JPH075076U - Ic測定用ソケット寿命検出装置 - Google Patents

Ic測定用ソケット寿命検出装置

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JPH075076U
JPH075076U JP3827093U JP3827093U JPH075076U JP H075076 U JPH075076 U JP H075076U JP 3827093 U JP3827093 U JP 3827093U JP 3827093 U JP3827093 U JP 3827093U JP H075076 U JPH075076 U JP H075076U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数のICを測定するIC測定システムで、
故障原因の最も多いIC測定用ソケットの寿命を検出
し、寿命のきたソケットを一律に交換もしくは不使用と
して測定システムの信頼性を高め、IC測定システムの
稼動率を高めることを目的としている。 【構成】 上記目的を達成するために、本考案は、IC
測定用ソケットの使用可能の寿命回数を設定できる寿命
回数設定部と、IC測定用ソケット毎に実測定回数を計
数する実測定回数計数部と、寿命回数と実測定回数が一
致したとき一致信号を送出する比較部と、一致信号を受
けて警報信号を発生させる警報手段とを設けて、寿命に
達したIC測定用ソケットを不使用にする構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、多数のICを測定する際に、IC測定システムの故障原因となる IC測定用ソケットの寿命を事前に検出して交換し、ICの諸特性測定を円滑に 進めるIC測定用ソケット寿命検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3(A)に多数のICを測定する従来のICハンドラの概略図の1例を、図 3(B)にIC測定用ソケットの1例を示す。
【0003】 図3(A)は4個のICを同時測定するICハンドラ10の1例である。制御 部18はICテスタ30と制御信号を授受しながら、ICハンドラ10の全体の 動作を制御している。被測定IC50は、図示していないが被測定IC50を収 納しているIC収納ケースいわゆる供給マガジンよりガイドレール上を誘導され て4路に分岐され、IC誘導部11に達して測定されるのを待つ。測定部12で は、IC誘導部11から間欠的に送出された被測定IC50をIC測定用ソケッ ト13に固定した後、ICテスタ30との間での測定信号の授受によって被測定 IC50の諸特性を測定する。測定された被測定IC50は、ICガイド路14 に導かれ、測定データに基ずいて良品1、良品2、良品3あるいは不良品等のカ テゴリに分類されて、IC収納マガジン部15のそれぞれの収納マガジン内に収 納される。ここで任意のIC測定用ソケット13から連続して複数回不良品の検 出がされると、フェイル・ストップ機能が働き測定システムは停止する。
【0004】 図3(B)は、実公昭64−5258に紹介されているIC測定用ソケット1 3の1例の図である。被測定IC50がIC誘導部11から測定部12のIC測 定用ソケット13の位置に達すると、圧搾空気が空気通路56よりエアシリンダ 46に送られる。その空気圧により、ピストン47は図において右側に移動し、 駆動軸49及びアーム51を介して駆動リング52が右側に移動し、その内側の 両側に近接しているコンタクト53,54の遊端部が互いに接近するように駆動 される。よって、各コンタクトは対応する被測定IC50の端子ピン50a,5 0bとそれぞれ弾性的に接触し、被測定IC50は固定する。この状態で被測定 IC50とICテスタ30とは測定信号の授受を行って被測定IC50の諸特性 を測定する。測定が終了すると、測定終了信号を受け空気圧を断にする。空気圧 を断にされると、コイルばね48の作用によって図においてはピストン47が左 側に移動し、従ってコンタクト53,54が端子ピン50a,50bから離れる ことになる。その後被測定IC50はICガイド路14に導かれる。このように して、IC測定ソケット13のコンタクトは被測定IC50の端子ピン50a, 50bと電気的に接続し諸特性を測定するが、説明したとおり、IC測定用ソケ ット13は機械的可動部が多くて永久的に使用できるものではなく寿命がある。 なお、ここでは図3(B)の1例のIC測定用ソケット13を説明したが、本考 案に適用されるIC測定用ソケット13は、この例のタイプの物のみでは無く全 てのIC測定用ソケットに適用される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のICハンドラには、フェイル・スットプ機能やコンタクタ別カテゴリカ ウント機能はあるが、IC測定用ソケットの寿命検出機能は無い。
【0006】 フェイル・スットプ機能とは、任意のIC測定用ソケットで、測定結果の不良 品が複数の設定回数分続けて生じた場合に、アラームを発生させてIC測定シス テムの動作を停止させることができる機能である。これは、IC測定システムに おいて、不良になる原因が何であるかを問わずフェイル・ストップかけるもので あるから、これが発生すると測定者は全ての不良になる要因をチェックして不良 原因を探求することになるので、測定システムの回復に時間がかかっていた。こ の場合の不良原因は、もちろん被測定ICの不良が連続して発生することもある が、測定システム側の不良の場合の方がだんぜん多かった。
【0007】 コンタクタ別カテゴリカウント機能とは、IC測定用ソケット毎に測定結果の カテゴリ別の測定回数を管理する機能である。これは、測定結果を統計する上で 設けられたもので、特にアラームを発生させる機能は無い。
【0008】 本考案は、フェイル・ストップ機能のアラーム発生の原因追求の結果、IC測 定用ソケットの不良による測定システムの停止が非常に多いこと、それとIC測 定用ソケットは種類による特定の寿命があることを見いだし、IC測定用ソケッ トの使用回数が寿命に達したときは一律に交換し、被測定ICが良品であるのに 係わらずソケットの寿命による故障で不良品と判定されることを防ぐことを目的 としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案はIC測定システムにおいてICハンドラ 10の制御部18にIC測定用ソケット13の寿命回数Mを設定する寿命回数設 定部20と、実測定回数Nを計数する実測定回数計数部21と、設定数Mと計測 数Nとを比較する比較部22を設けて、実測定回数Nが寿命回数Mに達すると一 致信号を送出し、警報手段23を駆動して警報を発生させ、その寿命に達したI C測定用ソケット13での測定を停止させたり、または必要に応じて測定システ ム全体を停止させようとするものである。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
【0011】 図1は本考案の1実施例を示す。ICハンドラ10の基本動作は図3の従来の 動作とほとんど同じであるが、繰り返して要点のみ述べ、本考案に及ぶ。被測定 IC50はIC誘導部11から、間欠的に測定部12に送出され、測定部12の IC測定用ソケット13に位置されると、ソケットの複数のコンタクト53,5 4は駆動されて被測定IC50の端子ピン50a,50bにそれぞれ弾性的に接 触し、被測定IC50は固定する。制御部18からの準備終了信号で、ICテス タ30は起動し被測定IC50との間で測定信号の授受を行い、被測定IC50 の諸特性を測定する。測定結果で被測定IC50は、良品,不良品等のカテゴリ 別に区分され、ICガイド路14に送出される。測定終了のICはICガイド路 14を移動中に、IC収納マガジン部15内のそれぞれのカテゴリ別IC収納マ ガジンに収納される。
【0012】 本考案は、上記のIC測定過程においてに、特定のIC測定用ソケット13a の総測定回数Nがそのソケットの寿命回数Mに達すると警報信号を発生させ、寿 命に達した該IC測定用ソケット13aを停止させたり、測定システムを一時停 止させたりするものである。そして測定者は、測定システムの一時停止の場合は 該IC測定ソケット13aを交換して測定システムを復帰させたり、または該I C測定用ソケット13aのみを停止させ、測定部12内の他のIC測定ソケット 13b等では測定を続行させたりして測定を継続する。また、従来通りに任意の IC測定用ソケット13で不良品の判定が連続して複数設定回数発生すると、フ ェイル・ストップ機能が働き、測定動作が停止するが、測定者はIC測定用ソケ ット13の不良原因を除いた他の原因を追求して排除すればよいので、復旧が非 常に早くなった。そして本考案の実施例では、フェイル・ストップの発生回数が 非常に少なくなった。
【0013】 図2は、この本考案の主要部のブロック図である。この回路を構成するには、 従来技術の個別回路でもよく、またコンピュータで実現してもよい。
【0014】 寿命回数設定部20では、使用するIC測定用ソケット13のメーカで保証す る寿命回数M、あるいは使用者が統計上習得した寿命回数MをそれぞれのIC測 定用ソケット13毎に設定する。図1では4個取り同時測定の例であるから、4 個の設定器が必要となる。この設定は測定者が直接設定できるようにしてもよい し、また予めプログラム化していてIC測定用ソケット13の種類を選定するの みで自動的に設定してもよい。
【0015】 実測定回数計数部21は、それぞれのIC測定用ソケット13に対応して計数 器を設け、それぞれのIC測定用ソケット13からの測定終了信号を計数する。 図1の例では4個必要である。この計数値は、モニタ用として常に表示していて もよく、一定数毎にランプ表示してもよく、あるいは何もしなくともよい。計数 値は、IC測定用ソケット13の寿命回数Mに達すると比較部22からの一致信 号を受け零にリセットされ、新しく交換するIC測定用ソケット13の測定用に 準備する。計数値のリセットは手動でもできるようにする。
【0016】 比較部22では、寿命回数設定部20の設定数Mと実測定回数計数部23の計 数器の総計数値Nを常に比較し,設定数Mが総計数値Nに等しくなった時、一致 信号を警報手段23に送出する、と共に計数部23にも送出し当該計数器の計数 値をリセットする。一致信号が送出されると、後述するように、警報手段23は 警報信号を発生する。必要に応じて測定システムの全体またはその該当IC測定 用ソケット13の測定を停止する。ここで停止する以前に、寿命が近いという警 戒信号を発生させて、測定者に使用回数の状況を知らせることが必要なこともあ る。この場合は設定数Mから一定数Cを引いた数M−Cと総計数値Nとを比較し 一致したとき警戒信号を発生させて警戒表示部24に表示させ、測定者にソケッ トの準備等の時間を与えることもできる。このときは勿論この警戒信号は後段の 警報手段23や計数部21には送出しないので、測定システムが停止したり、計 数値がリセットされたりはしない。
【0017】 警報手段23は、比較部22からの一致信号を受けて、警報ランプを点灯した り警報ブザーを鳴らしたりして警報信号を発生し測定者に注意を喚起する。そし て該当するIC測定用ソケット13の測定を停止させ他のIC測定ソケット13 の測定は続行させたり、あるいは測定システム全体を停止させたりする。この停 止動作は、予めプログラム化していても、測定者が手動で行なえるようにしても よい。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案はIC測定システムにIC測定用ソケットの寿命 検出装置を設け、寿命のきたIC測定用ソケットを一律的に交換するので、従来 のアラーム・ストップの発生原因の最も多かったIC測定用ソケットの寿命によ る原因が無くなる。従って、測定システムの信頼性が向上し、アラーム・ストッ プが発生しても原因の探求が早くなり回復の時間が短くなる。そして、総合的に 測定システムの稼動時間が長くなりIC特性測定の測定経費の低減につながり、 経済的効果も大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の図である。
【図2】本考案の主要部のブロック図である。
【図3】従来のICハンドラの概略図である。
【符号の説明】
10 ICハンドラ 11 IC誘導部 12 測定部 13 IC測定ソケット 14 ICガイド路 15 IC収納マガジン部 20 寿命回数設定部 21 実測定回数計数部 22 比較部 23 警報手段 24 警戒表示部 30 ICテスタ 50 被測定IC

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項】 IC測定システムにおいて、 任意のIC測定用ソケット(13)の寿命回数を設定す
    る寿命回数設定部(20)と、 当該IC測定用ソケット(13)の実測定回数を計数す
    る実測定回数計数部(21)と、 寿命回数設定部(20)に設定された設定回数と実測定
    回数計数部(21)で計数された実計数とを比較し,設
    定回数と実計数とが等しいときに一致信号を送出する比
    較部(22)と、 該一致信号を受けたとき警報信号を発生する警報手段
    (23)と、 を具備したことを特徴とするIC測定用ソケット寿命検
    出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001096892A1 (fr) * 2000-06-13 2001-12-20 Advantest Corporation Appareil testeur de semi-conducteur et son dispositif moniteur
JP2013083523A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Hitachi Kokusai Denki Engineering:Kk 4探針抵抗率測定装置
CN113960503A (zh) * 2021-11-02 2022-01-21 江西伟德智能电气有限公司 一种开关插座的安全性能检测装置

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