JPH0419506Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419506Y2
JPH0419506Y2 JP1981066625U JP6662581U JPH0419506Y2 JP H0419506 Y2 JPH0419506 Y2 JP H0419506Y2 JP 1981066625 U JP1981066625 U JP 1981066625U JP 6662581 U JP6662581 U JP 6662581U JP H0419506 Y2 JPH0419506 Y2 JP H0419506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
rotating machine
rotation direction
motor
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981066625U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57179165U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981066625U priority Critical patent/JPH0419506Y2/ja
Publication of JPS57179165U publication Critical patent/JPS57179165U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419506Y2 publication Critical patent/JPH0419506Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転機の実際の回転方向が仕様回転方
向と一致しているか否かを自動的に検査する装置
に関し、特に仕様回転方向が時計方向、反時計方
向、両方向とまちまちな回転機を多機種少量生産
する製造ラインの検査工程に用いて有用なもので
ある。
例えばフオークリフト用などの直流モータはそ
の仕様によつて回転方向が異なり、大別して一方
向回転モータと両方向回転モータの2種類があ
り、更に一方向回転モータにも時計方向回転と反
時計方向回転のものがある。したがつて製造ライ
ンではそのモータが仕様通り一方向回転モータが
両方向回転モータとなつているか否か、また一方
向回転モータの場合は仕様通りの時計方向回転ま
たは反時計方向回転になつているか否か、更に両
方向回転モータの場合は回転方向の切換が仕様通
りになつているか否かを検査する必要がある。
しかし、従来の回転方向検査では、目視により
即ちモータを1台ずつ電源に接続して軸端を見る
ことにより回転方向を検査していた。そのため次
のような不具合があつた。
(1) モータは試験用操作盤より離れた所で、他の
必要な機器と共にセツトされて試験・測定に供
されることが多く、回転方向の確認はいちいち
作業者がモータの近くまで行つて目視せねばな
らず、作業効率が悪い。
(2) 多機種少量生産の場合は、特にモータの種類
が多くて各モータの回転方向がまちまちである
ため、それぞれの仕様回転方向を、製作表また
は一覧表等で予め確認する必要があり、作業が
頻雑であつた。
(3) 上述した(1)と(2)の理由、つまり人による判断
のため、「見誤り」や「うつかりミス」が生じ
ることもあつた。
本考案は上述した従来検査の不具合(1)〜(3)に鑑
み、目視によることなく、回転機の回転方向を自
動的に且つ確実に検査できる装置を提供すること
を目的とする。本考案の構成は、回転機に添付さ
れるカードであつて当該回転機の仕様回転方向を
穴の有無により記憶し、この穴情報をカードの対
向2辺に対称に有した記憶媒体と、この記憶媒体
から回転機の一方向回転と両方回転の種別及び一
方向回転機の時計方向回転と反時計方向回転の区
別を読み出す読出器を有し被検回転機の回転方向
を設定する設定部と、被検回転機の実際の回転方
向を検出する回転方向検出部と、この回転方向検
出部の検出内容と前記設定部の設定内容を照合し
て回転方向の正常と異常を判定する判定部と、こ
の判定部の異常判定に基づいて異常信号を発生す
る異常信号発生部とを具備したことを特徴とす
る。
以下第1図〜第5図を参照して本考案の一実施
例を説明する。なお、第1図は実施例装置の概略
構成を、第2はその具体的構成を、第3図は回転
方向検出部の構成を、第4図は読出器の構成を、
第5図は第2図の動作フローをそれぞれ示し、図
中の符号で17〜19,26〜29,38,39
及び47〜49は欠番である。
この実施例は、荷役用の一方向回転直流モータ
と走行用の両方向回転直流モータとを検査対象と
した例であり、記憶媒体としては組立てられた各
モータにはそれぞれ機種別番号の記載されたカー
ド(小かんばん)が添付されているので、このカ
ードを流用し、パンチ穴の有無により仕様回転方
向を記憶させこれを光学的に読出す構成としてあ
る。なお、この例では論理演算等にマグネツトリ
レーを用いているので、リレーの接点は例えば励
磁コイルX3の励磁時にオンとなるa接点をx3a
し逆に無励磁時にオンとなるb接点をx3bとする
如くその表示を励磁コイルに対応させてある。ま
た、時計方向回転及び反時計方向回転はモータの
反直結側から見たものとしそれぞれcw及びccw
と略記し、一方向回転モータをPM、両方向回転
モータをDMと略記し、更にPMのうち時計方向
回転仕様をPM1、反時計方向回転仕様をPM2
略記する。
第1図において、1は設定部であり、被検モー
タの回転方向を設定する。2,3及び5はカード
であり、カード2はDM用でパンチ穴は無く、カ
ード3はPM1用でパンチ穴4を左右各1個有し、
カード5はPM2用でパンチ穴6,7を左右2個
有す。パンチ穴を左右に設けたのはカードの表裏
に無関係とするためである。8は回転方向検出
部、9は判定部、10は異常信号発生部、11は
表示部である。また、第2図において、12は電
源トランス、13は整流器、14は平滑コンデン
サであり、電源スイツチSW0の投入によりリレー
50(M0)が励磁されて直流の装置電圧が発生
する。SW1〜SW3は試験操作用の押しボタンスイ
ツチであり、常閉のスイツチSW1はリレー51
(M1)を介したリセツト用、常開の一方のスイツ
チSW2は一方向回転モータPM1,PM2の操作と
両方向回転モータDMの時計方向回転操作を兼用
し、他方の常開スイツチSW3はDMの反時計方向
回転操作用である。M2はM3のリレー52,53
はスイツチSW2とSW3により排他的に励磁が自己
保持される。そして図示はしないがこの例では、
被検モータのDC電源を他励式直流発電機とし、
この直流発電機の出力と被検モータ間の操作用メ
イン回路が前記リレー52,53の接点で構成さ
れ、直流発電機の励磁コイルとその励磁用電源即
ちDG電源間にM4のリレー54のb接点(図示せ
ず)が介設されている。なお、メイン回路のリレ
ー52と53はその励磁によりDMの設定回転方
向が決まるので、この例では設定回転方向の検知
を兼ねる。
20〜25は通光時にオン、遮光時にオフとな
るフオトセンサである。3個のフオトセンサ20
〜22は回転方向検出用であり、第3図に示す如
く切欠16を1個有する回転円板15に対向配置
され、それぞれにX0〜X2のリレー30〜32が
接続されて回転方向検出部を構成する。この検出
部はメイン回路のリレー52または53が励磁さ
れた時に電源を供給されて動作し、モータがいず
れかの方向に回転して検出始動用のフオトセンサ
20に回転円板の切欠16が至るとリレー30の
励磁が自己保持されて他のフオトセンサとリレー
が動作可能となり、切欠16が先に至つた方のフ
オトセンサ21または22のリレーが他をブロツ
クして励磁を自己保持する。これにより実際の回
転方向が検出され、リレー31の励磁が時計方向
回転を、リレー32の励磁が反時計方向回転をそ
れぞれ示す。
他の3個のフオトセンサ23〜25はカード読
出用であり、第4図に示す如くカード挿入可能に
並置され、それぞれにX3〜X5のリレー33〜3
5が接続されてカード読出器を構成する。この読
出器はカード挿入によりフオトセンサ25がオフ
となりリレー35が無励磁となつてはじめて他の
フオトセンサとリレーが動作可能となる。DM用
のカード2であればパンチ穴がないため2つのリ
レー33,34は無励磁、PM1用のカード3で
あれば1個のパンチ穴4の通光によりリレー33
だけが励磁、PM2用のカード5であれば2個の
パンチ穴6,7の通光により両方のリレー33,
34が励磁となつてそれぞれの記憶内容が読出さ
れる。なお、カード挿入によりX7のリレー37
も励磁されそのa接点x7aがオンとなるため、こ
れによりメイン回路のリレー52,53の励磁が
はじめて可能となる。
判定部は、カード読出器の3個のリレーの接点
x3b1とx3a1とx4aとx4bとx5b2、モータ操作回路の
2つのリレー52と53の接点m2a3とm2a4
m3a3及び回転方向検出部の2つのリレーの接点
x1a2とx2a2の組合せで構成されている。
つまり、 (1) DM検査時の時計方向回転設定に対し、DM
が反時計方向に逆転した場合は、x5b2,x3b1
びm2a3のオンに対しx2a2もオンとなるため、 (2) 逆にDM検査時の反時計方向回転設定に対
し、DMが時計方向に逆転した場合は、x5b2
x3b1及びm3a3のオンに対しx1a2もオンとなるた
め、 (3) 時計方向仕様のPM1の検査時に逆転した場
合は、x5b2,x3a1,m2a4及びx4bのオンに対し
x2a2もオンとなるため、 (4) 反時計方向仕様のPM2検査時に逆転した場
合は、x5b2,x3a1、m2a4及びx4aのオンに対し
x1a2もオンとなるため、 いずれの場合もX6のリレー36が励磁される
ことになり、これによつて逆転すなわち異常発生
が判定される。
40〜45はランプ、46はブザーであり、ラ
ンプ41とブザー46は逆転判定によりリレー3
6が励磁されると点灯しまた鳴音して異常発生を
警報する。この警報と同時にリレー54(M4
も励磁され、前述したそのb接点がオフとなつて
直流発電機へ励磁電流供給が止まる。これはスイ
ツチSW0のリセツト操作まで続く。なお、ランプ
42はPM1又はPM2即ち一方向回転モータのカ
ード挿入を点灯表示し、ランプ43は両方向回転
モータDMのカード挿入を点灯表示し、ランプ4
4は時計方向回転の検出を点灯表示し、ランプ4
5は反時計方向回転の検出を点灯表示する。
上述した回路構成の装置は配線のみで従来の試
験操作盤の取付けられるので、これに組込めば従
来設備が簡単に自動化する。また、この回路は簡
単な構成であるから低コストであり、故障が殆ん
ど無い。
次に、反時計方向仕様のモータPM2の上記装
置で検査する場合を例にとり、その手順を第5図
を参照して説明する。
まずモータを設置・接続し電源スイツチSW0
投入する。これにより整流器13に直流電圧が出
る一方、リレー36は無励磁なのでリレー54も
無励磁であるからDG電源より直流発電機へ励磁
電流が流れて発電が始まる。次にカード5を読出
機に挿入する。この時、一方向回転モータ表示用
のランプ42が点灯するのでスイツチSW2を押
し、直流発電機即ちDC電源をモータに接続する。
モータが始動すると、実際の回転方向に従つて回
転方向検出部のリレー31又は32の励磁が自己
保持され、44又は45の回転方向表示用ランプ
が点灯する。
実際の回転が仕様通り反時計方向に正転すれ
ば、判定部の接点はx5b2,x3a1.m2a4及びx4aがオ
ンに対し、x1a2がオフであるからリレー36は無
励磁のままでありモータの運転が続く。そこで必
要な特性を測定した後リセツト用スイツチSW1
押せば、メイン回路のリレー52が無励磁となつ
てモータへの電源供給が止まりモータが停止し、
また回転方向検出部の動作も止まりランプ45が
消灯する。最後にカード5を読出器から抜取れ
ば、ランプ42も消灯し検査が終る。
一方、このモータが仕様とは逆の時計方向に即
ち逆転すれが、x1a2がオンとなるからリレー36
は励磁され、逆転表示用ランプ41の点灯及びブ
ザー46の鳴音によつて異常が警報されると同時
に、リレー54が励磁されそのb接点のオフによ
り直流発電機への励磁電流供給が止まり、よつて
モータが停止する。この状態はスイツチSW1を押
してリセツトをかけるまで続く。リセツトする
と、メイン回路のリレー52が無励磁となるた
め、警報用のランプ41及びブザー46並びに回
転方向検出表示のランプ44も止まる。この時、
リレー36の無励磁によりリレー54のb接点が
オンとなつて直流発電機に励磁電流が流れ出す
が、同時にこの発電機からモータへの電源供給も
止まるのでモータは停止したままである。次いで
カード5を抜取れば検査が終る。
このようにして回転方向を自動的に且つ確実に
検査でき、従来の如き目視による間違いは生じな
い。また、モータに添付されているカードに仕様
回転方向を記憶させてあるため製作表等によりモ
ータの仕様を予め調べておく手間が省ける他、実
際の回転方向を自動的に検出できるため検査者に
よる目視の手間が省けて検査時間が短縮する。
ここで付言するに、上記実施例は直流モータを
検査対象とした例であるが、本考案は交流モータ
はもとより回転機全般を対象とすることができ
る。また、仕様回転方向の記憶及び読出しはカー
ドを用いた光学的な手段に限らず他の一般的な手
段を用い得ることは言うまでもなく、同様なこと
は回転方向検出部の構成にも言える。更に、逆転
の判定によりランプやブザーで異常信号を発生す
ると同時に、モータを自動的に停止させる構成と
したがモータは手動操作で停止させる構成として
もかまわない。なお、回路の大部分はマグネツト
リレーで構成したがこれに代えてIC等の半導体
素子を用い得ることは言うまでもない。
以上、実施例をあげて説明したように、本考案
によれば回転機の回転方向を自動的に且つ確実に
検査でき、またその所要時間が短かい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概略ブロツク図、第2図は一
実施例の具体的回路図、第3図は回転方向検出部
の斜視図、第4図は読出器の斜視図、第5図は第
2図の操作系統図である。 図面中、1は判定部、2,3,5はカード(記
憶媒体)、4,6,7はそのパンチ穴、8は回転
方向検出部、9は判定部、10は異常信号発生
部、11は表示部、15は回転検出用の切欠付き
回転円板、20,21,22は回転検出用のフオ
トセンサ、23,24,25はカード読出用のフ
オトセンサ、30〜37,50〜54はマグネツ
トリレー、41と46は異常発生を知らせるラン
プとブザー、42〜45は表示部のランプ、SW0
は電源スイツチ、SW1はリセツト用のスイツチ、
SW2とSW3は操作用のスイツチ、x1a2,x2a2
x3a1,x3b1,x4a,x4b,x5b2,m2a3,m2a4及び
m3a3は判定部を構成する接点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転機に添付されるカードであつて当該回転機
    の仕様回転方向を穴の有無により記憶し、この穴
    情報をカードの対向2辺に対称に有した記憶媒体
    と、この記憶媒体から回転機の一方向回転と両方
    回転の種別及び一方向回転機の時計方向回転と反
    時計方向回転の区別を読み出す読出器を有し被検
    回転機の回転方向を設定する設定部と、被検回転
    機の実際の回転方向を検出する回転方向検出部
    と、この回転方向検出部の検出内容と前記設定部
    の設定内容を照合して回転方向の正常と異常を判
    定する判定部と、この判定部の異常判定に基づい
    て異常信号を発生する異常信号発生部とを具備し
    た回転機の回転方向自動検査装置。
JP1981066625U 1981-05-11 1981-05-11 Expired JPH0419506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981066625U JPH0419506Y2 (ja) 1981-05-11 1981-05-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981066625U JPH0419506Y2 (ja) 1981-05-11 1981-05-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57179165U JPS57179165U (ja) 1982-11-13
JPH0419506Y2 true JPH0419506Y2 (ja) 1992-05-01

Family

ID=29862654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981066625U Expired JPH0419506Y2 (ja) 1981-05-11 1981-05-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419506Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426464A (en) * 1977-07-30 1979-02-28 Matsushita Electric Works Ltd Electromagnetic device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426464A (en) * 1977-07-30 1979-02-28 Matsushita Electric Works Ltd Electromagnetic device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57179165U (ja) 1982-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5172062A (en) Device for testing electrical appliances used in a motor vehicle
US5586057A (en) Industrial equipment operating status scanner
JPH0419506Y2 (ja)
JPS6281949A (ja) 自動試験機械
JP2005033959A (ja) モータ、及びモータの制御方法
JP2503366Y2 (ja) パンチング検査装置
KR0140929B1 (ko) 슬랫 컨베이어상에서 제품의 전기 특성 자동 검사 장치
JPS6331008Y2 (ja)
JPS62247938A (ja) 車両保守管理用モニタシステム
JPS62173312A (ja) 車両用空調装置の診断装置
KR0140932B1 (ko) 슬랫 컨베이어상의 제품 내전압 검사 장치
JPH063510Y2 (ja) 火災受信機の表示灯動作確認装置
JPH05187680A (ja) 空気調和機の故障診断装置
KR0140933B1 (ko) 슬랫 컨베이어상에서 전자레인지의 디프로스트 발진 검사 장치
JPH03162376A (ja) エレベータの表示灯点検装置
KR950008673Y1 (ko) 자동차의 전자제어장치 검사기
JPH0524062Y2 (ja)
JPS62162845A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH0843265A (ja) 車両用検査システム
JPS629968B2 (ja)
JPS5965394A (ja) 作動チエツク回路を備えた警報システム
JPS63135838A (ja) 自動車の点検整備用診断装置
JPH07101903B2 (ja) 監視試験装置の機能確認方式
JP3268848B2 (ja) メータの異常検出装置
JPH03273306A (ja) 駆動制御装置の検査装置