JP2606089Y2 - Ic測定用ソケット寿命検出装置 - Google Patents

Ic測定用ソケット寿命検出装置

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JP2606089Y2
JP2606089Y2 JP1993038270U JP3827093U JP2606089Y2 JP 2606089 Y2 JP2606089 Y2 JP 2606089Y2 JP 1993038270 U JP1993038270 U JP 1993038270U JP 3827093 U JP3827093 U JP 3827093U JP 2606089 Y2 JP2606089 Y2 JP 2606089Y2
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克己 小島
孝夫 村山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、多数のICを測定す
る際に、IC測定システムの故障原因となるIC測定用
ソケットの寿命を事前に検出して交換し、ICの諸特性
測定を円滑に進めるIC測定用ソケット寿命検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3(A)に多数のICを測定する従来
のICハンドラの概略図の1例を、図3(B)にIC測
定用ソケットの1例を示す。
【0003】図3(A)は4個のICを同時測定するI
Cハンドラ10の1例である。制御部18はICテスタ
30と制御信号を授受しながら、ICハンドラ10の全
体の動作を制御している。被測定IC50は、図示して
いないが被測定IC50を収納しているIC収納ケース
いわゆる供給マガジンよりガイドレール上を誘導されて
4路に分岐され、IC誘導部11に達して測定されるの
を待つ。測定部12では、IC誘導部11から間欠的に
送出された被測定IC50をIC測定用ソケット13に
固定した後、ICテスタ30との間での測定信号の授受
によって被測定IC50の諸特性を測定する。測定され
た被測定IC50は、ICガイド路14に導かれ、測定
データに基ずいて良品1、良品2、良品3あるいは不良
品等のカテゴリに分類されて、IC収納マガジン部15
のそれぞれの収納マガジン内に収納される。ここで任意
のIC測定用ソケット13から連続して複数回不良品の
検出がされると、フェイル・ストップ機能が働き測定シ
ステムは停止する。
【0004】図3(B)は、実公昭64−5258に紹
介されているIC測定用ソケット13の1例の図であ
る。被測定IC50がIC誘導部11から測定部12の
IC測定用ソケット13の位置に達すると、圧搾空気が
空気通路56よりエアシリンダ46に送られる。その空
気圧により、ピストン47は図において右側に移動し、
駆動軸49及びアーム51を介して駆動リング52が右
側に移動し、その内側の両側に近接しているコンタクト
53,54の遊端部が互いに接近するように駆動され
る。よって、各コンタクトは対応する被測定IC50の
端子ピン50a,50bとそれぞれ弾性的に接触し、被
測定IC50は固定する。この状態で被測定IC50と
ICテスタ30とは測定信号の授受を行って被測定IC
50の諸特性を測定する。測定が終了すると、測定終了
信号を受け空気圧を断にする。空気圧を断にされると、
コイルばね48の作用によって図においてはピストン4
7が左側に移動し、従ってコンタクト53,54が端子
ピン50a,50bから離れることになる。その後被測
定IC50はICガイド路14に導かれる。このように
して、IC測定ソケット13のコンタクトは被測定IC
50の端子ピン50a,50bと電気的に接続し諸特性
を測定するが、説明したとおり、IC測定用ソケット1
3は機械的可動部が多くて永久的に使用できるものでは
なく寿命がある。なお、ここでは図3(B)の1例のI
C測定用ソケット13を説明したが、本考案に適用され
るIC測定用ソケット13は、この例のタイプの物のみ
では無く全てのIC測定用ソケットに適用される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来のICハンドラに
は、フェイル・スットプ機能やコンタクタ別カテゴリカ
ウント機能はあるが、IC測定用ソケットの寿命検出機
能は無い。
【0006】フェイル・スットプ機能とは、任意のIC
測定用ソケットで、測定結果の不良品が複数の設定回数
分続けて生じた場合に、アラームを発生させてIC測定
システムの動作を停止させることができる機能である。
これは、IC測定システムにおいて、不良になる原因が
何であるかを問わずフェイル・ストップかけるものであ
るから、これが発生すると測定者は全ての不良になる要
因をチェックして不良原因を探求することになるので、
測定システムの回復に時間がかかっていた。この場合の
不良原因は、もちろん被測定ICの不良が連続して発生
することもあるが、測定システム側の不良の場合の方が
だんぜん多かった。
【0007】コンタクタ別カテゴリカウント機能とは、
IC測定用ソケット毎に測定結果のカテゴリ別の測定回
数を管理する機能である。これは、測定結果を統計する
上で設けられたもので、特にアラームを発生させる機能
は無い。
【0008】本考案は、フェイル・ストップ機能のアラ
ーム発生の原因追求の結果、IC測定用ソケットの不良
による測定システムの停止が非常に多いこと、それとI
C測定用ソケットは種類による特定の寿命があることを
見いだし、IC測定用ソケットの使用回数が寿命に達し
たときは一律に交換し、被測定ICが良品であるのに係
わらずソケットの寿命による故障で不良品と判定される
ことを防ぐことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案はIC測定システムにおいてICハンドラ1
0の制御部18にIC測定用ソケット13の寿命回数M
を設定する寿命回数設定部20と、実測定回数Nを計数
する実測定回数計数部21と、設定数Mと計測数Nとを
比較する比較部22を設けて、実測定回数Nが寿命回数
Mに達すると一致信号を送出し、警報手段23を駆動し
て警報を発生させ、その寿命に達したIC測定用ソケッ
ト13での測定を停止させたり、または必要に応じて測
定システム全体を停止させようとするものである。
【0010】
【実施例】本考案の実施例を図1及び図2に基づいて説
明する。
【0011】図1は本考案の1実施例を示す。ICハン
ドラ10の基本動作は図3の従来の動作とほとんど同じ
であるが、繰り返して要点のみ述べ、本考案に及ぶ。被
測定IC50はIC誘導部11から、間欠的に測定部1
2に送出され、測定部12のIC測定用ソケット13に
位置されると、ソケットの複数のコンタクト53,54
は駆動されて被測定IC50の端子ピン50a,50b
にそれぞれ弾性的に接触し、被測定IC50は固定す
る。制御部18からの準備終了信号で、ICテスタ30
は起動し被測定IC50との間で測定信号の授受を行
い、被測定IC50の諸特性を測定する。測定結果で被
測定IC50は、良品,不良品等のカテゴリ別に区分さ
れ、ICガイド路14に送出される。測定終了のICは
ICガイド路14を移動中に、IC収納マガジン部15
内のそれぞれのカテゴリ別IC収納マガジンに収納され
る。
【0012】本考案は、上記のIC測定過程において
に、特定のIC測定用ソケット13aの総測定回数Nが
そのソケットの寿命回数Mに達すると警報信号を発生さ
せ、寿命に達した該IC測定用ソケット13aを停止さ
せたり、測定システムを一時停止させたりするものであ
る。そして測定者は、測定システムの一時停止の場合は
該IC測定ソケット13aを交換して測定システムを復
帰させたり、または該IC測定用ソケット13aのみを
停止させ、測定部12内の他のIC測定ソケット13b
等では測定を続行させたりして測定を継続する。また、
従来通りに任意のIC測定用ソケット13で不良品の判
定が連続して複数設定回数発生すると、フェイル・スト
ップ機能が働き、測定動作が停止するが、測定者はIC
測定用ソケット13の不良原因を除いた他の原因を追求
して排除すればよいので、復旧が非常に早くなった。そ
して本考案の実施例では、フェイル・ストップの発生回
数が非常に少なくなった。
【0013】図2は、この本考案の主要部のブロック図
である。この回路を構成するには、従来技術の個別回路
でもよく、またコンピュータで実現してもよい。
【0014】寿命回数設定部20では、使用するIC測
定用ソケット13のメーカで保証する寿命回数M、ある
いは使用者が統計上習得した寿命回数MをそれぞれのI
C測定用ソケット13毎に設定する。図1では4個取り
同時測定の例であるから、4個の設定器が必要となる。
この設定は測定者が直接設定できるようにしてもよい
し、また予めプログラム化していてIC測定用ソケット
13の種類を選定するのみで自動的に設定してもよい。
【0015】実測定回数計数部21は、それぞれのIC
測定用ソケット13に対応して計数器を設け、それぞれ
のIC測定用ソケット13からの測定終了信号を計数す
る。図1の例では4個必要である。この計数値は、モニ
タ用として常に表示していてもよく、一定数毎にランプ
表示してもよく、あるいは何もしなくともよい。計数値
は、IC測定用ソケット13の寿命回数Mに達すると比
較部22からの一致信号を受け零にリセットされ、新し
く交換するIC測定用ソケット13の測定用に準備す
る。計数値のリセットは手動でもできるようにする。
【0016】比較部22では、寿命回数設定部20の設
定数Mと実測定回数計数部23の計数器の総計数値Nを
常に比較し,設定数Mが総計数値Nに等しくなった時、
一致信号を警報手段23に送出する、と共に計数部23
にも送出し当該計数器の計数値をリセットする。一致信
号が送出されると、後述するように、警報手段23は警
報信号を発生する。必要に応じて測定システムの全体ま
たはその該当IC測定用ソケット13の測定を停止す
る。ここで停止する以前に、寿命が近いという警戒信号
を発生させて、測定者に使用回数の状況を知らせること
が必要なこともある。この場合は設定数Mから一定数C
を引いた数M−Cと総計数値Nとを比較し一致したとき
警戒信号を発生させて警戒表示部24に表示させ、測定
者にソケットの準備等の時間を与えることもできる。こ
のときは勿論この警戒信号は後段の警報手段23や計数
部21には送出しないので、測定システムが停止した
り、計数値がリセットされたりはしない。
【0017】警報手段23は、比較部22からの一致信
号を受けて、警報ランプを点灯したり警報ブザーを鳴ら
したりして警報信号を発生し測定者に注意を喚起する。
そして該当するIC測定用ソケット13の測定を停止さ
せ他のIC測定ソケット13の測定は続行させたり、あ
るいは測定システム全体を停止させたりする。この停止
動作は、予めプログラム化していても、測定者が手動で
行なえるようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案はIC測定
システムにIC測定用ソケットの寿命検出装置を設け、
寿命のきたIC測定用ソケットを一律的に交換するの
で、従来のアラーム・ストップの発生原因の最も多かっ
たIC測定用ソケットの寿命による原因が無くなる。従
って、測定システムの信頼性が向上し、アラーム・スト
ップが発生しても原因の探求が早くなり回復の時間が短
くなる。そして、総合的に測定システムの稼動時間が長
くなりIC特性測定の測定経費の低減につながり、経済
的効果も大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の図である。
【図2】本考案の主要部のブロック図である。
【図3】従来のICハンドラの概略図である。
【符号の説明】
10 ICハンドラ 11 IC誘導部 12 測定部 13 IC測定ソケット 14 ICガイド路 15 IC収納マガジン部 20 寿命回数設定部 21 実測定回数計数部 22 比較部 23 警報手段 24 警戒表示部 30 ICテスタ 50 被測定IC

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定ICを挿抜する複数のIC測定用
    ソケットを有するICハンドラに備えるソケット寿命検
    出装置において、 IC測定用ソケット(13)の所定の寿命回数を設定す
    る寿命回数設定部(20)と、 当該IC測定用ソケット(13)の実測定回数をコンタ
    クト駆動信号に基づいて計数する実測定回数計数部(2
    1)と、 寿命回数設定部(20)に設定された設定回数と実測定
    回数計数部(21)で計数された実計数とを比較し,設
    定回数と実計数とが等しいときに一致信号を送出する比
    較部(22)と、 該一致信号を受けたとき警報信号を発生する警報手段
    (23)と、を各IC測定用ソケット毎に備え、 各IC測定用ソケット毎に実測定回数による予防保守で
    きる機能を ICハンドラ内のみに具備したことを特徴と
    するIC測定用ソケット寿命検出装置。
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JP2013083523A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Hitachi Kokusai Denki Engineering:Kk 4探針抵抗率測定装置
CN113960503B (zh) * 2021-11-02 2023-06-16 江西伟德智能电气有限公司 一种开关插座的安全性能检测装置

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