JP5471512B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、複数本の電線を有し、相手側のコネクタに嵌合することにより前記各電線と相手側のコネクタの有する電線とを電気的に接続するためのコネクタに関するものである。
従来から、前記コネクタとしては、例えば、特許文献1に開示される防滴型多極コネクタが知られている。
特許文献1の防滴型多極コネクタは、互いに嵌合可能な雄コネクタハウジング及び雌コネクタハウジングと、雄コネクタハウジングに装着された2つの雄電気接続子と、これら雄電気接続子にそれぞれ一端が接続された2本の電線と、雌コネクタハウジングに装着された2つの雌電気接続子と、これら雌電気接続子にそれぞれ一端が接続された2本の電線とを有している。
特許文献1の防滴型多極コネクタは、雄、雌のコネクタハウジングを嵌合させることにより、当該各コネクタハウジングの有する電気接続子同士が接続され、当該電気接続子に接続された電線同士が電気的に接続されるようになっている。
実開昭56−57486号公報
しかしながら、特許文献1の防滴型多極コネクタでは、両コネクタハウジングを嵌合することにより、両コネクタハウジングの電線を一対一で電気的に接続することができるものの、一方のコネクタハウジングの1本の電線に対し、他方のコネクタハウジングの複数本の電線を電気的に接続することができなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、相手側のコネクタに嵌合することにより1本の電線を複数本の電線に電気的に接続することができるコネクタを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の電線の端末に設けられ、相手側のコネクタに嵌合することにより前記各電線と前記相手側のコネクタの有する複数の端子とを電気的に接続するためのコネクタであって、前記各電線にそれぞれ電気的に接続された複数の導電部材と、前記複数の導電部材を保持するハウジングとを備え、前記各電線は、それぞれの軸線が互いに略平行となる状態で当該各軸線と直交する方向に1列に並んで配置され、前記各導電部材は、それぞれ前記各電線の端末から当該各電線の軸線と平行する方向に延びる本体部と、この本体部から前記各電線の軸線方向及び前記各電線の並ぶ方向と直交する方向に突出するとともに前記各電線の軸線方向に1列に並ぶ複数の突出片と、前記電線を接続するために前記本体部から前記各突出片とは反対側に突出する接続部とをそれぞれ有し、前記ハウジングは、前記相手側のコネクタと嵌合することにより前記各突出片が前記相手側のコネクタの各端子に対してそれぞれ電気的に接続されるように、前記各導電部材を保持し、前記本体部及び突出片は、共通の厚みを有する単一の板部材からなり、前記ハウジングは、前記各導電部材の本体部の厚み方向が前記各電線の並び方向と合致する配列で当該各本体部を保持し、前記各導電部材が前記ハウジングに保持された状態において、互いに隣り合う前記導電部材の接続部が前記各電線の軸線方向に位置ずれしていることを特徴とするコネクタを提供する。
本発明によれば、電線に電気的に接続された導電部材がそれぞれ複数の突出片を有しているため、この導電部材を保持するハウジングに対して相手側のコネクタを嵌合させることにより、単一の導電部材が有する複数の突出片に対して相手側のコネクタの複数の端子(電線)をそれぞれ接続することができ、その結果、接続電線1本に対して端子を複数個(電線を複数本)接続することが可能となる。
さらに、本発明では、複数の電線をその軸線方向と直交する方向に一列に並べるとともに、これら電線の軸線と平行する方向に延びるように導電部材の本体部を設けていることにより、各電線及び各本体部をそれらの長手方向を揃えて配置した上で、各本体部の長手寸法(各電線の軸線方向と平行する方向)を利用して複数の突出片を一列に配置しているため、全体としてコンパクトな形態を保持しつつ導電部材により電線を複数の突出片に分岐させることができる。
また、本発明によれば、各導電部材の本体部の厚み方向が各電線の並び方向と合致する配列で各本体を保持するので、限られたスペースにより多くの導電部材を配置することができる。
さらに、本発明によれば、互いに隣り合う導電部材の接続部が電線の軸線方向に位置ずれしているため、互いに隣り合う導電部材の接続部同士の接触、又は、隣り合う接続部に接続された電線同士の接触を回避しつつ、導電部材の本体部をより密接して配置することができる。
前記コネクタにおいて、前記ハウジングは、前記各導電部材の本体部が圧入可能な形状の圧入溝を有し、前記導電部材は、前記本体部の前記圧入溝への圧入によりハウジングに保持されることが好ましい。
この構成によれば、圧入溝内に本体部を圧入するだけの作業で導電部材をハウジングに保持させることができるため、ハウジングに導電部材を取り付けた上で両者を固定する作業を行う場合と比較して導電部材をハウジングに保持させるための作業性を向上することができる。
前記コネクタにおいて、前記相手側のコネクタの2以上の端子を短絡させるための短絡部材をさらに備え、前記短絡部材は、それぞれ共通の厚みを有する単一の板部材からなる短絡本体部及び短絡突出片を有し、前記ハウジングは、前記導電部材の本体部と前記短絡部材の短絡本体部とを同一平面上で保持するとともに、前記短絡突出片は、前記ハウジングに保持された短絡本体部から前記導電部材の突出片の突出方向と平行する方向に突出して設けられていることが好ましい。
この構成によれば、導電部材の本体部と短絡部材の短絡本体部とが同一平面上で保持されているため、各電線の軸線と直交する方向の大きさを維持しながら、相手側のコネクタの2以上の端子を短絡させる機能を付加することができる。また、各導電部材の有する突出片の数に応じて各導電部材の本体部の長さが異なる場合には、短い本体部を有する導電部材に隣接して短絡部材を設けることにより、各電線の軸線方向の大きさも抑えながら短絡部材を設けることができる。
本発明によれば、相手側のコネクタに嵌合することにより1本の電線を複数本の電線に電気的に接続することができる。
本発明の実施形態に係る雄コネクタの全体構成を示す斜視図である。 図1の雄コネクタの背面図である。 図1の雄コネクタの蓋体を取り外したものを背面側から見た状態を示す斜視図である。 図2のIV−IV線断面図である。 図2のV−V線断面図である。 図2のVI−VI線断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る雄コネクタの全体構成を示す斜視図である。図2は、図1の雄コネクタの背面図である。図3は、図1の雄コネクタの蓋体を取り外したものを背面側から見た状態を示す斜視図である。
図1〜図3を参照して、雄コネクタ1は、複数の電線Wa〜Wnからなる電線群Wの端末に設けられ、相手側の雌コネクタ(図示せず)に接続されることにより各電線Wa〜Wnと雌コネクタの有する複数の端子(図示せず)とを電気的に接続するようになっている。
具体的に、雄コネクタ1は、前記雌コネクタに嵌合可能なハウジング2と、このハウジング2に設けられ、各電線Wa〜Wnにそれぞれ電気的に接続された複数のバスバー(導電部材)4a〜4nからなるバスバー群4と、前記電線群Wの先端部及びバスバー群4を覆うようにハウジング2の背面側に取り付けられた蓋体3とを備えている。
各電線Wa〜Wnは、それぞれ被覆電線からなる。これら電線Wa〜Wnの先端部は、それぞれ被覆が剥離されて芯線が露出した状態とされている。各電線Wa〜Wnの被覆を有する途中部分は、それぞれ各電線Wa〜Wnの軸線が互いに略平行となり、かつ、当該軸線と直交する方向に一列に並べて配置されている。一方、各電線Wa〜Wnの芯線は、後述する各バスバー4a〜4nに電気的に接続されている。
ハウジング2は、有底容器状の合成樹脂部材である。具体的に、ハウジング2は、略長方形の底部2aと、この底部2aの周縁部の全周にわたり当該周縁部に立設された側壁2bとを有し、これら底部2aと側壁2bとによって囲まれた収容室T内に前記雌コネクタを受け入れるようになっている。
また、ハウジング2は、後述するバスバー4a〜4nの本体部7、10、16(図4〜図6参照)の厚み方向を前記電線Wa〜Wnが並ぶ方向に揃えた状態で各本体部7、10、16を保持するようになっている。以下、この構成について図3及び図4を参照して説明する。図4は、図2のIV−IV線断面図である。
具体的に、ハウジング2の底部2aには、側壁2bとは反対側(背面側)へ開くとともに各電線Wa〜Wnの軸線と平行する方向に延びる圧入溝(保持部)5と、この圧入溝5から底部2aを貫通して前記収容室Tに通じる5つの挿通孔6が形成されている。圧入溝5は、バスバー4gの本体部7(図5又は図6においては本体部10又は16)を圧入することにより当該本体部7をその厚み方向に挟持可能となる幅寸法を有している。この圧入溝5は、図2のバスバー4a〜4nが圧入されている部分に示すように、各電線Wa〜Wnの軸線方向に位置を揃え、かつ、各電線Wa〜Wnの並び方向と平行な方向に幅方向を向けた状態で、各電線Wa〜Wnの並び方向に12本が並べて形成されている。挿通孔6は、後述するバスバー4gのタブ9(図5又は図6においてはタブ12又は18)を挿通することができる開口面積とされているとともに、各電線Wa〜Wnの軸線方向と平行する方向に5つ並べて配置されている。
バスバー4a〜4nは、各電線Wa〜Wnに対してそれぞれ電気的に接続された導電性金属からなる部材である。また、バスバー4a〜4nは、それぞれ各電線Wa〜Wnの先端部から当該各電線Wa〜Wnの軸線と平行する方向に延びる本体部と、各電線Wa〜Wnの軸線方向及び各電線Wa〜Wnの並び方向と直交する方向に本体部から突出するとともに各電線Wa〜Wnの軸線方向に一列に並ぶ複数のタブとをそれぞれ有している。本実施形態では、バスバー4a、4j〜4l及び4nが2つのタブを有し(図6参照)、バスバー4b〜4eが3つのタブを有し(図5参照)、バスバー4f〜4iが5つのタブを有している(図4参照)。
5つのタブを有するバスバー4f〜4iのうち、バスバー4gの構成を図4を参照して説明する。バスバー4gは、電線Wgの軸線方向と平行する方向に延びる略長方形の本体部7と、この本体部7から電線Wgの軸線方向及び各電線Wa〜Wnの並ぶ方向と直交する方向に突出するとともに電線Wgの軸線方向に1列に並ぶ5つのタブ(突出片)9と、本体部7から各タブ9とは反対側に突出するとともに本体部7の長手方向に並ぶ一対の接続部8とを備えている。本体部7及び各タブ9は、共通の厚みを有する単一の板部材がプレス加工等によって打抜かれて形作られたものである。本体部7は、前記ハウジング2に形成された圧入溝5に圧入されることによって当該ハウジング2に保持されている。このように本体部7が圧入溝5に圧入された状態において、各タブ9は、各挿通孔6に挿通されて、収容室T内に臨んで配置されている。各接続部8は、図3に示すように、本体部7の厚み方向に対向する2本の挟持片を有しており、これら挟持片の間で電線Wgの芯線を挟持することにより、当該電線Wgと電気的に接続されるとともに当該電線Wgと固定されている。
次に、3つのタブを有するバスバー4b〜4eのうち、バスバー4cの構成を図5を参照して説明する。図5は、図2のV−V線断面図である。
バスバー4cは、バスバー4gよりも短く、タブが3つ形成されている点を除き前記バスバー4gと同様の構成を有する。具体的に、バスバー4cは、本体部10と、この本体部10から突出する3つのタブ(突出片)12と、本体部10から各タブ12とは反対側に突出する一対の接続部11とを備えている。本体部10は、ハウジング2の圧入溝5に圧入されることによって当該ハウジング2に保持され、この状態で、各タブ12は、各挿通孔6に挿通されて、収容室T内に臨んで配置されている。
なお、バスバー4cと同じ圧入溝5には、短絡部材22aが圧入されている。この短絡部材22aは、雌コネクタ(図示せず)に設けられた2本の電線同士を短絡させるためのものである。具体的に、短絡部材22aは、バスバー4cと非接触となるように圧入溝5に圧入された本体部14と、この本体部14から突出して挿通孔6を介して収容室T内に臨むタブ15とを有する。つまり、前記ハウジング2は、バスバー4cの本体部10と同一平面上で短絡部材22aの本体部14を保持するようになっている。このように、本実施形態では、略長方形の底部2aを有するハウジング2において、突出片の数に応じてバスバーの長さが異なることにより生じた空きスペース、つまり、上記例ではバスバー4gとバスバー4cとの長さの差により生じた空きスペースに短絡部材22aを設けているため、ハウジング2の大きさを維持しつつ雌コネクタの2つの端子を短絡させる機能を付加することができる。
さらに、本実施形態では、図3に示すように、5つ未満のタブを有するバスバーのうち、バスバー4c〜4e、4j〜4lがそれぞれ圧入された圧入溝5内には、余る挿通孔6に挿通されるタブを有する短絡部材22b〜22fが同じく圧入されている。
また、本実施形態では、5つ未満のタブを有するバスバーのうち、残るバスバー4a、4b、4m及び4nは、2つのタブを有するバスバー4a、4mと3つのタブを有するバスバー4b、4nとが電線Wa〜Wnの軸線と平行する方向に並べて配置されている。以下、バスバー4a、4bの構成につき、主に前記バスバー4c及び4gと異なる点について図6を参照して説明する。図6は、図2のVI−VI線断面図である。
バスバー4aは、本体部16と、この本体部16から突出する3つのタブ(突出片)18と、本体部16から各タブ18とは反対側に突出する接続部17とを有する。各タブ18は、前記バスバー4c及び4gよりも電線Waの軸線方向と平行する方向に幅広とされており、これに対応して、ハウジング2の挿通孔6の開口面積も大きくされている。接続部17は、電線Waの軸線方向と平行する方向に並ぶ一対の挟持片を有し、これら挟持片の間で電線Waの芯線を挟持するようになっている。
バスバー4bは、前記バスバー4aと間隔を空けて当該バスバー4aと電線Wbの軸線と平行する方向に並んで配置されている。具体的に、バスバー4bは、前記バスバー4aの本体部16と同じ圧入溝5に圧入された本体部19と、本外部19から突出する2つのタブ(突出片)21と、本体部19から各タブ21と反対側に突出する接続部20とを有する。この接続部20は、前記バスバー4aの接続部17と同様に構成されている。
なお、本実施形態では、図3に示すように、各バスバー4a〜4nのうち互いに隣り合うバスバーの接続部が各電線Wa〜Wnの軸線方向に位置ずれして配置されている。これにより、互いに隣り合うバスバーの接続部同士の接触、又は、隣り合う接続部に接続された電線同士の接触を回避することができる。
このように構成された雄コネクタ1では、図1に示すように、ハウジング2の底部2aから突出する各バスバー4a〜4nのタブが収容室T内に臨んで配置されている。この収容室T内に雌コネクタを挿入することにより、当該雌コネクタに設けられた複数の雌側端子に雄コネクタ1の各タブが挿入される。これにより、雌コネクタの各雌側端子にそれぞれ接続された端子(電線)と雄コネクタ1のタブとが一対一に接続されるため、結果として各電線Wa〜Wnのそれぞれに対して雌コネクタの複数の端子(電線)を電気的に接続することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、電線Wa〜Wnに電気的に接続されたバスバー4a〜4nがそれぞれ複数のタブを有しているため、このバスバー4a〜4nを保持するハウジング2に対して雌コネクタを嵌合させることにより、単一のバスバーが有する複数のタブに対して雌コネクタの複数の端子(電線)をそれぞれ接続することができ、その結果、電線1本に対して端子を複数個(電線を複数本)接続することができる。
さらに、本実施形態では、複数の電線Wa〜Wnをその軸線方向と直交する方向に一列に並べるとともに、これら電線Wa〜Wnの軸線と平行する方向に延びるようにバスバー4a〜4nの本体部を設けていることにより、各電線Wa〜Wn及び各本体部をそれらの長手方向を揃えて配置した上で、各本体部の長手寸法を利用して複数のタブを一列に配置しているため、全体としてコンパクトな形態を保持しつつバスバー4a〜4nにより電線Wa〜Wnを複数のタブに分岐させることができる。
前記実施形態のように、本体部及びタブが共通の厚みを有する単一の板部材からなり、この本体部の厚み方向が電線群Wの並び方向に合致する配列でハウジング2が各本体部を保持する構成によれば、限られたスペースにより多くのバスバーを配置することができる。
前記実施形態のように、互いに隣り合うバスバーの接続部が各電線Wa〜Wnの軸線方向に位置ずれして配置されている構成によれば、互いに隣り合うバスバーの接続部同士の接触、又は、隣り合う接続部に接続された電線同士の接触を回避しつつ、バスバーの本体部をより密接して配置することができる。
前記実施形態のように、圧入溝5を有する構成によれば、バスバー4a〜4nの本体部を圧入溝内に圧入するだけの作業でバスバー4a〜4nをハウジング2に保持させることができるので、ハウジング2にバスバー4a〜4nを取り付けた上で両者を固定する作業を行なう場合と比較してバスバー4a〜4nをハウジング2に保持させるための作業性を向上することができる。
前記実施形態のように、短絡部材22a〜22fを備えた構成によれば、導電部材4c〜4e、4j〜4lの本体部と短絡部材22a〜22fの本体部とが同一平面上で保持されているため、各電線Wa〜Wnと直交する方向の大きさを維持しながら、雌コネクタの2以上の端子を短絡させる機能を付加することができる。また、各バスバー4a〜4nの有する突出片の数に応じて各バスバーの長さが異なる場合には、短い本体部を有するバスバー4c〜4e、4j〜4lに隣接して短絡部材22a〜22fを設けることにより各電線Wa〜Wnの軸線方向の大きさも抑えながら短絡部材を設けることができる。
Wa〜Wn 電線
1 雄コネクタ
2 ハウジング
4a〜4n バスバー(導電部材)
5 圧入溝
6 挿通孔
7、10、16、19 本体部
8、11、17、20 接続部
9、12、21 タブ(突出片)
22a〜22f 短絡部材
14 本体部(短絡本体部)
15 突出片(短絡突出片)

Claims (3)

  1. 複数の電線の端末に設けられ、相手側のコネクタに嵌合することにより前記各電線と前記相手側のコネクタの有する複数の端子とを電気的に接続するためのコネクタであって、
    前記各電線にそれぞれ電気的に接続された複数の導電部材と、
    前記複数の導電部材を保持するハウジングとを備え、
    前記各電線は、それぞれの軸線が互いに略平行となる状態で当該各軸線と直交する方向に1列に並んで配置され、
    前記各導電部材は、それぞれ前記各電線の端末から当該各電線の軸線と平行する方向に延びる本体部と、この本体部から前記各電線の軸線方向及び前記各電線の並ぶ方向と直交する方向に突出するとともに前記各電線の軸線方向に1列に並ぶ複数の突出片と、前記電線を接続するために前記本体部から前記各突出片とは反対側に突出する接続部とをそれぞれ有し、
    前記ハウジングは、前記相手側のコネクタと嵌合することにより前記各突出片が前記相手側のコネクタの各端子に対してそれぞれ電気的に接続されるように、前記各導電部材を保持し、
    前記本体部及び突出片は、共通の厚みを有する単一の板部材からなり、
    前記ハウジングは、前記各導電部材の本体部の厚み方向が前記各電線の並び方向と合致する配列で当該各本体部を保持し、
    前記各導電部材が前記ハウジングに保持された状態において、互いに隣り合う前記導電部材の接続部が前記各電線の軸線方向に位置ずれしていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングは、前記各導電部材の本体部が圧入可能な形状の圧入溝を有し、
    前記導電部材は、前記本体部の前記圧入溝への圧入によりハウジングに保持されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記相手側のコネクタの2以上の端子を短絡させるための短絡部材をさらに備え、
    前記短絡部材は、それぞれ共通の厚みを有する単一の板部材からなる短絡本体部及び短絡突出片を有し、
    前記ハウジングは、前記導電部材の本体部と前記短絡部材の短絡本体部とを同一平面上で保持するとともに、前記短絡突出片は、前記ハウジングに保持された短絡本体部から前記導電部材の突出片の突出方向と平行する方向に突出して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
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