JPH05187680A - 空気調和機の故障診断装置 - Google Patents

空気調和機の故障診断装置

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Publication number
JPH05187680A
JPH05187680A JP4001821A JP182192A JPH05187680A JP H05187680 A JPH05187680 A JP H05187680A JP 4001821 A JP4001821 A JP 4001821A JP 182192 A JP182192 A JP 182192A JP H05187680 A JPH05187680 A JP H05187680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
failure diagnosis
abnormal
mode
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4001821A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Ejima
康之 江島
Toshinari Baba
俊成 馬場
Keiichi Kuriyama
啓一 栗山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4001821A priority Critical patent/JPH05187680A/ja
Publication of JPH05187680A publication Critical patent/JPH05187680A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主電源が切られても故障診断内容が失われず、
サービスマンが修理時に簡単に故障診断内容を認識する
ことができる。 【構成】データ入力手段11からセンサーなどのデータが
入力されると、判別手段12はデータ入力手段11からのデ
ータが正常かどうかを判別し、判別手段12からの信号が
異常判別信号であれば、選択手段13はその異常内容が如
何なる異常モードかを選択し、告知手段14は選択手段13
からの出力により異常モード内容を表示するとともに、
不揮発性メモリなどにより構成される記憶手段15は選択
手段14からの信号により異常モードデータを記憶する。
故障診断モードを指示する故障診断モード入力手段16を
操作すると、選択手段13は記憶手段15より異常モードデ
ータを読み出し、告知手段14に表示し、これを確認して
修理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の故障診断
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の故障診断装置につい
て図4のブロック図を参照しながら説明する。図4にお
いて、1はセンサー、過電流検知回路などのデータ入力
手段、2はデータ入力手段1からのデータが正常かどう
かを判別する判別手段、3は判別手段2からの信号が異
常判別信号であればその異常内容を限定する選択手段、
4は7セグメントLEDなどで構成されて異常内容を数
字表示などで表示する告知手段である。
【0003】図1をもとに従来の故障診断装置の動作を
説明する。たとえばデータ入力手段1の構成要素である
過電流検知回路が故障し通常電流値であるにもかかわら
ず過電流値を示すデータを出力すると、判別手段2はそ
のデータを異常と判断する。選択手段3はその判断を受
けて過電流異常を示す数字コードを告知手段4に出力す
るとともに圧縮機を停止する。告知手段4は7セグメン
ト表示などによりその数字コードを表示する。サービス
マンはその数字表示を見て故障場所を限定し修理などを
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな故障診断装置の構成では、ユーザーが空気調和機の
主電源を切ってしまうと、回路がリセットされて故障診
断内容がクリアされてしまい、サービスマンが修理しよ
うとした場合に再現せず、修理ができなくなってユーザ
ーに多大な迷惑をかけることになる。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、主電源が切られても故障診断内容が失われないよう
にし、また、サービスマンが修理時に簡単に故障診断内
容を認識できることができる故障診断装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】また本発明は、過去に発生した故障内容す
べてを記憶し、サービスマンがその内容にしたがって確
実な修理を可能とするものであり、さらには、故障発生
時の環境状態を記憶し、今後の空気調和機開発において
信頼性を高めるための手段とすることができる故障診断
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の空気調和機の故障診断装置は、センサーなど
のデータ入力手段と、前記データ入力手段からのデータ
が正常かどうかを判別する判別手段と、前記判別手段か
らの信号が異常判別信号であれば、異常内容が如何なる
異常モードかを選択する選択手段と、前記選択手段から
の出力により異常モード内容を表示する告知手段と、前
記選択手段からの信号により異常モードデータを記憶す
る読み出し可能の不揮発性メモリなどにより構成される
記憶手段を備えたものである。
【0008】また本発明の故障診断装置は、リモコンや
空気調和機本体上のスイッチなどにより構成される故障
診断モード入力手段を備え、前記故障診断モード入力手
段より信号を入力したときに、記憶手段より異常モード
データを読み出し前記告知手段に出力する機能を選択手
段に付加したものである。
【0009】また本発明の故障診断装置は、複数個の異
常モードデータを格納し、選択手段からの指示により、
新しい異常モードデータより順次読み出せる機能を記憶
手段に付加したものであり、さらには、選択手段より異
常モードデータとともにその異常時のデータ入力手段全
部のデータを記憶手段に出力し、記憶手段はそれらのデ
ータを格納できるようにしたものである。
【0010】
【作用】上記構成により、主電源が切られても故障診断
内容が失われないように作用し、また、サービスマンが
修理時に簡単に故障診断内容を認識できるように作用す
る。また過去に発生した故障内容すべてを記憶し、サー
ビスマンがその内容にしたがって確実な修理を可能と
し、さらには、故障発生時の環境状態を記憶し、今後の
空気調和機開発において信頼性を高めるためのデータと
して使用できる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における空
気調和機の故障診断装置のブロック図である。11はセン
サー、過電流検知回路などのデータ入力手段、12はデー
タ入力手段11から出力されるデータが正常かどうかを判
別する判別手段、13は判別手段12からの信号が異常判別
信号であれば、異常内容が如何なる異常モードかを選択
する選択手段、14は選択手段13からの指示により異常モ
ード内容表示を2ケタのLED表示にて行う告知手段、
15は選択手段13からの異常モードデータを記憶する読み
出し可能の不揮発性メモリにより構成される記憶手段、
16は空気調和機に取付けられたスイッチなどより構成さ
れる故障診断モード入力手段で、このスイッチを操作す
ることにより、故障診断を行うことができる。
【0012】図2は異常モードデータコードとそれに対
応する異常内容、そのデータを入力するデータ入力手段
を示す一実施例である。上記構成においてその動作を説
明する。一例として室内配管センサーが故障し、その温
度データをデータ入力手段11が出力すると、判別手段12
はそのデータは異常であると判別する。選択手段13は室
内配管センサー異常を示す異常モードデータO2を選択
し、告知手段14にデータを出力するとともに記憶手段15
にデータを送信し、記憶手段15はその異常モードデータ
を記憶する。また、告知手段14は7セグメントLEDに
より異常コードO2を表示する。ただし、この告知手段
14はサービス用のものであるからユーザーには見えない
ように室内機内部の電子制御装置上に設置してある場合
が多い。ここでユーザーが主電源を切っても、この異常
データは不揮発性メモリにより構成される記憶手段15に
書き込まれているため、クリアされることはない。
【0013】サービスマンが修理を行う場合は、故障診
断モード入力手段16を操作することにより、選択手段13
は記憶手段15より異常モードデータを読み出し、告知手
段14に表示を行い、それを確認して修理を行う。従来の
故障診断装置では、この配管センサー不良が接触不良な
どの不安定状態による異常の場合、主電源を切られた
後、再度主電源を入れて運転しても、そのときはたまた
ま接触不良していない状態であれば、異常とならず不再
現として修理が行われず、その後再発してユーザーに迷
惑をかけるということが発生するが、本実施例ではその
ような不具合は起こらない。
【0014】次に、記憶手段15に複数個の異常モードデ
ータを格納し、選択手段13からの指示により、新しい異
常モードデータより順次読み出せる機能をもたせた場合
の動作を説明する。過去に配管センサー異常が発生した
が前記のように接触不良という内容で不再現となってい
て、ユーザーが気がつかないことがあり、その後、室内
吸込センサー異常が発生し、サービスマンが修理を行う
ような場合、サービスマンは故障診断モード入力手段16
の操作を行う。この場合、前記の内容の故障診断動作に
より告知手段14に室内吹込センサー異常を示すO1が表
示される。ここでたとえば再度故障診断モード入力手段
16を操作することにより、過去の異常モードデータが記
憶手段15より選択手段13により読み出され、告知手段14
に配管センサー異常を示すO2が表示される。サービス
マンはこれらの確認に基づき、両方の故障箇所を修理す
れば、確実な修理となる。この場合、故障診断モード入
力手段16の1回の操作で告知手段に順次、新しい異常モ
ードデータより表示することも可能である。
【0015】次に、選択手段13より、異常モードデータ
とともにその異常発生時のデータ入力手段全部のデータ
を記憶手段15に出力し、記憶手段15はそれらのデータを
格納できるようにした場合の動作を示す。図3は記憶手
段15に記憶されている異常モードデータとデータ入力手
段11からの全部のデータを示す一例である。ここで、セ
ンサーからのデータは(度)を示し、過電流検知のデー
タは(アンペア)を示し、室外気温のデータは(度)を
示す。図3において、異常モードデータO2では配管セ
ンサーが95度で異常を示し、異常モードデータ23では過
電流検知が20Aで異常を示している。
【0016】室外過電流異常が発生したとき、その原因
が空気調和機室外機の設置状況と、室外気温他のごくま
れな条件の組み合わせであるような場合、不再現不良と
してメーカに返却されることがある。そのときメーカと
しては記憶手段15のデータを調べることにより、その異
常発生のメカニズムを解析することが可能となる。そし
てその対策を開発商品に盛り込むことにより、より信頼
性の高い空気調和機を市場に提供することが可能とな
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、センサ
ーなどのデータ入力手段と、データ入力手段からのデー
タが正常かどうかを判別する判別手段と、判別手段から
の信号が異常判別信号であれば異常内容が如何なる異常
モードかを選択する選択手段と選択手段から出力により
異常モード内容を表示する告知手段と、選択手段からの
信号により異常モードデータを記憶する読み出し可能の
不揮発性メモリなどにより構成される記憶手段を備えた
ことにより、異常発生時にユーザーにより主電源を切ら
れても、故障診断内容が失われないようにすることがで
きる。
【0018】また、リモコンや空気調和機本体上のスイ
ッチなどにより構成される故障診断モード入力手段を備
え、故障診断モード入力手段より信号を入力したとき
に、記憶手段より異常モードデータを読み出し告知手段
に出力する機能を選択手段に付加したことにより、サー
ビスマンが修理時に主電源が切られた状態であっても、
再度電源を入れ故障診断モード入力手段のスイッチを入
れれば、発生した異常モードを知ることができ、修理を
行うことを可能となる。
【0019】また複数個の異常モードデータを格納し、
選択手段からの指示により、新しい異常モードデータよ
り順次読み出せる機能を記憶手段に付加したことによ
り、サービスマンが過去に発生した異常モードを全て知
ることができ、それら全てを修理することを可能とする
ものである。
【0020】また選択手段より異常モードデータととも
にその異常発生時のデータ入力手段全部のデータを記憶
手段に出力し、記憶手段はそれらのデータを格納できる
ようにすることにより、不幸にしてこれらの構成を装備
した電子制御装置がサービス交換されメーカに返却され
たときに、その記憶手段の内容を調べることで異常発生
時の空気調和機の環境状態を知ることができ、そのデー
タを設計および実験条件に反映してより信頼性の高い空
気調和機を開発することが可能となるなど多大な効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和機の故障診
断装置のブロック図である。
【図2】同故障診断装置における異常モードの例を示す
図である。
【図3】同故障診断装置における記憶手段の内部データ
の例を示す図である。
【図4】従来の空気調和機の故障診断装置のブロック図
である。
【符号の説明】
11 データ入力手段 12 制御手段 13 選択手段 14 告知手段 15 記憶手段 16 故障診断モード入力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサーなどのデータ入力手段と、前記
    データ入力手段からのデータが正常かどうかを判別する
    判別手段と、前記判別手段からの信号が異常判別信号で
    あれば、異常内容が如何なる異常モードかを選択する選
    択手段と、前記選択手段からの出力により異常モード内
    容を表示する告知手段と、前記選択手段からの信号によ
    り異常モードデータを記憶する読み出し可能の不揮発性
    メモリなどにより構成された記憶手段を備えた空気調和
    機の故障診断装置。
  2. 【請求項2】 リモコンや空気調和機本体上のスイッチ
    などにより構成される故障診断モード入力手段を備え、
    前記故障診断モード入力手段より信号を入力したとき
    に、記憶手段より異常モードデータを読み出し告知手段
    に出力する機能を選択手段に付加したことを特徴とする
    請求項1記載の空気調和機の故障診断装置。
  3. 【請求項3】 複数個の異常モードデータを格納し、選
    択手段からの指示により、新しい異常モードデータより
    順次読み出せる機能を記憶手段に付加したことを特徴と
    する請求項1または2記載の空気調和機の故障診断装
    置。
  4. 【請求項4】 選択手段より異常モードデータとともに
    その異常時のデータ入力手段全部のデータを記憶手段に
    出力し、記憶手段はそれらのデータを格納できるように
    した請求項1または2記載の空気調和機の故障診断装
    置。
JP4001821A 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機の故障診断装置 Pending JPH05187680A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4001821A JPH05187680A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機の故障診断装置

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JP4001821A JPH05187680A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機の故障診断装置

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JPH05187680A true JPH05187680A (ja) 1993-07-27

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ID=11512228

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JP4001821A Pending JPH05187680A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機の故障診断装置

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JP (1) JPH05187680A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002370882A (ja) * 2001-06-14 2002-12-24 Sugiyasu Industries Co Ltd 階段昇降機
JP2010121869A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Daikin Ind Ltd 室内機及び空気調和機
JP6033993B1 (ja) * 2015-04-03 2016-11-30 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置及び冷凍サイクルシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002370882A (ja) * 2001-06-14 2002-12-24 Sugiyasu Industries Co Ltd 階段昇降機
JP2010121869A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Daikin Ind Ltd 室内機及び空気調和機
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