JP2736623B2 - 椅子として使用できる風呂蓋 - Google Patents

椅子として使用できる風呂蓋

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JP2736623B2
JP2736623B2 JP7207606A JP20760695A JP2736623B2 JP 2736623 B2 JP2736623 B2 JP 2736623B2 JP 7207606 A JP7207606 A JP 7207606A JP 20760695 A JP20760695 A JP 20760695A JP 2736623 B2 JP2736623 B2 JP 2736623B2
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bath lid
bath
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健司 高原
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Emoto Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴時、壁に固定
することにより椅子の機能を発揮できる椅子として使用
できる風呂蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。従来の風呂蓋は蓋の機能以外
に何もなく、入浴時は壁などに立て掛けて置くだけのも
のだった。特に、シャッタータイプのものは蓋の機能以
外何もなく、かさばるので、置き場にも苦労し、洗い場
をただ広く無駄に使うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.蓋の機能しかない。 2.浴槽使用時には置き場に苦労する。パネルタイプの
蓋は壁に立て掛けるが、滑って倒れる場合があった。何
れの場合も平面に置く場合、浴槽上縁面に置くと入浴し
づらくなり、洗い場に置くと蓋が汚れるほか、洗い場と
しての必要スペースがなくなる。本願は、従来の技術の
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、上述の問題を解決できるものを
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本願のものは、浴槽の上面開口部に載せる椅子兼用風呂
蓋2と、浴室の壁に固着する風呂蓋フック3とから構成
され、椅子兼用風呂蓋2は、浴槽6の上面開口部に載置
された平面方形に構成された蓋を兼ねた基盤2Aと、こ
の基盤の上面には正面から見て分厚い板状の把手兼座板
部2Bが、当該把手兼座板部2Bの左右面2B1,2B
1がそれぞれ左右方向に向く状態で上方に向け突設さ
れ、風呂蓋フック3は、正面方形の板部3Aと、この板
部3Aの上下縁には、椅子兼用風呂蓋2を把手兼座板部
2Bの左右面2B1,2B1がそれぞれ上下方向に向く
状態で装着した時、当該椅子兼用風呂蓋2の基盤を挟持
するレール3Bが添着されている椅子として使用できる
風呂蓋である。このほか、下記のようにすることができ
る。 1.把手兼座板部2Bの左右面2B1,2B1における
一方面あるいは双方面には尻が当接する緩やかな尻用く
ぼみ2D、石けんなどを入れる石けん用くぼみ2Eを設
ける。 2.把手兼座板部2Bの縁部には平面U字状に切欠いた
シャワーヘッドの係止部2Fを設ける。 3.風呂蓋フック3Cは、コの字の断面を有する樹脂製
または金属製等の型材を切断し正面上向きコ字状に連結
して、下部枠3C1の両端に左右縦枠3C2を連設し、
下部枠3C1には水抜き孔3C11を最低1個所以上設
ける。 4.風呂蓋フック3Dは、正面方形の板部3D1の下辺
と左右辺に下部枠3D2と、左右縦枠3D3を連設し、
下部枠3D2には水抜き孔3D21を最低1個所以上設
ける。
【0005】
【発明の実施の形態】実施例について図面を参照して説
明する。1は本発明の椅子として使用できる風呂蓋で、
椅子兼用風呂蓋2、風呂蓋フック3と、必要に応じて使
用される補助風呂蓋4から構成されている。5は浴室、
5Aは浴室の壁、6は浴槽、7は洗い場をそれぞれ示
し、公知のものである。椅子兼用風呂蓋2は、浴槽6の
上面開口部に載置された平面方形に構成された蓋を兼ね
た基盤2Aと、この基盤の上面には正面から見て分厚い
板状の把手兼座板部2Bが、当該把手兼座板部2Bの左
右面2B1,2B1がそれぞれ左右方向に向く状態で上
方に向け突設されている。なお、この把手兼座板部2B
については、一枚の板状に構成しても、図3のごとく、
一枚の板に左右板2C1、天板2C2、前後板2C3を
連設し内部が中空状態で上方に突出させた凸部として構
成してもよい。風呂蓋フック3は、正面方形の板部3A
と、この板部3Aの上下縁には、椅子兼用風呂蓋2を把
手兼座板部2Bの左右面2B1,2B1がそれぞれ上下
方向に向く状態で装着した時、当該椅子兼用風呂蓋2の
上下辺を挟持するレール3Bが添着されている。この風
呂蓋フック3は、浴室の壁5Aにおける所望する位置に
強固に固定されている。補助風呂蓋4は、公知のものを
所望する寸法に裁断して構成されている。
【0006】
【実施例】さらに下記のように構成することで良好な結
果を得ることができた。 1.把手兼座板部2Bの左右面2B1,2B1における
一方面あるいは双方面には尻が当接する緩やかな尻用く
ぼみ2D、石けんなどを入れる石けん用くぼみ2Eを設
けることができる。 2.把手兼座板部2Bの縁部に平面U字状に切欠いたシ
ャワーヘッドの係止部2Fを設けることができる。 3.風呂蓋フック3は下記のように構成した風呂蓋フッ
ク3C,3Dとすることもできる。 A.風呂蓋フック3Cは、コの字の断面を有する樹脂製
または金属製等の型材を切断し正面上向きコ字状に連結
して、下部枠3C1の両端に左右縦枠3C2が連設され
ている。この場合、下部枠3C1には水抜き孔3C11
が最低1個所以上設けられている。 B.風呂蓋フック3Dは、正面方形の板部3D1の下辺
と左右辺に下部枠3D2と、左右縦枠3D3が連設され
ている。(これは射出成形、真空成形、吹込み成形等に
より一体成形品としたものとなる。) この場合、下部枠3D2には水抜き孔3D21が最低1
個所以上設けられている。
【0007】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.風呂蓋として使用する場合 図1のごとく、浴槽の開口部に椅子兼用風呂蓋2を被せ
る。この場合、必要に応じて補助風呂蓋4を使用するこ
とができる。椅子兼用風呂蓋2には把手兼座板部2Bが
突設されているから、この部分を支持することができる
ので、椅子兼用風呂蓋の取扱が便利である。 2.椅子として使用する場合 図2のごとく、入浴時に際して、浴槽上面から外した椅
子兼用風呂蓋2を、風呂蓋フック3に装着係止すること
により、把手兼座板部2Bは腰掛になり、腰掛けての体
を洗う動作や、シャワー浴などを楽に行うことができ
る。 3.椅子を別に用意したりする場合に比較し、無駄は空
間及び費用を必要としない。 4.風呂蓋フック3C,3Dにあっては、椅子兼用風呂
蓋2の基盤が挟持されるから、当該椅子兼用風呂蓋を確
実に保持することができる。また、下部枠には水抜き孔
が最低1個所以上設けられているから、結露、水、飛散
した湯水が溜るのを防ぐことができる。以上から明らか
なように、本発明のものは蓋の収納と椅子の必要性を同
時に満足させる極めて有用な発明と云うべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】風呂蓋として使用する状態の斜視図である。
【図2】椅子として使用する状態の斜視図である。
【図3】椅子兼用風呂蓋の一部を切欠いた斜視図であ
る。
【図4】椅子兼用風呂蓋の他の実施例の斜視図である。
【図5】風呂蓋フックの他の実施例の斜視図である。
【図6】風呂蓋フックの他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 椅子として使用できる風呂蓋 2 椅子兼用風呂蓋 3 風呂蓋フック 4 補助風呂蓋

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の上面開口部に載せる椅子兼用風呂
    蓋(2)と、浴室の壁に固着する風呂蓋フック(3)と
    から構成され、椅子兼用風呂蓋(2)は、浴槽(6)の
    上面開口部に載置された平面方形に構成された蓋を兼ね
    た基盤(2A)と、この基盤の上面には正面から見て分
    厚い板状の把手兼座板部(2B)が、当該把手兼座板部
    (2B)の左右面(2B1,2B1)がそれぞれ左右方
    向に向く状態で上方に向け突設され、風呂蓋フック
    (3)は、正面方形の板部(3A)と、この板部(3
    A)の上下縁には、椅子兼用風呂蓋(2)を把手兼座板
    部(2B)の左右面(2B1,2B1)がそれぞれ上下
    方向に向く状態で装着した時、当該椅子兼用風呂蓋
    (2)の基盤を挟持するレール(3B)が添着されてい
    ることを特徴とする椅子として使用できる風呂蓋。
  2. 【請求項2】 把手兼座板部(2B)の左右面(2B
    1,2B1)における一方面あるいは双方面には尻が当
    接する緩やかな尻用くぼみ(2D)、石けんなどを入れ
    る石けん用くぼみ(2E)が設けられている請求項1記
    載の椅子として使用できる風呂蓋。
  3. 【請求項3】 把手兼座板部(2B)の縁部に平面U字
    状に切欠いたシャワーヘッドの係止部(2F)が設けら
    れている請求項1あるいは請求項2記載の椅子として使
    用できる風呂蓋。
  4. 【請求項4】 風呂蓋フック(3C)は、コの字の断面
    を有する樹脂製または金属製等の型材を切断し正面上向
    きコ字状に連結して、下部枠(3C1)の両端に左右縦
    枠(3C2)が連設され、下部枠(3C1)には水抜き
    孔(3C11)が最低1個所以上設けられている請求項
    1記載の椅子として使用できる風呂蓋。
  5. 【請求項5】 風呂蓋フック(3D)は、正面方形の板
    部(3D1)の下辺と左右辺に下部枠(3D2)と、左
    右縦枠(3D3)が連設され、下部枠(3D2)には水
    抜き孔(3D21)が最低1個所以上設けられている請
    求項1記載の椅子として使用できる風呂蓋。
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