JPH07506499A - 骨格筋，特に頚椎及び腰椎の骨格筋を弛緩させる装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 骨格筋、特に頚椎及び腰椎の骨格筋を弛緩させる装置多くの人が、を柱及び頚椎 における神経端部の締め付けによって生ぜしめられる痛み及びストレスに苦しん でいる。このような痛みの原因は、人間の筋肉及び骨格の生理学的な条件を十分 に考慮していない不適切な枕を使用していることにある。

ドイツ連邦共和国特許出願公開第３４４０５８５号明細書に基づいて公知のを柱 を伸長させるための装置は、何回も折り畳まれたストレッチ成形体と、ばね弾性 的な支承体との２つの部分から構成されている。この公知の装置は、特殊なマツ トレスとして、を柱全体に対して作用することを目的としており、カバープレー トの間に位置していて高く突出していて負荷時に変形する横方向リブから成って おり、この場合にはマツトレス全体が例えばフオーム材料から成っている。

例えばドイツ連邦共和国実用新案第９０１６６０４号明細書に記載されている、 頚椎炎症を防止するための身体に適したクッションには、次のような欠点がある 。すなわちこの公知のクッションは比較的硬質の形の変わらない材料から成って おり、この硬質の材料が、軟質多孔性の材料によって覆われていて、上側に、頚 部の後方湾曲部に相当する成形部を有している。この形状は、単に、仰向けに寝 ている人において、湾曲した頚部を柱を良好に支持するためのものである。しか しながらこの公知の構成は、就寝中に人が常に仰向けに寝たままでいるわけでは ないことに基づいて、不十分である。また既に発生している頚椎炎症に対しては 、病因学的な観点からは何ら効果がない。

ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の装置を改良して、通常の構成をもつ 枕だけによっては加えることが不可能な付加的な伸長力を椎骨の間の中間室に作 用することができる装置を提供することであり、しかもその場合に装置の製造を 技術的に簡単化することである。

この課題を解決するために本発明による装置は、請求の範囲第１項の特徴部分に 記載したように構成されている。

特に肩幅の広い人が使用する場合には、ベースプレートが、同様に均質なフオー ム材料から成る等しい大きさの下置きプレートに支持されていると、有利である 。

また、フオーム材料・成形体の下に、少な（とも身体の長さのマツトレスが敷か れており、該マツトレスの上側に発散するように位置する斜めの横方向リブが設 けられていると、を柱全体に作用して該を柱全体を伸長させる伸長作用が得られ る。

次に図面を参照しながら本発明の１実施例を説明す第１図は、フオーム材料・成 形体を被覆体なしに縮尺して示す側面図である。

第２図は、第１図に示されたフオーム材料・成形体を、寝ている人によって負荷 された状態において示す図である。

第３図は、フオーム材料・成形体と下に敷かれたマツトレスとを、寝ている人に よって負荷された状態において著しく縮尺して示す側面図である。

第１図に示されたフオーム材料・成形体１０は、少な（とも指の太さに相当する 厚さをもつベースプレート１を有しており、このベースプレート１の上面からは 、発散するように（ｄｉｖｅｒｇｅｎｔ）に斜めに位置している横方向リブ２， ２′がほぼ手の幅の高さで突出している。

ベースプレート１は１つ又は２つの延長部３．４を有しており、両延長部３．４ は、上に向かって折り曲げられていて、横方向リブ２，２′の上側を覆っている 。底板の延長部３．４が２つの場合には、延長部３．４の互いに向かい合ってい る２つの端面は、開放した間隙５を形成している。

矢印１１によって、頚部によって加えられる負荷圧が示され、かつ矢印１２によ って、頭部によって加えられる負荷圧が示されている。

頭を横にしている位置では、寝ている人の肩は、フオーム材料・成形体１０の凹 設部１９に十分なスペースを見い出しており、特に肩幅の広い人の場合には、フ オーム材料・成形体１０の下に付加的なベースプレート１′を下置きとして置（ と有利である。

第２図に示された負荷の場合では、横方向リブ２゜２′は圧縮によって短縮され 、これによって互いに離れる方向に向けられた抑圧作用が矢印８．９の方向に加 えられており、この押圧作用によつて頚椎が伸長させられる。締め付けられた神 経を感じられるほどに弛緩させるためには、はんのわずかな伸長作用で十分であ る。重要なことは、寝ている人の頭部６と肩部７とが矢印９．８の方向で互いに 離れる方向に広げられることである。

その上側面に同様に発散するように配置されている横方向リブ１６．１６’を有 している、第３図に示された付加的なマツトレス１５は、を柱全体を伸長させる ように働（伸長作用を生せしめる。

マツトレス１５の高められた横方向リブ１４がフオーム材料・成形体１０の下側 に設けられた横方向溝１３に係合していることによって、フオーム材料・成形体 １０は、マツトレス１５の上においてずれを確実に防止されて保持されることに なる。

を柱全体に作用する伸長作用は、マツトレス１５の頭部側端部１７に足側端部１ ８よりも大きな厚さが与えられていることによって、最適化される。

次に図面を参照しながらフオーム材料・成形体の別の実施例を説明する。

第４図は、フオーム材料・成形体を被覆体なしに縮尺して示す側面図である。

第５図は、第４図に示されたフオーム材料・成形体を、寝ている人の頭部によっ て負荷された状態において示す図である。

第４図に示されたフオーム材料・成形体１０１は、少なくとも指の太さに相当す る厚さをもつカバープレート２１を有しており、このカバープレートの下側から は、場合によっては発散するように斜めに位置している複数の横方向リブ２，２ ′が、はぼ手の幅の高さで突出している。

矢印１１で、頚部によって加えられる負荷圧が示されており、かつ矢印１２で、 頭部によって加えられる負荷圧が示されている。

第５図に示されている負荷の場合には、横方向リブ２．２′が圧縮によって短縮 され、これによって互いに離反する方向に向けられた抑圧作用を矢印８，９の方 向で加え、そしてこの押圧作用は頚椎を伸長させるように働く。締め付けられた 神経を感じられるほどに弛緩させるためには、それが数時間にわたって維持され るならば、はんのわずかな伸長作用で十分である。

重要なことは、穫ている人の頭部６と肩部７とが矢印９．８の方向で互いに離れ る方向に伸長させられることである。

弾性度の理由から、フオーム材料・成形体１０１の頭側端部には、大きな直径の 横方向孔２３．２３が設けられており、この両方の横方向孔２３．２３によって 、フオーム材料・成形体のこの端部部分の容易な圧縮が保証される。

第６図に示されているフオーム材料・成形体１０２の第３実施例では、横方向リ ブ２．２′はベースプレート１とカバープレート２１との間に配置されている第 ７図に示されているフオーム材料・成形体１０３の第４実施例では、横方向リブ ２，２′は上側においてフオーム材料によって覆われておらず、開放している。

国際調査報告　。１．Ｔ／ｎｃ（Ｉｔ／ｌ’ｌｌｌ＃、１１フロントページの続 き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、　ＰＴ、　Ｓ Ｅ）、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＺ、ＪＰ、　ＫＲ，ＭＧ、　ＮＺ、 　ＳＫ、　ＵＳ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．骨格筋、特に頸椎の骨格筋を弛緩させる装置であって、横方向リブを備えた フォーム材料・成形体から成っている形式のものにおいて、 頭部及び肩部範囲のための均質なフォーム材料・成形体（１０）を有しており、 該フォーム材料・成形体（１０）が、少なくとも指の太さに相当する厚さをもつ ベースプレート（１）と、 ベースプレート（１）の上側から、ほぼ手の幅の高さに突出していて発散するよ うに斜めに位置している複数の横方向リブ（２，２′）と、横方向リブ（２，２ ′）の上側を覆っている折り曲げられた１つ又は２つのベースプレート・延長部 （３，４）とから成っており、 この場合フォーム材料・成形体（１０；１０，１′）の下に、少なくとも身体の 長さのマットレス（１５）が敷かれており、該マットレス（１５）の上側に発散 するように位置する斜めの横方向リブ（１６，１６′）が設けられている ことを特徴とする、骨格筋、特に頸椎及び腰椎の骨格筋を弛緩させる装置。
2. ２．ベースプレート（１）が、同様に均質なフォーム材料から成る等しい大きさ の下置きプレート（１′）に支持されている、請求項１記載の装置。
3. ３．マットレス（１５）が高められた横方向リブ（１４）で、フォーム材料・成 形体（１０）の下側に設けられた横方向溝（１３）に係合している、請求項１記 載の装置。
4. ４．マットレス（１５）の厚さが、足側端部に向かって減じられている、請求項 １又は３記載の装置。
5. ５．フォーム材料・成形体（１０）とマットレス（１５）とが、ラテックス・フ ォーム材料から成っている、請求項１記載の装置。
6. ６．頭部範囲及び肩部範囲のために均質なフォーム材料・成形体（１０１）が設 けられており、該フォーム材料・成形体（１０１）が、少なくとも指の太さに相 当する厚さをもつカバープレート（２１）と、 カバープレート（２１）の下側からほぼ手の幅の高さに突出している、場合によ っては発散するように斜めに位置している複数の横方向リブ（２，２′）とから 成っている、 請求項１記載の装置。
7. ７．頭部範囲及び肩部範囲のために均質なフォーム材料・成形体（１０２）が設 けられており、該フォーム材料・成形体（１０２）が、少なくとも指の太さに相 当する厚さをもつベースプレート（１）と、少なくとも指の太さに相当する厚さ をもつカバープレート（２１）と、 該ベースプレート（１）とカバープレート（２１）との間に配置されている、場 合によっては発散するように斜めに位置している複数の横方向リブ（２２′）と から成っている、 請求項１記載の装置。
8. ８．少なくとも身体の長さのマットレスが設けられていて、該マットレスがカバ ープレートによって覆われている、請求項１記載の装置。
9. ９．フォーム材料・成形体（１０；１０１；１０２；１０３）及び／又は身体の 長さのマットレス（１５）が、ベースプレートもしくはカバープレートの代わり に、中央プレートを有している、請求項１記載の装置。
10. １０．フォーム材料・成形体（１０；１０１；１０２；１０３）及び身体の長さ のマットレス（１５）が、一体に構成されている、請求項１記載の装置。
11. １１．頭部範囲及び肩部範囲のために均質なフォーム材料・成形体（１０３）が 設けられており、該フォーム材料・成形体（１０３）が、少なくとも指の太さに 相当する厚さをもつベースプレート（１）と、 ベースプレート（１）の上側からほぼ手の幅の高さに突出していて発散するよう に斜めに位置している複数の横方向リブ（２，２′）とから成っている請求項１ 記載の装置。