JPH1050360A - 圧接ジョイントコネクタ - Google Patents

圧接ジョイントコネクタ

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Publication number
JPH1050360A
JPH1050360A JP8203479A JP20347996A JPH1050360A JP H1050360 A JPH1050360 A JP H1050360A JP 8203479 A JP8203479 A JP 8203479A JP 20347996 A JP20347996 A JP 20347996A JP H1050360 A JPH1050360 A JP H1050360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
housings
joint connector
electric wire
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8203479A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Kurimoto
直哉 栗本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH1050360A publication Critical patent/JPH1050360A/ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるハーネス上の電線間の電気的接続を簡
単な構成で容易に行うことができる圧接ジョイントコネ
クタを提供することにある。 【解決手段】 ハウジング11,12の正面及び背面の
左端に、外側に向かって収束する傾斜面19aを有した
突起19を形成する。また、ハウジング11,12の正
面及び背面の右端に、前記突起19に嵌合する嵌合孔2
0aを備えた嵌合部材20を形成する。そして、隣接す
る一方のハウジングの突起19と他方のハウジングの嵌
合孔20aとを嵌合させる。そして、ハウジング11及
び12に形成されたスリット15及び16に圧接端子2
1を差し込むことにより、電線17aと18cの電気的
接続を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、モジュラ
ージャンクションボックスとして使用される圧接ジョイ
ントコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モジュラーハーネスの電線間の電
気的接続をするために、コネクタが使用されている。す
なわち、ハーネスにコネクタを接続し、そのコネクタ間
を電気的に接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、コネクタに
対して接続構成をもたせる必要があり、合成樹脂のボデ
ィーに雌雄の端子を埋設したりして、構成が複雑になる
という問題点があった。しかも、ハーネスは、通常複数
の電線により構成されているが、電線間の接続組み合わ
せを任意に選択するためには、その組合せの種類に応じ
た数のコネクタを用意する必要があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、ハーネス間の電気的接
続構成を簡単にすることができる圧接ジョイントコネク
タを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の圧接ジョイントコネクタでは、
内部に電線を通すための挿入孔及び挿入孔内の電線を外
部に露出させる少なくとも一つ以上のスリットを備えた
複数のハウジングと、前記スリットに係合し、隣接する
ハウジングの電線間を電気的に接続する導体圧接端子
と、隣接するハウジングを連結するための連結手段とを
備えたものである。
【0006】請求項2に記載の圧接ジョイントコネクタ
では、請求項1に記載の圧接ジョイントコネクタにおい
て、前記挿入孔の内部に、挿入された電線を抜け出し不
能に保持する手段を設けたものである。
【0007】請求項3に記載の圧接ジョイントコネクタ
では、請求項1または請求項2に記載の圧接ジョイント
コネクタにおいて、前記連結手段は、突起と、その突起
に嵌合可能な嵌合孔を備えた嵌合部材とにより構成され
たものである。
【0008】請求項4に記載の圧接ジョイントコネクタ
では、請求項1から請求項3のいずれかに記載の圧接ジ
ョイントコネクタにおいて、前記圧接端子は、電線の被
覆を破り電線内部の導体部分と接触する圧接刃を備えた
ものである。
【0009】さて、請求項1に記載の圧接ジョイントコ
ネクタにおいては、連結手段によりハウジング同士が一
体的に連結され、電線間の電気的接続は導体圧接端子に
より確保される。
【0010】請求項2に記載の圧接ジョイントコネクタ
においては、電線を挿入孔へ差し込むと、挿入孔の内部
に設けられた抜け止め手段によりコネクタ内に抜け止め
保持される。
【0011】請求項3に記載の圧接ジョイントコネクタ
においては、隣接する一方のハウジングの嵌合孔が他方
のハウジングの突起に嵌合され、隣接するハウジング同
士が結合される。
【0012】請求項4に記載の圧接ジョイントコネクタ
においては、圧接端子を前記スリットに挿入して電線に
差し込むことにより、電線間の電気的接続が行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形
態を図面に従って説明する。
【0014】図1〜図3に示すように、合成樹脂によっ
て形成されたハウジング11,12は、メインブロック
11a,12a及びサブブロック11b,12bと、そ
の間にそれぞれ挟持固定された抜け止め板14とにより
構成されている。メインブロック11a,12a、サブ
ブロック11b,12b及び抜け止め板14には、それ
ぞれ互いに連通する複数の挿入孔13が形成されてい
る。
【0015】複数の電線17a,17b,及び18a〜
18cにより構成されるハーネス17,18は、前記ハ
ウジング11,12の各挿入孔13にそれぞれ挿入され
る。図2及び図3に示すように、各抜け止め板14に
は、複数の抜け止め突起14aが挿入孔内部へ向かって
形成されており、これにより挿入された電線は抜け止め
保持される。
【0016】スリット15及びスリット16は、メイン
ブロック11a,12aの上面にそれぞれ形成され、各
挿入孔13並びに挿入孔13内の各電線17a,17
b,及び18a〜18cを外部に露出させる。
【0017】ハウジング11,12の正面及び背面の一
端には、傾斜面19aを有した突起19が形成されてい
る。また、ハウジング11,12の正面及び背面の他端
には嵌合部材20が一体形成され、前記突起19に嵌合
する嵌合孔20aを備えている。
【0018】両端に一対の圧接部22を備えた圧接端子
21は、導体によって形成されている。両圧接部22に
は、一対の圧接刃22a、係合凹部22b及び開口部2
2cが形成されている。
【0019】次に、このように構成された本実施形態に
おける圧接ジョイントコネクタの接続方法及び作用を説
明する。図1に示すように、電線17a,17b,及び
18a〜18cを、それぞれ前記挿入孔13へ挿入す
る。そのとき、各抜け止め突起14aは各電線に押圧さ
れるため内方向へたわみ、その反力により電線17a,
17b,及び18a〜18cを抜け出し不能に保持す
る。
【0020】前記ハウジング11とハウジング12を接
続させて一体化させる際には、ハウジング11の一側面
をハウジング12の他側面に接するようにする。そのと
き、ハウジング11の正面及び背面に形成された嵌合部
材20の突出した部分が、ハウジング12の正面及び背
面に形成された突起19の傾斜面19aに促されて、外
側に広がりながら傾斜面19a上を移動する。そして、
ハウジング11の一側面とハウジング12の他側面とが
接触するのと同時に、嵌合部材20に形成された嵌合孔
20aは突起19と嵌合され、両ハウジング11及び1
2が一体的に接続される。
【0021】そして、前記のように一体化されたハウジ
ング11,12の各スリット15,16に圧接端子21
を差し込む。すると、電線17aと電線18cは、前記
圧接部22に形成された圧接刃22aより被覆が破ら
れ、各電線17a,18c内部の導体部分は、係合凹部
22aに接触保持される。したがって、圧接端子21に
よりハウジング11及び12のハーネス17及び18の
電気的接続を確保できる。
【0022】前記の実施形態によって期待できる効果に
ついて、以下に記載する。 (a)この実施形態の圧接ジョイントコネクタにおいて
は、異なるハウジング11及び12を一体化させること
ができる。したがって、複数の圧接ジョイントコネクタ
を一括してとりまとめて、ジャンクションボックスのタ
ーミナルとして使用することができる。しかも、各ハウ
ジング11及び12を一体化させるための構成はハウジ
ング11及び12に突起19及び嵌合部材20を一体形
成しただけであるから簡単である。
【0023】(b)この実施形態の圧接ジョイントコネ
クタにおいては、挿入孔13へ各電線17a,17b,
及び18a〜18cを差し込むだけでハウジング11及
び12と係合させることができる。したがって、取扱い
が容易であり、作業を簡単にさせることができる。
【0024】(c)この実施形態の圧接ジョイントコネ
クタにおいては、圧接端子21による電線間の電気的接
続の組み合わせを複数選択することができる。しかも、
長さの異なる圧接端子21を複数用意すれば、選択の幅
を広げることができる。
【0025】(d)この実施形態の圧接ジョイントコネ
クタにおいては、電線17a,17b,及び18a〜1
8cの電気的接続用として圧接端子21を設けただけで
あるから、構造が簡単であり、安価に製造することがで
きる。しかも、電線17a,17b,及び18a〜18
c間の接続組み合わせの数に関係なく、ハウジング11
及び12の種類は一種類でよく、製造コストをいっそう
低減することができる。
【0026】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
た第2実施形態を図4に従って説明する。なお、本実施
形態において、第1実施形態と同じ構成部材については
符号を等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0027】図4に示すように、本実施形態において、
第1実施形態と異なる点は、ハウジング31はハウジン
グ11を2段に重ねて一体化させた構成になっている点
と、ハウジング31の上面及び下面に、それぞれスリッ
ト32を形成した点とである。
【0028】このように構成された圧接ジョイントコネ
クタにおいては、全体の平面形状を小さくして、小型化
を可能にすることができる。なお、上記各実施形態は、
以下のように変更して具体化することも可能であり、上
記実施形態と同様の作用及び効果を発揮させることがで
きる。
【0029】(1)各ハウジング11,12,31に形
成される挿入孔13を、上記各実施形態よりも多く形成
したものに変更すること。 (2)各ハウジング11,12,31に形成される各ス
リット15,16,32を、一つのハウジングに対して
複数形成すること。
【0030】(3)圧接刃21数や位置を、任意に変更
すること。 (4)前記突起19及び嵌合部材20を各ハウジング1
1,12,31の上面及び下面に形成すること。
【0031】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、簡単な構成をもって電線間の電気的接続を
容易に行うことができる。さらに、複数の圧接ジョイン
トコネクタを一体的に結合でき、その構成も簡単であ
る。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、電線を挿
入孔へ差し込むだけでコネクタ内に抜け止め保持される
ため、電線とコネクタとの圧着構成の必要がない。した
がって、電線のコネクタへの接続が容易であり、作業を
簡単にすることができる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、隣接する
一方のハウジングの嵌合孔が他方のハウジングの突起に
嵌合されるため、隣接するハウジング同士を一体的に結
合することができる。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、圧接端子
を前記スリットに挿入して電線に差し込むだけで、容易
に電線間の電気的接続を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の構成を示す斜視図。
【図2】 同じく正面図。
【図3】 図2のA−A線における要部断面図。
【図4】 第2実施形態の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
11,12…ハウジング、13…挿入孔、14…抜け止
め板、15,16…スリット、17,18…ハーネス、
19…突起、20…嵌合部材、21…圧接端子、22…
圧接部、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電線を通すための挿入孔及び挿入
    孔内の電線を外部に露出させる少なくとも一つ以上のス
    リットを備えた複数のハウジングと、 前記スリットに係合し、隣接するハウジングの電線間を
    電気的に接続する導体圧接端子と、 隣接するハウジングを相互に連結するための連結手段と
    を備えた圧接ジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記挿入孔の内部に、挿入された電線を
    抜け出し不能に保持する手段を設けた請求項1に記載の
    圧接ジョイントコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記連結手段は、突起と、その突起に嵌
    合可能な嵌合孔を備えた嵌合部材とにより構成された請
    求項1または請求項2に記載の圧接ジョイントコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記圧接端子は、電線の被覆を破り電線
    内部の導体部分と接触する圧接刃を備えた請求項1から
    請求項3のいずれかに記載の圧接ジョイントコネクタ。
JP8203479A 1996-08-01 1996-08-01 圧接ジョイントコネクタ Pending JPH1050360A (ja)

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JP8203479A JPH1050360A (ja) 1996-08-01 1996-08-01 圧接ジョイントコネクタ

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JP8203479A JPH1050360A (ja) 1996-08-01 1996-08-01 圧接ジョイントコネクタ

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JPH1050360A true JPH1050360A (ja) 1998-02-20

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ID=16474835

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JP8203479A Pending JPH1050360A (ja) 1996-08-01 1996-08-01 圧接ジョイントコネクタ

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JP (1) JPH1050360A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100710447B1 (ko) 2004-12-13 2007-04-24 교우세라 에르코 가부시키가이샤 플러그 커넥터, 플러그 컨택트, 및 플러그 커넥터의조립방법
JP2010277861A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Hirose Electric Co Ltd モジュラープラグ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100710447B1 (ko) 2004-12-13 2007-04-24 교우세라 에르코 가부시키가이샤 플러그 커넥터, 플러그 컨택트, 및 플러그 커넥터의조립방법
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