して絶縁が不適切となるおそれがない。
従って、信号系のみでなく、大電流を流す部位にもその
まま使用できる。
【0011】
【実施例】以下、図面にもとづいて本考案の実施例を説
明する。図1は本考案の一実施例にかかるジョイントコ
ネクタの斜視図である。同図において、コネクタハウジ
ング10は一方に開口を有する筺体状に形成され、同開
口の側から内部に向かって隔壁を形成して上下二段にそ
れぞれ三室ずつの、計六個の端子収容室11を形成して
いる。
【0012】上下二段の端子収容室11の間には板状の
ジョイント端子20を挿入可能な空間を形成してあり、
各端子収容室11の周壁のうち同空間に面する周壁には
当該空間に連通する切り欠き(連通孔)12を奥行き方
向にわたって形成している。
【0013】ジョイント端子20は、上記上下二段の端
子収容室11の間の空間に挿入可能な導電性を有する板
材であって、その先端側はそれぞれ相対面する切り欠き
12間に挿入されるようにタブ状に分離された接触部2
1を構成し、後端側は各接触部21同士を連結する連結
部22を構成している。分離された接触部21は短冊状
となっており、そのうちの両側にある接触部21の外側
面には抜け止めの用の突起23を形成している。また、
同空間については各接触部21の分離形状に合わせて上
下に連結される連結壁を形成してあり、当該ジョイント
端子20を挿入したときに接触部21の突起23が同連
結壁に当接しながら前進し、連結壁の先端面が連結部の
先端面22aに当接する停止位置では後退しにくいよう
にしている。
【0014】端子30は、図2および図3に示すよう
に、先端側に上記ジョイント端子20の接触部21に接
触する接触部31を備え、後端側に接続電線40を保持
して接続するバレル部32を備えている。図2は太物の
接続電線41に使用するものであり、図3は細物の接続
電線42に使用するものであり、接触部31については
同一形状であるが、バレル部32については接続電線4
0の太さに対応して大きさを違えている。
【0015】接触部31は、両側部を起立させて側壁3
1a,31aを形成するとともに、先端側はこの側壁3
1a,31a間に入り込める幅であって長い短冊状に形
成した舌片31bを当該側壁31aの側に向かって折り
返すように湾曲させ、バネ状に弾性を持たせて構成して
いる。なお、一方の側壁31aにおける屈曲部分の一部
を下側に向けて突出させて上記ガイド突起31cを形成
するとともに、当該接触部31における上記舌片31b
を折り返した側と反対の側の壁面にはロック孔31dを
形成している。
【0016】これに対し、端子収容室11の奥部は図4
に示すように上記接触部31を挿入可能な形状としてあ
る。また、端子収容室11の奥行き方向における中間部
には連通孔12とは反対側のコネクタハウジング10の
外周壁からその外周壁とは独立してアーム状に突出する
ロック片14を端子の挿入方向に向かって延出し、その
先端部分が上下にたわむことができるように間隙を設け
るとともに、この先端の端子側には上記ロック孔31d
に進入して係合可能な突起14aを形成している。
【0017】一方、バレル部32については、接続電線
40の被覆部分を保持するインシュレーションバレル3
2aと芯線を保持するワイヤバレル32bとからなり、
それぞれ太物の接続電線41と細物の接続電線42の径
に合わせて大きさを違えて形成してある。
【0018】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。まず、コネクタハウジング10に対してジョ
イント端子20を挿入していくと、図4に示すように同
ジョイント端子20の接触部21の先端が端子収容室1
1の周壁に当接する位置まで挿入され、各接触部21は
切り欠き12を介してすべての端子収容室11に対面す
る。
【0019】一方、接続電線41の一端は一次側に接続
されているものとし、当該接続電線41の他端を太物用
の端子30におけるバレル部32にてかしめて保持す
る。一方、複数の電気機器には二次側の接続電線の一端
が接続されており、各接続電線42の他端を細物用の端
子30におけるバレル部32にてかしめて保持する。
【0020】そして、接続電線41、42については端
子収容室11に対してロック片14がロック孔31dと
係合するまで挿入する。図4に示すように、接触部31
が端子収容室11の奥部に挿入されると、コネクタハウ
ジング10のロック片14の突起14aが端子30のロ
ック孔31dに入り込んで係合し、当該端子収容室11
内にて保持される。このとき、接触部31における舌片
31bは切り欠き12部分に対面し当該切り欠き12部
分から突出しようとするので、同切り欠き12部分に対
面して保持されているジョイント端子20の接触部21
に当接する。
【0021】上述したように、すべての切り欠き12に
対面してジョイント端子20の接触部21が挿入されて
いるため、端子収容室11に収容されている端子30の
接触部31同士がジョイント端子20の接触部21と連
結部22を介して電気的に接続される。すなわち、一次
側に接続された太い接続電線41はジョイント端子20
を介して複数の細い二次側の接続電線に分岐接続される
ことになる。
【0022】本実施例においては、一体のコネクタハウ
ジング10内にジョイント端子20と端子30とを収容
するので、ジョイントコネクタの外形を小型化すること
ができる。ここにおいて、端子収容室11は切り欠き1
2を有するとともに反対の側にロックアーム14を形成
しているので、側面は隔壁だけがあればよく、複数の端
子収容室11を並設して形成でき、小型化に貢献してい
る。また、コネクタハウジング10を被覆するカバーを
設ける必要がないことも小型化に貢献している。
【0023】また、コネクタハウジング10は筒状とな
っていて、ロックアーム14はそのコネクタハウジング
10の周壁とは独立して突出形成され、コネクタハウジ
ング10の外周部には外界と連通する隙間はないので、
コネクタハウジング10を被覆するキャップを設けなく
とも、大電力を流して絶縁が不適切となるおそれがな
い。従って、信号形のみでなく、大電流を流す部位にも
そのまま使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかるジョイントコネクタ
の斜視図である。
【図2】太物の接続電線に使用する端子の斜視図であ
る。
【図3】細物の接続電線に使用する端子の斜視図であ
る。
【図4】ジョイント端子をジョイント室に挿入した状態
を示す断面図である。
【図5】端子金具がジョイント端子に接触している状態
を示す断面図である。
【図6】従来のジョイントコネクタの断面図である。
【符号の説明】 10…コネクタハウジング 11…端子収容室 12…切り欠き(連通孔) 14…ロック片 20…ジョイント端子 30…端子 31…接触部 31b…舌片 31d…ロック孔 40…接続電線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のショート端子と、 接続電線の先端に接続されて軸線方向と直角な一方向に
    突出する可撓性接続片と、当該接続片が突出する方向と
    反対の方向に形成した係合用凹部とを備えた端子金具
    と、 平板状の上記ショート端子を収容して保持するジョイン
    ト室と、このジョイント室と平行に隣接して複数並設し
    た端子収容室とを備えた筒体であって、同端子収容室に
    おけるジョイント室の側には、上記端子金具が挿入して
    収容されたときに上記接続片が上記ジョイント室に突出
    可能な連通孔を形成し、また、上記ジョイント室と反対
    の側には周壁から当該周壁とは独立に端子収容室内に突
    出して上記係合用凹部に係合可能な可撓性ロックアーム
    を形成したハウジングと、 を具備することを特徴とするジョイントコネクタ。
JP7355793U 1993-11-25 1993-12-22 ジョイントコネクタ Expired - Lifetime JP2567869Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7355793U JP2567869Y2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 ジョイントコネクタ
US08/346,225 US5556301A (en) 1993-11-25 1994-11-22 Method and apparatus for connecting a plurality of terminals within a single housing
DE4441727A DE4441727A1 (de) 1993-11-25 1994-11-23 Verfahren und Vorrichtung zum Verbinden einer Mehrzahl von Anschlüssen innerhalb eines einzelnen Gehäuses

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7355793U JP2567869Y2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 ジョイントコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0742056U JPH0742056U (ja) 1995-07-21
JP2567869Y2 true JP2567869Y2 (ja) 1998-04-08

Family

ID=13521678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7355793U Expired - Lifetime JP2567869Y2 (ja) 1993-11-25 1993-12-22 ジョイントコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567869Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0742056U (ja) 1995-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2863083B2 (ja) コネクタ用防水栓
JP3529026B2 (ja) 雌端子
US6217394B1 (en) Waterproof connector
US5556301A (en) Method and apparatus for connecting a plurality of terminals within a single housing
JP2000133368A (ja) 防水コネクタとダミー栓の係止構造
JP3178210B2 (ja) バルブソケット
US6102740A (en) Waterproof connector and assembling method of waterproof connector
JPH08335480A (ja) ジョイントコネクタ、端子金具及びコネクタハウジング
JP2850799B2 (ja) 端子金具及びこれを用いたジョイントコネクタ
JP2567869Y2 (ja) ジョイントコネクタ
JPH11204201A (ja) 端子のコジリ防止構造
JP2817087B2 (ja) 二重係止コネクタ
JP3049994B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP3100927B2 (ja) 多極コネクタ用リテイナ
KR0138837B1 (ko) 전기 커넥터용 터미널 위치 보장 시스템
JPH08306451A (ja) 相互接続用端子及びジョイントコネクタ
JP2567868Y2 (ja) ジョイントコネクタ
JP3204887B2 (ja) 電気接続用コネクタの雌端子
US4740175A (en) Electrical receptacle apparatus
JP2001326016A (ja) コネクタ結合構造
JPS605514Y2 (ja) 電気コネクタ
JPH0750827Y2 (ja) 分岐接続箱
JPH11176540A (ja) テーブルタップ
JP2989747B2 (ja) ジョイント端子及びジョイントコネクタ
JP2001351723A (ja) コネクタ構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term