JPS6320053Y2 - - Google Patents

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JPS6320053Y2
JPS6320053Y2 JP1982072918U JP7291882U JPS6320053Y2 JP S6320053 Y2 JPS6320053 Y2 JP S6320053Y2 JP 1982072918 U JP1982072918 U JP 1982072918U JP 7291882 U JP7291882 U JP 7291882U JP S6320053 Y2 JPS6320053 Y2 JP S6320053Y2
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insulation displacement
cable
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cables
wiring member
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JP1982072918U
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JPS58176372U (ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気コネクタに関し、特に、圧接結
線型の接触子を少なくとも3列に配列した電気コ
ネクタに関する。
この種の従来の電気コネクタとしては、例え
ば、特開昭54−164282号公報に開示されたような
ものがあるが、この従来の電気コネクタにおいて
は、3列のうちの2列の接触子に対するケーブル
の圧接結線と、残りの1列の接触子に対するケー
ブルの圧接結線とが別々になされ、しかも高さの
異なるレベルにて行なわれている。従つて、前者
の2列の接触子の圧接結線部の高さと、後者の残
りの1列の接触子の圧接結線部の高さとが異なつ
ており、結局、2種類の接触子を用意せねばなら
ず、また、圧接結線用の絶縁キヤツプも2種類用
意せねばならないものであつた。このように、こ
の種の従来の電気コネクタは、部品点数が多く、
しかも圧接結線作業を2段階にて行なわねばなら
ないという不便があつた。
本考案の目的は、このような従来の電気コネク
タの欠点を解消し、部品点数少ない圧接結線作業
を容易に行なえるような電気コネクタを提供する
ことである。
本考案による電気コネクタは、圧接結線部を突
き出すようにして接触子を少なくとも3列に配設
したコネクタ本体と、該コネクタ本体に対する同
一レベルの結合面に前記コネクタ本体から突き出
した接触子の圧接結線部を受け入れる少なくとも
3列に配設された圧接結線部受入れ溝を有したケ
ーブル配線部材とを備えており、該ケーブル配線
部材は、前記列のうちのいくつかの列の圧接結線
部受入れ溝上へ側縁から結線すべき第1の組のケ
ーブルを配設するようになつており且つ前記結合
面とは反対側の面から前記列のうちの残りの列の
圧接結線部受入れ溝上へ結線すべき第2の組のケ
ーブルを通すためのケーブル挿通貫通穴を有して
おり、前記列のうちのいくつかの列の圧接結線部
受入れ溝上に第1の組のケーブルを配設し且つ前
記列のうちの残りの列の圧接結線部受入れ溝に第
2の組のケーブルを配設した状態において、前記
ケーブル配線部材に対して前記コネクタ本体を結
合させることにより第1の組のケーブルおよび第
2の組のケーブルの結線がなされることを特徴と
する。
このような本考案の電気コネクタの構成によれ
ば、少なくとも3列の接触子に対する圧接結線を
同一レベルで一括して行なえるので、その圧接結
線作業がきわめて簡単となり、しかも、1種類の
接触子を用意すればよく、また、ケーブル配線部
材も1つでよいので、部品点数が少なくてすみ、
全体として安価で取り扱い易いものとなる。
次に、添付図面に基づいて本考案の実施例につ
いて本考案をより詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例としての電気コネ
クタの分解部品配列斜視図である。この電気コネ
クタは、3列に圧接結線型接触子10を配設した
コネクタ本体20と、ケーブル配線部材30と、
一対の止め金具40と、ケーブル押え部材50と
を備えている。
第2図は、コネクタ本体20の頂面図であつ
て、この第2図によく示されるように、コネクタ
本体20の絶縁ハウジング21の頂面から接触子
10の圧接結線部11A,11B,11Cは、突
き出すようにして3列に配設されており、第1列
の圧接結線部11Aと第2列の圧接結線部11B
との配列ピツチは等しくて互いに2分の1ピツチ
だけずらさせている、第1列の圧接結線部11A
と第2列の圧接結線部11Bとの合せた配列ピツ
チは、そこに結線すべき、例えばフラツトケーブ
ルの如きケーブルの配列ピツチに等しくされてい
る。第3列の圧接結線部11Cの配列ピツチは、
第2列の圧接結線部11Bの配列ピツチと等しく
されている。
第3図は、ケーブル配線部材30の両側部の止
め金具配設溝31へ止め金具40を挿入して固定
した状態を逆転させて示す正面図である。第3図
によく示されるように、止め金具40は、弾性的
な係止舌片41がケーブル配線部材30の側壁部
に係合することにより、ケーブル配線部材30に
対して固定され、この時、先端近くの止め舌片4
2は、止め金具配設溝31より先きへ出るように
なつている。この止め舌片42は、第3図のよう
な状態のケーブル配線部材30に対してコネクタ
本体20を結合させるとき、コネクタ本体20の
絶縁ハウジング21の両側近くに設けられた止め
溝22(第1図参照)に係合して、コネクタ本体
20とケーブル配線部材30との結合を保持させ
る機能を果すものである。
第4図は、この電気コネクタの結線前の状態を
示す横断面図である。第4図によく示されている
ように、コネクタ本体20の絶縁ハウジグ21に
組み込まれる接触子10は、両サイドに設けたば
ね性突起部12と圧入部13および14の両者に
よつて行われており、従来の圧入だけによつた接
触子の保持信頼性向上を図つており、また、接触
子の組込み作業性の向上も図つている。しかも、
各列の圧接結線部11A,11B及び11Cは、
同一レベルに配置されている。各接触子10は、
圧接結線部の反対端に相手側接触子と接触する接
触部15を有している。
ケーブル配線部材30は、適当な配線台60の
上に逆転した形で載置され、第4図に示すよう
に、第1列及び第2列の接触子に結線すべき第1
の組のケーブル、例えば、フラツトケーブル70
及び第3列の接触子に結線すべき第2の組のケー
ブル、例えば、単体線状ケーブル80の一端が、
このケーブル配線部材0に対して配線される。第
4図によく示されるように、ケーブル配線部材3
0の結合面32は、同一レベルとして形成されて
おり、そこには、コネクタ本体20の第1列の接
触子の圧接結線部11A、第2列の接触子の圧接
結線部11B、第3列の接触子の圧接結線部11
Cのそれぞれに対応する位置に圧接結線受入れ溝
33A,33B,33Cが形成されている。第1
の組のケーブルとしてのフラツトケーブル70の
一端は、その各心線の配列ピツチを第1列及び第
2列の圧接結線受入れ溝33A及び33Bの配列
ピツチに合わせるようにして、それら圧接結線受
入れ溝33A,33Bを横切るようにして結合面
32上に引き渡すようにされる。第2の組のケー
ブルとしての単体線状ケーブル80の一端は、ケ
ーブル配線部材30の中央の長手方向に形成され
たケーブル挿通貫通穴34を通して、第3列の圧
接結線部受入れ溝33C上を横切るようにして結
合面32上に引き渡すようにされる。この際、各
単体線状ケーブル80の端部は、圧接結線部受入
れ溝33Cの両側に形成されたケーブル保持用突
起35によつて保持されるようになつている。こ
のように、ケーブル配線部材30に対して、フラ
ツトケーブル70及び単体線状ケーブル80を配
線した状態は、第5図に斜視図にて示されてい
る。
第4図に示したような状態から、ケーブル配線
部材30に対してコネクタ本体20を結合させる
ことにより、第1列、第2列及び第3列の接触子
に対して各ケーブル70及び80の一括結線を一
工程にて行なうことができる。この時、止め金具
40の止め舌片42がコネクタ本体20の絶縁ハ
ウジグ21の止め溝22に係合することにより、
コネクタ本体20とケーブル配線部材30との結
合状態は保持される。このコネクタ本体20とケ
ーブル配線部材30と各ケーブル70及び80と
の結線組み合せ状態を、再度逆転して、第6図に
斜視図にて示している。
第6図に示したような状態から、フラツトケー
ブル70及び単体線状ケーブル80を、ケーブル
配線部材30を巻くようにして結合面32とは反
対側の面36上に重ね合せて引き渡した後、これ
ら重ね合せたラケツトケーブル70及び単体線状
ケーブル80を反対側面36との間で押えるよう
にケーブル押え部材50をケーブル配線部材30
に対して結合させることによつて、この電気コネ
クタへのケーブルの結線を完了する。ケーブル押
え部材50は、金属材料にて形成されるとよく、
両側部に弾性的な止め爪51が形成される。この
止め爪51は、このケーブル押え部材50をケー
ブル配線部材30に対して結合させるとき、ケー
ブル配線部材30に組み合せられた止め金具40
の上部外側面に設けられた止め耳43に弾性的に
係合して、ケーブル配線部材30とケーブル押え
部材50との結合状態を保持させる機能を果たす
ものである。このような結線完了状態の電気コネ
クタを第7図に斜視図にて示している。更に第8
図は、第7図のような状態の電気コネクタの横断
面拡大図であり、第9図は、第7図のような状態
の電気コネクタの縦断面拡大部分図である。
前述したことから明らかなように、本考案の電
気コネクタの構成よれば、3列に配列された接触
子に対して同一レベルにて一括してケーブルを結
線できるので、その結線作業が簡単化され、また
接触子も1種類のものでよく、ケーブル配線部材
も1つでよいので、それだけ部品点数が少なくて
すみ、それだけ取り扱いも容易となり、電気コネ
クタ全体としても安価なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての電気コネク
タの分解部品配列斜視図、第2図は第1図の電気
コネクタのコネクタ本体の頂面図、第3図は第1
図の電気コネクタのケーブル配線部材と止め金具
との組み合せた状態を示す正面図、第4図は第1
図の電気コネクタの結線前の状態を示す横断面
図、第5図はケーブル配線部材に対してケーブル
を配線した状態を示す斜視図、第6図はコネクタ
本体とケーブル配線部材とケーブルとの結線組み
合せ状態を示す斜視図、第7図は第1図の電気コ
ネクタの結線完了状態を示す斜視図、第8図は第
7図のような状態の電気コネクタの横断面拡大
図、第9図は第7図のような状態の電気コネクタ
の縦断面拡大部分図である。 10……接触子、11A,11B,11C……
圧接結線部、20……コネクタ本体、30……ケ
ーブル配線部材、32……結合面、33A,33
B,33C……圧接結線部受入れ溝、34……ケ
ーブル挿通貫通穴、40……止め金具、50……
ケーブル押え部材、70……フラツトケーブル、
80……単体線状ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧接結線部を突き出すようにして接触子を少な
    くとも3列に配設したコネクタ本体と、該コネク
    タ本体に対する同一レベルの結合面に前記コネク
    タ本体から突き出した接触子の圧接結線部を受け
    入れる少なくとも3列に配設された圧接結線部受
    入れ溝を有したケーブル配線部材とを備えてお
    り、該ケーブル配線部材は、前記列のうちのいく
    つかの列の圧接結線部受入れ溝上へ側縁から結線
    すべき第1の組のケーブルを配設するようになつ
    ており且つ前記結合面とは反対側の面から前記列
    のうちの残りの列の圧接結線部受入れ溝上へ結線
    すべき第2の組のケーブルを通すためのケーブル
    挿通貫通穴を有しており、前記列のうちのいくつ
    かの列の圧接結線部受入れ溝上に第1の組のケー
    ブルを配設し且つ前記列のうちの残りの列の圧接
    結線部受入れ溝に第2の組のケーブルを配設した
    状態において、前記ケーブル配線部材に対して前
    記コネクタ本体を結合させることにより第1の組
    のケーブルおよび第2の組のケーブルの結線がな
    されることを特徴とする電気コネクタ。
JP1982072918U 1982-05-19 1982-05-19 電気コネクタ Granted JPS58176372U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982072918U JPS58176372U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982072918U JPS58176372U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58176372U JPS58176372U (ja) 1983-11-25
JPS6320053Y2 true JPS6320053Y2 (ja) 1988-06-03

Family

ID=30082454

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982072918U Granted JPS58176372U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 電気コネクタ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635379Y2 (ja) * 1988-02-10 1994-09-14 ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニー 高密度コネクタ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54146385U (ja) * 1978-04-03 1979-10-11
JPS5678183U (ja) * 1979-11-20 1981-06-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58176372U (ja) 1983-11-25

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