JPH0750439Y2 - シャワーホース用水受タンク - Google Patents

シャワーホース用水受タンク

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JPH0750439Y2
JPH0750439Y2 JP3563790U JP3563790U JPH0750439Y2 JP H0750439 Y2 JPH0750439 Y2 JP H0750439Y2 JP 3563790 U JP3563790 U JP 3563790U JP 3563790 U JP3563790 U JP 3563790U JP H0750439 Y2 JPH0750439 Y2 JP H0750439Y2
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JP
Japan
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tank
shower hose
support member
water receiving
water
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JP3563790U
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English (en)
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JPH03125866U (ja
Inventor
潤介 亀井
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、シャワーホース用水受タンクに関する。
(従来技術) 従来のシャワーホース用水受タンクを第8図及び第9図
を参照して説明する。
第8図において、壁面Wには洗面及び洗髪用のカウンタ
ーAが固定されている。カウンターAには洗面器Bが設
けられており、又、この洗面器Bよりも壁面W側の部位
にはシャワーヘッドCがシャワーホースDとともに上方
に抜き出し可能に取り付けられている。シャワーホース
DはカウンターAの下方にU字型に垂れ下がっており、
シャワーヘッドCと反対側の端部はカウンターAに取り
付けられた図示しない混合水栓に接続されている。
カウンターAの下方の壁面Wには上面が開放した水受タ
ンクEが第9図に示すようにビスF,Fによって固定され
ており、水受タンクE内には同第9図に示したようにシ
ャワーホースDの下部が収容されている。従って、シャ
ワーヘッドCからシャワーホースDを伝わって落下する
水滴は水受タンクE内に落下し、床面Gを濡らさないよ
うになっている。又、水受タンクEの下部には水抜栓H
が設けられており、水受タンクE内に溜まった水をホー
スを介して外部に排出可能となっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の水受タンクEは以下の欠点を
有する。
水受タンクE内に水が溜まる毎に水抜栓Hにホース等
をつないで排出せねばならないため水抜きに手間がかか
り、水抜き作業が面倒である。
水受タンクEはシャワーホースDの真下に位置させね
ばならないが、水受タンクEは壁面Wに直接固定される
ため、シャワーホースDと壁面Wとの間の距離が異なる
カウンター或いは化粧台には適用できない。
水受タンクEの取付高さは一定であるため、シャワー
ホースDの垂れ下がり寸法や混合水栓の設置高さが異な
るカウンター或いは化粧台には適用できない。
(課題を解決するための手段) 上記従来技術の課題を解決するため本考案のシャワーホ
ース用水受タンクは、壁面等に取り付けられる支持部材
と、該支持部材に対し着脱自在かつ水平方向の位置調節
可能に取り付けられるタンク本体とを有して構成され
る。
(作用) 本考案において、タンク本体は支持部材に対し水平方向
の位置調節可能に取り付けられるので、タンク本体の水
平位置をシャワーホースの位置に応じて任意に設定でき
る。
さらに、タンク本体は支持部材に対し着脱自在となって
いるので、水が溜まればタンク本体を支持部材から外し
て捨てに行くことができる。
(実施例) 次にこの考案の実施例を添付の図面を参照して説明す
る。
先ず、本考案の第1実施例を第1図を参照して説明す
る。
第1図に示したシャワーホース用水受タンクは上記従来
例と同様なカウンターAのシャワーホースDの水受けに
用いられるもので、壁面Wに取り付けられる支持部材1
と、タンク本体2とからなっている。
支持部材1は両側部にそれぞれ3つの上下方向の長穴3
〜3を備えた基部1aと、基部1aの両側端に直角方向で一
体形成された一対のアーム部1bとを有している。長穴3
〜3は壁面Wへの固定用のビスF,Fを挿通するためのも
ので、長穴3〜3の選択と、上下方向の固定位置を調節
することで、支持部材1の壁面Wに対する幅方向及び高
さ方向の位置を調節できるようになっている。又、各ア
ーム部1bの上部に長さ方向等間隔で3つの凹部4〜4が
設けられている。
タンク本体2は平面視四角形で上部開放状をなしてお
り、その幅方向寸法は上記支持部材1の各アーム部1b間
に丁度入り込む寸法に設定されている。タンク本体2の
上端周縁部には水平方向の張出部2aが一体形成されてい
る。この張出部2aの両側部2a1,2a1はアーム部1b上に載
置され、これによってタンク本体2が支持部材1に対し
支持される。又、各両側部2a1にはアーム部1bの各凹部
4に嵌合する下向きの凸部5が設けられており、凸部5
を任意の凹部4〜4に嵌合することで、タンク本体2の
支持部材1に対する壁面Wに直角方向の位置を任意に設
定できる。さらにタンク本体2の前後面には取手6(図
は前面のもののみを示す)が設けられている。
本実施例のシャワーホース用水受タンクでは、支持部材
1は長穴3〜3により壁面Wに対し高さ調節可能に取り
付けられるので、これに支持されるタンク本体2の高さ
をシャワーホースDの垂れ下がり寸法や混合水栓の設定
高さに応じて任意に設定できる。又、支持部材1は長穴
3〜3の選択により壁面Wに対する幅方向の位置を調節
でき、又、タンク本体2は凸部5をアーム部1bの任意の
凹部4〜4に嵌合することで支持部材1に対する前後方
向の位置を調節でき、従って、シャワーホースDの位置
に応じてタンク本体2を任意の水平方向位置に調節でき
る。さらにタンク本体2は支持部材1から容易しに取り
外すことができ、水が溜まれば使用者は取手6を手に持
ってタンク本体2を容易に持ち運んで水を捨てることが
できる。
次に上記第1実施例の変型例を以下第2〜第5実施例と
して説明する。
先ず、第2実施例を第2図を参照して説明すると、本実
施例の支持部材11は上記第1実施例と同様な長穴3〜3
を備えた基部11aと、タンク本体12の下面を支持する底
板11bと、基部11aの上端から前方に張り出したコの字状
の針金からなる支持枠11cとからなっている。支持枠11c
は底板11bの対応する各辺の上方向に位置しており、こ
の支持枠11cにより囲まれた空間13の前後方向の寸法は
タンク本体12の前後方向の寸法よりも長く設定されてい
る。
又、本実施例のタンク本体12は上記第1実施例のタンク
本体2のような張出部2aを有さない単純な形状のもので
あり、先に述べた空間13との前後方向の寸法関係より、
底板11bに対する前後方向位置を調節可能となってい
る。
次に本考案の第3実施例を第3図を参照して説明する。
第3図に示した支持部材21は上記第1実施例のタンク本
体2の支持に利用されるもので、上記第1実施例と同様
な長穴3〜3を備えた基部21aと、針金により形成され
たフレーム21bとからなっている。フレーム21bは基部21
aの上下端に固着された閉ループ状をなしており、幅方
向両側は前方に折曲げられてタンク本体2を支持するア
ーム21c,21cを形成している。各アーム21cの上部には前
後方向に間隔を置いて上記第1実施例の凹部4に対応す
る下向きの湾曲部24が2ケ所に形成されている。
次に本考案の第4実施例を第4図を参照して説明する。
本実施例の支持部材31も上記第1実施例のタンク本体2
の支持に利用されるもので、長穴3〜3を備えた基部31
aと、基部31aの両側部下面より前方に突出する一対の水
平なアーム部31bとからなっている。各アーム部31bには
上記第1実施例の凹部4〜4に対応する下向きの湾曲部
34〜34が形成されている。
次に本考案の第5実施例を第5図を参照して説明する。
本実施例の支持部材41及びタンク本体42は基本構造は上
記第1実施例の支持部材1及びタンク本体2と同様であ
り、同様な部位には同一符号を付して説明を省略する。
本実施例の支持部材41のアーム部1bの上部には前後方向
等間隔で上下方向の切欠部44〜44が4ケ所に設けられて
いる。一方、タンク本体42の張出部2aの側部2a1の下面
には各切欠部44に係合する下向きの突起45が一体形成さ
れている。
上記第2〜第5実施例の作用は上記第1実施例と基本的
に同様であるが、第2実施例のものではタンク本体12の
構造が簡単で済む点、第3実施例及び第4実施例のもの
では支持部材21,31の構造が簡単となりまた軽量化され
る点、第5実施例のものでは切欠部44は短い距離で多数
形成できるためタンク本体42の前後方向位置の微調整が
可能である点においてそれぞれ利点を有している。
次に本考案の第6実施例を第6図及び第7図を参照して
説明する。
本実施例のシヤワーホース用水受タンクは第6図に示し
たタンク本体52が第7図に示したようにカウンターA1
対し壁面Wと直角方向で取り付けられるものである。つ
まり、第7図において、混合水栓のハンドルJとシャワ
ーヘッドCの支持位置とを結ぶ線は壁面に対し直角をな
しており、このため図示しないシャワーホースDの向き
も壁面に対し直角をなしている。
本実施例のタンク本体52は基本的な構造は第1実施例の
タンク本体2と同様であり、張出部52a及びこの両側部
に設けられた下向き凸部55を備えているが、上記の理由
により縦長に形成されており、これに対応して図示しな
い支持部材(支持部材としては第1実施例,第3実施例
及び第4実施例の支持部材1,21,31と同様な構造のもの
が利用できる。)の基部の幅は狭い寸法に、又、アーム
部の寸法は長い寸法にそれぞれ設定される。
尚、以上の実施例における凹部4〜4,湾曲部24〜24,34
〜34及び切欠部44〜44の数は図示した数に限らず適数形
成できる。
又、支持部材に対するタンク本体の前後の位置決めは凹
凸による嵌合のみならず、例えばネジ(使用者が手で操
作できるものが好ましい)による固定を利用しても良
い。
(考案の効果) 本考案のシャワーホース用水受タンクは、タンク本体の
水平方向の位置を調節できるので、様々な仕様の洗髪カ
ウンター或いは化粧台への取り付けに対応でき、汎用性
が有る利点を有する。
又、タンク本体に溜まった水はタンク本体を支持部材か
ら外して運んで捨てることができるので、水捨て作業を
簡単に行なうことができる利点を有する。
さらにタンク本体が上記のように位置調節可能であるこ
とからタンク本体の大きさはシャワーホースが入る最小
限のサイズで済み、このためスペース上有利となるに加
えて意匠上の利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は第1実施例によるシャワーホース用水受タンクの斜視
図、第2図は第2実施例によるシャワーホース用水受タ
ンクの支持部材の斜視図で、タンク本体を想像線で示し
た図、第3図及び第4図はそれぞれ第3実施例及び第4
実施例によるシャワーホース用水受タンクの支持部材の
斜視図、第5図は第5実施例によるシャワーホース用水
受タンクの要部分解斜視図、第6図は第6実施例による
シャワーホース用水受タンクの斜視図、第7図は第6図
に示したタンク本体の取付状態を示す洗髪カウンターの
概略平面図、第8図及び第9図は従来例を示すもので、
第8図は洗髪カウンターの部分断面側面図、第9図は第
8図に示した水受タンクの斜視図である。 1,11,21,31,41…支持部材 2,12,42,52…タンク本体 3…長穴 4…凹部 5,55…凸部 24,34…湾曲部 44…切欠部 45…突起 D…シャワーホース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面等に取り付けられる支持部材と、該支
    持部材に対し着脱自在かつ水平方向の位置調節可能に取
    り付けられるタンク本体とを有することを特徴とするシ
    ャワーホース用水受タンク。
JP3563790U 1990-04-02 1990-04-02 シャワーホース用水受タンク Expired - Lifetime JPH0750439Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3563790U JPH0750439Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 シャワーホース用水受タンク

Applications Claiming Priority (1)

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JP3563790U JPH0750439Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 シャワーホース用水受タンク

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Publication Number Publication Date
JPH03125866U JPH03125866U (ja) 1991-12-19
JPH0750439Y2 true JPH0750439Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31541166

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3563790U Expired - Lifetime JPH0750439Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 シャワーホース用水受タンク

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JP4527504B2 (ja) * 2004-11-18 2010-08-18 株式会社Inax 水栓

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