JPH07505719A - p53及びHSP70のコンプレックスを含む腫瘍の検出方法 - Google Patents

p53及びHSP70のコンプレックスを含む腫瘍の検出方法

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JPH07505719A
JPH07505719A JP5518355A JP51835593A JPH07505719A JP H07505719 A JPH07505719 A JP H07505719A JP 5518355 A JP5518355 A JP 5518355A JP 51835593 A JP51835593 A JP 51835593A JP H07505719 A JPH07505719 A JP H07505719A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 p53及びH3P70のコンプレックスを含む腫瘍の検出方法本発明は、NC+ 助成I F32 CAO8899−01にMづ(政府援助によりなされた。政府 は本発明に対し幾らかの権利を有する。
関連出願 本出願は、1992年4月14日に出願した、同時係属出願番号第07/869 .292号の一韻継続であり、該出願の開示を引用して明細書記載の一部とする 。
発明の分野 本発明は、H3P70に結合するミュータントル53蛋白のクラスが、血、*自 p53腫瘍サプレッサー遺伝子中の変異は、多種の一部ヒト癌で高頻度に見られ る。例えばMホルスタイン等、サイエンス253.49−53(1991)参照 。
乳癌はp53関与に関連するヒト癌の典型であり、約10%の乳癌患者はp53 蛋白に向けられた抗体を循環していると報告されている。L、クロウホード等、 インターナショナル・ジャーナル・オブ・キャンサー30.403−408 ( 1982)。しかしながら、循環p5353D診断上の重要性は明らかでない。
良性乳房線維腺腫を有するw者の21%は腫瘍組織試料中、高いレベルのp53 蛋白を示すこと、血ff1p53抗体を有する患者の半分以上は腫瘍組織中p5 3の上昇を示さないことが判った。L、クロウホード等、モレキュラー・バイオ ロジイ・アンド・メディノン2.261−272(1984)。
発明の要約 本発明に導く研究において、p53免疫原性は特に腫瘍細胞により発現されてい るp53ミュータントの皇及びこれらの蛋白の70 kdM /Eソック白との 結合能力に関しては、乳癌患者で試験した。以下に詳細に検討したように、我々 は今やH3P70に結合するミュータントル53蛋白のクラスが血清自己抗体を 惹起するミュータントル53蛋白のグループを明らかにすることを見出した。H 3P70を結合する蛋白(まより腫瘍形成性となる傾向がある(Pヒンズ等、セ ル・クロス・アンド・ディファレンシエインヨン1. 571−580(199 0):O,ヘイルビイ等、サイエンス250.113−116(1’19(1) )ので、本発見は疾病の診断及び予知に血ff1p53自己抗体を使用する方法 を提供する。
前述を考2すると、本発明の第一の局面は、そのような腫瘍細胞を有する患者で の血rllp53自己抗体生成能力についての腫瘍細胞の分類方法である。本方 法は、帝1者から腫瘍細胞の試料を収集すること、次いで(例えば共免疫沈降に より)腫瘍細胞中、p53蛋白と70キロダルトン熟ノヨツク蛋白(hsp70 )のコンプレックスの存在を検出することを含む。本コンプレックスの存在は、 腫1j!細胞が低置に血清p53自己抗体を惹起させる能力を有することを示す 。−態様では、1m細胞は腫瘍(例えば−次腫瘍)内に含まれ、検出段階は患者 から腫瘍を除去する段階と同時に行われる。他の態様では腫瘍細胞は腫1(例え ば−次腫瘍)に含まれ、検出段階は患者から腫瘍を除去する段階に続く。患者か らの腫瘍除去段階は、任意に低置の血清p53自己免疫抗体の出現を検出する段 階に続けつる。
該自己免疫抗体出現は患者の腫瘍細胞の生育又は存在を示す。
本発明の第二の局面は、70キロダルトン熱ノヨノク蛋白(hsp70)とコン プレックスを形成することができるミュータンt−p53蛋白を発現する腫瘍細 胞を検出する方法である。その方法は、宙者から生物学的液の試料を収集するこ とと、次いて生物学的液中のp53自己抗体を検出することを含み、生物学的液 中のp53自己抗体の存在は、腫瘍細胞がl+5p70とコンプレックスを形成 することができるミュータントル53m白を発現することを示す。
本発明の第三の局面は、腫瘍細胞を有する患者のより攻撃的な疾病を起こすこと ができる腫瘍細胞を識別する方法である。その方法は、患者から生物学的液の試 #1を収集すること、次いで生物学的i+に中のp53自己抗体を検出すること を含み、生物学的液中のr、53自己抗体の存在は、腫瘍細胞がより攻撃的な疾 病を起こすことができることを示す。
本発明の第四の局面は、IIi[l細胞を有すると既1こ診断されたψ者の疾病 の再発について患者を観察する方法であり、患者は該腫瘍細胞の数を減少させる 処置を以前に受けている。その方法は、患者から生物学的液の試料を収集するこ とと、3自己抗体の存在は、患者の腫瘍細胞の数が増加したことを示す。典型的 には、引用される処置は生物学的液中のp53自己抗体の量を減少させるのに有 効なものであり、腫瘍細胞は該細胞中、70キロダルトン熱ノヨソク蛋白とコン プレックスを形成することができるミュータントル53蛋白を発現する。検出段 階は、疾病の再発を続いて観察することを予め考慮して複数の場合に反iMシつ る。その方法は、処置の前に患者のp53自己抗体を検出する段階を任意にさら に含みつる。
本発明の第五の局面は、腫瘍細胞を有すると予め診断されていない患者の攻撃的 疾病を検出する予知方法である。その方法は、患者から生物学的液の試料を収集 することと、次いで生物学的液中のp53自己抗体を検出することを含む。生物 学的液中のp53自己抗体の存在は、患者がより攻撃的である腫瘍細胞を含むこ とを示す。
本発明の第六の局面は、患者の癌を検出する診断方法である。その方法は、ψ者 から生物学的液の試料を収集することと、次いで生物学的液中のp53自己抗体 を検出することを含む。生物学的液中のp53自己抗体の存在は、患者が腫瘍細 胞を含むことを示す。
本発明の前述の及び池の目的並びに局面は、本出願の図面及び以下の明細書で詳 細に説明される。
図面の簡単な説明 図1は、抗−p53抗体について、乳癌のψ者からの血清のスクリーニングを示 す。PAb1801、正常ヒト血清(口1)、S15による乳癌細胞系、BT− 20からの代謝評識蛋白抽出物の免疫沈降はその腫瘍がp53蛋白を過剰発現( overexpress) L/なかった乳癌史2者からである。57−ANA は他の(明らかでない)抗核抗体からである。S11、S33、S7、S45、 S39、S50及びS56は、その腫瘍が高レベルのミュータントル53蛋白を 発現した乳癌ψ者からである。
図2は、乳癌患者sllからの血清による野生型及び種々のミュータントp53 蛋白の回収を示す。全7抗体陽性血清は、NI 83T3細胞由来の野生型マウ スp53(データ示さず)に加えて、本パネルの多様なp53ffl白を認識し た。
図3は、抗p53抗体を有する、ψ者からの腫瘍中、p53及びl−I S P  70のみの共免疫沈降を示す。腫瘍組織からの蛋白抽出物は、抗p53抗体( P)又は抗14SP70抗体(■])により免疫沈降し、次いで(、へ)ウサギ 抗1−I S P 70血清及び(B)PAb1801でプローブした。
図4は、それぞれ正常人、直腸癌、肺癌及び乳癌の患者からの血清試料中のp5 3抗体の存在を検出する酵素イムノアッセイフォーマットでの一部アノセイの結 果を示す。0427単位/IIlカソトフ値も示す。
図5は、6血清検体からp53自己抗体の存在を確認するための酵素イムノアツ セイフォーマットでの確認アッセイの結果を示す。rcaJは癌を示し、rAt JTOABJは自己抗体を示す。
発明の詳細な説明 本明細書に開示する方法は、癌(内皮及び上皮器管の癌、例えば直腸、肺、乳又 は子宮癌腫瘍細胞を含むが、これらに限定されない)、特に乳癌を有することが 推測されるp者に用いられ、又、癌を有すると既に診断された患者(癌に対する 処置を受けたψ1者を含む)を観察すること、そして癌を有するとまだ診断され ていない轡、者をスクリーンすることのいずれにも用いうる。本発明の獣医学的 応用(即ち、イヌ、ネコ、ウマ等の処置での)も意図されるが、患者は典型的( 二(まヒトの男性又は女性である。既に診断が行われている場合、診断は典型的 には触診、放射線診断、細胞学又は体液性マーカーの検出による塊の同定による 。癌の処置は、典型的には細胞減少(cytoreductive)外科手術に より、抗癌剤の投与により、又はその組合せ、例えば細胞減少外科手術、続く抗 癌剤による処置である。
上で示したように、本発明は、患者が癌を「fするかどうか、又、それかより攻 撃的な形の癌かどうかを診断するのに用いることができる。本発明は又、腫瘍再 発について患者のその後の観察方法をtitttする。ミュータントル53Bt 白を発現する癌を有するψ者では、p53蛋白に対する抗体反応が時々誘発され る。腫瘍の除去により抗体反応は元に復する。患者が二次部位、即ち転移で腫瘍 を形成する場合、抗体反応は再び現れる。本抗体反応はp53変異を含む腫瘍を 有する患者に特異的である。従って、p53抗体の存在をアッセイすることによ り、腫瘍の存在は不存在を決定できる。しかしながら、p53ミュータント蛋白 のサブセ・ノドのみが本免疫反応を誘発する。今や本サブセントは、hsp70 と安定なコンプレックスを形成することができるこれらのp53ミュータント蛋 白として確認された。本コンプレックスの存在は、例えばp53及びhsp70 に対する抗体による共免疫沈降により一次腫瘍組織内でアッセイできる。従って 、−次腫瘍組織の試料によって、どの患者がp53に対する抗体反応を増すかを 予報できる。これは、−次腫瘍が小さ過ぎて反応を有効に誘発できないか、又は 患者が免疫反楔を除くか又は弱める化学療法又は放射で前処置された場合でも有 効である。患者が免疫反経回復し、腫瘍再発すると、免疫反応を増すことが期待 でき、それは容易にアッセイできる。又、アッセイできる免疫反応は、−次腫瘍 が免疫反応を起こすのに十分な大きさに生長したときに生じ、それは又、再発の 場合のように二次又は転移腫瘍が免疫反応を起こす場合である。もしp53/h sp70コンプレ・クラスが一次腫瘍で検出されると、患者は腫瘍再発を知らせ るp53抗体反応の出現を観察される。
本明細書で用いられる字句「より攻撃的な疾病」は、(a)速やかに生育する癌 細胞から起こる疾病、(b)速やかな転移を受ける癌細胞から起きる疾病、及び (C)処置後、再発の確率が高い疾病を言う。
本明細書で記載される検出段階で使用するため四者から採られた試料は、一般に 生物学的液、例えば血清、血液血漿又は腹水である。血清及び血液血漿、特に血 清が好ましい。自己抗体は、そのような抗体を産生じた全細胞が結局、消失する 前に除去されたil、少しの間岩者に留まることが期待されるので、患者は、腫 瘍細胞を現在、含むと要はない。
疾病の再発を検出する目的で試料が患者から採られる場合には、試料は好ましく は、残余自己抗体の持続中、消失するのに十分な処!(外科手術的、化学的等) 後、採取する。一般に、収集段階は少なくとも処置t&8週に行われるが、処置 (ここで処置は、処置の過程、例えば化学療法の過程を含み、本時間はその最終 開始から測定する)後、3力月、6力月又は1年でも実施しつる。そのような試 料は周期的に数回患者から収集し、疾病の再発を連続して観察するのに供しうる 。そのような試料を採る間の期間は疾病の型及び状態によって変化するであろう 。典型的には試料は、6力月から1年の間隔で収集されるが、患者が発達した癌 の処置を受けた場合、収集の間隔は約3カ月でありうる。続く処置レジンは、要 すれば、それまでの処置と共に開始した観察プログラムがまだ実施されている間 に開始しつる。
生物学的液の試料中のp53自己抗体を検出する段階は、既知技術に従って実施 しつる。例えばり、クロウホード等、インターナショナル・ジャーナル・オン・ キャンサー30.403−408(1982);L クロウホード等、モレキュ ラー・バイオロジイ・アンド・メディンン2.261−272(1984)参照 。適当なアッセイの例はラジオイムノアッセイ、免疫蛍光アッセイ、酵素結合イ ムノアッセイなどを含む。当業者は、本明細書で開示された方法を実施するのに 有用でありうる多数の特異的イムノアッセイフォーマント及びその変形に精通し ているであろう。一般にE、マキオ、エンザイムーイムノアソセイ(1980)  (CRC・プレス・インコーポレイテッド、ポカ・ラドン、FL)参照。
本発明を以下の実施例中でより詳しく説明する。実施例は特に、(1)H3P7 0を結合するミュータントル53蛋白が血清自己抗体を誘発する、(2)迎に抗 p53自己抗体の存在は、hsp70を結合するp53変異の存在を反映する。
(3)従って抗p53自己抗体の存在は、hsp70結合ミュータンt−p53 を生成する働者の体内で生育の存在を確立する、(4)抗p53自己抗体の検出 は、体内に生成されたp53ミュータントのクラスをホ11定するのに用いるこ とができる、(5)抗p53自己抗体の検出は、体内のどこかの生育が癌性であ り、hsp70結合p5結合p−3ミユータント蛋白ていることを決定する、及 び(6)p53自己抗体の検出は−より攻撃的な腫瘍を示す、ことを示す。実施 例1で、ノース・カロライナ、ノーラム、ジューク・ユニバー7テイーのツヤツ ク・キーン、エリツク・ウィナ−及びロバート・バストが患者血清を供給した。
温度は、特に標示しない限り摂1、材料及び方法 星! ンユーク・ユニバーンティー・メディカル・センターで行った乳房バイオ プンー及び乳房切除からの片を外科手術除去後、収集し、直ちにフラッシュ凍結 し、−120℃で保存した。病理学部の一員によりその腫瘍が一次侵入乳癌と診 断された60名の患者からの検体を研究した。これらの腫瘍の30は免疫組織化 学分析によりp53蛋白を過発現することを示し、一方、30は正常な低レベル の蛋白を発現した。
粗壁系 確立された細胞系HBL100、BT−20、BT−474、T47D 及びMDA−MB−468Bをアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション から得た。HBLlooは野生型p53 (24)を発現する5V4Q−形質転 換ヒト乳房上皮細胞系である。BT20、BT474、T47D及びMDA−M B−468は、それぞれコドン132.285.194及び273で変異を伴う p53蛋白を発現するヒト乳癌派生細胞系である。J、ニグロ等、ネイチャー3 42.705−708(1989); J、バーチク等、オンコシン5.893 −899(1990)参照。キャノイ A、フィンレイ博士(プリンストン・ユ ニバージティー、分子生物学部)から得たI3細胞系は、マウスミュータントル 53クローンLTRcG−val’ ”により固定されたラット胎児線維芽細胞 系である。P、ヒンズ等、ジャーナル・オン・バイオロジイ 63.739−7 46(1986)。細胞は、ウシインツユリン(10n/ml) 、グルタミン (300mg/L)及び10%0%ラン血清を補足したPRM11640中37 ℃で生育した。正常ヒト乳房上皮細胞(HMEc)を、減小乳房形成後、収集し 、標準的技術に従って短期間培養に保持した。■4バンド及びR,セイガー、プ ロノーディンゲス・オフ・ナショナル・アカデミイ・オン・す(エン/7: U SA 86.1249 1253(1’189)v照。
■俸 −次、浸入乳癌の患者からの血清を診断時に得て一20℃で保存した。
PAb1801 (Ab−2、オンコシン・サイエンス)は、アミノ酸32と7 9の間のエピトープでヒトp53と特異的に反応するマウス抗p53モノクロー ナル抗体である。L、バンクス等、ヨーロピアン・/ヤーナル・オン・バイオケ ミストリイ 159.529−534(+986)。PAb421は、アミノ酸 370と378の間の吐乳動物+)53のエピトープと反応するマウス抗p53 モノクローナル抗体であり(A、ウェイト−エバンス及びJ、ジェンキンス、E MBOジャーナル4゜699−706 (+985)) 、アーノルドJ レビ ン博士(プリンス]・ン・ユニバージティー、分子生物学部)から得たハイブリ ドーマ細胞系から生成される。l−I 5P72/73 (Ab−1、オンコシ ン・サイエンス)は、吐乳動物細胞中115 P70蛋白と反応するマウスモノ クローナル抗体である(クローンW27、E、バーロウ)。熱ンヨンク蛋白族の 少なくともhsc70及びhsp7Qメンバーの最後の21アミノ酸を表現して いるヒトC末端エピトープに対して向けられたウサギ抗血清、ヒイリップス・ヒ ンズ等、モレキュラー・アンド・セルラー・バイオロノイ7、2863−286 9(1987)は、P、ヒンズ博士(ホワイトヘッド・インスチチュート、分子 生物学部)から得た。TA−1、抗HE R2/neuマウスマウC;、モノク ローナル抗体(シュポン)、正常ヒト血清及び自己免疫疾患に関係した抗核抗体 を有する15名のψ者からの血清(J、D、キーン博士、ジューク・ユニバーン ティー、微生物学部より得た)を対象抗体として用いた。
配列分析 mRNAからp53遺伝子の高保存部分の配列決定は既知の技術に従 って実施した。例えばAディビド7等、プロノーディンゲス・オン・ナショナル ・アカデミイ・オン・サイエンシズLJSA 88.5006−5010(+9 91)参照。
要約すると、プライマーとしてエキソン10からのアンチセンスオリゴヌクレオ チドを用い、MuL〜l逆転写酵素(ベテスダ・リサーチ・ラホラトリーズ)に よ6p53第−鎮cDNA合成用の鋳型として1ルの全RNAを用いた。次いで エキソン4−10を、エキソン4からのオリゴプライマーとTaqDNΔポリメ ラーゼ(プロメカ)を加えることによりポリメラーゼ連鎖反応を用い増幅した。
本反応の712bp生成物をゲル精製し、iQび増幅し、セファ0−スCL−6 13(ファルマンア)スピンカラムを通すI!!過、エタノール沈殿及び水中へ の再溶解により再度精製した。本材料は、配列20(ユナイテッド・スティン・ バイオケミカル)を用いるジデオキシ配列決定用の鋳型であった。エキソン5. 6.7及び8の各々に近接するオリゴヌクレオチドを用い、反応を開始し、反応 はプライマー鋳型をまず煮沸し、水上で10分間”P−dATPで標識し、次い で45℃で10分、終結反応をランニングすることにより実施した。生成物はポ リアクリルアミドゲル上で電気泳動に付し、次いてゲルを10%酢酸/12%メ タノールに浸漬し、乾燥してコダソクXARフィルムと七ントシた。
免疫沈降 細胞系は50μCi/ml 3SS−メチオニン(アマ−ジャム)で 2時間、代謝的に標識した。標識期間の終わりで細胞をこすり落とし、溶解緩衝 液(50mMl−リス、5mM EDTA、150a+M NaC1,0,5% NP40.11IlvlPMsF)中て均一にし、次いで10秒間5w/sで超 音波処理した。100.000gで遠心後、上清を集め、プロティンG−セファ 0−ス(ファルマンア)により1時間4℃で前吸着させた。12.000 gで 遠心後、上清を集め、取込みをトリクロロ酢酸(TCA)沈殿により定量した。
p53の免疫沈降は、各細胞系から5×10・TCA沈降可能カウントから行っ た。溶解質は、1μlのヒト血清又は0゜1agのモノクローナル抗体と4℃で 1時間インキュベートし、次いで20声1プロティンG−セファロースと結合さ せた(4℃、2時間)。セファロースを溶解緩衝液で3回洗浄し、等量の5DS −負荷(loading)緩衝液(100IIMトリスpH=6.8.4%SD S、0.2%ブロモフェノールブルー、20%グリセロール、50mMβ−ME )中で5分間省沸することにより変性させ、10%5DS−ポリアクリルアミド ゲル上に乗せた。試料の電気泳動後、蛋白を400園八で2時間、エレクトロブ ロッティングによりニトロセルロース膜(ンユライソヤー・アンド・ツユエル) に移した。膜を乾燥し、コダソクXARフィルムと一晩組織をポリトロ/(ブリ ンクマン)を用い均一化した以外、上記のように実施した。250ggの未標識 全蛋白(IIMEc及びNlll3T3細胞、21g)を上記のように患者血清 又はモノクローナル抗体と反応させ、回収蛋白を5DS−ポリアクリルアミドゲ ル上で電気泳動に付し、次いでニトロセルロース膜に移した。膜は、次いで遮断 溶液(リン酸緩衝食塩水rPBSJ中、3%ウソ血清アルブミン(BSA)、0 .2%ツイーン20.0.02%ナトリウムアジド及び1mMEつ化ナトリウム )中で一晩処理し、5%BSA中1;3希釈したPAb421上清と37℃で9 0分プローブした。PBSで洗浄後、プロットは5ml 5%BSA中ビオチン 化F (ab’ )zヤギ抗マウス血清(タボ)で1時間プローブした。PBS 中で最終洗浄後、抗体結合をアビンン接合イムノベルオキ/ノーセ検出システム (ベクター)で可視化した。
共免疫沈降 −次漫人乳癌の患者からの腫瘍中のp53及びHS P 70の共 免疫沈降は、抗p53抗体又は抗H3P70抗体のいずれかと腫瘍組織からの蛋 白抽出物(250ag)の第一反応により実施した。4つの免疫沈降反応、各抗 体による2つ、を各組織からの蛋白抽出物上で実施した。コンプレックス中のH 3P70を検出するため、免疫沈降を11μgのマウスモノクローナル抗体、P Ab1801及びH3P72/73で実施した。コンプレックス化p53を検出 するため、免疫沈降をヒト抗p53抗血清、sll及びウサギ抗H3P70抗血 清の一つで実施した。これらの免疫沈降物を上記のように電気泳動に付し、プロ ットした。HS P 70のプローブは、5%BSA中10μlウサギ抗HS  P 70血清で実施 した。p53のプローブは1.OagPAb1801で実施した。マウスモノク ローナル自体がヒオチン化ヤギ抗マウスIgG検出システムで一;5Qkdi白 として検出されるので、不均質様抗血清をこれらの免疫沈降に用いた。結合は、 ビオチン化ヤギ抗ウサギ(ベクター)又は適当なものとして抗マウスで検出した 。可視化を再びイムノペルオキシノーセ検出システムで実施した。
びその腫瘍が検出不能のp53蛋白を発現した30名の、ψ者から手術1υ1間 に収集した血l+1を抗p53抗体のrr在についてスクリーンした。1111 の各血清を確立したヒ上乳癌細胞系BT20からの代謝標識蛋白溶解質と反応さ せた。本細胞系は高レベルの、コドン132で変異を念むp53蛋白を発現する 。j、バーケラト等、オンコノン5.893−899(1990)参照。p53 を過発現した腫瘍を有する7名の患者からの血清は、モノクローナル抗体、PA b1801と免疫沈降したp53と共移動した53kd蛋白を免疫沈降した抗体 を含有した(図1)。これらの血清の希釈分析は、イムノグロブリンアフィニテ ィ精製pAB1801に類似する最強のものに関して、それらの反応性で〉10 倍の変化を示した。本分子量の蛋白に対応するバンドは、p53陰性腫瘍を有す る患者からの血清のいずれによっても免疫沈降しなかった。加えて53kd蛋白 は、抗核抗体を有することが知られた、自己免疫疾密を有する15名のψ者から の血清によりBT20i8解質から回収されなかった。
これら7血請の各々がp53オンコノンを認識したことを確識するために、イム ノブロッティングを実施した。未標識蛋白抽出物は、各血清で免疫沈降し、電気 泳動に付し、固体支持体に移し、次いてPAb421でプローブした。各ケース でp53モノクローナル抗体により検出された53kd蛋白の特異回収は、免疫 沈降蛋白の同一性を確認した(図2)。異なる確立されたヒ]・及びマウス細胞 系からの免疫沈降は各抗血清が広範囲のp53蛋白、両ミュータント及び野生型 を認識することを明らかにした(図2)。
p53変異は免疫反応と相関する 幾つかの可能性がなぜミュータントル53蛋 白を発現する乳癌のサブセットだけがp53抗体を誘発するかを説明できる。
ミュータント蛋白の1は、非常に可変性で、細胞死後、これらの腫瘍中、高レベ ルで免疫原性を獲得する。しかしながら、免疫組織化学により、p53発現のレ ベルでの王lヨ違いは、これらの腫瘍では観察されなかった(データ示さず)。
別途、幾つかのミュータントル53蛋白だけが、抗体自体はミュータント特異性 でなくても免疫原性でありうる。これを試験するため、PCR増幅p53cDN Aの直接スクリーニングを蛋白を過発現している15の乳癌から実施した。各ケ ースで蛋白のコート配列を変化した遺伝子の高変換!!19分で、変異が見られ た(表1)。
これらの変ンdの一般に一員したクラスター形成が観察された。p53に応答す る抗体を増加しなかった各中者は、p53遺伝子のエキソン7又は8に変異を含 む腫瘍を有した。逆に、抗体陽性である7名の暦者の5名はエキソン5又は6に 変異を伴う腫瘍ををした。2つの例外は患者33及び45であった。彼らの腫瘍 は、それまで患者が強い免疫反応を増した、コドン275(エキソン8)及び2 38(エキソン7)に変異を含んだ。両ケース共、′R′jLは蛋白の長範囲4 級構造を変えることが予言されたソステイン残基を変化した。
表1 遺伝子変異の部位、免疫原性及び15の乳癌のHS P 70とコンプレックス を作る能力に関するミュータントル53蛋白の特性のクラスター形成は、Mi線 繊培養細胞中熱/ヨノク結合について分析したヒト及びマウスミュータントル5 3蛋白て明らかである。エキソン5に゛良ンζを八む1)53蛋白は、70kd 熱/ヨツク蛋白に結合し、一方、エキソン8に位置する変異を伴う幾つかの蛋白 は、コンプレックスを形成しない。P ヒンズ等、セル・グロス・アンド・ディ フ7レンノエインヨン1. 571−580(1990);O,ヘイルビイ等、 サイエンス250.113−116(1990)参照。抗原提示においてHS  P2Oの可能な機能を与えて、免疫原性p53ミュータントがインビボで本熱シ ヨツク蛋白とコンプレックスを形成するかどうかを測定することは興味あること である。p53変異を含む15腫瘍のうち14の蛋白抽出物が抗p53及び抗帖 ショック抗体と免疫沈降した。プロッティング後、分離膜は、これらの蛋白の共 沈殿を検出するために抗p53及び熱ノヨック抗体でプローブした。p53抗体 が循環している全7名の、轡者からの腫瘍組織は、共沈殿p53及び70kd! !Iシヨツク蛋白を含んだ(図3)。逆に、p53/熱ショック蛋白コンプレッ クスは、検出可能なp53抗体に欠けている7名の患者からの組織で検出されな かったが、それでも抗体陽性組織に類似する両p53及びH3P70のレベルは 存在した。そのように、コンプレックスの欠失を説明するp53又はHS P  70が不存在であることのようには見えない。それらの抗血清を用いて識別され ない7Okd熱シヨツク蛋白の幾つかの種(即ち、hspShsc及びhsx) が存在するので、コンプレックスに欠ける組織は適当な数の熱シヨツク蛋白ファ ミリーを合成しない可能性がある。
しかしながら、異なるミュータントが、薩歯類線維芽細胞において、hsc70 とコンプレックスを形成する、異なる内因性能力を有することを示した。p53 に対し内因性の性質が、これらの乳癌でのコンプレックス形成に関与することを 示唆するP、ヒンズ等、上湯、O,ヘイルビイ等、上16参照。
本研究での発見は、ヒトMi瘍での2つのクラスのp53変異を識別する方法を 示唆する。証拠の幾つかのラインが、これが変異を類別する機能的に重要な方法 でありうるという着想を支持する。熱ノヨック蛋白を結合するp53変異は、r asと共に、より有効な優性形質転換遺伝子である。P、ヒンズ等、セル・アン ド・クロス・ディファレンンエインヨン1. 571−580(1990)。熱 ノヨツク蛋白/p53コンプレックスは、野生型Pgi瘍サプレッサー蛋白の隔 離により、帖ノヨノつてコンプレックスを)じ1戊し得ないミュータ/+−ps 3蛋白よりも多分より口欲にp53仲介形質転換を促進する可能性がある。又、 転写活性化でのミュータントル53蛋白の作用能力に差があるようである。コド ン273に変異を含むGAL4/p53溶解蛋白(ヒト)は本作用を維持するが 、一方、コドン135の変異(ネズミ)は、GAL4標識配列にトランス作用す る能力が破壊している。
L、レイクロフト等、サイエンス249.1049−1051(1990) :  S、フィールズ及びS、ジャンク、サイエンス249.1046−1049( 1990)。
しかしながら、線維芽細胞を形質転換する能力のH3P結合と非結合p53蛋白 との差は、リーフラウメニ症候群を伴う患者に見出された遺伝性p53変異が結 果として有効なオンコノンの減少となるという信念を支持しうる。これらの変異 はp53遺伝子のコドン250付近でクラスター形成するようであり(S、スリ バスタバ等、ネイチャー348. 747(1990) + Dモーキン等、サ イエンス250、1233(1990)) 、従って、H5Pを結合しないと、 そして多分、腫瘍原性が少ないと予測される。本研究から患者63は、リーフラ ウメニフ7ミリイ(コドン245、Gly→Asp)に見出され、乳癌のH3P と結合しないものと同一の変異を含有した。これは、なぜ多くのこれらの患者が 、生殖細胞系p53変異を有するのに、症候群の特徴的悪性疾患を表す前に若い 成人期に達することができるかを説明しうる。
実施例2 以下は、中5者の生物学的液、例えば血清中のp53自己抗体の存在を検出する イムノアッセイ方法を示す。本イムノアッセイ方法は一部アッセイと呼ばれるで あろう。確認試験として作用し、確認アッセイと呼ばれるであろう一部アノセイ の修肺変化も示される。−次アッセイによりp53自己抗体が陽性であると試験 された試料は、試料が真に陽性か又は偽の陽性かを決定するため、確認アッセイ により再試験できる。これらのアッセイ、例えばサンドイッチアッセイ及び競合 アッセイを実施する一般的方法は、当業者に知られている。本発明の特異的実例 では、−次アッセイは2つの本質的要素、(1)p53抗原に結合した固相(本 明細書ではp53.Sと称する)及び(2)ヒトイムノグロブリンに向けられた 標識抗体を有する。確認アッセイは、−次アノセイ中の2つの要素プラス第3要 素、遊離(即ち、非固相結合)競合p53抗原(本明細書ではp53Cと称する )を含む。
p53S及びp53Cの潜在的志願者は野生型又はミュータント全長天然又は組 換えp53蛋白及びその断片である。好ましくは、断片はp53自己抗体により 王に認識された天然、組換え又は化学合成ポリペプチド又はペプチドである。例 えば、これらのp53蛋白又は断片は粗製細胞抽出物から得ることができ、天然 発生又は組換え細胞又は細胞系から精製できる。p53m白の起原の例は、異な る形のミュータントル53蛋白を発現する癌性生細胞系である。例えば、セクシ ョンrn、EIAフォーマットを用いる確認アッセイ」の下に以下に記載した確 認アッセイで、p53自己抗体結合の阻止は、p53Cを与えた5W620細胞 の抽出物により観察された。p53Cの他の起原は、乳腫瘍から誘導され、コド ン194でロイノン残基に代えてフェニルアラニンが置換されたミュータントル 53蛋白を発現するT−47D細胞系(ATCCHTB133と称する、アメリ カン・タイプ・カルチャー・コレクションより入手可能)である。p53Cは、 それがp53Sに関し以下にさらに記載される交叉反応エピトープをきまな(て ちよいという14加的要求を有する。
p53sを結合する固相は、イムノアッセイに用いられる如何なるものでもよい 。それらは、天然及び合成ポリマー、ゲル及び粒子を含む。ポリマーは、セルロ ース又はセルロース誘導体、ファイバーグラス及び塩化ビニルであることができ る。標識抗ヒトイムノグロブリン抗体は、商業的に入手しうるか又は当業者によ り製造できる。抗体は、酵素、放射活性、蛍光又は化学標識により標識できる。
−次アンセイでは患者の生物学的液を固相上でインキュベートシ、それにp53 Sを結合させた。インキュベーション期間は、p53sを結合した固相の患者試 料中に存在しつる如何なる抗p53自己抗体(本明細書ではap53と称する) への結合をも可能にし、 1(p53 SXδp53] の固相コンプレックス を形成するのに十分に長くあるべきである。次に、未結合試薬を分離する。例え ば未結合試薬を水性媒体に溶解し、固相から洗浄除去し、固相に結合した((p 53SXδp53] のコンプレックスを残す。次に、固相は標識抗ヒトイムノ グロブリン抗体(本明細書では、零〇IgGと称する)と十分な時間インキュベ ートし、p53自己抗体を含む咀者試料について、固相に結合するコンプレック スI(p53 SXδp53X本δIgに] を形成させる。これは続いて他の 分離段階て未結合試薬を除き、i&I: 1(p53 S Xθp530本δI gG)l コンプレックスを結合した固相を残す。コンプレックスの形成は、抗 ヒトイムノグロブリン抗体上の標識により検出する。従ッテ、 I(p53SX ap53X本a IgG] :) ンプレクラスノ形成は、轡者血清中のp53 自己抗体の量に直接比例する。
2つのインキュベーションと洗浄段階(二段階アッセイ)を有する代わりに単一 のインキュベーションと洗浄段階(一段階アッセイ)も、未結合試薬を洗浄し、 コンプレックスの存在を検出する前に、p53Sを結合した固相、本δIgG及 び轡9者の試料を、 I(p535Xδp53)(零〇IgG] コンプレ・グ ラスを結合した固相のし成に十分な期間、同時にインキュベーションすることに より可能である。
さらに一段階及び二段階アッセイのいずれても、残留する未結合本δIgG(7 )11を測定することもでき、それは轡、者試料中のp53自己抗体の存在に逆 比例する。
!、tI、者の試料が一部アノセイの結果、陽性であるときは確認アッセイで再 試験しうる。試11がp53抗原に特ンく的な自己抗体をaむときは、確認アツ セイにより真に陽性であると確認されるであろう。同様に、試料がp53抗原に 特異的ではないがp53Sと交叉反応する抗体を含むときは、確認アッセイによ り偽の陽性であると確認されるであろう。患者試料中のイムノグロブリンは、2 つの理由:1)その性質により、用いたp53Sが交叉反応性エピトープを含み うる、例えば組換えp53蛋白は、患者のイムノグロブリンが結合する、人工的 に誘導された外部非p53構造(それは細胞培養生成物中、p53蛋白の調節、 発現又は回収を促進する)を含みうる;又は2)固相へのp53の結合が、例え ばp53抗原に対し自然でない交叉反応性エピトープを創造するためにp53S の横這を変化しつる、よりp53Sと交叉反応できた。
確認アッセイは、患者の試料も遊離競合p53抗原(即ちp53C)とインキュ ベートする以外、−次アノセイと同様に実施した。患者の試料は、−次試験がp 53Cを含むが二次試験がきまない(i&者はネガティブコントロールとして役 立アッセイにおいて、本二次試験が、−次試験と並んで実施される以外、−次ア ッ叉反応しないコントロール蛋白、細胞抽出物、ポリペプチド又はペプチドを含 むことができる。本蛋白、細胞抽出物、ポリペプチド又はペプチドは、l)53 m白又はその断片ではなく、又、例えばp53自己抗体と交叉反応する類似p5 3蛋白又はその断片でもないであろう。好ましくは、コントロールの形は、蛋白 、細胞抽出物、ポリペプチド又はペプチドで、−次試験でp53Cに用いた形と 同じである。即ち、−次試験がp53Cとしてp53ペプチド断片又は完全長p 53を使用すると、二次試験はp53と関連しないペプチド断片又は等長の蛋白 を使用するであろう。同様に、−次試験がp53Cの起原としてp53蛋白を含 む細胞抽出物を用いると、二次試験は以下の実施例に示すように、p53蛋白を 含まない細胞抽出物を用いる。−次試験では、唐者の試料は、p53Cと予め混 合し、次いでp53Sとインキュベートする。p53Cは、p53Sに関し上記 した交叉反応性エピトープを含んではならliい。従って、p53Cの起原は、 高レベルの天然(それらは野生型又はミュータントである)抗原を生成するヒト 細胞系てありうる。一つのそのような細胞系は5W620である。p53Sとの インキュベーションの間、p53Cは、p53抗原に特異的な自己抗体に結合す るためにp53Sを結合した固相と競合する。p53Cは、p53Sと交叉反応 性のイムノグロブリンに結合するためにp53Sを結合した固相と競合しない。
p53Cは、 I(p53 S)(θp53X本δIgG)l コンプレックス の形成を最適に阻止する量で用いるべきことに留意する。本明細嘗て記載される 確認アッセイの場合、水量は、例えばp53特異自己抗体を含むことが知られて いる患者試料を用いる確認−次及び二次試験を実施する(t&者は、例えば実施 例1に記載される免疫沈降により測定できる)こと、並びに−次及び二次試験の 結果を比較することにより測定できた。50ないし10096阻止が好ましい。
二次試験では、患者の試料はp53Cの不存在でp53Sとインキュベートする 。
本試験はネガティブコントロールとして役立つ。、轡者の試料がp53抗原に特 異的な自己抗体を含むと、−次試験(p53Cを含む)は、そのネガティブコン トロール相対物に比べて1(p53 S)(δp53)(零〇1gG))コンプ レックスの形成を減じ、試料は真の陽性と確認されるであろう。患者の試料がp 53Sと交叉反応性のイムノグロブリンを含むと、−次試験は、そのネガティブ コントロール相対物に比べてコンプレックスの形成が減少せず、試料は偽の陽性 と確認されるであろう。
さらに、確認アッセイは、第一アッセイなしに、p53自己自己−「真に陽性」 として働者の試料を確認することのみに実施できる。
上記検討及び以下の詳細な説明も、p53Sを結合した固相がp53抗原に特異 的でIJいイムノグロブリンと交叉反応するエピトープを有しない場合、第一ア ッセイは確認アッセイを実施しないで本p53Sと首尾よく用いることができる 。
第−及び確認アッセイを一般的に記載したので、次に酵素イムノアッセイ(EI A)フォーマントで用いられるアッセイの特異的実施例を述べる。
1、EIΔフォーマットを用いるp53自己自己−第一アッセイ(+)イムロン −11ミクロタイタープレート(グイナテソク・ラボラトリーズ・インコーボレ イテノ1、チャンティリイ、■△)を:)7゛″Cで2時間ウェル当り100d の被覆溶液で被覆した。被覆溶液は、0.05M炭酸水素/炭酸ナトリウム、p H9,4中、0.2pg/m1組換えヒト野生型p53蛋白を含有した。組換え p53はモノクローナル抗体PAb18o1、PAb240及びPAb421  (tンコノン・サイエンシズ・インコーホレイテッド、ユニオンディル、N、Y 、からそれぞれηタログ番号Ab−2、Ab−3及びAb−1)を結合する。コ ーチングインキュベー/Bン後、ウェルを洗浄緩衝液(リン酸緩衝食塩水(PB S)中、0゜05%ツイーン20,0.01%SDS及び0.01%チメロサー ル)で3回洗浄した。次いでウェルは、ウェル当り200111の、0.01M 炭酸水素/炭酸ナトリウム、pH9,4中1%ウン血清アルブミン(BSA)で 37℃で1時間、保護液Q[(overcoat) した。保護被覆段階後、ウ ェルを上記したように洗浄した。
(2)次いでウェルに、検体希釈液中1ooo倍希釈した1oot+1の血清検 体を加えた。これらの血清検体は、臨床上の症状を伴わない患者、良性状態の患 者及び種々の癌を有する患者に由来した。検体希釈液は吐■6,8で、緩衝剤と してPBS及びトリスを、金属キレート剤としてエチレングリコール−ビス(β −アミノエチルエーテル)−N、N、N’、N’−四酢酸(EGTA)及びエチ レンジアミン四酢9 (EDTA)を、ヒトイムノグロブリンの非特異的結合を 最小にするデターノエントとしてツイーン20を、防腐剤としてナトリウムアン ドを、蛋白安定剤として並びに非特異的結合を最小にするためにウシ胎児血清及 び正常ヤギ血清を含有した。各希釈検体は反復実験で試験した。又、反復実験ウ ェルは、1゜Oμlの検体希釈液を加え、「背景」ノブナル、100μlの低ポ ンチイブコントロール及び100μmの高ポジティブコノトロールのみを与えた 。ポジティブコントロールは、検体希釈液に希釈され、EIAでそれぞれ「低」 陽性値と「高」陽性値を与えるp53自己自己−陽性の専用(dedicate d)血清検体であった。全試料をウェルに加えた後、プレー1−を覆い、室温で 一晩(16−18時間)インキュベートした。
(3)−晩インキュベーション後、ウェルを洗tII緩衝液で4回6Li″Fl 、た。次いでウェルに100μlの接合溶11kを加えた。接合溶液は、pi− 17,2の抱合体希釈液中、0.2n/mlのA・キ抗ヒl IgG (ll+ L)−西洋ワサビペルオキ/ダーゼ抱合体(カタログ番号04−10−06、カ ークガード・アンド・ペリイ)であった。抱合体希釈液は、緩衝剤としてPBS 及びHEPESを、防腐剤としてベンノルアルコールを、データジエントとして トリトン×100を、蛋白安定剤として及び非特異的結合を最小にするためにウ シ胎児血清及び正常ヤギ血清を含有した。
プレートは、37℃で2時間インキュベートした。抱合体インキュベーション後 、ウェルを上記のように4回洗浄した。
(4)洗浄後、ウェルに100111のOPD (オフエニレンジアミン−2H C1)基質溶液を加えた。OPD基質溶液は、5mlのOPDについての希釈液 (インビトロ試験番号5695、アボット・ラボラトリーズ、アボンド・パーク 、IL)当り1 OPD錠(インビトロ試験番号7181E、アボット・ラボラ トリーズ、アボット・パーク、IL)を溶解することにより調製した。プレート は室温で30分間、暗所でインキュベートし、その後、ウェル当り100μmの IN硫酸を加えた。ウェルの吸収をミクロプレート・オートリーダー(#EL3 10、バイオ−チック・インスティチューツ、バーリントン、VT)を用い49 2nmで読み取った。
(5)各試料の反復実験吸収値の平均を計算した。平均「背景」シグナルを各試 料平均ノブナルから引き、背景吸収を補正した。補正試料吸収を低ボッチイブコ ントールの補正吸収で割った。これらの結果は、1000倍希釈で試験した血清 検体の単位/111でのp、53自己抗体値を与えた。1000倍希釈で目盛外 読み取りを与えた血清検体は、さらに希釈して目盛内読み取りを与え、読み取り を再″A製して1000倍希釈の単位/ml値を表すようにした。
(6)0.427単位/mlのカソトフ値を、73正常血清検体の平均プラス4 標準偏差である第一アッセイについて確立した。0.427単位/mlと等しい か又はより大きい値を与える血清検体をp53自己自己−陽性と記録し、アッセ イの結果を以下の表2に示す。
表2 陽性検体は0.433−761単位/mlに及ぶ。
将来のアッセイてのカノトフ値は、試験した正常血清の数とそのような正常血清 が得られる群に依存して異なりうる。好ましくは、多数の正常血清が用いられ、 そして血清は試験されたt者群の代表である正常固体から得られる。図4は、3 4名の正常個体、50名の直腸癌、43名の肺癌及び32名の乳癌患者の群につ いてのp53自己抗体値の例を示す。本検体群において、陽性p53自己抗体値 は、0427単位/m1カソトフ値より以上から8.2単位/mlに及ぶ。
n、EIAフォーマントを用いる確認アッセイ(1)上記した第一アソセイてp 53自己抗体に陽性と試験された血清検体を確認アッセイての試験に付した。確 認試験操作は、(上記第一アッセイの段階2の)血清検体の調製以外は、上記E IA−次アソセイのものと実質的に同じであった。
血清検体を記載のように1000倍に希釈したが、癌細胞系抽出物を2mg/m l抽出蛋白の最1!濃度に添加した。低及び高ポジティブコントロールを含む各 血清検体は2つの異なる細胞抽出物のいずれかの存在でこの方法を試験した。− 細胞抽出物は5W620細胞(ライボヒス等、キャンサー・リサーチ36 :  4562−4569(1976) 細胞系は寄託され、ATCCCCL227と 称され、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクシヨン、ロックヒル、MDよ り入手可能)から調製した。本細胞系は、−次直腸癌のリンパ節透過因子から誘 導され、コドン273てヒスチ//残基がアルギニン残基と置換したミュータン t−p53蛋白を発現する。他の抽出物は、5aos−2細胞(ATCCHTB 85と称され、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション、ロックビル、 MDより入手可能)から調製した。本細胞系は骨肉腫から誘導され、両p53遺 伝子が欠けているので、それはいずれのp53蛋白も発現しない。
(2)上記細胞抽出物は、以下のように:A製した 新鮮な生育細胞を7@PB S中て3回洗浄した。洗浄細胞を玲溶解緩衝液中、50X10’細胞/mlて竪 濁した。(溶解緩衝液は50mMトリス−HCl、pH7,2,5mM EDT A、150mM NaC1,05%ノニデノトP−40(NP−40、ノグマ・ ケミカル・カンパニイ、セ/ト・ルイス、MOから商業的に入手可能ン、1+n Mフェニルメチルスルホニルフルオライド(PMSF)、1μR/ll1lアプ ロチニン、1gg/m10イベプチン、5++M NaF及び1mMNη04V である。)細胞響濁液は15秒間超音波処置し、次いで+00.0OOX gで 1時間遠心した。上清を注意しながら取り、細胞抽出物として用いた。抽出物の 蛋白をブランドフォード蛋白方法(カタログ番号500−0006、バイオ−ラ ド・ラボラトリイーズ、リッチモンド、CA)により測定した。
(3)希釈血清検体を細胞抽出物の存在でウェルに加え、EIAを一部アッセイ について上記したように(即ち、−次アソセイの段階2から4)完成させた。
確認ETAの原理は、血清検体がp53に特異的な自己抗体を含むと、SW62 0抽出物は5aos−2抽出物に比べEIA値を有意に減少するということであ る。
それは、ウェル上に被覆された組換えp53蛋白へのp53自己抗体の結合を特 異的に阻害する、5W620抽出物中のミュータントル53蛋白である。S a os〜2抽出物は、それがウェル上に被覆された組換えp53蛋白に結合してい る自己抗体に競合するp53蛋白を含まないので、効果がないであろう。血清検 体がウェル上に被覆された組換えp53蛋白と交叉反応するイムノグロブリンを 含むと、5W620抽出物は5aos−2抽出物に比べてEIA値を有意に減少 しないであろう。
(4)確認EIAを行った後、5W620及び5aos−2抽出物の存在て試験 した各血清検体についての単位/mlのp53自己抗体値を一部アッセイの段階 5で上記したように計算した。−修飾は、全ての修正試料吸収を単位/m1p5 3自己抗体を得るために5aos−2抽出物の存在で試験された低ポジティブコ ントロールの修正吸収で割ったものであった。各血清検体について、5W620 抽出物の存在での単位/m1p53自己抗体を、5aos−2抽出物の存在での 単位/1Ilp53自己抗体値から引いた。この差を5aos−2抽出物の存在 での血清検体の単位/ll1lp53自己抗体値て割り、100倍して阻止%を 得た。血清検体は、50−100%阻止が駅察された場合、p53自己抗体につ いての真の陽性を記録した。表3は、最初に試験した結果が陽性である検体の確 認アッセイの結果をまとめている。
表3 祥つかの血清I&体は、確認アッセイで試験したとき、30−50%阻止を示し た。この範囲の阻止は、それが特異的p53自己抗体を示すのがどうかを決定す るためさらに研究を要するであろう。
図5は、正常検体を除き、p53自己抗体についての一部アッセイで試験の結果 が7.H(iてあった幾つかの固体検体についての確認Elへの結果を示す。肺 良性及びGl良性を示した2つの良性検体は、5aos−2抽出物の存在て、そ れぞれ132及び1100単位/mlのp53自己抗体値を与えた。これらの値 はSW62 (1抽出物の存在で減少せず、従ってこれらは偽の陽性であると確 認した。迎に、3つの癌検体の値は5W620抽出物の存在で減少率により示さ れるように有!に4g・し、それらが真の陽性であることを証明した。
前述の実施例は本発明を明らかにするものであり、限定するものと解すべきでテ iL・。発明はその中に含まれるべき請求のti![!IIに相当する以下の請 求の範囲により明らかにされるっ 田− ■田/′IA庸 零■2目ε(id 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8)

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.患者から腫瘍細胞の試料を収集すること、次いで該腫瘍細胞中のコンプレッ クスの存在を検出すること(該コンプレックスはp53蛋白と70キロダルトン 熱ショック蛋白(hsp70)を含有した)、を含む、そのような腫瘍細胞を有 する患者の血清p53自己抗体を生成する能力について腫瘍細胞を分類する方法 であって、該コンプレックスの存在は該腫瘍細胞が該患者内で、血清p53自己 抗体を惹起することが可能であることを示す。
  2. 2.該検出段階を共免疫沈降により実施する、請求項1の方法。
  3. 3.該検出段階を該患者から該腫瘍を除去する段階と同時に又は後で実施する、 請求項1の方法。
  4. 4.該検出段階を、該腫瘍について患者を処置する前に腫瘍細胞の存在を測定す るために実施する、請求項1の方法。
  5. 5.該検出段階を血清p53自己抗体の出現について患者をモニターする段階に 続いて行う請求項1の方法であって、該自己抗体の出現は、該患者内で該腫瘍細 胞の生育を示す。
  6. 6.該腫瘍細胞が上皮起原のものである、請求項1の方法。
  7. 7.該腫瘍細胞が結腸直腸、肺、乳及び子宮癌腫瘍細胞からなる群から選択され る、請求項1の方法。
  8. 8.患者の細胞中に70キロダルトン熱ショック蛋白(hsp70)とコンブレ ックスを形成する能力を有するミュータントp53蛋白を発現する腫瘍細胞を検 出することにより患者の腫瘍を診断する方法であって、その方法は該患者から生 物学的液の試料を収集すること、次いで該生物学的液中のp53自己抗体を検出 することを含み、該生物学的液中p53自己抗体の存在は、該腫瘍細胞がhsp 70とコンプレックスを形成する能力を有するミュータントp53蛋白を含むこ とを示す。
  9. 9.該生物学的液が血清、血液血漿及び腹水からなる群から選択される、請求項 8の方法。
  10. 10.該生物学的液が血清及び血液血漿からなる群から選択される、請求項8の 方法。
  11. 11.該腫瘍細胞が結腸直腸、肺、乳及び子宮癌腫瘍細胞からなる群から選択さ れる、請求項8の方法。
  12. 12.該腫瘍細胞が乳癌腫瘍細胞である、請求項8の方法。
  13. 13.該患者が該腫瘍細胞を有すると既に診断されている、請求項8の方法。
  14. 14.該患者が既に該腫瘍細胞を有すると診断されており、該腫瘍細胞の数を減 少させる処置が行われている、請求項8の方法。
  15. 15.該検出段階が、ラジオイムノアッセイ、免疫蛍光アッセイ及び酵素イムノ アッセイからなる群から選択されるアッセイにより実施される、請求項8の方法 。
  16. 16.腫瘍細胞を有する患者に、より攻撃的な疾病を住じさせる能力を有する腫 瘍細胞を識別する方法であって、その方法は、該患者から生物学的液の試料を収 集すること、次いで該生物学的液中のp53自己抗体を検出することを含み、該 生物学的液中p53自己抗体の存在は、該腫瘍細胞が大きな腫瘍形成潜在力を有 し、より攻撃的な疾病を生じさせる能力を有することを示す。
  17. 17.該生物学的液が血清、血液血漿及び腹水からなる群から選択される、請求 項16の方法。
  18. 18.該生物学的液が血清及び血液血漿からなる群から選択される、請求項16 の方法。
  19. 19.該腫瘍細胞が結腸直腸、肺、乳及び子宮癌腫瘍細胞からなる群から選択さ れる、請求項16の方法。
  20. 20.該患者が該腫癌細胞を有すると既に診断されている、請求項16の方法。
  21. 21.該患者が既に腫瘍細胞を有すると診断されており、該腫瘍細胞の数を減少 させる処置が行われている、請求項16の方法。
  22. 22.該検出段階がラジオイムノアッセイ、免疫蛍光アッセイ及び酵素イムノア ッセイからなる群から選択されるアッセイにより実施される、請求項16の方法 。
  23. 23.患者から生物学的液の試料を収集すること、次いで該生物学的液のp53 自己抗体を検出することを含み、 該生物学的液中p53自己抗体の存在は、該患者内で該腫瘍細胞の数が増加した ことを示す、腫瘍細胞を有すると既に診断されており、患者は核腫瘍細胞の数を 減少させる処置を既に受けている患者の疾病の再発を検出する方法。
  24. 24.該処置が該生物学的液中のp53自己抗体の量を減少させるのに有効であ る、請求項22の方法。
  25. 25.該収集段階が複数の時期に繰り返され、疾病の再発をモニターすることを 続ける、請求項23の方法。
  26. 26.該収集段階が該処置後少なくとも6週間に実施される、請求項23の方法 。
  27. 27.該収集段階が該処置後少なくとも6カ月に実施される、請求項23の方法 。
  28. 28.該処置の前に該患者のp53自己抗体を検出する段階をさらに含む、請求 項23の方法。
  29. 29.該腫瘍細胞が該細胞中70キロダルトン熱ショック蛋白とコンプレックス を形成しうるミュータントp53蛋白を含む、請求項23の方法。
  30. 30.該生物学的液が血清、血液血漿及び腹水からなる群から選択される、請求 項23の方法。
  31. 31.該生物学的液が血清及び血液血漿からなる群から選択される、請求項23 の方法。
  32. 32.該腫瘍細胞が直腸結腸、肺、乳及び子宮癌腫瘍細胞からなる群から選択さ れる、請求項23の方法。
  33. 33.該検出段階がラジオイムノアッセイ、免疫蛍光アッセイ及び酵素イムノア ッセイからなる群から選択されるアッセイにより実施される、請求項23の方法 。
  34. 34.患者から生物学的試料を収集すること、次いで該生物学的試料中のp53 自己抗体を検出することを含み、該生物学的試料中p53自己抗体の存在は、該 患者が腫瘍のより積極的な形放を食むことを示す、腫瘍細胞を有するとまだ診断 されていない患者の攻撃的疾病を検出する予知方法。
  35. 35.該生物学的試料が血清、血液血漿、腹水及び組織からなる群から選択され る、請求項34の方法。
  36. 36.該生物学的試料が血清及び血液血漿からなる群から選択される、請求項3 4の方法。
  37. 37.該腫瘍細胞が直腸結腸、肺・乳及び子宮癌腫瘍細胞からなる群から選択さ れる、請求項34の方法。
  38. 38.該検出段階がラジオイムノアッセイ、免疫蛍光アッセイ及び酵素イムノア ッセイからなる群から選択されるアッセイにより実施される、請求項34の方法 。
  39. 39.患者から生物学的試料を収集すること、次いで該生物学的試料中のp53 自己抗体を検出することを含み、該生物学的試料中のp53自己抗体の存在が該 患者が腫瘍細胞を含むことを示す、患者の癌を検出する予知方法。
  40. 40.該生物学的試料が血清、血液血漿、腹水及び組織からなる群から選択され る、請求項39の方法。
  41. 41.該生物学的試料が血清及び血液血漿からなる群から選択される、請求項3 9の方法。
  42. 42.該腫瘍細胞が直腸結腸、肺、乳及び子宮癌腫瘍細胞からなる群から選択さ れる、請求項39の方法。
  43. 43.該検出段階がラジオイムノアッセイ、免疫蛍光アッセイ及び酵素イムノア ッセイからなる群から選択されるアッセイにより実施される、請求項39の方法 。
  44. 44.該p53自己抗体の存在が、患者はp53変異により生じた腫瘍を有する と診断された患者よりも腫瘍のより積極的形成を示すが、ミュータントp53は p53自己抗体反応を惹起しないことを示す、請求項39の方法。
  45. 45.患者の自己抗体を検定することにより癌の攻撃性を評価する方法であって 、p53自己抗体の存在は、より攻撃的な癌を示す。
  46. 46.(a)試料をp53抗原(p53S)、抗ヒトイムノグロブリン抗体(∂ IgG)及び遊離p53抗原(p53C)を結合した固相に十分な時間さらして {(p53S)(∂p53)(∂IgG)}を含むコンプレックスを形成させる 第一試験を実施すること(p53Cはp53蛋白に特異的でないヒトイムノグロ ブリンと交叉反応しなし、)、 (b){(p53S)(∂p53)(∂IgG)}コンプレックスの量を測定す ること、(c)試料をp53抗原(p53S)及び抗ヒトイムノグロブリン(∂ IgG)を結合した固相に、遊離p53抗原(p53C)の不存在で十分な時間 さらして{(p53S)(∂p53)(∂IgG)}を含むコンプレックスを形 成させる第二試験を実施すること、並びに (d)段階(c)の{(p53S)(∂p53)(∂IgG)}コンプレックス の量を測定すること及びこの量を段階(b)のそれと比較することの段階を含む 、ヒト生物学的液中のp53自己抗体を定量するイムノアッセイ。
  47. 47.(a)試料をp53抗原(p53S)及び抗ヒトイムノグロブリン抗体( ∂IgG)を結合した固相に十分な時間さらして{(p53S)(∂p53)( ∂IgG)}を含むコンプレックスを形成させ、本コンプレックスの量を測定す ること、(b){(p53S)(∂p53)(∂IgG)}コンプレックスの量 が或るカットフレベル以上の場合は、試料を抗原(p53S)、抗ヒトイムノク ロブリン抗体(∂lgG)及び遊離p53(p53C)を結合した固相に十分な 時間さらして{p53S)(∂p53)(∂IgG)}を含むコンプレックスを 形成させること(p53Cはp53蛋白に特異的でないヒトイムノグロブリンと 交叉反応しない)、の段階を含む、ヒト生物学的液中のp53抗体(∂p53) を検出又は定量するイムノアッセイ。
  48. 48.段階(b)の{(p53S)(∂p5−3)(∂IgG)}コンプレック スの量を測定すること、及びこの量を段階(a)のそれと比較すること、の段階 をさらに含む、請求項47のイムノアッセイ。
  49. 49.(c)第二試験を段階(h)の試験と同時に実施すること(第二試験の試 料はp53抗原(p53S)、抗ヒトイムノグロブリン(∂IgG)を結合した 固相に、遊離p53抗原(p53C)の不存在で十分な時間さらして{(p53 S)(∂p53)(∂IgG)}を含むコンプレックスを形成させる)、並びに (d)段階(b)及び(c)の{(p53S)(∂p53)(∂IgG)}コン プレックスの量を測定し、そしてこれらの量を比較すること、の段階をさらに含 む、請求項47のイムノアッセイ。
  50. 50.p53S及びp53Cが、野生型又はミュータント全長天然或いは組換え p53蛋白及びp53抗体により主に認識される天然、組換え、又は化学合成ポ リペプチド或いはペプチド断片よりなる群から選択される、請求項46のイムノ アッセイ。
  51. 51.p53Cが野生型又はミュータントp53蛋白を発現する天然に生じる細 胞又は細胞系から得られる、請求項50のイムノアッセイ。
  52. 52.P53Cが細胞系SW620又はT−47Dにより生成される、請求項5 0のイムノアッセイ。
  53. 53.p53Sが組換え野生型p53である、請求項52のイムノアッセイ。
  54. 54.(a)∂IgGが検出用に標識される、(b)p53S及びp53Cは同 時又は連続的に試料とインキュベートし、p53S又はp53Cは、いずれも他 方の前にインキュベートできる、(c){(p53S)(∂p53)(∂IgG )}コンプレックスの測定は、非コンプレックス化∂p53、p53C及び∂I gGを{(p53S)(∂p53)(∂IgG)}コンプレックスから分離した 分離段階後に実施する、請求項46のイムノアッセイ。
  55. 55.生物学的液が血清、血液血漿及び腹水からなる群から選択される、請求項 46のイムノアッセイ。
  56. 56.(a)∂IgGが検出用に標識される、(b)p53S及びp53Cは同 時に又は連続的に試料とインキュベートし、p53S又はp53Cは、いずれも 他方の前にインキュベートできる、(c){(p53S)(∂p53)(∂Ig G)}コンプレックスの測定は、非コンプレックス化∂p53、p53C及び∂ IgGを{(p53S)(∂p53)(∂IgG)}コンプレックスから分離し た分離段階後に実施する、請求項49のイムノアッセイ。
  57. 57.(a)生物学的液試料を癌であることが推測される患者から得ること、( b)試料をp53抗原(p53S)及び抗ヒトイムノグロブリン抗体(∂IgG )を結合した固相に十分な時間さらして{(p53S)(∂p53)(∂IgG )}を含むコンプレックスを形成させること(p53Sはp53に特異的でない ヒトイムノグロブリンと交叉反応しない)、並びに (c){(p53S)(∂p53)(∂IgG)}コンプレックスの量を測定す ること、の段階を含む、癌検出のイムノアッセイ。
  58. 58.(a)∂IgGが検出用に標識される、そして(b){(p53S)(∂ p53)(∂IgG)}コンプレックスの測定は、非コンプレックス化∂p53 及び∂IgGを{(p53S)(∂p53)(∂IgG)}コンプレックスから 分離した分離段階後に実施する、 請求項57のイムノアッセイ。
  59. 59.生物学的液が血清、血液血漿及び腹水からなる群から選択される、請求項 58のイムノアッセイ。
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