JPH07504686A - 消炎薬としてのペプチジル4−アミノ−2,2−ジフルオロ−3−オクソ−1,6−ヘキサン二酸誘導体 - Google Patents
消炎薬としてのペプチジル4−アミノ−2,2−ジフルオロ−3−オクソ−1,6−ヘキサン二酸誘導体Info
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- JPH07504686A JPH07504686A JP6505261A JP50526194A JPH07504686A JP H07504686 A JPH07504686 A JP H07504686A JP 6505261 A JP6505261 A JP 6505261A JP 50526194 A JP50526194 A JP 50526194A JP H07504686 A JPH07504686 A JP H07504686A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
パ大、 のペ ジル4−アミノ−22−ジフルオロ−3−オ ソー16−ヘ サ
ンニ ゛立明り言!
本発明は、新規な消炎量に関する。詳しくは、本発明は、4−アミノ−2゜2−
ジフルオロ−3−オフソー1,6−ヘキサンニ酸の誘導体である化合物;このよ
うな誘導体の薬学的に許される塩基塩、このような誘導体を用いた、インターロ
イキン113変換酵素(ICE)を阻害する方法および、哺乳類、特にヒトにお
ける炎症症状を治療する方法、並びにその用途に有用な医薬組成物に関する。
関節炎の現在の治療法は、入手可能な薬物の副作用および疾患症状の治療を越え
た範囲におけるその無効性により厳しい限界がある。最も広く用いられている夏
物は、アラキドン酸代謝のシクロオキシゲナーゼ経路を阻害する薬剤(非ステロ
イド消炎量、N5AI DS)である。これらの化合物は、関節炎の症状を制御
するのに効果的ではあるが、疾患を緩解するものではない。更に、シクロオキシ
ゲナーゼ阻害は、常に、N5AID治療の主要な副作用、即ち、胃腸刺激と関連
する。ステロイド類は、より重症の関節炎に用いられ、非常に効果的である。し
かしながら、ステロイド類を用いた長期治療は、稀にしか許されない。また、第
二の方向性として挙げられる金、ペニシラミン、クロロキンおよびメトトレキセ
ートのような他の系の消炎量も、一般的利用を厳しく制限する副作用問題が付き
まとう。
インターロイキン−+(IL−1)は、骨関節炎およびリウマチ性関節炎におけ
る組織損壊のキーメディエータ−として強力に関係している。疾患にかかった関
節におけるIL−1の水準の低下は、継続変質を停止し、関節修復をおそらく可
能にすることが期待される。IL−1の水準を減少させる1つの方法は、インタ
ーロイキン−1β変換酵素(IcE)の阻害により、その生物学的に不活性な前
駆体Pro−IL−1βからの成熟IL−1βの産生を遮断することである。本
発明は、IcEを阻害する一連の新規な化合物に関する。本化合物は、疾患緩解
消炎薬として作用し、NSA I D治療(シクロオキシゲナーゼ阻害のため)
、ステジフルオロスタトンを含有するペプチジル誘導体については、S、Tha
i srivongs等、 J、 Med、 Chem、、 1986.29.
2080−2087およびに、 Fearon等、 J、 Med、 Chem
、 1987.30.1617−1622に記載されている。
二肌の概要
本発明は、高水準のインターロイキン−1(IL−1)に関係した疾患の治療に
有用である新規な化合物に関する。本化合物は、インターロイキン1β変換酵素
(ICE)を阻害することにより、その前駆体PRO−I L−1βからの生物
学的に活性な成熟IL−1βの形成を遮断する。
本発明の化合物および薬学的に許されるその塩は、一般式への化合物および薬学
的に許されるその塩基塩である。
式中、A1は、L−P r o−NR1R2または−NR1R2てあり(ここで
、R1およびR2は、水素、C1−C6アルキルおよびヘンシルから成る群から
独立に選ばれるか又は、R1およびR2は、それらが結合した窒素と共に、nが
2から6の整数であるところの
または
を形成する)。
A2は、L−His、L−Cys、L−Cys (Me) 、L−Phe%L−
Phe−R3、L−Val、L−Al a、 L−l l e、 L−Leuお
よびL−Tyrから成る群から選ばれ:
A3は、L−Vat、L−Leu、L−l l e、L−Ty r、L−Phe
およびL−Phe−R3から成る群から選ばれ;A4は、共有結合、L−Phe
、L−Phe−R3、L−TyrおよびL−1−euから成る群から選ばれ。
(ここで、R3は、フェニルアラニンの芳香族環に結合し、各々、C+−Csア
ルキル、Cl−C6アルコキシ、ベンジル、フルオロ、トリフルオロメチルおよ
びクロロから成る群から選ばれる)。
Qlは、t−ブトキシカルボニル、ベンジロキシカルボニル、R4C○およびフ
ェニルカルボニル(ここで、R4は、水素、CI−C6アルキルまたはベンジル
である)から成る群から選ばれる。
アミノ酸を表すのに用いた略号は、当業界で周知かつ標準であり、以下の通りで
ある A18.アラニン;Pro、ブ0リン;His、ヒスチジン:Cys。
シスチン; Cys (Me)、メチルシスチン;Phe、フェニルアラニン:
Va 1.バリン; l l e、イソロイシン;Leu、 ロイシン、および
Tyr、チ好ましい化合物群は、A1が
であり、A2がL−Phe、L−Va l、L−Ala、L−l 1eまたはL
−L e uであり、A3がL−Valであり、A4が共有結合またはL−Ty
rであり、Qlがt−ブトキシカルボニルであるところの一般式(A)を有する
。
更に好ましい化合物群は、A1、A3、A4およびQlが好ましい化合物群と同
じでありA2がL−Alaであるところの一般式(A)を有する。
本発明は、一般式(A)の化合物または薬学的に許されるその塩基塩ならびに薬
学的に許される希釈剤または担体から成ることを特徴とすや医薬組成物を提供す
る。
また、本発明は、効果的な量の、一般式(A)の化合物もしくは薬学的に許され
るその塩基塩、または上記で明かにした通りの医薬組成物を投与することを特徴
とする、インターロイキン1β変換酵素(IcE)を阻害する方法を提供する。
本発明は、更に、効果的な量の、一般式(A)の化合物もしくは薬学的に許され
るその塩基塩、または上記で明かにした通りの医薬組成物を投与することを特徴
とする、炎症症状治療法を提供する。″炎症症状″には、関節炎、腸炎疾患、乾
せん、アレルギー性脳炎、歯肉炎、全身性エリテマトーデス、糖尿病、痛風、敗
血症性ショックおよび成人型呼吸窮迫症候群が含まれる。
また、本発明は、一般式(A)の化合物を合成するのに必要な下記に示した中間
化合物も特許請求する。
および
兄朋Ω詳棟な雄型
上記で定義した通りの一般式(A)を有する本発明の化合物は、下記常法により
容易にかつ普通に調製できる。手順1は、本発明の化合物生成に伴う反応列を具
体的に示している。al、a2、a3およびa4の定義は、以下の通りである。
alは、L−P r o−NRI R2または−NR”R2であり:a2は、N
−ベンジロキシメチル−L−His、S−ベンジル−L−Cys、L−Cys
(Me)、L−Phe、L−Phe−RI、L−Val、L−Ala、L−1l
e、t−LeuまたはO−ヘンシル−L−Tyrであり;a3は、L−Vat、
L−Leu、 L−1l e、○−ベンジルーL−Tyr、L−Pheまたはし
−Phe−R3てあり;a4は、L−Phe、L−Phe−R3,0−ペンシル
−L−TyrまたはL−L e uである。R1、R2、R3およびQlは、上
記で定義した通りである。→貨式(1)および(11)の化合物は、以下の一般
構造を有する
および
として上限温度を適用する(100℃)。反応を行う別の方法は、熱または超音
波を用い、エーテル溶媒(例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルまた
は1.2−ジメトキシエタン)中で亜鉛粉末(約3当量)とブロモジフルオロ酢
酸エチル(約3当量)および沃素(約005当量)との反応によりBrZnCF
2C02Etを前形成する(Altenburger and 5chirli
n。
Tetrahedron Letters 1991 、32.7255)。有
機亜鉛試藁形成後、反応に用いた同じ溶媒に溶解した111溶液を滴下し、添加
が終了した時点で、超音波処理または加熱を約12時間に及んで継続する。更に
別の手法は、エーテル溶媒(例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルま
たは1.2−ジメトキシエタン)に溶解したIllおよびブロモジフルオロ酢酸
エチル(約10当量)の溶液を、同溶媒中での亜鉛粉末(約1当量)と四塩化チ
タニウム(約0.6当量)との反応(Par r 1s等、 Biochemi
stry、 1992.投稿中)により前形成した低原子価チタニウム種を加え
ることである。反応を行う方法に関わらず、仕上げは同じである。
反応物を、水または塩化アンモニウムの飽和水溶液に注ぎ、非混和性有機溶媒、
好ましくはジエチルエーテルまたは酢酸エチルで抽出する。乾燥後、溶媒蒸発に
より粗生成物混合物が残る。37酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカゲル上
のフラッシュクロマトグラフィーにより所望の生成物1■を単離し、1vの後、
より極性のCβエピマーを溶出する。
次の工程は、t−ブチルジメチルシリル(TBDMS)保護基のβ−ラクタム窒
素からの除去に関する。この反応は、通常、過剰のHF/ピリジン複合体を用い
た、アセトニトリルに溶解した1■溶液の処理により行う。−20°Cから50
’Cの反応温度は許容し得るが、約O′Cが好ましい。この温度における反応時
間は、約15時間であるが、反応時間は、10分から12時間まで変えることが
できる。反応は、代表的には水を用いた希釈および、酢酸エチルを用いた抽出の
繰り返しによって仕上げる。乾燥および溶媒留去後、粗生成物■が残り、これは
、代表的には次の工程に用いるのに充分純粋である。また、文献において先行し
た他の手法、例えばメタノール/水中のHCl (Salzmann等、 J、
Am、 Chem、 Sac、。
19B0.102.6161)を用いてこの反応を行うこともできる。
次いで、エチルエステルVを、相当するアミド■1に変換する。−級および二級
アミン類(ai=NR”R2)から誘導されるアミド類形成のためには、変換は
、■(約1当量)とアミンHNR+R2(1から20当量、代表的には2当量)
間の直接反応により行う。トルエン、クロロホルム、エタノール、N、N−ジメ
チルホルムアミドおよび酢酸エチルを含む多数の他の溶媒を用いることができる
が、反応にとって好ましい溶媒は、塩化メチレンである。反応温度は、約o℃か
ら80℃の間で変えるが、高温では、β−ラクタム上のアミンによる攻撃を含む
望ましくない副反応が起こる可能性がある。塩化メチレンにおける通常の反応温
度は、約20℃であり、反応時間は、1時間から1日まで変えることができるが
、代表的には約15時間である。反応の仕上げは、通常、溶媒の蒸発、続いてシ
リカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーまたは酢酸エチルでの希釈、希鉱
酸での洗浄および溶媒蒸発により行う。L−プロリンアミド類Vl(a1=L−
P r oNR4R2)の形成のためには、アミド結合形成は、エチルエステル
基を前もって加水分解して相当するカルボン酸を得、続いて適切なし一プロリン
誘導体(H−L−P r oNR1R2)とのカップリングにより行う。加水分
解工程は、約0℃で820とテトラヒドロフランとの110混合液中でのMol
−1(1から15当量、代表的には約11当量;M=Na、KまたはLi)の作
用、続いて水性鉱酸を用いた中和、酢酸エチルを用いた抽出、溶媒留去により行
う。次のアミド結合形成工程に用いることのできる多数の方法が存在するが、こ
れらは文献に詳述されており、それとしては、ビス(2−オフソー3−オキサゾ
リジニル)ホスフィニッククロライド(Rich等、J、0g、 Chem、、
1990.55.2895) 、ジエチルホスホリルシアニド(Yamada
等、 Tetrahedron Lett、、 1973.14.1595)、
N−エトキシカルボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキノリン(Bell
eau andMalek、 J、Am、 Chem、 Soc、、 1968
.90.1651)、ジシクロへキシルカルボジイミド(Konig and
Geiger Ber、、1970. 103. 788)および混合無水形成
物(Vaughn and 0sato J、 Am、 Chem、 Soc、
、 1951 、73.5553)とのカップリングが挙げられる。
次の工程は、β−ラクタム環の開環およびラクトン化を伴う、中間物質■1(約
1当量)とN−t−ブトキシカルボニルO−アミノ酸N−ヒドロキシスクシンイ
ミドエステル(1から10当量、代表的には約1.1当量)とのがノブリングを
含み、Vllを得る。反応は、トリエチルアミンまたはジイソプロピルエチルア
ミンのような三級アミン塩基(1から10当量、代表的には約2当量)の存在下
で行う。クロロホルム、トルエン、酢酸エチルまたは塩化メチレン(好ましくは
塩化メチレン)のような不活性溶媒を用いる。溶媒に依存して0°Cから80℃
までの反応温度を用いることができる。塩化メチレン中で用いる通常の温度は、
約20℃であり、反応時間は、12時間から3日まで変えることができるが、代
表的には約18時間である。生成物Vl+は、通常、溶媒蒸発、続いてシリカゲ
ル上のフラッシュクロマトグラフィーにより単離する。
Vllからのラクトン■111形成に類似したペプチド鎖伸長反応については文
献に記載されており、ペプチド合成の当業者等に周知である。初めに、塩化メチ
レンに溶解したVl+溶液を約O0Cで過剰のトリフルオロ酢酸(TFA)で処
理することによりN−t−フトキシ力ルボニル保護基をはずす。揮発溶媒および
TFAを真空で留去し、中間物質TFAアミン塩を、三級アミン塩基(例えば、
トリエチルアミンまたはジイソプロピルエチルアミン)の存在下、構造BOC−
a3−OH,BOC−a3−OX、Z−a3−OHまたはZ−83−OX <コ
ニ−で、BOCはt−ブトキシカルボニルであり、2はベンジロキシカルボニル
であり、XはN−スクシンイミジルまたはペンタフルオロフェニルである)のア
ミノ酸誘導体とカップリングさせてVlll(Qlはt−ブトキシカルボニルま
たはベンジロキシカルボニルである)を得る。他の溶媒、例えば、クロロホルム
またはN、N−ジメチルホルムアミドを用いることができるが、カップリング工
程に好ましい溶媒は、塩化メチレンである。
一般式1の化合物(Qiはt−ブトキシカルボニルまたはベンジロキシカルボニ
ルである)の調製には、中間物質Vlll(Qiはt−ブトキシカルボニルまた
はベンジロキシカルボニルである)を、次いで、ベンジルエステルIX(Qiは
t−ブトキシカルボニルまたはベンジロキシカルボニルである)に変換する。こ
れは、H2Oとテトラヒドロフランの1・5の混合液中で20℃でVlll(Q
iはt−ブトキシカルボニルまたはベンジロキシカルボニルである)をMOH(
1から1.5当量、好ましくは約11当量1Mは、Na、KまたはLlであり、
好ましくはLlである)で処理することによりラクトン官能基を加水分解するこ
とにより達成する。この反応時間は、代表的には約2時間である。溶媒を蒸発さ
せると相当するY−ヒドロキシエステルの金属塩が固形物として残り、これを真
空下で乾燥する。この塩を、乾燥N、N−ジメチルホルムアミドに溶解し、その
結果できた溶液を臭化ベンジル(1から10当量、好ましくは約1.5当量)で
処理する。溶液を、約20℃で1から12時間(代表的には5時間)撹拌し、次
いで、水中に注ぐ。0℃から80℃の間の他の温度を用いることができる。混合
液を酢酸エチルで抽出し、合わせた酢酸エチル画分を乾燥し濃縮すると粗生成物
混合物が残る。中間物質IX(Qiはt−ブトキシカルボニルまたはベンジロキ
シカルボニルである)は、次いで、代表的には溶出液として酢酸エチルまたは、
酢酸エチルとへキサンのい(つかの組み合わせを用いてシルカゲル上で混合物の
フラッシュクロマトグラフィーにより精製する。
一般式1の化合物(QlはRICOまたはPhC0である)の調製には、中間物
質V111(Qlはt−ブトキシカルボニルである)は、Vl+の■111への
変換におけるようにトリフルオロ酢酸(TFA)で処理する。その結果できた相
当するアミノ化合物のTFA塩は、次いで、トリエチルアミンのような三級アミ
ンの存在下、一般式R’COClもしくはPhCOClの酸塩化物または一般式
(RICO)20もしくI;t (PhCO)20(7)無水物テ処理しTV
I I I (Qll、tRICOまたはPhC0である)を得る。次に、これ
を、Vlll(Qlはt−ブトキシカルボニルまたはベンジロキシカルボニルで
ある)のIX(Qlはt−ブトキシカルボニルまたはベンジロキシカルボニルで
ある)への変換と同じ手法により、IX(QlはR1C0またはPhC0である
)へ変換する。
一般式1の化合物を提供する最終反応列は、以下の通りである。まず、中間物質
IXのアルコール官能基を、Linderman (Tetrahedron
Lett、、 19B7.28.4259)により述べられた手順により、1,
1.1−トリアセトキシ−1,1−ジヒド0−1.2−ペンズヨードキソル−3
(IH)−オンを用いてケトンに酸化する。次に、炭に担持したパラジウムを用
いた接触水素添加分解によりベンジルエステル官能基を切断して1を得る。酢酸
エチルまたは酢酸のような他の溶媒を用いることができるが、水素添加分解に好
ましい溶媒は、エタノールである。水素圧の範囲は、1から50気圧の間で変え
ることができるが、好ましくは、約3気圧である。反応温度は、代表的には約2
0°Cである。生成物1は、触媒を取り除くための濾過、続いて溶媒の蒸発によ
り単離する。Qlがベンジロキシカルボニルであるところの一般式1の化合物の
調製には、R20とテトラヒドロフランの15の混合液中で約20°CでIX(
01はベンジロキシカルボニルである)をMOH(1かから1.5当量、好まし
くは約1.1当量:Mは、Na、KまたはLlであり、好ましくはLiである)
で処理することによりベンジルエステルを加水分解することがしばしば好ましい
。次いで、一般式1の化合物(Qlはベンジロキシカルボニルである)は、反応
混合物の鉱酸での中和、酢酸エチルでの抽出、溶媒留去およびシリカゲル上のク
ロマトグラフィーにより卑離する。
一般式11の化合物を合成するには、BOC−a’−OH,’BOC−a’−O
X、Z−a’−OHまたItZ−a’−OX <こC7:、BOCはt−ブトキ
シカルボニルテアリ、2はベンジロキシカルボニルであり、XはN−スクシンイ
ミジルまたはペンタフルオロフェニルである)を用い、V++のVlll(Ql
はt−ブトキシカルボニルまたはベンジロキシカルボニルである)への変換に用
いたのと同じ手法により、中間物質Vlll(Qiはt−ブトキシカルボニルで
ある)を、中間物質x(Qlはt−ブトキシカルボニルまたはベンジロキシカル
ボニルである)に伸長する。一般式11の化合物(Qlは、RICOまたはPh
COである)の合成には、中間物質X (Qiは、t−ブトキシカルボニルであ
る)をトリフルオロ酢酸(TFA)で処理する。その結果てきた相当するアミノ
化合物のTFA塩は、次いで、トリエチルアミンのような三級アミンの存在下、
一般式R’COClもしくはPhCOCl17)酸塩化物まタハ一般式(RIC
O)20もL<It (PhCO)20の無水物で処理してX (QiはRIC
OまたはPhC0である)を得る。Xから×1次いで11への最終変換は、■1
11からIX次いで1への反応列のために述べた通りに行う。Qlがベンジロキ
シカルボニルであるところの一般式11の化合物の調製には、一般式Iの化合物
(Qlは、ベンジロキシカルボニルである)の合成のときのように×1をMOH
−(て処理することによりベンジルエステルを切断することがしばしば好ましい
。
a2がし−Hi s、L−CysもしくはL−Tyrであり、および/またはa
4がL−Tyrであるところの化合物は、側鎖保護を必要とする。これらのアミ
ノ酸は、以下の側鎖保護基と共に導入する L−His、N−ベンジロキシメチ
ル;L−Cys、S−ベンジル;L−Tyr、 ○−ベンジル。1または11を
得るベンジルエステルの最終水素添加分解中に、L−Hisと共に側鎖保護基を
はずす。Qlがベンジロキシカルボニルである場合、この基の喪失が起こり、ベ
ンジロキシカルボニル基を再導入するための生成物のベンジルクロロホルメート
を用いた処理を余儀なくされる。L−Cysおよび/またはL−Tyrを導入す
る場合、これらのアミノ酸のベンジル側鎖保護基は、中間物質IXまたはxlか
ら純粋なのHFを用いた処理によってはずす。これらの条件は、ベンジルエステ
ル、L−His(存在する場合)上のN−ベンジロキシメチルおよび/またはQ
l(存在する場合)の位置のベンジロキシカルボニル基もしくはQi (存在す
る場合)の位置のt−ブトキシカルボニル基を切断するのにも用いる。Q1基を
喪失する場合、即ち、Qlがt−ブトキシカルボニルまたはベンジロキシカルボ
ニルである場合、各々ジ−t−ブチルジカーボネートまたはベンジルクロロホル
メートで処理することにより、基を再導入することができる。
インターロイキン1β変換酵素(IcE)を阻害し、その結果として炎症疾患を
治療する本化合物の有効性を示す本発明の化合物の能力を、以下のインビトロア
ッセイにより示す。精製およびアッセイ(IcE)用の他の手法は、Black
等1Febs Letjers、 2472.pp、386−390.1989
およびThornberry等、 Nature、 356、 pp、 76B
−774,1992に示されている。
j立 および ” ヒト単球細胞系、即ちTHP−1(ATCC−TI8 20
2)を、10%ウシ胎児血清を含有するRPMI培地1640 (Gibco
BRL Gaithersburg、MD20877)中て成長させ、遠心分離
により回収し、Ca+十エチレンジアミン匹酢酸およびM9+◆を含有しないダ
ルベツコのPBSジチオトレイトール中で2回洗浄し、緩衝液(10mMトリス
−HCl pH7,8,5mMDTT(ジチオトレイトール)、1mM EDT
A、1mM PMSF (フェニルメチルスルホニルフルオライド)、1μ9/
m1ペプスタチンおよび1μ9/m10イペブチン)にm1当り1−3x108
細胞で再懸濁する。細胞は、使用するまで一70℃で冷凍し、次いで、解凍によ
り溶解する。溶解物は、20,000 x gで1時間続いて120,000
x gで1時間遠心分離することにより清澄にする。
イオン交換クロマトグラフィーによるICE活性体の部分精製 1cE活性体を
、THP−1細胞溶解物から三段階イオン交換クロマトグラフィーにより精製す
る。(A)THP−1細胞溶解物(1,5L)を、緩衝液A(20mMトリスp
H7,8,5mM EDTA、1mM PMSF、Iu9/mlペプスタチンお
よび1μg/m1ロイペプチン)に加えたQ−セファロースファーストフロー(
ファルマシアLKBバイオテクノロジーピスカタウェイ、NJ 08854)上
でイオン交換クロマトグラフィーにかける。IcE活性体を緩衝液Aに加えたN
aCl勾配で溶出する。(B)Aから得た活性体プールを、緩衝液Aに加えたモ
ノSモノビーズ(ファルマシアLKBバイオテクノロジービス力タウェイ、NJ
08854)上で陰イオン交換クロマトグラフィーにかけ、活性体をNaC1
勾配で溶出する。(C)Bから得た活性体プールを、緩衝液日(25mM Na
MES (2−[N−モルホリノ]エタンスルホン酸、半ナトリウム塩)pH6
,9,5mM DTT、1mM EDTA、、10%グリセロール、1mMPM
S F、1μ9/m1ペプスタチンおよび1μ9/mI oイペブチン)に加え
たモノSモノビーズ(ファルマシアLKBバイオテクノロジービスカタウェイ、
NJ 08854)上で陽イオン交換クロマトグラフィーにかける。活性体をN
aCl勾配で溶出する。Cから得た活性体プールを次のアッセイに用いて、本発
明から成る化合物のIcE阻害活性を測定する。
上CE乙ユ11 IcE活性を、プロテアーゼ阻害物質(1mM PMSF、1
μ9/m1ペプスタチンおよび1μ9/m10イペブチン)を有する10mMの
トリス−HCl (pH7,8)を含有する10μmの部分精製した酵素画分と
、40LJ l容量(基質を加えた後、20%DMSO濃度になるように)の試
験化合物とを合わせることによりアッセイする。反応は、[353]で代謝的に
標識したヒト末梢血単球蛋白([35S]で標識したブローIし一1β基質を含
有する)を総容量50μmで導入することにより開始し、10分後0.9MのN
aClを10μm加えることにより停正する。切断および未切断の型のIL−1
βを、50μmのPBS (ダルベツコの燐酸緩衝生理食塩水)(pH8)およ
び0. 1%SO3(ドデシル硫酸ナトリウム界面活性剤)、0.1%トリトン
X−100(非イオン界面活性剤、シグマケミカル社、P、O,Box 145
0B、セントルイス、Mo 63178)、01%Non1det p40 (
NP−40、ノンイオニツクディタージェントシグマケミカル社、P、O,Bo
x 14508、セントルイス、MO6317B)に加えたポリクローナル抗−
IL−1β抗体(シストロンバイオテクノロジー社、Box 2004.10ブ
ルームフイールドアベニユー、パインプルツク、NJ 07058、製品$02
−1100)5μmを加え、更に4℃で4時間インキュベーションすることによ
り免疫捕獲する。免疫複合体を、ブOティンーAセファ0−スの50%スラリー
25μmを加え4℃で一部インキユベーションすることにより不溶化する。不溶
化複合体を遠心分1ia!(エツペンドルフマイクロフユージ)により回収し、
0.1%トリトンX−100,0,1%SDS、01%NP−40を含有するP
BS (pH8)10倍容量を用いて3回洗浄する。最終洗浄後、20%グリセ
ロールを含有する0、125M)リス緩衝液(pH6,8)(2X Laemm
l iサンプル緩衝液(0,125Mトリス−HelpH6,8,4%SO3,
20%グリセO−ル、10%2−メルカプトエタノール、0002%ブロモフェ
ノールブルー])に加えた2%SDS、200mMのジチオトレイトール含有液
25p1容量をペレットに加える。免疫複合体をプロティンAから放し、沸騰水
に試験管を浸すことにより[ILl−抗−IL1]複合体を解離させる。2分後
、試験管を水中で冷却し、遠心分離してプロティンAセファ0−スをペレット化
する。
遠心分離による清澄化後、251.llを、LaemmliSDS PAGE’
(インテグレティドセパレーションシステムズ社、ワンウエスティングハウスプ
ラザ、ハイドバーク、MA 02136)の10−20%勾配に供し、ゲル当り
50mAで約75分間電気泳動にかける。取り出した後、ゲルを10%HOAc
:30%M e OH中で常圧で60分間固定し、AMPL I FY (ア
マルシャム社、アーリントンヘイh、11 60005)中に常圧で30分間浸
す。次いで、ゲルを、60℃の真空乾燥器()(□gffer社)上で90分間
乾燥し、コダックXAFIフィルム(パーカーX−レイ社、260ガバナー通り
、E。
Hartford%CT 0610B)を用いて一70℃で現像する。
IL−1βのブO型および成熟型に相当するバンドを、0.5mlの0.1Mト
リス(pH8)、20mMのCaCl2および、56度で4時間インキュベート
した10mg/mlのプロナーゼを用いた溶出により定量化する。4mlのRe
ady−Safe (液体シンチレーションカクテル)(ベツクマンインストリ
ューメンツ社、フラートン、CA 92034)の添加後、消化物を、液体シン
チレーションカウンターを用いてカウントする。
一般式(A)の化合物の薬学的に許される塩基塩は、非毒性塩基塩、例えばナト
リウム、カリウムおよびアンモニウム塩を形成する塩基から形成されたものであ
る。
上記一般式(A)の化合物を用いた炎症症状の治癒または予防処置におけるヒト
への投与では、本化合物の経口投与量は、通常、平均成人患者(70k 9)で
毎日2−100mgの範囲である。従って、典型的な成人の患者には、1から1
0mgの活性化合物および適切な薬学的に許される賦形剤または担体を含有する
個々の錠剤またはカプセル剤を用いる。静脈投与用投与量は、代表的には、必要
に応じて1回量当り1から10m9の範囲内である。実際には、医者が個々の患
者に最も適した実際の投与量を決定し、それは、特定の患者の年齢、体重および
応答と共に変わる。上記投与量は平均的ケースを例示したものであるが、当然、
より高い又はより低い投与量の範囲の方が価値がある個々の例があってもよ(、
それらも本発明の範囲内である。
ヒトの用途には、一般式(A)の化合物は、単独で投与することができるが、通
常、投与を意図した経路および標準製薬慣習に関して選ばれた製薬担体との混合
物として投与する。例えば、経口的に、デンプンもしくは乳糖のような医薬品添
加物を含有する錠剤の形態で、または単独もしくは医薬品添加物との混合物のい
ずれかのカプセル剤もしくは卵形剤で、または着香剤もしくは着色剤を含有する
エリキシル剤もしくは懸濁剤の形態で投与することができる。非経口的に、例え
ば、溶液を等張にするのに充分な塩またはブドウ糖を含有することのできる滅菌
の水溶液の形態で用いるのが最良である。
本発明を以下の実施例により具体的に説明するが、本発明は、その細部により制
限されるものではない。
災施狙上
[S]−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル−し−バリル−N−[
3,3−ジフルオロ−2,4−ジオクツ−1−カルボキシメチル−4−(1−ピ
ロリジニル)ブチル]
直ヨ乙11z1ξ丘
A、 エチル[S−(S”、S’) ]−1−[(1,1−ジメチルエチル)ジ
メチルシリル]−a、a−ジフルオロ−β−ヒト0キシ−4−オフソー2−フゼ
チジンブロパノエートおよびエチル[R−(R”、S′)j−1−[(1,1−
ジメチルエチル)ジメチルシリル]−a、a−ジフルオロ−β−ヒドロキシ−4
オクソー2−7ゼチジンブロパノエート
THF (100ml)に溶解した、新しく調製した粗(2S)−’1− [(
1゜1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−4−オクソー2−7ゼチジンカル
ボキサルデヒド(10,39,48,3ミリモル)およびブロモジフルオロ酢酸
エチル(25,og、123ミリモル)の溶液にZn粉末(10,59,161
ミリモル)を加えた。反応物が入っているフラスコを35℃の超音波浴に40分
間入れ時折手で撹拌した。混合物を、次いで、氷/H20に注ぎ入れ、その結果
できたスラリーを、セライトを介して濾過し、エーテルで充分洗浄した。水層を
分離し、エーテルで抽出した。混合物を、溶出液として3ニア酢酸エチル/ヘキ
サンを用いたシリカゲル上のクロマトグラフィーにかけた。エピマー生成物の完
全な分離は、達成されなかった。より少ない極性生成物のみを含有する分画によ
り固形物を得、これを、ヘキサンと共にこねて純粋なエチル[R−(R”、S”
)]−1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−a、a−ジフルオ
ロ−β−ヒドロキシ−4−オフソー2−フゼチジンブロパノエートをm、p、9
1−93℃、[0] 20o−10,6’ (C1,13,CHCl:i)、U
max 3578.1747crrrlの白色結晶(5,179,31,5%)
として得た。MS (FAB): m/z 338. CuHzsF2NO4S
Iから算定した元素分析値: C,49,83; H,7,47; N、 4.
12. 測定値、 C,49,90; H。
7.28; N、 4.15゜
より多くの極性生成物のみを含有する分画により固形物を得、これを、ヘキサン
と共にこねて純粋なエチル[S−(s*、s″)]−1−[(1,1−ジメチル
エチル)ジメチルシリル]−a、a−ジフルオロ−β−ヒドロキシ−4−オフソ
ー2−フゼチジンブロパノエートをm、p、101−103℃、 [al ”o
−54,8°(C1,70,Cl−1c+31. un’+ax 3669.1
738cm−1の白色結晶(1,269,7,7%)としテ得た。MS (FA
B): m/z 338. C14H25F2NO4Siカラ算定しり元素分析
値。
C,49,83; H,7,47; N、 4.12. 測定[: C,49,
93; H,7,39; N、 4.15゜B、 [日−(R”、S”)]−]
a、a−ジフルオローβ−ヒドロキシ4−オフソー2−フゼチジンブロパノエー
ト
CH3CN (20ml)に溶解した[R−(R”、S”)]−]7−[(1,
1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−a、a−ジフルオロ−β−゛ヒト0キ
シー4−オクソー2−7ゼチジンブロバノエート(1,og、2.96ミリモル
)のO’Cの溶液に、HF/ピリジン(1ml)を加えた。0℃で40分間撹拌
した後、更なるHF/ピリジン(1ml)を加え、撹拌を更に30分間続けた。
混合物を820で希釈し、次いで、酢酸エチル(3X)で抽出した。合わせた酢
酸エチル抽出液を乾燥し、濃縮して[R−(R”、S”)]−]a、a−ジフル
オローβ−ヒドロキシ4−オフソー2−フゼチジンプロパノエートを淡いオレン
ジ色の油状物質(667m9.100%)として得た。IHNMR: 1.32
(t、 3H,J = 7.1Hz、 CH2Me)、 2.90(br d
、 I H,J = 15.0Hz、 CHCON)、 3.07 (ddd、
J = 1.5.4.9.15.0Hz、 CgCON)。
3.98 (e、 I H,CHCJ−12)、 4.09 (dj、 I H
,J = 5.0.18Hz、 CHCF2)、 4.33@(q、 2H,J
=
7.1Hz、 CH2Me)、 4.70 (br s、 IH,OH)、 6
.99 (br s、 IH,NH)。
C,[R−(R”、S”)]−1−[3−(4−オフソー2−フゼチジニル)−
2゜2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−1−オクソブロピル]ピロリジン[R−
(R”、S“)]−]a、a−ジフルオローβ−ヒドロキシ4−オフソー2−ア
ゼチジンプロパノエートをCH2C12(5ml)に溶解した。溶液を0℃に冷
却し、ピロリジン(0,5ml、6. 0ミリモル)を加えた。m、p、 10
4−106℃、[Q]20D+10.0’ (C2,08,CH2Q2)、 L
lmax 3416.1766、1646 Cm−1,MS (町:m/ Z
249 (M + H+)、 Cl0H14F2N203から算定した元素分析
値: C,48,39; H,5,68; N、 11.29.測定値、 C,
4B、51 ; H,s、6a; N、 11 、C4゜D、 (2R−シス)
−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−N−[2−[1,1−ジ
フルオロ−2−オフソー2−(1−ピロリジニル)エチルコテトラヒドロ−5−
オクンー3−フラニル]−L−7ラニンイミドCH2Cl2 (4ml)に溶解
した[R−(Fl”、S”) ]−1−[3−(4−オフソー2−フゼチジニル
)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−1−オクソブロピル]ピロリジン(
158mg、0.637ミリモル)およびトリエチルアミン(0,18m1.1
.29ミリモル)の25℃の溶液に、N−<タートブトキシカルボニル)−L−
7ラニン N−ヒドロキシスクシンイミドエステル(200m9.0.698ミ
リモル)を加えた。混合物を25℃で18時間撹拌し、次いで、濃縮して油状物
質を得た。これを、溶出液として3・1酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカ
ゲル上のクロマトグラフィーにかけた。(2R−シス)−N−[(1,1−ジメ
チルエトキシ)カルボニル]−N−[2−[1,1−ジフルオロ−2−オクソー
2−(1−ピロリジニル)エチルコテトラヒドロ−5−オクソー3−フラニル]
−L−7ラニンイミドのみを含有する分画により、[o]20o−45,9’
(C3jO3CH2Q2)、Ll max 3428.3324.1802.1
693.1650 Cm−’の油状物質(175mg、66%)を得た。MS
(FAB): m/z 420゜E、 (2R−シス)−N−[(1,1−ジメ
チルエトキシ)カルボニル]−L−バリル−N−[2−[1,1−ジフルオロ−
2−オフソー2−(1−ピロリジニル)エチルコテトラヒドロ−5−オフソー3
−ツラニル]−L−フラニンイミドCH2Ch(4ml)に溶解した(2R−シ
ス)−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−N−[2−[1,1
−ジフルオロ−2−オフ’/−2−(1−ピロリジニル)エチルコテトラヒトo
−5−オクソー3−フラニル]−L−7ラニンイミド(260mg、0.620
ミリモル)の水浴で冷却した溶液に、TFA (4ml)を徐々に加えた。その
結果できた混合物を、0°Cて2時間撹拌し、この時点で溶媒を蒸発させて油状
物質を得た。これをCH2Cl2に溶解し、溶液を水浴中で冷却した。ジイソプ
ロピルエチルアミン(0,20m1.115ミリモル)および80C−L−バリ
ン−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル(290mg、0.922ミリモル
)を連続して加えた。25℃で4時間撹拌した後、混合物を酢酸エチルで希釈し
、1NのHCIで洗浄した。水性洗浄物を酢酸エチルで抽出した。合わせた酢酸
エチル画分を飽和NaHCO3で洗浄し、乾燥し、濃縮して油状物質を得、これ
を、4:1の酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカゲル上のりOマドグラフィ
ーにかけた。(2R−シス)−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル
]−L−バリル−N−[2−[L 1−ジフルオロ−2−オフソー2−(1−ピ
ロリジニル)エチルコテトラヒドロ−5−オクソー3−フラニル]−L−7ラニ
ンイミドのみを含有する分画により、[a ] ]200−47.8’(c 1
.3B、 CHCl3)、 umax 3416.3326.1800.170
2 (sh)、 1695.1656 cm−1の油状物質(231m9.72
%)を得た。C27H37F2N407から算定した高分解能MS値−519,
2630゜測定値: 519.2620゜
F、 [R−(R”、S”)]−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニ
ル]−L−バリル−N−[3,3−ジフルオロ−2−ヒトOキシー4−オクソー
1− [2−オフソー2−(フェニルメトキシ)エチル]−4−(1−ピロリジ
ニル)フチル]−L−7ラニンイミド
MeOH(1,5m1)およびTHF (1,5m1)に溶解した(2R−シス
)−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−バリル−N−[2
−[1,1−ジフルオロ−2−オフソー2−(1−ピロリジニル)エチルコテト
ラヒドロ−5−オクソー3−フラニル]−L−7ラニンイミドを水浴中で0℃に
冷却し、1.31M(7)LiOH水溶液(0,25m1.0.33ミリモル)
を加えた。混合物は、TLC(シリカゲル、酢酸エチル溶出液)によって測定さ
れる出発材料の消失が完全になるまで、0℃で1時間、次いで20’Cで2時間
撹拌した。溶媒乾燥DMF (3ml) に溶解し、臭化ヘンシル(0,055
m1.0.46ミIJモル)を加えた。室温で4.5時間撹拌した後、溶液を水
に注ぎ入れ、その結果できた混合物を酢酸エチル(3x)で抽出した。合わせた
酢酸エチル抽出物の乾燥および蒸発により、淡黄色の油状物質を得た。これを、
4:1の酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカゲル上のり0マドグラフイーに
かけ、[R−(R”。
S”)]−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−バリル−N
−[3,3−ジフルオロ−2−ヒドロキシー4−オクソー1−[2−オフソー2
−(フェニルメトキシ)エチル]−4−(1−ピロリジニル)ブチル]−L−7
ラニンイミドを[G ] 20D−23,B°(c 1.14. CHCl3)
、 umax3423.172B (sh)、 1708 (sh)、 1U4
9 cm−IO)清澄な油状物質(135m9.71%)として得起。C+oH
4sF2N40aから算定した高分解能MS値、 627.3208゜測定値、
627.3151゜G、 [S]−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カル
ボニル]−L−バリル−N−[3,3−ジフルオロ−2,4−ジオクツ−1−[
2−オフソー2−(フェニルメトキシ)エチル]−4−(1−ピロリジニル)ブ
チル]−L−7ラニンイミド
CH2CI2 (5ml)に溶解した[R−(R”、S”)]−N−[(1,1
−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−バリル−N−[3,3−ジフルオロ−
2−ヒドロキシー4−オフソー1−[2−オフソー2−(フェニルメトキシ)エ
チル]−4−(1−ピロリジニル)ブチル]−L−7ラニンイミド(129mg
、0.206ミリモル)の20℃の溶液に、デス−マーチン試薬(1,1,1−
トリアセトキシ−1,1−ジヒドO−1,2−ペンズヨードキソル−3(IH)
−オン)(320mg、0.75ミリモル)を加えた。その結果できた不均質な
混合物を20℃で5時間撹拌し、次いで、酢酸エチルおよび、飽和NaHCO3
溶液(10ml)に溶解したチオ硫酸ナトリウム(1,29)の溶液を加えるこ
とにより反応停止させた。約15分間撹拌し全固形物が溶解した時点で、水性層
を分離し、酢酸エチルで抽出した。
合わせた酢酸エチル層を乾燥し、蒸発させて[5]−N−[(1,1−ジメチル
エトキシ)カルボニル]−L−バリル−N−[3,3−ジフルオロ−2,4−ジ
オクツ−1−[2−オフソー2−(フェニルメトキシ)エチル]−4−(1−ピ
ロリジニル)ブチル]−L−7ラニンイミドを清澄な油状物質(126m9.9
8%)として得た。11−INMRによる純度が高かったことから、この材料を
直接次の工程に用いた。IHNMR: 0.87 (d、 3H,J = 6.
8Hz、 CHMe)、 0.93 (d、 3H,J = 6.8Hz。
NCHMe)、 1.33 (d、 3H,J = 7.0Hz、 NCHMe
)、 1.42 (s、 9H,t−Bu)、 1.81−Q.00
(m、 4H,2x CH2O−12N)、 2.10 (m、 IH,CHM
e2)、 2.97 (ABX m、 2H,αtα))。
NCHI−Pr)、 4.52 (m、 IH,NCHMe)、 5.09 (
AB d、 2 X IH,J = 12.2Hz、 PhbH2)。
5.15−5.28 (m、 2H,CHC)−12,BOCNH)、 6.8
2 (br d、 1H,J = 7.4Hz、 NH)、@7.30
−7.41 (m、 6H,Ph、 NH)、 c3oHa3F2N40eから
算定した高分解能MS (FAB)値、625.3051 、測定値・627.
306B。
H,[S]−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−バリル−
N−[3,3−ジフルオロ−2,4−ジオクツ−1−カルボキシメチル−4−(
1−ピロリジニル)ブチル]−L−7ラニンイミドEtOH(25ml)に溶解
した[S] −N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−バリル
−N−[3,3−ジフルオロ−2,4−ジオクツ−1−[2−オフソー2−(フ
ェニルメトキシ)エチル]−4−(1−ピロリジニル)ブチル]−L−7ラニン
イミド(124mg、0.198ミリモル)溶液に、炭に担持した10%Pdを
加えた。混合物を3気圧で5時間パーシェーカーを用いて水素化した。セライト
を介した濾過により触媒を除去した後、溶媒を蒸発させた。残分を、溶出液とし
て1 : 5 : 54AcOH/MeOH/CHCl3を用いたシリカゲル上
のりOマドグラフィーにかけて[S]−N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カ
ルボニル]−L−バリル−N−[3,3−ジフルオロ−2,4−ジオクツ−1−
カルボキシメチル−4−(1−ピロリジニル)ブチル]−L−アラニンイミドを
清澄な油状物質(103mg、97%)として得た。すmax 3422.18
12.16B4.1649 Cm−’、 C23)(37F2N4Ql (MH
”)から算定した高分解能MS (FAB)値=535.25131゜測定値、
535.2597゜
国際調査報告
、−一、、−一−= PCT/LIS 93103S[19フロントページの続
き
(51) Int、C1,’ 識別記号 庁内整理番号C07K 51083
I
Claims (14)
- 1.下記一般の化合物および薬学的に許されるその塩基塩;▲数式、化学式、表 等があります▼ 式中、A1は、L−Pro−NR1R2または−NR1R2であり(ここで、R 1およびR2は、水素、C1−C6アルキルおよびベンジルから成る群から独立 に選ばれるか又は、R1およびR2は、それらが結合した窒素と共に、nが2か ら6の整数であるところの ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ を形成する); A2は、L−His、 L−Cys、L−Cys(Me)、L−Phe、L−Phe−R3、L−Val 、L−Ala、L−Ile、L−LeuおよびL−Tyrから成る群から選ばれ ; A3は、L−Val、L−Leu、L−Ile、L−Tyr、L−Pheおよび L−Phe−R3から成る群から選ばれ;A4は、共有結合、L−Phe、L− Phe−R3、L−TyrおよびL−Leuから成る群から選ばれ; (ここで、R3は、フェニルアラニンの芳香族環に結合し、各々、C1−C6ア ルキル、C1−C6アルコキシ、ベンジル、フルオロ、トリフルオロメチルおよ びクロロから成る群から選ばれる); Q1は、t−ブトキシカルボニル、ベンジロキシカルボニル、R4C0およびフ ェニルカルボニル(ここで、R4は、水素、C1−C6アルキルまたはベンジル である)から成る群から選ばれる。
- 2.A1が−NR1R2であり、A4が共有結合またはL−Tyrであるところ の、請求項1に記載の化合物または薬学的に許されるその塩基塩。
- 3.A2がL−Phe、L−Val、L−Ala、L−IleまたはL−Leu であるところの、請求項2に記載の化合物または薬学的に許されるその塩基塩。
- 4.A2がL−Alaであり、A3がL−Valであるところの、請求項3に記 載の化合物または薬学的に許されるその塩基塩。
- 5.Q1がt−ブトキシカルボニルであるところの、請求項4に記載の化合物ま たは薬学的に許されるその塩基塩。
- 6.R1およびR2が、共に ▲数式、化学式、表等があります▼ を形成する) A2は、L−His、L−Cys、L−Cys(Me)、L−Phe、L−Ph e−R3、L−Val、L−Ala、L−lle、L−LeuおよびL−Tyr から成る群から選ばれ;を形成するところの、請求項5に記載の化合物または薬 学的に許されるその塩基塩。
- 7.A4がL−Tyrであるところの、請求項6に記載の化合物または薬学的に 許されるその塩基塩。
- 8.A4が共有結合であるところの、請求項6に記載の化合物または薬学的に許 されるその塩基塩。
- 9.下記一般式の化合物; ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、A1は、L−Pro−NR1R2または−NR1R2であり(ここで、R 1およびR2は、水素、C1−C6アルキルおよびベンジルから成る群から独立 に選ばれるか又は、R1およびR2は、それらが結合した窒素と共に、nが2か ら6の整数であるところの ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ を形成する); A2は、L−His、L−Cys、L−Cys(Me)、L−Phe、L−Ph e−R3、L−Val、L−Ala、L−Ile、L−LeuおよびL−Tyr から成る群から選ばれ; (ここで、R3は、フェニルアラニンの芳香族環に結合し、C1−C6アルキル 、C1−C6アルコキシ、ベンジル、フルオロ、トリフルオロメチルおよびクロ ロから成る群から選ばれる)。
- 10.下記一般式の化合物; ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、A1は、L−Pro−NR1R2または−NR1R2であり(ここで、R 1およびR2は、水素、C1−C6アルキルおよびベンジルから成る群から独立 に選ばれるか又は、R1およびR2は、それらが結合した窒素と共に、nが2か ら6の整数であるところの ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼A2は、L−His、L−Cys、L−Cy S(Me)、L−Phe、L−Phe−R3、L−Val、L−Ala、L−I le、L−LeuおよびL−Tyrから成る群から選ばれ; A3は、L−Val、L−Leu、L−Ile、L−Tyr、L−Pheおよび L−Phe−R3から成る群から選ばれ;A4は、共有結合、L−Phe、L− Phe−R3、L−TyrおよびL−Leuから成る群から選ばれ; (ここで、R3は、フェニルアラニンの芳香族環に結合し、各々、C1−C6ア ルキル、C1−C6アルコキシ、ベンジル、フルオロ、トリフルオロメチルおよ びクロロから成る群から選はれる); Q1は、t−ブトキシカルボニル、ベンジロキシカルボニル、R4COおよびフ ェニルカルボエル(ここで、R4は、水素、C1−C6アルキルまたはベンジル である)から成る群から選ばれる。
- 11.下記一般式の化合物; ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、A1は、L−Pro−NR1R2または−NR1R2であり(ここで、R 1およびR2は、水素、C1−C6アルキルおよびベンジルから成る群から独立 に選ばれるか又は、R1およびR2は、それらが結合した窒素と共に、nが2か ら6の整数であるところの ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ を形成する); A2は、L−His、L−Cys、L−Cys(Me)、L−Phe、L−Ph e−R3、L−Val、L−Ala、L−Ile、L−LeuおよびL−Tyr から成る群から選ばれ; A3は、L−Val、L−Leu、L−Ile、L−Tyr、L−Pheおよび L−Phe−R3から成る群から選ばれ;A4は、共有結合、L−Phe、L− Ph8−R3、L−TyrおよびL−Leuから成る群から選はれれ; (ここで、R3は、フェニルアラニンの芳香族環に結合し、各々、C1−C6ア ルキル、C1−C6アルコキシ、ベンジル、フルオロ、トリフルオロメチルおよ びクロロから成る群から選ばれる); Q1は、t−ブトキシカルボニル、ベンジロキシカルボニル、R4C0およびフ ェニルカルボニル(ここで、R4は、水素、C1−C6アルキルまたはベンジル である)から成る群から選ばれる。
- 12.一定量の請求項1に記載の化合物または薬学的に許されるその塩基塩およ び、薬学的に許される希釈剤もしくは担体から成ることを特徴とする医薬組成物 。
- 13.それを必要とする哺乳類におけるインターロイキン1β変換酵素(ICE )を阻害する方法であって、当該哺乳類にインターロイキン16変換酵素を阻害 する量の請求項1に記載の化合物または薬学的に許されるその塩基塩を投与する ことを特徴とする、前記方法。
- 14.哺乳類における炎症症状を治療する方法であって、当該哺乳類に消炎量の 請求項1に記載の化合物または薬学的に許されるその塩基塩を投与することから 成る、前記方法。
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