JPH06147590A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH06147590A
JPH06147590A JP4296755A JP29675592A JPH06147590A JP H06147590 A JPH06147590 A JP H06147590A JP 4296755 A JP4296755 A JP 4296755A JP 29675592 A JP29675592 A JP 29675592A JP H06147590 A JPH06147590 A JP H06147590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overcurrent
air conditioner
input current
indoor
operating state
Prior art date
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Pending
Application number
JP4296755A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kawaguchi
雅幸 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の電源が遮断した場合の原因を容
易に究明できるようにする。 【構成】 空気調和機の電源回路には図1に示すような
電流センサ8と入力電流検出回路9とからなる入力電流
検出手段7、室内制御部4、室外制御部12等がある。1
は交流電源、2はヒューズ、6は室内送風機、13は室内
制御部4に新設した不揮性の記憶素子である。入力電流
検出手段7で検出した入力電流が設定値を超えた過電流
であるときは、その電流値と過電流発生時の運転状態を
不揮性記憶素子13に記憶させる。空気調和機の電源が遮
断された時、その原因が過電流による場合には、空気調
和機に電源が再投入された時、室内機の報知手段5を制
御し、過電流が発生していたことを報知させる。また、
故障原因をより詳しく調べたいときは記憶素子13が記憶
している運転状態を読み出して別途解析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係わり、さ
らに詳しくは、同空気調和機の電源が遮断された場合の
原因究明を容易にするための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機は室内機と室外機とから成
り、室内機には室内制御部が、室外機には室外制御部が
設けられ、両制御部間は信号線と電力線とで結ばれてい
る。そして、これらの制御部には所要の記憶素子を内蔵
した制御用のマイクロコンピュータ(以下、マイコンと
いう)が設けられていて、ある記憶素子には入力電流の
上限値が設定されており、また、別の記憶素子にはリモ
コン設定された運転モード、室温、風量、運転終了時刻
等を記憶させることができるようになっている。また、
この種の空気調和機には入力電流を検出する入力電流検
出手段が設けられていて、この入力電流検出手段によっ
て検出された入力電流値が設定値を超えるようなことが
あると制御部は例えば圧縮機の運転を停止させるなどし
て入力電流が過電流状態になるのを防止するようになっ
ているが、機器の安全性を更に高めるために電源回路部
の一次側にはヒューズを設けて機器を過電流から保護す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
記憶素子が記憶している記憶内容は、停電やヒューズ切
れなどにより電源が遮断されると、例えばメーカー側が
設定した入力電流の上限値等は特定の記憶素子に記憶さ
れているため消えることはないが、顧客が設定した運転
モード、室温、風量、運転時間等は全て消えてしまうた
め、単なる停電事故だったのか、ヒューズそのものに何
らかの欠陥があったのか、あるいは過電流によりヒュー
ズが切れたのか、過電流が原因であればその値や事故発
生時の運転状態はどうなっていたか等の原因究明に時間
がかかるなどの問題があった。したがって、本発明にお
いては、上述の課題を容易に解決することのできる空気
調和機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、入力電流検出手段を
有し、入力電流が設定値を超えないように制御してなる
空気調和機において、同空気調和機の制御部に過電流と
過電流発生時の運転状態を記憶する不揮性の記憶素子を
設け、前記空気調和機の電源が遮断された時、その原因
が過電流による場合には、電源の再投入時に室内機の報
知手段を制御し、過電流を報知させるようにした。
【0005】
【作用】上記の構成ならびに制御方法であれば、空気調
和機に過電流が発生すると、その過電流と過電流発生時
の運転状態が不揮性記憶素子に記憶され、過電流が原因
で電源が遮断された場合には、電源が再投入された時、
室内機側の報知手段で過電流が発生していたことが報知
されるので、電源が遮断された原因を知ることができ、
不揮性記憶素子に記憶されている事故発生時の運転状態
を別途読み出して分析すれば過電流発生の原因等をより
詳しく究明できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。図1は本発明に係わる空気調和機の要部
回路ブロック図で、1は交流電源、2はヒューズ、3は
交流電圧を所定の直流電圧に変換する電源回路部、4は
室内制御部、5は発光素子等を用いた報知手段(表示
部)、6は室内制御部4に制御される室内送風機、7は
電流センサ8と入力電流検出回路9とから成る入力電流
検出手段、10は入力電流検出手段7からの入力信号の
他、図示されてない温度センサ等からの入力信号をデジ
タル変換し、室内制御部4の図示されてないマイコンへ
入力するA/D変換部、11は図示されてないリモコンの
送信信号を受信するリモコン受信回路、12は室外制御部
である。
【0007】ところで、本実施例においては、室内制御
部4に過電流と過電流発生時の運転状態を記憶させ、ヒ
ューズ切れなどによって電源が遮断されても記憶内容を
そのまま残すことができる不揮性記憶素子13が設けられ
ていて、入力電流検出手段7で検出された入力電流が設
定値を超えた過電流であれば、その値と過電流発生時の
運転状態、例えば運転モード、室温、風量などを不揮性
記憶素子13に記憶させるようになっている。そして、電
源が遮断された時、その原因が過電流によるものであっ
た場合には電源の再投入時に報知手段5が制御され、過
電流が発生していたことが報知されるようになってい
る。また、報知手段5で過電流の報知がなされていると
き、室内制御部4に運転開始信号が入力されると過電流
の報知が停止され、空気調和機の運転が再開されるよう
になっている。
【0008】なお、不揮性記憶素子13に記憶された過電
流値と過電流検出時の運転状態は入力電流検出手段7に
よって検出される過電流がより大きくなる度に書き換え
られるようになっている。ところで、不揮性記憶素子13
へ過電流値等を読み込ませている時、ヒューズ2が切れ
て電源が遮断されるようなことがあっても電源回路部3
内には図2に示されているような整流回路部14に平滑用
コンデンサC1が有るため、二次電源を約100m・s
ec程度保持することができ、一方、不揮性記憶素子13
への過電流値等の読み込みは数十m・secで済むた
め、電源が遮断されたとしても過電流値と過電流検出時
の運転状態を記憶させることができる。
【0009】図3および図4は以上説明した一連の制御
動作をフローチャートで表したものである。先ず図3に
ついて説明すると、ステップST1で入力電流が検出さ
れるとステップST2に進められ、入力電流値とその設
定値とが比較され、入力電流値が設定値よりも小さけれ
ばステップST1に戻されるが、入力電流値が設定値よ
りも大きい過電流であればステップST3に進められ
る。ステップST3では今回検出された入力電流値と不
揮性記憶素子13が記憶している電流値、即ち、過去に検
出記憶させた過電流値とが比較され、今回検出された過
電流値が記憶中の過電流値よりも小さければステップS
T1に戻されるが、大きければステップST4に進めら
れ、不揮性記憶素子13から過去の記憶内容が消され、新
しく検出された過電流値と過電流検出時の運転状態が書
き込まれる。
【0010】図4は電源が何らかの原因で遮断された後
の動作を表したもので、電源が再投入され、室内制御部
に所定の電圧が供給されると、先ずステップST1では
不揮性記憶素子13に過電流値が記憶されているかどうか
の判定がなされ、過電流値の記憶がなければステップS
T2に進められ、リモコン信号の入力が確認されるとス
テップST6に進められて通常運転の制御が開始される
が、過電流値が記憶されているとステップST3に進め
られ、過電流故障表示がなされ、ステップST4に進め
られる。このステップST4ではリモコン信号の入力が
あったかどうかの判定がなされ、リモコン信号が入力さ
れなければ過電流故障表示は継続され、リモコン信号の
入力が確認されるとステップST5に進められ、故障表
示がクリアされてステップST6に進められ、通常運転
の制御が開始される。
【0011】なお、図1に示されているような入力電流
検出手段7が室外機側にあるときはそれを活用し、検出
データを室外制御部12から室内制御部4に送信して所定
の不揮性記憶素子13に記憶させてもよいし、また、不揮
性記憶素子13を室外制御部12に設けておき、電源電圧が
再投入されたら不揮性記憶素子内のデータを呼び出して
室内制御部4に送信させるようにしても良く、あるいは
また、室内機と室外機の双方にそれぞれの入力電流を別
々に検出する専用の入力電流検出手段と、これらに対応
する不揮性記憶素子を室内制御部4と室外制御部12とに
設けておけば電源電圧が何らかの原因で遮断されたと
き、その故障の原因が室内機側にあるのか、あるいは、
室外機側にあるのか等をより早く正確に把握できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したような空気調和機であるな
らば、過電流が発生すると、その過電流値と過電流検出
時の運転状態が不揮性記憶素子に記憶され、もし、過電
流によって電源が遮断された場合には、電源が再投入さ
れた際、過電流が発生していたことが報知されるように
なっているので、電源が遮断された場合の原因を判定す
るのに役立ち、また、不揮性記憶素子には過電流発生時
の運転状態が記憶されているので、その記憶内容を別途
読み出して分析すれば過電流の発生原因等を究明でき便
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる空気調和機のブロック回路図で
ある。
【図2】本発明に係わる電源回路部の要部回路図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す制御フローチャートで
ある。
【図4】本発明の一実施冷を示す制御フローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 交流電源 2 ヒューズ 3 電源回路部 4 室内制御部 5 報知手段(表示部) 6 室内送風機 7 入力電流検出手段 8 電流センサ 9 入力電流検出回路 10 A/D変換部 11 リモコン受信回路 12 室外制御部 13 不揮性記憶素子 14 整流回路部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電流検出手段を有し、入力電流が設
    定値を超えないように制御してなる空気調和機におい
    て、同空気調和機の制御部に過電流と過電流発生時の運
    転状態を記憶する不揮性の記憶素子を設け、前記空気調
    和機の電源が遮断された時、その原因が過電流による場
    合には電源の再投入時に室内機の報知手段を制御し、過
    電流を報知するようにしてなることを特徴とする空気調
    和機。
  2. 【請求項2】 前記記憶素子に記憶された過電流値と過
    電流検出時の運転状態は入力電流検出手段によって検出
    される過電流がより大きくなる度に書き換えるようにし
    てなる請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記報知手段で過電流の報知がなされて
    いるとき、前記制御部に運転開始信号が入力されると、
    運転開始前に過電流の報知が停止されるようにしてなる
    請求項1記載の空気調和機。
JP4296755A 1992-11-06 1992-11-06 空気調和機 Pending JPH06147590A (ja)

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JP4296755A JPH06147590A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 空気調和機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010009758A (ko) * 1999-07-13 2001-02-05 구자홍 인버터 공기조화기의 압축기 운전감지장치 및 방법
KR100624709B1 (ko) * 2004-11-03 2006-09-18 삼성전자주식회사 공기 조화기 및 그 제어 방법
CN110006150A (zh) * 2019-03-25 2019-07-12 青岛海尔空调电子有限公司 空调的室外风机故障检测的方法、装置、空调

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