JPH07507070A - 歯根周囲治療用の局所的薬剤供給フィルム - Google Patents

歯根周囲治療用の局所的薬剤供給フィルム

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 歯根周囲治療用の局所的薬剤供給フィルム発明の背景 技術分野 本発明は歯周病治療用の局所的薬剤供給に関し、更に詳【7くは、活性成分とし ての歯根周囲治療剤および互いに異なる分子量を持っ2ffi類のポリカプロラ クトンの混合物を含有する歯根周囲治療用の局所的薬剤供給フィルムに関するも のであり、この局所的薬剤供給フィルムは歯根周囲の治療に有効な濃度で優れた 持続的薬剤放出性を有し、溶融注型により容易に製造することができ、ヒト歯肉 線繊芽中で優れた安定性を有している。
背景技術 近年、新しいlaの薬剤の開発に関して強調されているが、そのコストが大きす ぎる。一方、通常の活性成分の処方の効果を高めるために種々の種類の局所的薬 剤供給体の開発に関する多くの研究が増大する傾向を示している。特に、糖尿病 、高血圧、ガンおよび歯周病の治療分野で多くの提案がなされている。
最初にGoodson等によってテトラサイクリン充填セルロースアセテート中 空繊維が提案されて以来(゛′テトラサイクリンの局所供給による歯根周囲の治 療゛J、Cl1n−Periodenta1.、6: 83.1979) 、透 析管、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンビニルアセテート4ポリカプロ ラクトン、コラーゲン、アクリルストリップなどを用いた多くの種類の放出制御 系が研究された。特に、放出制御物質としてセルロースアセテートを使用する場 合には、中空繊維またはフィルムの形で放出制御薬剤供給体が研究された。
しかしながら、これらの研究の結果に関しては、Goodson等によって製造 されたテトラサイクリン充填中空繊維の場合に、テトラサイクリンの95%が2 時間以内に放出され、放出半減期くt+/2re+)は約0. 5時間であり、 歯肉線維芽中のテトラサイクリン濃度は24時間後に15μg/mlであった。
このような非持続的な放出性は、透析管、ポリエチし・ン、ポリプロピレン、ポ リウレタン、ポリカプロラクトンおよびセルロースアセテートを用いた通常の局 所的薬剤供給においても示されており2このような調剤中に含有されているほと んどの薬剤は24時間以内に放出された。
エチレンビニルアセテート繊維の場合、持続的放出パターンは9日間であったが 、初期放出濃度は650μg/mlであり、放出半減期は13時間であった。
すなわち、薬剤自体の作用が現れたとしても、薬剤作用の持続性が次第に減少す る傾向があった。
また、ミノサイクリン2%を含有するゼリー型供給系が日本で研究されたが。
歯肉7夜中のミノサイクリン濃度は処方後7時間まで急速に減少し、3日後には 34μg/m1.7日後には0. 1μg/mlであった。すなわち、薬剤自体 の作用はあったが、薬剤作用の持続性は次第に減少する傾向があった。
このような問題を解決するために、本発明者は、活性成分としてのテトラサイク リンと放出制御成分としての生物分解性ポリカプロラクトンとを混合することに よって、薬剤作用の持続性を増加した局所的薬剤供給フィルムを開発し、韓国特 許願第7990−4398号を出願した。このフィルムは、ポリマーを溶剤中に 溶解し、活性成分またはその懸濁物をポリマー溶液に添加し、−緒に均一に混合 し、溶剤を揮発することを含む溶液注型によって製造される。従って、いくつか の問題点、すなわち毒性溶剤残量の存在する可能性および溶剤の不規則な揮発に よる活性成分のフィルム中での不均一な分散の生じる可能性があり、不安定な薬 剤放出が行われるという問題点があり、従って改良の余地がある。
発明の概要 本発明は、従来技術の上記問題点に鑑みなされたもので、本発明の目的は、歯根 周囲治療剤を連続的に放出して歯肉液中のバクテリアを殺菌するのに最適の濃度 を保持し、治療効果を最大にし、人体に安全に適用することができ、容易に製造 することのできるフィルム型局所的薬剤供給体を提供することである。
本発明によれば、前記の目的は、放出制御成分として互いに異なる分子量を有す る2種類のポリカプロラクトンと、活性成分としての歯根周囲治療剤との特定の 混合物を含む局所的薬剤供給体フィルムを提供することによって達成することが できる。
図面の簡単な説明 本発明の上記およびその他の目的、特徴および利点は以下の詳細な説明および図 面から更に明らかになるであろう。
図1は1本発明の一実施例によって製造されたストリップ型局所的薬剤供給体の 拡大平面図である。
図2は1本発明の実施例1〜3および比較例1によって製造された各ストリップ 型局所的薬剤供給フィルムのミノサイクリン放出分量を示すグラフである。
図3は1本発明の実施例1〜3および比較例1によって製造された各ストリップ 型局所的薬剤供給フィルムのミノサイクリン放出総量を示すグラフである。
図4は、本発明の実施例3および比較例2と3によって製造された各ストリップ 型局所的薬剤供給フィルムのミノサイクリン放出分量を示すグラフである。
図5は、本発明の実施例3および比較例2と3によって製造された各ストリップ 型局所的薬剤供給フィルムのミノサイクリン放出総量を示すグラフである6図6 は1本発明の実施例4と5および比較例3によって製造された各ストリップ型局 所的薬剤供給フィルムのミノサイクリン放出分量を示すグラフである。
図7は1本発明の実施例4と5および比較例3によって製造された各ストリップ 型局所的薬剤供給フィルムのミノサイクリン放出総量を示すグラフである。
図8は、本発明の実施例6によって製造されたストリップ型局所的薬剤供給フィ ルムの試験管内ミノサイクリン放出速度および生体内ミノサイクリン濃度を示す グラフである。
図9Aおよび図9Bはそれぞれ、比較例1によって製造されたストリップ型局所 的薬剤供給フィルムの7日間ミノサイクリン放出前および放出後の走査式電子顕 微鏡写真である。
図1OAおよび10Bはそれぞれ、本発明の実施例1によって製造されたストリ ップ型局所的薬剤供給フィルムの7日間ミノサイクリン放出前および放出後の走 査式電子顕微鏡写真である。
図11Aおよび11Bはそれぞれ、本発明の実施例2によって製造されたストリ ップ型局所的薬剤供給フィルムの7日間ミノサイクリン放出前および放出後の走 査式電子顕微鏡写真である。
図12Aおよび12Bはそれぞれ、本発明の実施例3によって製造されたストリ ップ型局所的薬剤供給フィルムの7日間ミノサイクリン放出前および放出後の走 査式電子顕微鏡写真である。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明は、 (a)放出制御成分として、30,000〜60,000の範囲内の数平均分子 量を有するポリカプロラクトン(以下、ポリカプロラクトン1と称する)と1. 000以下の数平均分子量を有するポリカプロラクトン(以下、ポリカプロラク トンIIと称する)とのポリマー混合物(ここでポリカプロラクトン1対ポリカ プロラクトン11の重量比は1:1〜4:1である)60〜90重量%と、(b )活性成分として歯根周囲治療剤10〜40重量%と。
を含むことを特徴とする歯根周囲治療用の局所的薬剤供給フィルムを提供する。
放出制御成分として使用されるポリマー混合物は、好ましくは、数平均分子量3 0.000〜60,000を有するポリカプロラクトン1と、数平均分子量86 0〜i、oooを有するポリカプロラクトン11との混合物である。この混合物 中のポリカプロラクトン1対ポリカプロラクトン11の重量比は1:1〜4:1 、好ましくは15・1〜3:1である。
ポリカプロラクトン1対ポリカプロラクトン11の重量比が1=1よりも小さい ときは、フィルムの可撓性が大きくなり過ぎ、4:1よりも大きいときは、フィ ルムの可撓性が小さくなりすぎる 活性成分(b)としての歯根周囲治療剤の好ましい例は少なくとも1種類の抗生 物質、例えば、ミノサイクリン、テトラサイクリン、ドキシサイクリン、クロロ へキシジン、クリンダマイシン、オルフロキサシン、メトロニダゾール、チニダ ゾールおよびケトコナゾールである。この活性成分(b)は、歯科薬剤、例えば 、抗生物質以外の消炎性鎮痛剤をさらに含有することができる。
活性成分(b)の含有量は、放出制御成分と活性成分との総量(a+b)の10 〜40重量%、好ましくは20〜35重量%の範囲内である。
本発明による局所的薬剤供給体は、好ましくは、ポリカプロラクトン1および1 1を均一に溶融混合し、こうして得たポリカプロラクトン混合融成物を歯根周囲 治療剤と均一に混合した復、所望の形にフィルム加工することによって製造され る。フィルム加工のためには溶融プレスまたは溶融押出しを行うことができる。
本発明の局所的薬剤供給体は、好ましくは、100μm〜400μm、特に20 0μm〜350μmの範囲の厚さを有するフィルムに加工される。フィルム厚さ は活性成分の含有量に依存しており、活性成分放出持続時間に関係する。すなわ ち、活性成分含有量が一定であれば、活性成分の放出時間は、フィルム厚さの減 少と共に減少し、フィルム厚さの増加と共に増大する。従って、歯根周囲治療に 対して有効な濃度で活性成分の持続性放出を達成するためには、フィルム厚さを 制御することが必要である。
フィルムは適用位置に容易に挿入し、長時間保持するのに逼した形を有している ことが好ましい1例えば、図1に示したような、丸い端部および傾斜した中央部 分を有するストリップ型フィルムは、歯根周囲のポケットに容易に挿入すること ができ、長時間付着させることができる。
以下の実施例を参照して本発明を更に説明する。以下の実施例および比較例は、 歯根周囲治療用の局所薬剤供給体の製造方法を例証するものである。
1、局所的薬剤供給体の製造 大施色よ2見 ストリップ型局所的薬剤供給体を下記方法によって製造した。
数平均分子量60.000のペレット状ポリカプロラクトン1と、数平均分子量 860のペースト状ポリカプロラクトン11とをミキサーにより80℃で40分 間均一に混合した。
こうして得たポリマー融成物とミノサイクリンHCI (以下、MCと略記する )とをミキサーにより80℃で2時間均一に混合して均一な混合物を得た。こう して得た混合物をプレスによりそれぞれ厚さ、200μm、250μm、300 μmおよび350μmのフィルムにプレスした。
それぞれのフィルムを長さ6.5mmX巾2.5rnmの寸法形状のストリップ に切断し、その四隅を丸くシ、中央部を狭くして歯根周囲のポケット(図1替照 )に容易に挿入できるようにした。
使用したミキサーはコンピューターで処理されるカム型プラスチ・コーダーであ って、 BrabenderCo、、 Ltd、 (ドイツ)ニよッテ製造さレ タもノテアル。
使用したミノサイクリンHCIは、74μm以下の直径を有する微細粒子であっ て、ボールミルで粉砕し、KP(韓国薬局方)篩No、200で濾過することに よって製造されたものである。
表1に要約した材料および割合で上記の操作を繰り返した。
比較例1 ポリマーとしてペレット状ポリカプロラクトン1だけを使用したこと以外は実施 例1と同様の操作を繰り返した。
比較例2および3 ミノサイクリン含有量をそれぞれ40重量%および30重量%としたこと以外は 実施例3に従って局所的薬剤供給ストリップを製造した。
表1 本発明による局所的薬剤供給フィルムが歯根周囲の治療に対して前記の利点を有 することを実証するために、先ず、バクテリア特に主なバクテリアとしての2− ンチノバチラス・アクチノミセテムコミタンスAntinobacillusa ctinom CetemCOmitanSに対するミノサイクリンの最小抑止 濃度(以下。
MICと略記する)およびMICによる最適治療効果に至る最小時間を試験した 1口中バクテリアに対する抗生物質の感受性試験において、試験バクテリア13 9種類のうちの98%が感受性を示し、アンチノバチラス・アクチノミセテムコ ミタンスAntinobacillus actinom cetemcomi tansは2〜4LLg/ml以下のミノサイクリン濃度で感受性を示した。こ の結果から、歯根周囲治療に対するミノサイクリン濃度の破壊点(break  point)は2μg/ml 〜4μg/mlであったので、歯根周囲治療用の 局所的薬剤供給体は歯肉ポケット内で少なくとも4μg/mlのミノサイクリン 濃度を維持すべきであるということが理論的標準値として確認された。また、少 なくとも48時間、特に最適治療効果に対して少なくとも10日間歯根周囲バク テリアの成長を阻止するために、MIC以上の濃度が持続されるべきことがGo odson等によって報告されている。従って、この局所的薬剤供給体は、歯根 周囲ポケット中のミノサイクリン濃度を、少なくとも48時間、特に最適治療効 果に対して10日間以上、少なくともで4μg/mlで維持すべきである。従っ て2本発明の局所的薬剤供給体が前記標準値と合致するかどうかということを試 験した。
次に、局所的薬剤供給体中のミノサイクリンが細胞傷害性を示すことなくMIC 以上のミノサイクリン濃度を持続して放出されるかどうかということを試験する ために、生体内勤力学的試験を行った6上記の試験の結果として、この局所的薬 剤供給体は生体内勤力学的試験において上記2つの条件を満足した。
局所的薬剤供給体の動力学的放出試験 実施例1〜6および比較例1〜3から得たストリップ型局所的薬剤供給体の放出 動力学の考察を溶解の膜理論に従って行ったが、この理論の内容は次の通りであ る。
溶解速度は受容体溶液中の薬剤の溶解度に正比例し1時間を後の溶解速度は次の ように定義される。
dC/dt=K・X (Cs−Ct) ここで、 dC/dtは溶解速度 K は溶解定数 Cs は飽和溶液の濃度 Ct は時間を後の溶液濃度である。
液体は動かないと考えられるので、拡散層と呼ばれる飽和溶液(Cs)は固液境 界面で形成され、濃度はこの境界面からの距離の増加と共に減少し周囲の液体の 濃度(Cb)に達する。溶解定数にはD/(VXh)と表わすことができ、時間 を後の溶解速度はNem5tおよびBrunnerにより提案された次式で表わ すことができる: dC/dt=(DXS/hXV)(Cs−Cb)ここで、Dは拡散係数、■は溶 液体積層、hは拡散層の厚さ、Sは物質の溶解する面積、cbは周囲溶液の濃度 である。
上式において、dC/dtは標準条件下でmg/cm2/mi nで表される固 有溶解速度である。
周囲の液体が乱流(シェーカーの使用による)または層流(流動細胞による)に よって運動すると、溶解している分子は、更に迅速に周囲の液体の中へ移動する 。このような場合に、溶液は常に均一に混合される。このときに、dC/dtは 次のように単純化される・ dC/dt=KXsXcs すなわち、溶解速度は溶解定数、固体表面積および薬剤の溶解度に比例する。
溶解速度は放出期間中の濃度差(C8−Cb)に比例するので、溶解速度はcb =o <ゼロ)の最初が最大である。従って、cbが大きいと、Cbが溶解速度 に影響するので溶解試験の間は溶解速度は一定ではない。
溶液中の濃度cbが飽和溶液濃度Csの10%以下であると、溶解速度は一定で あり、この条件は試験管内試験では重要なことであって゛完全減少条件゛(Pe rfect 5ink Condition)と呼ばれる。
本発明の放出動力学の考察において、ミノサイクリンの溶解度は、表2に示した ように、溶液中で2.43gであった。すなわち、ミノサイクリン塩酸塩の溶解 度は溶液10m1中で243mgであるから、ストリップ型局所的薬剤供絽フィ ルム中に含有されている1、7mg全部が試験の初期に放出されたとしても、そ れは飽和溶液度(Cs)の僅か0.78%にすぎず、これは完全減少条件を満足 している。
また、溶解速度は、この系の固有溶解速度、または、単位表面積当たりの放出率 (%)として計算される。従って、この試験は、表面積の差によって生じる偏差 を排除するために、−足表面積を有するストリップで行うべきである。この試験 で使用したストリップは一定の重量および厚さと均一な表面とを有している。
従って、表面積の差によって起こる偏差は排除できる。
最後に、軌道水浴(orbital water bath)を用いて拡散層を 除くための溶液の流動性に関する試験の結果において、100〜20Orpmの 範囲内では放出パターンに大きな差はなかった。そして、薬剤は完全減少条件で 放出されたので。
放出に与える溶液の流動性の影響は無視できる。
2折に!・高性能液体クロマトグラフィー[1−IPLC系; Beckman 社]左之ム:逆相[5pectra Physics RP−81蔓勲桓・0. 2Mシュウ酸アンモニウム:0. IM EDTA:DMF=550 : 20 0 : 250 貯蔵溶液・精製水、10m1 1!JL:高さ約5cmおよび機密状態を保つために栓をした開放頂部を有する 30〜50m1の蔽い(shading)装置ミノサイクリン・HCIの”解度 測定 蔽いビンの中に500mgのミノサイクリン・)(CIを精製水10m1と共に 入れた。この混合物を軌道水浴中で150rpmでかき混ぜながら37℃に保っ た。24時間後、この溶液を濾過により取り出し、残液中のミノサイクリンの濃 度をU■分光分析器を用いて測定した。各3組の試料を3回測定し、20gg/ m1.40gg/m1.60μg/ml、および100μg/mlのミノサイク リン溶液を用いて探準補正曲線を作った。縮退式(regression eq uation)はY=38.427X−2,189であり、相関係数Rは0.9 99377であった。
水中でのミノサイクリン溶解度は0.02%偏で2.4.3gであった。試験結 果を表2に示す。
表2 ミノサイクリン・HCIの溶解度前記の動力学研究条件に従って、実施例 および比較例により製造されたストリップの放出特性を試験し、その結果を、ポ リマーの組成、ストリップのミノサイクリン含有量および厚さ、並びに試験館内 でのミノサイクリン放出特性について考察した。また、生体外から生体内へのミ ノサイクリンの放出特性も考察した。その結果は次の通りである: (1)ポリマー組成に対するミノサイクリンの放出特性実施例1〜3および比較 例1により製造したストリップからのミノサイクリンの放出特性を調べた。
各ストリップに対して放出総量の経時変化を測定した結果によれば、実施例1〜 3から製造したストリップは7日後にも持続的な放出を示したが、比較例1から 製造したストリップは初期にほんの少量のミノサイクリンを放出しただけで。
持続的な放出を示さなかった。?4られた結果を表3、図2および図3に示す。
また各ストリップを、ミノサイクリン放出前および放出後に走査式電子顕微鏡に より観察した。比較例1により製造したストリップについては、ストリップのス トリップでは、ストリップの表面に露出したミノサイクリンだけが溶液中に溶解 したが1本発明による実施例1〜3から製造したストリップでは、ストリップの 内側からミノサイクリンが放出されていた。得られた結果を図9〜12の走査式 電子顕微鏡写真に示す。
(ii)ミノサイクリン含 量に対する放 特性それぞれ異なるミノサイクリン 含有量であるが、同一の厚さく200μm)および同一のポリカプロラクトン含 有比(1,5:1)の実施例3および比較例2と3から製造したストリップを時 間の経過に対するミノサイクリン放出特性について試験した。得られた結果を表 4および図4と5に示す。
表4および図4と5かられかるように、ミノサイクリン23%を含有する局所的 薬剤供給ストリップ(実施例3)は所望の放出パターンを示したが、ミノサイク リン40%(比較例2)およびミノサイクリン30%(比較例3)を含有する局 所的薬剤放出ストリップは望ましくない放出パターンを示した。
(iii)スト9・・プの厚さに対するミノサイクリン放 嗜性同−のミノサイ クリン含有量(30%)および同一のポリカプロラクトン含有比(1,5:1) であるが、それぞれ厚さの興なる実施例4と5および比較例3から製造した局所 的薬剤放出ストリップのミノサイクリン放出特性を試験した。
得られた結果を表5および図6と7に示す。
表5および図6と7かられかるように、ミノサイクリン30%を含有し、ストリ ップの厚さが250μmまたは350μmの局所的薬剤放出ストリップは所望の 放出パターンを示したが、厚さ200μmのストリップは望ましくない放出パタ ーンを示した。
表3 局所的薬剤供給ストリップからのミノサイクリンの放出(%)表4 局所 的薬剤供給ストリップからのミノサイクリン放出(%)表5 局所的薬剤供給ス トリップからのミノサイクリンの放出(%)(■ 試験管内および生体内でのミ ノサ クリアの故 性品質管理に用いるために、実施例6から得た局所的薬剤供 給ストリップの試験管内放出パターンを、溶解の膜理論に従った方法によって試 験した。
その結果、1時間後のミノサイクリン放出速度は72.8μg735mm2/時 であった。この値は初期激発作用を示すものであった0次いで放出速度は3時間 後に減少し、6日または7日後に4〜5μg735mm2/時の放出速度で90 %以上のミノサイクリンが放出された。このときに放出半減期は約3日であった 。
また1表7に示したように、6日後の放出総量は含有量の5.96%、すなわち 101.3μgであり、この値は、歯肉液流が10μm7時であるときに、適用 場所で422.1μg/mlの濃度を維持することができる。これは理論的有効 濃度2〜4μg/mlを越える有効薬剤放出濃度であり、薬剤自体の蓄積が考え られるときは、これよりも大きな濃度が期待され、このことは後に述べる生体内 放出試験で得た899μg/mlの値によって実証できる。
すなわち、適用場所の薬剤濃度を歯根周囲の治療のための有効濃度に維持するこ とが期待できる。何故ならば、この局所的薬剤供給ストリップは前記の標準の放 出パターンを示したからである。
この実験において、局所的薬剤供給ストリップを歯根周囲ポケットの中に挿入し 、歯根周囲ポケット内のミノサイクリン濃度を測定した。実施例6から製造した ストリップ10個を用いて行ったミノサイクリンの生体内放出実験の結果を表6 に示す。
初期激発効果のために、歯根周囲ポケット内のミノサイクリン濃度は1時間後に 1363gg/m1.2時間後に1500ug/mlであったが、後者は最大濃 度であった。7日後に、歯根周囲ポケット内のミノサイクリン濃度は89μg/ mlであった。この実験において、放出半減期は7.8日であったが、これは優 れた持続的放出パターンを示すものであった。
すなわち、本発明による局所的薬剤供給ストリップは埋伏場所である歯根周囲ポ ケット内に適用されるような歯根治療に有効であり、バクテリアを殺菌するのに 有効な濃度は少なくとも7日間維持される。
生体内試験の結果を表6に示す、放出パターンは式Y=−97,28X+149 0で表され、相関係数Rは0.850である。
局所的薬剤供給ストリップの生体内試験から、歯根周囲ポケット内のミノサイク リン濃度は試験管内試験よりも大きい、これは歯根周囲ポケット内にミノサイク リンが蓄積することによるものと考えられる。試験管内および生体内の放出試験 の結果を表6と7およびriA8に示す。
表7 局所的薬剤供給体の生体内および試験管内放出速度の比較表6 歯根周囲 ポケット内の局所的薬剤供給ストリップから放出されたミノサイクリンの生体内 温度表6(つづき) 係数Xの標準誤差 : 16.1596Y Est、の標準誤差: 104.7 259−・検出できず 3〜4回洗浄した後、TCAを除去し、歯肉線維芽細胞を1mlの0.5N−局 所的薬剤供給スト9・・プの細胞傷害性試験実施例6から得た局所的薬剤供給ス トリップの次の性質について試験した=(1)ヒト歯肉線 芽細胞における細胞 傷 阻止活性ヒト歯肉線維芽細胞を培養し、凹部を24有する皿の各凹部に細胞 を1×105個ずつ分は入れた。翌日、培地を交換した。3日後に培地を除きH ankの平衡塩溶液(以下HBSSと略記する)で洗浄した。洗浄した歯肉線維 芽細胞をそれぞれ、実施例6から得たストリップを含む培地、対照としてミノサ イクリンだけを含む培地、および最小必須培地(以下MEMと略記する)で48 時間育成し、各凹部に [3H]−チミジン5μC1を添加した。2時間後に、水冷した5%トリクロル 酢酸(TCA)3mlを用いて各培地溶液を10分間4℃で放置した。TCAで る細胞活性の相違は認められなかった。
表8 放出された試料の量による局所的薬剤供給体の細胞傷害試験([3H]配 合の毎分当たりカウント)表9 局所的30%ミノサイクリン供給体の濃度によ る細胞成長生存上記の表8および9かられかるように、実験条件で与えられた1 60μg/m1〜2560μg/mlの範囲内のミノサイクリン濃度で歯肉線維 芽細胞の成長は阻害されず、7日間の観察結果においてさえも歯肉線維芽細胞の 成長傷害に関する統計的重要性は認められなかった。
また、ヒト歯肉線維芽細胞を用いた試験において、ミノサイクリンの濃度による 細胞活性の差は認められなかった。DNA合成の増大に関しては、歯肉線維芽細 胞の形成および細胞活性に重要な差を認めることは困難である0本発明による局 所的薬剤供給体は臨床的使用に対して安定なことがわかる。
上記した本発明の局所的薬剤供給フィルムは、長時間の薬剤の持続的放出により 有効な抗生作用を示し、通常の成人用処方量の1710でより優れた治療効果を 期待することができ、溶融注型法によって製造することが可能であり、毒性溶剤 の残留によって生じる人体内における適用安定性に関する問題および局所的薬剤 供給フィルムの製造中の不均一な溶剤揮発で生じる薬剤の不均一分散による薬剤 の不均一な放出に関する問題を解決し1品質管理を容易に実施することができ、 また製造コストを減少させることができる。
図1 図2 時間(日) 図3 時間(日) 図4 時間(日) O:ミノサイクリン含有量23% ・:ミノサイクリン含有量30% :ミノサイクリン含有量40に 図5 時間(日) 図 6 時間(日) ○:フィルム厚200μm ・:フィルム厚250iLm :フィルム厚350μm 図7 時間(日) O:フィルム厚200μm ・:フイルム厚250μm :フィルム厚350μm 図8 時間(h「) 図9A 図9B 図10B 図11A 図118 図12A 図128

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)放出制御成分として、30,000〜60,000の範囲内の数平均 分子量を有するポリカブロラクトン1と1,000以下の数平均分子量を有する ポリカブロラクトン11とのポリマー混合物(ここでポリカブロラクトン1対ポ リカプロラクトン11の含有比は1:1〜4:1である)60〜90重量%と、 (b)活性成分として歯根周囲治療剤10〜40重量%と、を含むことを特徴と する歯根周囲治療用の局所的薬剤供給フィルム。
  2. 2.ポリカブロラクトン11の数平均分子量が860〜1,000の範囲内にあ る請求項1に記載の局所的薬剤供給フィルム。
  3. 3.ポリカブロラクトン1対ポリカブロラクトン11の含有比が1.5:1〜3 :1の範囲内にある請求項1または2に記載の局所的薬剤供給フィルム。
  4. 4.前記活性成分が、ミノサイタリン、テトラサイクリン、ドキシサイクリン、 クロロヘキシジン、クリンダマイシン、オルフロキサシン、メトロニダソール、 チニダソールおよびケトコナソールからなる群から選ばれた少なくとも1種類の 抗生物質である請求項1に記載の局所的薬剤供給フィルム。
  5. 5.活性成分含有量が23〜30重量%の範囲内にある請求項1〜4の何れか1 項に記載の局所的薬剤供給フィルム。
  6. 6.フィルム厚さが100〜400μmの範囲内にある請求項1に記載の局所的 薬剤供給フィルム。
  7. 7.フィルム厚さか200〜350μmの範囲内にある請求項6に記載の局所的 薬剤供給フィルム。
  8. 8.前記放出制御成分(a)および前記活性成分(b)を溶融状態で混合した後 、溶融ブレスまたは溶融押出しによってフィルムに加工することによリ製造され る請求項1に記載の局所的薬剤供給フィルム。
  9. 9.四隅が丸く、中央部が狭いストリッブとして形成されている請求項8に記載 の局所的薬剤供給フィルム。
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