JPH07507822A - シリコン・ベース・ラッカー,基体コーティングとしてのその使用方法,及び,このようにして得られた基体 - Google Patents
シリコン・ベース・ラッカー,基体コーティングとしてのその使用方法,及び,このようにして得られた基体Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
シリコン・ベース・ラッカー、基体コーティングとしてのその使用方法、及び、
このようにしてiUられた基体
技術分野
本イこ明は、シリコンをベースとする新規なラッカー、基体コーティングとして
のその使用、及び、このようにしC得られたh(体に関する。
背景技術
従来、典型的には極端に過酷な環境中で使用される基体のコーティングとして使
用される、改良された技術的性質かりえられたラッカーを得るためのり[究及び
努力がなされている。コーティングされた基体が、前記の過酷な環境中で、使用
されるのを11′[容するコーティングの例は、耐11j染性、耐スクラッチ性
、熱抵抗性及び耐火性、低水分透過性、化学薬品に対する抵抗性、絶縁性、酸素
防御性、高体積抵抗率、低抵抗係数、基体に対する高ずづ着力等のような性質を
持っコーチインつてある。
前1足コーティングか使用される分野は、様々であり、多数γjT[する。例え
ば、コーチインクが、能動的及び受動的な電気、電T、光7部品及びその組立物
のために、環境のスI・レスに対しC保護をり−える分野を挙げることができる
。
過去fIi工年間か、マイクロエレクトロニクスの分野における研究は、高い生
産性と装置の小型化に向けられ−Cきでいる。従って、高速での部品配置を++
J能とする表面装着部品(surfacyc−mounLrxl device
: S MD)の使用は、生産性を人きく1高めCおり、プリント回路上の前
記表面装6部品(SMI))のl’−111(−1けは、今や、部品がおかれた
回路の表面上で実行され一〇いる。現(r使用されている2つのP111(=I
け処理は、流動ソルダし・グとリフローソルダリンク−〇ある。これらの2つの
処理の最初の、いわゆる流動ソルダリンク処理は、表面に取(−1けられた5h
IDを白゛するプリント回路を、流動する溶融1ml浴中に形成された定(L波
と接触させるステップを(−fし、温度及び1llj間のパラメータは、それぞ
れ、約260℃及び約10秒である。リフローソルダリンクと呼ばれる2番「1
の処理は、プリント回路基体上に取fNJけられたSMDの接続ビンのところに
固体の71用1を配置し、その後、赤外照射又は気相転位を用いて、前記組立物
を、約220℃の温度で、約30秒間、加熱するステップを含む。従って、部品
と基体は、かなり強烈な温度条件にさらされるが、もちろん、それらはその性質
、特に電r−的な性質を維持しなければならない。即ち、熱処理による変化は、
数パーセントより少なく、典型的には3%より少なくなければならない。
現在、部品自体を小型化することに努力が注がれており、新しいコンデンサのよ
うな新都市が開発されている。薄膜コンデンサとして知られる、これらの新しい
コンデンサは、金属、例えばアルミニウムの薄い層と、かさばる誘電体材料の薄
い層を積層することによって得られ、このSMDの7utffiビンは、金属、
例えばアルミニウムの蒸着によって得られる。ポリニスデル、例えばポリエチレ
ン・テレフタレート(PET)又はポリエチレン・ナフタレ−1−(PEN)に
よって作られ、金属で?lJ[tされたフィルムから得られるようなコンデンサ
によって、良好な、]Iつ、期待できる結果か得られる。このような新17いコ
ンデンサのための製造工程の例は、I nLcrlea「(登録商標)として知
られる■−程である。薄膜コンデンサを作成するための工程は、次の米国特許l
↓741876.4744462.453381 ’−3,4535381,4
53]、268.4534488及び4531340に記載されている。
しかしながら、上記薄膜コンデンサのような、これらの新しい部品は、いくつか
の問題点に悩まされていた。その1つは、ポリエステル箔か水を吸収することて
知られていることである。この水は、アルミニウム電極(金属箔)の腐食及び浸
食を発生させ、更に、水分含在量の変化によって生じる容量変化を発生させる。
これは、前記半田付は処理中に、水の急激な蒸発が、層の剥離を発生させる傾向
にあることを意味する。
水に関連するこれらの問題は、ポリエステルの低融点と相乗作用する。従って、
半ITI付は処理に耐えることか可能なマイクロエレクトロニクスSMDとして
薄膜コンデンサを用いるには、これらの薄膜をカプセルに包む必要かある。SM
Dを保護するため、カプセル化ケーシングには、絶縁性が与えられなければなら
ない。
しかしながら、絶縁ケーシングの大きさのために、コンデンサの小型化のおかげ
でiすられた利益が失われてしまう。
このような絶縁)1−シンクの使用1を避けるために、他の対策か提案されてい
る。
それは、SMD部品、例えばコンデンサを、バリアとして作用でき、従ってSM
Dの劣化を防止する+]料てコーチ、インクすることを基本と17でいる。しか
しなから、要求される性質は、数多くある。取分け、薄膜コンデンサのような前
記SMDの場合、主要な性質は、薄い1vみての効率、アルミニウム及びポリニ
スデルのような基体にχ・jする高い付着性、水分に対する低い透過性、強烈な
半111付は条件に耐えるのに十分な温度特性、高い表面及び体積抵抗率及び高
い破壊電圧のような電気的性質、溶剤やせっけんに灯する抵抗性のような化学的
性質、基体上への塗布容易性、環境に月する無害性等である。SMDや同様なも
ののためのコーティングとし、て、ポリ塩化ビニル(PVC) 、高密度ポリエ
チレン(HDPE)等のような様々な+(料か提供されているが、これらによっ
て得られる結果は満足できるものではない。水防固止Aとして知られるこれらの
キイv:1は、例えばポリエステル、シリコン、セラミック、金属等でイ′1ら
れた基体に付着せず、しかも、高温に酎えることかできない。
光7部品、プリント回路uk等と同様に、SMDの広い多様な範囲について、[
I叶lの及び他の問題か生じている。本発明の範囲内に入ると考えられる基体の
例は、例えば、抵抗器、集積回路、先導波管及びスイッチ、マルチチップ・モジ
ュール(MCM) 、シリコン・ウェハ、銅及び金導体線を備えたFR−4積層
体又はAL203−セラミック基板をベースとした印判回路基板(P CB)の
ようなPCB、及びハイブリット回路がある。
更に、高集積化、信号伝達の1a速化は、SMDのサイス縮少と同様に、新しい
パターン作成IIJ能な+4 I+を要求している。RAM及びROMチップ、
特にプロセッサの新L!(代の可能性は、高集積化及び多層化技術無しには十分
に用いることができない。従って、マイクロエレクトロニクスは、特別製の材料
及び相互接続のための新しい技術を必要としている。多層化技術は、高破壊電圧
、低誘電定数、高体積抵抗率、高腐食抵抗性、様々なタイプの基体に対する高い
付着性等のような、特別の性質を持つパターン作成uJ能な誘電体÷]料を要求
している。前記性質か!・jえられ、コーチインクとして用いられ、更に処理さ
れる、そのような材料は、超人規模集積回路(VLSI)技術のための新しい進
歩を始めさせるであろう。
これまでの例は、改良された性質かりえられた様々なコーティングの必要性を示
している。しかしながら、はとんど全ての場合にコーティングとして用いるため
の(11−のコーティングがあれば、最も有益である。これは、例えば、全ての
SMDか配置されたPCBに対する1回の処理を可能とするであろう。数多くの
性質を持つ、そのようなコーティングを達成するための試みがなされているが、
これまてに得られた結果は見込ろのあるものではない。
EP−A−0036648は、ヒートシール剤としてf受用するための縮合重合
体を記載している。この縮合重合体は、a)式S iX4で表わされるシラン、
b)ラン、C)式R”PS 1X4−Pて表わされるシラン、及び、d)低揮発
性酸化物を重合することによって得られる。電子又は光学部品のためのコーティ
ングとしての特別な使用については、同も述べられていない。
EP’−A−0223067は、重合化触媒の存在下で、第2のモノマーと共重
合された、EP’−A−0036648に記載されたような縮合重合体を含む横
管組成物を記載している。ここにおいても、基体のためのコーティングについて
は述べられていない。
本発明の目的は、塗布される新しいラッカーのおかげで、前記の「普遍的な」コ
ーティングを提供することにある。
図面の簡+11な説明
図1は、銅及び金導体を有するAl2O3基板上のコーティングの平面性を示す
。
図1は、90℃、100%RHの寿命試験における、コートした、及びコートし
ない100nF PENコンデンサ上の相対容量変化を示す。
発明の開示
i足って、本発明は、次のステップを実行することを含むプロセスによって得ら
れるラッカーを与える。
(i)
a)式Iて表わされる、少なくとも1つのシリコン化合物を1〜10モル%・S
iR・・・(1)
ここで、Rは、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アシルオキシ又はキレート
配位子、
b)式■で表わされる、少なくとも1つの有機シランを20〜94モル%:R”
(R”’Y) S t X(41−o) −” (II)* n
ここで、RIIは、アルキル、アルケニル、アリール、アルキルアリール、アリ
ールアルキル、アルケニルアリール、アリールアルケニル、R“′は、アルキレ
ン、アルケニレン、アリーレン、アルキル−アリーレン、アリール−アルキレン
、アルケニル−アリーレン、アリール−アルケニレン、
RII及びR″′は、選択により酸素、硫黄、又は−NH−か途中に介在、
Xは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アシルオキシ、−NR’ 2
ここでR′は、H又はアルキル
Yは重合可能基、
m及びnは、O〜3の整数て、m+nは1〜3、C)弐■で表わされる、少なく
とも1つのfイ機ンランを5〜30モル%二R”SiX ・・・(I[[)
P 4−P
ここで、RII及びXは、上記の意味を有し、pは1.2又は3、及び、選択に
より
d)IaからVaまての主属元素或いはIVb又はvbの亜属元素の、反応媒体
中で可溶な、少なくとも1つの低揮発性金属酸化物、又は、反応媒体中で可溶な
、低揮発性酸化物を形成する、前記元素の一つの化合物を0〜10モル96二を
、望ましくは水が存在せず、選択により有機溶媒の(f在下で、0〜90℃の間
の温度で、0.5〜48時間の間、予備縮合するステップと、(11)ステップ
(i)の予備縮合体を、実質的に化学量論的な量の水の存在下で、0〜100℃
の間の温度で、1〜72時間の間、加水分解・縮合するステップ。
好ましくは、式Iの成分a)は、2〜6モル%とされ、式■の成分b)は、69
〜83モル%とされ、弐■の成分C)は、15〜25モル%とされ、成分d)は
無しとされる。
前記式■、■及び■において、1以上の化合物中に数回表われる基R,R’、R
II、X又はYは、同し物を表わしたり、又は、異なる物を表わすことができる
。
従って、例えば、式■及び■の基Xは、両方の式においてメ!・キン基であった
り、式■てはメトキシ基で、式■てはヒドロキシ基(水酸基)であってよい。更
に、式Iの基Rは、4つの異なる物を表わしたり、1つの同じ物を表わすことが
できる。
ここで使われている「アルキル」という用語は、1〜20.好ましくは1〜10
、更に好ましくは1〜6の炭素原子を持つ、直鎖状、分岐状、又は環状の飽和基
を、これに限定されることなく、表わすことを意図されており、最も好ましい基
は、1〜4の炭素原子を含む低級アルキル基である。そのような基の例は、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、SeC〜ブチ
ル、Lert−ブチル、イソブチル、n−ペンチル、n−△、キシル及びシクロ
ヘキシルを含む。
ここで使われている「アリール」という用語は、6〜25、好ましくは6〜14
、最も好ましくは6〜1oの炭素原子を持つ芳香族の基を表わすことを意図され
ている。例えばフェニルとナフチルがあり、フェニルが好ましいアリール基であ
る。
ここで使われている「アルケニル」という用語は、2〜2o、好ましくは2〜1
0、更に好ましくは2〜6の炭素原子を有する、直鎖状、分岐状又は環状の、−
価又は多価の不飽和基を表わすことを意図されている。そのような基の例は、ア
リル、2−ブテニル及びビニルである。
アルキルアリール基、アリールアルキル基、アルケニルアリール基、アリールア
ルケニル基、アルキレン基、アルケニレン基、アリーレン基、アルキレン−アリ
ーレン基、アリーレン−アルキレン基、アルケニレン−アリーレン基、アリーレ
ン−アルケニレン基、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルキルアミノ基、ジア
ルキルアミノ基、アミド、アルキルカルボニル基、アルコキシカルボニル基等が
、当業者に周知の用語辞典によれば、前記アルキル基、アリール基及びアルケニ
ル基から導き出される。そのような基の例は、メトキシ、エポキシ、rl−及び
1−プロポキン、n−5ee=及びLcrt−ブトキシ、イソブトキシ、β−メ
トキシエトキシ、アクリルオキシ、プロピオニルオキシ、モノメチルアミノ、モ
ノメチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、エチレン、プロピレン、ブ
チレン、フェニレン、トルイレン、ベンジル、スチリル、メチルカルボニル、エ
チルカルボニル、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニルがある。
前記基は、ハロゲン、低級アルキル、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ等のような、
通常使用される1以上の置換基によって置換されることができる。ここで使イっ
れている「ハロゲン」という用語は、フッ素、塩素又は臭素を表わすことを意図
され、塩素が好ましい。
式Iのシリコン化合物a)は、
S I R4・・・(1)
てあり、ここで、Rは、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アシルオキシ又は
キレート配位子て、
「無機網11形成成分」とも呼ばれる。
無機網[1形成酸分であるシランの例は、例えば、5IC14、H8ICl3、
S i (OCH) S + (OOCH3)4及びS l (OC2H5)
4である。
3 4ゝ
好ましいグループは、Si (OC2H5)4、即ち、テトラエトキシシランで
あり、以下、TE01又はTと呼ばれる。
式■のシランb)は、
R”は、アルキル、アルケニル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキ
ル、アルケニルアリール、アリールアルケニル、好ましくはメチル、R″′は、
アルキレン、アルケニレン、アリーレン、アルキレン−アリーレン、アリーレン
−アルキレン、アルケニレン−アリーレン、アリーレン−アルケニレン、好まし
くはCl−4アルキレンで、R++及びR″′は、選択により酸素、硫黄又は−
Nu(−が途中に介在、Xは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキン、アシ
ルオキシ、−NR2’、ここでR′は、H又はアルキル、好ましくはCl−4ア
ルコキシであり、Yは、重合可能基、好ましくは、メタクリルオキシ、アクリル
オキシ、エポキシ、ビニル、アリル、
m及びnは、0〜3の整数、好ましくは、それぞれ0と1で、m+nは1〜3で
あり、
「有機網目形成成分」とも呼ばれる。
架橋基R″′の途中には、選択により、酸素、硫黄及び、−NH−の如き窒素の
ようなヘテロ原子を介在させることができる。従って、ポリエーテルのような、
2〜10の反復単位が、有効に得られる。
機能性有機網目形成成分の例は、
(CH30) 3−3i−(CH2) x−CH−CH2x””]、2(CH3
0) 3−5i−(CH2) 2−好ましくは、式Hの成分b)は、(R”’Y
)S iX3てあり、ここで、R″′は、Cl−4アルキレンであり、Yは、ア
クリルオキシ、メタクリルオキシ、グリシジルオキシ、ビニル、ア鴨、エポキシ
シ知ヘキシルであり、Xは” I−4アルコキシである。
最も好ましいグループは、3−り刃シジルオキシブロビルトリメトキシシラン及
び3−メタクリルオキシプロピルトリメトキシンランであり、それぞれ、以後g
lymo (G)及びmcno (M)と短縮する。
弐■のシランC)は、
R” p 5iX4−r)
てあり、ここで、R“、X及びpは1.?!−’、意味を1′−fシ、[網11
修飾成分」とも)・Fばれる。
その例は、例えば、
C1] −8l−C13、CH3−8i−(OC2H5)3、CH−CH−3i
−(OC2H5) 3、CH−CH−5i−(QC2H40CH3) 3、CH
2−CH−3i−(OOCCH3) 3、(t−CH)(CH3)2−5t−C
1、(CH3) 2(CH2−CH−CH2)−5i−Cl好ましくは、1〕は
2てあり、R”はアリールであり、Xはヒドロキシ又はルシランジオールであり
、以後、縮めてP2とする。
シランは、商業的に入手可能であるか、又は、当業者に周知の方法によって容易
に作!戊される。例えば、W、No1l “Chemje und Techn
ologiedcr 5ilicone ” 、 Verlag Chcaje
GmbH,Weinheim、 Bcrgstrasse (1968)参照
。シランは、純粋であることに注意する必要がある。Cl5B、Ca5Ti等の
ような微量の電解質は、反応条件、及び、このようにして得られるラッカーの性
質に悪影響を与える。
シラン・モノマー(a)、(b)又は(C)の代わりに、それぞれ、そのオリゴ
マーを用いることもできる。これらのオリゴマーは、反応媒体中に可溶であり、
それらは部分的に予備縮合される。これらの部分的T−備縮合体、即ち直線状あ
るいは環状のポリ有機シロキサンは、低い分子量を有し、縮合率は2〜100の
範囲に亘っている。
選択成分(d)としては、周期率表の主属IaからVa或いは亜属IVb又はv
bの元素からなり、反応媒体中で可溶な、低揮発性酸化物か、又は、反応条件下
で、既に述べたような低揮発性酸化物を形成する、反応媒体中で可溶な、前記元
素の1つの化合物を用いることができる。好ましくは、成分(d)は、次の元素
、Na、に、Mg、Ca、B、Al5Sn、Pb、P、As、Sb及び/又はV
、より好ましくは、Na、に、Ca、Mg、B、AI、Sn、As及びP、の1
つから出発して得られる。
低揮発性酸化物のうち、好ましい酸化物は、NazO1K20、CabSSn0
2、As2O3、P2O5、B2O3である。B2O3が最も好ましい。
反応媒体中で可溶で、前記低揮発性酸化物を形成する化合物は多数存在する。
ホスホン酸、ホウ酸のような鉱酸も、それらのエステル、ハロゲン化物及び塩と
同様に適当である。NaOH,KOH又はCa (OH)2のような水酸化物、
5ncI 及びPCl5のようなハロゲン化物、及び、NaOR,KOR,Ca
(OR) 又はAI (OR)3、基Rは、メタノール、エタノール、プロパツ
ール及びブタノールのような低級アルコールに由来する基、のようなアルコラー
ドも適当である。選択的に用いることができる出発化合物は、酢酸塩、塩基性酢
酸塩、塩基性酢酸鉛塩及びギ酸塩のような、揮発性の酸に対応する塩である。
ラッカーを形成するヘテロポリ縮合体につながる縮へ化を達成するために、所望
量及び比に従−〕て、出発成成分) 、b) 、c)及び選択によりd)が、ま
ず予備縮合ステップのχ1象となる。このステップは、好ましくは水が存〆[せ
ず、選択により、反応条件下で不活性である何機?8媒のイr在下て大行される
。この有機溶媒は、例えば、メタノール、エタノール、プロ/くノール、ブタノ
ールのようなアルコール、シメトキンエタンのようなエーテル、ジメチルグリコ
ールアセテートのようなエステル、アセトン又はメチルエチル’rl−ンのよう
なケトンである。奸ま【7くは、予備縮合ステップは、外部rf機溶媒無しに実
行される。このステ・ノブは、好ましくは、外部から水を加えることなくiiわ
れ、反応媒体中に存在する水は、ジフェニルシランシオール(成分C)の01−
1基、及び、アルコキシ基を持つOH基の縮合反応の結果として41シ、るもの
である。この水は、引き続いて他の成分の縮合を開始させるかもしれないが、そ
の量は少ない。
T−備縮へは、陽f・H十又は水酸基イオンOH−を発生する化合物や、アミン
のような触媒の(r(Jl−ドC丈行することができる。11+を発生する化合
物の例は、塩酸、硫酸、リン酸、耐酸及びギ酸のような6機酸又は鉱酸である。
OH−発生化合物及びアミンの例は、例えばアンモニア、ナトリウム、カリウム
及びカルシウム水酸化物のような、アルカリ又はアルカリ土類金属の水酸化物、
及び、反応媒体中に溶けるアミン、例えば低級アルキルアミン及び低級アルカノ
ールアミンである。好ましい触媒は、ギ酸及びアンモニアである。触媒の総量は
、例えば3モル/ρまての範囲とすることかできる。
子(i2縮合ステップは、通常、0〜90℃、好ましくは10〜70℃の範囲の
温度で実行される。PCEa縮合ステップを完了するのに必要な時間は、045
〜48時間、好ましくは4〜24 IR7間の間である。溶媒が用いられる場合
、溶媒の沸騰温度を含み、同(2範囲か通常適用される。しかしながら、反応は
、好ましくは室温で行われる。溶媒は、予備線5合化された媒体から、反応の最
後に取除かれることかできる。
予備縮合は、選択により、ます、1以上の出発成分、又は、1つ、いくつか又は
全ての出発成分の一部のT−(1縮合を行い、次いて、残る成分又はその部分を
追IA比で、予備縮合化のプロセス、又は、追加の綜合のプロセスを、最終的に
実行することによって行うことができる。
予備縮合は、予備縮合体が、未だ、液体の粘調性を示すような進展度合まで実行
される。
予備縮合に続く縮合(ii)は、選択により溶媒の溶液無しとして、実質的に、
加水分解nJ能基の加水分解に必要な化学量論的な量で実行される。
「実質的に化学量論的」という用語は、水の正確な化学量論的な量±5%を越え
ない範囲を意味することを意図している。この明細書で用いられている化学量は
、最初に用いられる出発材料を基礎として旧算される。好適な実施例によれば、
水は、段階的に加えられる。
縮合ステップ(ii)は、好ましくは、上記のようなタイプの触媒の存在下で実
行される。縮合(ii)のための好ましい触媒は、ギ酸及びアンモニアである。
触媒の総量は、例えば5モル/12までの範囲とすることかできる。前記縮合の
間、既に述べた何機溶媒の1つが、予イ)i!縮合(i)の完了時に取除かれて
いなければ前記縮合(ii)の始めから、又は、前記縮合中に加えることによっ
て、存在してもよい。縮合ステップ中に溶媒が用いられる場合には、!工学を使
って除去することかできる。
縮合(11)は、0〜100℃の間、好ましくは20〜80℃の間の温度で、1
〜72時間の間、好ましくは、4〜16時間の間の時間実行される。反応パラメ
ータ、特に反応14間は、出発材料の性質、予備縮合の反応条件、縮合温度及び
(1,+られるラッカーの所望粘度の関数として調整される。典型的には、ラッ
カーの所望回a粘度を得るように縮合が継続される。好ましくは、前記固有粘度
は5〜10100O/sの間である。この粘度は、ラッカーが容易に処理される
ように、即ち、対象基体に容易に塗市てきるように選ばれる。粘度は、毛細管粘
度測定のような公知の方法で測定される。
ラッカーは、コーティングのだめのように用いられ、又は、追加の添加剤を含む
ことかできる。これらの添加剤は、一般的なものであり、有機希釈剤、だれ防止
補助剤、顔料、染料、UV安定剤、粘度調整剤、酸化防止剤、充填剤を含むが、
これらに限定されない。好ましくは、ランカーは、粘土、焼成粘土、エア。ジル
(Acrosil 登録商標)、α一方解石、ガラス繊維、ガラス・フレーク、
タルク等のような充填剤を含む。充填剤は、ラッカーの重量を基礎として、1〜
70重量%とすることができる。
好ましい充填剤は、L Uzcnacタルク及びガラス繊維であり、これらは、
コーティングの前にラッカー中に取入れたり、コートされた後で、その上に撒か
れることができる。
ラッカーが処理されるべき時点に関しては、タイムリミツトが、縮合反応の完了
後、約15年であるため、特別な要求は存在しないが、灯ましくは、縮合後20
0日以内に塗布される。この要求は、粘性変化のためである。あるいは、段階的
に、即ち、予備縮合と縮合を2つの異なる時点に行うことによって、ラッカーを
得ることができる。この場合、予備縮合体を、水無しの環境中で、低温で保存し
て、縮合反応が開始しないように注意する必要かある。
他の実施例によれば、ラッカーは、溶媒を例えば蒸留によって除去して、溶媒な
して保存されることかできる。必要であれば、粘性を調整するために、溶媒及び
/又は反応性稀釈剤を、塗布前に加えることかできる。溶媒は、通常の溶媒(例
えばプロパツール、ブトキンエタノール、プロポキシアセテート)である。
反応性稀釈剤は、例えば、スチレン・オキシド、フェニル・グリシジル・エーテ
ル、ネオペンチルゲルコール・ジグリンジル・エーテルであり、硬化処理中に有
効に有機網1」中に取込まれる。
本発明の他の1−1的は、本発明によるラッカーを前記基体上に塗布するステッ
プと、前記ラッカーを硬化させるステップを含む、基体」−のコーティングを得
るためのプロセスである。
ラッカーは、公知の方法によって塗布される。ラッカーを塗布するための通常の
方法の例は、刷u2す、印刷、スクリーン印刷、ディップコーチ、インク及びそ
の後のスビニンクオフ、ツーキング、吹き付は等である。ラッカーを塗41する
方法は、ラッカーの粘性及びコーチインクされる基体に基づいて決定される。又
は、プラント中で使用されている特定のプロセス中で処理されるようにするため
、ラッカーの粘性か調整される。なお、部品は、その全ての面についてコートさ
れる必要はなく、例えば、2面のみコートされる必要がある立方体状の基体は、
最も好適な方法を使って、それらの而についてのみコートすることがてきる。こ
れは、2つの主な酸化可能面を有する薄膜コンデンサのようなSMDの場合であ
る。このようにして塗布されたラッカーは、それから、その顕著な特性を得るた
めに硬化される。
縮合に続くステップは、ステップ(ii)の縮合体の硬化である。この硬化は、
有機網目形成成分b)の重合可能基Yの重合化である。この重合化は、ラジカル
光重合、熱及び/又は硬化剤重合とすることができる。
この硬化は、温度処理によって、及び/又は、硬化剤、即ち硬化薬剤のいずれか
によって開始されることができる。硬化剤は、触媒と共に用いることができる。
適当な硬化剤は、通常使用されているものであり、例えば、ジアシル過酸化物、
例えばベンゾイル及びラウロイル過酸化物−ケトン過酸化物、例えばアセトン及
びシクロヘキサノン過酸化物:炭化水素過酸化物、例えばLert−ブチル、ク
ミル(cumyl ) 、デカヒドロナフチル過酸化物ニジヒドロカルビル(d
ihydrocarbyl )過酸化物、例えばジーtart−ブチル及びジク
ミル過酸化物;バーセタール(perceLal) 、例えば1.1−ジー(e
「[−ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン;過酸エステ
ル、例えばLert−ブチル過安息香酸エステル、tert−ブチルペルオキシ
イソプロビル−過炭酸エステル、ビス(4−1ert−ブチルシクロヘキシル)
ベルオキシジ炭酸エステル、ブチル及びシクロヘキシル過炭酸エステル、ビシク
ロヘキシル・ベルオキシジ炭酸エステル、terL−ブチル過ビバル酸エステル
、Lert−ブチル過オクタン酸エステル、及びLcrL−ブチル過マレイン酸
エステルや、アセチルシクロへキサン・スルホニル過酸化物である。アゾビスイ
ソブチロニトリルのような通常のアゾイック開始剤や、従来の第1及び第2脂肪
族又は芳6族アミン、例えばジエチレントリアミンも適当である。3フツ化ホウ
素モノ工チルアミン錯体も、硬化剤として用いることができる。ヘキサヒドロ無
水フタル酸のような無水物も又適当てあり、ヘキサヒドロ無水フタル酸の場合に
は、N−ベンジルジメチルアミンを触媒として有効に用いることができる。ハロ
ゲン化アンチモン、例えば5bFGも用いることができる。硬化剤のタイプは、
重合されるべき官能基に依存する。官能基が二重結合C−Cであれば、硬化剤は
通常、過酸化合物である。官能基がエポキシてあれば、硬化剤は、アミン、5b
F6、ヘキサヒドロ無水フタル酸/Nベンジルジメチルアミン、又は3フツ化ホ
ウ素モノ工チルアミン錯体である。エポキシの硬化のために好適な硬化剤は、無
水物/アミン及び3フツ化ホウ素である。硬化剤の量は広範囲に亘ることかでき
、エポシキ硬化の場合には、エポキシ含有量に基づいて、1〜100%、好まし
くは5〜50%の範囲に亘ることかできる。硬化剤と共に触媒が用いられるとき
には、それらは、硬化剤の重量を基礎として、0.01〜100重量%、好まし
くは5%とすることができる。
硬化剤を用いた又は用いない熱硬化は、20〜200℃、好ましくは50〜15
0℃の温度で実行される。硬化時間は、広範囲に変化することができ、通常は、
10分〜72時間の間、好ましくは0.5〜20時間の間とすることができる。
熱硬化は、選択により、真空下で実行することができる。
光硬化は、IR硬化、UV硬化、又は、任意の適当な光硬化、例えば、光化学線
照射の下で作用する硬化、等とすることができる。好ましくは、光硬化はUV硬
化である。この後者の場合、UV活性化開始剤が適当である。この開始剤の例は
、1−ヒドロキシ−シクロへキシルフェニルケトン、ベンジルジメチルアミンル
(ccLal ) 、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパツノ、ブチル・
オキシド、ベンゾイン・オキシド、エチル・オキシド、ベンゾフェノン、ベンゾ
イン、置換チオキサントン(lhioxanLhonc) 、及び、トリアリー
ルスルホニウムヘキ→ノ゛フルオロ−リン酸塩及び−アンチモノ酸塩(例えばユ
ニオンカーバイドのcyracurc UV I 674)のようなイオン性光
開始剤である。成分b)のY基の(メタ)アクリルオキシ官能基を硬化するため
の、好適なUV開姶剤は1−ヒドロキシーンクロへキシル−フェニルケトンであ
る。1−ヒドロキシ−シクロへキシル−フェニルケトンは、商品名IRGACU
RE1.84 (チバガイギー社)で商業的に入手可能である。
熱又はUV硬化開始剤の量は、ラッカーの重量を基礎として、0.01〜5重量
%の間とすることができ、既に説明したように、重合官能基の含有量に基づいて
=!算することもできる。上記のものに、加速剤を加えることもてきる。そのよ
うな加速剤の例は、第3アミン、好ましくはN−メチルジェタノールアミンであ
る。この加速剤の量は、光開始剤の重量を基礎として、10〜300重量?6の
間、好ましくは50〜200重量?6の間とすることができる。
本発明の実施例によれば、硬化は、熱硬化及びUV硬化のいずれかとされる。
異なる順序も有効であることか発見されている。例を以下で説明するが、ここで
、pは、I rgacurを用いたUV照射化での光硬化を表わし、tは、無水
物/アミン又はフッ化ホウ素を用いた120℃での熱硬化を表わす。を及びpの
後の括弧内の数字は、それそhR?i間及び分単位で表わされた硬化時間を表わ
す。これらの例は、を及びp−硬化の組合せの例として与えられ、p(1)−t
(16) 、t(1,6) −p (1)、t (1) −p (1,) −
t cx6)等である。
他の実施例によれば、硬化は、2段階硬化であってもよく、この場合、コートさ
れた基体の取扱を可能とするために、まず光硬化が実行され、ラッカーを完全に
硬化するために、それから熱硬化か実行される。第1段階は、極めて短時間、例
えば約30秒であり、コーティングがくっつかなくなるため、このようにコート
された基体は容易に取扱える。この時点でのラッカーは、「予備硬化」ラッカー
である。第2段階は、より長い時間、例えば16時間を必要とする。基体がくっ
つかないという事実のため、炉中の基体場所間の最小距離の制限はなく、互いに
くっつく危険はない。この実施例は、処理の容易化及び迅速化、炉の小型化等を
許容する。
このプロセスで得られたコーティングは、0.1〜200μmの間、好ましくは
1〜150μmの間の厚みを合する。ラッカーを塗41する前に、基体は、離削
(keying agent)或いは1次層又は下層によってコートされること
ができるが、この予備コーティングは必ずしも必要なしのではない。このコーテ
ィングは、下層が、例えば充填剤を含むラッカーであり、表面層が、純粋なラッ
カーである2重層として得ることもてきる。
本ラッカーによって、任意の基体、特にSMD及びPCBのような基体が、コー
トされることかできる。例えば、薄膜コンデンサ、マルチチップ・モジュール、
抵抗器、集積回路、シリコン・ウェハ、光部品である。本ラッカーは、金属、ポ
リエステル、セラミックス等に付むされ、様々な基体上で非常に1−1這い付置
性を示す。
従って、本発明の他の1」的は、本プロセスによって得られるコーティングが、
その土に塗布された基体を!jえることである。更に、本コーティング・プロセ
スは、本ラッカーをコーティングとして用いる方法として表現することもてきる
。
以下、本発明は、次の実施例によって、より詳細に説明されるが、これらの実施
例は、本発明の転回を例示したものとして理解されなければならず、添付し7た
クレームによって定義された本発明の転回を限定するものではない。
発明を実施するだめの最良の形態
実施例1−GMP2Tの合成
0.4モルの製剤のためのシステムGMP2Tの調製は次のとおりである。
94.45g (0,4モル、38.6モル%)GLYMO(ユニオンカーバイ
ド月、の3−グ1し・ジルオキシプロピルトリメトキンシラン)
99.24gC0,4モル、38.6モル%)MEMO()月/−力(Fluk
a) >1.の3−メタクリルオキシプロピルトリメ]・キンシラン)
41、07g (0. 2モル、18.92モル%)シフJニルシランンオール
(フルー力′f−1:)8、3−、3g (C1. [14モル、3.86モル
%)TEOS(フルー力Hのテトラエトキシシラン)42、62g (2.37
モル、化パ″J!a論的な量)水多数巻き凝縮器、温度工1及びAM’Tロート
を備えた5 0 0+nlの36ガラスフラスコ中に、前記シランを上記の順序
でf’l’jTLして入れる。ミルク状の反応混合物は、室温で18時間の間、
磁気的に攪拌される。その後、約90分以内に、懸?lAifkは、加熱用マン
トルを使−)で、最大で約70℃の内部温度まで加熱される。組成物は透明にな
り、外部加熱を取除くことなく、化学m論的な量の]/4(約1 0+nl)の
水か、滴Iー’ロー1−中に工1り込まれ、1段階で加えられる。その結果、温
度が約4−5℃低下した懸濁液は、透明になるまで(約2分後)強く攪拌される
。それから、2 (1 ’,y)の川明hjに、1回に化学量論的な量の1/4
(約1.0+nl)の水が混合物に加えられ、その温度は約70℃に保持される
。水を最後に迫力I比た後、ラッカーか透明になったとき(約2 [1−B o
分後)、組成物は、加熱された状態(約69℃)で、史にちうllL’7間攪拌
される。加熱用マントルを取除いた後、透明なラッカーは、室温まで徐々に4却
される。
20℃に140間(”4存(気候制iIIll室; climaLizcxl
chamber ) した後、GMP2丁ラッカラツカ−に適するようになる。
その時点での固r了粘度は、約11mj/s (20℃でウベローデ型毛細管粘
度工1により決定)である。
実施例2
上記実施例1て1調製されたGMP2Tラッカー(固形含a量54%)の10g
中に、0.2gの旨gacurc 184 (チハガイギー)が溶解された。薄
膜PETコンデンテン、この溶液中にディップされた。次いて、スピンオフ処理
(40秒、6 0 0 r+膚)か行われた。100OWの中圧水銀灯(ロック
タイト)で30秒間照射し、その後120℃で16時間、加熱することによって
、硬化が行われた。
このようにして得られたコーティングは、約5μmの厚みを何し7ていた。
実施例13
前記実施例1て調製されたGMP2Tラッカーの10g中に、1.22gのへキ
サヒドロ無水フタル酸(ラッカーのエポキシ含h−iを基礎として50モル%)
及び0.061gのN−ヘンシルジメチルアミン(酸無水物を基礎として5重量
%)か溶解された。薄膜PETコンデンサが、この溶液中にディップされた。そ
の後スピンオフ処理(40秒、600rpm)か行イっれた。1.20℃で16
時間加熱することによって硬化か行われた。このようにして得られたコーティン
グは、約5μmの厚みを何していた。3回の温度サイクル(−55℃て′う0分
/+125℃で30分)の後、コーチインク層中にクラツクの形成は観察されな
がった。
コンデンサを湿度条件(40℃、10096RH)下に保存したところ、コート
したチップの容量値の減少は、約250口後に始まった。これに対して、コート
しないチップは、1. 3 0 [+後に低Fを示し、低下速度も、ずっと早か
った。
実施例4
上記実施例1て調製されたGkiP2Tラッカーの溶媒が、減圧下で蒸発により
取除かれた。54gの溶媒なしラッカーが40”Cまて加熱され、1.22gの
へキサヒドロ無水フタル酸及び0.061gのN−ヘンシルジメチルアミンが溶
解された。コンデンサ、抵抗器及びカプセル化された集積回路を有する印刷回路
基If (FR−4積層体を基礎とするPCB)が、ラッカー中にディップされ
た。PCBは、ラッカー浴から、5cm/分の速度で取出された。硬化は、12
0℃で16n!7間行われた。コーチインク層は、約20μmの厚みをf4L,
ていた。全ての部品及びMlfMは、コーチ、インクによって十分カバーされて
いた。更に、コーティングを塗布する前の基板のクリーニングは必要なかった。
PCBか、120℃に耐えられない部品(例えば?11解コンデンサ)を含むも
のであれば、ヘキザヒドロ無水フタル酸及びN−ベンジルジメチルアミンの代わ
りに、3.3gのジエチレントリアミン(エポキシD14mをJI(礎として2
0モル?6)が用いられる。それから、硬化が80℃で1時間行われる。この場
合も、PCBのクリーニングは必要なかった。
実施例5
10gの溶媒なしGMP2Tラッカー(実施例3と同様)中に、1. 0 gの
n−プロピルアセテート及び1gのCyracurcUVI 6974(−L−
オンカーバイド)及び1gのN−メチルジェタノールアミンが加えられた。溶l
Ikは、ディンピング及び、その後のスピンオフ処理(1600r−で30秒間
)により、シリコンウェハに塗niされた。コートされたシリコンウェハは、次
いて120℃で1時181r呆t11された。コーティング層は約12μmの厚
みを有し、非常に滑らかな表面であり、シリコンに対する(・1着力は非割に高
かった。
実施例6
10gのGMP2Tラッカー中に、0.5gのDarocur 4263 (メ
ルク=h1crck)及び0.5gのN−メチルジェタノールアミンが加えられ
た。銅及び金導体線(高さ3−471m)を白゛するA1203セラミツク基板
が、ディッピングと、これに続くスピニングオフ(1600rpmで30秒)に
よって、このラッカーでコートされた。塗(’Itされたコーチインク層は、U
V照射(400nm、13mW/c+/)で5分間硬化され、その後、120℃
で16時間焼ftIけられた。銅及び金導体は、図1に示されるように、はぼ総
合的に8T;、InJ化された。ここで図1aは、コー1していない.LVIM
に関し、図1bは、コードンた基数に関する。
実施例7
上記実施例]て.周製された10gのGMP2Tラッカー中に、1.、22gの
へキサヒドロ無水フタル酸(ラッカーのエポキシCJ4mを基礎として5層モル
06)及び0.061gのN−ヘンシルジメチルアミン(酸無水物を基礎として
5重量96)か溶解された。薄膜PETコンデンサ(10(、)nF)が、この
溶7tk中にディップされた。その後、スピンオフ処理か行われた。硬化は、1
20℃で12時間加熱することによって達成された。このようにして得られたコ
ーティングは、約30μmの1vみを何していた。湿度条件(90℃/100%
RH.電圧は印加せず)下の試験の結果、コートしたコンデンサは、5日後に容
量値の減少か始まったのにλ・1して、コートしないものは、減少か11]後に
始まった。時間に対するHl対容量変化を示した図2参几受入れられるためには
、コンデンサは、上記のような湿度条(旧こ3日間耐えなければならない。
実施例8
重量で25、50、60、70%のLuzenacタルクが、上記のように作成
されたGMP2Tラッカーに混合され、上記のように塗布された。硬化は、BF
3エチルアミン錯体(5層9gモル)により、次のような順序で行われた:熱(
120℃)1時間−U■1分−熱(120℃)16時間。このコーティングは、
450nFコンデンサ上で、多湿雰囲気(40℃/].OO%RH)中で試験さ
れた。130口後まで、容量変化は、わからなかった。
実施例9
第1層は充填剤を含み、第2層も第2の充填剤を含むことかできる、2層のラッ
カーか塗布された。システムは、GMP2Tシステムてあった。第1層は、12
0℃で1時間T−備硬化され、その後、第2層か塗布され、熱硬化が120℃で
1時間継続され、その後、光硬化(1分1500W)が行われ、更にその後、熱
硬化(120℃/16時間)が行われた。充填剤の量が50%である、様々なシ
ステムについて、多湿雰囲気(40℃、100%RH)中で、450nF:]ン
シランか試験された。研究されたシステムは、GMP2T+ガラス/Gガラ2T
、GMP2T十タルり/GMP2T,GMP2T+ガラス/Gガラ2T十タルり
である。全ての試験の結果、いずれも、40℃/100!?6RHの条件で、少
なくとも15 0 1EI耐えることかわかった。
実施例]0
2ケ月間溶媒なしの状態で保存された、1 (’) gの溶媒なしGMP2Tう
,カー(実施例3と同様)に、1.0.8gのネオペンチル・グリコール・ジグ
リシジル・エーテル(NPGGE)及び5.5gのジエチレントリアミンが加え
られた。
NPGGEを加えることによって、ラッカーの粘度が、因子]、8たけ低下した
。
このシステムが、エアブラシによる吹き付はコーティングによって、PCB (
実施例3参照)に塗布された。硬化は、80℃で0.5時間、行われた。塗布さ
れたコーティングは、約8μmの1vみを有していた。コートしたPCBは、多
湿の気候条件(40℃、I]1対湿度9506で1500時間以上)に対して、
十分な耐久この新しいラッカーに!jえられた性質のいくつかは、次のとおりで
ある。
基体への良好な0管カニ
本コーティングは、様々な基体に対して良好な01着力を示す。151着力は、
DIN(ドイツ現ff1)53151の方法に従って、10μmの厚みのコーテ
ィングにり1するクロスカットテープ;J厖で4111定された。スケール範囲
は0〜5に亘り、例えば、Al2O3セラミック、シリコンウェハ、平坦なガラ
ス、銅、アルミニラ本コーティングは、非常に低いアルカリ含有量(10ppa
+という低さ)を含んでいる。汚染物質の存在は、電極d食や腐食に寄与する1
つの要因であるが、本コーティングは腐食に対する感受性が低い。
化学薬品:
本コーティングは、通常使用される工業的な溶媒や洗浄剤に対して抵抗性がある
。
水に対する反応:
水の吸収は、0.5%より少なく、100μmの厚みのコーティングに対して測
定した水蒸気浸透率(WVPR)は、3g/m2dより少なかった。水は、腐食
を生しさせる重要な因子であり、従って、本コーティングの低いWVPRは、腐
食を減らす。
長い保存寿命:
200日より長い保存寿命が得られる。これは、反応完了後、短い時間内に処理
される必要がある従来のエポキシシステムに比べて有利である。
粘性:
部品の小型化は、チップに塗布されるコーティングが非常に薄いこと、典型的に
は100μmより薄いことを要求する。コンデンサに対して適用可能な技術は、
ディップコーティング(最後に過剰材料がスピニングオフされる)、スクリーン
印刷、又は、セラミックチップ上に7ISt!ii!として導電ペーストを塗布
するのに使われると同様なディップ処理による切断エツジのコーティングを含む
。異なる技術は、出発1料の異なる粘度を要求する。本ラッカーの粘度は、これ
らの要求に容品にχ・1応てきる。
時間(日数)
IG 2
PCT/EP 93101428
フロントページの続き
(51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号HO5K 3/28
C7128−4E(72)発明者 ポパール・ミヒャエルドイツ国 ディー87
00. ビュルツブルグ。
パインガルテンシュトラーセ26
(72)発明者 シュルツ・ヨッヘン
ドイツ国 ディー8707.パイツホッホハイム、アム ジエンケンフェルト4
1
I
(72)発明者 オルツウスキ・ビル力ドイツ国 ディー8707.パイツホッ
ホハイム、スペッカーツベーグ72エイ
(72)発明者 ピルツ・モニカ
ドイツ国 ディー8702.クラインリンダ−フェルト、フランケンシュトラー
セ5エイ
Claims (35)
- 1.次のステップを含むプロセスによって得られるラッカーであって、(i)a )式Iで表わされる、少なくとも1つのシリコン化合物を1〜10モル%:Si R4…(I) ここで、Rは、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アシルオキシ又はキレート 配位子、 b)式IIで表わされる、少なくとも1つの有機シランを20〜94モル%:R ′′m(R′′′Y)nSiX(4−m−n)…(II)ここで、R′′は、ア ルキル、アルケニル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルケ ニルアリール、アリールアルケニル、R′′′は、アルキレン、アルケニレン、 アリーレン、アルキル−アリーレン、アリール−アルキレン、アルケニル−アリ ーレン、アリールーアルケニレン、 R′′及びR′′′は、選択により酸素、硫黄、又は−NH−が途中に介在、X は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アシルオキシ、−NR′ここで R′は、H又はアルキル Yは重合可能基、 m及びnは、0〜3の整数で、m+nは1〜3、c)式IIIで表わされる、少 なくとも1つの有機シランを5〜30モル%:R′′pSiX4−P…(III ) ここで、R′′及びXは、上記の意味を有し、pは1、2又は3、及び、選択に より d)IaからVaまでの主属元素或いはIVb又はVbの亜属元素の、反応媒体 中で可溶な、低揮発性金属酸化物、又は、反応媒体中で可溶な、低揮発性酸化物 を形成する、前記元素の一つの化合物の少なくとも1つを0〜10モル%:を、 望ましくは水が存在せず、選択により有機溶媒の存在下で、0〜90℃の間の温 度で、0.5〜48時間の間、予備縮合するステップと、(ii)ステップ(i )の予備縮合体を、実質的に化学量論的な量の水の存在下で、0〜100℃の間 の温度で、1〜72時間の間、加水分解・縮合するステップと、を含むプロセス によって得られるラッカー。
- 2.請求項1において、式Iの成分a)が2〜6モル%、式IIの成分b)が6 9〜83モル%、式IIIの成分c)が15〜25モル%であり、成分d)が存 在しないラッカー。
- 3.請求項1又は2のいずれかにおいて、式Iの成分a)がSi(OC2H5) 4であるラッカー。
- 4.請求項1乃至3のいずれかにおいて、式IIの成分b)が(R′′′Y)S iX3、ここで、R′′′は、C1−4アリキレン、Yは、アクリルオキシ、メ タクリルオキシ、グリシジルオキシ、アリル、ビニル、エポキシシクロヘキシル 、Xは、C1−4アルコキシ、であるラッカー。
- 5.請求項4において、式IIの成分b)が、3−グリシジルオキシプロピルト リメトキシシラン(glymo)及び/又は3−メタクリルオキシプロピルトリ メトキシシラン(memo)であるラッカー。
- 6.請求項1乃至5のいずれかにおいて、式IIIの成分c)がR′′2SiX 2、ここで、R′′は、アリール、Xは、ヒドロキシ又はC1−4アルコキシ、 であるラッカー。
- 7.請求項6において、成分c)が(C6H5)2Si(OH)2であるラッカ ー。
- 8.請求項1乃至7のいずれかにおいて、前記予備縮合ステップ(i)が、外部 溶媒無しで実行されるラッカー。
- 9.請求項1乃至8のいずれかにおいて、前記予備縮合(i)及び/又は縮合( ii)が、触媒を用いて実行されるラッカー。
- 10.請求項1乃至9のいずれかにおいて、前記予備縮合が、15〜50℃の間 の温度で、1〜48時間の間、実行されるラッカー。
- 11.請求項1乃至10のいずれかにおいて、前記縮合が、20〜80℃の間の 温度で、4〜16時間の間、実行されるラッカー。
- 12.請求項1乃至11のいずれか1つにおいて、前記化学量論的な量の水が、 段階的に加えられるラッカー。
- 13.請求項1乃至12のいずれか1つにおいて、前記ラッカーが、5〜100 0mm2/sの間の固有粘度を有するラッカー。
- 14.請求項1乃至13のいずれか1つにおいて、前記ラッカーが、追加の添加 剤を含むラッカー。
- 15.請求項14において、ラッカーの重量を基礎として、前記ラッカーが、1 〜70重量%の充填剤を含むラッカー。
- 16.請求項1乃至15のいずれか1つにおいて、溶媒を含まないラッカー。
- 17.基体上のコーティングを得るためのプロセスであって、請求項1乃至16 のいずれか1つによるラッカーを、前記基体上に塗布するステップと、前記ラッ カーを硬化するステップを含むプロセス。
- 18.請求項17において、前記硬化が、20〜200℃の間の温度で、10分 〜72時間の間、実行される熱硬化であるプロセス。
- 19.請求項18において、前記硬化が、硬化剤の存在下で実行されるプロセス 。
- 20.請求項17において、前記硬化が、光開始剤の存在下で、2秒〜10分の 間の時間、実行される光硬化であるプロセス。
- 21.請求項17乃至20のいずれか1つにおいて、前記硬化が、熱及び光硬化 であるプロセス。
- 22.請求項17乃至21のいずれか1つにおいて、前記硬化が、光硬化と、次 いで行われる熱硬化を含むプロセス。
- 23.請求項17乃至22のいずれか1つにおいて、前記ラッカーが、ディップ コーティングと、これに続くスピニングオフからなる方法に従って塗布されるプ ロセス。
- 24.請求項17乃至23のいずれか1つにおいて、このようにして得られたコ ーティングが、0.1〜200μm、好ましくは1〜150μmの間の厚みを有 するプロセス。
- 25.請求項17乃至24のいずれか1つによるプロセスによって得られたコー ティングが塗布されている基体。
- 26.請求項25において、表面装着部品である基体。
- 27.請求項25又は26において、印刷回路基板上に装着されている基体。
- 28.請求項25、26又は27において、薄膜コンデンサである基体。
- 29.請求項25、26又は27において、マルチチップ・モジュールである基 体。
- 30.請求項25、26又は27において、光部品である基体。
- 31.請求項25、26又は27において、低抗器である基体。
- 32.請求項25、26又は27において、選択によりカプセル化された、集積 回路である基体。
- 33.請求項25、26又は27において、シリコンウエハである基体。
- 34.請求項25において、印刷回路基板である基体。
- 35.薄膜コンデンサをコーティングするための、請求項1乃至16のいずれか 1つによるラッカーの使用方法。
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