JPH07506483A - 光架橋によって安定させた2本鎖dnaの変性勾配電気泳動による突然変異検出方法 - Google Patents

光架橋によって安定させた2本鎖dnaの変性勾配電気泳動による突然変異検出方法

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JPH07506483A
JPH07506483A JP5512963A JP51296393A JPH07506483A JP H07506483 A JPH07506483 A JP H07506483A JP 5512963 A JP5512963 A JP 5512963A JP 51296393 A JP51296393 A JP 51296393A JP H07506483 A JPH07506483 A JP H07506483A
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    • C12Q1/6858Allele-specific amplification

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光架橋によって安定させた2本jjlDNAの変性勾配電気泳動による突然変異 検出方法 本発明は光活性のある1個または複数個のインターカレーター(挿入物質)を用 いた光架橋により安定させた2本鎖DNAの、変性勾配ゲル上の電気泳動によっ て突然変異を検出する新しい方法に関するものである。
もっと具体的には、本発明は遺伝子増幅過程で形成されたノ1イブ1ハンドを安 定させるためのプライマーとして、照射により相補核酸配列と架橋生成物を形成 することのできる少な(とも1つの光活性インターカレーターと結合したオリゴ ヌクレオチドを適用し、変性勾配ゲル上の遅延電気泳動によって前記)1イブリ ツドを分析することに関係する。
変性勾配ゲル上の遅延法による突然変異分析はDNA断片の電気泳動移動度(移 動速度)が断片が完全に変性(1本鎖)、部分的に変性(ループまたはピン)、 または完全に対(2本鎖)になっているかで異なるという事実に基づいている。
2本鎖DNAは温度上昇によって変性することがある。尿素やホルムアミドなど の変性剤はこの変性を促進し、ハイブリッドの融合温度を下げることができる。
2重鎖DNA断片が段階的な変性条件におかれたとき、ハイブリッドの段階的な 変性が認められる。段階的変性の結果として2本鎖DNAの鎖の様々なドメイン の分離が、一番不安定なドメインから始まって、/%イブリッドの完全な分離に 至る。G/C対の豊富な領域がA/T対の豊富な領域よりも安定していることが 示されている。
したがって、ドメイン内にループやピンが現れるか、所与の変性条件で不安定に 達する。
変性剤濃度の変動または温度変動などによって、変性勾配を付けたアクリルアミ ドケル内の電気泳動移動は、変性が遅くゲル上を遠くまで体動する完全なハイブ リッドと融合ループやピンを有する不完全/1イブ1ハンドを判別することがで きる、なぜなら分離したドメインはDNA断片の電気泳動移動度を停止するが、 著しく遅くするからである。
電気泳動に関与する変性勾配は少なくとも3つの方法によって得られるニーゲル に沿った温度勾配、T G G E (Temperature Gradie nt Ge1Electrophoresis)法と呼ばれる。
−ゲルに沿った化学的変性剤の勾配、D G G E (Denaturant  Gradient Ge1Electrophoresis)法と呼ばれる( 参考資料6参照)。
−経時的温度勾配、T S G E (Tetrp6rature Sweep  Gel Electrophoresis)法と呼ばれる(Kenji Yo shino et al、 、 Nucleic Ac1ds Re5earc h、 Vol、 19. NoA 11゜ 3153、1991)。
このような増加的(勾配をもつ)変性条件の下で、アクリルアミドゲル上の電気 泳動を行うと、電気泳動移動度の減少によって少な(とも1つの領域の変性を示 す断片を、全く変性しない断片から、または完全に変性したものから分離するこ とができ、このようにして1塩基対の点突然変異まで識別することができる(S 、 G。
Fisher、 L、S、 LerIMln、 Proc、 Natl、^ca d、 Sci、 USA、 Vol、 80. pp、15V9−1583゜ brch 1983. Biochemistry);(0,Attree e t al、 Genomics 4.266−272.19W9) ; (R,M、 Myers et al、 Nature Vol、313. F ebruan’ 1985. pp、495−497)。
これらの技術の原理は、坦面から周知であるにもかがゎらず、遺伝子増幅法が出 現したおかげでやっと最近になって容易に実施できるようになったが、この方法 によって前記の技術で容易に分析できるDNAの断片を簡単に得ることができる 。この遺伝子増幅はハイブリッド形成段階と、延長段階と、変性段階とがら成る サイクルを実行し、P CR(PolyIIlerase Chain Rea ction)サイクルという名前で周知のこのハイブリッド形成/延長/変性サ イクルを、起点のDNA断片の量を実施されるサイクル数に対して指数関数的に 増加させるために充分な回数だけ反復することから成る。
ハイブリッド形成段階は増幅するDNA断片の両(3゛)末端に位置する約20 の塩基の配列にそれぞれ相補的な、2個のプライマーオリゴヌクレオチドを使用 することから成る;適切なハイブリッド形成条件で、2個のプライマーをゲノム DNAと混合することによってそれぞれのプライマーをDNA断片上のそれらの 相補的配列の正面に位置づけることができる。
延長段階はオリゴヌクレオチドの両(3°)末端がプライマーとして、増幅する 断片のそれぞれのDNA鎖がマトリクスとしてDNAポリメラーゼに作用するこ とから成る。それぞれのプライマーオリゴヌクレオチドは増幅する断片の配列が 2倍になるまで(5’)−(3’)方向に伸長される。
変性段階は、次のハイブリッド形成段階を実施する前に、延長段階によって生成 されたハイブリッドの2本鎖を熱の作用によって分離することから成る。
変性ゲル上の遅延技術のおかげで、PCRによる遺伝子増幅によって、群の中の 突然変異の有無を非常に正確に研究し、突然変異を遺伝子病の有無と相関させる ことができる(R,L 5aiki et al、、 Nature、 Vol 、324.13 November 1986゜PP163−166) 、(C ,long et al、 、 Nature、 Vol、 384.26 N ovember 1987.@pp、384 −386 )。
実際、突然変異を有するかも知れないゲノムの領域を仮定する。その配列が判れ ば、解析モデルによってDNA断片内に、連続する1つまたは複数個の融合ドメ インを識別し、その融合温度を予測することができる(この点に関しては参考資 料10を参照):さらにたとえ点突然変異であっても問題のドメインの融合温度 に対する影響を予測することもできる(この点に関しては参考資料10を参照) 。
PCHによる遺伝子増幅のおかげで、プライマーオリゴヌクレオチドの対を正確 に選択することによって、少なくとも2つの融合ドメインを含むDNA断片を増 幅し、この精製された断片をかなりの量(数百ナノグラム)得ることができる。
化学または熱変性勾配内でこの断片を電気泳動分析することによってドメインの 融合温度を測定することができる。この温度は配列によって異なるので、基準断 片に対して変異断片の移動が異なることを基礎にして、突然変異の有無を識別す ることができる。
この手順の重要な過程は研究する融合ドメインを囲む特殊なプライマーオリゴヌ クレオチドの選択にある。
実際、ヌクレオチドの変異が最初の融合領域にあるとき、即ちゲルの中で、断片 が、変性剤の濃度(または温度)がその融合温度(Tm)に対応する場所に到達 したときに最初に変性するセグメント内に位置するときにしかその変異は検出で きない。突然変異は最初のものより安定した第2のドメインが存在し、しかもそ れが最初の融合ドメイン内にあるときにしかこの方法によって検出できない。
系統的な方法によって最初の融合ドメイン内に探索されたDNAの配列を位置づ けるために、先行技術においては、増幅プライマーの位置を決定するために適当 なアルゴリズムで二本鎖DNAの配列を解析し、さらに、rGCクランプ」とも 呼ばれる、最低40塩基対からなるGC配列を改良プライマーオリゴヌクレオチ ドの助けを借りて導入することによって、分析する断片の両端の一方を安定化す ることを提案している。このGCクランプの導入は変性に強いドメインを作り出 し、それによって不安定なドメインはそれが含む突然変異を分析できるようにな る。
先行技術において、GC配列を(5′)末端に導入することによって改良したプ ライマーオリゴヌクレオチドを用い、増幅された断片の末端の一方を安定化させ ることが提案されている(Kenji Yoshino et al、 、 N ucleic Ac1ds Re5earch。
Vol、 19. No、11.3153.1991) (この点に関しては参 考資料15を参照)。
このモデルはベータグロビン、凝固因子IX及びVI I I、嚢胞性繊維症の 遺伝子の突然変異の診断を専門とする研究所によって特に広く使用されている( この点に関しては参考資料2.4.7.8.9.16.17を参照)。
ところが、GCクランプの合成は困難である。それはプリンの1つであるデオキ シグアニン(文字Gで表される)もオリゴヌクレオチドの合成操作の中で一番壊 れやすいヌクレオシドであるからだ。事実、オリゴヌクレオチド合成の際、燐酸 アミド法による各結合サイクルにおいて、TCAによる酸性環境内での脱トリチ ル化(detrytilation)操作が実行される。また合成の終わりには 、塩基の保護を解除するために高温アンモニアによる塩基処理を行う。このとき オリゴヌクレオチドの大部分が、特にそれが多数のGを含んでいるとき、脱プリ ンのためにまさにGの部位で切断されるのが観察される。
この技術に使用されるGCクランプはしばしば非常に長く、場合によっては60 から80塩基対に達することがある。したがって、その合成は難しく、プライマ ーオリゴヌクレオチドの調製においてかなりのコスト増になる。
さらにGCクランプはドメインの融合する前に末端の解離を防止できるほど必ず しも安定ではなく、したがって、融合した一部のドメインの研究ができない。
本発明はGCクランプの難点を解消した、研究するDNA断片の少な(とも一方 の末端を安定化させるための新しい手段を提供しようとするものである。本発明 において、この目的はGCクランプのかわりに安定させる末端部位でDNAの2 本鎖の間に少なくとも1つの共有結合を導入することによって達成される。
公開番号第2540122号のフランス特許出願は新規な化合物として、インタ ーカレーターに結合されたオリゴヌクレオチドの配列を記載している。この化合 物はオリゴヌクレオチドの全ての相補的配列に選択的に結合する。塩基プレート と強い親和性を有するインターカレーターの存在が形成されたハイブリッドを安 定化するが、それでもハイブリッドは分離可能である。さらに、ヌクレオチドと 判別される特性を有するインターカレーターではその検出が可能となる。
上述の特許出願に提案されたインターカレーターは核酸に関する技術分野で周知 の化合物であり、一般的にはアクリジン、フロコラマリン、エリブチシン、及び それらの誘導体などの平坦な形状を有する多環式化合物である。
中でも、今後光活性化インターカレーターと称するソラレン(psoraWne ) (またはフロコラマリン)及びこれらの誘導体は2本鎖DNAの塩基のプレ ートの間に入り込む能力の他に、約360nmで照射されたときに、チミンを始 めとするピリミジン塩基の5.6二重結合と共に、ピロン環の3−4またはフラ ン環の4′−5゛二重結合の間に共有結合を形成する特性を有する。
フランス特許出願第2540122号に記載のごと(、このように適切な炭素を 含む腕を介してオリゴヌクレオチドに結合した光活性インターカレーターはオリ ゴヌクレオチドと相補的核酸の全配列によって形成された塩基プレートの間に入 る。得られたハイブリッドを360nmで照射するとこのようにして活性化され たインターカレーターと相補的核酸配列の間に共有結合が生まれ、安定した架橋 ハイブリッドが作り出される。
さらにW090/12020という番号で公開された国際特許出願はリボースま たはデオキシリボースを介してフロコラマリンをオリゴヌクレオチドに結合する ことを提案している。
欧州特許出願第316016号、国際特許出願WO39106702号及びドイ ツ特許出願第3928900号は遺伝子発現阻止のためにソラレンとオリゴヌク レオチドの結合の使用を記載している。
フランス特許出願第2568254号は核酸配列の選択的阻止のためのインター カレーターに結合したオリゴヌクレオチド化合物の応用、もっと具体的には、核 酸の複製、1つまたは複数個の遺伝子の転写及び/または翻訳の開始、伸長また は終結に関与する遺伝子または配列の発現の生体内での選択的阻止にこれらの化 合物を応用することを記載している。
次に出願人は、ソラレンまたはその誘導体などの少なくとも1つの光活性インタ ーカレーターに結合されたオリゴヌクレオチドが、PCRによる生体内の遺伝子 増幅過程においてプライマーとして使用可能であり、このようにして得られたハ イブリッドが、光架橋後、変性勾配ゲル上の遅延電気泳動によつて研究できるよ うに完全に安定化されることを明らかにした。
本発明は従って、分析されるハイブリッドが1つまたは複数個の光活性化インタ ーカレーターを用いた光架橋によって安定化されることを特徴とする、変性勾配 2本鎖DNAの電気泳動による突然変異の検出方法である。
本発明の方法によれば、分析されたハイブリッドは2重鎖DNA断片の遺伝子増 幅法によって得られ、そのハイブリッド形成過程は、そのうち少な(とも1つの 上で、(5′)末端に1つまたは複数個の光活性インターカレーターが固定され ている2つのプライマーオリゴヌクレオチドで実施される。
PCRによる遺伝子増幅過程の後、得られたハイブリッドを約360nmで照射 することによって、このようにして活性化されたインターカレーターと、相補鎖 上の少なくとも1つの近傍に位置する、チミンを始めとする、ピリミジン塩基の 間に共有結合を作り出すことができる。これらの共有結合は少なくとも1つの光 活性インターカレーターを載せたDNA鎮と架橋が実現されたマトリクスDNA 鎖の間に安定した架橋を保証する。
少なくとも1つの光活性インターカレーターが固定されたプライマーオリゴヌク レオチドから成る全体は次式に対応するこの化学式で: 基Bは同一でも、異なっていてもよく、それぞれ核酸の1つの基を表す。
Yは真っ直ぐな、または−alk−分枝したアルコイレン基または次の基を表す ・ 基Eは同一でも、異なっていてもよく、それぞれオキソアニオン〇−、チオアニ オンS−、アルコキシ族、または−〇−alk−Z族を表す−mは1と5の間の 整数である。
Zはピリミジン基と光架橋を形成することのできる光活性インターカレーターに 対応する基である。
nは2と150の間の整数である。
ここで注意するのは、式Iは配列が増幅するDNA断片の(3゛)末端の一方に 位置する15から30の基の配列を相補する、ヌクレオチドの連鎖であり;nは 単に分子内に含まれるヌクレオチドの数を示し、nが2から150の間に、好適 には10と30の間に含まれる数であることである。
ピリミジン基と光架橋を形成することのできる光活性インターカレーターZは核 酸関連技術で周知の化合物であり、DNA−RNAハイブリッド上で、二重螺旋 のDNAまたはRNA構造内に1挟み込まれ」、照射の下にピリミジン基との架 橋生成物を形成することのできることが化合物である。
これらのインターカレーターは、一般的に、平坦な形状を有し、光活性二重結合 、またはアジド−N3を有する多環式化合物である。これらの化合物としては、 例えば、8−メトキシソラレン、5−メトキシソラレン、4゛ヒドロキシメチル −4,5’、8−トリメチルソラレン、3−カルベトキシソラレン、アンゲリシ ン、ピリド(3,4−c)ソラレン、ピリド(3,4−c) 8−メチルソラレ ンの誘導体が挙げられる。
Zの意味の中で、特に次の2つが使用される・−オキシ−8−ソラレン族、 −オキシー5−ソラレン族。
これらの化合物は周知の方法(F、Eckstein、 In Oligonu cleotides ananalogues : a practical;  0xford University Press (1991)、 pp、 283|308) 、特 にいわゆる「燐酸アミド」合成法によって調製できる。
構造式(1)において、次のようなヌクレオチド簡約表現を用いる:これは下記 の構造式に相当する。
この上に(3°)及び(5°)末端が記載されている。
第1の実施態様によれば、構造式(1)において、プライマーオリゴヌクレオチ ドの(5゛)末端に位置する基Bはアデニン(A)であることが望まし0゜第2 の実施態様によれば、構造式(1)内でプライマーオリゴヌクレオチドの(5° )末端に位置する連続する基Bの少なくとも2つがアデニンであることが望まし L)。
実際、増幅によって得られた11イブリ・ソドに照射すると、それにより活性化 されたインターカレーターと相補鎖上の直ぐ近傍に位置するチミン(T)の間に 共有結合を作り出すことができる。
好適には、Z基はオキシ−8−ソラレン族及びオキシ−5−ソラレン族から選択 される。
本発明の方法の好適な実施形態によれば、プライマーオリゴヌクレオチドの内の 1つだけが光活性インターカレーターに接合される。
本発明による突然変異検出法は、そのハイブリッド形成過程が、1つまたは複数 個の光活性インターカレーター族が少なくともその一方に固定されている2つの プライマーオリゴヌクレオチドによって実施される、分析するDNA断片の遺伝 子増幅を最初に実行し、次いで、得られたハイブリッドを照射し、突然変異のな い、あるいは既知の突然変異を含む基準DNA標本の同一条件での電気泳動と、 予め照射した前記ハイブリッドの変性勾配ゲル上の遅延電気泳動の結果を比較し て突然変異が起きていないかを検出することから成る。
変性勾配ケル上の遅延電気泳動は温度勾配、化学変性勾配、または経時的温度勾 配によって実施することが望ましい。
本発明のもう1つの目的は、オリゴヌクレオチドの(3′)末端がDNAポリメ ラーゼのプライマーの役割を果たすDNA断片の遺伝子増幅に、その(5°)末 端に少な(とも1つの光活性化インターカレーターが固定されているオリゴヌク レオチドを応用することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、少なくとも1つの光活性インターカレーター を使って光架橋によって安定化されたハイブリッドを、/Xイブリッド形成過程 が光活性インターカレーター族が少なくともその一方に固定されている2つのプ ライマーオリゴヌクレオチドによって実施される2重鎖DNA断片の遺伝子増幅 法によってハイブリッドが調製される、変性勾配ゲル上の遅延電気泳動によって 突然変異を検出するのに応用することである。
上述の特徴の他に本発明は後述の、本発明の実現と実施の例の説明の途中で現れ るその他の特徴もあるが、これらの実施例はいかなる形でも特許請求の範囲を制 限するものではない。
■−プライマーの調製 次の例は嚢胞性線維症の遺伝子のエクソン10の一部(CFTR)のPCRによ る遺伝子増幅に関するものである。プライマーとして、下記配列の、それぞれ2 0の塩基から成る2つのオリゴヌクレオチドを使用する・プライマー1 : d −(5’)GAACTGGAGCCTTCAGAGGG (3’) プライv−2:d−(3°)GCAGTAGTTTCGTACGGTTG (5 ’) エクソン10の研究された部分に対応するDNA断片の2本鎖の(3′)末端に 位置する短い配列の2つの相補プライマーは前記断片とハイブリッド形成される 。
オリゴヌクレオチドの3゛OH末端はDNAポリメラーゼに対するプライマーの 役割を果たす、断片のそれぞれの鎖は相補鎖を合成する酵素に対するマトリクス の役割を果たす。
エクソン10の研究された部分の配列は2つのプライマーオリゴヌクレオチドに よって囲まれたところを下記に示す。
d−(5’l −T r 〒 mTAAAATTAAGcAcd−+3’l C TTGACCTCGGAAGTCTCCCATTTTAATTCGTGAGTG GAAGAATTTCATTCTGTTCTCAGTTTTCCTGGAT C A CCT T CT T A A A G T A A G A CA A  G A G T CA A A A G G A CbT T T A T G CCT G G CA CCA T T A A A G  A A A A T A T CA T CT T T f G T AATACGGACCGTGGTAATTTCTTTTATAGTAGAAAC CAGTTTCCTATGATGAATATAGATACAGAAGCGTCA TCAACA A A G G A T A CT A CT T A T A  T CT A T G T CT T Cニ一二二トと=AGCATGCCA AC(3’1 ++1+:11r1″:!’−r−,((5+)PCR法でハイブリッド形成/ 延長/変性をn回反復した後形成されたハイブリッドを安定させるために、先行 技術ではプライマー1の(5゛)末端に接いだ40塩基のGCクランプを使用す る。
このGC末尾は例えば次の配列を持っ:d(5′)GCCCGCCGTCCCG GCCCGACCCCCGCGCGTCCGGCGCCCG本発明はこのGC末 尾をオキシ−5−ソラレン族で置換することを提案する。
それは下記の構造式をもつヘキサフォスフオシエステル族の介在によりプライマ ー1の5゛末端に結合する。
照射の際に、ソラレンとプライマー1のAAヌクレオチドの2つの相補TTヌク レオチドの間の共有結合の形成を助けるために、前記プライマー1の(5′)の 最初のヌクレオチドGを抹消した。
11−PCRによる遺伝子増幅 下記の研究は一方では、プライマー1の上にソラレンが存在することによって増 幅過程が妨げられず、単一の断片が正確に合成されることを示し、他方では光架 橋の有効性を示すことを目的とする。
1)増幅 反応混合物・ 一ゲノムDNA 250 n g −プライマー1 400pモル ープライマー2 400pモル ーdATP 0. 4mM −dGTP 0.4mM −dCTP O,4mM −dTTP 、0.4mM −Tris HCI pH950mM −KCI 50mM −(NHl)−3O416mM MgCIy 7m −BSA 0.2mg/m1 −Taq DNAポリメラーゼ 2. 5O−HzOQSP 400μI 反応混合物はパラフィン油で覆われ、次いでプログラム式インキュベータ内に置 かれ、下記のサイクルに掛けられる。
93℃で1分間 60℃で1分間 70℃で10分間 次いで、パラフィン油が除去される。
2)照射 増幅物質100μlをガラス板に堆積させる。照射は標本の上方5mmに置いた Vilber Lourmat VL−4LC(365nm)型の紫外線ランプ で12分間行う。
3)増幅、照射物質の分析 a)非変性ポリアクリルアミドゲル上の分析非照射増幅物質10μlと照射増幅 物質10μmを分子量マーカー標本(pBR322/Hae I I J)とも に8%ポリアクリルアミドゲルの上に置く。
図4は臭化エチジウムのゲルで処理した後の電気泳動の結果を示している一トラ ック1は分子量マーカー(pBR322/Hae I I I)に対応する。
−トラック2は非照射増幅物質に対応する。
−トラック3は照射増幅物質に対応する。
トラック2と3の部位に約150対の塩基から成る単一の帯が認められる。この 結果は増幅がソラレンの存在によって妨げられず、さらに照射された断片の劣化 が一切起こらなかったことを示している。
b)変性条件でのポリアクリルアミドゲル上での分析分析はポリアクリルアミド 8%、尿素8M、50℃の定温電気泳動のゲル上で実施した。
電気泳動の結果は図2に示したニ ートラック1は分子量マーカー(pBR322/Hae I I I)の堆積に 対応する。
一トラック2は照射し、堆積前に100℃で5分間変性させた標本10μlの堆 積に対応する。
一トラック3は照射した、非変性標本10μlの堆積に対応する。
−トラック4は照射しないで、堆積前に100℃で5分間変性させた標本10μ mの堆積に対応する。
一トラック5は照射していない、非変性標本10μlの堆積に対応する。
照射した増幅物質は変性せず、DNA断片の80から90%が非照射断片の分子 量の2倍の分子量を有することが判る:これは照射断片の(5゛)末端の架橋が 、完全変性の後に、完全に対になったDNA断片の大きさの2倍の1本鎖DNA を明らかにすることができることを示している。
lll一本発明の方法による突然変異検出の実例1)3塩基対の欠失の分析 図3はハイブリッドを安定させるためにGC末尾、またはソラレンを使用してC FTR遺伝子(嚢胞性線維症)のエクソン10についての正常なりNA(Nl) と変異体(ΔF 508)の標本のDGGE (10%から60%の変性勾配) 比較分析の結果を示している。ソラレンを使用する場合、ソラレンはメチレンの 6個の集合(CH2)−から成る腕を介して核酸の5°末端に結びつけられ、こ の構造をPso−m6. 5°→3°と記す。
10%から60%の変性勾配は下記の組成の変性80%母溶液から実現する。
32%ホルムアミド、TAE IX (TAE IX=Tr i s 40mM 、酢酸ナトリウム20mM、EDTA 1mM、pH7,4)内の尿素5.6M 0アクリルアミド濃度は6.5%(アクリルアミド/ビスアクリアルアミド・3 7.5/1)。
移動時間は3時間、かけた電圧は160vである。
−トラック1は変異体DNA ΔF 508を含む標本の堆積に対応する。GC クランプによるハイブリッドの安定化。
−トラック2.3.6.7.8は正常なりNA Nlを含む標本の堆積に対応す る。GCクランプによるハイブリッドの安定化。
−トラック4.5.9は同じ比率でN1とΔF 508の2種類を含む標本の堆 積に対応する。GCクランプによるハイブリッドの安定化。
−トラック10.11.12はそれぞれ同じ比率でNlとΔF 508の2種類 を含む標本の堆積に対応する。それぞれ15.10.5分間360nmで照射し た後ワラ1/ンによるハイブリッドの安定化。
−トラック13は同じ比率でN1とΔF 508の2種類を含む標本の堆積に対 応する。標本の照射なしでソラレンによるハイブリッドの安定化。
ソラレンで安定化したとき、GCクランプによる従来技術の安定化条件を使用し て得られたのと同じような結果が得られることが判る。ホモ二重鎖とへテロ二重 鎖の分離性は優れており、2つの変異体がはっきりと判別できる(正常な対立遺 伝子と突然変異対立遺伝PΔF 508)。原点からの移動距離だけが異なる。
DNA断片の80から90%が360nmの照射作用を受けた後変化したことが 判る。
2)点突然変異の分析 図4はハイブリッドを安定させるためにソラレン(P s o−m6. 5’− 3°)を使用してCFTR遺伝子(嚢胞性繊維症)のエクソン10についての正 常なりNA(Nl)と変異体(ΔF 508及び1506V)の標本のDGGE (10%から60%の変性勾配、勾配の組成は上述の3対の塩基の欠失の分析に 用いたものと同じ、160Vで3時間)分析の結果を示している。
変異体1506VはCFTRのエクソン10内のヌクレオチド(nt 1648 A−G)の置換に対応する。
この実験において、DNAは一方が光活性インターカレーターとしてソラレンを 含有する2つのプライマーを使用してPCRによって増幅され、増幅後、時間を 変えて360nmの紫外線を照射した。
−トラック1から4は同じ比率でNlとΔF508の2種類を含む標本の堆積に 対応する。それぞれ50.40.30.20分間360nmで標本を照射した後 ソラレンによるハイブリッドの安定化。
−トラック5から9は同じ比率でN1と1506Vの2種類を含む標本の堆積に 対応する:それぞれ50.40.30.20分間360nmで標本を照射した後 ソラレンによるハイブリッドの安定化。
ヒトのDNA標本内にヘテロ接合体の状態で存在するヌクレオチドの置換(CF TRのエクソン10内のnt 1648 A−4G)は異なる形で移動するホモ 二重鎖とへテロ二重鎖の存在するとき容易に検出できる。
3)変性勾配に垂直な電気泳動系内の比較分析図5はそれぞれ同じ比率でNlと ΔF 508の2種類を含み、一方が予めGC尾部を有するプライマーの存在に よって増幅され、他方がソラレンに結合されたプライマーによって増幅された2 つの標本のOから80%の変性勾配に垂直な電気泳動系内の分析を示している。
図6において、AはGC尾部の存在するとき増幅されたDNA標本の融合曲線を 示し、Bはソラレンに接合されたプライマーで増幅されたDNA標本の融合曲線 を示し、点線の曲線は非安定化DNAに対応している。
2つの標本の融合曲線は、重ね合わせることはできないが、同じような外観であ ることが判る。特に、ホモ二重鎖(H)についてもヘテロ二重鎖(h)について も、配列の50%が変性した変性剤(Tm)の百分率は非常に近い。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)分析されたハイブリッドが光活性化された1個または複数個のインターカレ ーターを用いた光架橋によって安定化されていることを特徴とする、変性勾配2 本鎖DNAの電気泳動によって突然変異を検出する方法。 2)分析されたハイブリッドは少なくともその1つに1個または複数個の光活性 化インターカレーターが固定されている2個のプライマーオリゴヌクレオチドに よってハイブリッド形成段階が実施された、2本鎖DNAの断片の遺伝子増幅過 程によって得られることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3)1個または複数個の光活性インターカレーターが固定されたプライマーオリ ゴヌクレオチドから成る全体が次式に対応することを特徴とする請求項2に記載 の方法: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)この化学式で: 基Bは同一でも、異なっていてもよく、それぞれ核酸の1つの基を表す。 Yは真っ直ぐな、または−alk−分枝したアルコイレン基または次の基を表す : ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ 基Eは同一でも、異なっていてもよく、それぞれオキソアニオンO−、チオアニ オンS−、アルコキシ族、または−O−alk−Z族を表す;mは1と5の間の 整数である。 Zはピリミジン基と光架橋を形成することのできる光活性インターカレーターに 対応する基である。 nは2と150の間の整数である。 4)Z基が、平坦な形状を有し、光活性二重結合、またはアジド−N3を有する 多環式化合物であることを特徴とする請求項3に記載の方法。 5)Z基が、8−メトキシソラレン、5−メトキシソラレン、4′ヒドロキシメ チル−4,5′8−トリメチルソラレン、3−カルベトキシソラレン、アンゲリ シン、ピリド(3,4−c)ソラレン、ピリド(3,4−c)8−メチルソラレ ンの誘導体の中から選択されることを特徴とする請求項4に記載の方法。 6)Z基がオキシ−8−ソラレン族またはオキシ−5−ソラレン族であることを 特徴とする請求項4に記載の方法。 7)nが10から30の間に含まれる整数であることを特徴とする請求項2から 6のいずれか一つに記載の方法。 8)式(I)において、プライマーオリゴヌクレオチドの(5′)末端に位置す る基Bがアデニンであることを特徴とする請求項2から7のいずれか一つに記載 の方法。 9)式(I)内でプライマーオリゴヌクレオチドの(5′)末端に位置する連続 する基Bの少なくとも2つがアデニンであることを特徴とする請求項2から7の いずれか一つに記載の方法。 10)プライマーオリゴヌクレオチドの内の1つだけが1個または複数個の光活 性インターカレーターに接合されることを特徴とする請求項2から9のいずれか に記載の方法。 11)ハイブリッド形成過程が分析するDNA断片の1つまたは複数個の光活性 インターカレーター族が少なくともその一方に固定されている2つのプライマー オリゴヌクレオチドによって実施される遺伝子増幅を実行し、次いで、得られた ハイブリッドを照射し、突然変異のない、あるいは既知の突然変異を含む基準D NA標本の同一条件での電気泳動と予め照射した前記ハイブリッドの変性勾配ゲ ル上の遅延電気泳動の結果を比較して突然変異が起きていないかを検出すること を特徴とする、請求項1から10のいずれか一つに記載の変性勾配2本鎖DNA の電気泳動によって突然変異を検出する方法。 12)変性勾配ゲル上の遅延電気泳動が温度勾配、化学変性剤勾配、または経時 的温度勾配によって実施されることを特徴とする請求項11に記載の方法。 13)少なくとも1つの光活性インターカレーターを使って光架橋によって安定 化されたハイブリッドの、ハイブリッド形成過程が1個または複数個の光活性イ ンターカレーター族が少なくともその一方に固定されている2つのプライマーオ リゴヌクレオチドによって実施される2本鎖DNA断片の遺伝子増幅法によって ハイブリッドが調製される、変性勾配ゲル上の遅延電気泳動による突然変異検出 への応用。
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